サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用軽減効果 [2019年11月11日(月)]
薬物療法の専門ジャーナルに、スタチン不耐症の既往のある患者において、コエンザイムQ10投与によるスタチン剤の副作用軽減効果を示した臨床研究が、イタリアのグループから報告されていました。
(Drug Des Devel Ther. 2019 Oct 21;13:3647-3655.)

スタチン剤は、
HMG-CoA還元酵素の働きを阻害し、肝臓におけるコレステロール合成を抑制して、血中LDLコレステロールを低下させる作用を持っています。

一方で、

スタチン剤は、「ミトコンドリア毒」としても知られています。

つまり、

スタチン剤は、CoQ10やヘムAを減少し、ATP産生を抑制することから、

肝障害や筋肉障害を生じると考えられ、

ミトコンドリア毒として知られています。

スタチン服用に伴う筋痛症は、1-3%の患者に生じます。

スタチン剤によるミトコンドリア毒への対策として、

コエンザイムQ10サプリメントの併用が推奨されています。


さて、

今回の研究では、

スタチン不耐症の既往を有する患者において、コエンザイムQ10サプリメントの有用性が検証されました。


具体的には、

スタチン不耐症の白人患者60名を対象に、

スタチン剤中止1ヶ月のwash out期間後に、

CPK値が許容範囲に低下した場合に、

スタチン剤を半分の用量で再開し、

100mgのコエンザイムQ10投与群
あるいは
偽薬投与群の2群について、3ヶ月間の介入が行われました。


解析の結果、

3カ月後の時点で、

筋痛の評価である臨床症状の指標スコアは、

コエンザイムQ10投与群では低下(改善)し、

偽薬群では変化は見られませんでした。



また、VASスコアは、

3カ月後の時点で、

コエンザイムQ10投与群では低下し、

偽薬群では変化は見られませんでした。


その他、

コエンザイムQ10投与群では、

血中のコエンザイムQ10値と、

CPK値、筋痛の臨床スコアおよびVASとの間に有意な負の相関が見出されました。



以上のデータから、

スタチン剤による筋痛といった副作用を有して、スタチン不耐症とされた患者において、

コエンザイムQ10の併用による副作用リスク低減効果が示唆されます。


スタチンによる心筋障害はコエンザイムQ10で改善する




脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。


DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。

(DHC紅麹濃縮エキス末180mgには、モナコリンKが2.7mg含まれています。)



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析





医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果




スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。


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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:51 | この記事のURL
スタチンによる心筋障害はコエンザイムQ10で改善する [2019年09月23日(月)]
循環器学の専門ジャーナル(電子版)に、コレステロール低下薬のスタチン剤の副作用として生じる心筋障害/心筋症に対するコエンザイムQ10サプリメントの効果を検証した臨床研究が、米国と豪州のグループから報告されていました。
(Perm J. 2019;23.)


LDLコレステロールの上昇は、動脈硬化の原因となり、

脳卒中や心臓病のリスクとなります。

LDLコレステロールは、肝臓においてHMG-CoA還元酵素などの働きにより合成され、

作られたコレステロールは血液中へ移行します。

スタチン剤は、
HMG-CoA還元酵素の働きを阻害し、肝臓におけるコレステロール合成を抑制して、血中LDLコレステロールを低下させる作用を持っています。

一方で、

スタチン剤は、「ミトコンドリア毒」としても知られています。

つまり、

スタチン剤は、CoQ10やヘムAを減少し、ATP産生を抑制することから、

肝障害や筋肉障害を生じると考えられ、

ミトコンドリア毒として知られています。

スタチン剤によるミトコンドリア毒への対策として、

コエンザイムQ10サプリメントの併用が推奨されています。


以前、アメリカでの学会で、エアロビクス運動の創始者のクーパー博士(心疾患をもっていたブッシュ大統領の主治医でした)も、
「スタチン剤を服用している患者全員に、コエンザイムQ10サプリメントの併用を推奨している」といっていました。


さて、

今回の研究では、

スタチン剤を長期に服用している患者での心筋障害に対するコエンザイムQ10の有用性が検証されました。


近年、心不全などの心疾患や脂質異常症の増加により、

スタチン剤を長期に服用している患者が増えています。

スタチン剤は、内在性コエンザイムQ10の産生を抑制し、ATP産生を低下させることから、
ミトコンドリア毒を生じ、副作用として心筋症など心筋障害を生じます。

そこで、今回の研究では、

心不全患者で、スタチン剤の長期服用している患者において、

スタチンの中止とコエンザイムQ10投与に対する反応が調べられました。


具体的には、

前向きコホート研究として、

スタチン剤の長期服用中の心不全患者142名を対象に、

1日あたり平均300mgのコエンザイムQ10が投与され、

心機能関連指標が測定されています。


解析の結果、

まず、

142名の心不全患者のうち、

左室駆出率は、94%が正常でしたが、6%では50%未満に低下していました。


平均2.8年間のフォローアップの結果、

NYHAクラス1は、8%から79%に有意に増加しました。
(p < 0.0001)

また、

駆出率が維持されていた患者では、

34%が拡張期機能の正常化、

25%が改善を示しました。
(p < 0.0001)


さらに、
試験開始時に、
駆出率(EF)が50%未満に低下していた患者では、

EFが、

平均35%から47%へ有意に改善しました。
(p = 0.02)


その他、

スタチン剤の長期服用による副作用としての症状である、疲労、筋肉減弱、筋痛症、記憶力低下、末梢神経障害は、有意に改善しました。
(p < 0.01)

1年間の死亡率は0%、

3年間の死亡率は3%

でした。

以上のデータから、

スタチン剤の長期服用の心不全患者では、

スタチン剤による心筋症/心筋障害があること、

これに対して、

スタチン剤の中止とコエンザイムQ10サプリメントの投与は、症状を改善することが示唆されます。




脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。


DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。

(DHC紅麹濃縮エキス末180mgには、モナコリンKが2.7mg含まれています。)




紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析





医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果




スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:53 | この記事のURL
関節リウマチに対する補完療法としてのコエンザイムQ10の有用性 [2019年08月11日(日)]
今月の臨床リウマチ学の専門ジャーナル(電子版)に、関節リウマチに対するコエンザイムQ10の作用を検証した臨床研究が、イランのグループ(Kermanshah University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Clin Rheumatol. 2019 Aug 7.)


