サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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紅麹+植物ステロールによるLDLコレステロール低下作用 [2017年10月27日(金)]
栄養学の専門ジャーナルに、紅麹と植物ステロールによるLDLコレステロール低下作用を示した臨床研究が、イタリアのグループ(University of Bologna)から報告されていました。
(Nutr Metab (Lond). 2017 Sep 25;14:61.)



脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析




植物ステロール/スタノールは、小腸でのコレステロール吸収を抑制し、脂質異常症の改善効果を示す成分です。

つまり、

紅麹は、肝臓でのLDLコレステロールの合成を抑制することで、LDLコレステロールを下げ、

植物ステロールは、食事に含まれるコレステロールの吸収を抑制することで、LDLコレステロール作用を示します。


さて、今回の研究では、

紅麹、植物ステロール、両者の併用によるLDLコレステロール値への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検臨床試験として、

中等度の高コレステロール血症患者90名を対象に、

グループ1:
植物ステロール 800mg投与群

グループ2:
紅麹(モナコリン5mg)投与群、

グループ3:
植物ステロール+紅麹の併用投与群

の3群について、
8週間の投与が行われ、

脂質関連指標が測定されました。


解析の結果、

まず、グループ1の植物ステロール群では有意な変化は認められませんでした。


次に、グループ2の紅麹(モナコリン5mg) 群では、

LLDコレステロールが、投与前と比べて、-20.5%と、有意に低下、
(p < 0.001)

アポリポプロテインB値が、投与前と比べて、-14.4%、有意に低下

が示されました。


さらに、
グループ3の植物ステロール+紅麹の併用群では、

LLDコレステロールが、投与前と比べて、-27.0%と、有意に低下、
(p < 0.001)

アポリポプロテインB値が、投与前と比べて、-19.0%、有意に低下
(P < 0.001)

という結果でした。



LDLとApoBは、

グループ1とグループ2、
および
グループ1とグループ3
の比較で、それぞれ有意差が示されています。
(P < 0.05)

その他、

グループ2の紅麹単独投与群に比べて、

グループ3の紅麹+植物ステロール併用投与群のほうが、

LDLコレステロール低下作用が有意に大きいことが見出されました。
(P < 0.05)


以上のデータから、

脂質異常症・高LDL(悪玉)コレステロール血症に対して、

紅麹+植物ステロールの併用によるシナジーが示唆されます。




最近では、下記の報告もあります。


紅麹はレベルAの推奨:国際脂質エクスパートパネル声明文




先行研究では、


植物ステロールによるLDLコレステロール低下作用:メタ解析




植物ステロールによる超悪玉コレステロール低下作用



植物ステロールによるLDLコレステロール低下作用:レビュー




植物ステロールによる高コレステロール血症改善効果


という報告もあります。

脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析



DHCでは下記のサプリメントを製品化しています。

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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
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posted at 23:55 | この記事のURL
シナモンによる脂質代謝への働き:メタ解析 [2017年09月14日(木)]
臨床脂質研究の専門ジャーナル(電子版)に、シナモンによる脂質代謝への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、報告されていました。
(J Clin Lipidol. 2017 Aug 12.)



先行研究では、シナモン(カッシア・シナモンCassia cinnamon)の投与による糖代謝改善作用が示唆されています。

ただし、グラム単位のシナモンの投与ですので、スパイスとしての少量の利用では効果は期待できません。


シナモンによる糖代謝改善作用
http://www.dhcblog.com/kamohara/archive/3519


シナモンにはポリフェノールが多く含まれており、脂質代謝への作用が示唆されます。


そこで、今回の研究では、シナモンによる脂質代謝への作用が系統的レビューとメタ解析により検証されました。


具体的には、

13報のランダム化比較試験から、

750名のデータが解析の対象となり、

シナモン含有サプリメントによる脂質代謝関連指標への影響が検証されました。


解析の結果

LDLコレステロール値
(LDL-C; WMD: -0.16 mmol/L [-6.19 mg/dL], 95% CI: -0.35, 0.03 [-13.53, 1.16], P = .10)

HDLコレステロール値
(HDL-C; WMD: 0.05 mmol/L [1.92 mg/dL], 95% CI: -0.03, 0.12 [-0.03, 4.64], P = .21)

には有意な影響は認められませんでした。

一方、

中性脂肪値では、

シナモンによる有意な減少効果と。
(WMD: -0.27 mmol/L [-23.91 mg/dL], 95% CI: -0.39, -0.14 [-34.54, -12.40], P < .01)

また、総コレステロール値の有意な減少、
(WMD: -0.36 mmol/L [-13.92 mg/dL], 95% CI: -0.63, -0.09 [-24.36, -3.48], P < .01)

が見出されました。

さらに、
1報を除いた解析では、

HDLコレステロール値の有意な上昇も見出されました。
(WMD: 0.04 mmol/L [1.54 mg/dL], 95% CI: 0.03, 0.06 [1.16, 2.32], P < .01)


メタ回帰分析では、

脂質関連指標と、シナモンの用量の間に有意な相関は示されませんでした。



一方、

総コレステロール、
(slope: 0.09; 95% CI: 0.02, 0.16; P < .01),

LDL値
(slope: 0.05; 95% CI: 0.001, 0.10; P = .05)

中性脂肪値(slope: 0.06; 95% CI: 0.04, 0.09; P < .01)

