サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

2017年12月  >
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリアーカイブ
最新記事
ビタミン・ミネラルサプリメントによる糖代謝への作用 [2017年12月11日(月)]
臨床内分泌学の専門ジャーナルに、ビタミン・ミネラルサプリメントによる糖代謝への作用を検証した臨床研究が、カナダのグループ(Pure North S'Energy Foundation)から報告されていました。
(J Clin Transl Endocrinol. 2017 Nov 7;10:28-35.)



2型糖尿病の発症には、食事内容が大きく関与します。

ビタミンやミネラルなどの微量必須栄養素は、内分泌代謝機能の維持に重要な役割を果たしています。


今回の研究では、

ビタミンやミネラルのサプリメント投与による糖代謝への作用が検証されました。

具体的には、

Pure North programの参加者 1018名を対象に、

・ビタミンD単独投与群(Vital 1)、

・ビタミンD+他の栄養素併用投与群(Vital 2)

の2群について、

血中ビタミンD値[25(OH)D]、

血中hs-CRP値、

HbA1c値、

その他、糖代謝関連指標が、1年から2年間にわたり、測定されています。

なお、
Vital1群は、ビタミンD3投与群とされていますが、
投与されたのは、ビタミンD3を1,000 IU、ナイアシンを400mg
です。

また、
Vital2群では、
ビタミンD3に加えて、
マルチビタミンと、オメガ3(400 mg EPA と 200 mg DHA)が加わっています。



解析の結果、

まず、
1年間の介入により、

血中ビタミンD値25(OH)Dは両群とも有意な上昇を示しました。

Vital 1群:
(to 111  ±  49 nmol/L)

Vital 2群:
(to 119  ±  52 nmol/L)


また、

HbA1c と hs-CRPは、

Vital 2群において、有意な減少が示されました。


1年間後以降では、

Vital 2群での血中ビタミンD[25(OH)D]の上昇と、

HbA1cおよびhs-CRPの減少との相関が見出されました。


1年後、

血糖値が正常であった人のうち、糖尿病境界型/糖尿病に進展した人の割合は、

Vital 2群では8%,

Vital 1群では16%

であったのに対して、

逆に、

糖尿病境界型/糖尿病の被験者が、正常血糖値に改善した人の割合は、

Vital 2群では44%,

Vital 1群では8%

でした。


以上のデータから、

ビタミンDおよび他の微量栄養素を含むサプリメントの長期投与により、

糖代謝の改善作用が示唆されます。


ビタミンやミネラルサプリメントは、

安全で、経済的であり、かつ、生活習慣病や未病対策としての有用性から広く推奨できると考えます。



ビタミンやミネラルのサプリメントによる糖代謝への有効性を示した研究として、下記の報告があります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


カルシウム+ビタミンDによる糖代謝改善作用@PCOS


ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析

ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病





------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


DHC医薬品通販

医師や薬剤師など専門スタッフがしっかりサポート、DHCの医薬品は、かぜ薬、消炎・鎮痛剤、外皮用薬など商品も充実。



------------------------------------------------------------------
posted at 23:55 | この記事のURL
桑葉エキスによる内分泌代謝改善作用@糖尿病性腎症 [2017年12月06日(水)]
腎臓病研究の専門ジャーナルに、糖尿病性腎症患者において、桑の葉エキスによる内分泌代謝系への作用を検証した臨床研究が、イランのグループ(Kashan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Iran J Kidney Dis. 2017 Nov;11(6):438-446.)




桑の葉の抽出物には、デオキシノジリマイシン(DNJ)という機能性成分が存在しており、

消化管内の糖質/炭水化物分解酵素(α-グルコシダーゼ)の活性を抑制する作用があります。


そのため、桑の葉サプリメントを食前に摂ることで、食後血糖値の上昇を抑制し、

糖尿病の血糖コントロール改善や減量効果が示唆されています。


先行研究では、下記の報告があります。

桑の葉エキスによる食後過血糖改善作用

桑によるダイエット効果




さて、
今回の研究では、

糖尿病腎症/糖尿病性腎障害患者において、

桑の葉エキスサプリメントによる内分泌代謝関連指標への作用が検証されました。


具体的には、

糖尿病腎症患者60名を対象に、

・1日あたり300mgの桑の葉抽出物含有サプリメント投与群:30名

・偽薬投与群:30名

の2群について、
12週間の介入が行われ、

糖代謝、脂質代謝、炎症マーカーが測定されています。



解析の結果、

偽薬群に比べて、

桑の葉エキス投与群では、

血中トリグリセリドの有意な低下、
(-37.3 ± 64.7 mg/dL versus 3.0 ± 78.8 mg/dL, P = .03)

VLDLコレステロール値の有意な低下、
(-7.4 ± 12.9 mg/dL versus 0.6 ± 15.8 mg/dL, P = .03)

が見出されました。

また、

HDLコレステロール値の有意な増加も認められました。
(0.5 ± 4.0 mg/dL versus -2.0 ± 5.0 mg/dL, P = .03)



さらに、

血中hs-CRPの有意な低下、
(-2.3 ± 4.5 µg/mL versus -0.1 ± 2.2 µg/mL, P = .02)


血中グルタチオンの有意な増加、
(87.8 ± 159.7 µmol/L versus -24.2 ± 138.8 µmol/L, P = .005)


MDAの有意な低下、
(-0.03 ± 0.5 &#181;mol/L versus 0.7 ± 1.0 &#181;mol/L, P < .001)


も見出されています。


以上のデータから、

糖尿病腎症患者において、

桑の葉エキスによる脂質代謝改善、抗炎症作用、抗酸化作用が示唆されます。


今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待されます。


糖尿病の腎症予防には、食事療法による血糖コントロールが最も重要です。




DHCでは、食後血糖上昇を抑制する機能性食品を製品化しています。



桑の葉エキス


バナバ


ギムネマ



複合サプリメント・甘バランス



複合サプリメント・ニュースリム




DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。




DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。



------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


DHC医薬品通販

医師や薬剤師など専門スタッフがしっかりサポート、DHCの医薬品は、かぜ薬、消炎・鎮痛剤、外皮用薬など商品も充実。



------------------------------------------------------------------


posted at 23:54 | この記事のURL
コエンザイムQ10による糖尿病性腎症での糖代謝への好影響 [2017年11月29日(水)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、糖尿病性腎症・腎障害の患者において、コエンザイムQ10による糖代謝への作用を検証した臨床研究が、イランのグループ(Kashan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(J Am Coll Nutr. 2017 Nov 7:1-6.)


今回の研究では、

糖尿病性腎症・糖尿病腎障害を有する患者において、

コエンザイムQ10サプリメントによる内分泌代謝系への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

糖尿病性腎症患者50名を対象に、

・1日あたり100mgのコエンザイムQ10投与群:25名、

・偽薬投与群:25名

の2群について、

12週間の介入試験が行われ、

介入の前後で内分泌代謝および抗酸化関連指標が測定されました。


解析の結果、

12週間の介入後、

偽薬投与群と比べて、

コエンザイムQ10投与群では、

血中インスリン値の有意な低下、
(-3.4 ± 6.8 vs +0.8 ± 6.4 &#181;IU/mL, p = 0.02),

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の有意な低下、
(-1.0 ± 2.0 vs +0.2 ± 1.8, p = 0.03),

インスリン抵抗性(HOMA-β)の有意な低下
(-12.3 ± 26.3 vs +3.5 ± 23.1, p = 0.02)

HbA1c値の有意な低下
(-1.1 ± 1.0 vs -0.1 ± 0.2%, p < 0.001)

インスリン感受性の有意な改善
(+0.009 ± 0.01 vs -0.006 ± 0.01, p = 0.01)

が認められたということです。


また、

偽薬群に比べて、

コエンザイムQ10投与により、

血中MDAの有意な低下、
(-0.6 ± 0.5 vs +0.5 ± 1.0 &#181;mol/L, p < 0.001)

最終糖化産物(AGEs)の有意な減少
(-316.4 ± 380.9 vs +318.6 ± 732.0 AU, p < 0.001)

も見出されました。


なお、
空腹時血糖値、脂質代謝指標、MMP-2では、両群間で有意な変化は見出されませんでした。


以上のデータから、

糖尿病性腎症患者において、

コエンザイムQ10投与による糖代謝改善及び酸化ストレス軽減作用が示唆されます。


慢性疾患や生活習慣病では、同年代の健常者に比べて、コエンザイムQ10が低値(あるいはATP産生能が半減)していることが示されています。

コエンザイムQ10は、2型糖尿病などの補完療法として、ベーシックサプリメントとしての摂取が推奨されます。



コエンザイムQ10+セレンによる心臓病死低下効果





コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
------------------------------------------------------------------


posted at 23:55 | この記事のURL
大豆たんぱく質が2型糖尿病男性の骨代謝と糖代謝に好影響を与える [2017年11月27日(月)]
今月の科学誌に、大豆たんぱく質による2型糖尿病男性患者の骨代謝及び糖代謝への作用を検証した臨床研究が、イギリスのグループ(University of Hull)から報告されていました。
(Sci Rep. 2017 Nov 13;7(1):15366.)


