Neko

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日曜日の話 [2007年12月07日(金)]

先週の日曜日、12月2日は、東京国立博物館で開催されていた《大徳川展》の最終日でした。

新聞購読契約の六ヶ月更新と引き換えにもらったタダ券を無駄にしてはいけないと考え、行ってきました。

休日の上野駅は、改札口をでるのも、一苦労するくらいの大混雑です。動物園や美術館、博物館など数多くの文化施設が集まる上野界隈は、老若男女問わずに多くのひとで満ち溢れています。

ひとでごった返す動物園へ向かうメインストリートを避け、改札前の横断歩道を渡り、すぐに右に折れます。それは寛永寺経由で東博に向かう裏道です。こちらの道は歩いているひとがあまりいないので、難無く目的地に到着しました。
ところが、東博に入ってから、びっくり

平成館の《大徳川展》に入場できるまでにかかる待ち時間が約80分と掲示されていました。

80分 

いろんなことがあたまのなかを錯綜します。せっかく手にした招待券を無駄にするのか 晴れているとはいえ、この寒空の下で80分も待つのか ほんとに80分もかかるのか もし80分以上かかったら、どうしよう

結局、へたれなわたしは《大徳川展》をあきらめ、本館や表慶館の展示を見ることにしました。

本館は、博物館の門をはいると、正面にそびえ立つ威風堂々とした建物です。

館内には、東博所蔵・保管の絵画、書、工芸品、武具、衣服など数数のお宝が展示されています。なかには、重文、国宝指定を受けている逸品も並べられています。

展示品を食い入るように見入っているひと、懸命にメモをとるひと、写真を撮るひと、思い思いに《もの》とそれに潜む《こころ》と語り合っていました。

わたしも興味を引いた品々をじっくりと眺め、静謐なひとときをすごしました




昨日もそうでしたが、今月は忘年会をいくつも抱えているため、ブログ活動を完全休業する日が多いです。コメントへのお返事が遅れたり、みなさまのブログにお邪魔する回数が減ったり、なにかとご迷惑をおかけしますが、どうかお許しくださいますようよろしくお願いいたします。