はシナモンサプリメントの投与期間と有意な正相関が見出されたということです。

HDL値では、
投与期間との有意な相関は示されていません。



以上のデータから、

シナモン含有サプリメントによる中性脂肪値および総コレステロール値の低下作用が示唆されます。

今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。



脂質異常症・高脂血症は、生活習慣病であり、心臓病や脳卒中のリスクとなります。


脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析








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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
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posted at 23:54 | この記事のURL
紅麹はレベルAの推奨:国際脂質エクスパートパネル声明文 [2017年09月11日(月)]
国際脂質エクスパートパネルから、脂質異常症に対して用いられる機能性食品成分に関する声明文が発表されていました。
(Arch Med Sci. 2017 Aug;13(5):965-1005)



今回のステートメントでは、

脂質異常症改善作用を有する機能性食品成分の有用性に関して、

エビデンスレベルと推奨度が示されています。


具体的には、

推奨のクラス分類は、

クラスT:治療として推奨される
有効性を示すエビデンスがある。

クラスU
有効性を示したエビデンスとそうでないものとが混在する。

クラスUa:治療として考慮されるべき
エビデンスのウエイトは、有用性を支持する

クラスUb:治療として考慮してもよい
有用性に関するエビデンスレベルは十分には確立されていない

クラスV:推奨されない
有用性に関するエビデンスは、確立していない、あるいは有害である


エビデンスレベルは、

レベルA:複数のランダム化比較試験あるいはメタ解析

レベルB:単一のランダム化比較試験、あるいは大規模な非ランダム化試験

レベルC:専門家の意見、小規模な試験、後ろ向き研究



次の機能性成分が、示されています。

(1)小腸での消化吸収抑制によるLDLコレステロール低下

・植物ステロール/植物スタノール
クラスUa、
レベルA
用量は、400-3000mg、
LDL低下効果は、-8%〜-12%
その他に:hs-CRP低下作用

・グルコマンナン
クラスUa、
レベルA、
用量は5-15g、
LDL低下効果は、-5%〜-15%
その他に、TG、HOMA、血糖値、体重の低下作用

・キトサン
クラスUb、
レベルA、
用量は1-6g、
LDL低下効果は、-5%
その他に、体重、血糖値、HOMAの低下作用

・プロバイオティクス
クラスUb、
レベルB、
用量は菌種により異なる、
LDL低下効果は、-5%(菌種により異なる)


(2)肝臓でのコレステロール合成抑制作用

・紅麹
クラスT
レベルA
用量は、3-10mg(モナコリンKとして)
LDL低下効果は、-15%〜-25%
その他に、ApoB, hsCRP, MMP-2, MMP-9の低下作用

・ニンニク
クラスUa
レベルA
用量は、5-6g
LDL低下効果は、-5〜-10%
その他に、血圧低下、血小板凝集抑制作用

・ベルガモット
クラスUa
レベルB
用量は、500-1,000mg(BPF)
LDL低下効果は、-15%から-40%
その他に、sdLDL, hs-CRP, TNF-αの低下、

・ポリコサノール
クラスV
レベルA、
用量は、10-80mg
LDL低下作用は、有意差なし


(3)LDLコレステロール排泄促進作用
・ベルベリン
クラスT
レベルA
用量は、500-1,500mg
LDL低下効果は、-15%から-20%
その他に、 ApoB,TG, hs-CRP, IL-6, MCP-1, ICAM-1, VCAM-1, MMP-9、HOMA index, 血糖値、血圧の低下作用

・緑茶抽出物
クラスUa
レベルA
用量は、25-100g
LDL低下効果は、-5%
その他に血圧降下作用

・大豆たんぱく質
クラスUb
レベルA
用量は、25-100g
LDL低下効果は、-3%〜-10%


(4)複数の作用機序を有するその他の機能性食品成分
・オメガ3系脂肪酸
クラスT
レベルA
用量は、1-4g

・γオリザノール
クラスUb
レベルB
用量は、300mg、
LDLコレステロール低下作用は-5%から-10%

・スピルリナ
クラスUa
レベルB
用量は、400-800 UI
LDLコレステロール低下作用は-5%

・クルクミン
クラスUa
レベルB
用量は、1-3g
LDLコレステロール低下作用は-5%
その他の作用:
低下: TG, Lp(a), glucose, HbA1c, HOMA index, hs-CRP, TNF-alpha, IL-6,
増加: adiponectin, HDL-C

・L-カルニチン
クラスUb
レベルB
用量は、1-2g





脂質異常症・高脂血症は、生活習慣病であり、心臓病や脳卒中のリスクとなります。




脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。


DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。

(DHC紅麹濃縮エキス末180mgには、モナコリンKが2.7mg含まれています。)



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析








医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果




スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。








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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



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HIV/AIDS患者での高トリグリセリド血症に対するオメガ3系脂肪酸の効果:メタ解析 [2017年08月11日(金)]
今月の内科学の専門ジャーナルに、HIV/AIDS患者において、オメガ3系脂肪酸サプリメントによる高トリグリセリド血症/高中性脂肪血症改善作用を示した臨床研究が、ブラジルのグループ(Universidade Federal do Estado do Rio de Janeiro)から報告されていました。
(Cien Saude Colet. 2017 Aug;22(8):2659-2669.)