2型糖尿病は、骨折リスクの上昇を生じます。

大豆の摂取は、閉経後の女性では、骨代謝に好影響を示すことが分かっています。


今回の研究では、

2型糖尿病の男性患者において、大豆製品の摂取による骨代謝及び糖代謝への影響が検証されました。

具体的には、

ランダム化二重盲検試験として、

2型糖尿病男性患者200名を対象に、

大豆製品(イソフラボンを含む製品と、含有しない製品の2種類)を投与し、

下記の骨代謝(再吸収)マーカーおよび糖代謝指標が測定されています。

・type I collagen crosslinked beta C-telopeptide (βCTX),
・type 1 procollagen-N-propeptide (P1NP)


(総テストステロン値が12&#8201;nmol/L未満の男性に対して、)

大豆たんぱく質15グラム+大豆イソフラボン66&#8201;mg
あるいは、
大豆たんぱく質15グラムのみ(イソフラボンはなし)

のいずれかで3ヶ月間の介入が行われました。


解析の結果、

大豆たんぱく質のみの投与群に比べて、

大豆イソフラボンを含む併用投与群では、

3ヶ月間の介入後に、

βCTX値の15%の低下が認められました。

一方、
P1NP値には両群間で有意差は見出されませんでした。

なお、

大豆イソフラボン併用投与群でのβCTX値の低下と、

HbA1c値の低下との間、
(r2&#8201;=&#8201;0.42; p&#8201;=&#8201;0.04)

および
HOMA-IR 値の低下との間に、有意な線形の相関が見出されました。
(r2&#8201;=&#8201;0.54; p&#8201;=&#8201;0.02)


以上のデータから、

2型糖尿病男性患者において、大豆イソフラボン投与による骨代謝および糖代謝への好影響が示唆されます。


なお、2型糖尿病では、緩やかな糖質制限食が食事療法の選択肢の一つとして推奨できます。

DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。

また、骨の健康には、
カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンKといった必須栄養素の充足が前提となります。


大豆など植物性食品の一部には、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカルの1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気の他、さまざまな生活習慣病に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

最近の研究として、次の報告が知られています。


大豆イソフラボンによる大腸がんリスク低下:メタ解析


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析


イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用@日本人男性


大豆の摂取が多いと乳がんリスクが低下@日本人女性




DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


DHC青汁+豆乳(30缶入)
2つのヘルシー素材がこれ1本!イメージをくつがえすおいしさです!







------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
------------------------------------------------------------------

posted at 23:55 | この記事のURL
カロテノイドによる糖尿病および網膜症のリスク低下:横断研究 [2017年11月16日(木)]
今月の分子医学の専門ジャーナル(電子版)に、血中カロテノイド類と、糖尿病リスクおよび糖尿病性網膜症リスクとの関連を調べた観察研究が、中国のグループ(Capital Medical University)から報告されていました。
(Curr Mol Med. 2017 Nov 5.)



糖尿病および糖尿病網膜症の病態には、酸化ストレスが関与することから、

野菜や果物に含まれるポリフェノール・ファイトケミカルによる抗酸化作用・抗炎症作用によるリスク低減効果が考えられます。

例えば、最近では、次の研究があります。

αカロテンの摂取と2型糖尿病リスク低減


さて、
今回の研究では、

血中カロテノイド値と、糖尿病リスクおよび糖尿病網膜症のリスクとの関係が検証されました。


具体的には、

中国での横断研究として、

合計747名の中国人患者(うち、272名の糖尿病網膜症患者、190名の糖尿病で網膜症は合併していない患者、285名の健常者・対照群)を対象に、血中カロテノイド値が測定され、各種交絡因子で補正が行われました。



解析の結果、

まず、

血中αカロテン値は、

非糖尿病の対照群に比べて、

糖尿病患者群において、有意に低値でした。

また、

血中βカロテン値は、

非糖尿病の対照群に比べて、

糖尿病網膜症患者で有意に低値でした。



なお、ベータクリプトキサンチン、リコピン、ルテイン/ゼアキサンチンでは各群間での有意差は認められませんでした。

交絡因子で補正後、

βカロテン高値は、

糖尿病リスク44%低下との有意な相関、
(OR (95%CI): 0.56 (0.34, 0.91), P=0.02)


αカロテン高値は、

非喫煙者において、

糖尿病網膜症リスクの59%低下との有意な相関
(OR (95%CI): 0.41 (0.17,0.99), P=0.048)

が見出されました。


なお、HbA1cと、カロテノイド類との間に有意な関連は見いだされませんでした。
(P>0.05)

血中カロテノイド類に影響する交絡因子は、年齢、性別、BMI、喫煙、運動でした。
(P>0.05)


以上のデータから、

血中βカロテンが高値であると、糖尿病リスクが低下、

血中αカロテンが高値であると、非喫煙者での糖尿病網膜症リスクが低下するという相関が示唆されます。


カロテノイドの摂取に関する研究では、次の報告があります。


カロテノイド類による前立腺がんリスク低下作用



血中カロテノイド値が高いと膵臓がんリスクが低い



ビタミンC・E、セレンとカロテノイドの摂取がすい臓がんリスクを低減:メタ解析


リコピンが心血管リスクを17%低下させる:メタ解析



リコピンによる前立腺がんリスク低下:メタ解析


ビタミンCとカロテノイド類の摂取が多いと肺がんリスクが低い


カロテノイド類の摂取が多いと骨折が少ない:メタ解析



DHC製品で、カロテノイドを主要成分とするサプリメントとして、下記の製品があります。


マルチカロチン 30日分
緑黄色野菜・藻などから抽出した“天然”カロテノイドをこの1粒に凝縮!
通常価格
\867(税込\936)





リコピン 30日分
トマトパワーで「生活習慣に負けない若々しさ」と「紫外線に負けない透明感」
通常価格
\1,560(税込\1,684)




アスタキサンチン 30日分
若返りビタミンの1,000倍パワーで、若々しさ、美しさをサビから守る!
通常価格
\1,440(税込\1,555)





------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
------------------------------------------------------------------


posted at 23:56 | この記事のURL
妊娠糖尿病に対する地中海食の有用性 [2017年10月23日(月)]
今月の科学誌プロスワンに、妊娠糖尿病に対する地中海食の有用性を示した臨床研究が、スペインのグループ(IdISSC)から報告されていました。
(PLoS One. 2017 Oct 19;12(10):e0185873.)



今回の研究では、

妊娠糖尿病における地中海食の有用性が検証されました。


具体的には、

ランダム化比較試験として、

妊娠8−12週の妊婦で、正常血糖(<92 mg/dL)の被験者500名を対象に、


地中海食+エクストラバージンオリーブオイル+ピスタチオナッツ

あるいは

対照群(脂質制限食の標準食、500名)

の2群について、

24−28週の時点での妊娠糖尿病が主アウトカムとされ、

妊娠期の体重増加、

妊娠高血圧、

帝王切開、早産などの妊娠アウトカムも調べられています。


合計874名が試験を完了しました

(対照群440名、地中海食群434名)


順守率は、地中海食のほうが良好でした。



874名中177名が妊娠糖尿病を発症しました。

対照群では440名中103名(23.4%)であったのに対して、


地中海食群では434名中74名(17.1%)と、有意に低率でした。
(p = 0.012)


対照群に比べて、

地中海食群群では、

妊娠糖尿病のリスクが27%低いという相関が見出されました。

(RR; 0.73, 95% CI: 0.56-0.95; p = 0.020)

交絡因子で補正後では、

妊娠糖尿病のリスクが25%低いという相関でした。
(RR; 0.75, 95% CI: 0.57-0.98; p = 0.039)


さらに、

地中海食群では、

インスリン治療が必要な患者の割合が減少、

未熟児の減少なども見出されています。
(all p<0.05)


