サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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妊娠糖尿病に対するαリポ酸の有用性 [2018年10月27日(土)]
今月の産婦人科内分泌学の専門ジャーナルに、妊娠糖尿病に対するαリポ酸サプリメントの働きを検証した臨床研究が、イランのグループ(Arak University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Gynecol Endocrinol. 2018 Oct 10:1-5.)


αリポ酸は、抗酸化作用を有する機能性成分の一つで、体内ではミトコンドリアで産生されます。

サプリメントとしてのαリポ酸は、抗酸化作用を介した機能性が示されており、
ダイエット目的からアンチエイジングまで、広く利用されています。

特に、欧米の臨床試験では、糖尿病性神経障害に対する症状改善作用が報告されています。


先行研究では、次の報告があります。




αリポ酸による糖尿病性神経障害の症状改善:レビュー




αリポ酸による糖代謝改善・抗酸化能亢進作用@2型糖尿病




αリポ酸による抗肥満作用:メタ解析


・人工透析患者におけるαリポ酸の効果


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



αリポ酸による糖代謝改善作用:メタ解析


さて、

今回の研究では、

妊娠糖尿病患者において、

αリポ酸サプリメント投与による血中アディポサイトカインおよび糖代謝関連への作用が検証されました。


具体的には、

妊娠24-28週の妊娠糖尿病患者60名を対象に、

・αリポ酸サプリメント(100mg)投与群:30名、

・偽薬投与群:30名、

の8週間の介入が実施され、

介入の前後での比較が行われました。


解析の結果、


αリポ酸サプリメント投与群において、

介入後に、

空腹時血糖値の有意な低下、
(p&#8201;<&#8201;.001)

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の有意な低下、
(p&#8201;<&#8201;.001)

酸化ストレス指標であるMDA/TACの有意な低下、
(p&#8201;<&#8201;.001),


レプチン/アディポネクチン比の有意な低下、
L/A (p&#8201;=&#8201;.008)

が認められ、

一方で、
アディポネクチン値の有意な増加、
(p&#8201;=&#8201;.011)

アディポネクチン/レプチン比の有意な増加、
(p&#8201;=&#8201;.001)

アディポネクチン/HOMA-IR比の有意な増加
(p&#8201;<&#8201;.001)

が見出されました。


以上のデータから、

妊娠糖尿病において、

100mgのαリポ酸サプリメント投与による糖代謝改善作用が示唆されます。



今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。



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posted at 23:53 | この記事のURL
コエンザイムQ10の2型糖尿病に対する有用性:メタ解析 [2018年10月16日(火)]
内分泌学の専門ジャーナルに、コエンザイムQ10サプリメントによる2型糖尿病への作用を検証したメタ解析が、中国のグループから報告されていました。
(Int J Endocrinol. 2018 Sep 16;2018:6484839)


2型糖尿病患者では、同年代の健常者に比べて、ATP産生能が半減していることが知られています。

コエンザイムQ10は、ミトコンドリアでのATP産生に必須の機能性成分です。


そこで、今回の研究では、

2型糖尿病におけるコエンザイムQ10サプリメントの作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

2型糖尿病に対して、

コエンザイムQ10サプリメントと偽薬あるいは、糖尿病治療薬を比較したランダム化比較試験が検索され、


13報から、765名のデータが解析の対象となりました。


解析の結果、

偽薬群に比べて、

コエンザイムQ10サプリメント投与群では、

HbA1cの有意な低下、
(WMD -0.29; 95% CI -0.54, -0.03; P = 0.03)

空腹時血糖値の有意な低下、
(WMD -11.21; 95% CI -18.99, -3.43; P = 0.005)

が認められました。


一方、HOMA-IR、空腹時インスリン値では両群間に有意差は認められませんでした。
(WMD -0.48; 95% CI -2.54, 1.57; P = 0.65).


次に、脂質代謝指標では、

8報のRCTの解析の結果、

偽薬群に比べて、

コエンザイムQ10サプリメント投与群において、
LDLコレステロール値の低下傾向が見出されました。
(WMD −3.84; 95% CI −10.70, 3.03; )

また、
9報のRCTの解析では、

偽薬群に比べて、

コエンザイムQ10サプリメント投与群において、

HDLコレステロール値の有意な上昇が認められています。
(WMD 3.53; 95% CI 0.35, 6.71)


以上のデータから、

2型糖尿病患者において、

コエンザイムQ10サプリメント投与により、

糖代謝及び脂質代謝改善作用が示唆されます。



コエンザイムQ10サプリメントは、ベーシックサプリメントとして、生活習慣病やヘルシーエイジングのために広く推奨できます。
(もちろん、私もとっています。)



コエンザイムQ10は、内在性の脂溶性抗酸化成分であり、ミトコンドリア機能維持に重要な役割を果たしています。

コエンザイムQ10の機能性は、抗酸化作用とATP産生能を介して発揮されます。

生活習慣病や慢性消耗性疾患の患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10が減少していることも示唆されています。


サプリメントのコエンザイムQ10には、酸化型コエンザイムQ10であるユビキノンと、

還元型コエンザイムQ10のユビキノールの2種類があります。

酸化型CoQ10は、摂取後に体内で還元型に変換されて、作用します。




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。






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コエンザイムQ10による糖代謝改善・インスリン抵抗性改善作用 [2018年09月10日(月)]
今日、9月10日は、語呂合わせでコエンザイムQ10の日(コーキュウ・テン, CoQ10)だそうです。

コエンザイムQ10サプリメントによる糖代謝への作用を調べた論文を読んでみました。
(Biomed Res Int. 2018 Jul 29;2018:1613247)


コエンザイムQ10は、内在性の脂溶性抗酸化成分であり、ミトコンドリア機能維持に重要な役割を果たしています。

生活習慣病や慢性消耗性疾患の患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10が減少していることも示唆されています。



今回の研究では、

糖尿病予備軍患者において、

コエンザイムQ10による糖代謝への作用が検証されました。



具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

耐糖能異常を示す成人80名を対象に、

・コエンザイムQ10投与群:40名、

・偽薬投与群:40名

の2群について、

8週間の介入が行われ、

糖代謝関連指標が調べられています。


解析の結果、

8週間のコエンザイムQ10投与群では、

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の有意な減少が見出されました。
(P < .001)


また、
フリー酸素ラジカル値とコエンザイムQ10値は、有意な相関が認められました。
(P < .001)

なお、
空腹時血糖値、インスリン値、HbA1cは、両群間で有意差は認められませんでした。


その他、
問題となる有害事象は示されませんでした。

以上のデータから、

耐糖能異常の成人において、

コエンザイムQ10サプリメントの投与による糖代謝改善作用が示唆されます。


今後、補完療法としての利用が期待されます。



コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。


.





