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★コメント★ありがとうございます!
命日。 [2008年11月12日(水)]






今日は悲しく長い話なので、追記します



皆様、こんばんは



我が家のカミーユが天国に召されて、1年が経ちました。

当時は、大き過ぎる喪失感になかなか立ち直れず、ブログからも完全に離れて、毎日泣いて暮らしていました
皆様には、お休み中はご心配いただき、復活の際はあたたかい励ましをいただき、本当にありがとうございました

今はご存知の通り、新しい家族承太郎とも出会い、明るく暮らすことができています。
しかし、1日たりともカミーユを忘れた日はありません。
毎朝冥福を祈ることが、日課となっています


カミーユが亡くなったときのことを皆様に聞いていただきたいと思いつつ、いざとなると手が震えて、文章として書くことができませんでした
今でも恐る恐る書いていますが(支離滅裂になったら申し訳ございません)皆様に、特に猫ちゃんと暮らしてらっしゃる方に聞いていただけたら、と思います。
どうぞよろしくお願いいたします



その日の朝、は当日正午の締切を抱え、徹夜して迎えました。
カミーユにを食べさせて、引き続き隣室で必死に仕事をし、なんとか締切前に提出することができました

はほっとしながら、カミーユの前で食べました。
そのときのカミーユはいたっていつも通りで、のご飯を欲しがって鳴いてみたり。
食後「ちょっと遊ぼうかな」と思いましたが、徹夜明けということもあり、「ちょっと待っててね。後で遊ぼう」と言って階下に降りました。
聞き分けてくれたのか、黙ってを見送るカミーユ。
それが、最後になってしまいました。

夕方、「カミーユ〜」と言いながらリビングに入ると、何の物音もしません。
いつもだったら、必ず鳴くのに。
ケージを見ると姿が見えなかったので、「トイレ中なの?」なんて言いながら、心臓が妙な動悸を起こした感じがしました。
慌てて駆け寄ると、トイレの脇にカミーユは横たわっていました。
鼻血と吐血の跡がありました。

主人に泣きながら電話し、その後何時間も泣き続け、翌日もその翌日もその翌日も……しばらく涙なしの生活はできませんでした
同じ屋根の下にいたのに何も気づかず、呑気に眠ってしまった自分をひどく後悔しました。
「どうして気づいてくれなかったの?」とカミーユだって思っているんじゃないかと考えてしまい、ひたすら謝る日々。
しかし時間が経ち、いろんなことが見えてくると、カミーユはへのショックを最小限にしてくれたんじゃないかと思えてきました。


───猫フィラリア。
の実家にワンコがいたのでワンちゃんのフィラリアは知っていましたが、猫ちゃんにもフィラリアがあることはまったく知りませんでした。
以前お世話になった獣医さんにお電話して、亡くなったときの状況をお話しました。
「正式に解剖したわけではないので、断言できませんが」と言われた病名が、猫フィラリアでした。

カミーユを保護したとき、猫エイズなどの検査はしましたが、一般的な検査ではまずわからないそうです。
発見されにくく、健康な猫が突然死んだように見えるため、「突然死」と診断されることが多い猫フィラリア。
心臓に寄生したフィラリアが、2〜3年で死ぬときに一挙に毒素を出すため、血流に乗って毒が全身に回り、耐えきれずに亡くなるとのお話。
完全室内飼いだったので「野良だった頃に、既に寄生されていた可能性が高い」とのことでした。
(室内飼いでも100%防げるものではありません
室内に侵入した蚊から感染する場合もありますから、我が家では虫コナーズをベランダに下げ、ペット用の虫除けを置いてます)

犬フィラリアが多い地域、屋外に行く猫ちゃんは感染の危険性が高まりますので、ぜひ猫フィラリアのことを一度お考え下さい。
予防薬もあるそうなので、獣医さんにご相談されることをお勧めします


猫フィラリアの話をにすると、「じゃあカミーユは、苦しがるところをに見せずに逝ったんだろうね」と言いました。
ブログでも時折書いていましたが、カミーユは驚くほど聞きわけがよく(食事以外)、初めて猫ちゃんと暮らす我が家はずいぶん助かりました。
の言葉が本当のように思えたものの、心のどこかで「カミーユはのことを怒ってないだろうか?」と思っていました。

それから10日ほど経った頃、ベッドでうつらうつらしていると、パフッと顔にやわらかなものがのっかかった感覚が。
寒くない時季に一緒にお昼寝すると、の顔に半分乗る形で眠っていたカミーユ。
そのときとまったく同じ感覚に、「カミーユ!!」と飛び起きて。
ハッキリとした感覚が残る顔を押さえて、またしばらく泣き続けてしまいました。
カミーユを失った悲しみがほとんどですが、まだ私を慕ってくれていることを感じた嬉しさもありました。



話がまとまらずに長くなってしまい、申し訳ございません
結局感情が高まって、うまくまとめきれませんでした。
ここまでおつきあい下さった方、本当にありがとうございます