以上のデータから、

地中海食+エクストラバージンオリーブオイルによる妊娠糖尿病のリスク低減作用および妊娠・出産アウトカムの改善が示唆されます。


最近の研究では、下記の報告があります。

ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析



プロバイオティクスによる妊娠糖尿病での内分泌代謝改善作用:メタ解析




地中海食は、スペインやギリシャ、南フランスなど地中海地方の伝統食です。
野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。

地中海食は、健康増進や疾病予防に有用であることが知られており、多くの研究によってエビデンスが示されています。




地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用



オリーブオイルによる皮膚の老化抑制作用



地中海食による認知症予防効果



地中海食+CoQ10サプリによる抗酸化作用



超低炭水化物・地中海食による減量効果




地中海食による高尿酸血症リスクの低下



オリーブオイルによる動脈硬化抑制作用



バージンオリーブオイルによる骨代謝改善作用




オリーブオイルとナッツによる心血管リスク低下作用



伝統的地中海食による脂質代謝改善作用



オリーブオイルによる膀胱がんリスク低下




------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
------------------------------------------------------------------
posted at 23:56 | この記事のURL
カロテノイドサプリメントによる糖尿病患者の網膜への働き [2017年10月22日(日)]
今月の眼科学の専門ジャーナルに、糖尿病患者において、カロテノイドサプリメントの投与による網膜への作用を調べた臨床研究が、ギリシャのグループ(National and Kapodistrian University of Athens)から報告されていました。
(Eye Vis (Lond). 2017 Oct 15;4:23.)


野菜や果物に含まれるファイトケミカルの1種であるカロテノイド類(βカロテン、ルテイン、リコピンなど)は、抗酸化作用や抗炎症作用を有しており、生活習慣病予防に有用です。


今回の研究では、

糖尿病患者において、

カロテノイドサプリメントの投与による網膜厚や黄斑機能への作用が検証されました。

具体的には、

糖尿病網膜症を有していない、2型糖尿病患者60名(40歳から60歳) を対象に、

2年間のカロテノイドサプリメントが2年間投与され、
(ルテイン10mg、ゼアキサンチン2mg、メソゼアキサンチン10mg)

光干渉断層法(Optical Coherence Tomography;OCT) や
網膜電図(multifocal electroretinography (mfERG).
などを用いて、

両眼(120眼)が測定されました。


解析の結果、

カロテノイドサプリメント投与によって、

OCT検査では、
網膜中心窩網膜厚の有意な増加、


mfERGでは
網膜応答密度の有意な増加が示されました。
(central 13°、rings 1 to 3)


以上のデータから、

2型糖尿病において、

ルテインを含むカロテノイドサプリメント投与による網膜への好影響が示唆されます。






ルテインは、眼科領域のサプリメントとして機能性が確立しています。

具体的には、加齢黄斑変性症の予防に有用であるとして、日本眼科学会のガイドラインでも摂取が推奨されている成分です。

最近では、次の報告があります。

ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析

ルテインによる視覚処理速度改善作用


また、
次のような研究も知られています。


ルテインによる肌質改善効果




ルテイン 光対策 30日分【機能性表示食品】
眼の黄斑色素濃度を高めてコントラスト感度を維持・改善! 光刺激から守る!







加齢黄斑変性症の予防のためのサプリメントであるルテインやビタミンCサプリメントをDHC製品でとるなら、マルチビタミンやマルチミネラルに加えて、
次の組み合わせになります。



ルテイン 30日分
ルテイン(フリー体として)16mg
加齢によるモヤモヤと液晶ライト対策に!内からはたらくサングラス
\1,143(税込\1,234)




ビタミンC
ビタミンC(ハードカプセル) 30日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】
失いやすいビタミンCを1日1000mg補える栄養機能食品
\250(税込\270)




ビタミンE
天然ビタミンE[大豆] 30日分
美容と若々しさの維持に
\380(税込\410)




亜鉛
亜鉛 30日分【栄養機能食品(亜鉛)】
必須ミネラルで、バイタリティあふれるカラダに
\267(税込\288)


日本眼科学会も、加齢黄斑変性症治療ガイドラインにおいて、
AMD予防のために、ルテインサプリメントを推奨しています。


DHCは、OTC医薬品も製品化しています。

DHC赤い目薬<一般点眼薬>[第3類医薬品]
現代人の目の疲れ・かすみ・かゆみ、目の充血に





------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
------------------------------------------------------------------


posted at 23:55 | この記事のURL
オメガ3系脂肪酸はMCP-1を介して2型糖尿病での抗炎症作用を示す [2017年10月13日(金)]
今月の臨床研究誌に、2型糖尿病でのオメガ3系必須脂肪酸サプリメントによる作用を検証した臨床研究が報告されていました。
(Med Princ Pract. 2017 Oct 10.)



EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。


最近の研究では、次の報告があります。


EPA(エイコサペンタエン酸)が多いと全死亡率が低い



オメガ3系脂肪酸が肥満者のウエスト周囲長を減少する:メタ解析



慢性腎臓病に対するオメガ3系必須脂肪酸の有用性:メタ解析



アルツハイマー病に対するオメガ3系必須脂肪酸の有用性:系統的レビュー



DHAによる軽度認知障害(MCI)改善効果



オメガ3系必須脂肪酸による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の改善:メタ解析



オメガ3系必須脂肪酸による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)



オメガ3系必須脂肪酸による内分泌代謝改善作用



魚油が早産リスクを低下させ出産アウトカムを改善する:メタ解析



オメガ3系必須脂肪酸によるドライアイ改善メカニズム


オメガ3系必須脂肪酸によるマイボーム腺機能不全改善効果


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



オメガ3系脂肪酸による血管機能改善作用:レビュー



オメガ3系脂肪酸が肥満者のウエスト周囲長を減少する:メタ解析





魚油サプリメントによるドライアイ改善作用



オメガ3系脂肪酸+抗酸化サプリメントによるドライアイ症状改善作用



さて、

今回の研究では、

2型糖尿病患者において、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与による血中レジスチン値、MCP-1(monocyte chemoattractant 1、炎症マーカー)への作用が検証されました。



具体的には、

10週間の二重盲検偽薬対照臨床試験として、

2型糖尿病患者を対象に、

・オメガ3系必須脂肪酸サプリメント(2700 mg/day)投与群:44名

・偽薬投与群:44名(3名が脱落)

の2群について、


介入の前後において、

血中レジスチン値、
(レジスチンは脂肪細胞より分泌されるホルモンで、その血中濃度と肥満度は相関し、血糖を上昇させる作用があり、肥満やインスリン抵抗性の指標)


MCP-1
(単球の走化性因子として見出されました。これまでの研究から、MCP-1は動脈硬化症や各種の炎症性疾患において単球およびT細胞の組織浸潤に関与すると考えられています。)

脂質関連指標が測定され、

また、
心血管合併症の関連因子として、

アディポネクチン/レジスチンインデックス、
(1+log10(Resistin)-log10(Adiponectin))

動脈硬化指数(log10 triglycerides/HDL-C)

も調べられています。


解析の結果、

まず、
血中MCP-1値は、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与群では有意に低下した一方、
(from 260.5 to 230.5 pg/ml; p= 0.002)

偽薬投与群では有意な変化は認められませんでした。


また、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与では、

血中レジスチン値の減少は認められませんでしたが、

偽薬群に比べて、


アディポネクチン/レジスチン指数については、

偽薬群に比べて、

オメガ3系必須脂肪酸投与群では、有意な減少が見出されました。


動脈硬化指数についても、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与により、有意な低下が認められました。
(from 1.459 to 1.412; p=0.006).


以上のデータから、

2型糖尿病において、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与は、

レジスチンには影響を与えないものの、

MCP-1を介して、抗炎症作用を示し、脂質代謝指標を改善すると考えられます。



DHCでは、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントを製品化しています。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))




DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))






------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
------------------------------------------------------------------

posted at 23:55 | この記事のURL
αカロテンの摂取と2型糖尿病リスク低減 [2017年10月12日(木)]
今月の分子栄養学の専門ジャーナルに、カロテノイド類の摂取と、2型糖尿病リスクとの関連を調べた疫学研究が、韓国のグループ(Seoul National University)から報告されていました。
(Molecules. 2017 Oct 5;22(10).)



抗酸化物質は、

すい臓β細胞の障害抑制や血管内皮機能の障害を抑制することにより、2型糖尿病リスクを低減すると考えられます。



今回の研究では、

韓国の成人において、

食事からの抗酸化物質の摂取と、

2型糖尿病リスクとの関連が検証されました。



具体的には、

韓国の全国調査として、

24,377名(19-74歳)を対象に、

24時間リコールによる食事調査と健康診断のデータが調べられています。



解析の結果、

まず、

糖尿病患者と、非糖尿病の被験者との比較では、


糖尿病患者に比べて、

非糖尿病の被験者のほうが、

食事からの下記の抗酸化物質の摂取量が有意に高値でした。

αカロテン (p < 0.0001),

リコピン(p = 0.0107),

フラバン-3-オール (p < 0.0001),

プロアントシアニジン(p = 0.0075).