高トリグリセリド血症/高中性脂肪血症は、抗レトロウイルス治療を受けているHIV/AIDS患者では高頻度に見られる病態です。



今回の研究では、

HIV/AIDS患者でのオメガ3系脂肪酸サプリメントによる高トリグリセリド血症/高中性脂肪血症に対してオメガ3系脂肪酸の作用が検証されました。

具体的には、
ランダム化比較試験(RCT)のメタ解析として、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Cochrane, Lilacs)

51報が抽出され、

9報のRCTがメタ解析の対象となりました。



メタ解析の結果、

オメガ3系脂肪酸投与群では、

中性脂肪値が
-77.55 mg (IC of -121.85 to -33.25)
有意に低下しました。



EPA/DHAの投与量が1,000mg/日以上の7報では、研究の異質性は認められず、

TG(中性脂肪値)の変化は、

-101.56mg (IC of -145.76 to -57.37)

でした。


さらに、

TG値が200mg/dL以上の患者群の7報では、

-114.15 mg (IC of -162.34 to -65.97)
でした。


以上のデータから、

抗レトロウイルス治療を受けているHIV/AIDS患者での高中性脂肪血症に対して、
オメガ3系脂肪酸投与の有用性が示唆されます。




DHCでは、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントを製品化しています。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))




DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))





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脂質異常症に対する低用量スタチン+紅麹含有サプリメントの有用性 [2017年08月09日(水)]
循環器学の専門ジャーナル(電子版)に、脂質異常症に対する、低用量スタチン+紅麹含有サプリメントの併用投与による有用性を示した臨床研究が、イタリアのグループ(IRCCS)から報告されていました。
(Am J Cardiol. 2017 Jun 28)


脂質異常症・高脂血症は、生活習慣病であり、心臓病や脳卒中のリスクとなります。


脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析





さて、
今回の研究では、

低用量スタチン剤と、紅麹など脂質異常症対策のサプリメントとの併用投与による有用性が検証されました。


一般に、脂質異常症に対して、
スタチン剤(クレストール、リピトール、リバロ、メバロチンなど)が、LDLコレステロール低下作用を有する医薬品として広く処方されています。

ただし、副作用として、筋痛症や肝障害などがあり、スタチン不耐症では使えません。


そこで、高用量のスタチン剤の代わりに、低用量のスタチン剤+紅麹含有サプリメントの利用が選択肢として考えられます。


そこで、今回は、

一重盲検試験として、

先行する12ヶ月間の間に、心臓カテーテル検査で冠状動脈が評価され、

高用量のスタチン不耐症であり、かつ、低用量のスタチンではLDL低下の目標値が達成できなかった、冠状動脈疾患を有する被験者100名を対象に、


・低用量のスタチン投与群:50名

・低用量スタチン+紅麹含有サプリメント製品(Armolipid Plus:紅麹、ポリコサノール、ベルベリン、葉酸、コエンザイムQ10、アスタキサンチン)併用投与群:50名

の2群について介入が行われました。



3ヵ月後、

低用量スタチン+紅麹含有サプリメントの併用投与群では、

LDLコレステロール値および総コレステロール値の有意な減少が見出されました。
(p&#8201;<0.0001)


また、

併用投与群の70%では、治療的目標であるLDLが70mg/dL未満を達成しました。

(低用量スタチン単独群では達成していません。)


なお、有害事象として、両群とも3名ずつ、筋痛症にて中止しています。


以上のデータから、

心臓疾患/冠状動脈疾患の既往を有する高リスク群で、スタチン不耐症のために高用量スタチンを処方できず、LDLコレステロールが高値の患者に対して、

低用量スタチン+紅麹含有サプリメントによる有用性が示唆されます。



脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。


DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。

(DHC紅麹濃縮エキス末180mgには、モナコリンKが2.7mg含まれています。)



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析








医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果




スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。






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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
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紅麹サプリメントによるLDLコレステロール低下作用:レビュー [2017年08月02日(水)]
今月の米国看護学の専門誌に、紅麹によるLDL(悪玉)コレステロール低下作用を示したレビュー論文が、米国のグループから報告されていました。
(Am J Nurs. 2017 Aug;117(8):46-54)



脂質異常症・高脂血症は、生活習慣病であり、心臓病や脳卒中のリスクとなります。


脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析




さて、
今回の研究では、

成人での脂質異常症治療において、紅麹サプリメントの有効性が検証されました。


具体的には、
2014年のメタ解析のアップデートとして、

主要医学データベースを用いて、
(PsycINFO, CINAHL, PubMed, Scopus)

2013年9月から2016年4月までの研究が検索されました。

(なお、ベルベリンあるいはロバスタチンを用いた研究は除外されています。)


15報が解析の対象となりました。

11報はRCT、
1報はオープンラベルパイロット研究、
1報はオープンラベル臨床試験、
2報はメタ解析でした。


13報の1,246名のデータ、
と、
メタ解析の7,467名のデータが解析された結果、


すべての臨床研究において、

紅麹サプリメント投与により、

LDLコレステロールおよび総コレステロールの有意な低下が見出されました。


一方、有害事象に関連して、
肝臓や腎機能には有意な変化は示されていません。

また、
10報では、CKの有意な変化がないことも確認されています。



以上のデータから、

成人の脂質異常症において、

紅麹含有サプリメントによるLDLコレステロールおよび総コレステロールの低下作用が示唆されます。

なお、市場でのサプリメントにはさまざまな製品がありますので、安全性、有効性、経済性(費用対効果)の3点から製品を選ぶ必要があります。

また、紅麹は夕食後の摂取がお勧めです。



脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。


DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。

(DHC紅麹濃縮エキス末180mgには、モナコリンKが2.7mg含まれています。)



