サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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最新記事
強いストレスが日本人のがんリスクを11%高くする:JPHC研究 [2017年11月08日(水)]
日本人において、強いストレスによるがんリスク上昇との関連を示した研究が、国立がんセンターのグループから報告されていました。
(Sci Rep. 2017 Oct 11;7(1):12964.)


これまでの研究では、

がん発症とストレスとの関連はあまり明確ではありません。

今回の研究では、

日本人において、ストレスと、がんリスクとの関連が検証されました。


具体的には、
多目的コホート研究(JPHC研究)の一環として、

1990-1994年の時点で、40−69歳の参加者101,708名を対照に、

登録時のストレスレベル(自己申告によるストレス)が調べられ、

5年間毎のフォローアップが行われました。
(交絡因子で補正。)


平均17.8年間のフォローアップ中、

17,161例のがんが見出されました。


解析の結果、

受容するストレス自体が大きく変化することを考慮した場合でも、

低ストレスレベル群に比べて、

高ストレス群では、軽度(4-6%)のがんリスク亢進が認められたということです。


長期的なストレスレベルを考慮したとき、

低ストレス群に比べて、

高ストレス群では、

がんリスクが11%上昇という相関が見出されています。
(95% confidence interval 1-22%)

この相関は、男性で顕著であり、20%のリスク上昇でした。

また、

喫煙者、飲酒、肥満者、および、がんの家族歴がない被験者で顕著でした。


以上のデータから、

ストレスを感じている日本人では、

がんリスクが高くなるという関連が示唆されます。



ストレス対策としてのサプリメントには、下記の機能性食品成分があります。



軽症から中等度のうつ病に対しては、
セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ、学名Hypericum perforatum)の有効性と安全性が確立しています。

セントジョーンズワートは、SSRIやSNRIといった抗うつ薬と同等の効果があり、
かつ、副作用が少ないことが示されています。

そのため、
欧米では、セントジョーンズワートがうつ状態に対して広く利用されています。



セントジョーンズワートはSSRIと同等の抗うつ作用を示す



うつ病治療におけるセントジョーンズワートの費用対効果




DHCでは、うつ病対策に関連したサプリメントを製品化しています。


セントジョーンズワート 30日分
ほがらかな心で毎日をはつらつと
通常価格
\850(税込\918)





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食事成分とうつ病との関連については、次のような研究があります。

オリーブオイルの多い地中海食がうつ病リスクを低下:メタ解析






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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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posted at 23:56 | この記事のURL
オメガ3系脂肪酸(EPA+DHA)が乳がん患者での免疫調節と抗炎症作用を示す [2017年10月26日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、乳がん患者において、オメガ3系必須脂肪酸(EPA+DHA)サプリメントによる免疫関連指標への作用を調べた臨床研究が、ブラジルのグループ(University of Brasília)から報告されていました。
(Nutr J. 2017 Oct 23;16(1):71.)

EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。

また、
オメガ3系必須脂肪酸(EPA/DHA)による乳がん予防効果
というレビューも報告されています。


今回の研究では、

乳がん患者において、

EPAとDHA投与による免疫関連指標への作用が検証されました。

具体的には、

新規に診断され、化学療法未治療の乳がん患者を対象に、


ランダム化二重盲検比較試験として、

・魚油サプリメント(オメガ3系必須脂肪酸1.8グラム/日)投与群:23名、

・偽薬(ミネラルオイル)投与群:22名

の2群について、30日間の投与が行われ、

体組成、血中脂肪酸および免疫関連指標が検証されました。


魚油投与群18名、
偽薬群19名が解析の対象となりました。


解析の結果、

まず、体組成や体重に関しては、介入後の両群間で有意差は認められませんでした。


次に、

血中脂質では、

魚油サプリメント投与群において、
EPA (p = 0.004), DHA (p = 0.007)の有意な上昇が見出されました。


また、


免疫関連指標では、
末梢血でのCD4+ Tリンパ球の割合、
および
炎症マーカーの血中hs-CRP値に関して、

魚油サプリメント投与群では有意な変化なく維持されていたのに対して、

偽薬投与群では、

hsCRP値の有意な上昇が認められたということです。
(p = 0.024)

また、
偽薬群では、
CD4+ Tリンパ球の割合が有意に減少しました。
(p = 0.042)


なお、

炎症惹起サイトカイン類やプロスタグランジンE2には変化は認められませんでした。


以上のデータから、

乳がん患者において、

EPA+DHAの魚油サプリメント投与による免疫および炎症反応に対する好影響が示唆されます。



DHCでは、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントを製品化しています。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))




DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))







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地中海食が大腸がんリスクを減らす [2017年10月18日(水)]
疫学研究の専門ジャーナル(電子版)に、地中海食の順守と、大腸がんリスクとの関連を調べた研究が、イギリスのグループ(University of Leeds)から報告されていました。
(Int J Epidemiol. 2017 Aug 19.)


大腸がん(結腸がんと直腸がん)は、日本でも増加しています。

特に、
日本人女性のがんによる死亡では、部位別の第1位が大腸がん(結腸がん+直腸がん)です。
(男性では、胃がん、肺がんに続いて、第3位が大腸がん)


今回の研究では、

地中海食の食事パターンと、大腸がんリスク(結腸がん、直腸がん)との関連が検証されました。


具体的には、

イギリス女性コホート研究の一環として、
(UK Women's Cohort Study)

合計35,372名の女性を対象に、

217品目の食事調査質問票を用いて、10項目でのスコアにより、地中海食の順守率が評価され、
(地中海食の順守スコアは、最低が0、最高が10)
地中海食の食事パターンの順守率と、大腸がんリスクとの関連が調べられています。


17.4年間のフォローアップ(中央値)が行われ、

合計465名の大腸がん(結腸がん、直腸がん)が見出されました。


解析の結果、

まず、
地中海食の順守スコアと、大腸がんリスクとの間に有意な負の相関が見出されました。

(順守スコアが2ポイントあがるごとに、大腸がんリスクが12%低下。
HR = 0.88, 95% CI: 0.78 to 0.99; Ptrend  = 0.03)


次に、

直腸がんに関しては、

地中海食の順守スコアが2ポイント上がると、

直腸がんリスクが31%低下という相関が認められました。
(HR 95% CI 0.69;0.56 to 0.86)


さらに、

地中海食の順守スコアが最高群では、

最低群に比べて、

直腸がんリスクが62%低下、という有意な相関が見出されました。

(HR 0.38; 95% CI: 0.20 to 0.74; Ptrend &#8201;<&#8201;0.001)