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玄米は白米に比べて2型糖尿病リスクを低下する@米国 [2018年08月31日(金)]
玄米食が肥満やメタボリック症候群、2型糖尿病の予防や改善に有用であるという研究が多く報告されています。

玄米には、食物繊維、ビタミンB群、ミネラル類などが含まれており、食後血糖を抑制する働きを有しています。



例えば、2010年に内科学の専門ジャーナルに報告されたアメリカでの疫学研究でも、
白米に比べて、玄米が、2型糖尿病の発症リスクを低減させるという働きが見出されました。
(Arch Intern Med. 2010 Jun 14;170(11):961-9.)



この前向き研究では、

男性39,765名、女性157,463名を対象に、

ライフスタイルと疾患との関係が調べられています。

(ナースヘルススタディI とIIの一環です。)



年齢や生活習慣の交絡因子で補正後、


白米の摂取が多い群(1週間に5サービング以上)では、

白米の摂取が少ない(1カ月に1回未満)群に比べて、

2型糖尿病のリスクが17%高いという有意な相関が見出されました。
(RR;1.17 (1.02-1.36)


これに対して、

1週間に2サービング以上の玄米を摂取している群では、

1ヵ月に1サービング未満の玄米摂取群に比べて、

2型糖尿病リスクが11%有意に低値でした。
(RR;0.89, 95% CI, 0.81-0.97)


著者らの解析では、

1日あたり50グラム(3分の1のサービングサイズ)を、白米から玄米に置き換えることで、

2型糖尿病リスクが16%低下すること、
(95% CI, 9%-21%)

全粒の穀類でおきかえることで、

2型糖尿病リスクが36%低下すること、
(30%-42%)

が推計されました。


以上のデータから、

2型糖尿病の予防のためには、白米よりも玄米の摂取、生成された穀類よりも全粒の穀類が好ましいと考えられます。



血糖値を上げるのは、炭水化物であり、

食後血糖の上昇抑制のためには、
・食べる順番(ベジファースト・カーボラスト、野菜が先、炭水化物は最後)
・緩やかな糖質制限/炭水化物制限
が推奨できます。


なお、
琉球大学の研究グループは、玄米に含まれるγオリザノールが、内分泌代謝作用を有しているというデータを発表しています。

γオリザノールは、1954年に玄米中から分離された数種類のトリテルペンアルコールのフェルラ酸エステル化合物です。
(米ぬかに豊富に含まれる玄米特有の機能性成分とされています。)


DHCでは、北海道産米の発芽玄米を製品化しています。




ふるさと納税の返礼品にも採用されています。




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フォーミュラ食(置き換え食)が2型糖尿病の血糖コントロールに有用 [2018年08月23日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、2型糖尿病において、個別化した食事療法としてのフォーミュラ食(置き換え食)による血糖コントロール改善作用を示した臨床研究が、ドイツのグループ(D&#252;sseldorf Catholic Hospital Group)から報告されていました。
(Nutrients. 2018 Aug 4;10(8).)




「肥満症診療ガイドライン2016(日本肥満学会)」では、

・肥満症の食事療法でも必須アミノ酸を含む蛋白質、ビタミン、ミネラルの十分な摂取が必要であり、フォーミュラ食の併用が有用である。
・フォーミュラ食を1日1回だけ食事と交換することでも有効な減量や肥満関連病態の改善を期待できる。

とされています。

DHCのフォーミュラ食は、

DHCプロティンダイエット製品であり、

国内マーケットシェア第1位です。





DHCプロティンダイエットなどのフォーミュラ食(置き換え食)は、

低エネルギー食で、タンパク質とビタミン、ミネラルが含まれており、低糖質食/低炭水化物食ですので、2型糖尿病の血糖コントロールの改善にも有用であると考えられます。


そこで、
今回の研究では、

低糖質フォーミュラ食(置き換え食)による、

血糖自己測定(SMBG)を行っている2型糖尿病患者での血糖コントロールへの作用が検証されました。


具体的には、

血糖コントロール不良の2型糖尿病患者を対象に、

まず、最初の1週間を1300-1500kcalにて、

・中程度の介入群:1日当たり2食置き換えを実施(160名)、

・強度の介入群:1日当たり3食の置き換えを実施(149名)

の2群について介入を行い、

続いて、

2週から4週目にかけて、

両群に、
SMBGの値に応じて、
低炭水化物のランチが導入され、

そして、4週後以降は、12週目まで、朝食も低炭水化物食が導入されました。

さらに、フォローアップ期間として、52週目まで、1日1食の置き換え食がすべての被験者で進められました。

その他、
観察対照群(100名)として、ルーティンケア施行群が置かれています。


アウトカムは、

開始時に比べて、12週間後、52週間後の血糖コントロール指標です。



12週間後の時点で321名(83%)が完了し、

52週間後の時点で279名(72%)が干渉しました。



解析の結果、

介入した両群とも、

12週間以内に、

HbA1c、空腹時血糖値、血圧、体重の有意な改善を示しました。
(all p < 0.001)


なお、これらの指標について、両群間での有意差は認められませんでした。


また、12週間以降で推計されるHbA1減少幅も、介入の両群間での有意差は認められませんでした。


一方、
52週間の時点では、

3食置き換え群においてのみ、

HbA1cの有意な改善が認められ、
(-0.81% [-1.06; -0.55] (p < 0.001))