またカミーユの話をさせていただくかと思いますが、そのときも見守っていただけると幸いです。




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コメント
りんごのみつさん、こんにちは

長く、とりとめがなくなってしまいましたが
読んで下さって、ありがとうございます

我が家は子どもはいませんが、カミーユと
暮らしていて「子どもがいたら、こんな愛しいの
だろうな」なんて考えたことがありました。
それだけに、一緒に暮らしていた者の喪失感に
潰れそうになってしまいました
最初は私が悲しんで心配だったと思いますが
今はきっとあちらの世界で待ってくれてると
また会う日まで、大事に日々を過ごしていきたいと
思います

りんごのみつさん、本当にありがとうございます
Posted by:りんごのみつ様へ。  at 2008年11月20日(木) 15:43

こんばんは

いっしょにくらしているは家族同然というより、家族そのものですから、亡くなったときの喪失感はとても大きいものですよね。
わたしは、さきに亡くなったたちは、わたしのことを《あの世》で待っていてくれていると考えています。そのときが来たときには、さきにいってまっていてくれたさまざまなひとや動物たちと再会できると考えています。そして、そのときまではせいいっぱい生きるのが残されたもののつとめだと思います。

カミーユちゃんもきっと待っていてくれるはずです。


Posted by:りんごのみつ  at 2008年11月18日(火) 23:16

mikarindaさん、こんばんは
またお会いできる日を楽しみにしております

長くなって焦点がわかりづらい文章を読んで下さり
ありがとうございます

突然すぎて、当時はなかなか受け入れることが
できませんでしたが、その突然が既に運命だった
のでしょうね
カミーユが私を頼ってきてくれたことに
運命を感じたのですから、突然亡くなったことも
受け止めたいと思います

猫フィラリア認知度が低く、獣医さんもまだそんなに
重視していない印象を受けました。
(ワクチンに入っていないあたり)
近頃はネットに情報が出ているようなので、
ぜひ調べてみて下さい

mikarindaさん、本当にありがとうございます
Posted by:mikarinda様へ。  at 2008年11月18日(火) 23:13

こんばんは
ご無沙汰してます
先日は残念でした〜
今頃すみませんが、を飼っているものとして
やはり思うところあり・・・。
しーちゃん、とってもとっても辛い思いをしたのですね
読みながら、私も悲しかったです
でも、今でもこんなに想ってくれるしーちゃんのように優しい飼い主に出会えたカミーユちゃんは本当に幸せだったと思いますよ
どうか自分を責めないでくださいね。
人間も動物も持って生まれた運命があると思いますし、残念ですが、それが一番自然なことではないかと・・・。
こうやって一周忌にブログを書くことも大変だったと思いますが、しーちゃんが頑張って書いてくださったことをよく読んで、猫フィラリアには気をつけたいと思います
承太郎ちゃんにこれからも変わらぬ愛情を注いであげてくださいね
また、カミーユちゃんのこと、聞かせてくださいね
Posted by:mikarinda  at 2008年11月18日(火) 20:45

☆hina☆ちゃん、こんにちは

感情のままにまとめきれなかった記事を読んで
下さり、ありがとうございます

1年あっという間に経ちました。
この1年毎朝はもちろん、何かにつけカミーユに
思いを馳せて。
あまり悲しんでいたらカミーユを心配させると
思いつつ、つい涙ぐむこともあります
きっと見守ってくれているでしょうから、「もう
泣かないでよ〜」と思っているかもしれませんね。

☆hina☆ちゃんの、ご実家のちゃんを思う
気持ち、離れていても変わるものではありません
ちゃんも野を駆けて、☆hina☆ちゃんのことを
思っているのではないでしょうか

☆hina☆ちゃん、こちらこそありがとうございます
Posted by:☆hina☆様へ。  at 2008年11月18日(火) 13:16

ご無沙汰しております。

もう1年忌なのですね。
肌に触れることが出来なくても、寄り添うことができなくても、
しっかりしーちゃんの心の中に存在し続けていることを
カミーユ君は、今も喜んでいると思います。
そしてカミーユ君もそんなしーちゃんのことをしっかりと
見守ってくれてると思います。

私の実家の猫は外出しまくりで、しかも人間にして84歳くらいだとか。
体力、抵抗力ともに衰えてきていると思うと
心配になりますが、離れていても彼女を思う気持ちはしーちゃんのように持ち続けていたいと思います。

いのちの大きさ、自分の支えとなってくれている存在の大きさを、
しーちゃんの気持ちを呼んで改めて実感しました。
ありがとう!