以上のデータから、

今回の研究の対象となった女性において、

地中海食による大腸がん、特に直腸がんのリスク低減効果が示唆されます。


がんなどの生活習慣病、肥満、メタボリック症候群の予防や改善には、

「地中海食の食事パターン」を基本として、

地産地消の食材を用いた「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」が推奨できます。



地中海食は、スペインやギリシャ、南フランスなど地中海地方の伝統食です。
野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。

地中海食は、健康増進や疾病予防に有用であることが知られており、多くの研究によってエビデンスが示されています。




地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用



オリーブオイルによる皮膚の老化抑制作用



地中海食による認知症予防効果



地中海食+CoQ10サプリによる抗酸化作用



超低炭水化物・地中海食による減量効果




地中海食による高尿酸血症リスクの低下



オリーブオイルによる動脈硬化抑制作用



バージンオリーブオイルによる骨代謝改善作用




オリーブオイルとナッツによる心血管リスク低下作用



伝統的地中海食による脂質代謝改善作用



オリーブオイルによる膀胱がんリスク低下




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すい臓がんを防ぐ食生活:系統的レビュー [2017年10月16日(月)]
栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、すい臓がんリスクと食事との関連を検証した系統的レビューが、米国のグループ(University of South Carolina)から報告されていました。
(Nutr Rev. 2017 Sep 6.)


日本人の死因の第1位は、がんです。

2015年の統計によると、

日本において、がんで死亡した人は370,346人(男性219,508人、女性150,838人)でした。


死亡数が多い部位は、男女の合計で、

第1位:肺がん

第2位:大腸がん

第3位:胃がん、

第4位:膵臓がん、

第5位:肝臓です



今回の研究では、

すい臓がんリスクと、食事パターンとの関連が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMedとWeb of Science databases)

2016年6月15日までの収載論文から、

すい臓がんと食事パターンに関する症例対照研究と、コホート研究が検索され、

16報の研究が見出されました。

食事パターンとすい臓がんリスクとの関連を示した8報によると、


すい臓がんリスクと有意な正相関が認められた食事は、


動物性食品

でんぷん(スターチ)の多い食事、

西洋式食事パターン

であり、
リスクは 1.69倍から2.40倍に達していました。



一方、

すい臓がんリスクと負の相関が認められた食事パターンは、

野菜と果物、

ビタミン類と食物繊維、

賢明な(Prudent)食事

であり、


リスクが0.51から0.55でした。


8報のいずれでも、

食事の質の改善と、すい臓がんリスク低減との相関が示唆されています。


なお、食事パターンとすい臓がんリスクとの相関は、

コホート研究よりも、症例対照研究のほうで強く認められ、

また、
女性よりも男性において、強い相関でした。


以上のデータから、

食事パターンとすい臓がんリスクとの関連が示唆されます。


がんなどの生活習慣病、肥満、メタボリック症候群の予防や改善には、

「地中海食の食事パターン」を基本として、

地産地消の食材を用いた「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」が推奨できます。



また、
DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。



最新の科学的根拠を俯瞰すると、

「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」を基本とした食生活が、

「ヘルシーエイジング(健康長寿)」

「ダイエット(適正体重の維持)」

「アンチエイジング(抗加齢)」

に有用であると考えられます。




DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。







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カルシウムサプリメントが大腸腺腫の再発リスクを抑える:メタ解析 [2017年08月12日(土)]
今月の内科学の専門ジャーナルに、カルシウムサプリメントによる大腸腺腫の再発リスクへの作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(Medicine (Baltimore). 2017 Aug;96(32):e7661.)



これまでの研究によって、

カルシウムサプリメントによる大腸腺腫予防作用が系統的レビューで示唆されています。


今回の研究では、系統的レビューのアップデートとメタ解析および逐次解析にて検証が行われました。


具体的には、

2016年9月までのランダム化比較試験(RCT)が検索され、

5報のRCTから、

大腸腺腫の既往歴を有する患者2234名のデータが見出されました。

5報のうち2報では、クライテリアでのリスクバイアスが不明確でした。


質の高いRCTのメタ解析では、

カルシウムサプリメントによる、大腸腺腫再発予防効果が見出されました。

(大腸腺腫再発リスクが12%低下:
RR; 0.88 [95% CI 0.79-0.99])

ただし、
進行腺腫では、有意なリスク低減作用は見出されていません。
(RR, 1.02 [95% CI 0.67-1.55])


サブグループ解析では、

大腸腺腫再発リスクに対して、

カルシウムの用量が1日あたり1600mg以上の群では、
26%のリスク低下が見出されました。

一方、
1200mg以下の摂取群では、
16%のリスク低下でした。
(RR, 0.84 [95% CI 0.73-0.97])


なお、
カルシウム摂取による重大な有害事象は認められませんでしたが、

高カルシウム血症が有意に上昇することは示されています。
(P&#8202;=&#8202;.0095)

一方、
逐次解析(TSA)では、カルシウムサプリメントの効果が検出できないことから、
質の低いRCTでの影響が示唆されます。

(TSAは、RCTの異質性を調整したメタ解析です。)


以上のデータから、

大腸腺腫再発リスクに対するカルシウムサプリメントの有用性が示唆されます。




カルシウム・マグネシウム、



血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い


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コーヒーの摂取とがん死亡率との相関 [2017年07月31日(月)]
今月のがん疫学研究の専門ジャーナル(電子版)に、コーヒーの摂取とがん死亡率との関係を調べた疫学研究が、アメリカがん協会(ACS)のグループから報告されていました。
(Cancer Epidemiol Biomarkers Prev. 2017 Jul 27.)




これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。


例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。


日本でも、次の研究があります。


3杯のコーヒーで脳腫瘍が半減する@日本人

コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用などの作用を介した効果と考えられています。



今回は、
米国での疫学研究において、

1982年の登録時点で、がんの既往や現病歴がなく、調査票に記入した、

がん予防研究U(Cancer Prevention Study-II)の参加者922,896名(28-94名)を対象に、

コーヒーの摂取と、がん死亡との関係が調べられました。


2012年までのフォローアップ中、

118,738名のがん死亡がありました。


解析の結果、

まず、
現在の喫煙者および過去の喫煙者では、
コーヒーの摂取と、全死亡との間に非線形の相関が認められており、

非喫煙者では相関は示されませんでした。



次に、非喫煙者では、

1日あたり2杯のコーヒーの摂取は、

大腸がん(結腸・直腸がん)死亡リスクの3%低減、
(HR=0.97; 95% confidence interval [CI] 0.95-0.99)

肝臓がん死亡リスクの8%低減
(HR=0.92; 95% CI 0.88-0.96)

女性乳がん死亡リスクの3%低減
(HR=0.97; 95% CI 0.94-0.99)

