サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

2017年12月  >
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリアーカイブ
最新記事
サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー [2016年09月12日(月)]
今月の家庭医療/プライマリケアの専門ジャーナルに、補完医療/統合医療の介入に関するエビデンスレビューが、米国のグループ(Icahn School of Medicine at Mount Sinai)から報告されていました。
(Am Fam Physician. 2016 Sep 1;94(5):369-74.)



プライマリケア/家庭医療における臨床課題に対して、

統合医療として用いられる補完療法の介入方法に関する有効性と安全性を示したエビデンスが構築されつつあります。

今回のレビューでは、

プライマリケアの日常臨床で対処が必要な病態や疾患に対して、補完療法の有用性のエビデンスが検証されました。


エビデンス検証の結果、

まず、

鍼治療は、慢性腰痛に対して有効です。


心身療法(認知行動療法やヨガ、太極拳、気功、音楽療法などマインドボディ介入方法)は、

不眠症/睡眠障害に有効です。

運動療法は、不安症状を低下させます。


ハーブ/植物療法および栄養サプリメントは、

特定の疾患や症状に対して、ファーストライン療法として用いることができます。

具体的には、

脂質異常症(高TG血症)に対する魚油サプリメント、

うつ病に対するセントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)、

認知機能障害/MCI/認知症に対してイチョウ葉エキス、

心不全に対するコエンザイムQ10

などです。

また、
プロバイオティクスは、

抗生剤投与に伴う下痢の軽減に有用です。


以上のエビデンスレビューに基づき、

論文著らは、

かかりつけ医は、

相互作用に注意しながら、

ハーブ療法や栄養サプリメントの品質と安全性に関して、患者に十分にカウンセリングするべき、
と考察しています。




今回のレビューでファーストライン/第一選択としてあげられたサプリメント成分は、DHCでも製品化しています。


魚油(EPAやDHA)サプリメント、

EPA 30日分
不飽和脂肪酸で、スムーズな流れの健康生活
1日3粒目安/30日分
通常価格
\950(税込\1,026)





DHA 30日分
青魚のサラサラ成分で、健やか健康値!回転もすっきりクリア!
1日4粒目安/30日分
通常価格
\1,191(税抜)




セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)、
セントジョーンズワート 30日分
ほがらかな心で毎日をはつらつと
通常価格
\850(税込\918)




イチョウ葉エキス、
イチョウ葉 30日分
さらさらな流れをうながし、「健康値&うっかり」対策!
1日3粒目安/30日分
通常価格
\810(税込\874)





コエンザイムQ10
コエンザイムQ10 還元型 30日分
究極の進化型! 飲んでダイレクトにはたらきかけるスーパーQ10






------------------------------------------------------------------
「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


DHCが日本のサプリを健康にします。


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------



posted at 23:56 | この記事のURL
マルチビタミン/ミネラルサプリメントの高い安全性:系統的レビュー [2016年09月02日(金)]
栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、マルチビタミンマルチミネラルサプリメントの意義と安全性を示した系統的レビューが、ドイツのグループ(University of Hohenheim)から報告されていました。
(Nutrition. 2016 Mar 4.)



健康増進及び疾病予防には、適切な食習慣や運動習慣が基本であり、サプリメント・健康食品がそれらに置き換わるわけではありません。


しかし、不規則な食生活、加工食品の摂取が多い食生活では、念のために、保険的な意味でマルチビタミンやマルチミネラルサプリメントは、ベーシックサプリメントとして摂取が推奨されます。


現状のエビデンスを俯瞰するとき、機能性食品・サプリメントの適正使用により、健康寿命の延伸が十分に期待されます。

マルチビタミンサプリメントの有用性に関して、次の研究が知られています。



50歳以上の米国の男性医師14,641名を対象にした研究で、

マルチビタミンによるがんリスク低減効果

マルチビタミン・ミネラルと死亡率の関係:メタ解析

(平均的な日本人を集団で対象とする場合、現代の食生活では潜在的な栄養素の不足という問題は想定されますが、マルチビタミンの投与で死亡率低下というデータまでは検出できないと思います。)

