サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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最新記事
オメガ3系必須脂肪酸による内分泌代謝改善作用 [2016年10月01日(土)]
小児内分泌学の専門ジャーナル(電子版)に、肥満小児におけるオメガ3系必須脂肪酸による内分泌代謝改善作用を示した臨床研究が報告されていました。
(J Pediatr Endocrinol Metab. 2016 Sep 22.)



今回の研究では、

メタボリック症候群を有する過体重の小児において、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメントの内分泌代謝関連マーカーへの作用が検証されました。

具体的には、

メタボリック症候群を有する過体重の学童39名(男児20名、女児19名)を対象に、

1日あたり2.4グラムのオメガ3系必須脂肪酸サプリメントが1か月間投与され、

脂質及び糖代謝指標が測定されています。


解析の結果、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメントの1ヶ月間の投与によって、

脂質代謝指標の改善、

空腹時血糖値の低下、

血圧の低下が認められたということです。


以上のデータから、

メタボリック症候群を有する過体重の小児に対する補完療法として、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメントの有用性が示唆されます。


小児の肥満や過体重に対しても、食育が基本ですが、

そもそも、肥満や内分泌代謝異常を有する小児は、単純炭水化物や(オメガ3系以外の)脂質の過剰摂取が想定されます。

小児に対しても、地中海食の食材のバランスをベースに、緩やかな糖質制限食が推奨されます。




EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸では、抗炎症作用を介した動脈硬化抑制作用による生活習慣病予防効果が知られています。


オメガ3系脂肪酸の抗炎症作用のメカニズムとして、以前は、オメガ6系との比率からアラキドン酸カスケードへの機序が考えられていました。


現在では、これに加えて、EPAとDHAの代謝物自体に抗炎症作用があることがわかっています。





臨床研究におけるオメガ3系脂肪酸の投与量は、1日あたり数百ミリグラムから4グラム程度です。


また、EPA:DHA=2〜3:1の割合です。


日本人の食事摂取基準では、EPAおよびDHAの摂取量を一グラム/日としています。


EPAもDHAも、どちらも健康維持や疾病予防に重要です。


一般に、DHAは脳の栄養素、EPAは血管の栄養素といえるでしょう。




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魚油サプリメントが運動後の筋肉痛を軽減する [2016年08月17日(水)]
機能性食品研究の専門ジャーナルに、運動後の筋肉痛に対する魚油サプリメントの有用性を示した臨床研究が、米国のグループ(Baylor University)から報告されていました。
(J Diet Suppl. 2016 Jul 21:1-12)



EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸では、抗炎症作用を介した動脈硬化抑制作用による生活習慣病予防効果が知られています。


オメガ3系脂肪酸の抗炎症作用のメカニズムとして、以前は、オメガ6系との比率からアラキドン酸カスケードへの機序が考えられていました。


現在では、これに加えて、EPAとDHAの代謝物自体に抗炎症作用があることがわかっています。


今回の研究では、

レジスタンス運動後に生じる筋肉痛に対する魚油サプリメントの作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検ランダム化偽薬対照試験として、

非レジスタンス運動のトレーニングを受けた女性を対象に、

・魚油サプリメント投与群:1日あたり6グラム(EPA:DHA=5:1)

・偽薬投与群:1日あたり6グラム(コーンオイルと大豆オイル)

のいずれかを1週間投与し、

その後に、単回のレジスタンス運動負荷として、


10セットの肘屈曲と下肢伸展の負荷が行われ、

続く1週間、VASにより筋肉痛が調べられています。

(この期間も、魚油サプリメントあるいは偽薬の摂取は、継続されました。)


運動負荷の48時間後と、1週間後に、

機能性運動時の筋肉痛および四肢周囲径が測定されました。


解析の結果、

魚油サプリメント投与群では、

偽薬群に比べて、

安静時の筋肉痛および機能性筋肉痛の低下傾向が認められました。


レジスタンス運動負荷時の静止時および機能性筋肉痛反応は、

偽薬群に対して、

魚油サプリメント投与群では、

それぞれ33%から42%低いという結果でした。

このとき、上腕および大腿の周囲径に有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

レジスタンス運動のトレーニングを受けていない若年女性において、

1日あたり6グラムの魚油サプリメント投与によるレジスタンス運動負荷後の筋肉痛を軽減する、

と考えられます。


EPAおよびDHAには、抗炎症作用があることから、運動によって生じる炎症を抑制することによる作用と推察されます。




臨床研究におけるオメガ3系脂肪酸の投与量は、1日あたり数百ミリグラムから4グラム程度です。


また、EPA:DHA=2〜3:1の割合です。


日本人の食事摂取基準では、EPAおよびDHAの摂取量を一グラム/日としています。


EPAもDHAも、どちらも健康維持や疾病予防に重要です。


一般に、DHAは脳の栄養素、EPAは血管の栄養素といえるでしょう。


オメガ3系必須脂肪酸および魚油サプリメントについて、次のような研究が報告されています。


オメガ3系必須脂肪酸(EPA/DHA)による乳がん予防効果


魚油によるアンチエイジング効果


オメガ3系脂肪酸(EPA/DHA)の長寿効果


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



オメガ3系脂肪酸によるドライアイ改善作用






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魚油による多発性硬化症での抗酸化能改善作用 [2016年06月30日(木)]
今月の神経学の専門ジャーナルに、魚油サプリメントにより、多発性硬化症における酸化還元状態の改善作用を示した臨床研究が、メキシコのグループ(IMSS)から報告されていました。
(Am J Neurodegener Dis. 2016 Jun 1;5(2):145-51.)




多発性硬化症(MS; multiple sclerosis)は、免疫系の関与する神経変性疾患の1種であり、
脳における神経変性に炎症が関与することが示唆されています。

サプリメントに関しては、次の報告があります。


多発性硬化症に対する抗酸化サプリメントの有用性:系統的レビュー

多発性硬化症に対する機能性成分サプリメントによる抗炎症作用



多発性硬化症では、
グルタチオンホメオスターシスに関与する酵素系での異常も示唆されています。

今回の研究では、

多発性硬化症において、

魚油サプリメント投与による、

グルタチオン代謝に関与する酸化還元酵素への作用が検証されました。

(EPAやDHAといった魚油に含まれるオメガ3系必須脂肪酸は、それ自体およびその代謝物が抗炎症作用や抗酸化作用、神経保護作用を有しています。)


具体的には、
再発寛解型 (relapsing-remitting) MS(急性増悪と寛解を繰り返す病型)患者50名を対象に、

1日あたり4グラムの魚油サプリメントが12ヶ月間投与され、

グルタチオン還元酵素(GR)活性、

還元型および酸化型グルタチオンの構成、

GSH/GSSG比が調べられています。


解析の結果、

魚油サプリメント投与により、
オメガ3系脂肪酸の有意な増加、
オメガ6系脂肪酸の有意な減少が見出されました。

また、

魚油サプリメント投与によって、
グルタチオン還元酵素の活性は、偽薬群に比べて、増加傾向が認められたということです。
(ただし、両群間での有意差なし)