および、

食道がん死亡リスクの7%の増加
(HR=1.07; 95% CI 1.02-1.12)

という相関が見出されています。

また、

頭頸部がんでは、

1日2-3杯以上の摂取で、28%の死亡リスク低減という非線形の相関(多く摂取しても同程度のリスク低減)が示されました。


以上のデータから、

コーヒーの摂取により、

大腸がん(結腸・直腸がん)、肝臓がん、乳がん、頭頸部がんリスク低減作用が示唆されます。

なお、非喫煙者におけるコーヒー摂取での食道がんリスク上昇に関して、論文著者らはさらに検討が必要、と考察しています。


一般に、
コーヒーの摂取による、がんリスク低減、全死亡率低下、生活習慣病リスク低減などは確立していると思います。

一方、熱い飲み物や食べ物を摂取する習慣があると、温度刺激によって、食道がんリスクが高くなることがわかっています。

たとえば、日本では、「奈良の茶がゆ」習慣による食道がんリスク上昇、南米では、熱いマテ茶による食道がんリスク上昇が知られています。






これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。



例えば、次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と死亡率の関係@日系アメリカ人


コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制






DHCでは、各種のお茶・ハーブティー・コーヒー、カフェイン抜きの飲料などを製品化しています。




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【健康食品FAQ】


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ビタミンDサプリメントが乳がんリスクを11%低減:シスター研究 [2017年07月23日(日)]
今月の環境医学の専門ジャーナルに、血中ビタミンD値と乳がんリスクとの関連を調べた疫学研究が、米国のグループから報告されていました。
(Environ Health Perspect. 2017 Jul 6;125(7):077004.)


ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、抗炎症作用、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。

ビタミンDは、ヘルシーエイジング/健康長寿に必須のビタミンです。


今回の研究では、

姉妹が乳がんの家族歴を有しているが、本人は乳がんではない女性において、

(つまり、遺伝的に乳がんリスクを有していると推定されるが、乳がんには罹患していない女性)

ビタミンDサプリメントの利用および血中ビタミンD値と、乳がんリスクとの関連が検証されました。


具体的には、

姉妹が乳がんに罹患した家族歴を有するが本人は乳がんではない、

35−74歳の女性で、

2003年から2009年のシスター研究(Sister Study)に参加した米国女性50,884名を対象に、


血中ビタミンD値およびビタミンDサプリメントの利用と、5年間のフォローアップ中の乳がん発症との関係が調べられています。

5年間のフォローアップ期間中に乳がんを発症した1,611名と、
対照群1,843名の血中濃度が測定され、解析されています。

解析の結果、

血中ビタミンD値が、
4分位で最高群では、

最低群に比べて、

乳がんリスクが21%低いという有意な相関が見出されました。

(highest versus lowest quartile: adjusted ; CI: 0.63, 0.98)


また、

シスター研究の参加者50,884名の5年間のフォローアップの解析では、

ビタミンDサプリメントの摂取と、乳がんリスク11%低下との有意な相関が認められました。
(CI: 0.81, 0.99)

この相関は、
閉経後の女性において特に顕著でした。
(血中濃度;(CI: 0.57, 0.93)、ビタミンDサプリメント(CI: 0.74, 0.93))



以上のコホート研究のデータから、


ビタミンDの血中濃度が高い

あるいは、

ビタミンDサプリメントの利用によって、

遺伝素因のリスクを有する女性、特に閉経後の女性において、

乳がんリスク低下作用が示唆されます。



ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、抗炎症作用、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。




一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。

米国での関連学会は、下記の推奨をしています。


米国老年医学会は、1日あたり4,000 IUを推奨

米国老年医学会(AGS)では、高齢者における転倒や骨折を予防するために、血中ビタミンD値(25OH-D)が30 ng/mL (75 nmol/L)は必要としています。

そして、ビタミンDの推奨量は、1日あたり4,000 IUとしています。

(これは、食事、サプリメント、日光暴露による総量です。
なお、この量は、現実的には食事のみからでは不可能であるため、サプリメントを利用することになります。)


米国内分泌学会は、1日あたり1,500 IU〜2,000 IUを推奨

米国内分泌学会のガイドラインでは、1日あたりの所要を男女とも年齢によって、次の3段階に分けています。
1歳未満の乳児は400〜1,000 IU、
1歳〜18歳では600〜1,000 IU、
19歳以上では1,500 IU〜2,000 IU


サプリメントでは、ビタミンD3が用いられます。





日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。










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食物繊維の摂取が多いと頭頸部がんリスクが半減 [2017年07月20日(木)]
今月の腫瘍学の専門ジャーナル(電子版)に、食物繊維の摂取と、頭頸部がんリスクとの関連を調べた研究が、日米欧の共同研究グループから報告されていました。
(Int J Cancer. 2017 Jul 14.)



食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。

最近の研究では、次の報告があります。




10グラムの食物繊維が膵臓がんリスクを12%低下:メタ解析



10グラムの食物繊維が乳がんリスクを4%低下:メタ解析


毎日10グラムの食物繊維摂取で大腸がんリスクが10%低下


食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析


食物繊維の摂取と全死亡率・心血管疾患死・がん死亡の低下



また、食物繊維の摂取は、食後の高血糖を抑制し、体重減少に有用です。


さて、
今回の研究では、頭頸部がんリスクと、食物繊維の摂取との関連が検証されました。



具体的には、


症例対照研究10報(患者5959名、 対照群12,248名) を対象に、

食物繊維の摂取と、頭頸部がんリスクとの関連が調べられています。


(国際頭頸部がん疫学コンソーシアム;International Head and Neck Cancer Epidemiology (INHANCE) consortiumの一環です。)



解析の結果、

喫煙や飲酒などの交絡因子で補正後、

食物繊維の摂取と、頭頸部がんリスクとの間に有意な負の相関が認められたということです。


5分位で、

食物繊維の摂取が最低群に比べて、

最高群では、

口腔がんと咽頭がんリスクが51%低下していました。

(OR 0.49, 95% CI: 0.40-0.59; p for trend <0.001)

また、
喉頭がんリスクは34%低下という相関が見出されました。
(OR = 0.66, 95% CI: 0.54-0.82, p for trend <0.001)


以上は、
多施設による大規模な疫学研究に由来するデータですので、

食物繊維の摂取により、頭頸部がんリスクが半減すると考えられます。





厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。

教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、

補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。



DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。


食物繊維
植物由来の食物繊維を1日目安量あたり5,200mg配合




国民健康栄養調査では、男女とも食物繊維の摂取量が推奨量よりも数グラム程度、少ないことが示されています。DHC食物繊維1包の追加で不足分を満たすことができます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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posted at 23:53 | この記事のURL
リコピンなどカロテノイド類と大腸がんリスクとの関係 [2017年06月18日(日)]
今月の分子栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、血中カロテノイド類と、大腸がんリスクとの関連を調べた疫学研究が、中国のグループ(Sun Yat-sen University)から報告されていました。
(Mol Nutr Food Res. 2017 Jun 12.)