確定診断された関節リウマチに対しては、標準治療が著効するため、サプリメントや食事療法、補完代替医療が第一選択になることはありません。

一方、関節リウマチ(RA)患者では、RAに対する標準治療を受けつつ、
生活習慣病予防や未病改善などの目的で、サプリメントを利用しているという人が何割かいることが報告されています。


さて、今回の研究では、

関節リウマチ(RA)において、

コエンザイムQ10による血中MMPs(matrix metalloproteinases、マトリックスメタロプロテアーゼ)および臨床指標への作用が検証されました。



具体的には、

二重盲検ランダム化比較試験として、

RA患者54名(18−56歳)を対象に、
(少なくとも6ヶ月以上前にRAと診断され、活動性の指標であるDAS-28が3.2以上の患者)

・1日あたり100mgのコエンザイムQ10投与群:27名、

・偽薬投与群:27名

の2群について、2ヶ月間の介入が行われました。


血中MMP-1 とMMP-3値、28関節の疾患活動性指標であるDAS-28が、介入の前後で調べられています。

解析の結果、

実薬群も偽薬群もいずれも、
血中MMP-1値の中央値の有意な減少、
(0.2 to 0.16, P&#8201;<&#8201;0.001), (0.18 to 0.15, P&#8201;=&#8201;0.001)

腫脹関節数の有意な減少、
(2 to 0, P&#8201;<&#8201;0.001), (2 to 0, P&#8201;=&#8201;0.009)

DAS-28平均値の有意な減少、
(5.01&#8201;±&#8201;1.21 to 2.34&#8201;±&#8201;0.68, P&#8201;<&#8201;0.001), (4.88&#8201;±&#8201;0.96 to 4.04&#8201;±&#8201;1.36, P&#8201;=&#8201;0.009)

が見出されました。


また、
血中MMP-3値は、偽薬群において有意に上昇し、
(2.26 to 2.57, P&#8201;=&#8201;0.020),

MMP-3値の変化は両群間で有意差が見出されました。
(P&#8201;=&#8201;0.027)

さらに、
介入前と比べて、介入後では、

コエンザイムQ10投与群のみにて、

ESRの有意な減少、

疼痛スコアの有意な減少、

関節圧痛数の有意な減少が認められました。
(P&#8201;=&#8201;0.001, P&#8201;<&#8201;0.001, P&#8201;<&#8201;0.001)


介入後の時点では、

DAS-28、疼痛スコア、腫脹および圧痛の関節数について、

両群間に有意差が見出されました。
(P&#8201;<&#8201;0.001, P&#8201;<&#8201;0.001, and P&#8201;=&#8201;0.012 and P&#8201;<&#8201;0.001, respectively)


以上のデータから、

関節リウマチに対する標準治療の補完療法として、コエンザイムQ10サプリメントの有用性が示唆されます。

前述のように、
関節リウマチには、医療用医薬品の適正使用を前提とした標準治療が第一選択です。

一方、コエンザイムQ10サプリメントは、中高年以上にとってはベーシックサプリメントして、広く推奨できます。



コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。



コエンザイムQ10(CoQ10)による慢性炎症抑制効果:メタ解析



コエンザイムQ10の抗炎症作用:メタ解析



もちろん私もDHCのコエンザイムQ10サプリメントを毎日、摂っています。





コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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コエンザイムQ10による抗炎症作用:メタ解析 [2019年06月13日(木)]
今月の薬理学研究の専門ジャーナル(電子版)に、コエンザイムQ10による炎症関連マーカーへの作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Pharmacol Res. 2019 Jun 8)


コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。

健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。


コエンザイムQ10(CoQ10)による慢性炎症抑制効果:メタ解析



コエンザイムQ10の抗炎症作用:メタ解析



慢性炎症は、がんや動脈硬化性疾患を引き起こす病態の一つです。


先行研究では、コエンザイムQ10による抗炎症作用が示唆されています。


そこで、今回の系統的レビュー/メタ解析では、

コエンザイムQ10投与による炎症関連マーカー(TNF-α、IL-6)への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed/Medline, EMBASE, Web of Science, SCOPUS, Cochrane Library databases, Clinical Trials.gov)

2018年12月までに収載された論文から、

コエンザイムQ10を投与したランダム化比較試験(RCT)が検索され、

9報のRCTが抽出され、

509名の被験者が解析の対象となり、
(コエンザイムQ10群;269名、対照群; 240名)

TNF-α とIL-6への影響が調べられています。


解析の結果、

コエンザイムQ10(60-500&#8201;mg/日を8−12週間)投与により、


TNF-α値の有意な低下、
(SMD: -0.44, 95% CI: [-0.81 to -0.07] mg/dl; I2&#8201;=&#8201;66.1%, p &#8201;=&#8201;0.00)

IL-6値の有意な低下、
(SMD: -0.37, 95% CI: [-0.65 to -0.09]; I2&#8201;=&#8201;57.2, p &#8201;=&#8201;0.01)

が見出されました。


次に、層別解析では、

BMIが26未満の被験者において、

TNF-αとIL-6の顕著な低下が認められました。


以上の系統的レビュー/メタ解析のデータから、

コエンザイムQ10による慢性炎症の抑制作用が示唆されます。

生活習慣病や内臓脂肪型肥満に伴う病態の本質は、「慢性炎症」です。

したがって、機能性食品成分による病気の予防のためには、抗炎症作用を有し、かつ、安全性が確立し、かつ、経済性(費用対効果)の高い製品の利用が進められます。


食品成分で、抗炎症作用を有し、かつ、多くの臨床研究において有用性が示されているのは、ビタミンD、コエンザイムQ10、オメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)、ウコン、グルコサミンなどです。

コエンザイムQ10は、ベーシックサプリメントとして広く摂取が推奨できます。

もちろん私もDHCのコエンザイムQ10サプリメントを毎日、摂っています。





コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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コエンザイムQ10がメタボリック症候群での高血圧を改善:メタ解析 [2019年05月02日(木)]
循環器予防学の専門ジャーナルに、メタボリック症候群患者での高血圧に対するコエンザイムQ10の有用性を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(High Blood Press Cardiovasc Prev. 2018 Mar;25(1):41-50.)



コエンザイムQ10は、内在性の脂溶性抗酸化成分であり、ミトコンドリア機能維持に重要な役割を果たしています。

コエンザイムQ10の機能性は、抗酸化作用とATP産生能を介して発揮されます。


コエンザイムQ10サプリメントは、ベーシックサプリメントとして、生活習慣病やヘルシーエイジングのために広く推奨できます。
(もちろん、私も摂っています。)


さて、

今回の系統的レビュー/メタ解析では、

メタボリック症候群患者において、

コエンザイムQ10サプリメントによる血圧への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて
(PubMed, EMBASE, Web of Science, Cochrane Library)

2017年8月10日の時点で収載されたランダム化比較試験が検索され、


17報のRCT、

684名のデータが解析の対象となりました。


メタ解析の結果、

コエンザイムQ10サプリメント投与により、

収縮期血圧の有意な低下が見出されました。
(SMD - 0.30; 95% CI - 0.52, - 0.08)


拡張期血圧は、コエンザイムQ10サプリメント投与にる低下傾向であり、有意差は検出されませんでした。
(SMD - 0.08; 95% CI - 0.46, 0.29).