2食置き換え群と対照群では有意差は検出されませんでした。



以上のデータから、

血糖コントロール不良の2型糖尿病患者において、

血糖自己測定に応じた置き換え食/フォーミュラ食の利用により、血糖コントロール改善作用が示唆されます。


今回の研究では、1日3食の強化食事療法が行われています。

1日3食の置き換えは、肥満治療では入院加療にて行われます。



これに対して、
セルフケアでは、
1日1食あるいは2食の置き換え食が用いられます。






「肥満症診療ガイドライン2016(日本肥満学会)」では、

・肥満症の食事療法でも必須アミノ酸を含む蛋白質、ビタミン、ミネラルの十分な摂取が必要であり、フォーミュラ食の併用が有用である。
・フォーミュラ食を1日1回だけ食事と交換することでも有効な減量や肥満関連病態の改善を期待できる。

とされています。

DHCのフォーミュラ食は、

DHCプロティンダイエット製品であり、

国内マーケットシェア第1位です。



先行研究では、フォーミュラ食/置き換え食の有用性について多くの研究が報告されています。

置き換え食(フォーミュラ食)による肥満での糖代謝改善作用


置き換え食(タンパク質含有フォーミュラ食)による肥満とメタボ指標の改善効果



置き換え食/フォーミュラ食は、リバウンド予防にも有用であることがわかっており、

適宜、継続した利用が推奨されます。





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posted at 23:54 | この記事のURL
糖尿病や肥満の改善に有効な食事パターンは:ネットワークメタ解析 [2018年08月07日(火)]
今月のEBMのジャーナル(電子版)に、2型糖尿病患者における血糖コントロールや心血管リスク軽減、減量のために有用な食事パターンを検証したネットワークメタ解析が、中国のグループ(School of Public Health of Lanzhou University)から報告されていました。
(J Evid Based Med. 2018 Aug 1)




今回のネットワークメタ解析では、

2型糖尿病患者において、

血糖コントロール、心血管リスク、減量について、

主な食事パターンによる作用が検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, EMBASE, the Cochrane Central Register of Controlled Trials;CENTRAL)

2型糖尿病患者において、

地中海食、低炭水化物食、低脂質食による作用が調べられました。


それぞれのRCTでは、

食事パターンのいずれかと、通常食との比較が行われています。



主アウトカムは、

血糖コントロール、

副アウトカムは、

減量と心血管リスクファクターの変化です。


5つの食事パターンを含む10報のランダム化比較試験(RCT)が解析の対象となりました。


解析の結果、

まず、

低脂肪食に比べて、

地中海食では、

血糖コントロールの有意な改善、
(HbA1c [%]: MD = -0.45, 95% CI = -0.55 to -0.34; 空腹時血糖値 [mmol/L]: MD = -1.24 95% CI = -1.57 to -0.91)

有意な体重減少
(体重[kg]: MD =-1.18, 95% CI = -1.99 to -0.37; ウエスト周囲長 [cm]: MD = -0.73, 95% CI = -1.26 to -0.19)

心血管リスクファクターの有意な改善

(HDL-コレステロール値 [mmol/L]: MD = 0.07, 95% CI = 0.04 to 0.11;
総コレステロール値 [mmol/L]: MD = -0.17, 95% CI = -0.26 to -0.08;
中性脂肪値[mmol/L]: MD = -0.21, 95% CI = -0.27 to -0.16)

が見出されたということです。


また、

ネットワークメタ解析では、

高炭水化物食では、通常食に比べて、

HDLコレステロール値への好影響が見出されました。
(MD = 1.04 mmol/l, 95% CI = 0.39 to 1.68)


その他の指標に関しては、各食事パターンでの有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

2型糖尿病患者において、

地中海食による血糖コントロール、減少、心血管リスク因子に対する好影響が示唆されます。



地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する


オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下


バージンオリーブオイルの心臓病予防作用


地中海食による認知症予防効果



近年の研究では、
単なるオリーブオイルではなく、
オリーブ由来のポリフェノールが豊富なエクストラバージンオリーブオイルのほうが、優れた機能性を有することが分かってきました。


ただし、日本では、JAS基準のオリーブオイルが出回っており、エクストラバージンオリーブオイルの品質が国際基準と比べて、高くありません。


エクストラバージンオリーブオイルの基準は、
IOC(国際オリーブ協会)では酸度0.8%以下、
JASの基準では酸度が2%未満です。


DHCのエクストラバージンオリーブオイルは、
酸度はわずか0.2%以下となっています。








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αリポ酸による糖代謝改善作用:メタ解析 [2018年07月13日(金)]
今月の内分泌代謝学の専門ジャーナル(電子版)に、αリポ酸による内分泌代謝関連指標への作用が検証されました。
(Metabolism. 2018 Jul 7.)


αリポ酸は、抗酸化作用を有する機能性成分の一つで、体内ではミトコンドリアで産生されます。

サプリメントとしてのαリポ酸は、抗酸化作用を介した機能性が示されており、
ダイエット目的からアンチエイジングまで、広く利用されています。

特に、欧米の臨床試験では、糖尿病性神経障害に対する症状改善作用が報告されています。


先行研究では、次の報告があります。




αリポ酸による糖尿病性神経障害の症状改善:レビュー




αリポ酸による糖代謝改善・抗酸化能亢進作用@2型糖尿病




αリポ酸による抗肥満作用:メタ解析




・人工透析患者におけるαリポ酸の効果


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果




さて、今回の系統的レビュー/メタ解析では、

メタボリック症候群において、

αリポ酸サプリメントによる糖代謝および脂質代謝指標への作用が検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, EMBASE, Web of Science and Cochrane Central Register of Controlled Trials)


2017年10月までに収載された関連論文が検索され、

24報が解析の対象となりました。


解析の結果、

メタボリック症候群患者において、

αリポ酸サプリメントの投与により、

空腹時血糖値の有意な低下、
(SMD -0.54; 95% CI, -0.89,-0.19; P&#8239;=&#8239;0.003)

インスリン値の有意な低下、
(SMD -1.01; 95% CI, -1.70, -0.31; P&#8239;=&#8239;0.006)

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の有意な低下、
(SMD -0.76; 95% CI, -1.15,-0.36; P&#8239;<&#8239;0.001)

HbA1cの有意な低下、
(SMD -1.22; 95% CI, -2.01,-0.44; P&#8239;=&#8239;0.002)