次に、

交絡因子で補正後、


αカロテンの摂取について、4分位の最高群は、最低群に比べて、

2型糖尿病リスクが、男性では48%低下、
(OR: 0.52, 95% CI: 0.34-0.80, p for trend = 0.0037)

女性では39%リスク低下
(OR: 0.61, 95% CI: 0.38-0.996, p for trend = 0.0377)

という有意な相関が見出されました。


また、

βカロテンの摂取に関して、

4分位の最高群では、最低群に比べて、

男性では2型糖尿病リスクの低下傾向が示されました。
(OR: 0.64, 95% CI: 0.42-0.97)


なお、
総カロテノイドの摂取量やその他の抗酸化物質の摂取量では、2型糖尿病との有意な関連は検出されませんでした。


以上のデータから、

αカロテンの摂取と、2型糖尿病リスク低減との相関が示唆されます。


今後、介入研究の実施によって、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。



カロテノイドの摂取に関する研究では、次の報告があります。


カロテノイド類による前立腺がんリスク低下作用



血中カロテノイド値が高いと膵臓がんリスクが低い



ビタミンC・E、セレンとカロテノイドの摂取がすい臓がんリスクを低減:メタ解析


リコピンが心血管リスクを17%低下させる:メタ解析



リコピンによる前立腺がんリスク低下:メタ解析


ビタミンCとカロテノイド類の摂取が多いと肺がんリスクが低い


カロテノイド類の摂取が多いと骨折が少ない:メタ解析



DHC製品で、カロテノイドを主要成分とするサプリメントとして、下記の製品があります。


マルチカロチン 30日分
緑黄色野菜・藻などから抽出した“天然”カロテノイドをこの1粒に凝縮!
通常価格
\867(税込\936)





リコピン 30日分
トマトパワーで「生活習慣に負けない若々しさ」と「紫外線に負けない透明感」
通常価格
\1,560(税込\1,684)





アスタキサンチン 30日分
若返りビタミンの1,000倍パワーで、若々しさ、美しさをサビから守る!
通常価格
\1,440(税込\1,555)






------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
------------------------------------------------------------------
posted at 23:55 | この記事のURL
マグネシウム不足が糖尿病リスクを高める@炭水化物の摂取が多い群 [2017年10月10日(火)]
今月の糖尿病治療の専門ジャーナル(電子版)に、マグネシウムの摂取、炭水化物の種類、2型糖尿病リスクとの関連を調べた疫学研究が、米国のグループ(Tufts University)から報告されていました。
Diabetes Care. 2017 Oct 4.)


マグネシウムは、日本人で摂取不足が示されています。

(国民健康栄養調査では、カルシウム、マグネシウム、亜鉛が摂取不足です。)



先行研究では、次の報告があります。

マグネシウムによる高血圧改善作用:メタ解析


マグネシウムの摂取が多いと日本人男性の心臓病リスクが低下:JPHC研究


マグネシウムが糖尿病のリスク低下に有用:メタ解析





これまでの複数の観察研究において、

マグネシウムの摂取と、2型糖尿病リスクとの間に負の相関が示されています。

しかし、炭水化物の種類や質との関連では十分に調べられていません。

そこで、今回の研究では、

マグネシウムの摂取が多いと、
2型糖尿病のリスクが低いという相関において

炭水化物の質や種類、つまり、穀類の食物繊維の摂取が少ない/高GI(グリセミック指数)値、高GL(グリセミックロード)値との関連が検証されました。


具体的には、次の大規模なコホート研究のデータから、

・Nurses' Health Study (NHS; 1984-2012, n = 69,176),

・NHS2 (1991-2013, n = 91,471),

・the Health Professionals' Follow-Up Study
(1986-2012, n = 42,096)


4年ごとの食事調査、

隔年の2型糖尿病の調査に基づいて調べられています。


年齢やBMI,糖尿病家族歴、エネルギー摂取、身体活動量、喫煙、血圧、高コレステロール血症、GL、穀類食物繊維、不飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、加工肉の摂取で補正が行われ、

マグネシウム摂取、炭水化物の質、糖尿病リスクとの関連が解析されています。


28年間のフォローアップ期間中

17,130名の2型糖尿病発症が見出されました。


3つのコホート研究データの解析の結果、

まず、

マグネシウム摂取に関して、

5分位での最高群では、

最低群に比べて、

2型糖尿病リスクが15%、有意に低値でした。

(pooled multivariate HR in quintile 5 vs. 1: 0.85 [95% CI 0.80-0.91], P < 0.0001).


次に、

炭水化物の質/種類に関して、

高GIの群あるいは低食物繊維の摂取群では、

低GIあるいは高食物繊維摂取群に比べて、

マグネシウム摂取による2型糖尿病リスク低下との間に顕著な相関が見出されたということです。

(GIと食物繊維のいずれも; P interaction <0.001)



以上のデータから、

マグネシウムの摂取による2型糖尿病リスクの低減作用、

特に、
単純炭水化物の摂取が多い場合での2型糖尿病リスク低減作用
が示唆されます。



先行研究では、次の報告があります。



マグネシウムが糖尿病のリスク低下に有用:メタ解析




マグネシウムによる高血圧改善作用:メタ解析



マグネシウムの摂取が多いと日本人男性の心臓病リスクが低下:JPHC研究


マグネシウムが女性の健康寿命を延長する 



国民健康栄養調査では、マグネシウムやカルシウムといったミネラルの摂取不足が示されています。


DHCでは、カルシウムマグサプリメントをお勧めしています。


カルシウム/マグ

1日3粒あたり
カルシウム360mg、
マグネシウム206mg、
ビタミンD(ビタミンD3)〈88IU〉2.2μg、
CPP(カゼインホスホペプチド)9.7mg







------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
------------------------------------------------------------------


posted at 23:54 | この記事のURL
ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析 [2017年10月03日(火)]
臨床内分泌代謝学の専門ジャーナルに、2型糖尿病において、ビタミンDサプリメントによる糖代謝への作用を検証したメタ解析が、カナダのグループ(Pure North S'Energy Foundation)から報告されていました。
(J Clin Endocrinol Metab. 2017 Sep 1;102(9):3097-3110.)



さまざまな生活習慣病では、
ビタミンD欠乏が示唆されています。

日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



今回の研究では、

2型糖尿病患者において、

ビタミンDサプリメントの摂取と、

ビタミンDの状態への作用、および、糖代謝への作用について、

系統的レビュー/メタ解析が行われました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PUBMED/Medline, Cumulative Index to Nursing and Allied Health, and Cochrane Library)

2017年1月までの論文が検索され、

糖尿病患者において、
ビタミンDサプリメント投与により、HbA1c、空腹時血糖値、インスリン抵抗性(HOMA-IR)への作用を調べたランダム化比較試験24報が抽出され、


2型糖尿病患者1,528名のデータが対象となりました。


メタ解析の結果、

ビタミンDサプリメント投与によって、

HbA1c値の有意な低下、
[mean difference: -0.30%; 95% confidence interval (CI): -0.45 to -0.15, P < 0.001],

空腹時血糖値の有意な低下、
[mean difference: -4.9 mg/dL (-0.27 mmol/L); 95% CI: -8.1 to -1.6 (-0.45 to -0.09 mmol/L), P = 0.003],

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の有意な低下、
(mean difference: -0.66; 95% CI: -1.06 to -0.26, P = 0.001)


が見出されたということです。


また、血中ビタミンD値の上昇も認められています。
[overall increase of 17 ± 2.4 ng/mL (42 ± 6 nmol/L)].



今回のメタ解析のデータでは、

2型糖尿病患者において、

1日あたり100マイクログラム(4,000 IU)以上のビタミンDサプリメント投与により、

空腹時血糖値、HbA1c値、HOMA-IRの有意な低下が示されており、

ビタミンDによる糖代謝改善作用が示唆されます。


2型糖尿病に対しては、地中海食のような食材のバランスで、緩やかな糖質制限を基本にした食事療法が推奨できます。

必要に応じて、薬物療法などのほか、ビタミンDサプリメントは、ベーシックサプリメントとしての利用が推奨されます。

DHCのビタミンD3サプリメントは、1日1粒あたり1,000 IUのビタミンD3を含んでいます。


最近の研究では、次の報告があります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病


糖尿病境界型におけるビタミンD3サプリメントによる骨密度改善作用



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析



近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。


ビタミンD、




------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
------------------------------------------------------------------

posted at 23:55 | この記事のURL
クルクミンによる耐糖能異常での血糖低下作用:メタ解析 [2017年09月22日(金)]
今月の薬理学研究の専門ジャーナルに、耐糖能異常/糖尿病予備群におけるクルクミンによる血糖値への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Pharmacol Res. 2017 Sep 16.)