カロテノイド類は、抗酸化作用や抗炎症作用を有しており、がんなど生活習慣病のリスク低減効果が示唆されています。


今回の研究では、

中国において、

カロテノイド類の血中濃度と、大腸がん(結腸がんと直腸がん)リスクとの関連が検証されました。


具体的には、

2010年7月に開始された症例対象研究として、

大腸がん(結腸がん、直腸がん)患者群538名、

対照群564名の2群を対象に、

血中のαカロテン、βカロテン、βクリプトキサンチン、リコピン、ルテイン/ゼアキサンチンが測定されています。


解析の結果、


血中のαカロテン、βクリプトキサンチン、リコピンの値と、

大腸がんリスクとの間に有意な負の相関が見出されたということです。


4分位で、最低群に比べて、最高群との比較では、

αカロテン値では、

51%のリスク低下、
(OR; 0.49, 95% CIs 0.33-0.72)


βクリプトキサンチンでは、

56%のリスク低下、
(OR; 0.44, 95% CIs 0.29-0.66)


リコピンでは、64%のリスク低下
(OR;0.36, 95% CIs 0.24-0.54)

という有意な負の相関が認められています。


なお、

βカロテン、ルテイン/ゼアキサンチンと、大腸がんリスクとの間には、有意な相関は見出されていません。


以上のデータから、

今回の対象となった中国人の被験者では、

カロテノイド類(αカロテン、βクリプトキサンチン、リコピン)の血中濃度が高いと、

大腸がんリスクが低い、という相関が示唆されます。



カロテノイド類のうち、がんリスク低減作用が確立しているのはリコピンです。


リコピンによる前立腺がんリスク低下:メタ解析


カロテノイド類による前立腺がんリスク低下作用



DHCでは、各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなどを製品化しています。






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posted at 23:51 | この記事のURL
フコイダンによる転移性大腸がんに対する疾患制御率の改善効果 [2017年06月14日(水)]
低分子フコイダンの投与により、転移性大腸がんでの疾患制御率への作用を調べた臨床研究が、韓国のグループから報告されていました。
(Mar Drugs. 2017 Apr 21;15(4).)



フコイダンは、モズクやワカメ、昆布などの海藻類に存在する多糖類です。

海藻のヌルヌルした成分の一つで、生活習慣病等に対する効果が報告されています。

有効成分として、フコースfucoseやフコキサンチンが知られています。

さて、

今回の研究では、

低分子フコイダンによる転移性大腸がんへの作用が検証されました。



具体的には、

ランダム化二重盲検比較試験として、

転移性大腸がん患者60名を対象に、


・低分子フコイダン投与群(30名中28名が完了)

・対照群(30名中26名が完了)

の54名が試験を完了しました。



被験者全員には、標準治療として、

フォリン酸, 5-フルオロウラシル, イリノテカン(FOLFIRI療法)に、ベバシズマブ(5 mg/Kg) が投与されました。


また、

低分子フコイダン投与群には、8グラム(分2)が用いられました。

(Sargassum hemiphyllum 由来製品、Hi-Q Marine Biotech International Ltd. Taipei, Taiwan,)



主アウトカムは、

CR+PR+SD症例の割合であり、疾患制御率(DCR; Disease Control Rate、%) です。


また、

副アウトカムは、

全奏効率(ORR), 無増悪生存期間(PFS), 全生存期間(OS), 有害事象 (AEs), 生活の質 (QOL)です。



解析の結果、

フォローアップ期間(中央値11.5ヶ月)での疾患制御率(DCR)は、

低分子フコイダン投与群では92.8%

対照群では69.2%でした。


なお、副アウトカムでは両群間に有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

転移性大腸がんに対する低分子フコイダンの有用性が示唆されます。




がん患者のQOL改善作用に関しては、

アガリクスや霊芝による効果が報告されています。

例えば、下記の研究があります。


アガリクスによるがん患者のQOL改善作用


コクランでは、霊芝のレビューが示されています。

霊芝(レイシ)のがん治療における臨床的意義


DHCでは、下記の機能性成分を製品化しています。




アガリクス 30日分

「神のキノコ」アガリクスのバリアパワーが、健やかな生涯をサポート




霊芝(れいし) 30日分

“幻のキノコ”霊芝パワーで健康生活




昆布+フコイダン 30日分

からだ本来の“はね返す力”を応援! 海洋由来の天然成分にサポート成分もプラス




フコイダン 30日分

海藻パワーでバランスを整える






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posted at 23:58 | この記事のURL
コーヒーの摂取により大腸がんリスクが10%〜22%低下:日本人 [2017年05月02日(火)]
がん研究の専門ジャーナル(電子版)に、日本人でのコーヒーの摂取と、大腸がんリスクとの関連を解剖学的に調べた研究が、愛知県がんセンター研究所のグループから報告されていました。
(Int J Cancer. 2017 Apr 20.)



これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。


例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。


コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用などの作用を介した効果と考えられています。


最近の研究では、次の報告があります。


コーヒーの摂取とがんリスク:メタ解析



先行研究では、

コーヒーの摂取と、大腸がんリスク低減作用が示されています。

ただし、大腸がんの解剖学的な発生部位と、コーヒーの摂取との関連は明確ではありません。


そこで、

今回の研究では、

コーヒーの摂取と、大腸がんリスクおよび解剖学的な発生部位との関係が検証されました。

具体的には、
愛知県立がんセンターで行われた疫学研究プログラムのデータから、

食事調査によるコーヒーの摂取、そのほかの交絡因子(年齢や喫煙、飲酒、赤肉の摂取、BMI,運動習慣、大腸がんの家族歴、糖尿病の既往歴など)が調べられています。


HERPACC 研究(Hospital-based Epidemiological Research Program at Aichi Cancer Center I and II, HERPACC-I and II)という研究の一環です。

(HERPACC-I は1988年から 2000年まで、
HERPACC-IIは2001年から 2005.年まで。)


大腸がん患者2,696名と、

非がん患者(外来患者)13,480名が対象となりました。

解析の結果、

コーヒーの非摂取群と比べて、

コーヒーを1日あたり1杯未満の摂取群では、
12%のリスク低下、
OR;0.88 (95%CI:0.77-1.00)

1杯から2杯の摂取群では、
10%のリスク低下、
OR;0.90 (95%CI:0.80-1.01)