(なお、マルチビタミン・ミネラルサプリメントによる抗がん作用や死亡率低下のメカニズムとしては、ビタミンCやビタミンE、セレンといった抗酸化作用を持つ成分が、酸化障害の抑制を介して、抗がん作用および生活習慣病予防効果を示す、となります。)


さて、今回の研究では、

マルチビタミン/ミネラルサプリメントの意義と安全性のレビューが行われました。


マルチビタミン/ミネラルサプリメント(MVM)は、幅広い利用者層に多く用いられています。

特に、
妊婦では、

鉄や葉酸を含むMVMサプリメントが、出生アウトカムの改善、低体重児や流産リスクの低減といった有用性が確立しています。

一方、MVMサプリメントは、広く一般消費者において利用されていることから、今回の研究では、長期投与での安全性データのレビューが行われました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

9種類以上のビタミン類と3種類以上のミネラルを、RDA(推奨量)の100%含有するMVMサプリメントの投与を行ったランダム化比較試験(RCT)が検索されました。

妊婦および健常成人において、MVMの利用と有用性を評価した9報と、

高齢者において、有害事象を調べた6報が抽出されました。


解析の結果、

これらの研究では、因果関係を問わない、軽度な有害事象(非特異的な消化器系症状など)が報告されています。

ただし、
MVMサプリメント投与群と、偽薬群との間に、有害事象に関して有意差は見出されていません。


DRIの範囲内のMVMサプリメントの利用は、

食品/食事や栄養素強化食品との併用時でも、過剰摂取をもたらすことはないということが示されました。


以上のデータから、

論文著者らは、

マルチビタミン/ミネラルサプリメントは、10年間以上の長期摂取時も安全である、と結論しています。


一般に、マルチビタミンやマルチミネラルのサプリメントは、食事で不足しがちな必須栄養素を補う目的で用いられます。

したがって、よほど栄養状態に問題がある地域の対象者でないと、マルチビタミンで、がん予防や死亡率低下、という結果にはなりません。

(日本人の場合、現代の食生活では潜在的な栄養素の不足という問題は想定されますが、マルチビタミンの投与で死亡率低下というデータまでは検出できないと思います。)


(なお、マルチビタミン・ミネラルサプリメントによる抗がん作用や死亡率低下のメカニズムとしては、ビタミンCやビタミンE、セレンといった抗酸化作用を持つ成分が、酸化障害の抑制を介して、抗がん作用および生活習慣病予防効果を示す、となります。)



マルチビタミンサプリメントとがんに関して、

最近では、

50歳以上の米国の男性医師14,641名を対象にした研究で、

マルチビタミンによるがんリスク低減効果

というデータが報告されています。



また、

マルチビタミン・ミネラルと死亡率の関係:メタ解析


という報告もあります。




なお、健康増進及び疾病予防には、適切な食習慣や運動習慣が基本であり、サプリメント・健康食品がそれらに置き換わるわけではありません。


医療専門誌によるマルチビタミン摂取の推奨論文としては、次の2つがよく知られています。

(1)NEJM誌(1998)の論説

「Eat Right and Take a Multivitamin」

『適切な食事を摂り、マルチビタミンも利用しましょう』

(神経管欠損症予防、動脈硬化性疾患予防の意義)

(Oakely GP. NEJM. 1998 Editorial )


(2)JAMA誌(2002)の総説

「Vitamins for chronic disease prevention in adults」

『成人は、毎日、マルチビタミンサプリメントを摂取するべき』

(先進国では欠乏症は稀であるが、至適濃度を下回ることのリスクがある。)

(Fletcher.et al. JAMA. 2002 )





DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。




また、各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなども製品化しています。



------------------------------------------------------------------
「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


DHCが日本のサプリを健康にします。


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------

posted at 23:53 | この記事のURL
サプリメントの経済性(費用対効果):医薬品との比較 [2013年08月08日(木)]
昨日に続いて、サプリメントの経済性(費用対効果)を考えてみたいと思います。



具体例を計算してみました。


■脂質異常症(高脂血症):スタチン剤 vs. 紅麹(ロバスタチン)