これからも承太郎君と仲良くね!
カミーユ君も笑ってるよ(・∀・)
Posted by:☆hina☆  at 2008年11月15日(土) 18:57

ryoちゃん、こんばんは

まとめきれなくて長い記事を読んで下さり、
ありがとうございます

カミーユが亡くなって1年が経ちましたが
一日も忘れた日はありませんが、なかなか
記事が書けませんでした
ずいぶん現実を受け入れたつもりでも、今でも
当時のブログデザインとかにはできなくて
↑まだ弱いです

でもryoちゃんのおっしゃる通り、悲しくて仕方ない
けれど、出会えて本当によかった
カミーユと暮らした約2年は、いつまでも私たちの
輝きと思います

ryoちゃん、本当にありがとうございます
Posted by:ryo様へ。  at 2008年11月14日(金) 20:10

こんばんは〜しーちゃん


しーちゃん
悲しい出来事があったなんて知らなかった
です。

我が家はは動物を飼ってないので、
しーちゃんになんて言ってあげたら
元気が出るのか分からないけど、

ryoの経験から言えるのは、
出会えたことに感謝です

お別れは本当に寂しいけど、
それ以上に出会えたことに感謝したいですね

カミ―ユもきっと承ちゃんをとおして
いつもみんなと一緒にいるはずですよ
Posted by:ryo  at 2008年11月14日(金) 18:32

みみやすさん、こんにちは

感情が高まり長くなってしまった記事を読んで
下さって、ありがとうございます

カミーユを保護したとき、獣医さんから
「生後半年くらい」と言われましたので
亡くなったのは、2歳半くらいと思われます
我が家も、猫フィラリアのことは、カミーユが
亡くなってから知りました。
血液検査や三種混合ワクチンは期限までに
必ずしていたので、安心していて
「猫フィラリアの予防をしたい」と言わないと
いけないようです

承太郎と出会って、私たちは驚くほど
明るく過ごせています。
カミーユを弔いながら、承太郎との日々を
紡いでいきたいです。

みみやすさん、本当にありがとうございます
Posted by:みみやす様へ。  at 2008年11月14日(金) 17:48

しーちゃん、こんばんわぁヾ(≧∇≦)〃

とても悲しいお話でしたね、
当時カミーユは何歳でしたか

フィラリアは聞いた事がありますがにも罹るとは知りませんでした、
家の「みみ」は三種混合の予防注射はしているのですが別なのでしょうね困ッタ(´・ω・a)ポリ

でも承太郎君がいるのですから気を取り直して
"o(-ε´- *)ヵ゛ンバレー!!!

Posted by:みみやす  at 2008年11月13日(木) 23:28

etyuさん、こんばんは

まとめきらないまま記事にしてしまいましたが
読んで下さって、ありがとうございます

カミーユを保護したとき、衰弱しきっていた
こともあり、いつでも覚悟しておくよう獣医さんに
言われていたことを、いつの間にか忘れて
元気だっただけに、自分自身を責めました。
しかし、カミーユの運命を私がどうこうできたかも
なんて考えるのは、おこがましいですよね
ずいぶん時間がかかりましたが、
やっと受け入れることができるようになりました。

猫生は短かったけれど、でき得る限りの愛情は
注いだと
なのできっと、カミーユは幸せで私たちを好きで
いてくれるのだと思います。

etyuさん、本当にありがとうございます
Posted by:etyu様へ。  at 2008年11月13日(木) 20:29

やっくん、こんばんは

長くてまとめきれなかった記事を読んで下さって
ありがとうございます

カミーユは、私のことを大好きでいてくれたので
目の前で吐血などしては、私がパニックになるのを
わかっていたかもしれません
自宅で仕事しているのもあり、それほど一緒に
過ごしてきました。

ただ私が弱いばっかりに、しばらく泣き暮らして
予兆がまったくなかったこと・推定2歳半の若さなど
なかなか受け入れることができませんでした

野良だったので、私たちにしか心を許さなかった
カミーユ。
やっくんもおっしゃって下さってるように、
きっと今でも私たちのことを好きで、天国でまた
遊ぶ日を待っていてくれてるんじゃないかしら

やっくん、本当にありがとうございます
Posted by:やっくん様へ。  at 2008年11月13日(木) 20:18

こんにちは
しーちゃんが大好きだから逝く姿は見せたくなかったのかもね
カミーユちゃんは・・・
野良だったカミーユちゃんはしーちゃんに出会えて短くも楽しい人生(猫生?)だったと思うよ

それぞれ生を受けたからには死があるわけだから長いか短いかはその子の運命!と思える日がくるといいね。
Posted by:etyu  at 2008年11月13日(木) 17:33

しーちゃん
こんばんわ

布団に入ったので ケータイからでゴメンネ

カミーユちゃん
きっと旦那様のおっしゃる通り
苦しむ姿を見せたくなかったんだと思うよ

苦しんで かわいそうだけど
苦しむ姿なんか 見たくないよ

ウチは昔からネコは必ず飼ってて
一時は最高 6匹いたよ
中には早死するもいたよ
でも 長生きしたもいるよ

ペットは病気したとき、死んだとき
ものすごく辛いよね

イイ子だったらなおさらだよね

きっときっと いつも
しーちゃんの側にいるよ
しーちゃんは 徹夜明けなんだから
仕方なかったもん

カミーユちゃんは 生きてる間は幸せだったと思うし
こんなに悲しんでくれる
しーちゃんのことが今でも大好きなはず

きっとね
Posted by:やっくん  at 2008年11月13日(木) 00:10