3杯以上の摂取群では、
22%のリスク低下、
OR;0.78 (95%CI:0.65-0.92)

という相関が見いだされました。
(trend-P=0.009)


次に、

大腸がんの発生部位に関する解析の結果、

コーヒーの摂取と、遠位結腸がんリスク低下との間に線形の有意な相関が見出されました。
(P-trend=0.048)

また、

直腸がんリスク低減傾向も示されています。
(P-trend=0.068)


以上のデータから、

日本人において、コーヒーの摂取と、大腸がんリスク低減、特に遠位結腸がんリスク低減作用が示唆されます。




これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。



例えば、次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制





DHCでは、各種のお茶・ハーブティー・コーヒー、カフェイン抜きの飲料などを製品化しています。








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posted at 23:56 | この記事のURL
食事と大腸がんリスクの関係:系統的レビューとメタ解析 [2017年04月29日(土)]
今月のがん研究の専門ジャーナル(電子版)に、食事と大腸がんリスクとの関連を検証した系統的レビューとメタ解析が、イギリスのグループ(Imperial College London)から報告されていました。
(Ann Oncol. 2017 Apr 12.)


今回の研究では、

世界がん研究基金(WCRF)のプロジェクトの一環として、

食品や飲料の摂取と、大腸がん(結腸がん・直腸がん)リスクとの関連を調べた前向き研究を用いて、用量依存性の系統的レビューとメタ解析のアップデートが行われました。


具体的には、

主要医学データベースから、
2015年5月31日までの論文が検索され、

大腸がん、結腸がん、直腸がんと、

特定の食品や飲料の摂取との関連が調べられています。


111報の独立したコホート研究から、

400報の研究が解析の対象となりました。


解析の結果、

まず、
大腸がんリスクを高める食品と飲料に関して、

赤身肉や加工肉の摂取が1日あたり100g増えると、

大腸がん(結腸がん・直腸がん)リスクが12%増加、

という相関が見いだされました。
(95%CI=4-21%, I2 =70%, pheterogeneity (ph)<0.01)



また、飲酒に関しては、

1日あたり10グラムのエタノール摂取により、

7%のリスク増加

という相関でした。
(95%CI=5-9%, I2 =25%, ph&#8201;=&#8201; 0.21)


次に、

大腸がんリスクを低下させる食品や飲料に関しては、

全粒穀物の摂取が、
1日あたり90グラム増えると、

大腸がんリスクが17%低下するという相関が見いだされました。
(95%CI=11-21%, I2 =0%, ph&#8201;=&#8201; 0.30, 6 studies)


また、

乳製品の摂取が、1日あたり400グラム増えると、大腸がんリスクの有意な低下(10%〜17%)が示されました。
(95%CI=10-17%, I2 =18%, ph&#8201;=&#8201; 0.27, 10試験).



野菜の摂取との間にも負の相関が見いだされました。
100グラムあたり2%のリスク低下
(RR per 100&#8201;g/day =0.98 (95%CI=0.96-0.99, I2 =0%, ph&#8201;=&#8201; 0.48, 11 研究)



魚の摂取では、

1日あたり100グラムの摂取で、11%のリスク低下という負の相関が示されましたあ。
(RR for 100g/day=0.89(95%CI=0.80-0.99, I2 =0%, ph&#8201;=&#8201; 0.52, 11 研究)



以上、メタ解析のアップデートから、

赤身肉と加工肉の摂取、飲酒による大腸がんリスク増加(ほぼ確実)、

全粒穀物と乳製品による大腸がんリスクの低下(おそらく)

魚や野菜の摂取による大腸がんリスクの低下(可能性あり)

が示唆されます。


10年以上前から、AICRなどがん予防指針では、赤肉や加工肉の摂取によるがんリスク増大が示されています。
(つまり、がん予防のための生活習慣として、加工肉や赤身肉は避けるように、という食事ガイドラインが示されています。)


DHCでは、良質の植物性食品として、
次のような関連製品を取り扱っています。



DHC発芽玄米



DHC発芽玄米麺



エクストラバージンオリーブオイル



ところで、最近の研究によって、糖質制限食・低炭水化物食よる減量・ダイエット効果や2型糖尿病での血糖コントロール改善効果が明らかとなっています。


また、
植物性たんぱく質および植物性脂質による心臓病リスク低減作用が知られています。



医学的に適切ではない糖質制限食のパターンとして、「糖質制限食・低炭水化物食では、‘焼き肉・ステーキ’食べ放題」があります。
動物性たんぱく質や動物性脂質の過剰摂取は、心血管疾患リスクを高めることが懸念されます。


植物性食品をベースにした糖質制限食・低炭水化物食による体重と脂質代謝への効果として、

エコアトキンスダイエットの減量と脂質代謝改善作用



といった研究もあります。


DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。



最新の科学的根拠を俯瞰すると、

「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」を基本とした食生活が、

「ヘルシーエイジング(健康長寿)」

「ダイエット(適正体重の維持)」

「アンチエイジング(抗加齢)」

に有用であると考えられます。




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アロマセラピーが化学療法に伴う副作用を軽減する [2017年04月26日(水)]
今月のがん看護学の専門ジャーナル(電子版)に、アロマセラピーのマッサージおよび芳香により、がんの化学療法の副作用が軽減したという臨床研究が、トルコのグループ(Hacettepe University)から報告されていました。
(Cancer Nurs. 2017 Apr 20.)



がんの化学療法/薬物療法の施行時に副作用として、悪心や嘔吐が発現します。(chemotherapy-induced nausea and vomiting;CINV)


現在では、催吐のメカニズムが解明され、医薬品も開発されていますが、

患者にとっては、苦痛を感じる代表的な副作用です。



がんの統合医療の分野では、CINVに対して、鍼治療の有用性が確立しており、米国ではがんセンターでの鍼治療が行われています。

また、安全性の高い補完療法として、アロマセラピー(芳香療法)の有用性も示唆されてきました。


さて、
今回の研究では、

CINVとしての急性の嘔気・嘔吐に対して、アロマセラピーマッサージおよび芳香療法の有用性に関する予備的な検証が行われました。


具体的には、

乳がん患者75名を対象に、

・アロマセラピーマッサージ施術群:25名、
(フットマッサージを20分間)

・アロマセラピーの芳香療法実施群:25名、
(3分間の芳香の吸入を、化学療法施行前に実施。2回目、3回目、4回目の化学療法前)

・対照群:25名
(通常治療群)

の3群について、

悪心や嘔吐に関して、

VASスケール、嘔吐の回数、悪心の回数が評価されています。



解析の結果、

3回目および4回目の化学療法施行に伴う悪心および嘔吐の回数は、

対照群のほうが、他の2群よりも有意に高くなっていました。
(P < .001)