まず、紅麹です。

紅麹は、コレステロール低下作用について、スタチン剤と同等の効果があり、かつ、副作用が少ないことが知られています。


また、心血管イベント低下作用も示されており、安全性・有効性からは、医薬品と同等以上に推奨できます。


費用対効果(経済性)を考慮すると、DHCの濃縮紅麹のほうが、スタチン剤よりも優れています。


薬価と比べてみると、次のようになります。


・医薬品:スタチン剤(HMG-CoA還元酵素阻害剤)
 
 メバロチン錠(5mg) 54.00円

 リピトール錠(5mg) 59.40円


・サプリメント:DHC濃縮紅麹 1粒あたり40.24円


DHC濃縮紅麹は、メバロチンやリピトールの5mg錠と同じくらいの効果です。(個人差はありますが。)

メバロチンやリピトールは10mg錠もあるので、必要に応じて濃縮紅麹も増やすことができます。

(なお、スタチン剤も濃縮紅麹も、コエンザイムQ10との併用が推奨されます。)





■うつ病:SSRI vs. セントジョーンズワート


次に、うつ病について、医薬品のSSRIと比べて、セントジョーンズワートでは、軽症から中等度のうつ病に対して、SSRIと同等の効果があり、かつ、副作用が少ない、というエビデンスが確立しています。

(セントジョーンズワートは、単独利用では安全性が高いですが、医薬品との相互作用による有害事象に注意が必要です。)



SSRIに比べて、セントジョーンズワートは、半額から3分の1のコストになります。


・医薬品:SSRI

 パキシル錠(5mg) 60.50円

 ジェイゾロフト錠(25mg) 106.00円


・サプリメント:DHCセントジョーンズワート(エキス末650mg) 1日あたり29.74円



■抗加齢:ユビデカレノン vs. コエンザイムQ10


アンチエイジング・抗加齢の分野で広く利用されているコエンザイムQ10は、医薬品としての製品もあります。

しかし、一日用量が30mgなので、10mg錠を3錠というのが処方箋の用量です。


臨床試験では、100mg前後の用量が一般的です。


例えば、DHCのコエンザイムQ10は1日2粒あたり90mg含有しています。

DHCプロティンダイエットにも1袋あたり35mg含まれています。



・医薬品:ノイキノン錠(10mg) 18.8円 ⇒ 90mg= 169.20円

・サプリメント:DHC コエンザイムQ10 (45mg) 12.50円 ⇒ 90mg=25.00円



1日あたり90mgで比較すると、サプリメントのほうが、医薬品の数分の1のコストです。




■ビタミンD:エルデカルシトール(活性型ビタミンD3製剤) vs. ビタミンD3

ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など多彩な作用が知られています。

医薬品は、活性型ビタミンDであり、骨粗しょう症の治療薬としての処方です。


サプリメントは、ビタミンD3が一般的で、体内に吸収されて活性型になります。



・医薬品:エディロールカプセル(0.5μg) 68.5円

・サプリメント:DHCビタミンD3(25μg;1,000 IU)  1日あたり10円




なお、医薬品は、保険適応になりますので、実際の自己負担額は3割です。

したがって、上記の薬価と、サプリメントの値段の差は、実際の自己負担額よりもおおきくなっています。


ただし、医薬品の場合には、薬代以外に、医療機関での診察料や処方箋の代金が必要になります。



具体的には、

自己負担30%であれば、


まず、病院やクリニックで、
初・再診料 810円、投薬料 399円の合計1210円が自己負担です。


次に、調剤薬局では、
調剤技術料と薬学管理料が、薬の代金である薬剤料とは別に加算されます。




サプリメントは、まず、健康保持・疾病予防に利用されます。

この際には、ビタミンやミネラルの保健効果、機能性食品成分の抗酸化作用や抗炎症作用が働きます。

一方、特定の病気や症状の改善に対して利用される場合、

医薬品としてではなくサプリメントとして広く利用されている機能性食品成分が多く存在します。


また、安全性と有効性、経済性を考えるときに、上記のように、医薬品と同等の効果があり、安全性が高く、経済性にも優れたサプリメント成分も知られています。




------------------------------------------------------------------
医療機関専用サプリメント【DHC FOR MEDIC】(DHCフォーメディック)

