サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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紅麹はロバスタチンに比べて糖尿病リスクが低下:リアルワールドエビデンス@台湾 [2020年02月23日(日)]
糖尿病代謝学の専門ジャーナルに、紅麹サプリメント投与群では、スタチン剤のロバスタチン投与群に比べて、糖尿病発症リスクが低いという後ろ向きコホート研究が、台湾のグループ(Taipei Medical University)から報告されていました。
(Diabetes Metab Syndr Obes. 2020 Jan 9;13:89-98.)


今回の研究では、

スタチン服用群と、紅麹サプリメント摂取群との間での糖尿病リスクに関する比較が行われました。


具体的には、

後ろ向きコホート研究として、

リアルワールドでのデータベースである台湾国民健康保険のデータを用いて、

2010年から2014年の間に、紅麹の摂取を開始した20歳以上の34,504名を対象に、

同時期にロバスタチンの投与を開始した、年齢と性別の一致した対照群34,504名について、比較が行われています。

両群とも、紅麹あるいはロバスタチン投与の開始時には、糖尿病は有していませんでした。

糖尿病の発症については、

2000年から2015年の間の医療記録から調べられています。

解析の結果、

糖尿病発症率は、

100患者年あたり、

紅麹コホート群では1.01、

ロバスタチンコホート群では2.59

でした。
(P < 0.0001)


ロバスタチン投与群に比べて、

紅麹投与群では、

糖尿病の発症率は、

54%低いことが見出されました。
(HR;0.46, 95% CI 0.43-0.50)


糖尿病リスク低下と、紅麹摂取との相関は、

さまざまなサブグループ解析でも有意でした。


また、

紅麹による糖尿病発症リスク低下には、用量依存的な相関が認められました。


以上、今回のリアルワールドエビデンスとしての大規模コホート研究から、

紅麹摂取群では、

ロバスタチン投与群に比べて、

糖尿病発症リスクが有意に低いことが示唆されます。


今後、介入研究による臨床的意義の検証が期待される分野です。



脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。


DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。

(DHC紅麹濃縮エキス末180mgには、モナコリンKが2.7mg含まれています。)



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析



医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果



スタチンによる心筋障害はコエンザイムQ10で改善する




スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。


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日光浴でビタミンD不足が改善できると思いますか?



グルコサミンの風評被害by整形外科医



DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果


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posted at 23:54 | この記事のURL
ポリフェノールが糖代謝を改善する:メタ解析 [2020年02月21日(金)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、ポリフェノールの摂取と糖代謝との関連を検証したメタ解析が、欧州のグループから報告されていました。
(Eur J Nutr. 2020 Feb 12.)



ポリフェノールには、抗酸化作用や抗炎症作用があり、

生活習慣病の予防/リスク低減効果が示されています。


さて、

今回のメタ解析では、

2型糖尿病患者あるいは糖尿病のリスクを有する群において、

確立されたバイオマーカーに対するポリフェノールの作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

まず、次の選択基準にて体系的な検索が行われました。

(1)糖尿病前症と2型糖尿病のヒトを対象としたランダム化比較試験、

(2)次のバイオマーカーの1つ以上:
血糖値、HbA1c、インスリン、プロインスリン、インスリン抵抗性(HOMA-IR)、膵島アミロイドポリペプチド(IAPP)/アミリン、プロIAPP /プロアミリン、グルカゴン、Cペプチド

(3)ポリフェノールの単体または濃縮混合物による慢性的な介入



488報の文献のうち、
27報の研究からデータが抽出され、20報がメタ解析の対象となりました。


メタ解析に含まれたのは、
ポリフェノール混合物、イソフラボン、フラバノール、アントシアニン、およびレスベラトロールでした。


メタ解析の結果、


まず、全体として、

ポリフェノールの摂取は、

空腹時血糖値の有意な低下をもたらしました。
(- 3.32 mg/dL; 95% CI - 5.86, - 0.77; P&#8201;=&#8201;0.011)

また、

Hb1Acも有意な減少を示しました。
(- 0.24%; 95% CI - 0.43, - 0.044; P&#8201;=&#8201;0.016)

一方、

インスリンとHOMA-IRでは有意な変化は検出されませんでした。


次に、

層別解析では、

糖尿病患者群において、

血糖の低下に対するより強い効果が見出されました。
(- 5.86 mg/dL, 95% CI - 11.34, - 0.39; P&#8201;=&#8201;0.036)

さらに、この効果は、
糖尿病治療薬を服用している被験者でさらに強く認められました。
(- 10.17 mg/dL, 95% CI - 16.59, - 3.75; P&#8201;=&#8201;0.002)


以上、

今回のメタ解析から、

ポリフェノールの摂取は、

2型糖尿病患者及び糖尿病予備軍において、糖代謝を改善すると考えられます。





植物性食品に含まれるポリフェノールは、抗炎症作用や抗酸化作用を有しており、

健康増進作用や生活習慣病のリスク低減効果が示唆されています。

(ポリフェノールはフェノールを有する構造の物質なので、ファイトケミカル類という表現が、より広くカバーします。具体的には、カロテノイド類、フラボノイド類など数千種類以上になります。)

関連した研究として、次の報告があります。


クランベリーポリフェノールによる血管機能の改善効果





DHCでは、ポリフェノール含有サプリメントを製品化しています。



ポリフェノール 30日分
4種類のポリフェノールを手軽に補給





リンゴポリフェノール 30日分
りんごの未熟果より抽出した若々しさあふれるポリフェノール!



DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。



最新の科学的根拠を俯瞰すると、

「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」を基本とした食生活が、

「ヘルシーエイジング(健康長寿)」

「ダイエット(適正体重の維持)」

「アンチエイジング(抗加齢)」

に有用であると考えられます。





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オメガ3系脂肪酸による糖尿病性腎症への有用性:RCTのメタ解析 [2020年02月13日(木)]
今月の科学誌プロスワンに、オメガ3系必須脂肪酸による糖尿病性腎症への有用性を検証したRCTのメタ解析が、米国のグループ(Harvard T.H. Chan School of Public Health)から報告されていました。
(PLoS One. 2020 Feb 11;15(2):e0228315.)


EPAやDHAといったオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用を有しており、さまざまな疾病の予防効果が確立しています。


今回のメタ解析では、

糖尿病患者において、
タンパク尿、推算糸球体濾過量(estimated glomerular filtration rate;eGFR)、代謝関連マーカーを調べて、

糖尿病性腎症に対するオメガ3系必須脂肪酸の働きが検証されました。


具体的には、

ランダム化比較試験(RCT)のメタ解析として、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed、Embase、Cochrane Central Register of Controlled Trial)

1960年1月から2019年4月までの収載論文から、

10報、344名のデータがメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

オメガ3系必須脂肪酸投与により、

1型糖尿病患者、および2型糖尿病患者において、

タンパク尿の減少が見出されました。

この相関は、

2型糖尿病患者において、有意差が見出されました。
(SMD = -0.29(95%CI:-0.54、-0.03; p = 0.03)

また、

24週間以上の介入期間の研究のみにおいて、

対照群に比べて、

オメガ3系必須脂肪酸投与群において、

タンパク尿の有意な減少が見出されました。
(SMD = -0.30 (95% CI: -0.58, -0.02; p = 0.04)


また、

偽薬投与群と比べて、

オメガ3系必須脂肪酸投与群では、

1型糖尿病、2型糖尿病のいずれでも、

eGFRが高値でした。
(有意差ナシ)

一方、
総コレステロール値、LDLコレステロール値、HbA1Cについては、

オメガ3系必須脂肪酸投与群と偽薬投与群との間で有意差は認められませんでした。

なお、

血圧は、

対照群に比べて、

オメガ3系必須脂肪酸投与群にいて低下傾向が示されました。


以上、今回のメタ解析から、

糖尿病患者において、

オメガ3系必須脂肪酸による腎障害の予防作用が示唆されます。




DHCでは、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントを製品化しています。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))




DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
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グルコサミンサプリメントが2型糖尿病リスクを低下;UKバイオバンク [2020年02月11日(火)]
糖尿病研究の専門ジャーナル(電子版)に、グルコサミンサプリメントの利用と、2型糖尿病リスク低下との関連を示した研究が報告されていました。
(Diabetes Care. 2020 Jan 27.)


グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。


作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。

(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究&#8212;MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医


さて、

今回の研究では、

グルコサミンサプリメントの習慣的な摂取と、

2型糖尿病リスクとの関連が調べられ、

遺伝的な感受性、炎症状態との関連も検証されました。


具体的には、

UKバイオバンクの参加者で登録時に糖尿病、がん、心血管疾患を有していない
404,508名を対象に

グルコサミンサプリメントの利用と、2型糖尿病リスクとの関連が調べられました。

解析の結果、

8.1年(中央値)のフォローアップ期間中に、

7,228例の2型糖尿病が見出されました。

交絡因子(年齢、性別、BMI、人種、ライフスタイル要因、病歴、その他のサプリメント利用など)の調整後、

グルコサミンの利用は、

2型糖尿病リスクを17%低下するという有意な相関が見出されました。
(HR0.83、95%CI 0.78-0.89)

この逆相関は、

炎症マーカーのCRPが低い被験者よりも、

試験登録時のCRPが高い参加者で顕著でした。
(P = 0.02)

一方、

2型糖尿病の遺伝的リスクスコアは、

この関連に有意な影響を与えませんでした。

を変更しませんでした(P相互作用= 0.99)。



以上のデータから、

グルコサミンの利用と2型糖尿病リスク低下作用が示唆されます。

グルコサミンには抗炎症作用も報告されており、今回の研究データとも一致します。


その他

米国の研究では、

グルコサミンサプリメントの摂取と、死亡リス低下との相関も示されています。


膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。

(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究&#8212;MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医



変形性膝関節症に対して、


最近の研究では、次の報告があります。


変形性膝OAの疼痛に対してグルコサミン+コンドロイチンはセレコキシブと同等の効果



グルコサミン・コンドロイチンの関節裂隙狭小化抑制効果




グルコサミン・コンドロイチンによる関節軟骨保護作用@膝関節症





コンドロイチンによる変形性膝関節症改善作用




グルコサミンはNF-κBを抑制し抗炎症作用を示す



グルコサミン・コンドロイチン利用者は炎症マーカーが低い




グルコサミンによる寿命延長効果




グルコサミンはジアセレインと有効性が同じで、副作用が少ない:メタ解析



DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。


グルコサミン 2000 30日分【機能性表示食品】


機能性表示
ひざ関節の曲げ伸ばしをサポート/ひざの違和感の緩和







極らくらく


らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究であるMOVES研究やLEGS研究などでは、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。



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1型糖尿病に対するレスベラトロールの安全性と有用性 [2020年01月23日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、1型糖尿病に対するレスベラトロールの安全性と有用性を検証した臨床研究が、イランとカナダのグループから報告されていました。
(Nutrients. 2020 Jan 6;12(1).)


レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。


最近の臨床研究では、内分泌代謝疾患や生活習慣病の改善効果が示唆されています。


先行研究では、レスベラトロールによる糖尿病への作用に関して、次の報告があります。


非感染性疾患に対するレスベラトロールの有用性:メタ解析



レスベラトロールによる糖尿病予防 


レスベラトロールが神経活動と血液循環を改善する@2型糖尿病



歯周病を有する2型糖尿病でのレスベラトロールの有用性




さて、今回の研究では、

1型糖尿病に対するレスベラトロールの安全性と有用性が検証されました。

具体的には、

1型糖尿病の男女の患者13名を対象に、

レスベラトロール(1,000 mg、分2)が60日間投与され、

介入前、30日、60日の時点で、糖代謝関連指標などが測定されました。


解析の結果、

60日間のレスベラトロール投与により、

介入前に比べて、

介入後では、

空腹時血糖値およびHbA1cの有意な低下が見出されました。


また、

レスベラトロール投与により、

酸化ストレスマーカー、MDAの有意な減少、

総抗酸化能の有意な上昇も見出されました。


なお、
インスリン値、HOMA-IR、HOMA-β、肝機能および腎機能、炎症マーカーでは有意な変化は見出されませんでした。


以上のデータから、

1型糖尿病患者において、

60日間のレスベラトロールの投与による糖代謝改善作用および抗酸化作用が示唆されます。


今後、ランダム化比較試験などによる臨床的意義の検証が期待される分野です。


なお、糖尿病の予防や改善に対しては、

地中海食の食材バランスをベースにした緩やかな糖質制限食・低炭水化物食が最も適切であり、有効です。

サプリメントについては、ビタミンD、オメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)が推奨できます。


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ビタミンDサプリメント(1,000-2,000IU)が肥満小児の糖代謝を改善する [2020年01月22日(水)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンD欠乏/不足の肥満小児において、ビタミンDサプリメント(1,000-2,000IU)投与による糖代謝改善作用を示した臨床研究が、米国のグループから報告されていました。
(Am J Clin Nutr. 2020 Jan 17.)