中性脂肪値の有意な低下、
(SMD -0.58; 95% CI, -1.00, -0.16; P&#8239;=&#8239;0.006),

総コレステロール値の有意な低下、
(SMD -0.64; 95% CI, -1.01, -0.27; P&#8239;=&#8239;0.001),

LDLコレステロール値の有意な低下、
(SMD -0.44; 95% CI, -0.76, -0.11; P&#8239;=&#8239;0.008)

が見出されたということです。


なお、

ALA(αリポ酸)投与によるHDLへの作用は有意差は見出されていません。
(SMD 0.57; 95% CI, -0.14, 1.29; P&#8239;=&#8239;0.11)



以上の系統的レビュー/メタ解析から、

メタボリック症候群において、

αリポ酸サプリメント投与による内分泌代謝改善作用が示唆されます。



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還元型コエンザイムQ10による2型糖尿病での内分泌代謝改善作用 [2018年07月05日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、2型糖尿病患者において、還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)投与による内分泌代謝改善作用を示した臨床研究が、台湾のグループ(Shan Medical University Hospital)から報告されていました。
(Br J Nutr. 2018 Jul;120(1):57-63.)


2型糖尿病患者では、同年代の健常者に比べて、内在性のコエンザイムQ10の機能低下が示唆されています。


今回の研究では、

2型糖尿病において、

還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)投与による内分泌代謝への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

2型糖尿病患者50名を対象に、

・還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)100mg投与群:25名、

・偽薬投与群:25名

の2群について、12週間の介入が行われ、

糖代謝、脂質代謝、酸化ストレス指標などが調べられました。



解析の結果、

12週間後の時点で、

還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)投与群では、

HbA1cの有意な低下が認められました。
(P=0.03)


また、

偽薬投与群に比べて、

還元型コエンザイムQ10投与群では、

投与後に、
抗酸化酵素活性の有意な亢進も見出されています。
(カタラーゼ;P<0.01、グルタチオンペルオキシダーゼ; P=0.03)



その他、

コエンザイムQ10投与後には、

血中コエンザイムQ10値が、

インスリン値(P=0.05)、

HOMA-IR値(P=0.07)


質的インスリン感受性インデックス(P=0.03)

抗糖尿病薬スコア(P=0.03)

と有意な相関を示しています。


なお、脂質代謝指標では、

実薬群では有意な変化は見出されていませんが、

偽薬群では、HDLの有意な低下が認められています。


以上のデータから、

2型糖尿病患者において、

還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)100mgの投与による内分泌代謝改善作用が示唆されます。


2型糖尿病では、標準治療を基本としつつ、

コエンザイムQ10サプリメントは補完療法として意義があると考えられます。


先行研究でも、

コエンザイムQ10による糖尿病への好影響が数多く報告されています。


糖代謝に対するコエンザイムQ10の有用性



2型糖尿病に対するコエンザイムQ10の有用性



コエンザイムQ10による2型糖尿病での内分泌代謝改善作用



還元型CoQ10による糖尿病改善効果



コエンザイムQ10による糖尿病性腎症での糖代謝への好影響




コエンザイムQ10による糖尿病性神経障害の改善作用




コエンザイムQ10が糖尿病性神経障害を軽減





コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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ビタミンDが2型糖尿病患者において抗炎症作用を示す:メタ解析 [2018年06月29日(金)]
今月の栄養代謝学の専門ジャーナルに、2型糖尿病患者において、ビタミンDの抗炎症作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、中国のグループから報告されていました。
(Ann Nutr Metab. 2018 Jun 26;73(1):62-73.)


ビタミンDは、抗炎症作用を有しており、2型糖尿病での有用性も考えられます。


今回のメタ解析では、

2型糖尿病患者において、

ビタミンDサプリメント投与による炎症関連マーカーへの作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて
(PubMed and the Cochrane Library)

2017年10月までの収載論文を対象に、

ビタミンDサプリメント投与と、炎症関連マーカー(hs-CRP, TNF-α, IL-6)を調べたランダム化比較試験が検索され、

13報がメタ解析のために抽出されました。


解析の結果、

ビタミンDサプリメントによって、

hs-CRP値が0.45 μg/mL、有意に低下したことが見出されました。


一方、

TNF-αとIL-6には有意な変化は認められませんでした。


次に、

サブ解析によると、

ビタミンDの用量が1日あたり4,000 IU以下の投与では、

hs-CRPが、0.34 μg/mL低下という相関があり、

ビタミンDサプリメントが12週間以上投与された研究では、
0.31 μg/mL低下という相関が見出されました。


以上のデータから、

2型糖尿病患者において、

ビタミンDサプリメントの投与による抗炎症作用が示唆されます。



ビタミンDは、抗炎症作用を有しており、生活習慣病の予防効果が考えられます。

生活習慣病や内臓脂肪型肥満に伴う病態の本質は、「慢性炎症」です。

したがって、機能性食品成分による病気の予防のためには、抗炎症作用を有し、かつ、安全性が確立し、かつ、経済性(費用対効果)の高い製品の利用が進められます。


食品成分で、抗炎症作用を有し、かつ、多くの臨床研究において有用性が示されているのは、ビタミンD、コエンザイムQ10、オメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)、ウコン、グルコサミンなどです。


DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。






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ポリフェノールの摂取が2型糖尿病を予防する:メタ解析 [2018年06月28日(木)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、ポリフェノールの摂取と、2型糖尿病リスクとの関連を検証したメタ解析が、ドイツのグループ(University of Bonn)から報告されていました。
(Am J Clin Nutr. 2018 Jun 21.)