なお、その他のグルタチオン代謝指標には変化は認められていません。



以上のデータから、

多発性硬化症において、

オメガ3系必須脂肪酸(4グラム/日)による酸化還元状態の改善作用が示唆されます。


今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。



多発性硬化症(MS)に関連した機能性食品の研究報告として、下記のデータが知られています。


コエンザイムQ10による多発性硬化症での抗疲労効果



多発性硬化症の症状とビタミンDとの関連



コエンザイムQ10による抗炎症作用@多発性硬化症患者




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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オメガ3系脂肪酸が十分であるとうつ状態が寛解しやすい [2016年03月03日(木)]
臨床精神医学の専門ジャーナルに、オメガ3系必須脂肪酸と、うつ病との関連を調べた臨床研究が、米国のグループ(Washington University)から報告されていました。
(J Clin Psychiatry. 2016 Feb;77(2):e138-e143)


うつ病では、赤血球中のオメガ3系必須脂肪酸(EPAとDHA)濃度が低いことが知られています。

(EPAとDHAの体内濃度の指標として、赤血球での値が測定されます。)


うつ病に対する有効性が示されている機能性食品・サプリメントには、
セントジョーンズワートやオメガ3系必須脂肪酸(EPA、DHA)があります。


今回の研究では、

血中のオメガ3系必須脂肪酸のレベルと、うつ病のアウトカムとの関連が検証されました。


具体的には、

DSM-IVにて重症うつ病と診断された被験者122名を対象に、

オメガ3系必須脂肪酸の介入の前後で、

赤血球中のEPA、DHA、オメガ6系アラキドン酸の値が測定されています。



介入は、2005年5月から2008年12月まで、

・1日あたり50mgのセルトラリン(SSRIの1種)+ オメガ3系必須脂肪酸(930 mg EPA/750 mg DHA)の併用投与群

あるいは、

・1日あたり50mgのセルトラリン+ 偽薬投与群

の2群で行われました。



介入の前後で、
赤血球中のオメガ3系必須脂肪酸値およびうつ病の寛解(17-HDRSスコア7以下)の関連が調べられています。


解析の結果、

まず、

オメガ3系必須脂肪酸投与群では、

寛解に達した被験者は、

寛解に至らなかった被験者に比べて、


介入前の赤血球中のEPA+DHA値が有意に高値であり、
(P = .002)

EPA+ DHA:AA比も有意に高値でした。
(P = .003)


一方、
セルトラリン+偽薬投与群では有意な相関は見出されていません。


介入前のEPA(P = .03)とEPA + DHA:AA比(P = .04)は、

実薬群とうつ病のアウトカムとの有意な相関が認められています。



以上のデータから、

重症うつ病患者に対するオメガ3系必須脂肪酸サプリメントの投与では、

EPA高値、EPA + DHA:AA比高値が、介入後のうつ病改善(寛解)と関係すること、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメントの投与によるうつ病への好影響が示唆されます。


つまり、
重症うつ病患者のうち、オメガ3系必須脂肪酸が潜在的に不足している場合には、積極的にオメガ3系必須脂肪酸の投与が必要ですし、

重症うつ病患者の中では、
オメガ3系必須脂肪酸が充足しているほうが、
SSRI+オメガ3系必須脂肪酸サプリメント(EPA+DHA)に反応しやすいと考えられます。




EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸では、抗炎症作用を介した動脈硬化抑制作用による生活習慣病予防効果が知られています。


オメガ3系脂肪酸の抗炎症作用のメカニズムとして、以前は、オメガ6系との比率からアラキドン酸カスケードへの機序が考えられていました。


現在では、これに加えて、EPAとDHAの代謝物自体に抗炎症作用があることがわかっています。





臨床研究におけるオメガ3系脂肪酸の投与量は、1日あたり数百ミリグラムから4グラム程度です。


また、EPA:DHA=2〜3:1の割合です。


日本人の食事摂取基準では、EPAおよびDHAの摂取量を一グラム/日としています。


EPAもDHAも、どちらも健康維持や疾病予防に重要です。


一般に、DHAは脳の栄養素、EPAは血管の栄養素といえるでしょう。



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カロリー制限+オメガ3系必須脂肪酸の併用が肥満者でのインスリン感受性を改善する [2016年03月02日(水)]
肥満者において、カロリー制限にオメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与を併用することでインスリン感受性が改善するという臨床研究が、欧州のグループから報告されていました。
(BBA Clin. 2015 May 22;4:7-13.)



オメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)は、抗炎症作用を有しており、メタボリック症候群や肥満において、慢性炎症の病態の改善が示唆されています。



今回の研究では、

肥満者でのカロリー制限/低カロリー食による減量において、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメント併用の有無によるインスリン感受性への影響が検証されました。



具体的には、

ランダム化偽薬対照試験として、

非糖尿病の肥満者(BMI30-40、年齢25−65歳)を対照に、

低カロリー食(1200-1500 kcal/day)をベースに、

オメガ3系必須脂肪酸を1.8グラム/日(DHA/EPA, 5:1)投与群 (n = 24)

あるいは

偽薬投与群 (n = 24)

の2群について、

3ヶ月間の介入が行われています。



アウトカムとして、

インスリン抵抗性、GIP値が空腹時およびOGTT値にて測定されています。



解析の結果、


カロリー制限+オメガ3系必須脂肪酸(1.8グラム/日)の併用により、

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の改善、

OGTT施行時のインスリンアウトプットの有意な減少、GIP産生の有意な減少が見出されたということです。


一方、
カロリー制限食の投与のみの群では、これらの変化は示されていません。


GIP産生の変化は、赤血球中のEPA値の変化と有意な負の相関を示し、

空腹時GIP値は、HOMA-IRと有意な正の相関が見出されました。

血中トリグリセリドは、カロリー制限により低下し、

これはオメガ3系脂肪酸併用群において顕著でした。



以上のデータから、

肥満でのカロリー制限/低エネルギー食による減量時に、

オメガ3系必須脂肪酸の併用によるインスリン抵抗性改善作用が示唆されます。



DHC製品では、

DHCプロティンダイエットシリーズによる置き換えに加えて、


ベーシックサプリメントとして、

EPA

DHA

の併用となります。






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αリノレン酸と魚油による心血管死亡率の低下 [2016年02月05日(金)]
今月の循環器病学の専門ジャーナルに、α−リノレン酸と魚油の摂取による死亡率の低下作用を示した研究が、欧州のグループから報告されていました。
(J Am Heart Assoc. 2016 Jan 26;5(1).)