昨日、厚生労働省から発表された国民健康栄養調査によると、
糖尿病が強く疑われる人が、全国で1,000万人と推計されています。

糖尿病は、体質+生活習慣で生じる病態です。

食事としては、一般的なカロリー制限でもいいですが、
血糖値をあげる原因は、糖質/炭水化物の摂取ですので、

糖尿病対策として、緩やかな糖質制限食が推奨されます。



さて、今回の研究では、

ウコンに含まれるファイトケミカルのクルクミノイド類/クルクミンによる血糖値への作用が検証されました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、

18歳以上の成人を対象に、、

ウコン抽出物、クルクミノイド類、あるいはクルクミン単独投与と、

偽薬投与群の2群に関して、

4週間以上の投与が行われ、空腹時血糖値を比較した臨床試験が検索されています。


主アウトカムは、空腹時血糖値、

副アウトカムは、HbA1cとHOMA-IRです。

11報がメタ解析の対象となりました。


まず、全体の解析の結果、

ウコン抽出物、クルクミノイド類、クルクミンのサプリメント投与によって、

空腹時血糖値の有意な低下、
(-8.88, 95% CI: [-5.04 to -2.72] mg/dL, p=0.005)

が見いだされました。

次に、

クルクミノイド類あるいはクルクミンの投与では、

HbA1cの有意な低下も認められました。
(-0.54, 95% CI: [-1.09 to -0.002] %, p=0.049)


ただし、インスリン抵抗性の指標では低下傾向であり、有意差は検出されませんでした。
HOMA-IR (-1.26, 95% CI: [-3.71 to -1.19], p=0.31)


感度分析では、

試験開始時の空腹時血糖値が重要な交絡因子であることが示されました。

クルクミン単独投与あるいはクルクミノイド類の投与は、

耐糖能異常を示す被験者において、

空腹時血糖値低下作用を示しましたが、

非糖尿病の被験者ではこの作用は検出されませんでした。


以上のメタ解析データから、

耐糖能異常/糖尿病予備群において、

ウコンのファイトケミカル・クルクミンの投与による糖代謝改善作用(FBSとHbA1cの低下)が示唆されます。



DHCでのウコンサプリメントには、下記の製品があります。


濃縮ウコン 徳用90日分
3種のウコンパワーで不調をブロック





DHC速攻ウコンゼリー 3包入
酒席のお供「速攻ウコン」の、常備&携帯に便利なゼリータイプ!






DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。



最新の科学的根拠を俯瞰すると、

「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」を基本とした食生活が、

「ヘルシーエイジング(健康長寿)」

「ダイエット(適正体重の維持)」

「アンチエイジング(抗加齢)」

に有用であると考えられます。




DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。







------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
------------------------------------------------------------------

posted at 23:54 | この記事のURL
葉酸サプリメントが2型糖尿病での高ホモシステイン血症と脂質代謝を改善する [2017年08月04日(金)]
今日の午後は、
ファンクショナルフード学会の研修会でした。

情報交換会であいさつするように急に振られていまいました


さて、本日の私的なお勉強日記です。


今月の栄養研究の専門ジャーナルに、2型糖尿病患者において、葉酸サプリメントの投与によって、高ホモシステイン血症の改善と脂質代謝改善作用を示した臨床研究が、韓国のグループから報告されていました。
(Nutr Res Pract. 2017 Aug;11(4):327-333.)


葉酸は、脳卒中(脳梗塞)を予防し、脳萎縮を抑制することで認知症も予防します。

したがって、葉酸は、健康寿命延伸のために必須のビタミンです。




2型糖尿病患者では、

動脈硬化性疾患(心臓病や脳卒中)などのリスクが高くなります。


また、
高ホモシステイン血症も、糖尿病での心血管疾患リスクと関連することがわかっています。

そこで、今回の研究では、


2型糖尿病患者において、


葉酸サプリメント投与による血中ホモシステイン値および脂質代謝への影響が検証されました。


具体的には、

2型糖尿病を有する閉経後の女性25名を対象に、


葉酸サプリメント(800マイクログラム、分2)が8週間投与され、


血中の葉酸、ホモシステイン、B12が測定されています。


動脈硬化の指標として、

上腕足首間脈波伝播速度(brachial-anklepulse wave velocity:baPWV)

も計測されました。

解析の結果、

葉酸サプリメント投与によって、

血中葉酸値の有意な上昇、
(P < 0.0001)

血中ホモシステイン値の有意な減少
(P < 0.0001)


血中ビタミンB12値の有意な増加
(P = 0.0063)

が認められました。


また、

LDLコレステロール値の有意な低下、


LDL/HDL比の有意な低下、

総コレステロール/HDL比の有意な低下も見出されました。


なお、

baPWV値で有意な変化は検出できませんでした。


ただし、

葉酸サプリメント投与後のビタミンB12の血中濃度の変化は、



baPWV値の変化と有意な負の相関を示しています。


以上のデータから、


2型糖尿病を有する閉経後の女性において、


葉酸サプリメントの投与による高ホモシステイン血症の改善、脂質代謝の改善が示唆されます。


脳卒中や心臓病、認知症対策のサプリメントは、葉酸です。



葉酸は、脳卒中(脳梗塞)を予防し、脳萎縮を抑制することで認知症も予防します。

したがって、葉酸は、健康寿命延伸のために必須のビタミンです。


葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、


ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、

動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。

実際、これまでの観察研究や疫学研究において、

血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。

葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析



葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する


葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。


一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。



------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報

------------------------------------------------------------------

posted at 23:55 | この記事のURL
ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析 [2017年08月03日(木)]
内分泌代謝研究の専門ジャーナル(電子版)に、妊娠糖尿病において、ビタミンDによる糖代謝改善作用を示したメタ解析が報告されていました。
(Horm Metab Res. 2017 Jul 31.)


ビタミンDの摂取が多いと、糖尿病のリスクが低くなるという疫学研究が知られています。


日本で行われた多目的コホート研究(JPHC研究)でも、ビタミンDおよびカルシウムの摂取が多いと、糖尿病のリスクが低いという相関が示されています。

作用機序の詳細は不明ですが、

ビタミンDは、膵β細胞に直接作用し、インスリン分泌に作用しています。

また、ビタミンDは、カルシウムの吸収を促し、カルシウムは細胞内のインスリンシグナル伝達に関与することから、これらの栄養素の不足は、糖代謝異常を生じると考えられます。


これまでに次の研究があります。

日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



今回の研究では、

妊娠糖尿病患者において、

ビタミンDサプリメント投与による糖代謝および脂質代謝への働きが、系統的レビュー/メタ解析として検証されました。

具体的には、

主要医学データベース(MEDLINEなど5種類)を用いて、

収載時から2016年8月までの論文(ランダム化比較試験RCT)が検索され、


RCT6報から、187名の患者群、184名の対照群が対象となりました。


解析の結果、

ビタミンDサプリメント投与によって、

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の有意な改善、
[SMD -0.66; 95%CI, -1.14 to -0.18],

インスリン抵抗性(HOMA-β)の有意な改善、
(SMD -0.52; 95% CI, -0.79 to -0.25)

LDLコレステロールの有意な改善(低下)、
(SMD -0.33; 95% CI, -0.58 to -0.07)

インスリン感受性の有意な改善
(QUICKI) (SMD 0.73; 95% CI, 0.26 to 1.20)

が見出されました。


なお、

ビタミンDサプリメントでの空腹時血糖値、インスリン値、HbA1c、HDLコレステロール、中性脂肪には有意な変化は認められていません。


以上、今回のメタ解析データから、

妊娠糖尿病において、

ビタミンDサプリメント投与によるインスリン抵抗性の改善、およびLDLコレステロール値の改善作用が示唆されます。






近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。


ビタミンD、



------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報

posted at 23:56 | この記事のURL
食物繊維含有玄米食による2型糖尿病の血糖コントロール改善作用 [2017年07月26日(水)]
科学誌に、2型糖尿病において、食物繊維を含有する玄米食による血糖コントロール改善作用を示した臨床研究が、滋賀医科大学のグループから報告されていました。
(PLoS One. 2017 Jun 29;12(6):e0179869)