また、
これら2回では、

悪心および嘔吐の回数は、

芳香療法の吸入群よりも、

アロマセラピーマッサージ施行群において、有意に減少していました。

(P < .001)


その他、

悪心の重症度は、

対照群に比べて、

アロマセラピーの2群では、3回の化学療法施行時のいずれでも、有意に低下していました。
(P < .001)



以上のデータから、

がん薬物療法/化学療法の副作用としての悪心および嘔吐に対して、

アロマセラピーマッサージ、および、芳香療法としてのアロマセラピーの有用性が示唆されます。


アロマセラピーは安全性が高い補完療法ですので、広く適応ができると思います。

香りの好みには個人差がありますが、一般に、悪心や嘔吐に対してはショウガ精油が用いられます。





なお、
日本では、アロマセラピーの精油(エッセンシャルオイル)は雑貨扱いになっており、
品質が玉石混淆です。


したがって、補完療法としての利用の際には、質の高いアロマセラピー製品を選ぶ必要があります。


DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。





最近の研究では、


アロマセラピー+マッサージによる乳がん患者のQOL改善作用




アロマセラピーによる認知症改善作用



アロマセラピー(芳香療法)による認知症高齢者での睡眠障害改善作用



ベルガモット精油アロマセラピーによるストレス軽減効果




月経困難症に対するアロマセラピーの効果




アロマセラピーによるストレス軽減効果:メタ解析



アロマセラピーによる術後の鎮痛効果



アロマセラピーによるストレス軽減効果@看護師



アロマセラピーによる掻痒改善効果@慢性維持透析患者


も示されています。




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魚油(EPA・DHA)が化学療法の副作用を軽減する [2017年04月06日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、化学療法に伴う副作用に対して、魚油サプリメントの有用性を示した臨床研究が、英国とブラジルのグループから報告されていました。
(J Hum Nutr Diet. 2017 Apr 4.)


EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。


これまでの研究では、

オメガ3系脂肪酸の供給源としての魚油の摂取は、EPAやDHAの抗炎症作用を介して、がん・悪性腫瘍に対する化学療法に伴う副作用を軽減することが示唆されています。



今回の研究では、

化学療法の副作用に対する魚油サプリメントの有用性が検証されました。


具体的には、

9週間のランダム化比較試験として、

白血病あるいはリンパ腫の患者22名を対象に、

・対照群(非投与群):13名、

・魚油サプリメント(2グラム/日)投与群:9名

の2群について9週間の介入が行われ、


栄養状態、血中脂肪酸などの指標が介入の前後で測定されました。



解析の結果、

まず、魚油サプリメント投与群では、EPAおよびDHAの血中濃度の上昇が認められました。

次に、
対照群と比べて、

魚油サプリメント投与群では、

CRP値、CRP/アルブミン比の顕著な減少が見いだされました。



さらに、

長期生存率(化学療法の開始から465日間)は、

魚油サプリメント投与群において有意に高かったということです。
(P < 0.05)


以上のデータから、

白血病や悪性リンパ腫に対する化学療法施行中に、

魚油サプリメント(EPAやDHA)の投与による抗炎症作用を介した有用性(副作用軽減効果)が示唆されます。

生存率の向上効果も示唆されることから、今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待されます。


DHCでは、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントを製品化しています。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))





DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))





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コーヒーの摂取とがんリスク:メタ解析 [2017年03月21日(火)]
今月のがん予防研究の専門ジャーナルに、コーヒーの摂取と、がんリスクとの関連を調べたレビュー論文が、イタリアのグループ(University of Milan)から報告されていました。
(Eur J Cancer Prev. 2017 Mar 10.)


これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。


例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。


コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用などの作用を介した効果と考えられています。


今回の研究では、コーヒーの摂取と、がんリスクとの関連が検証されました。

具体的には、2016年5月までに報告された研究が対象となり、

あらゆる部位のがんのリスクに対するコーヒーの摂取の影響調べられています。


メタ解析の結果、

まず、

1日あたり1杯のコーヒーの摂取と、全がんリスクとの間に有意な関連は見出されませんでした。
(RR;1.00 [95% CI: 0.99-1.01])


次に、
部位別のがんに関する解析では、

1日あたり1杯のコーヒーの摂取により、肝臓がんリスクが15%低下するという相関が見出されました。
(RR; 0.85, 95% CI: 0.81-0.90)

肝硬変および肝逸脱酵素に対しても好影響が認められました。


また、子宮体がんリスクに対しては、

1日1杯のコーヒーあたり、8%のリスク低減が見いだされました。
(RR 0.92, 95% CI: 0.88-0.96)


さらに、口腔がんや食道がん、前立腺がんについても同様の結果でした。

その他、

症例対照研究やコホート研究では、

大腸がんリスク低減作用も示されています。

なお、
膀胱がんについては、一定したデータではありませんでした。
(交絡因子である喫煙の影響が残存しているためということです。)

また、
妊娠中のコーヒーの摂取と、小児の白血病リスク増加についても、一致したデータは認められませんでした。


胃がん、すい臓がん、肺がん、乳がん、卵巣がんなどについては、コーヒーの摂取との相関は見出されていません。




これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。



例えば、次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制




DHCでは、各種のお茶・ハーブティー・コーヒー、カフェイン抜きの飲料などを製品化しています。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。

地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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posted at 23:55 | この記事のURL
ビタミンCとカロテノイド類の摂取が多いと肺がんリスクが低い [2017年03月18日(土)]
がん研究の専門ジャーナルに、ビタミンCおよびカロテノイド類の摂取と、肺がんリスクとの関連を調べた疫学研究が、英国とカナダのグループから報告されていました。
(Front Oncol. 2017 Feb 28;7:23.)