医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】

【健康食品FAQ】

【DHCの研究開発】
------------------------------------------------------------------

posted at 23:56 | この記事のURL
サプリメントの経済性(費用対効果) [2013年08月07日(水)]
近年、サプリメント・機能性食品素材に関する研究が進んでいます。


特に、この10年ほどの間にサプリメント・健康食品に関する研究報告が顕著に増加した結果、サプリメント・機能性食品成分の安全性と有効性に関する一定の知見が集積されています。



実際、米国の医学データベースで、ダイエタリー・サプリメントとして検索すると、論文数が急激に増えているのがわかります。







かつて、サプリメントは、「安全かどうか」や「効果があるかどうか」を議論する時期がありました。

現在では、「どのような健康状態や病態・病気の人に、どのサプリメント製品を投与するのが適切か」という適正使用に関するエビデンス提供の段階にあります。




サプリメント・機能性食品について、また、医薬品について、摂取時/服用時に考えるポイントは、

@安全性、A有効性、B経済性

の3点です。



@の安全性は当然です。

ただし、製品自体の品質は問題がなくても、個人の体質によって、特定の成分が合わない、ということはあり得ます。



Aの有効性についても当然ですが、機能性成分がすべての人に同等に有効ということではないため、自分の目的や症状にあった成分を選ぶことが大切です。



Bの経済性(費用対効果)

健康増進や疾病予防目的であれば、1ヶ月分が数千円以上する製品は、経済性の点から不適切でしょう。

1種類だけではなく、何種類かのサプリメントを摂ることも多いと思います。


夫婦や家族で何種類か摂る場合、1ヶ月の合計金額が一世帯で何万円にもなってしまうのであれば、同じ金額を、良質の食材やスポーツジムの会費に使うほうが、健康保持にはいいかもしれません。





医療用医薬品では、主要先進国の政府が後発医薬品(ジェネリック医薬品)の利用を推奨しています。

そのほうが、公的医療費の負担も、個人の負担も少なくなり、費用対効果に優れた方法であるからです。




サプリメントに関する臨床研究では、経済性(費用対効果)を検証した研究も散見されるようになりました。




うつ病治療におけるセントジョーンズワートの費用対効果



サプリメントによる栄養改善の費用対効果



グルコサミンの費用対効果





セントジョーンズワートは、

軽症から中等度のうつ病に対して、

医薬品のSSRIやSNRIと同等の効果があり、

副作用が少なく、

かつ、費用対効果の高いハーブです。




DHC濃縮紅麹は、

スタチン剤と同等の効果があり、

副作用が少なく、

費用対効果の高いコレステロール対策サプリメントです。





------------------------------------------------------------------
医療機関専用サプリメント【DHC FOR MEDIC】(DHCフォーメディック)

医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】

【健康食品FAQ】

【DHCの研究開発】
------------------------------------------------------------------

posted at 23:54 | この記事のURL
サプリメントによる栄養改善の費用対効果 [2011年03月16日(水)]
東日本大震災により被害を受けられた皆さまに,心からお見舞いを申し上げます。

被災地の一日も早い復旧,復興を心よりお祈り申し上げます。


DHCによる支援活動は,こちら
「東日本大震災 被災地への支援活動について」

からご確認いただけます。



今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に,栄養サプリメントの経口投与による栄養介入法について,費用対効果を検証した研究が,ドイツのグループから報告されていました。
(Eur J Clin Nutr. 2011 Mar 16.)