食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。

最近の研究では、次の報告があります。

食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析


食物繊維の摂取と全死亡率・心血管疾患死・がん死亡の低下



10グラムの食物繊維が膵臓がんリスクを12%低下:メタ解析



10グラムの食物繊維が乳がんリスクを4%低下:メタ解析


毎日10グラムの食物繊維摂取で大腸がんリスクが10%低下


また、食物繊維の摂取は、食後の高血糖を抑制し、体重減少に有用です。


さて、今回の研究では、

食物繊維の豊富な玄米食を用いて、2型糖尿病における血糖コントロールへの作用が検証されました。


具体的には、

2型糖尿病患者28名を対象に、

・玄米食摂取群:14名、

・白米食摂取群:14名、

の2群について、8週間の介入が行われています。


主アウトカムは血管内皮機能、

副アウトカムはHbA1c、食後血糖変動、酸化ストレスマーカー、炎症マーカーです。


250kcal相当の玄米食あるは白米食の摂取後の血糖のAUCについて、試験開始時と介入後の時点での比較が行われ、食後血糖変動も調べられました。



解析の結果、

まず、

白米食摂取群に比べて、

玄米食摂取群では、

血管内皮機能の有意な改善

(空腹時のFDR;flow debt repaymentの有意な増加, 20.4% vs. -5.8%, p = 0.004)

が見出されました。

(FDRは、A分のBで表し、FDRが大きいほど血管拡張機能が良好。Aは(安静時の血流量)×(疎血している時間)、つまり、安静時の血流分の面積を表し、Bは反応性充血時の増加分の面積を表す指標)


この時、両群間の食物繊維の摂取量の差も認められています。
(5.6 g/day vs. -1.2 g/day, p<0.0001)


また、炎症マーカーであるhs-CRP値は、白米食摂取群に比べて、玄米摂取群で、有意な改善(低下)が認められました。
(0.01 μg/L vs. -0.04 μg/L, p = 0.063)



さらに、
血糖のAUCは、
玄米食のほうが、一貫して有意に低値でしたが、
(T0: 21.4 mmol/L*h vs. 24.0 mmol/L*h, p = 0.043, T1: 20.4 mmol/L*h vs. 23.3 mmol/L*h, p = 0.046)

HbA1cでは有意な変化は認められませんでした。


なお、
総コレステロール、HDL、LDL、尿中8イソプロスタン値は、両群間で有意差は示されませんでした。


以上のデータから、

2型糖尿病患者では、

白米食よりも、玄米食のほうが、血管内皮機能や血糖変動への好影響を与えることが考えられます。

HbA1cでは有意差が検出されていませんが、これは試験期間が比較的短いことなどによる検出力不足が原因と考えられます。



DHCでは、次のような関連製品があります。


発芽玄米


米こんにゃく



北海道夕張長沼町
食も、美容も、健康も、長沼町で 「DHC 発芽玄米」






厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。

教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、

補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。



DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。


食物繊維
植物由来の食物繊維を1日目安量あたり5,200mg配合


国民健康栄養調査では、男女とも食物繊維の摂取量が推奨量よりも数グラム程度、少ないことが示されています。DHC食物繊維1包の追加で不足分を満たすことができます。




DHC飲む野菜1日350
30種の野菜が1缶にぎっしり350g!野菜不足にうれしい、おいしい野菜飲料



パーフェクト野菜
32種類もの野菜をギューッと凝縮! 野菜不足な毎日を手軽にサポート



ケール青汁+食物繊維
食物繊維の難消化性デキストリンがおなかの調子を整える[特定保健用食品]



DHC青汁+豆乳(30缶入)
2つのヘルシー素材がこれ1本!イメージをくつがえすおいしさです!









------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報



医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:56 | この記事のURL
糖質制限食が低脂肪食よりも糖代謝改善や減量に有用 [2017年07月13日(木)]
今月の臨床栄養学の専門誌に、肥満患者において、糖質制限食/低炭水化物食のほうが、低脂肪食よりも糖代謝改善作用や減量効果を示す、という臨床研究結果が、フランスとデンマークのグループから報告されていました。
(Am J Clin Nutr. 2017 Jul 5.)



どのような食事療法が好ましいのかは、体質/個人差もあり、すべての人に適した食事というものはなく、各自の体調や体質、ライフステージに応じて、テイラーメイドでの食事が望まれます。


一方、
肥満やメタボリック症候群対策、NAFLDなどの生活習慣病の改善には、

従来の低カロリー低脂肪食だけではなく、糖質制限食/低炭水化物食の有用性に関するエビデンスも増えてきました。


DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。


さて、今回の研究では、

肥満者を対象にした3つのランダム化比較試験において、

グリセミックロードや、食物繊維、全粒穀類の摂取量の異なる食事による、減量効果、リバウンド予防効果、糖代謝関連指標への作用が検証されました。


具体的には、

まず、
DiOGenes (Diet, Obesity, and Genes)試験の参加者で8週間の減量後、

26週間にわたり、グリセミックロードが高い食事と低い食費を摂取した研究。

また、
健康的なNew Nordic Diet (OPUS) Supermarket intervention (SHOPUS)を摂取したデンマークの小児に対する研究への参加者に対して、

26週間のNew Nordic Diet(高食物繊維、全粒穀類)を摂取した研究。


NUGENOB (Nutrient-Gene Interactions in Human Obesity)試験の参加者で、

低カロリー/低脂肪/抗炭水化物食
あるいは、
高脂肪/低炭水化物食
のいずれかを10週間摂取した群。

以上の3つの臨床試験の被験者について、


介入前の空腹時血糖値に基づき、

被験者を、
正常血糖値の群: (FPG <5.6 mmol/L),

糖尿病前段階(予備軍): (FPG 5.6-6.9 mmol/L),

糖尿病群: (FPG &#8805;7.0 mmol/L)

の3群に分けて、

空腹時血糖値、空腹時インスリン値の変化が調べられています。


解析の結果、


まず、
DiOGenes試験の参加者では、

糖尿病予備軍の被験者において、

低グリセミックロード食よりも、高グリセミックロード食のほうが、

体重のリバウンド(再増加)が有意に大きい値でした。

(5.83 kg, 95% CI: 3.34, 8.32 kg; P < 0.001)


正常血糖値の被験者では、

1.44 kgより大きい体重の再増加が認められました。
(95% CI: 0.48, 2.41 kg; P = 0.003)
[群間での差: 4.39 kg (95% CI: 1.76, 7.02 kg); P = 0.001]


次に、
SHOPUS研究では、

糖尿病前段階の被験者は、

対照食投与群よりも、

New Nordic Diet食摂取によって、

有意な減量効果を示しました。

(6.04 kg, 95% CI: 4.05, 8.02 kg; P < 0.001)

一方、正常血糖値群では、

平均体重減少効果は、 2.20 kg多くなっていました。
(95% CI: 1.21, 3.18 kg; P < 0.001)


[群間の差: 3.84 kg (95% CI: 1.62, 6.06 kg); P = 0.001]


さらに、

NUGENOB研究では、

糖尿病患者は、

低脂肪/高炭水化物食群よりも、

高脂肪/低炭水化物食群のほうが、

2.04 kg (95% CI: -0.20, 4.28 kg; P = 0.07)の減量効果を示しました。


このとき、
正常血糖値群では、
高脂肪/低炭水化物食群のほうが、

0.43 kg (95% CI: 0.03, 0.83 kg; P = 0.03)より大きい減量効果でした。

[群間の差: 2.47 kg (95% CI: 0.20, 4.75 kg); P = 0.03]


その他、

空腹時インスリン値は、

以上の相関との一致した変化を示しました。


以上のデータから、

肥満患者において、

空腹時血糖値が高値を示す場合、

低グリセミックロードの食事、

高食物繊維、全粒穀類の食事などが有用であると考えられます。



最近の研究によって、糖質制限食・低炭水化物食よる減量・ダイエット効果や2型糖尿病での血糖コントロール改善効果が明らかとなっています。


また、
植物性たんぱく質および植物性脂質による心臓病リスク低減作用が知られています。



医学的に適切ではない糖質制限食のパターンとして、「糖質制限食・低炭水化物食では、‘焼き肉・ステーキ’食べ放題」があります。
動物性たんぱく質や動物性脂質の過剰摂取は、心血管疾患リスクを高めることが懸念されます。