肥満の小児では、
ビタミンD欠乏/不足の状態になりやすく、
心血管リスクも高くなります。



今回の研究では、

ビタミンD欠乏の過体重および肥満の小児を対象に、


動脈硬化関連指標および、糖代謝や血圧について、

ビタミンD3の 1,000IUまたは2,000 IU / 日の投与が、

600 IU / 日よりも有用かどうか、検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

10歳から18歳までの小児225名を対象に

介入6ヵ月の時点での血管内皮機能を主アウトカムとして調べられました。


解析の結果、

まず、

血中ビタミンD(25-OH-D)値は、用量依存的に増加し、

高カルシウム血症を生じることはありませんでした。

また、

内皮機能、動脈硬化、収縮期血圧、脂質、および炎症マーカーについて、

3ヵ月及び6ヵ月では、

1,000IUまたは2,000 IU の投与群と、
600IUの群とでは、有意差は検出できませんでした。

一方、

いくつかのサブ解析では、両群間に有意差が認められました。


具体的には、

6ヶ月時点において、

中期-収縮期、中期-拡張期、および全身-拡張期BPは、

600 IU群に比べて、
1,000 IU群で、

有意に低値でした。
(-2.66(95%CI:-5.27、-0.046)、-3.57( -5.97、-1.17)、および-3.28(-5.55、-1.00)mm Hg)


また、

2, 000 IU群では、インスリン感受性が3ヵ月及び6ヵ月で亢進し、

空腹時グルコース濃度が6ヵ月で低下していました。
(-2.67; 95%CI:-4.88、-0.46 mg / dL)

以上のデータから、

過体重及び肥満の小児において、

ビタミンD欠乏の改善のために、

ビタミンD3サプリメントを1,000 IUあるいは2,000 IUの用量で投与することは、

600 IUと比べて、心血管リスクマーカーを有意に改善することが示唆されます。


先行研究では、次の報告があります。

ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析 







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大豆イソフラボンが2型糖尿病リスクを12%低下:メタ解析 [2020年01月17日(金)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、マメ科植物及び大豆の摂取と、2型糖尿病リスクとの関連を検証したメタ解析が報告されていました。
(Am J Clin Nutr 2020 Jan 8)


大豆など植物性食品の一部には、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカルの1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気の他、さまざまな生活習慣病に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。


今回の系統的レビュー/メタ解析では、

マメ科植物及び大豆製品の摂取と、2型糖尿病リスクとの関連が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて、
(PubMed, EMBASE, Ovid)

2019年8月までに収載された論文が検索され、

15報のコホート研究から、

565,810名のデータが解析の対象となりました。

32,093例の2型糖尿病が含まれています。



解析の結果、

まず、
マメ科植物全体の摂取と、

2型糖尿病リスクとの間には有意な相関は認められませんでした。
(0.95, 0.79, 1.14; NS)


一方、

大豆製品全体の摂取により、7%のリスク低下傾向、
0.83 (0.68, 1.01; NS)

豆乳の摂取により、11%の有意なリスク低下、
0.89 (0.71, 1.11; NS)

豆腐の摂取により、8%の有意なリスク低下、
0.92 (0.84, 0.99)

大豆たんぱく質の摂取により、16%の有意なリスク低下、
0.84 (0.75, 0.95)

大豆イソフラボンの摂取により、12%の有意なリスク低下
0.88 (0.81, 0.96)

という相関が見出されました。

なお、

マメ科植物全体、大豆製品全体、豆乳摂取では、

論文の高い不均一性が見出されました。
(つまり、不均一のために、大豆製品全体や豆乳の摂取によるリスク低下は、エビですとして十分ではないと考えれます。)

用量反応解析では、

豆腐、大豆たんぱく質、大豆イソフラボンで有意な負の相関が見出されました。



以上、コホート研究を対象にした今回の系統的レビュー/メタ解析から、

2型糖尿病リスクに対する大豆たんぱく質、大豆イソフラボン、豆腐の摂取によるリスク低減作用が示唆され、

大豆製品の摂取が推奨されます。



最近の研究として、次の報告が知られています。


大豆イソフラボンによる大腸がんリスク低下:メタ解析


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析


イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用@日本人男性


大豆の摂取が多いと乳がんリスクが低下@日本人女性




DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


DHC青汁+豆乳(30缶入)
2つのヘルシー素材がこれ1本!イメージをくつがえすおいしさです!







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グリーンコーヒー豆抽出物による糖代謝への作用:介入研究のメタ解析 [2019年11月17日(日)]
今月の糖尿病研究の専門ジャーナルに、グリーンコーヒー豆抽出物による糖代謝への作用を調べたメタ解析が報告されていました。
(Diabetol Metab Syndr. 2019 Nov 5;11:91.)


グリーンコーヒー豆は、未焙煎のコーヒー豆であり、予備的な先行研究によって、グリーンコーヒー豆由来ポリフェノールによる減量効果が示唆されています。

(数年前に、アメリカでブームになり、予備的な臨床試験で、一定の有用性が示唆されてきました。)

コーヒー豆に含まれるポリフェノールのクロロゲン酸は、焙煎の過程で減少するため、
未焙煎のグリーンコーヒー豆由来抽出物のほうが、高い機能性を示す、という考えです。

なお、コーヒーの摂取による生活習慣病のリスク低下作用もよく知られています。


さて、今回のメタ解析では、介入研究を対象に、グリーンコーヒー豆抽出物による糖代謝への作用が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて、2018年12月までに収載された論文から、
(PubMed、Scopus、Google Scholar)

グリーンコーヒー抽出物(GCE)の投与と

空腹時血糖値(FBG)、インスリン値、インスリン抵抗性(HOMA-IR)を調べた臨床研究が検索され、

6報がメタ解析の対象となりました。


メタ解析の結果、

GCE投与により、

FBGの有意な低下が認められました。
(SMD:-0.32、95%CI-0.59から-0.05、P = 0.02)




なお、
インスリン値では有意な影響は検出されませんでした。
(SMD:-0.22、95%CI -0.53から0.09、P = 0.159)



また、
GCE投与では、HOMA-IRでの有意な変化は検出されませんでしたが、
(SMD: -0.30, 95% CI -0.73 to 0.13, P&#8201;=&#8201;0.172)

GCEの投与量別の層別解析では、

400mg以上のGCG投与群において、

HOMA-IRの有意な低下(改善)が見出されたということです。


以上、今回の系統的レビュー/メタ解析から

グリーンコーヒー豆抽出物による糖代謝改善作用が示唆されます。


今後、費用対効果も含めて、
糖尿病に対する補完療法としての臨床的意義の検証が期待されます。





DHCでは、下記のサプリメントを製品化しています。


ガルシニア、



ダイエットパワー、



フォースコリー、



バナバ



主食ブロッカー



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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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L-カルニチンによる糖代謝改善作用:系統的レビュー/メタ解析 [2019年10月24日(木)]
L-カルニチンによる糖代謝改善作用を示した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(EXCLI J. 2019 Aug 19;18:631-643.)