一般的な栄養素を含むサプリメントの投与は,栄養障害を生じている患者において,全身状態やQOLの改善作用を示します。


今回の研究では,退院後のサプリメント投与による介入効果について,費用対効果が検証されました。


具体的には,良性の消化器系疾患を原因とする栄養障害患者114名(50.6±16.1歳, うち女性57名)を対象に,

退院時において,

・栄養カウンセリング+サプリメント投与を実施した介入群(n=60),

・栄養カウンセリングのみ実施した対照群(n=54)

の2群に分けて3ヶ月間の介入が行われています。



栄養改善効果に関しては,SF-36,QALYs(Quality-adjusted life years)などの指標が測定され,

費用対効果の検証については,サプリメント一袋あたり最小値として2.30ユーロ,最大値として2.93ユーロが設定されています。


介入群では,2.4±0.8袋/日のサプリメントが摂取されました。



投与開始の時点では,栄養状態・健康状態に関して両群間に有意差はありません(0.594±0.017 vs 0.619±0.018)。


3ヶ月の介入によって,サプリメント投与群では,栄養カウンセリング群に比べて,有意な改善効果が示されています(0.731±0.015 vs 0.671±0.016, P=0.028)。


サプリメント投与群では,一定のコストが発生しました(ICER: \[euro]9497 and \[euro]12&#8201;099/additional QALY, respectively)が,費用対効果の検証では,便益が支持された(<\[euro]50&#8201;000/QALY)ということです。


(つまり,サプリメント投与によって,比較的少ない費用で,栄養状態や健康状態の改善が認められています。)



以上のデータから,良性消化器系疾患患者の退院後の栄養管理には,サプリメントの利用が費用対効果の高い有用な方法であることが示唆されます。





一般論として,外科手術後の栄養状態改善に対して,

有効性が考えられるサプリメントは,

マルチビタミン

マルチミネラル

DHA

EPA

CoQ10

などです。


------------------------------------------------------------------
【健康食品FAQ】

【DHCの研究開発】

医療機関専用サプリメント【DHC FOR MEDIC】(DHCフォーメディック)

医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】
------------------------------------------------------------------
posted at 23:58 | この記事のURL
再構築が必要な医療保険制度 [2008年01月01日(火)]
新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。


昨年末に、オランダ人の知人夫妻と1年ぶりに再会したので、欧州の医療制度について尋ねてみました。

彼らによると、オランダは、かつては高福祉国家であったが、今はまったく違っており、医療制度もとても自慢できるようなものではない、といっていました。

実際、経済的に余裕のある人たちの間では、オランダあるいは欧州ではなく、タイ、シンガポール、インド、マレーシアなど、メディカルツーリズムを推進している国に滞在して医療を受けることが選択肢の一つとして確立されている、ということです。

これらの国では、欧米でトレーニングを受けた医師や医療従事者が、外国人向けの病院で勤務しており、米国の治療指針に基づく医療が受けられる態勢を整えています。



昨今、日本では社会保障制度や医療保険制度の見直しの必要性が認識されています。


これは米国でも同様で、特に大統領選挙を控えて、医療保険制度が争点の一つになっています。

米国の内科医向け専門ジャーナル(Ann Intern Med 2008年1月1日号)に、『効率的なヘルスケアシステムを達成するために、米国は諸外国から何を学ぶことができるか』という論文が掲載されていました。

(原題「Achieving a High-Performance Health Care System with Universal Access: What the United States Can Learn from Other Countries」Ann Intern Med 2008;148 55-75)


日本では国民皆保険制度がありますが、米国ではメディケアやメディケイドといった公的医療保険がカバーするのは一部に過ぎず、大部分は民間の保険制度に依存しています。

現在、米国人口の84.2%に相当する2億5千万人は何らかの医療保険に加入していますが、15.8%にあたる4,700万人は無保険になっています。


主要先進国の中で、市場主義・経済合理主義を医療分野に導入した唯一の国が米国です。


医学生物学研究では、多くの分野においてトップを走る米国ですが、多くの国民が平等に適切な医療を受けるという状態にはないようです。

具体的にデータをみてみましょう。

                    米国 カナダ フランス ドイツ 日本

乳児死亡率(1000出生あたり)   6.8  5.3    3.6  3.9   2.8

平均寿命               77.8  80.2  80.3  79    82

医師数(人口1000人あたり)     2.4  2.2    3.4  3.4    2

MRI台数(人口100万人あたり)   26.6  5.5   3.2   7.1   40.1

医療支出(一人あたり$)       6401  3326  3374  3287 2358


このデータをみると、日本は、他の欧米主要国に比べて、少ない医師数および少ない医療費にも関わらず、乳児死亡率が最も低く、平均寿命が最も長いことがわかります。

(なお、国によって統計の集計方法が異なるため、単純な比較はできないものもあります。)