以上のデータから、

メタボリック症候群患者において、

コエンザイムQ10サプリメント投与による血圧への好影響が示唆されます。



生活習慣病や慢性消耗性疾患の患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10が減少していることも示唆されています。


サプリメントのコエンザイムQ10には、酸化型コエンザイムQ10であるユビキノンと、

還元型コエンザイムQ10のユビキノールの2種類があります。

酸化型CoQ10は、摂取後に体内で還元型に変換されて、作用します。




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。


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『天然葉酸』サプリメントは虚偽の表示



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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コエンザイムQ10による疲労軽減作用:系統的レビュー [2019年04月15日(月)]
今月の補完代替医療の専門ジャーナルに、コエンザイムQ10による疲労軽減作用を検証した系統的レビューが報告されていました。
(Complement Ther Med. 2019 Apr;43:181-187.)


コエンザイムQ10は、内在性の脂溶性抗酸化成分であり、ミトコンドリア機能維持に重要な役割を果たしています。

コエンザイムQ10の機能性は、抗酸化作用とATP産生能を介して発揮されます。


コエンザイムQ10サプリメントは、ベーシックサプリメントとして、生活習慣病やヘルシーエイジングのために広く推奨できます。
(もちろん、私も摂っています。)


今回の研究では、

先行のランダム化比較試験により、コエンザイムQ10による疲労への働きを検証した系統的レビューが行われました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Cochrane's library, Science direct, Scopus, Google scholar and ISI web of science)

2018年4月までに収載された論文から、

成人を対象に疲労に対するコエンザイムQ10を投与したランダム化比較試験が検索され、


16報、

1316名のデータが系統的レビューの対象となりました。


解析の結果、

健常者、線維筋痛症患者、スタチン関連疲労、多発性硬化症、末期腎障害患者において、

コエンザイムQ10による有意な疲労軽減作用が見出されました。


コエンザイムQ10による疲労軽減作用は、

他の疾患に比べて、

スタチン関連性の疲労、および線維筋痛症患者において、より顕著な有効性が見出されたということです。




コエンザイムQ10による多発性硬化症での抗疲労効果




生活習慣病や慢性消耗性疾患の患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10が減少していることも示唆されています。


サプリメントのコエンザイムQ10には、酸化型コエンザイムQ10であるユビキノンと、

還元型コエンザイムQ10のユビキノールの2種類があります。

酸化型CoQ10は、摂取後に体内で還元型に変換されて、作用します。




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。



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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



『天然葉酸』サプリメントは虚偽の表示



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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コエンザイムQ10が片頭痛発作を予防:メタ解析 [2019年02月18日(月)]
今月の神経栄養科学の専門ジャーナルに、コエンザイムQ10による片頭痛の予防作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、イランのグループ(Tehran University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Nutr Neurosci. 2019 Feb 6:1-8.)



コエンザイムQ10は、内在性の脂溶性抗酸化成分であり、ミトコンドリア機能維持に重要な役割を果たしています。

コエンザイムQ10の機能性は、抗酸化作用とATP産生能を介して発揮されます。


コエンザイムQ10サプリメントは、ベーシックサプリメントとして、生活習慣病やヘルシーエイジングのために広く推奨できます。
(もちろん、私も摂っています。)




先行研究では、

コエンザイムQ10による片頭痛に対する効果が示唆されています。

そこで、

今回の系統的レビュー/メタ解析では、

片頭痛の発作回数、重症度、期間に対するコエンザイムQ10の作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(ISI Web of Science, PubMed, Cochrane library and Scopus)

2018年4月までに収載された論文から、

コエンザイムQ10サプリメント投与によるランダム化比較試験により、

主アウトカムとして、
片頭痛の発作回数、重症度、持続期間を調べた研究が検索されました。

4報のRCTから、
221名のデータが解析の対象となりました。

解析の結果、

コエンザイムQ10サプリメント投与により、

片頭痛の発作回数の有意な減少が見出されました。
(weighted mean difference: -1.87 attacks/month, 95% CI: -2.69 to -1.05, p&#8201;<&#8201;0.001)

なお、
コエンザイムQ10は、
重症度や
(weighted mean difference: -2.35 visual analog scale score, 95% CI: -5.19 to 0.49, p&#8201;=&#8201;0.105)

発作の持続時間では、
(weighted mean difference: -6.14 h, 95% CI: -13.14 to 0.87, p&#8201;=&#8201;0.086)

有意な変化は認められませんでした。


以上のデータから、

片頭痛に対するコエンザイムQ10サプリメントによる発作予防効果が示唆されます。




生活習慣病や慢性消耗性疾患の患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10が減少していることも示唆されています。


サプリメントのコエンザイムQ10には、酸化型コエンザイムQ10であるユビキノンと、

還元型コエンザイムQ10のユビキノールの2種類があります。

酸化型CoQ10は、摂取後に体内で還元型に変換されて、作用します。




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。







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コエンザイムQ10+L-カルニチンによる片頭痛予防効果 [2019年01月13日(日)]
今月の頭痛研究の専門ジャーナルに、コエンザイムQ10とLカルニチンサプリメントの併用による片頭痛予防効果を示した臨床研究が、イランのグループ(Isfahan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Cephalalgia. 2019 Jan 6:333102418821661.)


先行研究では、

コエンザイムQ10サプリメント投与による片頭痛の発作予防効果が示されています。

コエンザイムQ10は、ミトコンドリア機能に必須であることから、
片頭痛の病因論としてミトコンドリア疲労の概念が考えられます。

そのため、ミトコンドリア機能の維持に関与する機能性成分として、コエンザイムQ10、Lカルニチン、アルファリポ酸などの有用性が推察されます。

そこで、
今回の研究では、

コエンザイムQ10+Lカルニチンサプリメントの併用サプリメントによる片頭痛への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

20〜40歳の片頭痛患者の男女56名を対象に、


・1日あたり30mgのコエンザイムQ10+500mgのLカルニチン併用投与群、

・偽薬投与群、

の2群について、

8週間の介入が行われました。

主アウトカムは、頭痛発作の重症度、

副アウトカムは片頭痛の持続期間、片頭痛発作、頭痛日記結果(HDR)、血中乳酸です。


解析の結果、

8週間の介入後、

血中乳酸値の有意な低下、
(-2.28&#8201;mg/dl, 95% CI: -3.65, -0.90; p&#8201;=&#8201;0.002)