植物性食品をベースにした糖質制限食・低炭水化物食による体重と脂質代謝への効果として、

エコアトキンスダイエットの減量と脂質代謝改善作用



といった研究もあります。


DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。



最新の科学的根拠を俯瞰すると、

「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」を基本とした食生活が、

「ヘルシーエイジング(健康長寿)」

「ダイエット(適正体重の維持)」

「アンチエイジング(抗加齢)」

に有用であると考えられます。






------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報



医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:56 | この記事のURL
2型糖尿病患者の大腿部の脂肪を減らす食事 [2017年06月15日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、2型糖尿病患者において、体組成および糖代謝に対するベジタリアン食と標準糖尿病治療食との有用性を比較した臨床研究が、欧米(チェコ、イタリア、米国)のグループから報告されていました。
(J Am Coll Nutr. 2017 Jun 10:1-6)



一般に、

植物性食品を中心とするベジタリアン食では、

抗酸化作用や抗炎症作用を含む機能性食品素材により、がんをはじめとする生活習慣病の予防効果が考えらます。


昨年12月、アメリカ栄養士会(栄養と食事のアカデミー)の機関ジャーナルに、ベジタリアン食に関するポジションステートメントが掲載されています。


--- 米国・栄養と食事のアカデミー(Academy of Nutrition and Dietetics、前米国栄養士会から改名)は、

「適切に準備されたベジタリアン食及びビーガン食は、健康的であり、栄養学的に十分であり、いくつかの病気の予防や治療のために、健康上の好影響をもたらす、」
と考えます。


-- ベジタリアン食は、ライスサイクルのすべてのステージ、妊娠中、授乳中、乳幼児、小児、青少年、高齢者、アスリートのいずれにも適切です。

-- 植物性食品を中心とする食事は、動物性食品を多く摂る食事に比べて、より環境的に持続可能なものです。
(more environmentally sustainable)
 その理由は、より少ない天然資源を利用するため、環境負荷がより少ないことです。


-- ベジタリアン食およびビーガン食は、虚血性心疾患、2型糖尿病、高血圧、あるタイプのがん、肥満といった、いくつかの疾患のリスクを低下させます。


-- 飽和脂肪酸の摂取が少なく、野菜・果物・全粒穀類、豆類、大豆製品、種実類(これらはいずれも食物繊維とファイトケミカルが豊富)の摂取が多いことが、ベジタリアン食やビーガン食の特長であり、このため、総コレステロール値やLDL(悪玉)コレステロールが低く、血糖コントロールにも好影響を与えます。
これらの要因が、慢性疾患リスク低減に寄与します。


-- ただし、ビーガン食は、信頼性の高い、ビタミンB12の供給源(強化食品やサプリメント)の利用が必要です。


さて、
今回の研究では、

2型糖尿病患者での大腿部の体脂肪分布に対するベジタリアン食と標準食との比較が行われました。


具体的には、

2型糖尿病患者74名を対象に、

・ベジタリアン食摂取群:37名、

・対照群;等カロリーの標準的な糖尿病治療食摂取群;37名

の2群について介入が行われています。

食事はいずれも1日あたりマイナス500kcalに調整され、


開始前、3ヵ月、6ヵ月の時点で、

インスリン感受性などの糖代謝指標、および、大腿部の体組成の測定が行われました。



解析の結果、

まず、

下肢全体では、

ベジタリアン食摂取群のほうが、
(-13.6 cm2 [95% CI, -14.2 to -12.9] )

対照群よりも有意に減少していました。
(9.9 cm2 [95% CI, -10.6 to -9.2] ; Gxt p < 0.001)

次に、

皮下脂肪量では、両群とも同程度の減少が認められました。
(Gxt, p = 0.64)

一方、
筋膜下の体脂肪では、

ベジタリアン食のほうが、対照群よりも有意な減少を示しました。

(-0.82 [95% CI, -1.13 to -0.55] cm2 in V vs -0.44 [95% CI, -0.78 to +0.02] cm2 in C; Gxt, p = 0.04)


筋肉内の脂肪量では、

ベジタリアン食摂取群のほうが、対照群に比べて、減少傾向を示しました。
(-1.78 [95% CI, -2.26 to -1.27] cm2 in V vs -0.57 [95% CI, -1.06 to -0.09] cm2 in C; Gxt, p = 0.12)


さらに、

皮下脂肪および筋膜下脂肪の変化は、

HbA1c、空腹時血糖値、インスリン感受性の変化と相関が認められたということです。


BMIで補正後も、

空腹時血糖値の変化およびベータ細胞能のインスリン感受性の変化、中性脂肪値の変化では、有意差が見いだされました。


以上のデータから、


2型糖尿病患者において、

ベジタリアン食は、標準的な糖尿病食に比べて、

体組成や糖代謝への好影響が示唆されます。



これまでの多くの研究によって、ベジタリアン食摂取群では、非ベジタリアン食摂取群よりも、生活習慣病リスクが低いことが知られています。



ベジタリアン食による心血管疾患リスク低下作用




ベジタリアン食による血圧低下作用@メタ解析


拙著でもベジタリアン食について、まとめています。

ときどきベジタリアン食のすすめ ビーガン、マクロビオテックから総合栄養学まで




なお、ベジタリアン食であれば何でも健康的になる、というわけではありません。


(例えば、野菜はナシで、パスタにチーズ、パンの組み合わせでも、ラクトオボにはなりますが。)


もちろん、栄養学的にバランスの取れた、適切なベジタリアン食を摂取することが重要です。



一般に、植物性食品の摂取が多いベジタリアン食では、ファイトケミカル・ポリフェノールの摂取が多く、抗酸化作用を介した生活習慣病の予防効果が想定されます。


北米の栄養士会が共同で発表した見解によると、「適切に準備されたベジタリアン食は、健康に有益であり、必要な栄養素を満たしており、いくつかの疾患の予防や治療にも利点がある」とされています。


実際、これまでの疫学研究によって、肉食をする人々に比べて、ベジタリアンでは生活習慣病が少ないことが示されています。

ベジタリアン食による具体的な効果として、肥満、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、高血圧、脂質異常症、糖尿病、前立腺がん、大腸がんの発症リスクが低下します。

また、日本人ベジタリアンを対象にした調査でも、ベジタリアンは、非ベジタリアンと比べて、体格指数(BMI)、血圧、血中総コレステロール値、中性脂肪値が有意に低いことが見出されています。




DHCでは、良質の植物性食品として、
次のような関連製品を取り扱っています。



DHC発芽玄米



DHC発芽玄米麺



エクストラバージンオリーブオイル



ところで、最近の研究によって、糖質制限食・低炭水化物食よる減量・ダイエット効果や2型糖尿病での血糖コントロール改善効果が明らかとなっています。


また、
植物性たんぱく質および植物性脂質による心臓病リスク低減作用が知られています。



医学的に適切ではない糖質制限食のパターンとして、「糖質制限食・低炭水化物食では、‘焼き肉・ステーキ’食べ放題」があります。
動物性たんぱく質や動物性脂質の過剰摂取は、心血管疾患リスクを高めることが懸念されます。


植物性食品をベースにした糖質制限食・低炭水化物食による体重と脂質代謝への効果として、

エコアトキンスダイエットの減量と脂質代謝改善作用



といった研究もあります。


DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。



最新の科学的根拠を俯瞰すると、

「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」を基本とした食生活が、

「ヘルシーエイジング(健康長寿)」

「ダイエット(適正体重の維持)」

「アンチエイジング(抗加齢)」

に有用であると考えられます。







------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報



医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:55 | この記事のURL
大豆食品の摂取が2型糖尿病リスクを低減:ベトナム [2017年05月29日(月)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、ベトナムにおいて、大豆食品の摂取と2型糖尿病リスクとの関連を調べた研究が、オーストラリアとベトナムのグループから報告されていました。
(Eur J Clin Nutr. 2017 May 10.)