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析








医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果




スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。









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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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posted at 23:56 | この記事のURL
紅麹+キトサンによるLDLコレステロール低下作用 [2017年07月21日(金)]
今月の分子医学の専門ジャーナルに、紅麹+キトサンの複合サプリメントによる脂質代謝への作用を調べた臨床研究が、イタリアのグループ(University of Parma)から報告されていました。
(Int J Mol Sci. 2017 Jul 12;18(7))



脂質異常症・高脂血症は、生活習慣病であり、心臓病や脳卒中のリスクとなります。


脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析



今回の研究では、

紅麹とキトサンの複合サプリメントによる脂質代謝への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

脂質異常症患者39名(非HDLが160mg/dL以上)(平均年齢52歳、女性54%、BMI 27)を対象に、

・サプリメント投与群(紅麹/モナコリンK3mg、キトサン10mg、コエンザイムQ10 10mg、ベルベリン 200mg)

・偽薬投与群

の2群について、

12週間の介入が行われ、

脂質代謝指標および炎症マーカーなどが調べられています。


解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

紅麹+キトサンの複合サプリメント投与群では、

非HDLコレステロールの有意な低下、
(-30 ± 20 mg/dL; p = 0.012)

LDLコレステロールの有意な低下、
(-31 ± 18 mg/dL, p = 0.011)

ApoBの有意な低下、
(-14 ± 12 mg/dL, p = 0.030)

が認められました。


炎症関連マーカー、ホルモン類、PCSK9などは、両群とも同程度でした。

安全性は全般に高いと考えられましたが、

3例の有害事象が認められています。
(うち1例は、CPK上昇ですが、強度運動後でした。このサプリメントは、低用量ですが、CoQ10が予防的に配合されています。)


以上のデータから、

肥満/過体重で、脂質異常症を有する患者において、

紅麹(モナコリンKを3mg含有)+キトサンの複合サプリメントによるLDLコレステロール低下作用が示唆されます。




脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。


DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。

(DHC紅麹濃縮エキス末180mgには、モナコリンKが2.7mg含まれています。)




紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析








医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果




スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。








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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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posted at 23:56 | この記事のURL
紅麹+オリーブポリフェノールによる抗酸化作用と脂質代謝改善作用@メタボリック症候群 [2017年07月08日(土)]
今月の臨床研究の専門誌に、メタボリック症候群患者において、紅麹+オリーブ由来ポリフェノール含有サプリメントの投与による脂質代謝改善作用を示した臨床研究が、ベルギーのグループ(University of Antwerp)から報告されていました。
(Trials. 2017 Jul 3;18(1):302.)



メタボリック症候群は、内臓脂肪型肥満に、糖尿病予備軍、高血圧、脂質異常症などの冠危険因子を有しています。

脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確立されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析


さて、
今回の研究では、

紅麹+オリーブ抽出物の複合サプリメントによるメタボリック症候群への有用性が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

メタボリック症候群患者50名を対象に、

・紅麹+オリーブ複合サプリメント投与群
(モナコリン類10.82 mg、 ヒドロキシチロソール9.32 mg含有)

・偽薬投与群

の2群について、8週間の介入が行われ、

49名が試験を完了しました。

指標として、

酸化ストレスマーカー(8-OHdG, MDA)や脂質関連マーカー(Lp-PLA2)が測定されました。

Lp-PLA2(リポタンパク質関連ホスホリパーゼA2)は、炎症細胞により産生され、LDLに結合している分子です。
動脈硬化(アテローム硬化)の初期には、LDLの酸化が認められます。
また、動脈硬化プラークやプラークの断裂部位では、Lp-PLA2 値の上昇が認められます。


解析の結果、

紅麹+オリーブ複合サプリメント投与群では、

Lp-PLA2値の有意な低下が見出されました。
(7%, p&#8201;<&#8201;0.001)

なお、MDAや8-OHdGでは有意な低下は認められませんでした。
(p&#8201;>&#8201;0.05)


また、

酸化LDLの減少(20%)と、 Lp-PLA2の減少(7%)は、互いに有意な相関を示しました。
(r&#8201;=&#8201;0.740, p&#8201;<&#8201;0.001)


以上のデータから、

メタボリック症候群患者において、

紅麹+オリーブ複合サプリメント投与による酸化LDLの減少とLp-PLA2の減少を介した、心血管リスク低減効果が示唆されます。


脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確立されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析


紅麹の有用成分であるモナコリンKは、スタチンと同等であることから、有害事象についてもスタチンと類似した症状として筋肉障害や肝障害が推定されます。

一方で、紅麹には、モナコリン類そのほかの成分が含まれており、それらのシナジーからスタチン単独投与と比べて、紅麹投与のほうが、有害事象は少ないとされています。

実際、
スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。


脂質異常症に対して、医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果




(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)






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アーティチョークによる脂質異常症改善作用:メタ解析 [2017年06月17日(土)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、アーティチョークによる脂質異常症改善作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Crit Rev Food Sci Nutr. 2017 Jun 13:0.)