片頭痛の重症度の有意な低下、
(-3.03, 95% CI: -3.65, -2.40; p&#8201;&#8804;&#8201;0.001),

期間の有意な短縮、
(-7.67, 95% CI: -11.47, -3.90; p&#8201;&#8804;&#8201;0.001),

頻度の有意な減少
(-5.42, 95% CI: -7.31, -3.53; p&#8201;&#8804;&#8201;0.001)

HDRの有意な減少
(-103.03, 95% CI: -145.76, -60.29; p&#8201;&#8804;&#8201;0.001)

が見出されました。

以上のデータから、

コエンザイムQ10+Lカルニチンサプリメントによる、
片頭痛の予防(発作回数の減少、重症度の軽減、持続期間の短縮)効果が示唆されます。

片頭痛については、発作時には医薬品が利用できます。

一方で、コエンザイムQ10やLカルニチンサプリメントは、ミトコンドリア機能の維持に有用な機能性食品素材であるので、普段から予防のために摂取できます。



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コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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posted at 23:51 | この記事のURL
スタチン剤投与による内在性コエンザイムQ10の減少:RCTのメタ解析アップデート [2018年11月21日(水)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、スタチン剤投与による内在性コエンザイムQ10の低下について、ランダム化比較試験(RCT)を対象にしたメタ解析のアップデートが報告されていました。
(Eur J Med Res. 2018 Nov 10;23(1):57.)



コエンザイムQ10は、内在性の脂溶性抗酸化成分であり、ミトコンドリア機能維持に重要な役割を果たしています。

コエンザイムQ10の機能性は、抗酸化作用とATP産生能を介して発揮されます。


コエンザイムQ10サプリメントは、ベーシックサプリメントとして、生活習慣病やヘルシーエイジングのために広く推奨できます。
(もちろん、私も摂っています。)



脂質異常症、特に高LDLコレステロール血症では、スタチン剤が投与されています。

スタチン剤は、LDLコレステロール合成を抑制するだけではなく、内在性コエンザイムQ10の産生も抑制します。

このことが、筋痛症や肝障害などスタチン剤による有害事象の原因とも考えられており、

米国では、スタチン剤を服用している患者では、

コエンザイムQ10サプリメントを100mgから200mgの用量で摂取することが常識となっています。

(エアロビクス運動で著名なテキサスのクーパー博士も、スタチン剤を服用している患者全員に、コエンザイムQ10のサプリメントを摂取してもらっていると、スクリプスクリニックでの講演でおっしゃっていました。)


さて、今回の研究では、

スタチン剤服用時による内在性コエンザイムQ10の変化について、ランダム化比較試験を対象にしたメタ解析アップデートが行われました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, EMBASE, the Cochrane Library)


スタチン剤投与後の血中コエンザイムQ10値を測定したランダム化比較試験(RCT)が検索され、


12報のRCT、1776名のデータが対象となりました。


解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

スタチン投与群では、

血中コエンザイムQ10値の有意な減少が見出されました。
(SMD, -&#8201;2.12; 95% CI, -&#8201;3.40 to -&#8201;0.84; p&#8201;=&#8201;0.001)




層別解析では、

血中コエンザイムQ10の減少幅は、

脂溶性スタチン剤では、
(SMD, -&#8201;1.91; 95% CI, -&#8201;3.62 to 0.2; p&#8201;=&#8201;0.017)

水溶性スタチン剤では、
(SMD, -&#8201;2.36; 95% CI, -&#8201;4.30 to -&#8201;0.42; p&#8201;=&#8201;0.028)

となっており、

両群での有意差は認められませんでした。
(SMD, -&#8201;0.20; 95% CI, -&#8201;0.208 to 0.618; p&#8201;=&#8201;0.320)


次に、

低強度から中程度の強度のスタチン剤投与による内在性コエンザイムQ10のの減少は、
(SMD, -&#8201;2.403; 95% CI, -&#8201;3.992 to -&#8201;0.813; p&#8201;<&#8201;0.001)

高強度のスタチン剤投与では、
(SMD, -&#8201;1.727; 95% CI, -&#8201;2.746 to -&#8201;0.709; p&#8201;<&#8201;0.001)

でした。


なお、この減少効果は、スタチン剤の投与期間との相関は検出できませんでした。
(Exp, 1.00; 95% CI, 0.97 to 1.03; p&#8201;=&#8201;0.994)



以上のデータから、

水溶性や脂溶性にかかわらず、スタチン剤投与による内在性コエンザイムQ10の有意な減少効果が考えられます。


論文著者らは、

スタチンによる副作用としての筋肉関連症状の作用機序として、内在性コエンザイムQ10の低下が考えられること、

その予防に対する補完療法として、コエンザイムQ10のサプリメントの摂取が推奨される、

と考察しています。




脂質異常症、特に高LDLコレステロール血症では、スタチン剤が投与されています。

スタチン剤は、LDLコレステロール合成を抑制するだけではなく、内在性コエンザイムQ10の産生も抑制します。

このことが、筋痛症や肝障害などスタチン剤による有害事象の原因とも考えられており、

米国では、スタチン剤を服用している患者では、

コエンザイムQ10サプリメントを100mgから200mgの用量で摂取することが常識となっています。





生活習慣病や慢性消耗性疾患の患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10が減少していることも示唆されています。


サプリメントのコエンザイムQ10には、酸化型コエンザイムQ10であるユビキノンと、

還元型コエンザイムQ10のユビキノールの2種類があります。

酸化型CoQ10は、摂取後に体内で還元型に変換されて、作用します。




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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コエンザイムQ10が心血管疾患患者の脂質代謝を改善する:メタ解析 [2018年10月31日(水)]
今月の脂質代謝研究の専門ジャーナルに、心血管疾患患者において、コエンザイムQ10による脂質代謝改善作用を示した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Lipids Health Dis. 2018 Oct 9;17(1):230.)