カルニチンは、アミノ酸誘導体で、食肉(ラム肉)や乳製品に豊富に存在します。



カルニチン(L-カルニチン)は、脂肪の代謝に必要な機能性成分です。

(長鎖脂肪酸は、L-カルニチンと結合することでミトコンドリアに入ります。)

(高齢者では、L-カルニチンの摂取は不足しているため、通常の脂肪酸ではエネルギー源として利用できないためい、L-カルニチンサプリメントを摂るか、中鎖脂肪酸を利用することが必要です。)



L-カルニチンに関する研究では、中性脂肪やVLDLコレステロールの低下作用、肝臓での脂肪蓄積の抑制、運動能向上作用、肥満での減量など、多彩な働きが示されています。


例えば、次の報告があります。

カルニチンによる運動耐用能の亢進@アスリート


サルコペニア対策としてのLカルニチンの有用性



Lカルニチンは、ラム肉などに豊富であるため、高齢者では間違いなく不足しています。


さて、

今回の系統的レビュー/メタ解析では、

L-カルニチンによる糖代謝への作用が検証されました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, EMBASE, Cochrane Library, Web of Science, PubMed, Google scholar)

1990年から2019年2月までの収載論文から、関連論文が検索され、

37報がメタ解析の対象となりました。

解析の結果、

L-カルニチンサプリメントの投与により、

空腹時血糖値の有意な低下、
(WMD: -4.57; 95 % CI: -6.88, -2.25),

インスリン値の有意な低下、
(WMD: -1.21; 95 % CI: -1.85, -0.57)

インスリン抵抗性 (HOMA-IR) の有意な低下、
(WMD: -0.67; 95 % CI: -0.90, -0.44)

HbA1C値の有意な低下、
(WMD: -0.30; 95 % CI: -0.47, -0.13).

が見出されました。


以上、今回のメタ解析から、

L-カルニチンによる糖代謝改善作用が示唆されます。

今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待されます。




慢性疲労症候群や線維筋痛症では、ミトコンドリア機能の不全あるいは‘ミトコンドリア疲労’ともいうべき病態が考えられます。

そこで、ミトコンドリア機能に対する有用性が期待できる機能性食品成分として、

コエンザイムQ10、L-カルニチン、αリポ酸が用いられます。




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。






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イヌリン型炭水化物が肥満2型糖尿病での糖代謝を改善:メタ解析 [2019年10月18日(金)]
糖尿病研究の専門ジャーナルに、イヌリン型炭水化物の摂取による糖代謝への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、中国のグループから報告されていました。
(J Diabetes Res. 2019 Aug 27;2019:5101423.)



先行研究では、

イヌリン型フルクタンによる脂質代謝と糖代謝の改善作用:メタ解析


といった報告があります。


イヌリンを含む機能性食品素材としては、菊芋(キクイモ)が知られています。

(キクイモは、北米原産のキク科の植物で、ショウガに似た根茎/塊根にイヌリンを多く含みます。

ヤーコンは、南米原産のキク科の植物で、サツマイモのような根茎を有しており、

それそれ別物です。)


イヌリン(イヌリン型炭水化物)は、基礎研究において、糖代謝改善やインスリン抵抗性の改善が示されています。

今回の系統的レビュー/メタ解析では、

2型糖尿病患者および肥満者において、

イヌリン型炭水化物によるインスリン抵抗性への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

2018年12月25日までの収載論文が検索され、

25報が解析の対象となりました。

11報はメタ解析、

5報が2型糖尿病、

9報は肥満者でした。


まず

BMIでは、
イヌリン型炭水化物による介入後の減少は見出されませんでした。
(P = 0.08)


一方、

空腹時血糖値、空腹時インスリン値、HbA1c、HOMA-IRでは、有意な減少が見出されました。


14報の系統的レビューでは、

血糖値、インスリン値、HbA1cへの作用は議論の余地が残されていました。

一方、
単純肥満を対象にした7報のうち、1報では、イヌリン型炭水化物によるHOMA-IRの有意な改善が見出されました。


以上の系統的レビュー/メタ解析では、

イヌリン型炭水化物は、肥満の2型糖尿病において、インスリン抵抗性の改善作用が示唆されます。



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厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。

教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、

補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。



DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。


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国民健康栄養調査では、男女とも食物繊維の摂取量が推奨量よりも数グラム程度、少ないことが示されています。DHC食物繊維1包の追加で不足分を満たすことができます。




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ビタミンKによる糖代謝改善作用:メタ解析 [2019年10月12日(土)]
今月の生物因子研究の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンKによる糖代謝への作用を検証したメタ解析が、イランとオーストラリアのグループから報告されていました。
(Biofactors. 2019 Oct 1.)


ビタミンKは、脂溶性ビタミンの1種であり、血液凝固系で働きます。

近年の研究により、
ビタミンK依存性たんぱく質による、組織石灰化の調節も明らかとなりました。

つまり、
ビタミンKが、動脈硬化、特に血管石灰化の機序において作用することがわかっています。

ビタミンKサプリメントが動脈硬化を予防:メタ解析


ビタミンKは、前糖尿病や糖尿病の合併症において、好影響が示唆されています。

今回のメタ解析では、

ビタミンK投与による糖尿病での糖代謝に対する影響が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて2018年10月までの収載論文が検索され、
(PubMed, Scopus, Embase, ProQuest, Google Scholar)