魚油に豊富なEPAやDHAといったオメガ3系必須脂肪酸の機能性は広く確立しています。

α−リノレン酸(ALA)は、植物性食品に由来するオメガ3系必須脂肪酸であり、抗炎症作用などの機能性が知られています。


国際脂質研究協会では、エネルギー比で0.7%のALAの摂取が推奨されています。
また、オメガ3系必須脂肪酸として、1日当たり500mg以上という推奨もあります。
(なお、日本の基準では、1グラム以上です。)


今回の研究では、

植物由来のα−リノレン酸と魚油由来のオメガ3系必須脂肪酸の心血管疾患リスクへの影響が検証されました。


具体的には、

7,202名を対象に、

クルミの消費量に有意に相関するALAの摂取量に基づいて、

平均5.9年間の追跡が行われています。
(PREDIMED研究の一環です。)


追跡期間中431名の死亡が検出されました。

(内訳:心血管死亡104名、冠状動脈疾患死亡55名、心臓突然死32名、脳卒中25名)


ALAの推奨量を摂取していた群(n=1615, 22.4%) では、

全死亡率が28%低下
(0.72, 95% CI 0.56-0.92)

致死的心血管疾患が5%低下
(0.95, (95% CI 0.58-1.57)

という相関が乱されました。


また、

オメガ3系必須脂肪酸の摂取が推奨量を満たしていた群(n=5452, 75.7%)では、

全死亡率が16%低下
(0.84, 95% CI 0.67-1.05)


致死的心血管疾患リスクが39%低下
(0.61, 95% CI 0.39-0.96)


致死的冠状動脈疾患が46%低下
(0.54, 95% CI 0.29-0.99)


心臓突然死リスクが51%低下
(0.49, 95% CI 0.22-1.01)

という相関が見出されました。


α−リノレン酸(ALA)とオメガ3系必須脂肪酸の両方の推奨量を満たす群では、

全死亡率が37%低下していました。
(HR 0.63 [95% CI 0.45-0.87]).



以上のデータから、

心疾患血管の既往を有していない群において、

植物(クルミ・ナッツ)由来のALAの摂取、オリーブオイルの摂取、魚油由来のによる全死亡率の有意な低下作用が示唆されます。


なお、

全死亡率の低下作用は、

魚油由来のオメガ3系脂肪酸の摂取により示されています。




EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸では、抗炎症作用を介した動脈硬化抑制作用による生活習慣病予防効果が知られています。


オメガ3系脂肪酸の抗炎症作用のメカニズムとして、以前は、オメガ6系との比率からアラキドン酸カスケードへの機序が考えられていました。


現在では、これに加えて、EPAとDHAの代謝物自体に抗炎症作用があることがわかっています。





臨床研究におけるオメガ3系脂肪酸の投与量は、1日あたり数百ミリグラムから4グラム程度です。


また、EPA:DHA=2〜3:1の割合です。


日本人の食事摂取基準では、EPAおよびDHAの摂取量を一グラム/日としています。


EPAもDHAも、どちらも健康維持や疾病予防に重要です。


一般に、DHAは脳の栄養素、EPAは血管の栄養素といえるでしょう。




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DHAによる脂質異常症改善の分子メカニズム [2015年12月22日(火)]
今月の臨床脂質研究の専門ジャーナルに、DHAによる脂質異常症(高脂血症)改善の作用機序を検証した臨床研究が報告されていました。
J Clin Lipidol. 2015 Nov-Dec;9(6):770-7.)


オメガ3系必須脂肪酸(EPA, DHA)は、脂質代謝への好影響が知られており、脂質異常症(高脂血症)改善を目的として用いられています。


オメガ3系必須脂肪酸による脂質異常症改善の分子メカニズムは明確ではありませんが、EPAやDHAがPPARγの天然のリガンドとなることは知られています。


そこで、今回の研究では、

DHA(ドコサヘキサエン酸)サプリメントによる脂質代謝に関わるPPARγ反応性遺伝子への作用が検証されました。

具体的には、
2型糖尿病患者を対象に、

・DHA含有サプリメント
(=1日あたり2400mgの魚油:DHA 1450 mg および EPA 400 mg)

あるいは

・偽薬

のいずれかが8週間投与され、

脂質および糖代謝関連指標、

末梢単球での
PPARγ遺伝子、liver x receptor-a、ATP-binding cassette A1、CD36のそれぞれの遺伝子発現が測定されています。



解析の結果、


偽薬群に比べて、

DHA含有魚油サプリメント投与群では、

中性脂肪値の有意な有意な低下が見出されました。

この中性脂肪低下作用は、
全被験者(P = .003),

高中性脂肪値 (P = .01),

中性脂肪値が正常(P = .02)

のいずれの層でも認められており、

特に、中性脂肪が高値の群で、より顕著な低下作用が示されています。
(中性脂肪値が正常範囲の群に比べて。P = .01)

他の脂質指標や遺伝子発現では有意な変化は示されませんでした。

ただし、
中性脂肪値が高値の群では、

偽薬群に比べて、

DHA含有サプリメント投与によって、
脂肪酸輸送タンパク質であるCD36遺伝子発現の有意な亢進が認められました。
(P = .01)


以上のデータから、

DHA含有サプリメント投与により、

脂肪酸輸送タンパク質CD36の亢進を介した中性脂肪値の低下(改善)作用が示唆されます。

今後、さらに臨床的意義の検証が期待されます。




EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



一般に、臨床研究におけるオメガ3系脂肪酸の投与量は、1日あたり数百ミリグラムから4グラム程度です。

また、EPA:DHA=2〜3:1の割合です。

日本人の食事摂取基準では、EPAおよびDHAの摂取量を一グラム/日としています。

EPAもDHAも、どちらも健康維持や疾病予防に重要です。

一般に、DHAは脳の栄養素、EPAは血管の栄養素といえるでしょう。




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パソコン利用の女性でのオメガ3系脂肪酸による目の健康保持作用 [2015年11月18日(水)]
パソコンを利用している女性において、オメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与による目の健康状態への影響を調べた臨床研究が、スペインのグループから報告されていました。
(Biomed Res Int. 2015;2015:467039.)



先行研究では、EPAやDHAといったオメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与によるドライアイの改善作用が報告されています。



オメガ3系脂肪酸によるドライアイ改善作用



今回の研究では、

コンピューター(パソコン)を利用している女性において、

目の表面(角膜や結膜など)と涙液膜への影響、抗酸化成分/オメガ3系必須脂肪酸サプリメントの投与による影響が検証されました。



具体的には、

スペインのバレンシアのオフィスにおいて、

40-65歳の女性148名を対象に、

まず、
・AGE1群(40−52歳の87名)
・AGE2群(53-63歳の61名)

の2つの年齢層にわけ、

次に、

勤務日に、コンピューター/パソコンを利用している人と、非利用者に分けて、

サプリメントの投与群と非投与群について、3ヶ月間の介入が行われています。

投与したサプリメントは、1カプセルあたり、
ビタミン A (133 μg), ビタミンC (26.7 mg), ビタミンE (4 mg), チロシン(10.8 mg), システイン(5.83 mg), グルタチオン(2 mg), 亜鉛(1.6 mg), 銅(0.16 mg), マグネシウム(0.33 mg), セレン(9.17 μg), DHA (350 mg), EPA (42.5 mg), DPA (30 mg)
の成分を含んでおり、
1日3カプセル投与されています。


介入の評価として、

面接や目の検査、炎症関連マーカーが調べられています。


解析の結果、

まず、目の表面(角膜や結膜など)の健康状態では、

AGE1の若年層のパソコン利用者では33%、

AGA2の高年層のパソコン利用者では64%

に臨床的な症状が認められました。


また、

AGE2に比べて、AGE1では、炎症マーカーであるIL-1β、IL-6が有意に高値でした。
(P = 0.006 and P = 0.001, resp.)