野菜や果物には抗酸化ビタミン類やファイトケミカルが含まれており、

抗酸化作用や抗炎症作用を介したがん予防/リスク低減効果が示唆されています。



今回の研究では、

カナダにおいて、ビタミンCおよびカロテノイド類の摂取と、肺がんリスクとの関連が検証されました。



具体的には、


ケベック州モントリオールでの1996年から2002年にかけて、

肺がんに関する症例対照研究として、

肺がん症例1,105例、

健常対照群1,449例

について、過去2年間の49種類の野菜と果物の摂取データが調べられ、

βカロテン、αカロテン、βクリプトキサンチン、ルテイン/ゼアキサンチン、リコピン、ビタミンCの摂取と、

肺がんリスクとの関連が解析されました。


摂取量の3分位で最高群は、最低群に比べて、肺がんリスクが、


βカロテンでは34%のリスク低下
(OR 0.66, 95% CI&#8201;=&#8201;0.51-0.84)

αカロテンでは30%のリスク低下
(OR 0.70, 95% CI&#8201;=&#8201;0.55-0.90)

βクリプトキサンチンでは35%のリスク低下
(OR 0.65, 95% CI&#8201;=&#8201;0.51-0.84)

リコピンでは25%のリスク低下
(OR 0.75, 95% CI&#8201;=&#8201;0.59-0.95)


ビタミンCでは26%のリスク低下
(OR 0.74, 95% CI&#8201;=&#8201;0.58-0.96)

という相関が見出されました。



また、

βカロテン、αカロテン、βクリプトキサンチン、リコピンによる肺がんリスク低減効果は、男性のヘビースモーカーでも見出されています。

女性のヘビースモーカーでは、ビタミンCによるリスク低減効果が認められました。


以上のデータから、

カロテノイド類の摂取およびビタミンCの摂取による、肺がんリスク低減作用が示唆されます。



これらの機能性食品成分をサプリメントから補うのであれば、次の製品が利用できます。

マルチカロチン 30日分
緑黄色野菜・藻などから抽出した“天然”カロテノイドをこの1粒に凝縮!





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ビタミンDによる子宮内膜増殖症への作用 [2017年03月15日(水)]
今月の内分泌腫瘍学の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンDによる子宮内膜増殖症への働きを検証した臨床研究が、イランのグループ(Kashan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Horm Cancer. 2017 Mar 10.)



ビタミンDは、抗炎症作用や免疫調節作用、抗がん作用など多彩な働きを有しており、

生活習慣病予防、未病対策のベーシックサプリメントとして広く利用が推奨されます。


転倒骨折予防として、

ビタミンDサプリメントによる健康寿命の延伸

も重要です。



DHCでは、ビタミンD3サプリメント(1,000 IU)を製品化しています。





さて、今回の研究では、

ビタミンDの摂取による内分泌代謝の改善および酸化ストレスの軽減を介したがんリスクへの作用が検証されました。



具体的には、

前がん病変とされる子宮内膜増殖症(EH)への作用を調べるために、

(子宮体癌取扱い規約では、子宮内膜増殖症および子宮内膜異型増殖症は「上皮性腫
瘍と関連病変」の項目中後者の関連病変として分類)



組織生検により子宮内膜増殖症(EH)と診断された患者60名を対象に、

・ビタミンD3サプリメント投与群
(50,000 IUを2週間ごとに12週間投与)

・偽薬投与群

の2群について介入が行われました。



解析の結果、

まず、血中ビタミンD値(25(OH)D)は、

12週間後の時点で、

偽薬群に比べて、

ビタミンD3サプリメント投与群において有意に増加していました。

(+12.0 ± 10.4 vs. +1.9 ± 7.1 ng/mL, P < 0.001)


また、

偽薬群に比べて、

ビタミンDサプリメント投与群では、

空腹時血糖値の有意な低下、
(-1.6 ± 7.0 vs. +2.1 ± 6.1 mg/dL, P = 0.03)

血中インスリン値の有意な低下、
(-0.8 ± 1.9 vs. +1.1 ± 3.5 μIU/mL, P = 0.01)

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の有意な改善、
(-0.2 ± 0.6 vs. +0.3 ± 0.8, P = 0.01)


インスリン感受性指標(QUICKI)の有意な改善
(+0.003 ± 0.01 vs. -0.01 ± 0.02, P = 0.02)

が認められました。


さらに、

偽薬群に比べて、

ビタミンD3サプリメント投与群において、


炎症マーカーである血中hs-CRPの有意な減少、
(-1.9 ± 2.8 vs. -0.003 ± 2.0 μg/mL, P = 0.003)

抗酸化能の指標であるTACの有意な増加
(+62.5 ± 53.5 vs. +7.5 ± 34.1 mmol/L, P < 0.001)

が認められました。


以上のデータから、

子宮内膜増殖症と診断された今回の被験者群において、

ビタミンD3サプリメント(2週間ごとに50,000 IUを12週間)の投与によって、

糖代謝改善作用、抗炎症作用、抗酸化能の亢進が示唆されます。


今後、前がん病変としての子宮内膜増殖症の予後に対して、ビタミンD3の臨床的意義の検証が期待される分野です。




近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。

米国での関連学会は、下記の推奨をしています。


米国老年医学会は、1日あたり4,000 IUを推奨

米国老年医学会(AGS)では、高齢者における転倒や骨折を予防するために、血中ビタミンD値(25OH-D)が30 ng/mL (75 nmol/L)は必要としています。

そして、ビタミンDの推奨量は、1日あたり4,000 IUとしています。

(これは、食事、サプリメント、日光暴露による総量です。
なお、この量は、現実的には食事のみからでは不可能であるため、サプリメントを利用することになります。)


米国内分泌学会は、1日あたり1,500 IU〜2,000 IUを推奨

米国内分泌学会のガイドラインでは、1日あたりの所要を男女とも年齢によって、次の3段階に分けています。
1歳未満の乳児は400〜1,000 IU、
1歳〜18歳では600〜1,000 IU、
19歳以上では1,500 IU〜2,000 IU


サプリメントでは、ビタミンD3が用いられます。





日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。







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posted at 23:58 | この記事のURL
イソフラボンの摂取が多い乳がん患者は死亡率が低い:多民族コホート研究 [2017年03月08日(水)]
今月のがん研究の専門ジャーナル(電子版)に、乳がんサバイバーにおいて、イソフラボンの摂取と全死亡率との関連を検証したコホート研究が、カナダと米国のグループから報告されていました。
(Cancer. 2017 Mar 6.)



大豆食品には、エストロゲン様作用を有するイソフラボン類が含まれており、乳がんリスク低減作用が知られています。

イソフラボンと内在性女性ホルモンは、体内の受容体への親和性が異なるので、イソフラボンは、エストロゲン的にも抗エストロゲン的にも作用します。


一般に、食品に存在するグリコシド型(配糖体型)イソフラボンであれば、安全性の問題はありません。

しかし、エストロゲン様作用を有するイソフラボンを大量に長期に摂取することに懸念を示す意見もあります。


そのため、乳がんと診断された女性は、大豆製品をより多く摂取するように言われたり、逆に避けるようにといった指示が行われることがあります。

さて、

今回の研究では、

乳がんサバイバーにおいて、

大豆イソフラボンの摂取と死亡率との関連が検証されました。


具体的には、米国において乳がんと診断され、登録した5178名を対象に、

約9.4年間のフォローアップ(中央値は113ヶ月間)が行われ、

1224名の死亡例が見出されました。
(ハワイ-LA多民族コホート研究Hawaii-Los Angeles Multiethnic Cohortの一環です。)