3,734の関連論文から、

9報が解析の対象となりました。


解析の結果、

まず、糖尿病モデル動物を用いた基礎研究では、

ビタミンKサプリメント投与により、

血糖値の有意な低下(6報)、

空腹時インスリン値の有意な上昇(4報)、

HbA1cの有意な低下(3報)、

HOMA-IRの有意な低下(2報)、

β細胞機能の有意な亢進(2報)、

が見出されました。

次に、

前糖尿病患者(糖尿病予備軍)では、

ビタミンKサプリメント投与により、

OGTT2時間の時点で、

血糖値及びインスリン値の低下が見出されました。

ただし、空腹時血糖値、空腹時インスリン値、HOMA-IR、β細胞機能では有意差は検出されませんでした(2報)。



その他、

基礎研究では、

糖尿病モデル動物において、

ビタミンKサプリメント投与により、

脂質異常症の改善(3報)、

酸化ストレスマーカー及び炎症マーカーの改善(5報)
が示されています。


以上のメタ解析データから、

ビタミンKサプリメントによる糖尿病の予備軍の段階での糖代謝改善作用が示唆されます。



今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。



ビタミンKは、脂溶性ビタミンの1種であり、血液凝固系で働きます。

近年の研究により、
ビタミンK依存性たんぱく質による、組織石灰化の調節も明らかとなりました。

つまり、
ビタミンKが、動脈硬化、特に血管石灰化の機序において作用することがわかっています。


動脈壁硬化(血管硬化、Vascular stiffness;VS)および動脈石灰化(血管石灰化)は、

血管の健康を示すサロゲートマーカーであり、

心血管イベントに関係します。


ビタミンK依存性たんぱく質(VKDP)は、動脈壁硬化(VS)および動脈石灰化(VC)と関連し
活性化にはビタミンKが必要です。


ビタミンKは、骨芽細胞から作られるオステオカルシン(OC)や、血管などで作られるマトリックスGla タンパク質(matrix Gla protein;MGP)の機能に関与しいています。

カルシウムが血管に沈着(石灰化)すると動脈が硬くなり弾力性がなくなります。

MGPは血管の石灰化を防止し動脈硬化を予防します。

不活性型 MGP(desphospho-ucMGP)は、冠状動脈疾患のリスクとなります。


血液凝固系でビタミンK不足になることはまずありませんが、OC や MGP の活性化を指標にするとビタミン K が必ずしも充足していないとされています。

ビタミン K 不足になると血中の低カルボキシル化 OC(undercarboxylated OC;ucOC)が増加します。

高齢者では、血中ucOC濃度と大腿骨頸部骨折のリスクが相関することがわかっています。
ucOC は大腿骨頚部骨折の独立したリスクファクターとされており、ビタミン K の
積極的な摂取が重要です。



DHCでは、ビタミンKサプリメントを製品化しています。



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レスベラトロールが糖代謝と脂質代謝を改善@2型糖尿病 [2019年09月29日(日)]
今月の植物療法研究の専門ジャーナル(電子版)に、肥満の2型糖尿病患者において、レスベラトロールサプリメントによる内分泌代謝関連指標への作用を検証した臨床研究が、イランのグループ(Shahid Sadoughi University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Phytother Res. 2019 Sep 1.)




レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。

最近の臨床研究では、内分泌代謝疾患や生活習慣病の改善効果が示唆されています。



レスベラトロールが高血圧を改善する:系統的レビュー



レスベラトロールによる血管内皮機能改善作用:メタ解析



非感染性疾患に対するレスベラトロールの有用性:メタ解析



さて、



今回の研究では、

肥満の2型糖尿病患者において、

糖代謝と脂質代謝への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化比較試験として、

肥満の2型糖尿病患者71名(BMI 25-30)を対象に、

・1日あたり1,000mgのトランスレスベラトロール投与群、

・偽薬投与群

の2群について、8週間の介入が行われ、

体組成や内分泌代謝関連指標が調べられました。


解析の結果、

交絡因子(年齢、性別、BMI)で補正後、


偽薬投与群に比べて、

レスベラトロール投与群において、

空腹時血糖値の有意な減少、
(-7.97±13.6 mg/dL, p=0.05)

HDLコレステロール値の有意な上昇、
(3.62±8.75 mg/dL, p=0.01)

が見出されました。


また、

インスリン値にも両群間で有意差が見出されました。
(-0.97±1.91, μIU/mL, p= 0.02

なお、体組成などには有意な変化は検出されませんでした。


以上、今回の臨床試験データから、

肥満の2型糖尿病患者において、レスベラトロール投与による内分泌代謝改善作用が示唆されます。

今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待されます。



レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。

レスベラトロールは、長寿関連遺伝子の1つであるサーチュイン遺伝子の活性化を介して、アンチエイジング効果があるのでは、と期待されています。

長寿になるかどうかを確認するためのヒト臨床試験は容易ではありませんが、
最近の臨床研究では、内分泌代謝疾患や生活習慣病の改善効果が示唆されています。




現在、レスベラトロールは、抗酸化作用や抗炎症作用を有し、代謝に好影響を及ぼすことから、健康維持や生活習慣病予防からアンチエイジングの分野で注目されています。




例えば、基礎研究では、

レスベラトロールによるインスリン抵抗性改善作用


レスベラトロールによる糖尿病予防


レスベラトロールによる糖代謝改善作用


レスベラトロールの心不全リスク低減作用


レスベラトロールによる肥満予防のメカニズム



レスベラトロールによる抗がん作用


レスベラトロールによる大腸がん抑制作用


レスベラトロールの抗炎症作用


動脈硬化抑制作用


という報告があり、


ヒト臨床研究では、

レスベラトロールによる肥満者での代謝改善


レスベラトロールによる糖尿病改善作用



レスベラトロールによる脳循環改善


子宮内膜症関連痛に対するレスベラトロールの効果


レスベラトロールによる運動効果@2型糖尿病患者


という報告が知られています。



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用


レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用





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αリポ酸サプリメントによるインスリン抵抗性改善作用@糖尿病予備軍 [2019年09月03日(火)]
機能性食品研究の専門ジャーナル(電子版)に、糖尿病予備軍において、アルファ(α)リポ酸サプリメントによる糖代謝及び脂質代謝への作用を検証した臨床研究が、米国のグループ(State University of New York)から報告されていました。
(Food Funct. 2019 Aug 27.)



αリポ酸は、抗酸化作用を有する機能性成分の一つで、体内ではミトコンドリアで産生されます。

サプリメントとしてのαリポ酸は、抗酸化作用を介した機能性が示されており、
ダイエット目的からアンチエイジングまで、広く利用されています。

特に、欧米の臨床試験では、糖尿病性神経障害に対する症状改善作用が報告されています。


先行研究では、次の報告があります。




αリポ酸による糖尿病性神経障害の症状改善:レビュー



αリポ酸による糖代謝改善・抗酸化能亢進作用@2型糖尿病




αリポ酸による抗肥満作用:メタ解析


・人工透析患者におけるαリポ酸の効果
オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



αリポ酸による糖代謝改善作用:メタ解析


さて、

今回の研究では、

肥満/過体重の成人で、糖尿病予備軍において、αリポ酸による糖代謝と脂質代謝への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化偽薬対照クロスオーバー法にて、