さらに、
パソコン非利用者に比べて、

パソコン利用者では、
炎症マーカーのIL-1β、IL-6が有意に高値でした。
(P = 0.001 and P = 0.000, resp.)


これに対して、

抗酸化ビタミン/ミネラル/オメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与によって、

目の表面に対する好影響が認められ、

パソコン利用に伴う臨床症状の軽減も見出されたということです。


以上のデータから、

中高年の女性、特にパソコン利用者において、

抗酸化ビタミン・ミネラル・オメガ3系必須脂肪酸(EPA/DHA)含有サプリメント投与による目の健康保持作用が示唆されます。




これまでに、次のような研究が知られています。



オメガ3系脂肪酸によるドライアイ改善作用




魚油サプリメントによるドライアイ改善作用



オメガ3系脂肪酸+抗酸化サプリメントによるドライアイ症状改善作用


オメガ3系必須脂肪酸によるドライアイ改善メカニズム



オメガ3系必須脂肪酸によるマイボーム腺機能不全改善効果



という報告があります。



EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。






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オメガ3系必須脂肪酸による統合失調症への早期介入効果:メタ解析 [2015年11月15日(日)]
今日、マイナンバーの通知カードが簡易書留で届きました。

マイナンバーについて、
いろいろな議論がありますが、私は、税金や年金、医療の効率的な運用体制の整備のために必要な制度と考えています。

(日本は、節税という名前で脱税が横行していますし、まともに税金が徴収できていないというお粗末な状態ですので、マイナンバー制度は、当然の仕組みと思います。)

ずいぶん前に交付された、米国の社会保障番号(SSN)カードと一緒に保管しておきます。


さて、本日の私的なお勉強日記です。

今月の臨床精神医学の専門ジャーナルに、オメガ3系必須脂肪酸による統合失調症への作用を検証したメタ解析が、米国のグループ(Saint Louis University School of Medicine)から報告されていました。
(Ann Clin Psychiatry. 2015 Nov;27(4):289-96.)



オメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)は、統合失調症に対する補完療法としての有用性が示唆されています。


今回の研究では、
統合失調症のさまざまなステージに対して、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントの効果が検証されました。


具体的には、
オンラインデータベースを用いて、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験が抽出され、

10報が対象となり、メタ解析が行われています。


解析の結果、

オメガ3系必須脂肪酸の投与により、

統合失調症の前駆症状(prodromal phase)の患者において、

精神症状の重症度の軽減および初回エピソード精神病発症の減少が認められたということです。

(統合失調症では、特徴的な陽性症状の開始を「初回エピソード精神病」(first- episode psychosis: FEP)とよび、FEPの時点からの早期介入が重要とされています。)


また、
初回エピソード精神病を有する患者において、

オメガ3系必須脂肪酸投与は、
非精神病症状を改善し、

向精神薬の用量の減量(減薬)を可能とし、

早期介入に対する治療反応率の改善が見出されました。



一方、

慢性期の状態の統合失調症患者では、オメガ3系必須脂肪酸投与による試験データは一致しておらず、

有用性が示された患者は限定的でした。

慢性期の安定した統合失調症患者では、

急性増悪を示した場合や、向精神薬の中断により精神症状の悪化を認めた場合には、

オメガ3系脂肪酸サプリメント投与による有用性が見出されています。


以上のデータから、

統合失調症に対する早期介入、初回エピソード精神病や前駆症状に対するオメガ3系必須脂肪酸投与による有用性が示唆されます。





EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸では、抗炎症作用を介した動脈硬化抑制作用による生活習慣病予防効果が知られています。


オメガ3系脂肪酸の抗炎症作用のメカニズムとして、以前は、オメガ6系との比率からアラキドン酸カスケードへの機序が考えられていました。


現在では、これに加えて、EPAとDHAの代謝物自体に抗炎症作用があることがわかっています。





臨床研究におけるオメガ3系脂肪酸の投与量は、1日あたり数百ミリグラムから4グラム程度です。


また、EPA:DHA=2〜3:1の割合です。


日本人の食事摂取基準では、EPAおよびDHAの摂取量を一グラム/日としています。


EPAもDHAも、どちらも健康維持や疾病予防に重要です。


一般に、DHAは脳の栄養素、EPAは血管の栄養素といえるでしょう。




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サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


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オメガ3系必須脂肪酸による肥満妊婦での抗炎症作用 [2015年09月07日(月)]
今月の科学誌に、肥満妊婦において、オメガ3系必須脂肪酸による抗炎症作用を示し臨床研究が、米国のグループから報告されていました。
(PLoS One. 2015 Sep 4;10(9):e0137309.)



肥満、特に内臓脂肪型肥満による生活習慣病のリスクには、
慢性炎症が関与しています。

脂肪の過剰蓄積により、細胞の肥大化や血管新生、マクロファージを中心とする炎症惹起細胞の浸潤といった変化が見られます。


そこで、肥満に対する機能性食品を用いた対策として、減量ではなくて、抗炎症作用による健康リスクの低減というアプローチが考えられています。


例えば、
オメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)、ウコン(クルクミン)、レスベラトロールなどが考えられます。


さて、今回の研究では、

オメガ3系必須脂肪酸による肥満妊婦の炎症状態への作用が検証されました。


具体的には、
ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

過体重/肥満の妊婦を太守尾に、

DHA+EPA 投与群(2g/day)
あるいは
偽薬投与群
の2群について、

10週から16週の介入が行われています。


炎症経路については、
脂肪組織と胎盤での介入群と対照群、

培養の脂肪細胞と栄養芽細胞の介入群と対照群が比較されました。



解析の結果、

まず、
DHA/EPA摂取群では、

対照群に比べて、

血中濃度が5.8倍となり、

オメガ3/オメガ6比が1.5倍になりました。
(p< 0.005)

このとき、炎症マーカーである血中CRP値は有意に低下しました。
(p<0.001)


また、
脂肪組織および胎盤の解析では、

TLR4発現の有意な抑制、
(脂肪細胞由来の飽和脂肪酸は、TLR4の内因性リガンドとして作用し、マクロファージを活性化し、マクロファージでの炎症性変化やTNFα産生を誘導するとされています。)

IL6, IL8, TNFαの有意な抑制が見出されました。

さらに、
脂肪細胞と栄養芽細胞のin vitro系での解析では、
EPA/DHA投与により、TLR4, IL6, IL8 の誘導抑制が示されました。


以上のデータから、
肥満妊婦において、
オメガ3系必須脂肪酸の投与による抗炎症作用が示唆されます。



EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



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DHA含有サプリメントによるフレイル(虚弱)改善作用 [2015年08月18日(火)]
今月の老年医学の専門ジャーナル(電子版)に、DHA含有複合サプリメントによる高齢者のフレイル(虚弱)への作用を示した臨床研究が、英国のグループ(University of Roehampton)から報告されていました。
(J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2015 Aug 11.)