植物性食品に含まれるファイトケミカル/ポリフェノールは、抗酸化作用や抗炎症作用を介して、生活習慣病予防効果を示すと考えられます。


今回の研究では、

ポリフェノールの摂取と、2型糖尿病の罹患率との間で、用量依存性に関する系統的レビューとメタ解析が行われました。


具体的には、

2018年1月までに主要医学データベースに収載された前向き疫学研究が検索され、

18報が解析の対象として抽出され、

51種類のポリフェノール摂取と、2型糖尿病の罹患率が調べられています。


解析の結果、

分位数で
最大群と最小群の比較では、

2型糖尿病の罹患率と、

さまざまなポリフェノール類の摂取との間に、次のような有意な負の相関が見出されたということです。

ポリフェノール類:44%のリスク低下
(HR: 0.56; 95% CI: 0.34, 0.93),

フラボノイド類:12%のリスク低下
(HR: 0.88; 95% CI: 0.81, 0.96),

フラバノール類;8%のリスク低下、
(HR: 0.92; 95% CI: 0.85, 0.98),

フラバン3オール;11%のリスク低下、
(HR: 0.89; 95% CI: 0.81, 0.99)

カテキン類;14%のリスク低下、
(HR: 0.86; 95% CI: 0.75, 0.97)

アントシアニン類;14%のリスク低下
(HR: 0.86; 95% CI: 0.81, 0.91)

イソフラボン類;8%のリスク低下、
(HR: 0.92; 0.86, 0.97),

ダイゼイン;11%のリスク低下、
(HR: 0.89; 95% CI: 0.83, 0.95)

ゲニステイン;8%のリスク低下、
(HR: 0.92; 95% CI: 0.86, 0.99)

スチルベノイド;56%のリスク低下
(HR: 0.44; 95% CI: 0.26, 0.72)

ダイゼインのバイオマーカー;19%のリスク低下
(HR: 0.81; 95% CI: 0.66, 0.99)

ゲニステインのバイオマーカー;21%のリスク低下、
(HR: 0.79; 95% CI: 0.62, 0.99)



次に、

用量依存性に関するメタ解析では、

ポリフェノール類、フラボノイド類、フラバノン類、アントシアニジン類、アントシアニン類、ゲニステインのマーカーについて、

非線形の相関が見出されました。

また、フェノール酸では、線形相関が見出されています。


以上、今回のメタ解析から、


ポリフェノール類、特にフラボノイド類の摂取が多いと、2型糖尿病の罹患率が低下するという相関があることから、


ポリフェノール類の摂取による2型糖尿病の予防効果が示唆されます。



DHCでは、ポリフェノールなどの機能性食品成分を含むサプリメントを製品化しています。



ポリフェノール
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コエンザイムQ10による2型糖尿病での内分泌代謝改善作用 [2018年06月25日(月)]
今月の内分泌研究の専門ジャーナルに、2型糖尿病において、コエンザイムQ10による内分泌代謝改善作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Arak University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Gynecol Endocrinol. 2018 Jun 22:1-5.)



2型糖尿病患者では、同年代の健常者に比べて、内在性のコエンザイムQ10の機能低下が示唆されています。


今回の研究では、

2型糖尿病において、

コエンザイムQ10投与によるアディポサイトカイン類、抗酸化関連指標への作用が検証されました。


具体的には、

2型糖尿病患者の女性68名を対象に、

・100mgのコエンザイムQ10投与群:34名、

・100mgの偽薬投与群:34名、

の2群について、12週間の介入試験が行われ、


アディポネクチン、

レプチン、

8-isoprostane、

MDA、

アディポネクチン/レプチン比が、介入の前後で調べられています。


解析の結果、

コエンザイムQ10投与群において、介入後の時点で、

血中アディポネクチン値の有意な上昇
(p&#8201;=&#8201;.001)

アディポネクチン/レプチン比の有意な上昇、
(p&#8201;=&#8201;.001)

が見出されました。

また、

血中レプチン値(p&#8201;=&#8201;.041),

MDA (p&#8201;=&#8201;.023),

8-isoprostane (p&#8201;=&#8201;.004)は、

いずれも介入後に有意な減少が見出されています。


以上のデータから、

2型糖尿病の女性患者において、

100mgのコエンザイムQ10投与による内分泌代謝改善および抗酸化作用が示唆されます。

今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。



コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。



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ビタミンDが糖尿病患者の炎症を抑制する:メタ解析 [2018年06月10日(日)]
今月の代謝研究の専門ジャーナルに、糖尿病患者において、ビタミンDによる抗炎症作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Horm Metab Res. 2018 Jun;50(6):429-440.)


2型糖尿病患者では、高血糖に伴う様々な合併症が生じます。

これらの病態には、慢性炎症が関与しており、

慢性炎症を抑えることが予防に重要です。

医薬品での抗炎症作用は副作用のリスクがありますので、

機能性食品成分での抗炎症作用を有するサプリメントの利用が推奨されます。



さまざまな生活習慣病では、
ビタミンD欠乏が示唆されています。

日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病




さて、

今回の研究では、

系統的レビュー/メタ解析では、

2型糖尿病患者において、

ビタミンDサプリメントを投与したランダム化比較試験の系統的レビュー/メタ解析が行われました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, EMBASE, Web of Science, and Cochrane Central Register of Controlled Trials)

2017年12月までの関連を論文が検索され、

33報が解析の対象となりました。


解析の結果、

ビタミンDサプリメント投与により、

2型糖尿病患者において、

炎症マーカーであるhs-CRPの有意な低下、

(WMD 0.27; 95% CI, -&#8201;0.35, -&#8201;0.20; p<0.001)

過酸化脂質 (MDA)の有意な低下、
(WMD -&#8201;0.43, 95% CI -&#8201;0.62, -&#8201;0.25, p<0.001)

が見出されました。


また、

ビタミンDサプリメント投与によるNOの有意な上昇、
(WMD 4.33, 95% CI 0.96, 7.70)


総抗酸化能(TAC)の有意な亢進、
(WMD 57.34, 95% CI 33.48, 81.20, p<0.001)

総グルタチオン(GSH)の有意な上昇、
(WMD 82.59, 95% CI 44.37, 120.81, p<0.001)


が見出されました。


今回のメタ解析データから、

2型糖尿病患者において、

ビタミンDサプリメントの投与による抗炎症作用や抗酸化作用が示唆されます。



近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。

例えば下記の研究があります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


線維筋痛症患者はビタミンDが低値:メタ解析


ビタミンD不足が腰痛と相関:メタ解析


統合失調症の発症前にはビタミンD不足と葉酸不足が先行:メタ解析


不妊男性へのビタミンDサプリメントが出生率を上げる


ビタミンKとビタミンDの充足が関節機能の維持に重要


DHCでは、安全性、有効性、経済性(費用対効果)に優れたサプリメントを製品化しています。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。






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プロバイオティクスが妊娠糖尿病での糖代謝に好影響を与える:メタ解析 [2018年05月27日(日)]
今月の科学誌プロスワンに、妊婦に対するプロバイオティクス投与による内分泌代謝指標への作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(PLoS One. 2018 May 21;13(5):e0197771.)