大豆の摂取による生活習慣病のリスク低減作用が知られています。

大豆たんぱく質や大豆イソフラボンによる脂質代謝改善作用や

イソフラボンの抗酸化作用などを介した機序が考えられます。

また、基礎研究では、
大豆イソフラボンによる抗糖尿病作用も示唆されています。


そこで、

今回の研究では、

ベトナム成人において、

習慣的な大豆食品およびイソフラボンの摂取と、

2型糖尿病リスクとの関連が検証されました。



具体的には、

2013年から2015年にかけて、
ハノイの病院における症例対照研究として、

2型糖尿病と新規に診断された患者599名(40‐65歳)と、

病院での対照群599名を対象に、

年齢や性別などの交絡因子を一致させ、

食事調査により、大豆製品およびイソフラボンの摂取頻度と摂取量が調べられています。



解析の結果、

大豆製品の摂取が多いほど、

2型糖尿病リスクが低いという有意な相関が見出されました。

摂取量が最低群に比べて、

最高群では、

2型糖尿病リスクが69%低いという相関が認められています。
(OR 0.31, 95% CI: 0.21-0.46; P<0.001)


また、

イソフラボンの摂取についても、

摂取総量と、2型糖尿病リスクとの間に、有意な負の相関関係が見出されました。
(OR: 0.35; 95% CI: 0.24 to 0.49; P<0.001)


さらに、

層別解析でも、

豆乳、豆腐、もやし(緑豆もやし)といった大豆食品、

ダイゼイン、ゲニステイン、グリステインなどのイソフラボン類の摂取と、

2型糖尿病リスクとの有意な負の相関が見出されています。



以上のデータから、

大豆食品およびイソフラボンの摂取が多いと、

2型糖尿病の新規発症リスクが低減するという働きが示唆されます。


最近の研究として、次の報告が知られています。



大豆イソフラボンによる大腸がんリスク低下:メタ解析


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析


イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用@日本人男性


大豆の摂取が多いと乳がんリスクが低下@日本人女性


大豆イソフラボンによる乳がんリスク低下作用@アジア人


大豆イソフラボンによる糖代謝への好影響:メタ解析



イソフラボンサプリメントと子宮内膜肥厚との関連:メタ解析



大豆など植物性食品の一部には、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカルの1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気の他、さまざまな生活習慣病に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。



DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


DHC青汁+豆乳(30缶入)
2つのヘルシー素材がこれ1本!イメージをくつがえすおいしさです!






------------------------------------------------------------------
DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。

地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



DHCが日本のサプリを健康にします。


「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:52 | この記事のURL
カルダモンによる抗炎症・抗酸化作用@生活習慣病の女性 [2017年05月16日(火)]
今日、日帰りで出掛けていました。

行きの飛行機が、スターウォーズジェットでした。

ジャンプシートに、ヨーダが座っています。






さて、本日の私的なお勉強日記です。

今月の農芸化学の専門ジャーナル(電子版)に、生活習慣病を有する女性において、カルダモンによる抗酸化作用及び抗炎症作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Tehran University of Medical Sciences)から報告されていました。
(J Sci Food Agric. 2017 May 8.)




メタボリック症候群・内臓脂肪症候群では、内臓脂肪からさまざまなサイトカインが産生され、慢性炎症を惹起します。

慢性炎症は、動脈硬化を促進し、さまざまな代謝性疾患、生活習慣病の発症に関与します。

したがって、メタボリック症候群や肥満対策のサプリメントとして、

減量という機能性よりも、慢性炎症を抑制することで、肥満に伴う生活習慣病のリスクを低減できると考えられます。


今回の研究では、

カルダモン(学名Elettaria Cardamomum)による生活習慣病での炎症および酸化ストレスへの作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、
脂質異常症/過体重/肥満で、糖尿病予備軍の女性80名を対象に、

・カルダモン含有サプリメント(3g/日)投与群:40名、

・偽薬投与群40名

の2群について、8週間の介入が行われ、

炎症関連指標として、
血中hs-CRP、IL-6、TNF-α、

抗酸化能の指標として、
総抗酸化能(TAC)、MDA、protein carbonyl (PC), 赤血球中のSOD、グルタチオン還元酵素が測定されています。


解析の結果、

交絡因子で補正後、


偽薬群に比べて、

カルダモン投与群では、

血中hs-CRPの有意な減少
(p&#8201;=&#8201;0.02)

hs-CRP:IL-6-1 比の有意な減少
(p&#8201;=&#8201;0.008)

MDAの有意な減少
(p&#8201;=&#8201;0.009)

が見出されました。


以上のデータから、

脂質異常症で過体重/肥満の糖尿病予備軍の女性において、

カルダモン投与による抗炎症作用と抗酸化作用が示唆されます。

今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。





DHCでは、健康的に美しく減量し、適正な体重を維持する、リバウンドを予防することを目的として、製品やサービスを提供しています。



DHCのアプローチの特徴は、非対面式による製品やサービスが組み合わされていることです。


非対面式であることは、医療機関の一般的な肥満外来を受診するのに比べて、時間的な制約が少ないというメリットがあります。

(会社員が平日の昼間、減量のために医療機関を定期的に受診するというのは負担がかかると思います。)




DHCでは、具体的には、


 @フォーミュラ食(代替食):1日1食から2食の置き換え食

「DHCプロティンダイエット」シリーズ



フォーミュラ食(置き換え食)は日本では2種類しかない???



 A遺伝子検査キット:遺伝子変異(β3AR、UCP1、β2ARの3種類の検出)

DHCの遺伝子検査・ダイエット対策キット

⇒生活習慣の調査と遺伝子変異から「パーソナルカルテ」を作成



 Bサプリメント:フォースコリー(コレウス・フォルスコリ、Coleus forskohlii)などを補完的に利用



 C非対面式フォローアップ (必要に応じて管理栄養士による無料電話相談)





以上を組み合わせた非対面式のアプローチは、

3か月の介入による「置き換え食を用いた減量支援プログラム」(DHCダイエットアワード)を定期的に実施し、検証を行っています。


(DHCの非対面式アプローチについて、安全性と有効性についての学会発表も行っています。)


[茨城県境町] ふるさと納税でダイエットにチャレンジ!DHCプロティンダイエット





------------------------------------------------------------------
DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。

地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



DHCが日本のサプリを健康にします。


「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------

posted at 23:54 | この記事のURL
ビタミンD投与により血糖コントロールが改善:メタ解析 [2017年05月15日(月)]
糖尿病研究の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンD投与介入による糖尿病での血糖コントロールへの作用に関するメタ解析が報告されていました。
(J Diabetes Complications. 2017 Apr 21.)


2型糖尿病、肥満、メタボリック症候群などの生活習慣病では、血中ビタミンDの低値が知られています。

ビタミンDは、抗炎症作用や免疫調節作用、抗がん作用などを有しており、生活習慣病の予防における有用性が示唆されます。


(ただし、糖尿病の場合、ビタミンDが直接、血糖値を下げるというよりは、潜在的にビタミンDが不足している病態において、ビタミンDを充足することによる間接的な作用と思われます。)


さて、

今回の研究では、

2型糖尿病を有する成人において、
ビタミンDサプリメント投与による糖代謝への影響が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて、
(PubMed and Cochrane database)

2016年7月1日までに収載された、ビタミンDサプリメント投与のランダム化比較試験が検索され、

2型糖尿病における糖代謝関連指標への作用が調べられています。




29試験、3324名のデータが系統的レビューの対象となり、

22報がメタ解析に用いられました。

19報ではHbA1C

16報では空腹時血糖値(FBG)がアウトカムとして測定されています。


メタ解析の結果、

偽薬群に比べて、

ビタミンDサプリメント投与群では、

HbA1Cの有意な低下が見出されたということです。
(-0.32% [-0.53 to -0.10], I2=91.9%)

なお、FBSは、低下傾向を示しましたが、有意差は認められませんでした。
(-2.33mg/dl [-6.62 to 1.95], I2=59.2%)


ビタミンD欠乏に対する改善を行った研究(7報)では、

HbA1cの低下傾向
HbA1C (-0.45%, [-1.09 to 0.20])

FBSの低下傾向
FBG (-7.64mg/dl [-16.25 to 0.97])

が見いだされています。


以上のデータから、

2型糖尿病の成人患者では、

ビタミンDサプリメント投与による血糖コントロールの改善作用が示唆されます。


ただし、ビタミンDが直接、血糖値に作用するというよりは、ビタミンDの潜在的不足において、間接的な有用性が考えられます。


ビタミンDの潜在的な不足は広く知られていますので、マルチビタミンやマルチミネラルに加えて、ベーシックサプリメントとして摂取が推奨されます。



DHCでは、
「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。






DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。


DHCプロティンダイエットは、茨城県境町のふるさと納税返礼品にも採用されています。

[茨城県境町] ふるさと納税でダイエットにチャレンジ!DHCプロティンダイエット







------------------------------------------------------------------
DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。

地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



DHCが日本のサプリを健康にします。


「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:56 | この記事のURL
| 次へ
プロフィール


医学博士 蒲原聖可
自己紹介
ブログ
リンク集

http://www.dhcblog.com/kamohara/index1_0.rdf
ログイン
Mypagetopに戻る