アーティチョーク(和名チョウセンアザミ)は、地中海沿岸を原産とするキク科の多年草です。

地中海食では、蕾が食用に利用されます。

薬用部分は葉や花托であり、サプリメントの臨床研究では、葉の抽出物が用いられます。

有効成分のシナリンcynarinやルテオリンluteolinがコレステロール低下作用を有すると考えられており、
複数の臨床試験により高脂血症(脂質異常症)に対する改善作用が報告されています。


さて、

今回のメタ解析では、

アーティチョークによる脂質異常症に対する作用が検証されました。

具体的には、

2017年3月28日までに主要医学データベースに収載された関連論文が検索され、
(PubMed-Medline, Scopus, Web of Science and Google Scholar)


9報、702名のデータが解析の対象となりました。


解析の結果、

血中総コレステロール値の有意な低下、
(WMD: -17.6 mg/dL, 95%CI: -22.0, -13.3, p<0.001)

LDLコレステロール値の有意な低下、
(LDL-C; WMD: -14.9 mg/dL, 95%CI: -20.4, -9.5, p = 0.011)

中性脂肪値の有意な低下、
(WMD: -9.2 mg/dL, 95%CI: -16.2, -2.1, p = 0.011)


が見出されたということです。


また、
HDLコレステロール値には有意な変化は認められませんでした。
(WMD: 1.0 mg/dL, 95%CI: -1.1, 3.1, p = 0.333)


アーティチョークによるLDLコレステロールの低下効果は、

投与開始時のLDLの値と有意な相関を示しました。
(slope: -0.170; 95%CI: -0.288, 0.051; p = 0.005)


以上のデータから、

アーティチョークによる脂質異常症改善作用が示唆されます。


なお、
脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確立されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析




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プロポリスによる抗酸化作用および脂質代謝改善作用 [2017年06月07日(水)]
補完代替医療の専門ジャーナルに、プロポリスによる抗酸化作用および脂質代謝改善作用を示した臨床研究が、チリのグループから報告されていました。
(Evid Based Complement Alternat Med. 2017;2017:4272940)



プロポリスとは、みつばちがユーカリやポプラなどの樹木から集めた植物成分に、みつばちの分泌物が合わさって作られた物質です。


プロポリスは強い殺菌作用および抗酸化作用をもっており、みつばちはプロポリスを巣の構築物として用いることで、腐敗や微生物の害から巣の内部を守っています。

ギリシャ語でプロポリスの「プロ」は「守る(防御)」、ポリスは「都市(巣のこと)」を意味します。

有効成分はフラボノイド系ファイトケミカルであり、ケルセチン、ピノセンブリン、ピノバンクシン、ガランギン、ケンフェロール、クリシン、ナリンゲニン等が存在します。



これまでの研究により、プロポリスは、

抗菌作用、抗炎症作用、免疫調節作用、抗酸化作用、抗糖尿病作用などが知られています。




今回の研究では、

プロポリスによる酸化ストレスおよび脂質代謝への影響が検証されました。


具体的には、

チリでの二重盲検偽薬対照試験として90日間の介入が行われ、

・プロポリス投与群:35名、

・偽薬投与群:32名

の2群について解析が行われました。


なお、用いられたプロポリスは、Beepolisを、1回15滴、1日2回の経口投与です。



投与前、45日後、90日後の時点で比較が行われた結果、

プロポリス投与群では、

投与前に比べて、90日後に

HDLコレステロール値の有意な上昇が見出されました。

(53.9 ± 11.9 to 65.8 ± 16.7&#8201;mg/dL, p < 0.001)


また、

抗酸化能/酸化ストレス関連指標では、

偽薬投与群に比べて、

プロポリス投与群では、

GSHの有意な増加と、
(p < 0.0001)


TBARSの有意な減少が見出されました。
(p < 0.001)



以上のデータから、


プロポリスによる抗酸化能の亢進、過酸化脂質の抑制、善玉コレステロール上昇作用が示唆されます。


今後、動脈硬化性疾患に対する予防効果など臨床的意義の検証が期待される分野です。




プロポリスは、原産地によって植物に由来する成分が異なります。

これは、みつばちが集めてくる樹脂が、地域によって異なる植生を反映するためです。
一般に、日本や中国、オーストラリア、欧州、南米で採取されたプロポリスがサプリメントとして製品化されています。



プロポリスには、red propolisやgreen propolisといった種類があり、それぞれが民間療法で用いられており、特に明確な区別はされてきませんでした。


ブラジル産の赤プロポリスには、formononetin や biochanin Aといった成分が含まれています。


最近の研究では、次の報告があります。


プロポリスによる2型糖尿病での腎機能への好影響



ブラジル産赤プロポリスによる抗炎症作用



プロポリスによる糖代謝改善作用


プロポリスによる2型糖尿病での腎機能への好影響




DHCは、プロポリスのサプリメントも製品化しています。

プロポリス 30日分

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DHCの「プロポリス」は、希少な赤プロポリスのエキスを2粒で300mg(原塊換算)と贅沢に配合。赤プロポリスの力で、健康やバリアパワーを強力にサポートします。

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スタチン剤にコエンザイムQ10とオメガ3系脂肪酸の併用のシナジー [2017年05月30日(火)]
今月の臨床薬理学の専門ジャーナル(電子版)に、スタチン剤に、コエンザイムQ10とオメガ3系脂肪酸を併用した臨床研究が報告されていました。
(J Basic Clin Physiol Pharmacol. 2017 May 23.)


脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確立されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析


紅麹の有用成分であるモナコリンKは、スタチンと同等であることから、有害事象についてもスタチンと類似した症状として筋肉障害や肝障害が推定されます。

一方で、紅麹には、モナコリン類そのほかの成分が含まれており、それらのシナジーからスタチン単独投与と比べて、紅麹投与のほうが、有害事象は少ないとされています。

実際、
スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。


脂質異常症に対して、医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果




(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)




さて、
今回の研究では、

スタチン剤と、オメガ3系必須脂肪酸、コエンザイムQ10の併用投与による脂質代謝や炎症マーカー、肝機能などへの働きが検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検試験として、

高中性脂肪血症を示す脂質異常症患者105名を対象に、

・対照群:スタチン投与群

・スタチン+オメガ3系脂肪酸(2.52 g/day)投与群

・スタチン+オメガ3系脂肪酸(2.52 g/day)+CoQ10 (200 mg/day)投与群

の3群について、3ヶ月間の介入が行われ、

関連指標が測定されています。


解析の結果、

対照群に比べて、

併用の2群では、

肝逸脱酵素、収縮期血圧、炎症マーカー、中性脂肪値の有意な減少が見出されました。


また、

併用群では、

抗酸化能の指標であるSODやGPxの有意な増加が示されました。


さらに、

コエンザイムQ10とオメガ3系脂肪酸のスタチンとの併用投与群では、

オメガ3系脂肪酸とスタチンの併用投与群に比べて、

収縮期血圧、総コレステロール、LDL、hsCRP, IL-6, SODといった指標で、より顕著な改善効果が見出されました。

その他、

有害事象は、コエンザイムQ10の併用投与により重症度の軽減が認められています。



以上のデータから、

スタチン治療において、オメガ3系脂肪酸とコエンザイムQ10の併用投与による脂質代謝改善と抗酸化作用、抗炎症作用および有害事象リスク低減といったシナジーが示唆されます。




医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果




スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)





コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。




DHCのサプリメントでとるなら、下記の製品となります。






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1日3個までの卵は脂質代謝に好影響を与える [2017年02月11日(土)]
卵黄にはコレステロールが含まれるため、脂質異常症/高脂血症患者では、卵(卵黄)の摂取を避けるように、言われることがあります。

白人男性での心血管リスクが問題になる米国では、朝食メニューで、卵白だけのオムレツを見ることがあります。

ただし、近年では、(基礎疾患がある患者を除いて)、健康増進や疾病予防の点からの卵の摂取制限(例えば、1日1個まで)といったことは言われなくなっています。


さて、本日の私的なお勉強日記です。

栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、若年健常者において、卵の摂取と、脂質代謝との関連を調べた臨床研究が、米国のグループ(University of Connecticut)から報告されていました。
(J Nutr. 2017 Jan 11. pii: jn241877.)


心血管リスクという点に関して、

善玉コレステロールであるHDLコレステロールは、

その濃度(HDL値)よりも、HDLの機能のほうが重要です。


また、HDLは、

カロテノイド類や抗酸化酵素のキャリアとしても働き、

酸化ストレスからHDLやLDL粒子を防御しています。


さて、今回の研究では、

若年健常者において、

1日あたり0個〜3個の卵の摂取による、

LDL粒子、HDL粒子サイズ、HDL機能、血中抗酸化能への作用が検証されました。


具体的には、

18歳から30歳の健康な男女38名(BMI;18.5-29.9)を対象に、

14週間のクロスオーバー試験として、

2週間のwashout期間:1日あたりゼロ個の卵、

続いて、4週間ごとに、
1個、2個、3個の卵を摂取し、

各期間後に、

リポプロテイン分画、アポリポタンパク質、ルテイン、ゼアキサンチンなどの指標が測定されています。



解析の結果、

卵の非摂取(0個/日)期間に比べて、

1日あたり1個〜3個の卵の摂取は、

大型LDL粒子の増加
(21-37%)

大型HDL粒子の増加
(6-13%)

血中apoAI値の増加
(9-15%)

LCAT活性の亢進
(5-15%)

が認められました。
(P < 0.05 for all biomarkers)


また、

1日あたり2個あるいは3個の卵摂取は、

apoAIIを11%上昇させ、
(P < 0.05)


血中ルテインとゼアキサンチンを20-31%増加させました。
(P < 0.05)


一方、

1日3個の卵の摂取は、

1個あるいは2個の摂取に比べて、

血中paraoxonase-1活性を9-16%上昇させました。
(P < 0.05)

なお、
卵の摂取は、LCAT活性には影響を与えませんでした。


以上のデータから、


1日あたり1個の卵摂取は、

HDL機能の亢進、大型LDL粒子の増加に十分であること、


1日あたり2個から3個の摂取は、

HDL機能のさらなる改善と血中カロテノイド値の増加を示すと考えられます。


全般的に、

健康な若年者において、

1日あたり3個までの卵の摂取は、

LDLコレステロールの粒子サイズに関して、動脈硬化に抑制的に作用し、

HDL機能を改善し、

血中抗酸化成分を増加することが示唆されます。

(悪玉コレステロールであるLDLでは、小型LDL粒子が超悪玉であるため、LDL粒子の大型化は、動脈硬化に抑制的、と考えられます。)









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posted at 23:53 | この記事のURL
ローヤルゼリーによる脂質代謝改善効果 [2017年01月06日(金)]
今月の薬理学の専門ジャーナルに、ローヤルゼリーによる脂質代謝改善作用を示した臨床研究が、台湾のグループ(Taichung Hospital, Ministry of Health and Well-being)から報告されていました。
(Pharm Biol. 2017;55(1):497-502.)