超高齢社会の到来に伴って、老年医学や抗加齢医学では、フレイル(虚弱)やサルコペニアへの対策が急務となっています。

(高齢者において筋力や活動が低下している状態(虚弱)を、フレイル(Frailty)と呼びます。)



今回の研究では、

オメガ3系必須脂肪酸のDHA含有複合サプリメントによる高齢者での運動能や認知機能への作用が検証されました。



具体的には、

60歳から84歳の閉経後の女性を対象に、

・DHA含有複合サプリメント投与群(15名)

(DHA 1グラム、EPA 160mg , イチョウ葉エキス 240mg, PS 60mg、ビタミンE 20mg、葉酸 1mg、ビタミンB12  20マイクログラム含有サプリメント)


・偽薬投与群(12名)

の2群について、6ヶ月間の介入が行われました。


運動能については、

VICON 三次元動作分析システム・モーションキャプチャシステムを用いて評価され、

認知機能や血中脂質も測定されています。




解析の結果、


まず、

4種類の認知機能テストのうち、2種類において、介入群での有意な改善が見出されました。

[潜時の短縮;motor screening task (p < .05)

より多くの単語記憶 (p < .03)]



また、

3種類の運動能測定のうち、1種類で、有意な改善が見出されました。
(歩行速度の有意な改善)


その他、

血中DHA値は、偽薬群と比べて介入群で有意に増加しています。
(p < .02).


以上のデータから、

今回の予備的な研究により、
DHAやイチョウ葉エキスなどの複合サプリメントによる運動能と認知機能の改善効果が示唆されます。


今後、高齢者のフレイル対策としての臨床的意義の検証が期待される分野です。






DHCでは、下記のサプリメントがあります。


イチョウ葉 30日分
さらさらな流れをうながし、「健康値&うっかり」対策!
通常価格 \810(税込\874)
イチョウ葉1日3粒総重量(=内容量)900mgあたりイチョウ葉エキス末(フラボノイド24%、テルペンラクトン類6%)180mg、ナイアシン8.8mg、パントテン酸3mg、ビタミンB6 0.9mg、ビタミンB2 0.7mg、ビタミンB1 0.7mg



さえざえ
複合的にはたらく6つの成分で冴えを総合サポート
通常価格\1,334(税込\1,440)
さえざえ1日2粒総重量1,010mg(内容量660mg)あたり卵黄油(レシチン25%)150mg、イチョウ葉エキス末(フラボノイド24%、テルペンラクトン類6%)50mg、ホスファチジルセリン40mg、ギャバ10mg、DHA103.5mg、EPA13.5mg



PS(ホスファチジルセリン) 30日分
“頭脳の栄養素”を補給して、「うっかり」知らずの毎日に
通常価格\2,460(税抜)
PS(ホスファチジルセリン)1日2粒総重量860mg(内容量560mg)あたりDHA140mg、EPA18mg、ホスファチジルセリン110mg




機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用



PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用



エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究




一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。




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オメガ3系必須脂肪酸によるうつ状態の改善効果 [2015年07月22日(水)]
精神医学研究の専門ジャーナル(電子版)に、オメガ3系必須脂肪酸によるうつ状態の改善作用を示した臨床研究が、米国のグループ(University of Pittsburgh)から報告されていました。
(Psychiatry Res. 2015 Jun 27.)



EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。




今回の研究では、

若年者のうつ状態に対して、

オメガ3系必須脂肪酸の短期投与による作用が検証されました。



具体的には、

BDIスコアが10以上の被験者23名(平均年齢20.2歳、女性78%)を対象に、

・オメガ3系必須脂肪酸投与群(1.4gのEPAとDHA)

・対照群(コーンオイル)

の2群について、

21日間の介入試験が行われています。



解析の結果、

21日間の投与試験後、両群間に有意差が認められました。

オメガ3系必須脂肪酸投与群では、被験者の67%がうつ状態ではなくなった、ということです。

一方、偽薬群では、20%がうつ状態ではなくなった、とされました。



うつ病関連指標であるBDIスコアでは、

オメガ3系必須脂肪酸投与により有意な改善が認められました。

一方、
偽薬投与群では有意な変化は示されていません。


以上のデータから、

若年者のうつ状態に対して、
オメガ3系必須脂肪酸による改善効果が示唆されます。





EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸では、抗炎症作用を介した動脈硬化抑制作用による生活習慣病予防効果が知られています。


オメガ3系脂肪酸の抗炎症作用のメカニズムとして、以前は、オメガ6系との比率からアラキドン酸カスケードへの機序が考えられていました。


現在では、これに加えて、EPAとDHAの代謝物自体に抗炎症作用があることがわかっています。





臨床研究におけるオメガ3系脂肪酸の投与量は、1日あたり数百ミリグラムから4グラム程度です。


また、EPA:DHA=2〜3:1の割合です。


日本人の食事摂取基準では、EPAおよびDHAの摂取量を一グラム/日としています。


EPAもDHAも、どちらも健康維持や疾病予防に重要です。


一般に、DHAは脳の栄養素、EPAは血管の栄養素といえるでしょう。




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魚油によるアスリート(パドラー)での免疫調節作用 [2015年06月03日(水)]
脂質研究の専門ジャーナルに、アスリートにおいて、オメガ3系必須脂肪酸を含む魚油による免疫調節作用と抗炎症作用を示した臨床研究が、報告されていました。
(Prostaglandins Leukot Essent Fatty Acids. 2015 May 16.)



過度な運動負荷は、炎症や酸化ストレス障害を生じ、免疫系にも抑制的に作用します。


EPAやDHAといったオメガ3系必須脂肪酸を含む魚油は、抗炎症作用などの機能性が知られています。


そこで、今回の研究では、エリート・アスリートにおいて、魚油サプリメント投与による炎症や免疫系への影響が検証されました。



具体的には、男性のパドラー(カヤッカー、カヌーイスト、ラフター)を対象に、


・1日あたり6gの魚油サプリメント投与群(n=11)

(オメガ3系必須脂肪酸として3.6グラム;EPAは2.4 g、DHAは1.2g)


・偽薬投与群(n=11)