妊婦の肥満および妊娠糖尿病は、妊娠時の課題の一つです。

これまで、
プロバイオティクス投与による内分泌代謝への働きが示唆されてきました。


そこで、今回の研究では、

妊婦において、

プロバイオティクス投与による内分泌関連指標への作用が検証されました。


具体的には、

メタ解析として、

主要医学論文を用いて関連論文が検索され、

ランダム化比較試験10報が対象となりました。


まず、

妊娠糖尿病を有する妊婦では、

プロバイオティクスの摂取と、

空腹時インスリン値との間の有意な負の相関
(OR -2.94, 95%CI [-5.69, -0.20], p = 0.04)

インスリン抵抗性(HOMA-IR)との間に有意な負の相関
(OR -0.65, 95%CI [-1.18, -0.11], p = 0.02)

が見出されました。


一方、

妊娠糖尿病の妊婦では、

プロバイオティクスの摂取と脂質代謝指標との間には有意な相関は見出されませんでした。

(コレステロール値:OR -2.72, 95%CI [-17.18, 11.74], P = 0.71),

(HDL値:OR -0.29, 95%CI [-3.60, 3.03], P = 0.87),

(LDL値;OR -0.38, 95%CI [-18.54, 17.79], P = 0.97),

(中性脂肪値;OR -12.83, 95%CI [-36.63, 10.97], P = 0.29)



次に、

健康な妊婦では、

プロバイオティクスの摂取と、

空腹時インスリン値の間に有意な負の相関、
(OR -3.76, 95%CI [-4.29, -3.23], P < 0.00001)

インスリン抵抗性HOMA-IRとの間に有意な負の相関
(OR -0.57, 95%CI [-1.08, -0.06], p = 0.03)

が見出されました。


なお、
プロバイオティクスの摂取と、空腹時血糖値との間には有意な相関は認められませんでした。
(OR -2.02, 95%CI [-5.56, 1.52], p = 0.26)



以上のデータから、

プロバイオティクスの摂取による妊娠糖尿病での糖代謝への好影響が示唆されます。


プロバイオティクスおよびシンバイオティクスは、さまざまな生活習慣病の予防や改善に有用であることが示されており、妊娠糖尿病でも補完療法としての意義が考えられます。



妊娠糖尿病の改善やリスク低減について、下記の報告があります。


先行研究では、妊娠糖尿病でのプロバイオティクス、シンバイオティクスの有用性が示されています。

妊娠糖尿病での乳酸菌の有用性


妊娠糖尿病に対するプロバイオティクスの有用性

プロバイオティクスによる妊娠糖尿病での内分泌代謝改善作用:メタ解析

ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


糖代謝については、下記の報告があります。



複数のプロバイオティクスの組み合わせが糖尿病を改善する:メタ解析


プロバイオティクスが糖尿病での糖代謝を改善:メタ解析
DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


生菌ケフィア



複合サプリメント(グッドスルー)


植物性乳酸菌飲料


などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、

食物繊維

があります。







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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



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フラボノイドの摂取が多いと2型糖尿病のリスクが低い:メタ解析 [2018年05月20日(日)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、フラボノイドの摂取と2型糖尿病リスクとの関連を検証したメタ解析が報告されていました。
(Crit Rev Food Sci Nutr. 2018 May 16:1-47)



植物性食品に含まれるファイトケミカルであるフラボノイド類は、抗酸化作用や抗炎症作用を有していることから、生活習慣病のリスク低減作用が示唆されます。


今回のメタ解析では、

前向きコホート研究において、フラボノイドの摂取と2型糖尿病リスクが検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed and Scopus databases)

2018年5月までに収載された関連論文が検索され、

9報の前向きコホート研究、172,058名が対象となりました。

2型糖尿病の発症が16910例、含まれています。


食事からのフラボノイド類のサブクラス別の解析では、

フラバノール、フラボノール、フラバン3オール、イソフラボンの摂取と、

2型糖尿病リスク低下との有意な相関が見出されました。


リスク低減は、

摂取が少ない群に比べて、

多い群では、

フラバノール:14%のリスク低減
(RR;0.86, 95%CI: 0.77, 0.97),

フラボノール;9%のリスク低減
(RR: 0.91, 95%CI: 0.85, 0.98),

フラバン3オール:10%のリスク低減、
(RR: 0.90 (95%: 0.82, 0.99)

イソフラボン:9%のリスク低減
0.91 (95%CI: 0.84, 0.98),

という相関でした。

次に、

用量依存性の解析では、

フラバノールは1日あたり135 mg毎 (95%CI: 0.92, 0.96; P for trend < 0.001),

フラボノールは1日あたり50 mg毎 (95%CI: 0.88, 0.99, P for trend = 0.021),

フラバン3オールは1日あたり68 mg (95%CI: 0.92, 0.96, P for trend < 0.001),

イソフラボンは1日1.8 mg (95%CI: 0.92, 0.97, P for trend < 0.001)

の摂取により、

2型糖尿病リスクが6%低下するという相関が見出されました。


フラバノンとフラボンの摂取量と、2型糖尿病リスクとの間では有意差は見出されませんでした。


以上、

今回のメタ解析のデータから、

フラボノイド類の摂取による2型糖尿病リスク低減作用が示唆されます。


なお、今回はコホート研究のメタ解析ですので、今後、介入試験による検証が期待される分野です。






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炭水化物と食物繊維の摂取比率がメタボのリスクに相関する [2018年05月18日(金)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、炭水化物と食物繊維の摂取比率がメタボリック症候群リスクと相関するという研究が、京都府立医大のグループから報告されていました。
(Ann Nutr Metab. 2018 May 4;72(4):329-335.)