コエンザイムQ10サプリメントは、ベーシックサプリメントとして、生活習慣病やヘルシーエイジングのために広く推奨できます。
(もちろん、私も摂っています。)


コエンザイムQ10は、内在性の脂溶性抗酸化成分であり、ミトコンドリア機能維持に重要な役割を果たしています。

コエンザイムQ10の機能性は、抗酸化作用とATP産生能を介して発揮されます。


さて、今回の系統的レビュー/メタ解析では、

心血管疾患患者において、

コエンザイムQ10サプリメント投与による脂質代謝への働きが検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(EMBASE, Scopus, PubMed, Cochrane Library, Web of Science)

2018年5月20日までに収載された論文が検索され、

8報のRCTから、

介入群;267名、

偽薬群;259名のデータがメタ解析の対象となりました。



解析の結果、

コエンザイムQ10サプリメント投与により、

総コレステロール値の有意な低下、
(SMD -1.07; 95% CI, -&#8201;1.94, -&#8201;0.21, P&#8201;=&#8201;0.01)

HDLコレステロール値の有意な上昇、
(SMD 1.30; 95% CI, 0.20, 2.41, P&#8201;=&#8201;0.02)

が見出されたということです。


一方、

LDLコレステロール値
(SMD -0.37; 95% CI, -&#8201;0.87, 0.13, P&#8201;=&#8201;0.14)

リポプロテイン(a) [Lp(a)] 値、
(SMD -1.12; 95% CI, -&#8201;2.84, 0.61, P&#8201;=&#8201;0.20)

中性脂肪値
(SMD 0.01; 95% CI, -&#8201;0.22, 0.24, P&#8201;=&#8201;0.94)

には有意な変化は見出されませんでした。


以上、今回のメタ解析から、

心血管疾患患者において、

コエンザイムQ10サプリメント投与による脂質代謝改善作用が示唆されます。


脂質異常症、特に高LDLコレステロール血症では、スタチン剤が投与されています。

スタチン剤は、LDLコレステロール合成を抑制するだけではなく、内在性コエンザイムQ10の産生も抑制します。

このことが、筋痛症や肝障害などスタチン剤による有害事象の原因とも考えられており、

米国では、スタチン剤を服用している患者では、

コエンザイムQ10サプリメントを100mgから200mgの用量で摂取することが常識となっています。





生活習慣病や慢性消耗性疾患の患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10が減少していることも示唆されています。


サプリメントのコエンザイムQ10には、酸化型コエンザイムQ10であるユビキノンと、

還元型コエンザイムQ10のユビキノールの2種類があります。

酸化型CoQ10は、摂取後に体内で還元型に変換されて、作用します。




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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還元型コエンザイムQ10は酸化型よりも高齢男性でのCoQ10の状態を改善する [2018年10月13日(土)]
今月の機能性食品研究の専門ジャーナル(電子版)に、高齢男性において、コエンザイムQ10の酸化型と還元型の作用の違いを検証した臨床研究が、米国のグループから報告されていました。
(Food Funct. 2018 Oct 10.)


コエンザイムQ10は、内在性の脂溶性抗酸化成分であり、ミトコンドリア機能維持に重要な役割を果たしています。

コエンザイムQ10の機能性は、抗酸化作用とATP産生能を介して発揮されます。

生活習慣病や慢性消耗性疾患の患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10が減少していることも示唆されています。


サプリメントのコエンザイムQ10には、酸化型コエンザイムQ10であるユビキノンと、

還元型コエンザイムQ10のユビキノールの2種類があります。

酸化型CoQ10は、摂取後に体内で還元型に変換されて、作用します。


今回の研究では、

高齢男性におけるコエンザイムQ10の状態の改善に対して、

酸化型のユビキノンと、還元型のユビキノールが比較されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検クロスオーバー試験として、

2週間の介入を2回、2週間のwash outをクロスオーバーの間に1回、

高齢男性10名を対象に実施しています。

ユビキノンあるいはユビキノールのいずれかが、200mg/日の用量で1日1回、主な食事と一緒に投与され、

早朝空腹時に合計4回採血が行われ、

血中及び末梢単球での酸化ストレスの状態やATP産生の状態が調べられています。


2週間のサプリメントの投与後、

還元型であるユビキノールの投与後に、

血中ユビキノン(酸化型)は1.7倍に上昇
(0.2 to 0.6 μmol/L)

総コエンザイムQ10値(両方の形の合計)は1.5倍に有意に上昇しました。
(from 1.3 to 3.4 μmol L-1 (p < 0.05)


また、

血中ユビキノール(還元型)は、1.5倍に増加傾向を示しました。
(from 1.1 to 2.8 μmol L-1)

ただし、

総CoQ10量に対するユビキノール(還元型)の比には有意な変化は認められませんでした。


酸化型のユビキノンの投与後に、血中のユビキノール値、ユビキノン、総CoQ10値は上昇傾向を示しました。


10名の被験者のうち、

6名は還元型のユビキノールにより反応し、

2名はユビキノンに反応しました。

末梢血単核球では、

参加型あるいは還元型のいずれの投与後でも、

両者の比に有意な変化は認められませんでした。

その他、
血中のFRAP、総チオール、MDA、

末梢血単核球のATPには有意な変化は認められませんでした。


以上のデータから、

高齢男性において、

2週間の還元型コエンザイムQ10投与により、

血中のコエンザイムQ10の上昇作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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コエンザイムQ10の抗炎症作用:メタ解析 [2018年10月09日(火)]
予防医学の専門ジャーナルに、心血管疾患を有する被験者において、コエンザイムQ10の抗炎症作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(Int J Prev Med. 2018 Sep 17;9:82.)



コエンザイムQ10は、内在性の脂溶性抗酸化成分であり、ミトコンドリア機能維持に重要な役割を果たしています。

生活習慣病や慢性消耗性疾患の患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10が減少していることも示唆されています。



今回のメタ解析では、

心血管疾患を有する被験者において、

コエンザイムQ10の抗炎症作用が検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(EMBASE, MEDLINE, PubMed Central databases)

2016年11月までの収載論文から

心血管疾患を有する患者において、

コエンザイムQ10の投与による血中hs-CRP値への作用を調べたランダム化比較試験(RCT)が検索され、

層別解析では、

介入前のhs-CRP、サプリメントの用量、投与期間でのサブ解析が行われました。


5報のRCTから、コエンザイムQ10投与の159名、偽薬群の143名が解析の対象となりました。


解析の結果、

まず、

全被験者での両群間の比較では、hs-CRP値に有意差は認められませんでした。
(MD: 0.120; 95% = -0.944, 1.185; P = 0.825)


次に、

層別解析では、

介入前のhs-CRP値が3mg/L以上の群において、

CRP値の有意な減少が認められたということです。
(−1.31 (95% CI = −1.96, −0.67))


また、コエンザイムQ10の用量が150mgを超える群で、

150mg以下の群に比べて、

より顕著なhs-CRP値の減少が見出されました。
[hs-CRP −0.29 (95% CI = −1.24, 1.82) vs. −0.05 (95% CI = −1.67, 1.56)]


さらに、

12週間以上の投与期間の群において、有意なhs-CRPの減少が認められました。
(−1.31, 95% CI = −1.96, −0.67)


以上のデータから、

心血管疾患を有する被験者において、

コエンザイムQ10サプリメントによる抗炎症作用が示唆されます。






コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。




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グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


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インフルエンザではコエンザイムQ10が減少する [2018年09月04日(火)]
呼吸器系疾患研究の専門ジャーナル(電子版)に、インフルエンザの急性感染では、内在性のコエンザイムQ10が減少するというデータが、米国(Beth Israel Deaconess Medical Center, Boston)とデンマークのグループから報告されていました。
(Influenza Other Respir Viruses. 2018 Aug 29.)