の2群について、4週間の介入が行われました。



被験者のパドラーに対しては、

運動負荷が漸増され、

介入の前後で、免疫や炎症の関連マーカーが調べられています。




解析の結果、

魚油サプリメント投与群では、

TNF-αおよびIL-1βの産生減少、

IL-6の産生増加が認められました。

また、
IL-4には有意な変化はなく、IFN-γ産生では有意な減少が認められています。


さらに、

偽薬群に比べて、魚油投与群では、

IL-10産生の有意な増加も見出されました。



その他、

魚油サプリメント投与によって、

運動負荷時に

免疫系ではTh2へのシフトが見出されたということです。



以上のデータから、

エリートアスリート(今回はパドラー)での魚油サプリメントの摂取による運動負荷時の抗炎症作用や免疫調節作用が示唆されます。





現在、サプリメント・健康食品は、健康保持や疾病予防を目的に広く利用されています。

また、
運動負荷に対して、アスリート・運動選手がサプリメントを利用する場合もあります。


運動時には、筋肉中などで活性酸素が発生し、酸化ストレス障害が生じます。

そこで、抗酸化作用を有するサプリメント成分の摂取によって、運動に伴う酸化障害の抑制が期待されます。


DHCでは、大学との共同研究にて、

DHCのコエンザイムQ10投与によって、運動負荷時の活性酸素による酸化障害の抑制作用を報告しています。



具体的には、

トレッドミルを用いた60分間の持久走の負荷に際して、運動前の1週間、DHCのコエンザイムQ10 およびビタミンC、ビタミンEを摂取した群では、摂取しなかった群に比べて、尿中8-OHdG値の上昇が抑制(=運動による酸化障害の発生が抑制)されたというデータです。

運動習慣を有する場合、

マルチビタミンマルチミネラルに加えて、





コエンザイムQ10、



αリポ酸、



ビタミンC(ハードカプセル)、



ビタミンBミックス


アミノ酸



を利用することが好ましいと考えられます。







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DHAとEPAによる記憶能改善効果:メタ解析 [2015年03月19日(木)]
今月の科学誌プロスワンに、オメガ3系必須脂肪酸のDHAとEPAによる記憶能改善効果を示した系統的レビュー/メタ解析が、米国のグループから報告されていました。
(PLoS One. 2015 Mar 18;10(3):e0120391.)




記憶能が低下するという訴えは、加齢に伴って認められます。


オメガ3系必須脂肪酸、特に、DHA(ドコサヘキサエン酸)は、神経細胞膜を構成する脂質成分であり、

中枢神経系の構造や機能に好影響を与えると考えられています。



先行研究では、

高齢者において、

記憶能などの認知機能に対し、DHAなどのオメガ3系必須脂肪酸投与による改善効果が示唆されています。



今回の系統的レビュー/メタ解析では、

18歳以上の成人において、

DHAの摂取、単独の摂取あるいはEPAとの併用による記憶能への影響が検証されました。



具体的には、

主要医学データベースから、

(Ovid MEDLINE and EMBASE)


関連する研究が抽出されています。



被験者は、投与開始時に、健常者であり、軽度な記憶能の低下を訴える被験者と、それらの訴えのない健常者です。





解析の結果、

偽薬群に比べて、

DHA/EPAサプリメント投与群では、

軽度な記憶障害の訴え(mild memory complaints)が有意に改善していたということです
(P<.04)

言語記憶およびワーキングメモリーに関して、

DHA投与群では、投与前に比べて有意な変化が認められています。

(偽薬群との比較では有意差なし)




次に、

観察研究を対象にした解析では、

高齢者において、

DHA/EPAの摂取あるいは血中濃度と、

記憶能との間に有意な好影響が見出されました。



以上のデータから、


DHA単独、あるいはDHA/EPAの併用投与によって、

高齢者における軽度な記憶能の低下に対する改善効果が示唆されます。





EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸では、抗炎症作用を介した動脈硬化抑制作用による生活習慣病予防効果が知られています。


オメガ3系脂肪酸の抗炎症作用のメカニズムとして、以前は、オメガ6系との比率からアラキドン酸カスケードへの機序が考えられていました。


現在では、これに加えて、EPAとDHAの代謝物自体に抗炎症作用があることがわかっています。





臨床研究におけるオメガ3系脂肪酸の投与量は、1日あたり数百ミリグラムから4グラム程度です。


また、EPA:DHA=2〜3:1の割合です。


日本人の食事摂取基準では、EPAおよびDHAの摂取量を一グラム/日としています。


EPAもDHAも、どちらも健康維持や疾病予防に重要です。


一般に、DHAは脳の栄養素、EPAは血管の栄養素といえるでしょう。






生活習慣病とライフスタイルとの関連については,下記の研究が知られています。



地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用






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ビタミンD・魚油・プロテインによる上気道炎の罹患回数減少効果 [2015年02月12日(木)]
今月のスポーツ医学の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンD・魚油・プロテイン含有複合サプリメントによる上気道炎への効果を調べた臨床研究が、英国のグループ(University of Aberdeen)から報告されていました。
(Int J Sports Med. 2015 Feb 9.)



風邪/普通感冒など上気道炎への罹患は、アスリート/運動選手において問題になります。


例えば、マラソンや駅伝のトレーニング合宿では、上気道炎などの罹患に対する対策が重要です。

(トレーニングによる運動負荷のかかったアスリートでは、平均的な健常者に比べて、風邪/上気道炎の罹患リスクが高いことが知られています。)



今回の研究では、

ビタミンD・魚油・プロテイン含有複合サプリメントによる上気道炎(URTI)リスクへの働きが検証されました。


具体的には、

アクティブな健常若年者42名を対象に、

複合サプリメント

(550&#8201;mg DHA, 550&#8201;mg EPA, 10&#8201;&#181;g vitamin D3 and 8&#8201;g whey protein)

あるいは

偽薬のいずれかを16週間投与し、


唾液中のIgA値、

身体活動レベル、

URTIの罹患状況が調べられています。


2群について、トレーニング/運動負荷状況には差はありません。




解析の結果、


URTIの症状を有する罹病日数は、

対照群に比べて、

サプリメント投与群において、有意に減少していました。

(サプリメント投与群;1.72±1.67日、 vs.  偽薬群;2.79±1.76日; P<0.05)



なお、

唾液のIgA、URTIの罹患率や重症度、罹病期間について、両群間に関して有意差は見出されませんでした。




以上のデータから、

ビタミンD・魚油・タンパク質含有サプリメント投与により、

健康な若年アスリートでの

上気道炎の症状を有する日数減少効果が示唆されます。






統合医療としてのサプリメント・機能性食品の分野では、

免疫賦活作用により自己治癒力を高め、

風邪やインフルエンザのリスク低下(予防)、発症時の重症度軽減を目的として利用する、

という考え方があります。


まず、
日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


ビタミンDの機能性として、免疫調節作用や抗がん作用、インフルエンザ予防作用などが知られています。



統合医療におけるインフルエンザ対策としては、
西洋医学によるワクチンや抗インフルエンザ薬に加えて、
漢方での麻黄湯、
ハーブとしてエキナセア
などが選択肢として考えられます。




主作用と副作用に関する科学的根拠に加えて、費用対効果を考慮する時、すでによく知られている抗インフルエンザ薬は第一選択ではないと思います。


漢方の証で適応があれば、麻黄湯が有効でしょう。


私は、風邪・インフルエンザ対策にはエキナセアを推奨しますし、実際に利用しています。


(なお、感染初期の短期に、高用量で摂取するのがポイントです。
例えば、風邪を引いたかなというときの第1〜2日目は2時間毎に摂取、
第3日目以降は漸減し、1週間で終了。
この摂取方法で、罹病期間の短縮と症状の軽減効果が期待できます。)