糖質・単純炭水化物の摂取が、肥満や糖尿病のリスクになることが確立しています。

一方、炭水化物のうち、全粒穀類では、食物繊維も含まれていることから、

玄米食や発芽玄米では、一定の機能性が示唆されています。


今回の研究では、

炭水化物と食物繊維の摂取バランスによる内分泌代謝指標への作用が検証されました。

具体的には、

2型糖尿病患者164名を対象にした横断研究にて、

食事調査から、

炭水化物と食物繊維の摂取の割合が、炭水化物(g)/食物繊維(g)として求められ、

メタボリック症候群関連指標との関連が調べられました。


解析の結果、

炭水化物/食物繊維の摂取比率は、メタボリック症候群関連指標との相関が認めれ、

トリグリセリド値(r = 0.21, p = 0.007)、

HDLコレステロール値(r = -0.23, p = 0.003)

でした。


また、

交絡因子で補正後、

炭水化物と食物繊維の摂取比率は、メタボリック症候群のリスクと有意な相関相関を示しました。
(OR 1.06 [95% CI 1.00-1.13], p = 0.047)

一方、

炭水化物の摂取や
(1.00 [0.99-1.01], p = 0.752)


炭水化物由来エネルギー/総エネルギー比は、
(1.00 [0.94-1.07], p = 0.962)

メタボリック症候群リスクとの有意な関係は見出されませんでした。


以上のデータから、

炭水化物と食物繊維の摂取比率が、メタボリック症候群リスクと関係することことが示唆されます。

メタボリック症候群の対策として、単純炭水化物の緩やかな制限に加えて、
食物繊維の摂取の推奨による効果の検証が期待されます。




DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。




DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。






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ビタミンDによる糖尿病リスク低減作用:メタ解析 [2018年05月11日(金)]
今月の生物学研究の専門ジャーナルに、ビタミンDサプリメントによる糖尿病予防効果について検証した系統的レビュー/メタ解析が、中国のグループ(Zhengzhou University)から報告されていました。
(Biomed Rep. 2018 May;8(5):475-484)


ビタミンDは、筋骨格系への作用や免疫調節作用に加えて、内分泌代謝系への作用が示唆されています。


例えば、
先行研究では、次の報告があります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析


ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析



疫学研究では、

ビタミンD欠乏と2型糖尿病リスクとの相関が示されています。


介入研究によって、

2型糖尿病患者あるいは健常者に対して、ビタミンDサプリメントを投与した際の糖代謝関連指標への作用についてはさまざまな報告があります。


そこで、今回の研究では、

ビタミンDサプリメント投与による糖代謝への作用を調べたランダム化比較試験(RCT)を対象にした系統的レビュー/メタ解析が行われました。


主要医学データベースから、

23報の28試験(RCT)がメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

まず、すべてのRCTの解析では、

ビタミンDの投与と、

空腹時血糖値、インスリン抵抗性、非糖尿病患者での糖尿病予防との間に有意な相関は認められませんでした。


次に、

層別解析では、

試験開始時の被験者の状態によって、ビタミンDサプリメントと糖代謝への有意な作用が見出されました。

具体的には、

空腹時血糖値は、

BMIが25未満
(P=0.048)、

血中ビタミンD値(25(OH)D)が20ng/ml以上30ng/ml未満
(P=0.002)

の被験者において、ビタミンDの投与による有意な改善が認められました。

次に、

インスリン抵抗性は、

血中ビタミンD値が30 ng/ml以上の群で有意な改善が示され、
(P=0.021)


2型糖尿病リスクは、

糖尿病予備軍の被験者、
(P=0.047)

BMIが25以上30未満の被験者
(P=0.032)

において、有意に低下しました。

さらに、

ビタミンDサプリメントの用量が1日当たり2,000 IU以上の群では、

2型糖尿病の予防効果が見出されています。
(P=0.047)


以上のデータから、

ビタミンDサプリメントの投与による糖代謝改善作用、糖尿病リスク低減作用が示唆されます。


今回のメタ解析のデータから考えると、

ビタミンDが不足傾向にある被験者や糖尿病予備軍の被験者に対して、

一定量以上のビタミンDサプリメントを投与することで、

2型糖尿病のリスク低減/予防効果が示唆されます。




近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。








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オメガ3系脂肪酸によるアディポサイトカインへの影響@糖尿病患者:メタ解析 [2018年05月01日(火)]
糖尿病研究の専門ジャーナルに、糖尿病患者において、オメガ3系脂肪酸(EPAやDHA)投与によるアディポネクチンの上昇作用を示した系統的レビュー/メタ解析が、オーストリアのグループ(University of Vienna)から報告されていました。
(Diabetes Metab J. 2018 Apr;42(2):101-116)




EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。

先行研究では、下記の報告があります。


EPA+DHAが心臓病リスクを低下:メタ解析



今回の系統的レビュー/メタ解析では、成人の糖尿病および境界型(予備群)の患者において、

オメガ3系脂肪酸サプリメント投与によるアディポサイトカイン類への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Medline, EMBASE, Scopus, Web of Science, Google Scholar, Cochrane Trial Register, World Health Organization Clinical Trial Registry Platform, and Clinicaltrial.gov Registry)

開始時から2017年8月1日までに収載されたランダム化比較試験(RCT)が検索され、

14報、685名のデータがメタ解析の対象となりました。



解析の結果、

オメガ3系脂肪酸投与によって、

血中アディポネクチン値の有意な上昇が見出されたということです。
(10報、0.48 μg/mL; 95% confidence interval [CI], 0.27 to 0.68; P<0.00001)



ただし、
感度分析ではこの差は消失しています。

また、

TNF-αは有意な減少を示しました。
(-1.71; 95% CI, -3.38 to -0.14; P=0.03, n=8 trials)

その他のアディポサイトカイン類では有意な変化は見出されませんでした。


以上のメタ解析データから、

論文著者らは、

糖尿病患者あるいは予備群において、

EPAやDHAの投与によるアディポネクチンの上昇とTNF-αの低下作用が示唆されること、

ただし、論文のバイアスも推定されることからさらに検証が必要であると考察しています。





DHCでは、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントを製品化しています。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))





DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))





株式会社DHC包括連携協定記念「DHA・EPAセット」

鹿児島県 長島町(かごしまけん ながしまちょう)




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posted at 23:57 | この記事のURL
食物繊維の摂取が2型糖尿病リスクを低減する:メタ解析 [2018年04月12日(木)]
食物繊維の摂取と、2型糖尿病リスクとの関連を検証したメタ解析が、米国のグループ(National University of Health Sciences)から報告されていました。
(J Chiropr Med. 2018 Mar;17(1):44-53)


