ちなみに前回の記事は…
タミフルについての私見。
なぜワクチン接種率が最低なのか。
テレビや新聞で既にご存知の方もおられるでしょうが
日本のタミフル消費量は
世界一。
しかも全世界で販売されてるタミフルの
7割もの量を日本人が服用してるんです。
その理由としてよく言われてるのが…
前回の記事でもお話ししたワクチンの接種率の低さ。
諸外国ではインフルエンザというのは
予防接種で防ぐもの、という考え方なんです。
そして、保険制度の問題。
日本は幸せなことに
国民皆保険といって
保険料を払えば誰でも健康保険に加入できます。
でも、外国では違うんです。
誰でも保険に入れるわけではなく、
入ることができない人がほとんどです。
アメリカの場合、
保険に加入する場合は保険会社と個人契約を結びます。
会社勤めの人は会社が用意した保険会社しか選べません。
そしてその保険会社が契約してる病院しか受診できません。
システムによっては医師も自分で選ぶことができないんです。
(しかも支払う保険料によって病院のランクが決まる)
もし持病があって通院してる間に転職すると
転職先の保険会社に入れなくて
今まで通り診察を受けることが出来ないこともあるんです。
(会社を辞めることもできない…)
誰もが自由平等に、好きな病院、好きな医師を選んで
受診することが出来るのが日本という国なんです。
それも自己負担3割で…
(これはこれでまた重大な欠点なんですが)
タミフルは決して安い薬ではありません。
むしろ現在出回ってる薬の中では値段の高い薬です。
そこに診察料などのさまざまな治療費が加算されます。
病院にかかって診察を受けて検査して薬を処方されて
薬局で薬をもらう…
これだけの行為が約3〜4千円。
外国では100%全額自己負担の人もいます。
まだまだあります。
諸外国では普通の健康状態にある大人には
タミフルを処方していません。
昔からインフルエンザは「寝て治す」病気でしたし
抵抗力のない高齢者や小さい子供には必要だけど
健康な大人には不必要だ、という考え方なんです。
そして今でも世界で感染者と死亡者が増え続けている
鳥インフルエンザ。
(現在の世界の死者数は209人)
現在のウィルスの数百倍の増殖力を持つ
H5N1型の鳥インフルエンザが変異して
人間に感染力をもつ「新型インフルエンザ」になったとき
増殖抑制効果のあるタミフルを備蓄しておいて
感染者の命を救うことを優先的に考えているから。
あとは私の個人的見解。
(すでに相当長いですね
すみません)
日本人の国民性の問題かな。
病気になったからといって何日も休めない
真面目な日本人。
学校〜休めない。授業に遅れるから。
仕事〜休めない。当然?
家事〜休めない。誰が代わりにやるの?
外国だったらインフルンザになったら
1週間くらい休みますよ。
でも、日本はそんなことできない(雰囲気)。
無理矢理にでも病院に行って薬を飲んで
1日くらい休んだとしても次の日にはうろうろ動き出す。
特に仕事してる人は休めないですよね。
っていうか休みにくい。
そんなに長い間休んだら、周りに白い目で見られちゃう…
だから拡めてるのはお互い様なのね。
そうそう、新型インフルエンザが流行したら
日本人の死者が世界一になると思ってます。
(勝手に)
だって、感染してても家から出ちゃうもん。
みんな休まないから。
バスの中で拡まって…
電車の中で拡まって…
学校で拡まって…
会社で拡まって…
家庭に持って帰る。
考えただけでも怖いです。
ということで結論。
免疫系に異常がない健康な大人には
タミフルは不要です。
どうしても休めない仕事があるとかなら
早めに予防接種を受けましょう。
…ほんとはまだ語りたいことがあるんだけど
今日はここまで
って語っちゃってもいいのかな〜
こんにちは
お返事が遅くなってごめんなさいね。
あやぴぃさんは予防接種で副作用が出たんですね。
(副作用かどうか私にも分かりませんが)
ぴーちゃんが受けた方がいいかどうかは
記事にも書いた通り、難しい所だと思います。
予防接種を受けるか受けないか、どちらがリスクが高いのか分からないからです。
なので安易にどちらがいい、とも言えません…
お役に立てなくてごめんなさいね。
とにかく、インフルエンザに罹らないように
十分に気をつけて過ごして下さい