エキナセア(エキナシア,和名ムラサキバレンギク)は、北米原産のハーブです。

風邪(普通感冒、上気道炎)やインフルエンザの感染初期に、治療目的で投与され、症状の軽減と罹病期間の短縮効果が認められます。

また、風邪の予防目的にも利用され、罹患リスクの減少効果が知られています。



一般に、風邪予防・インフルエンザ予防には、
エキナセアビタミンD3の摂取が有効です。

また、罹患したときの対処(症状の軽減と罹病期間の短縮)としては、
エキナセア、亜鉛ビタミンCプロポリス
が有用です。

DHCでは複合サプリメント製品も扱っています。


(なお、症状を観察しつつ必要に応じて医療機関の受診も必要です。)




ハーブとしてのエキナセア(Echinacea species)は、E. angustifolia、E. pallida、E. Purpureaの3種が代表的です。

伝統的な投与方法では、主にE. Purpureaの全草(地上部や根、根茎,葉を含む全草)がチンキ剤として用いられます。

(乾燥末を用いたサプリメントでは、主要成分であるアルキルアミド類alkamidesの含有量で標準化されています。)





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DHAサプリメントによる脂質過酸化抑制効果 [2014年12月06日(土)]
臨床栄養学の専門ジャーナルに、オメガ3系脂肪酸のDHAサプリメント投与による脂質過酸化抑制作用を示した臨床研究が、日本と米国のグループから報告されていました。
(J Clin Biochem Nutr. 2014 Nov;55(3):196-202.)




二重結合が多い脂肪酸が酸化ストレスによって酸化されると、生活習慣病のリスクになると考えられます。


したがって、オメガ3系多価不飽和脂肪酸は、

健康増進や疾病予防効果が期待される一方で、

過酸化の状態ではない、質の高いサプリメントを利用することが重要です。



さて、今回の研究では、

オメガ3系必須脂肪酸のひとつのDHA(ドコサヘキサエン酸)による脂質過酸化マーカーへの影響が検証されました。



具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

39-66歳の高中性脂肪血症の男性(各群17名)を対象に、

最初の8日間は非投与期間(washout)とし、
続く90日間に、

1日あたり7.5グラムのサプリメント(3グラム/日のDHA)
あるいは
偽薬が投与され、

0,45,91日の時点で、

採血が行われています。



解析の結果、


DHAサプリメント投与後において、

DHA濃度と、

赤血球中の脂質過酸化の指標(リノール酸の酸化生成物であるZE-HODE, EE-HODE, t-HODE, および、total 8-isoprostaglandin F2α)
との間に有意な負の相関が見出されたということです。


また、
赤血球中のヒドロキシコレステロール値も、DHAと負の相関傾向が示されています。
(有意差はナシ)



以上のデータから、

DHAサプリメント投与によって、

赤血球における脂質過酸化の抑制作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待されます。





EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸では、抗炎症作用を介した動脈硬化抑制作用による生活習慣病予防効果が知られています。


オメガ3系脂肪酸の抗炎症作用のメカニズムとして、以前は、オメガ6系との比率からアラキドン酸カスケードへの機序が考えられていました。


現在では、これに加えて、EPAとDHAの代謝物自体に抗炎症作用があることがわかっています。





臨床研究におけるオメガ3系脂肪酸の投与量は、1日あたり数百ミリグラムから4グラム程度です。


また、EPA:DHA=2〜3:1の割合です。


日本人の食事摂取基準では、EPAおよびDHAの摂取量を一グラム/日としています。


EPAもDHAも、どちらも健康維持や疾病予防に重要です。


一般に、DHAは脳の栄養素、EPAは血管の栄養素といえるでしょう。






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男性不妊症と酸化ストレス障害・オメガ3系必須脂肪酸との関係 [2014年11月21日(金)]
今月の生殖医学の専門ジャーナル(電子版)に、精索静脈瘤による男性不妊症と、オメガ3系必須脂肪酸の低下、酸化ストレス障害の亢進との関連を示した臨床研究が報告されていました。
(Reprod Fertil Dev. 2014 Nov 19.)



精索静脈瘤は、

精子の形態や活動に異常を生じるため、男性不妊症の一因となります。



多価不飽和脂肪酸は、

精子の構造や機能の維持に必要な成分ですが、

精索静脈瘤との関連は明確ではありません。



そこで、今回の研究では、

多価不飽和脂肪酸と、精索静脈瘤での精子機能との関連が調べられました。


具体的には、

精索静脈瘤を有する男性不妊症患者92名と、

精索静脈瘤ではない男性不妊症患者99名、

正常対照群95名を対象に、



精子の形態や活動性に関連する指標、

抗酸化ストレス関連指標(8-OHdG)、

オメガ3系必須脂肪酸が測定されました。




解析の結果、

精索静脈瘤を有していない男性不妊症患者群に比べて、

精索静脈瘤を有する男性不妊症患者群では、

オメガ3系脂肪酸が低値であり、

オメガ6系脂肪酸が高く、

精子におけるDNAの酸化障害が大きいことが見出されました。




(EPAやDHAなどのオメガ3系脂肪酸は、抗炎症作用を有しています。
一方、オメガ6系脂肪酸は、炎症を惹起します。)



また、

精索静脈瘤の程度やDNA障害の程度は、

オメガ3系脂肪酸値の低下や

精子の質の低下と相関していたということです。




以上のデータから、

精索静脈瘤に関連する男性不妊症では、

オメガ3系必須脂肪酸の低値や精子の酸化障害による病態への関与が示唆されます。



今後、サプリメントの投与など介入試験による臨床的意義の検証が期待される分野です。



男性不妊症に関連した抗酸化作用では、コエンザイムQ10の機能性も知られています。



コエンザイムQ10は、男性不妊症に対する効果が広く報告されています。


コエンザイムQ10による男性不妊症改善作用



コエンザイムQ10による抗酸化作用@男性不妊症



コエンザイムQ10 による男性不妊症の改善作用



特発性精子無力症に対するサプリメントの効果



還元型コエンザイムQ10による精子機能改善作用



コエンザイムQ10 による男性不妊症の改善作用



αリポ酸による精子機能改善作用



ビタミンDによる精子運動機能の改善作用



トンカットアリによる男性のQOLとリビドー改善作用





DHCでは、マカトンカットアリを製品化しています。





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posted at 23:56 | この記事のURL
妊娠中のうつ状態に対するオメガ3系必須脂肪酸(EPA/DHA)の効果 [2014年11月01日(土)]
看護・助産学の専門ジャーナルに、オメガ3系必須脂肪酸(EPA/DHA)による妊娠中のうつ状態への効果を示した臨床研究が、イランのグループ(Behbahan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Int J Community Based Nurs Midwifery. 2014 Jul;2(3):142-7)



