我が家も小型液晶テレビで省エネ対策しました!(長文)
ブラウン管テレビの時代が過ぎ、今はエコの代表と言われている液晶テレビ時代となりました、しかし盲点があるのは薄々感じているのではないでしょうか。
WEBで色々調べてみました(データはすべてWEBから)
記事(1):10年前の32型ワイドブラウン管TVが消費電力約200W 32型液晶TVが124W
けっこう差があります。つけっぱなし1ヶ月で計算しますと・・・ブラウン管TV 3,291円液晶TV 2,040円位です。
例えば、REGZA 32R9000の年間電気料金が2346円。
年間消費電力と言うのは、一日4.5時間の視聴と19.5時間の待機電力で計算した物なので、
簡単に考えて4.5×365で年間1620時間視聴したときの電気代とします。
一ヶ月30日としたら、720時間です。
720÷1620×2346≒1042ですので、30日つけっぱなしで1042円と言う事だと思います。
サイズが同じでも消費電力は違います。
サイズが違えば当然違います。
大きいサイズの方が少ない消費電力かもしれません(液晶同士で)
ブラウン管より液晶の方が消費電力は少ないでしょう(同サイズの場合)
・・・・私のコメント、当時32インチのカラーワイドブラウン管テレビを持っていた人はそれほど
多くはありません、なにしろ値段が非常に高かったです。せいぜい20-21インチブラウン管程度で我慢していたと思います
液晶テレビの方はといえば32インチは小さい方で、リビング用には恐らく37インチ〜40インチが主流ではないでしょうか。ですから(1)のコスト比較はナンセンスです
記事(2):20型液晶が約70W、21型ブラウン管は約95W
・・・・私のコメント、それを言うならブラウン管時代主流は95W 現代は20インチ液晶ではなく40インチなどが当たり前として計算したら結果はどうなりますか 40インチ液晶テレビの消費電力は220W程度です、つまり、単純比較でも2倍以上電力を食っています。ちなみに私の持っている19インチ液晶テレビは消費電力40Wです。
記事(3):単純なことですが、やっぱりテレビの省エネ&節約の基本は、テレビを消すこと。ついつい見てもいないのに長時間つけっぱなしという人も多いですよね。でも、1日1時間テレビを消せば、年間で電気40.84キロワットアワーの省エネ約940円の節約に。(28インチテレビの場合)テレビの画面は、静電気でホコリを集めやすく、
お掃除をしても、1週間くらいですぐまた汚れてしまいます。汚れてしまうと、どうしてもテレビを明るくしてしまいますよね。でも明るさ調整は、意外に電気代がかかるよう。輝度を最適(最大→中央)に調整すれば、年間で電気17.33キロワットアワー、電気代約400円の節約に。
(21インチテレビの場合)単純なことですが、やっぱりテレビの省エネ&節約の基本は、テレビを消すこと。ついつい見てもいないのに長時間つけっぱなしという人も多いですよね。でも、
1日1時間テレビを消せば、年間で電気40.84キロワットアワーの省エネ、約940円の節約に。(28インチテレビの場合)
・・・・私のコメント 上の記事は現在の液晶テレビの話だと思いますが、原発問題、電力不足をかかえる我が国でテレビを見ていないのにつけている人はもう居ないと信じます。
赤旗記事(4):電気代を安くみせかけていたのは、実際にテレビを視聴しているのとまったく違う方法で消費電力量を測定するなどしているためです。液晶・プラズ
マテレビの場合、白、黒、カラーバーなどの静止した画面、付加機能類のスイッチを切るなどの条件で測定していました。この測定方法は、経済産業大臣が制定するJIS(日本工業規格)によるものです。
メーカーなどが表示している電気代と実際はどれだけ離れているのか。液晶・プラズ
マテレビ大手メーカー6社に、より実用に近い測定方法にした場合にどれだけ消費電力が増えるのか取材したところ、いずれも数字の回答はしませんでした。 本紙が、昨年夏購入の液晶テレビ37V型で測定してみました。現行の測定方法に沿って、1日視聴時間4・5時間、待機時間19・5時間で計算すると、年間の消費電力量は約344kWhとなり、年間電気代は7568円(1kWh当たり22円で計算)。メーカー表示の年間消費電力量約166kWh、年間電気代3652円と比べて約2倍となりました。また、ブラウン管テレビ(25型)の年間の消費電力量を測定すると約144kWhでした。液晶テレビ(37V型)に買い替えると大幅増に。画面の面積当たりで比較しても、100平方センチ当たりブラウン管テレビ約8・3kWh/年に対し、液晶テレビは約9・1kWh/年でした。家電製品の買い替えによる省エネルギー効果を調査した民間の「住環境計画研究所」が公表する資料でも、26型ブラウン管テレビから42型プラズ
マテレビへの買い替えで、1台当たり年間513kWhの電気消費が増えています。
買い替えた後のプラズ
マテレビでは、視聴時間5・6時間で、年間1台当たり737kWhとなっています。
この実測値データを視聴時間4・5時間に換算して、最近の『省エネ性能カタログ』(経済産業省資源エネルギー庁財団法人/省エネルギーセンター)のワイド42V型プラズ
マテレビの年間消費電力量平均値(261kWh)と比べると、実際の消費電力量は2倍以上になっています。
メーカーは正確な情報を NPO法人の消費者団体「コンシューマーズ京都」理事長の原強さんの話今回のエコポイント制度は、家電業界の商品の動きを活発にする景気対策で、本来の環境対策とはいえない。高いポイントをつけて、わざわざ電気消費量の多い大型製品に誘導するのでエコに反する。実際の使用で本当にエコになっているのか、なにがエコな商品なのかをメーカーは正確な情報を開示すべきだ。
・・・・小生のコメント、新聞社の記事なので嘘ではないと思いますが、私の考えるところと狙いが同じなので掲載しました つまり エコポイントで大画面液晶に変えた家庭はすべて省エネになるどころか、その逆をやってしまったと言う結論です。
(結論)小生が考える対策案:テレビの省エネ&節約の基本は、大型テレビの横に19-22インチの液晶サブテレビを置くと言うことです。またテレビを買わせるのか!と言うかもしれませんが、消費電力の小さいテレビを常用し、必要なときだけ大型テレビを使うという選択です。我が家は二世帯住宅ですが親世帯と子世帯両方ともそれぞれに1台追加で小さな液晶テレビ(二階19インチ40Wと一階23インチ55W)を設置しました天気予報とかニュース、バラエティー番組など、「ながら」で見ているときは40Wテレビで済ませ、映画などを鑑賞するときは
220Wの大型テレビをつけています。やってみると、ながら見ている間が結構長いので、ほとんどの時間小さいテレビで見るようになりました、小さいテレビは文字も小さくなるので遠くからは見えにくい時もありますが、画面面積の関係で 画像がきめ細かく綺麗に見えます。
またDVDの画質もとても綺麗に見えます。DVDを大型テレビで見る程汚い物はないですからね。昔撮りためたハイビジョン画質では無いDVDを見るのも小型テレビがとても有利です。最後に、小型テレビもやはり品質基準が高い日本メーカー製を買いましょう。日本メーカーと海外メーカーのテレビの違いは、品質基準にあります。品質基準が甘い海外メーカー品は日本人の繊細な感覚に合致していません。そこに高いコストがかかっていることを知ってください。
ソニー、東芝、パナソニック、等々日本メーカー品質を買いましょう。高くても買えるんですから!家電の日本ブランドは世界一です。 終わり