解析の結果、

食事由来イソフラボンの摂取量の4分位で、

最高群は、最低群に比べて、
(1.5mg/日以上の群と、0.3mg未満/日の群の比較)

全死亡率が21%低い、という相関が見出されたということです。

(HR, 0.79; 95%CI, 0.64-0.97; P trend &#8201;=&#8201;.01)


層別解析で、
イソフラボンの高摂取と、死亡率の低下という顕著な相関が認められた群は、次の通りです。

--ホルモン受容体陰性の乳がん患者:51%のリスク低減
(HR, 0.49; 95% CI, 0.29-0.83; Ptrend &#8201;=&#8201;.005)

--ホルモン補充療法を受けなかった患者:32%のリスク低減
(HR, 0.68; 95% CI, 0.51-0.91; Ptrend &#8201;=&#8201;.02)



以上、北米での大規模な多民族コホート研究では、

食事由来の大豆イソフラボンの摂取が多いほど、

乳がん患者での全死亡率が低いという関係が示唆されます。



最近の研究として、次の報告が知られています。



大豆イソフラボンによる大腸がんリスク低下:メタ解析


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析


イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用@日本人男性


大豆の摂取が多いと乳がんリスクが低下@日本人女性


大豆イソフラボンによる乳がんリスク低下作用@アジア人


大豆イソフラボンによる糖代謝への好影響:メタ解析



イソフラボンサプリメントと子宮内膜肥厚との関連:メタ解析



大豆など植物性食品の一部には、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカルの1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気の他、さまざまな生活習慣病に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。



DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


DHC青汁+豆乳(30缶入)
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肝細胞がん患者では酸化ストレスが亢進しコエンザイムQ10が低下 [2017年02月05日(日)]
栄養学の専門ジャーナルに、肝臓がん(肝細胞がん)患者における酸化ストレスおよびコエンザイムQ10を調べた臨床研究が、台湾のグループ(Chung Shan Medical University Hospital)から報告されていました。
(Nutrients. 2017 Jan 4;9(1).)


コエンザイムQ10は、脂溶性のビタミン様物質であり、抗酸化作用やATP産生作用を介した疾病予防や慢性疾患の症状改善作用が示されています。

がんでは酸化ストレスの亢進などが知られています。

肝臓がんでのコエンザイムQ10投与に関して、同じ台湾のグループから次の研究が報告されています。

肝臓がん術後のコエンザイムQ10投与による抗酸化作用・抗炎症作用



今回の研究では、

肝臓がん患者の術後において、
酸化ストレスや炎症マーカーとコエンザイムQ10値の関連が検証されました。


具体的には、

原発性肝細胞がん(HCC)患者71名を対象に、

コエンザイムQ10値、

ビタミンE、

酸化ストレスマーカー(MDA)、

抗酸化酵素活性
(SOD、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼ)

炎症マーカー
(CRP, TNF-α IL-6)

が測定されています。


解析の結果、

術後のHCC患者では、

血中コエンザイムQ10値が有意に低値でした。
(p = 0.01)

また、
抗酸化能の亢進(p < 0.05)と酸化障害の低下(p < 0.01)も認められました。


HCCの術後では、

コエンザイムQ10値は、

抗酸化能(ビタミンEやグルタチオンペルオキシダーゼ活性)と有意な正の相関を示し、

炎症マーカーと有意な負の相関を示しました。



以上のデータから、

肝細胞がんの術後患者では、

酸化ストレスの増大、抗酸化能の亢進が示唆され、

コエンザイムQ10サプリメントの抗酸化作用による有用性が示唆されます。



今後、予後への影響など、臨床的意義の検証が期待される分野です。


コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。

抗疲労作用があるサプリメントとして、
コエンザイムQ10やL-カルニチンがあります。


DHCでは、コエンザイムQ10【機能性表示食品】を製品化しています。






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posted at 23:53 | この記事のURL
植物エストロゲンと大腸がんリスクとの関連:メタ解析 [2017年01月21日(土)]
栄養学の専門ジャーナルに、植物エストロゲンの摂取と大腸がんリスクとの関連を調べたメタ解析が報告されていました。
(Br J Nutr. 2016 Dec;116(12):2115-2128.)



疫学研究では、

植物エストロゲンおよびイソフラボン類の供給源である大豆の摂取により、

大腸がん(結腸がん、直腸がん)リスク低下作用が示唆されています。


今回の研究では、

観察研究/疫学研究を対象にしたメタ解析により、

植物エストロゲンの摂取と大腸がんリスクとの関連が調べられています。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, EMBASE, Cochrane Library)

2016年6月までに収載された研究が検索され、

17報が抽出、16の研究がメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

症例対照研究では、

植物エストロゲンの摂取により24%リスク低減
(RR; 0.76, 95 % CI 0.69, 0.84)

イソフラボン類摂取により、23%リスク低減
(RR;0&#183;77, 95 % CI 0&#183;69, 0&#183;85)

リグナン類の摂取におり、30%のリスク低減
(RR; 0&#183;70 (95 % CI 0&#183;56, 0&#183;89)

という有意な相関が見出されました。

一方、

コホート研究では、

植物エストロゲンの摂取;0.95 (95 % CI 0.85, 1.06)

イソフラボンの類摂取;0.94 (95 % CI 0.84, 1.05)

リグナン類の摂取;1.00 (95 % CI 0.64, 1.57)

という関連でした。


また、

用量依存性に関する解析では、

アジア人において、

1日あたり20mgのイソフラボン類の摂取により、

結腸・直腸の悪性腫瘍のリスクが8%低下する、

という有意な相関が見出されました。
(pooled RR 0.92; 95 % CI 0.86, 0.97)


その他、

リグナン類の摂取については、

大腸がんリスクとの間に

非線形的な負の相関が認められました。

なお、
血中エンテロラクトン(エストロゲン様ジフェノール構造を有する類リグナン)の濃度との関連は検出されませんでした。


論文著者らは、

各研究に存在するバイアスにより、イソフラボン類による大腸がんリスク低減の確定的な結論については、さらに検証が必要と考察しています。


最近の研究として、次の報告が知られています。



大豆イソフラボンによる大腸がんリスク低下:メタ解析


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析


イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用@日本人男性


大豆の摂取が多いと乳がんリスクが低下@日本人女性


大豆イソフラボンによる乳がんリスク低下作用@アジア人


大豆イソフラボンによる糖代謝への好影響:メタ解析



イソフラボンサプリメントと子宮内膜肥厚との関連:メタ解析



大豆など植物性食品の一部には、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカルの1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気の他、さまざまな生活習慣病に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。



DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


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