妊娠中や授乳中(産後)には、うつ病・うつ状態が見られることがあります。



今回の研究では、

妊娠中のうつ状態に対するオメガ3系必須脂肪酸の効果が検証されました。



具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

初産の妊婦を対象に、

1日あたり1グラムのオメガ3系必須脂肪酸投与群、

あるいは

偽薬が6週間投与されました。


うつ状態について、Beck Depression Inventoryによる評価が投与前後で行われています。


解析の結果、


偽薬群に比べて、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与群では、

介入後に有意差が見出されたということです。
(P<0.001)



以上のデータから、

妊娠中の軽度なうつ病に対して、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメントによる症状改善効果が示唆されます。




EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸では、抗炎症作用を介した動脈硬化抑制作用による生活習慣病予防効果が知られています。


オメガ3系脂肪酸の抗炎症作用のメカニズムとして、以前は、オメガ6系との比率からアラキドン酸カスケードへの機序が考えられていました。


現在では、これに加えて、EPAとDHAの代謝物自体に抗炎症作用があることがわかっています。





臨床研究におけるオメガ3系脂肪酸の投与量は、1日あたり数百ミリグラムから4グラム程度です。


また、EPA:DHA=2〜3:1の割合です。


日本人の食事摂取基準では、EPAおよびDHAの摂取量を一グラム/日としています。


EPAもDHAも、どちらも健康維持や疾病予防に重要です。


一般に、DHAは脳の栄養素、EPAは血管の栄養素といえるでしょう。





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posted at 23:52 | この記事のURL
オメガ3系脂肪酸が孤独感に伴う記憶能の低下を抑制 [2014年10月03日(金)]
心身医学の専門ジャーナル(電子版)に、オメガ3系必須脂肪酸投与によって、孤独感に伴う記憶能の低下が抑制されたという臨床研究が、米国のグループ(Ohio State University College of Medicine)から報告されていました。
(Psychosom Med. 2014 Sep 26.)



孤独感(loneliness)は、時間経過と共に、エピソード記憶の低下リスクとなります。


EPAやDHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、認知機能維持作用や抗うつ作用が示されています。

そこで、今回の研究では、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与によって、

孤独感に伴うエピソード記憶に対する作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化偽薬対照試験として、

被験者138名を対象に、

偽薬、

1日あたり1.25グラムのオメガ3系脂肪酸、

2.50グラムのオメガ3系脂肪酸のいずれかが4ヶ月間投与され、

介入の前後で、認知機能テストや孤独感の評価が行われています。



解析の結果、



投与前の言語エピソード記憶スコアで補正後、

偽薬投与群では、介入後に、

孤独感を有する被験者において、孤独感の少ない被験者に比べて、
エピソード記憶能が低下していました。

(immediate (b = -0.28, t (117) = -2.62, p = .010) and long-delay (b = -0.06, t (116) = -2.07, p = .040))




一方、このエピソード記憶能の低下は、

オメガ3系必須脂肪酸投与群(1.25gおよび2.50g)では見出されませんでした。
(all p values > .10)


このデータは、

血中オメガ6/オメガ3比との相関が認められています。


以上のデータから、
孤独感に伴う言語エピソード記憶の低下に対して、
オメガ3系必死脂肪酸投与による効果が示唆されます。






EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸では、抗炎症作用を介した動脈硬化抑制作用による生活習慣病予防効果が知られています。


オメガ3系脂肪酸の抗炎症作用のメカニズムとして、以前は、オメガ6系との比率からアラキドン酸カスケードへの機序が考えられていました。


現在では、これに加えて、EPAとDHAの代謝物自体に抗炎症作用があることがわかっています。





臨床研究におけるオメガ3系脂肪酸の投与量は、1日あたり数百ミリグラムから4グラム程度です。


また、EPA:DHA=2〜3:1の割合です。


日本人の食事摂取基準では、EPAおよびDHAの摂取量を一グラム/日としています。


EPAもDHAも、どちらも健康維持や疾病予防に重要です。


一般に、DHAは脳の栄養素、EPAは血管の栄養素といえるでしょう。







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オメガ3系脂肪酸によるADHD改善作用:メタ解析 [2014年09月04日(木)]
臨床精神医学の専門ジャーナルに、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントによるADHDへの効果を検証したメタ解析が、米国のグループ(Oregon Health & Science University)から報告されていました。
(Clin Psychol Rev. 2014 Jun 2;34(6):496-505.)



ADHD (注意欠陥・多動性障害Attention Deficit / Hyperactivity Disorder)とは、多動性や衝動性、注意低下などを特徴とし、発達障害のひとつとされています。

(米国での罹患率は、若年者の6-9%、成人の3-5%ということです。
また、若年者の罹患率は、世界的に類似した数値です。)


ADHDでは、主たる症状として、感情コントロールに乏しいことが知られています。

また、これまでの研究では、
小児や青少年のADHD患者におけるオメガ3系脂肪酸低値やオメガ3系必須脂肪酸サプリメントの働きが示唆されてきました。

ADHDの小児に対するオメガ3系脂肪酸の効果




さて、今回のメタ解析では、

ADHDにおけるオメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与時の血中濃度の変化と症状の関連について検証されました。




具体的には、

2つのメタ解析が行われており、


まず、研究1では、

血中オメガ3系脂肪酸の値と、ADHDとの関連が調べられ、


次に、研究2では、ランダム化比較試験の検証が行われています。





解析の結果、

まず、研究1では、

9報(n=586)が対象となり、

ADHDでは、対照群に比べて、

血中オメガ3系脂肪酸が有意に低値であることが見出されました。
(g=0.42, 95% CI=0.26-0.59; p<.001)



次に、

研究2では、

16報(n=1408)が対象となり、


オメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与によって、ADHD関連症状の有意な改善が見出されています。
(g=0.26, 95% CI=0.15-0.37; p<.001)



特に、ADHDの多動性について、両親や教師による信頼の高い評価での改善が見出されました。



以上のデータから、

ADHDの小児患者では、

血中オメガ3系必須脂肪酸が低値であり、

オメガ3系脂肪酸の投与による症状の改善作用が示唆されます。





EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸では、抗炎症作用を介した動脈硬化抑制作用による生活習慣病予防効果が知られています。


オメガ3系脂肪酸の抗炎症作用のメカニズムとして、以前は、オメガ6系との比率からアラキドン酸カスケードへの機序が考えられていました。


現在では、これに加えて、EPAとDHAの代謝物自体に抗炎症作用があることがわかっています。





臨床研究におけるオメガ3系脂肪酸の投与量は、1日あたり数百ミリグラムから4グラム程度です。


また、EPA:DHA=2〜3:1の割合です。


日本人の食事摂取基準では、EPAおよびDHAの摂取量を一グラム/日としています。


EPAもDHAも、どちらも健康維持や疾病予防に重要です。


一般に、DHAは脳の栄養素、EPAは血管の栄養素といえるでしょう。





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