コエンザイムQ10は、内在性の脂溶性抗酸化成分であり、ミトコンドリア機能維持に重要な役割を果たしています。

生活習慣病や慢性消耗性疾患の患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10が減少していることも示唆されています。



今回の研究では、

健常者において、

急性インフルエンザ感染と、

内在性コエンザイムQ10値との関連が調べられ、

疾患の重症度や炎症マーカーとの相関も検証されました。


具体的には、

2013年12月27日〜2016年3月31日の間のインフルエンザの3シーズン中、

(医薬品投与前の時点で、ランダム化比較試験に登録された、)
急性インフルエンザ患者50名と、健常対照群29名の2群について、

コエンザイムQ10値が測定され

疾患の重症度や炎症マーカーで補正も行われました。



解析の結果、

まず、

インフルエンザの急性感染患者では、

健常者に比べて、

血中コエンザイムQ10は有意に低値であることが見出されました。
(.53ug/mL, IQR .37-.75 vs .72, IQR .58-.90, p=.004)


次に、

血中コエンザイムQ10値が低値(< .5ug/mL)である被験者の割合は、

対照群に比べて、

インフルエンザ患者群で有意に高いことが認められました。
(48% vs 7%, p<.001)


その他、

インフルエンザ患者群において

コエンザイムQ10値は、

IL-2値との有意な相関
(r = -.30, p=.04),

TNF-α値との有意な相関、
(r = -.35, p=.01)

VEGF値との有意な相関
(r = .38, p=.007)

も見出されました。


なお、

IL-6値、IL-10値、VCAM値、インフルエンザの重症度スコアとは有意な相関は検出されませんでした。
(all p > .05)


以上のデータから、


インフルエンザの急性感染の状態では、

内在性のコエンザイムQ10の減少、

炎症マーカーとの相関が示唆されます。


今後、コエンザイムQ10サプリメントの投与試験などによる臨床的意義の検証が期待される分野です。




コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。


.



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双極性うつ病に対するコエンザイムQ10の補完療法としての有用性 [2018年08月20日(月)]
日本災害食学会で、「サバ・メシ」の冊子を配布していました。


「缶詰でつくろう!
サバ・メシ・レシピ」

とあるので、

サバ(鯖)缶のレシピ集と勘違いしそうですが、

サバ・メシというのは、サバ缶のレシピではなくて、サバイバル・レシピです。




災害時に、ポリ袋で調理をして、洗い物やごみを減らす工夫がされています。



さて、今日の私的なお勉強日記です。

今月の臨床心理薬理学の専門ジャーナル(電子版)に、双極性うつ病に対するコエンザイムQ10の作用を検証した臨床研究が、イランのグループ(Hamadan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(J Clin Psychopharmacol. 2018 Aug 14.)



双極性障害は、慢性で再発性の気分障害であり、

そう状態と重篤なうつ状態のエピソードを繰り返す特徴があります。


双極性障害の病態には、

ミトコンドリア機能障害、酸化ストレス、炎症が関与すると考えられています。


コエンザイムQ10は、内在性の脂溶性抗酸化成分であり、ミトコンドリア機能維持に重要な役割を果たしています。

生活習慣病や慢性消耗性疾患の患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10が減少していることも示唆されています。



そこで、今回の研究では、

双極性うつ病の患者における補完療法としてのコエンザイムQ10サプリメントの有用性が検証されました。


具体的には、

うつ状態にある双極性うつ病患者69名を対象に、

・1日あたり200mgのコエンザイムQ10サプリメントの投与、

・偽薬投与群

の2群について、8週間の介入が行われました。


標準治療の医薬品は、

サプリメントの投与前の2ヶ月から、介入期間中を通じて、全被験者に投与されています。

うつ状態の重症度は、
Montgomery-Asberg Depression Rating Scaleスコアを用いて、

開始時、4週間、8週間後の時点で調べられました。


解析の結果、

うつ状態の症状は、両群とも改善が認められました。

標準治療のみの対照群と比べて、

コエンザイムQ10サプリメントを補完療法として追加した群では、

8週間後の介入により、うつ状態の有意な改善が見出されました。


また、
試験終了の時点で、

偽薬群に比べて、

コエンザイムQ10サプリメント投与群では、

より多くのレスポンダーが認められたということです。


その他、コエンザイムQ10サプリメント投与群での高い安全性も確認されています。


以上のデータから、

双極性うつ病患者において、

標準治療に加えて、コエンザイムQ10サプリメントの併用投与による症状軽減作用が示唆されます。



コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。



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コエンザイムQ10が自閉症ASDの小児において抗酸化作用を示す [2018年04月26日(木)]
今月の精神科研究の専門ジャーナルに、自閉症スペクトラム障害(ASD)の小児において、コエンザイムQ10による抗酸化作用を示した臨床研究が、イランとイギリスのグループから報告されていました。
(Psychiatry Res. 2018 Apr 4;265:62-69.)



自閉症スペクトラム障害(ASD)の病態では、酸化ストレスの関与が示唆されます。


今回の研究では、

ASDの小児において、コエンザイムQ10サプリメント投与による酸化ストレスへの作用が検証されました。


具体的には、

DSM-IVおよびChildhood Autism Rating Scale (CARS)スコアによって、ASDと診断された小児90名を対象に、

1日あたり30mgおよび60mgのコエンザイムQ10サプリメントを100日間投与し、

投与前後で、

血中CoQ10値、

MDA、総抗酸化能(TAS)、抗酸化酵素(SODやGPx)活性が測定されました。


また、
小児の行動については、両親やベビーシッターから情報が得られています。


解析の結果、

ASDの小児の酸化ストレスに対して、

コエンザイムQ10の60mg(分2)の投与による有意な改善作用が見出されたということです。


(MDA (r2&#8239;=&#8239;0.668), TAS (r2&#8239;=&#8239;0.007), SOD [r2&#8239;=&#8239;0.01], GPx [r2&#8239;=&#8239;0.001] activityと、
CARS スコア)


