オコの☆ゆめひこうき☆

ながーーーい愚痴なので、スルーＯＫですよー



今日の昼過ぎ、いきなりお父ちゃんからメールが・・・

お父ちゃんからのメールといえば、あんまりいい内容のものはない

「明日、泊まりの出張になった」とか

「今日は、急な仕事が入ったから遅くなる」とか

「明日までに○○を提出しないといけないから、印鑑用意しといて」とか・・・


お父ちゃんの会社って（・・・っていうか、お父ちゃん個人の問題でもあるんだけど）
前日にいろいろ決まることが多いんだよねぇ


主婦は暇だとでも思ってるのかもしれないけど、
こっちにだって都合があるんだから、
もっと前もって計画というのを立てられないんだろうかと
いつも思ってしまう


というわけで、今日はなんだよ〜と
ため息交じりでメールを確認したら、

「明日、スキーでも行かない」

と・・・


そう、明日は、お父ちゃん、もともと休みなのは分かってたんだよね。

不景気ですから、こういうところで調整するんですね、はい・・・


でも、明日は、
長男と近くの温水プールに行くって、昨日の夜まで言ってたのに


なんでまた、いきなり前日に思いつくんだろうねぇ


たぶん、ＥＴＣが安くなったから〜とか、
平日割引券がまだあるから〜とか、
ちょっとした理由なんだろうけどね。



ワタシは、
ここんとこ疲れてたし、だし・・・
正直ね・・・お父ちゃんの３連休はね・・・



休みたかったの！！



でも、お父ちゃんからのメールを脇から覗き見した長男は

「スキー行く絶対いく」

と、すっかりその気に


あのねぇ・・・

あんたたち、プールに行く約束はもうどうでもいいんかい



「どうしても行きたいなら、しょうがない、頑張るけど・・・」

って、めちゃめちゃ感じ悪いメールを返したんだけど（爆）

「じゃ、頑張るか」

と、元気いっぱいのメールがまたもや届きました



はぁ・・・頑張るかねぇ。


あの人たち、「行くか」って言うのはいいけど、
用意するのは、全部ワタシだもん・・・


早朝に出発だしさぁ・・・

もう、絶対助手席で寝てやる〜

もう２日前になってしまいましたが・・・
ワタシの父が、定年退職いたしました


父は、公務員でした。

高校卒業と同時に就職して、２日前まで・・・
実に４２年もの間、働き続けました

考えてみたら、すごいことですね〜
私が生まれるよりもずっと前から、父は働いていたんですものね。



働いている間に、父の中ではいろんなことがあったと思います。

母と出会ったのも、職場でしたから
父が働いていなかったら、ワタシは生まれていなかったわけで
弟達も・・・
そして、今、目の前にいる息子達も生まれてなかったんだと思うと、
運命的なものを感じます


ワタシがまだ学生だった頃、喉頭がんを患って
長期間休んだこともありました。


職場の周りの溝掃除をしてたら、
カーブをうまく曲がりきれなかった車が突っ込んできて
右足骨折・・・なんてこともありました
（あれは、子供ながらに、相当ショックだった）


父は、職場で嫌なことがあったり、悩みがあったりすると、
延々と母に愚痴をこぼし続けるので、
私たち姉弟が全く喋ることができず、
３人でぶちきれたことがありました
私らにも喋らせろーーーって（笑）

今から思えば、あほみたいな話ですし（爆）、父の苦悩は痛いほど分かりますが、
当時は、
「こういう大人にはなるまい」
なんて、生意気なことも考えていた、
親不孝な娘でした



昨日、電話がかかってきて
（・・・っていうか、こっちからかけるべきだったのに、
これまた、なんと親不孝な・・・）

ワタシが労いの言葉をかけると

「退職の日は、１日涙が止まらなかった」

と言っていました。


ワタシ・・・

３４年生きてきて、父の涙は一度も見たことがありません。


身内のお葬式でも涙は見せなかったし、
逆に、結婚式でも泣いたことはありません。
（えぇ、えぇ、ワタシが嫁ぐときも泣かなかったさ）


そんな父が「涙が止まらなかった」というのは、
父にとって、この４２年という年月は、
それだけ大きいものだったんだなぁと、感じました。



父が頑張ってくれたからこそ、
私たち家族が出来上がり、
今、こうして暮らしていられる・・・。


お父さん、長い間本当にお疲れ様

これからは、好きなことをして、
お母さんと仲良く、
いつまでも元気でいてください。

ありがとう