ローヤルゼリーは、抗酸化作用や抗炎症作用を有しており、先行研究では生活習慣病の改善作用が示されています。


例えば、次の研究が知られています。

ローヤルゼリーによる糖代謝改善作用


ローヤルゼリーによる脂質代謝改善作用


2型糖尿病におけるローヤルゼリーの働き



今回の研究では、

ローヤルゼリーによる脂質代謝への作用が検証されました。


具体的には、ランダム化偽薬対照試験として、

基本的には健康で、軽度の高コレステロール血症(180-200&#8201;mg/dL)を示す患者40名を対象に、

・1日あたり9カプセルのローヤルゼリー(1カプセルあたり350mgのローヤルゼリー含有)
・偽薬

のいずれかが、3ヶ月間投与され、
投与後1ヶ月間、フォローアップが行われています。


解析の結果、

まず、体重や体脂肪、ウエスト周囲長などには有意な変化は認められませんでした。


次に、脂質代謝では、

ローヤルゼリー投与群において、

血中総コレステロール値の有意な低下
(TC; 207.05-183.15&#8201;mg/dL) (p&#8201;<&#8201;0.05)

および

LDLコレステロール値の有意な低下
(LDL-c; 126.44-120.31&#8201;mg/dL) (p&#8201;<&#8201;0.05)

が認められました。

なお、
中性脂肪値とHDLには有意な変化は示されていません。


また、
ローヤルゼリー投与群では、

DHEA値の改善も見いだされました。
(DHEA-S; 1788.09-1992.31&#8201;ng/mL)

その他、ローヤルゼリーは、肝機能や腎機能には影響を与えていません。


以上のデータから、

軽症の高コレステロール血症患者において、

ローヤルゼリーによる脂質代謝改善作用が示唆されます。

今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。






DHCでは、


ローヤルゼリー




飲むローヤルゼリー



を製品化しています。







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紅麹(3mgモナコリンK)によるLDLコレステロール低下作用(ドイツ) [2016年12月05日(月)]
栄養学の専門ジャーナルに、3mgのモナコリンK含有紅麹サプリメントによる脂質代謝改善作用を示した臨床研究が、ドイツのグループ(Leibniz University)から報告されていました。
(Nutr Res. 2016 Oct;36(10):1162-1170.)


脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析


欧米での臨床試験での紅麹は、モナコリンKが5mgから10mg含有しているサプリメントの利用が多いようです。


今回の研究では、欧米での投与量としては比較的低用量となる、モナコリンKを3mg含む紅麹サプリメントによる脂質代謝への作用が調べられました。


また、2次解析として、葉酸によるホモシステイン値への作用も検証されました。


具体的には、


ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、


スタチン剤を服用していない高コレステロール血症患者142名を対象に、

(LDL-C &#8805; 4.14 &#8804; 5.69 mmol/L)



紅麹サプリメント投与群、



偽薬投与群

の2群について、12週間の介入試験が行われました。


実薬群では、

モナコリンKを3mg含有紅麹と、葉酸200マイクログラムの複合サプリメントが投与されています。

解析の結果、

12週間の投与によって、

紅麹+葉酸サプリメント投与群では、

LDL-コレステロール値の有意な低下
(-14.8%),

総コレステロール値の有意な低下、
(-11.2%),

ホモシステイン値の有意な低下
(-12.5%)

が見出されました。
(P < .001)


実薬群の被験者の51%が、

LDL-コレステロールが基準値である4.14 mmol/L未満に達し、

26%が、ホモシステイン値が10 μmol/L未満に達しています。


一方、偽薬群では、有意な変化は示されませんでした。

また、その他のパラメーターでは変化は認められず、

特に問題となる有害事象も示されていません。

以上のデータから、

一日あたり3mgのモナコリンKを含む紅麹+葉酸の複合サプリメントによる脂質代謝改善作用および動脈硬化抑制(ホモシステイン値低下)作用が示唆されます。



DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。

(DHC紅麹濃縮エキス末180mgには、モナコリンKが2.7mg含まれています。)




紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析



医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果




スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)





コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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植物ステロール/スタノールと脂溶性ビタミンやカロテノイド類への影響:メタ解析 [2016年09月13日(火)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、植物ステロール/スタノールの摂取による、血中の脂溶性ビタミンやカロテノイド類への影響をまとめたメタ解析が、オランダのグループから報告されていました。
(Eur J Nutr. 2016 Sep 3.)


植物ステロール/スタノールは、小腸でのコレステロール吸収を抑制し、脂質異常症の改善効果を示す一方、脂溶性ビタミンやカロテノイドの吸収にも影響を与えることが知られています。



今回の研究では、

植物ステロール/スタノールの摂取による血中の脂溶性ビタミン及びカロテノイドの値への影響について、メタ解析が行われました。


具体的には、

ランダム化比較試験41報の3306名の被験者が対象となり、

脂溶性ビタミン類:αトコフェロール、γトコフェロール、レチノール、ビタミンD
カロテノイド類:βカロテン、αカロテン、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチン、βクリプトキサンチン

のそれぞれの血中濃度の絶対値、総コレステロールでの補正値が調べられています。

解析の結果、

1日あたり植物ステロールあるいはスタノールの摂取量は、2.5gでした。

このとき、
非標準化の値及び総コレステロールで補正した値の変化は、

βカロテンでは、それぞれ
-16.3 % (95 % CI -18.3; -14.3) と-10.1 % (-12.3; -8.0)

αカロテンでは、-14.4 % (-17.5; 11.3) と-7.8 % (-11.3; -4.3)

リコピンでは、-12.3 % (-14.6; -10.1) と-6.3 % (-8.6; -4.0)

ルテインでは、-7.4 % (-10.1; -4.8)と変化なし
でした。

ゼアキサンチンは、-12.9 % (-18.9; -6.8) と-7.7 % (-13.8; -1.7)

βクリプトキサンチンでは-10.6 % (-14.3; -6.9) と-4.8 % (-8.7; -0.9)でした。


αトコフェロールは
-7.1 % (-8.0; -6.2)