ASDの小児では、

コエンザイムQ10の60mgの投与によって、

血中CoQ10の上昇と、

消化器系症状の有意な改善 (P&#8239;=&#8239;0.004)、

睡眠障害の改善(P&#8239;=&#8239;0.005)が見出されました。



以上のデータから、

ASDの小児において、

コエンザイムQ10投与の有用性が示唆されます。



自閉症に対する機能性食品成分の有用性について、次のような研究が知られいます。


マルチビタミンミネラルCoQ10オメガ3サプリメントによる自閉症への効果



葉酸+マルチビタミンサプリメントが自閉症リスクを半減


葉酸サプリメントの自閉症スペクトラムに対する有用性


妊娠中の葉酸サプリメント摂取が自閉症リスクを低減:系統的レビュー



ビタミンD3サプリメントによる自閉症スペクトラム障害改善


ビタミンDによる自閉症スペクトラム障害改善作用





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コエンザイムQ10による中性脂肪の低下効果:メタ解析 [2018年04月10日(火)]
今月の薬理学の専門ジャーナル(電子版)に、コエンザイムQ10投与による脂質代謝への作用を検証したメタ解析が、イランとカナダのグループから報告されていました。
(Curr Pharm Des. 2018 Apr 5.)



コエンザイムQ10は、脂溶性のビタミン様物質であり、抗酸化作用やATP産生作用を介した疾病予防や慢性疾患の症状改善作用が報告されています。

例えば、下記の研究があります。


コエンザイムQ10による高血圧改善


高血圧患者におけるコエンザイムQ10の抗炎症作用 



コエンザイムQ10による高血圧改善作用@メタボリック症候群:メタ解析



今回の研究では、

メタボリック症候群の患者において、

コエンザイムQ10サプリメント投与による中性脂肪値への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, EMBASE, Web of Science and Cochrane Library)

2017年7月までの収載論文から、

コエンザイムQ10投与による脂質代謝関連指標への作用を調べた臨床研究が検索され、


21報の比較試験、患者514名、対照群525名が解析の対象となりました。


解析の結果、

コエンザイムQ10投与により、

中性脂肪値の有意な低下作用が見出されました。
(SMD -0.28; 95% CI, -0.56, -0.005)



一方、

コエンザイムQ10サプリメント投与によって、総コレステロール、LDL、HDLには有意な変化は認められませんでした。

総コレステロール値の低下傾向(有意差なし)
(SMD -0.07; 95% CI, -0.45, 0.31)

LDLの変化(有意差なし)
(SMD 0.04; 95% CI, -0.27, 0.36),

HDLの変化(有意差なし)
(SMD 0.10; 95% CI, -0.32, 0.51)


以上のデータから、

内分泌代謝異常を有する患者において、

コエンザイムQ10の投与による中性脂肪値の低下作用が示唆されます。




コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。







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コエンザイムQ10とプレクーリングによる運動負荷ストレス軽減作用 [2018年03月05日(月)]
今日は日帰りで関西方面に出張に行っていました。

天候が荒れ模様で、交通機関が乱れており、帰りはずいぶん遅くなってしまいました。



さて、本日の私的なお勉強日記です。

イギリスの栄養学の専門ジャーナルに、水泳選手において、コエンザイムQ10と、プレクーリングの併用による運動負荷軽減作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Urmia University)から報告されていました。
(Br J Nutr. 2018 Feb;119(4):381-390.)



スポーツ現場では、
有酸素運動を行う前に、身体冷却で体温を下げておくこと(プレクーリング、Pre-cooling)により、
体温上昇が遅れて起こるため、有酸素系でのパフォーマンスの向上が示唆されています。


コエンザイムQ10は、抗酸化作用を有し、運動時に生じる酸化ストレスを軽減する作用があります。

DHCでも大学との共同研究により、DHCのコエンザイムQ10サプリメントを運動の前1週間投与し、有酸素運動負荷時の酸化ストレス障害軽減作用を報告しました。



生活習慣病予防、特に、心血管リスク低減に対しては、有酸素運動の有用性が知られています。

今回の研究では、

エリート水泳選手において、

コエンザイムQ10(CoQ10)サプリメントの運動前14日間の投与、
および
プレクーリング実施によって、

血中クレアチンキナーゼ(CK-MB)

心筋型トロポニンI (cTnI)

ミオグロビン (Mb)

LDH、

総抗酸化能(TAC)

脂質過酸化反応(LPO)

CoQ10値などが調べられています。



具体的には、

エリート水泳選手36名(平均年齢17歳±1)を対象に、

・CoQ10サプリメント投与群、

・CoQ10サプリメント投与+プレクーリング実施群、

・プレクーリング実施群、

・対照群

の4群について、

朝と夕方の18セッションのプロトコールが実施されました。
(1セッションで、5qの速度と持久力の負荷)


採血は、CoQ10やプレクーリングの介入の前後の各2ステージで実施されました。


解析の結果、

まず、

介入前(ステージ1とステージ2)では、
CK-MB, cTnI, Mb, LD, TAC, LPO、 CoQ10について、
群間での有意差はありませんでした。
(P>0&#183;05)

次に、

介入後(ステージ1とステージ2)では、

コエンザイムQ10サプリメント投与群およびCoQ10とプレクーリング併用実施群に比べて、

対照群とプレクーリング群では、

CK-MB, cTnI, Mb, LD LPOの有意な上昇が認められました。

(これらの群では、TACとCoQ10は上昇していません。)


したがって、


水泳競技の運動負荷によって生じるmyocardial damageおよび酸化ストレスに対して、
コエンザイムQ10サプリメント投与による予防効果が示唆されます。

(一方、プレクーリング単独群は、CK-MB, cTnI, Mb, LD, LPO, TAC, CoQ10といった指標に対して好影響は示されませんでした。)

.


DHCでは、大学との共同研究にて、

DHCのコエンザイムQ10投与によって、運動負荷時の活性酸素による酸化障害の抑制作用を報告しています。



具体的には、

トレッドミルを用いた60分間の持久走の負荷に際して、運動前の1週間、DHCのコエンザイムQ10 およびビタミンC、ビタミンEを摂取した群では、摂取しなかった群に比べて、尿中8-OHdG値の上昇が抑制(=運動による酸化障害の発生が抑制)されたというデータです。

運動習慣を有する場合、

マルチビタミンマルチミネラルに加えて、





コエンザイムQ10、



αリポ酸、



ビタミンC(ハードカプセル)、



ビタミンBミックス


アミノ酸



を利用することが好ましいと考えられます。




コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。



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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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コエンザイムQ10による脂質異常症改善作用 [2018年02月22日(木)]
臨床脂質研究の専門ジャーナル(電子版)に、コエンザイムQ10による脂質異常症改善作用を示した臨床研究が、中国のグループ(Sun Yat-Sen University)から報告されていました。
(J Clin Lipidol. 2017 Dec 21.)



