Neko

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お伊勢参り〜その2 [2007年09月19日(水)]

外宮前からタクシーに乗り、内宮に向かいます。

車中、運転手さんから、日曜日は大雨だったこと、最近お伊勢参りをするひとのなかに外宮に参らずに内宮のみお参りするひとが多いこと、などを聞きました。伊勢神宮には、数多くの別宮、摂社、末社、所管社があります。そのすべてをお参りすることは、一日や二日では不可能です。ただお伊勢さまにお参りするときは、内宮にお参りするまえに外宮にお参りすることは、最低限の礼法でしょう

五十鈴川にかかる宇治橋まえの大鳥居は、伊勢神宮を代表する風景です



鳥居に一礼し、宇治橋を渡ります。前日の雨で増水しているものの、五十鈴川の流れは、清く澄んでいました。

それにしても、まだ朝だというのに大勢の参拝客です。ひっそりとしていた外宮境内との違いに、さきほどのタクシー運転手さんのことばを思い出し、なんだか複雑な心境になりました








天照大御神をまつる皇大神宮(内宮)正宮での参拝をすませ、内宮神楽殿神札授与所でお守りとお札を買いました。もちろん、太っちょくんとやーくんに頼まれたお守りも忘れませんでした

宇治橋を渡り、神域をでます。右手に門前の商店街が延々と続くさまが、目にはいってきました。

まだ開店していないお店もありましたが、開いているお店はみな賑わっていました。

朝早く出立したので、朝ごはんを食べていません。そこで、名物の伊勢うどんを食べることにしました





伊勢うどんは、伊勢地方に伝わる伝統的なうどんです。たまりや煮干し、かつお節、こんぶなどからつくられる真っ黒なたれと極太のやわらかいうどんが特徴的なうどんです。

丼のそこにたまるたれが、うどん一本一本にからまるように、お箸でかきまぜます。香ばしいだしの香りが鼻先に届きます。その香りに空腹をたえきれなくなったわたしは、うどんを一気にすすります。

ズルズルッ

口のなかは、甘いたまり醤油の大豆のうま味、だしの濃いうま味と香りに満たされます。シコシコというよりフニャフニャシコという独特の食感です。一度食べたら忘れられない味です。以前、お伊勢参りをしたさいに食して以来、伊勢うどんはわたしの好物になりました

腰の強さが売り物の讃岐うどんと対極にあるうまさです。

う〜ん、とってもおいしいです

あっという間に丼の底の模様が見えました


明日は記事更新をお休みさせていただきます