糖尿病予備軍で、脂質異常症を有する肥満/過体重の被験者12名を対象に、

30日間の介入を2相として、

・偽薬投与群、

・αリポ酸サプリメント(600mg/日)投与群

の2群が比較されました。


解析の結果、

まず、血糖値には有意な変化は認められませんでした。
(p < 0.05)

一方、
αリポ酸投与群は、

偽薬投与群に比べて、

空腹時インスリン値の有意な減少、
(p = 0.04)

インスリン抵抗性 HOMA-IRの有意な低下、
(p = 0.07)

が見出されました。

なお、脂質代謝関連指標(TG,LDL,HDLなど)には有意な変化は検出されませんでした。


以上のデータから、

糖尿病予備軍で、脂質異常症を有する肥満/過体重の成人において、

αリポ酸サプリメント(600mg/日)の投与により、
インスリン抵抗性の改善作用が示唆されます。



α(アルファ)-リポ酸 徳用90日分
太りやすくなったと感じたら。運動サポート成分補給で効率アップ



αリポ酸、



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ダークチョコレートが妊娠糖尿病リスクに与える影響:エコチル調査 [2019年08月10日(土)]
栄養学の専門ジャーナルに、ダークチョコレートと妊娠糖尿病リスクとの関連を検証した環境省のエコチル調査結果が報告されていました。
(Br J Nutr. 2019 Jul 24:1-27.)

環境省のエコチル調査は、母子の健康に関する大規模なコホート研究です。



チョコレートやココアに含まれるカカオポリフェノール(フラボノイド類)は、

抗炎症作用や抗酸化作用を介した生活習慣病リスク低減効果が知られています。


今回の研究では、

大規模出生コホート研究である環境省のエコチル調査において、

チョコレートの摂取と、妊娠糖尿病リスクとの関連が検証されました。

具体的には、

2011年1月から2014年3月までの間に登録された97,454名(平均妊娠12週)を対象に、SESなど各種交絡因子の調査が行われ、研究に登録した時点で過去12か月間の食事調査が行われました。

84,948名のデータが解析の対象となりました。

1904名(2.2%)が妊娠糖尿病と診断されました。


年齢や喫煙、飲酒、教育水準、職歴、妊娠前のBMI、うつ病、身体活動、食事因子などの交絡因子で補正後、

四分位で、チョコレート摂取が最大群は、

最小群に比べて、

妊娠糖尿病リスクが22%低下していました。

(OR; 0.78, 95%CI: 0.67-0.90; P for trend 0.002)

層別解析では、

妊娠前のBMI、年齢、喫煙や飲酒といった因子との相関は認められませんでした。

以上、大規模前向きコホート研究である環境省のエコチル調査では、

日本人の妊婦において、
チョコレートの摂取と、妊娠糖尿病リスク低下との間に有意な相関が見出されました。



チョコレートやココアに含まれるカカオポリフェノール(フラボノイド類)は、

抗炎症作用や抗酸化作用を介した生活習慣病リスク低減効果が知られています。

また、血管内皮細胞由来のNO産生亢進を介して、高血圧改善作用を示します。


これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。

特に、ダークチョコレートによる心血管リスク低減作用は確立しているといいでしょう。

ココア/カカオポリフェノールの高血圧改善効果:コクランレビュー




エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート





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ビタミンDが新規発症糖尿病患者のインスリン感受性を改善する@カナダ [2019年07月30日(火)]
1今月の内分泌学の専門ジャーナル(電子版)に、新規発症の糖尿病患者において、ビタミンDによる糖代謝指標への作用を調べた臨床研究が、カナダのグループ(Universit&#233; Laval)から報告されていました。
(Eur J Endocrinol. 2019 Jul 1)


ビタミンDは、抗炎症作用や免疫調節作用など多彩な働きを有しており、

ビタミンDが低値であると、生活習慣病のリスクが高くなることが知られています。


今回の研究では、

糖尿病患者におけるビタミンDサプリメントによる糖代謝への作用が検証されました。

具体的には、

二重盲検偽薬対照試験として、

糖尿病の高リスク者あるいは新規発症2型糖尿病患者の96名を対象に、

・ビタミンD3サプリメント(5,000 IU)投与群、

・偽薬投与群

の2群について、6カ月間の介入が行われ、


糖代謝関連指標が測定されました。




なお、
被験者は、
38.5%が女性、

平均年齢は、
58.7±9.4歳、

BMI 32.2±4.1 kg/m2、

前糖尿病が35.8%、
糖尿病が20.0%、

血中ビタミンD値 (25(OH)D)は、
51.1±14.2 nmol/L
でした。



解析の結果、

6ヶ月間の介入後の時点で、

まず、

血中ビタミンD値は、
実薬群;127.6±26.3 nmol/L、

偽薬投与群; 51.8±16.5 nmol/L

でした。
(p<0.001)


ビタミンD投与群は、

偽薬投与群に比べて、

末梢インスリン感受性(M-value)において、有意な改善作用を示しました。
(mean change (95% CI): 0.92 (0.24 to 1.59) versus -0.03 (-0.73 to 0.67); p=0.009) (disposition index (mean change (95% CI): 267.0 (-343.4 to 877.4) versus -55.5 (-696.3 to 585.3); p=0.039)

なお、OGTTやHOMA-IR、HbA1cなどの指標には有意な変化は見出されませんでした。


以上のデータから、

新規発症2型糖尿病患者において、

ビタミンDサプリメント(5000IU)による糖代謝への好影響が示唆されます。




先行研究では、

血中ビタミンDが低いと2型糖尿病リスクが高くなるといった研究が知られています。


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病


ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析


ビタミンDが糖尿病発症リスクを12%抑制傾向@NJEM



DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。





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posted at 23:57 | この記事のURL
穀類由来の食物繊維の摂取が2型糖尿病リスクを32%低下:メタ解析 [2019年07月29日(月)]
今月の疫学研究の専門ジャーナルに、穀類由来の食物繊維の摂取と、2型糖尿病リスクとの関係を調べたメタ解析が報告されていました。
(Int J Mol Epidemiol Genet. 2019 Jun 15;10(3):38-46)


食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。

最近の研究では、次の報告があります。




10グラムの食物繊維が膵臓がんリスクを12%低下:メタ解析



10グラムの食物繊維が乳がんリスクを4%低下:メタ解析


毎日10グラムの食物繊維摂取で大腸がんリスクが10%低下


食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析


食物繊維の摂取と全死亡率・心血管疾患死・がん死亡の低下



今回の研究では、

穀類(全粒のグレインあるいはシリアル)の摂取と、2型糖尿病リスクとの関係が検証されました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Web of Science, EBSCO)