コエンザイムQ10は、加齢とともに減少し、生活習慣病や慢性疾患でも減少することがわかっています。

また、さまざまな疾患において、補完療法としての有用性が示唆されてきました。

内在性コエンザイムQ10は、加齢とともに減少し、

60歳代では、20歳代に比べて、半減しています。

ATP産生能を指標として
同じ60歳代で比較するとき、
健常者に比べて、2型糖尿病患者では半減していることもわかっています。


今回の研究では、脂質異常症患者において、コエンザイムQ10による心血管リスク因子への作用が検証されました。
(脂質異常症におけるコエンザイムQ10サプリメントの一次予防の検証です。)


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

血糖降下薬や脂質異常症治療薬を服用していない、
脂質異常症患者101名を対象に、

・1日あたり120mgのコエンザイムQ10投与群

・偽薬投与群

の2群について、
24週間の介入が行われ、

内分泌代謝関連指標、酸化及び炎症関連指標、体組成などが

開始時、12週間後、24週間後の時点で測定されています。



101名の全員が、解析の対象となりました。

解析の結果、

12週間の時点で、

偽薬群に比べて、

コエンザイムQ10投与群では、

収縮期血圧の有意な低下、
(P = .010)

拡張期血圧の有意な低下、
(P = .001)


血中総抗酸化能の有意な亢進
(TAC; P = .003)

が見出されました。

また、

24週間の時点では、

偽薬群に比べて、

コエンザイムQ10投与群では、

12週間の時点と同様に、

降圧作用と抗酸化能の亢進が見出され、

さらに、
中性脂肪値の低下、
(P = .020)

LDLコレステロール値の低下
(P = .016)

ApoA-Iの上昇
(P < .001)

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の低下
(P = .009)

も認められました。


身体活動やエネルギー摂取量で補正後も、

コエンザイムQ10による効果に変化は示されませんでした。


ただし、
非HDLコレステロール値での有意差は認められませんでした。
(P = .031).


以上のデータから、

未治療の脂質異常症患者において、

コエンザイムQ10の120mg投与による心血管リスク低下作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待されます。

なお、これまでの多くの先行研究から、コエンザイムQ10はベーシックサプリメントとして広く推奨できます。

私ももちろん、DHCのコエンザイムQ10サプリメントを摂取しています。


コエンザイムQ10は、2型糖尿病などの補完療法として、ベーシックサプリメントとしての摂取が推奨されます。



コエンザイムQ10+セレンによる心臓病死低下効果





コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。








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posted at 23:58 | この記事のURL
片頭痛でのコエンザイムQ10サプリメントの作用 [2018年01月07日(日)]
今月の神経学の専門ジャーナルに、片頭痛患者におけるコエンザイムQ10サプリメントによる炎症マーカーへの作用が検証されました。
(Nutr Neurosci. 2018 Jan 3:1-9)


これまでに次の報告が知られています。


片頭痛患者はコエンザイムQ10が不足し、CoQ10サプリメントで片頭痛が予防できる



コエンザイムQ10による片頭痛予防効果


片頭痛の病態には、炎症の関与が示唆されています。


今回の研究では、

片頭痛患者において、

コエンザイムQ10サプリメントによる抗炎症作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

国際頭痛協会の診断基準で片頭痛と診断された、
18歳から50歳の女性45名を対象に、

・1日あたり400mgのコエンザイムQ10サプリメント投与群(23名)、

・偽薬投与群(22名)

の2群について、3ヶ月間の投与が行われました。


血中コエンザイムQ10、

カルシトニン遺伝子関連ペプチド(calcitonin gene-related peptide、CGRP)

IL-6,IL-10,TNF-αが介入の前後で測定されています。


解析の結果、

コエンザイムQ10サプリメント投与によって、

実薬群では血中CoQ10値が有意に上昇しました。
(P < 0.001)

このとき、
血中CGRP とTNF-α値の有意な減少が見出されました。
(p = 0.011 and p = 0.044)


一方、
IL-6 とIL-10では、両群間で有意な変化は認められませんでした。


なお、


片頭痛に関しては、

偽薬群に比べて、

コエンザイムQ10投与群において、


発作頻度の有意な減少、
(p = 0.018)

重症度の有意な減少、
(p = 0.001)

期間の有意な減少
(p = 0.012)

が認められました。


以上のデータから、

片頭痛患者において、

コエンザイムQ10サプリメント投与による抗炎症作用および片頭痛の予防効果が示唆されます。






コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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posted at 23:57 | この記事のURL
コエンザイムQ10による多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)での内分泌代謝関連遺伝子への作用 [2017年10月02日(月)]
内分泌学の専門ジャーナルに、PCOSにおいて、コエンザイムQ10投与による内分泌代謝への作用を検証した臨床研究が、イランのグループから報告されていました。
(Gynecol Endocrinol. 2017 Sep 26:1-6.)



PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、生殖年齢の女性に認められる内分泌代謝異常で、高アンドロゲン血症が認められます。

卵巣内に卵子は十分に存在しますが、毎周期の排卵が認められず、不妊症の原因となります。
同時に、肥満、糖代謝異常や脂質異常なども生じます。


コエンザイムQ10は、脂溶性のビタミン様物質であり、抗酸化作用やATP産生作用を介した疾病予防や慢性疾患の症状改善作用が報告されています。


先行研究では、次の報告があります。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)に対するコエンザイムQ10の有用性


PCOSに対するコエンザイムQ10の作用 



さて、
今回の研究では、

PCOSにおいて、

コエンザイムQ10(CoQ10)投与による、
内分泌代謝および炎症関連遺伝子発現への作用が検証されました。

具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

PCOS患者40名を対象に、

・100mgのコエンザイムQ10投与群:20名、

・偽薬投与群:20名

の2群について、

12週間の介入が行われ、

糖代謝、脂質代謝、炎症関連遺伝子発現が調べられています。



解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

コエンザイムQ10投与群では、


末梢単核球において、

酸化LDLR1の遺伝子発現の有意な抑制、
(p&#8201;<&#8201;0.001)

PPAR-γ遺伝子発現の有意な亢進
(p&#8201;=&#8201;0.01

が見出されました。


また、

偽薬対照群に比べて、

コエンザイムQ10投与群により、

IL-1遺伝子発現の抑制、
(p&#8201;=&#8201;0.03),

IL-8遺伝子発現の抑制、
(p&#8201;=&#8201;0.001)

TNF-α遺伝子発現の抑制
(p&#8201;<&#8201;0.001)

が認められました。


以上のデータから、

PCOS患者において、

コエンザイムQ10サプリメント投与による脂質代謝および炎症関連遺伝子発現の改善が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。




コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。




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