食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。

最近の研究では、次の報告があります。


食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析


食物繊維の摂取による心血管リスク低下効果:メタ解析


今回の研究では、

食物繊維の摂取による2型糖尿病への作用について、既報のメタ解析のアンブレラレビューが行われました。


具体的には、
1980年1月1日から2017年4月30日までのPubMedに収載論文が検索され、

16報のメタ解析が、アンブレラレビューの対象となりました。


解析の結果、

食物繊維の摂取量が最大群は、

最小群に比べて、2型糖尿病リスクが有意に低値であり、
(RR = 0.81-0.85)

特に穀類からの食物繊維によるリスク低減が顕著でした。
(RR = 0.67-0.87)



また、食物繊維含有サプリメントに関するメタ解析では、

βグルカンとサイリウムの食物繊維の投与によって、

2型糖尿病患者での空腹時血糖値とHbA1cの有意な低下が認められました。


以上のデータから、


2型糖尿病のリスク低減および血糖コントロール改善に対して、

食物繊維の有用性が示唆されます。


日本人では、食物繊維の摂取が不足しています。

理由として、穀類に由来する食物繊維の摂取量の減少が知られています。






食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。

最近の研究では、次の報告があります。

食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析


食物繊維の摂取と全死亡率・心血管疾患死・がん死亡の低下



10グラムの食物繊維が膵臓がんリスクを12%低下:メタ解析



10グラムの食物繊維が乳がんリスクを4%低下:メタ解析


毎日10グラムの食物繊維摂取で大腸がんリスクが10%低下




食物繊維含有玄米食による2型糖尿病の血糖コントロール改善作用



厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。

教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、

補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。



DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。


血糖ファイバー 30日分【機能性表示食品】

≪臨床試験済≫食後の血糖値が気になる方に。食後血糖のピーク値を抑える!





国民健康栄養調査では、男女とも食物繊維の摂取量が推奨量よりも数グラム程度、少ないことが示されています。DHC食物繊維1包の追加で不足分を満たすことができます。




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シナモンサプリメントによる2型糖尿病の糖代謝改善作用 [2018年04月05日(木)]
臨床栄養学の専門ジャーナルに、2型糖尿病患者において、シナモン由来のサプリメントによる糖代謝改善作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Shiraz University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Clin Nutr. 2018 Mar 11.)


先週、視察したSproutsなどでは、糖代謝改善を訴求したシナモンサプリメントがいろいろなメーカーから販売されていました。



シナモンにはポリフェノールが多く含まれており、脂質代謝や糖代謝への作用が示唆されます。

シナモンによる脂質代謝への働き:メタ解析


シナモンによる糖代謝改善作用



先行研究では、

2型糖尿病患者でのシナモンによる血糖降下作用が示唆されています。


その作用についてはばらつきがあることから、患者背景のうちのBMIによる影響も考えられます。


そこで、今回の研究では、

2型糖尿病患者において、

シナモンサプリメントの糖代謝と脂質代謝への作用について、

投与開始時のBMIからの変化の点から検証が行われました。


具体的にはランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

2型糖尿病患者140名を対象に、

次の4群に分けて、3ヶ月間の介入が行われ、

・シナモン投与群; (BMI &#8805; 27, BMI < 27)
(シナモンパウダーカプセルを1000mg、分2)

・偽薬投与群;(BMI &#8805; 27, BMI < 27)

介入の前後で体組成や糖代謝、脂質代謝指標が調べられました。


解析の結果、

まず、

シナモンサプリメント投与によって、

BMI、体脂肪、内臓脂肪の有意な改善、

糖代謝指標(FPG、HbA1c、空腹時インスリン値、インスリン抵抗性)の有意な改善、

脂質代謝(総コレステロール、LDL、HDL)の有意な改善

が認められました。

なお、
トリグリセリドには有意な変化は示されませんでした。


また、試験開始時のBMIの違いでは、

BMIが27以上の患者群のほうが、

全般的により顕著な改善を示しました。
(総コレステロール値とLDL値以外の指標)



以上のデータから、

2型糖尿病患者において、

シナモンサプリメント(シナモンパウダー1000mg、分2)の3ヶ月間の投与により、

体組成、糖代謝、脂質代謝指標の有意な改善が示唆されること、

また、

この作用は、BMIが27以上の肥満群にてより顕著に認められることが示唆されます。



DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。




DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。







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葉酸サプリメント摂取による糖代謝への好影響:メタ解析 [2018年03月06日(火)]
疫学研究の専門ジャーナル(電子版)に、葉酸サプリメントによる糖代謝への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、香港のグループ(University of Hong Kong)から報告されていました。
(Ann Epidemiol. 2018 Feb 10.)


タンパク質の代謝過程で生じるアミノ酸のホモシステインは、動脈硬化や認知症のリスク因子です。

葉酸は、ホモシステインをメチオニンに代謝することで、血中ホモシステイン値を低下し、生活習慣病リスク低減作用があります。


また、
観察研究では、高ホモシステインと、糖尿病のリスクとの相関が示唆されています。

また、3報を対象にしたメタ解析では、葉酸によるHbA1cの低下作用が


そこで、今回のメタ解析では、

葉酸サプリメントを用いたランダム化比較試験を用いて、糖代謝への作用が検証されました。


具体的には、主要医学データベースを用いて、
(PubMed)

2017年2月3日までに報告された、

葉酸("folate" or "folic acid")と、糖代謝関連指標を調べたランダム化比較試験が検索され、


18報、21,081名の被験者(糖尿病患者及び非糖尿病の被験者)が解析となりました。


解析の結果、

葉酸投与によって、

空腹時血糖値の有意な低下、
(-0.15 mmol/L, 95% CI -0.29 to -0.01)

インスリン抵抗性の有意な改善、
(HOMA-IR -0.83, 95% CI -1.31 to -0.34)

インスリン値の有意な低下、
(-1.94 μIU/mL, 95% CI -3.28 to -0.61)

が見出されました。

ただし、
糖尿病やHbA1cについては、有意差は見出されませんでした。


以上のメタ解析データから、

葉酸摂取による糖代謝への好影響が示唆されます。


今後、さらに検証が期待される分野です。


認知症予防のために葉酸をサプリメントで400マイクログラム摂りましょう!





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