2007年から2015年までの関連論文が検索され、

全粒穀類(whole grains)の摂取に関する3報、

シリアルファイバーの摂取の3報、

グレインとシリアルの両方の2報の8報が抽出され、

8報の合計で、

2型糖尿病患者14,728名、

全被験者434,903名のデータが解析の対象となりました。


メタ解析の結果、

全粒穀類(グレイン)あるいはシリアル由来の食物繊維の摂取と、2型糖尿病リスクの低下との間に有意な相関が見出されました。
(RR was 0.68; 95% CI was 0.64-0.73)

以上のデータから、

食物繊維の摂取による2型糖尿病の予防効果が示唆されます。


厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。

教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、

補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。



DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。


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国民健康栄養調査では、男女とも食物繊維の摂取量が推奨量よりも数グラム程度、少ないことが示されています。DHC食物繊維1包の追加で不足分を満たすことができます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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豪州の2型糖尿病患者が利用するサプリメント [2019年07月23日(火)]
今月の内科学の専門ジャーナル(電子版)に、2型糖尿病患者における補完代替医療(CAM)の利用状況を調べた研究が、オーストラリアのグループ(University of Western Australia)から報告されていました。
(Intern Med J. 2019 Jul 17)



補完代替医療(CAM)は、健康な人が健康増進や未病対策で利用するだけではなく、

慢性疾患を有する患者が、標準治療への補完療法として利用することもあります。


今回の研究では、

オーストラリアの都市部において、

地域居住の2型糖尿病患者での補完代替医療(CAM)の利用状況が調べられました。


具体的には、

Fremantle Diabetes Study Phase II (FDS2)という研究の一環として、

2008年から2011年の間に行われたコホート研究から、

2型糖尿病患者1543名(平均65.7歳、男性51.8%、糖尿病罹病期間9.0年)を対象に、

質問票を用いて、

補完代替医療の利用状況が調べられました。


解析の結果、

672名(43.6%)が何らかの補完代替医療(CAM)を利用していました。

CAM利用者のうち、

92%がサプリメントを利用していました。

サプリメントの内訳は、
オメガ3系脂肪酸/魚油サプリメント(CAM利用者の24%)、

カルシウム(11%),

グルコサミン(10%)

その他(10%未満)

などでした。


CAM利用と正相関していたのは、

高齢者、女性、運動器の障害でした。

一方、利用率と負の相関を示したのは、

南欧出身者、先住民、英語を話さない、喫煙歴を有する、経口血糖降下薬服用中、HbA1cが高値、

といった因子でした。

CAMに対する年間支出額は、
一人当たりA$79±208 (range A$0-2,993)でした。
(総計A$121,640)


以上のデータから、

オーストラリアの都市部居住の2型糖尿病患者では、半数近くがサプリメントを利用していることが示唆されます。

なお、内訳は、糖尿病に対するサプリメントというよりは、
全般的な健康増進や生活習慣病予防であると考えられます。


DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。



最新の科学的根拠を俯瞰すると、

「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」を基本とした食生活が、

「ヘルシーエイジング(健康長寿)」

「ダイエット(適正体重の維持)」

「アンチエイジング(抗加齢)」

に有用であると考えられます。



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2型糖尿病患者の脂質異常症改善に最も有用な食事法は?:メタ解析 [2019年06月24日(月)]
今月の疫学研究の専門ジャーナル(電子版)に、2型糖尿病患者において、脂質異常症に対する食事療法の有用性を検証した系統的レビュー/メタ解析が、ドイツのグループ(Heinrich Heine University D&#252;sseldorf)から報告されていました。
(Eur J Epidemiol. 2019 Jun 14.)




今回の系統的レビュー/メタ解析では、

2型糖尿病患者における脂質異常症に対して、

異なる食事療法による有用性が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

2018年1月までの収載論文から、

2型糖尿病の成人患者を対象に、12週間以上の食事療法を行い、脂質代謝を調べたランダム化比較試験(RCT)が検索され、

52報のRCTから、

2型糖尿病患者5,360名が対象となり、
(44報がLDL、48報がHDL、52報が中性脂肪)

9種類の食事療法の脂質代謝への作用が検証されました。

(低脂肪食、ベジタリアン食、地中海食、高たんぱく食、中程度の炭水化物食、低炭水化物食、対照食、低GI/GL、パレオダイエット)


解析の結果、

まず、
LDLコレステロール値の低下効果が最も認められたのは、
ベジタリアン食でした。
[MD (95% CI): -&#8201;0.33 (-&#8201;0.55, -&#8201;0.12) mmol/L; 対照群との比較]

次に、
HDLコレステロール値の上昇は地中海食
[MD (95% CI): 0.09 (0.04, 0.15) mmol/L;対照群との比較]

中性脂肪値の低下も地中海食
[MD (95% CI): -&#8201;0.41 (-&#8201;0.72, -&#8201;0.10) mmol/L;対照群との比較]

が最も有用でした。


今回の系統的レビュー/メタ解析から、

2型糖尿病患者での脂質異常症に対しては、地中海食の有用性が示唆されます。
(surface under the cumulative ranking(SUCRA)確率法: 79%)


地中海食は、スペインやギリシャ、南フランスなど地中海地方の伝統食です。
野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。

地中海食は、健康増進や疾病予防に有用であることが知られており、多くの研究によってエビデンスが示されています。


DHCでは、マインド食や地中海食に欠かせないエクストラバージンオリーブを扱っています。




DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。



最新の科学的根拠を俯瞰すると、

「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」を基本とした食生活が、

「ヘルシーエイジング(健康長寿)」

「ダイエット(適正体重の維持)」

「アンチエイジング(抗加齢)」

に有用であると考えられます。



地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用



オリーブオイルによる皮膚の老化抑制作用



地中海食による認知症予防効果



地中海食+CoQ10サプリによる抗酸化作用



超低炭水化物・地中海食による減量効果




地中海食による高尿酸血症リスクの低下



オリーブオイルによる動脈硬化抑制作用



バージンオリーブオイルによる骨代謝改善作用




オリーブオイルとナッツによる心血管リスク低下作用



伝統的地中海食による脂質代謝改善作用



オリーブオイルによる膀胱がんリスク低下






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ビタミンD低値は末梢動脈疾患@2型糖尿病患者 [2019年06月21日(金)]
今月の心血管疾患研究の専門ジャーナルに、2型糖尿病患者において、ビタミンDが低値であると、末梢動脈疾患(PAD)リスクが高いという相関を示した研究が、中国のグループ(Capital Medical University)から報告されていました。
(BMC Cardiovasc Disord. 2019 Jun 17;19(1):145.)