しかし、現在の日本では、産科や小児科を中心に、医療現場が疲弊しているのは周知の事実です。





今回の論文に示されているように、現状の医療統計では、日本は、先進国ではもっとも優秀な成績です。

しかし、このままでは、医療現場が崩壊するのは、時間の問題と考えられます。

早急に、制度の見直しが必要と思われます。



例えば、自己管理によって予防が可能な生活習慣病については、治療よりも予防に重点をおく施策が必要でしょう。
地域や職場での保健指導、公的なスポーツ施設などの充実が望まれます。

あるいは、サプリメント・健康食品の購入費用、スポーツジムの会員費用など、セルフケア・セルフメディケーションに用いられた費用は、所得税の控除対象にしてもいいでしょう。
(費用対効果の検証が必要ですが。)

現在の税制では、医療費を使うと、一定額を超える自己負担分が所得控除されています。一方で、病気にならないように、スポーツジムに行き、サプリメント・健康食品を利用するなど、自分の健康保持に投資した人については、その費用が控除されることはありません。

つまり、メタボリック症候群を放置している人、喫煙者などでは、その状態を放置することで病気が発生・進行し、やがて公的な医療費が投入され、自己負担分については所得税が控除される、というしくみです。

これではまるで、交通事故を起こせば起こすほど、保険料が下がるといった、変な構造になっています。


制度の見直しとして、喫煙者に対する医療保険の増額(民間保険の一部では導入済み)、たばこ税の大幅な増税(欧米では導入済み)などは当然といえます。
(現状では、非喫煙者の支払った医療費が、喫煙者の病気の治療に使われています。
現行のたばこ税では、まったく足らない額です。)


公的な保険制度により安心・安全な医療を保障しつつ、セルフケアの推進による予防医学へのインセンティブについても制度化する必要があると思われます。
posted at 23:52 | この記事のURL
後発医薬品とサプリメント [2007年09月11日(火)]
今日の新聞に、厚労省が後発医薬品(ジェネリック)の普及を目指して品質管理の強化に乗り出す、という記事がありました。


ジェネリック医薬品とは、特許切れの薬(先発医薬品)と同じ有効成分を含む薬を、別のメーカーが製造するものです。


先発医薬品に比べて安価なため、医療費の削減につながる(患者負担も少なくなる)と期待されています。


しかし、品質や供給体制に不安があるということで、欧米に比べて日本での普及は遅れています。


そこで、厚労省は、ジェネリックの普及のために来年から品質管理の強化に乗り出すということです。

具体的には、これまでは都道府県が行ってきた製造工場への立ち入り検査について、国も行うようにするといった内容です。

(なお、現状でもジェネリックは医療用医薬品として審査をへていますので、有効性や安全性が先発薬に見劣りするわけではありません。
ただ、大手メーカーではないとか、医療機関への販売単位が大きいとかいうことはあるようです。)




私見ですが、サプリメント・健康食品についても、同様の管理制度を導入して、適正使用を促進するべきと思います。

ごく一部の不適切な製品のために健康食品全般が風評被害を被ったり、ネガティブな研究データが十分な解説もなく一人歩きしたり、ということがサプリメント・健康食品ではよくあります。


健康保持や疾病予防を目的とする場合、有効性の評価は容易ではないかもしれません。

一方、現状の制度のままでは安全性の担保が行われないため、サプリメント・健康食品の積極的な利用の障害になっていると思われます。


サプリメント・健康食品が適正に使用されれば、国の負担する医療費は削減できるでしょうし、(病気になってから医療機関にかかるのに比べて)個人の経済的負担も減ると推定されます。
posted at 23:56 | この記事のURL
プロフィール


医学博士 蒲原聖可
自己紹介
ブログ
リンク集

http://www.dhcblog.com/kamohara/index1_0.rdf
ログイン
Mypagetopに戻る