末梢動脈疾患(PAD, Peripheral Arterial Disease)の多くは下肢で発症します。

発症リスクは、心筋梗塞や脳梗塞と同様です。

PADの罹患率は、日本人では65歳以上の3.4%とされます。

糖尿病は、PADの主なリスク因子であり、
2型糖尿病の患者では、PADを発症するリスクが3〜4倍上昇し、
65歳以上の日本人糖尿病患者の12.7%で発症というデータもあります。

ビタミンDは、抗炎症作用を有しており、

ビタミンDが低値であると、生活習慣病のリスクが高くなることが知られています。


そこで、
今回の研究では、

2型糖尿病患者において、

血中ビタミンD値と、PADリスクとの関連が検証されました。


具体的には、

横断研究として、

2型糖尿病患者1,018名を対象に、


血中ビタミンD値と、

PAD罹患率(ABIで測定)との関連が検証されました。

なお、
PADは、
ABI(足関節上腕血圧比)が0.9未満で診断されています。



2型糖尿病患者の平均年齢は、
58.59&#8201;±&#8201;11.34歳でした。

ビタミンD値が20nm/mL以上であったのは、わずかに、20.1%であり、それ以外は欠乏でした。

PADを有していな被験者に比べて、

PADと診断された患者群では、

血中ビタミンD(25(OH)D)が有意に低値でした。
(14.81&#8201;±&#8201;8.43 vs. 11.55&#8201;±&#8201;5.65&#8201;ng/mL, P&#8201;<&#8201;0.001)



PADの罹患率は、
7.7%
でした。

ビタミンD値が欠乏はしていない群(&#8805; 20&#8201;ng/mL)から、

欠乏している群(<&#8201;10&#8201;ng/mL)にかけて、

PADの罹患率は、

それぞれ、
2.8%, 7.5%, 10.7%

でした。


年齢、性別、BMI、喫煙、季節などの交絡因子で補正後、

PAD罹患率は、

血中ビタミンD値が20&#8201;ng/mL以上の患者に比べて、

10-20ng/mLの群では、3.587倍、
(95% CI: 1.314-9.790)

10&#8201;ng/mL 未満群では、5.540倍
(95% CI: 2.004-15.320),

にも達していました。
(なお、20ng/mL未満は、ビタミンD欠乏症です。
20-30ng/mL未満は、ビタミンD不足です。)


さらに、

冠動脈疾患、高血圧、脳梗塞の影響を考慮すると、

それぞれ、
3.824(95% CI: 1.378-10.615)
5.729(95% CI: 2.028-16.187)
でした。


その他、糖尿病の罹病期間、
HbA1c地、
腎機能で補正すると、
それぞれ、
3.489(95% CI: 1.100-11.062)
3.872(95% CI: 1.168-12.841)
でした。


以上のデータから、

2型糖尿病患者において、

ビタミンD欠乏では、末梢動脈疾患(PAD)リスクが高くなることが示唆されます。




先行研究では、

血中ビタミンDが低いと2型糖尿病リスクが高くなるといった研究が知られています。


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病


ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析


ビタミンDが糖尿病発症リスクを12%抑制傾向@NJEM



DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。



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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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posted at 23:53 | この記事のURL
ビタミンDが糖尿病発症リスクを12%抑制傾向@NJEM [2019年06月09日(日)]
今月の臨床医学誌ニューイングランドジャーナルに、前糖尿病段階の被験者において、ビタミンDサプリメントの投与によって、糖尿病の発症リスクが12%抑制される傾向にあった、という臨床試験が、米国のグループ(Tufts Medical Center)から報告されていました。
(N Engl J Med. 2019 Jun 7.)



なお、この研究では、有意差は検出できておらず、

全体の解析で、偽薬群に比べて、ビタミンDサプリメント投与群では、糖尿病予備軍(前糖尿病)から糖尿病への進行が12%抑制傾向にあった、という結果ですので、

開業医向けに製薬メーカーが出している販促ツールでは、「ビタミンDは糖尿病に無効」といった見出しになると思います。

(しかし、そもそも、ビタミンDの充足の有無に関わりなく、前糖尿病という対象者ですので、
ビタミンD欠乏あるいは不足に限った場合は、有用性が検出されると思います。)


そもそも、NEJMは、サプリメントについてはダブルスタンダードなので、

例えば、グルコサミンのGAIT1や(通常使われないタイプのハーブを用いた)エキナセアの研究など、

ネガティブなデータを好んで掲載するため、変な出版バイアスがあります。


さて、
すでに、多くの先行研究では、

血中ビタミンDが低いと2型糖尿病リスクが高くなるといった研究が知られています。
ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病


ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



そこで、今回の研究では、

ビタミンDサプリメントによる糖尿病リスクへの作用が検証されました。

具体的には、

前糖尿病患者2423名を対象に、
(FPG値;100 〜125 mg/dL、75OGTT2時間値が140 〜199 mg/dL、HbA1cが5.7 から 6.4%)

投与開始時の時点の血中ビタミンD値には関わりなく、

・ビタミンD3(4000 IU)投与群:1211名、

・偽薬投与群:1212名、

の2群について介入が行われました。

主アウトカムは糖尿病の新規発症です。


解析の結果、

まず、
24ヶ月後の時点で、

ビタミンD投与群では、

血中ビタミンD値が
27.7 ng/mLから54.3 ng/mLまで上昇しました。

これに対して、

偽薬投与群では、
28.2 ng/mLから28.8 ng/mLへの変化でした。


次に、
フォローアップの中央値2.5年間の間に、

糖尿病の新規発症者数は、

ビタミンD投与群では293名、

偽薬群では323名でした。

100患者年あたりの発症イベント数は、

ビタミンD群では9.39、

偽薬群では10.66でした。


糖尿病の新規発症リスクは、

偽薬投与群に比べて、

ビタミンD投与群では、

12%のリスク低下傾向でした。

(0.88, 0.95% CI, 0.75 to 1.04; P&#8201;=&#8201;0.12)


なお、
有害事象については、両群間に有意差は認められませんでした。

以上のデータから、

ビタミンDの状態に関わりなく選んだ、

2型糖尿病リスクが高い前糖尿病の被験者において、

ビタミンD投与群では、

糖尿病の発症リスクが12%低い傾向が見出されました。

偽薬群との有意差は検出されませんでしたが、

この研究では、

ビタミンDが充足されている被験者も含まれているため、

ビタミンDの欠乏や不足の被験者では、有意な効果が期待されます。


ビタミンDは、
内分泌代謝関連指標に対する改善効果が示されています。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析



拡張期血圧に対するビタミンDの降圧作用:メタ解析


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。

DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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