γトコフェロールは
-6.9 % (-9.8; -3.9)
でしたが、
総コレステロール値で補正後は有意な変化はありませんでした。


レチノールとビタミンDの値に変化は認められていません。

また、これらの変化は、投与前の値や用量、摂取期間、植物ステロール/スタノールとの関連は認められていません。
(なお、例外として、4週以下と、4週を超える摂取期間では総コレステロール補正後のルテイン値に相違があり(1.0 vs. -5.6 %)、
また、補正後のベータカロテンの変化について、植物ステロール/スタノールの種類と関連がありました。(-8.9 vs. -14.2 %))


以上のデータから、

植物ステロール/スタノールの摂取は、一部の脂溶性ビタミンやカロテノイド類の血中濃度も低下させうることが示唆されます。

ただし、これらの値は、いずれも正常範囲内での変動となっていることから、臨床的には、不足や欠乏といった状態を生じることはないと考えられます。




先行研究では、


植物ステロールによるLDLコレステロール低下作用:メタ解析




植物ステロールによる超悪玉コレステロール低下作用



植物ステロールによるLDLコレステロール低下作用:レビュー




植物ステロールによる高コレステロール血症改善効果


という報告もあります。



DHCでは下記のサプリメントを製品化しています。

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家族性高コレステロール血症におけるオメガ3系必須脂肪酸の有用性 [2016年08月08日(月)]
今月の臨床内分泌学の専門ジャーナル(電子版)に、家族性高コレステロール血症患者において、オメガ3系必須脂肪酸の作用を調べた臨床研究が、オーストラリアのグループ(University of Western Australia)から報告されていました。
(J Clin Endocrinol Metab. 2016 Aug 4)


食後のカイロミクロン代謝の障害は、高トリグリセリド血症を生じ、動脈硬化性疾患や心血管疾患リスクを高めることが知られています。

オメガ3系必須脂肪酸は、血中トリグリセリドを低下させる作用を有しています。


今回の研究では、

家族性高コレステロール血症におけるオメガ3系必須脂肪酸の有用性が検証されました。


具体的には、

8週間のオープンラベルランダム化クロスオーバー試験として、

標準治療としてコレステロール低下薬による治療を受けている家族性高コレステロール血症患者を対象に、



1日あたり4グラムのオメガ3系必須脂肪酸(46%EPA、38%DHA)摂取による、

食後のトリグリセリド、VLDL-apoB-100, apoB-48への作用として、食後の変化やAUCが測定されています。

解析の結果、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与によって、

空腹時のトリグリセリド値の有意な減少(-20%)

アポB値の有意な減少(-8%)

VLDL-apoB-100値の有意な減少(-26%)

apoB-48値の有意な減少(-36%)

収縮期血圧の有意な低下 (-6%)

拡張期血圧の有意な低下(-6%).

が見出されました。
(P<0.05 in all)


また、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメントの投与により、

食後のトリグリセリド値およびVLDL-apoB-100値の総AUCの有意な減少、
(それぞれ-19%と -26%, P<0.01)

incremental AUCs の有意な減少
(それぞれ-18%, -35%, P<0.05)


食後apoB-48 の総AUCの有意な減少
(-30%, P<0.02)

が示されています。


以上のデータから、

家族性高コレステロール血症において、

標準治療のコレステロール低下薬に、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメントの併用により、食後のカイロミクロン代謝・脂質代謝改善作用が示唆されます。




EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



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紅麹・CoQ10・バナバ・アーティチョーク含有サプリメントによる脂質代謝改善作用 [2016年06月27日(月)]
今月の循環器学の専門ジャーナル(電子版)に、紅麹・CoQ10・バナバ・アーティチョーク含有サプリメントによる脂質代謝改善作用を示した臨床研究が、イタリアのグループ(University of Bologna)から報告されていました。
(High Blood Press Cardiovasc Prev. 2016 Jun 23)



脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析


さて、
今回の研究では、

心血管疾患に対する一次予防として、
紅麹・CoQ10・バナバ・アーティチョークを含む含有サプリメントによる脂質代謝への影響が検証されました。


具体的には、

二重盲検クロスオーバー法により、

脂質異常症患者30名を対象に、


まず、3週間の生活習慣の改善を行い、

続いて、
・紅麹含有複合サプリメント投与群

・偽薬投与群

の2群について、
6週間の介入が行われています。

さらに、2週間のwashout後、クロスオーバーにて6週間の介入が行われました。


解析の結果、


サプリメント投与群では、

偽薬投与群に比べて、

総コレステロール値の有意な減少(-13.6 %)、

LDLコレステロール値の有意な減少(-18.2 %)

非HDLコレステロール値の有意な減少(-15 %)、

GOTの有意な減少(-10 %)

GPTの有意な減少(-30.9 %)

hs-CRPの有意な減少 (-18.2 %)

が認められたということです。


その他の指標には、両群において有意な変化は認められませんでした。


以上のデータから、

紅麹・CoQ10・バナバ・アーティチョーク含有サプリメントによる脂質代謝改善作用が示唆されます。




脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。


DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。

(DHC紅麹濃縮エキス末180mgには、モナコリンKが2.7mg含まれています。)




紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析








医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果




スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)





コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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posted at 23:55 | この記事のURL
緑茶カテキンによるLDLコレステロール低下作用:系統的レビュー [2016年06月23日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、緑茶カテキンの摂取によるLDLコレステロールの改善作用を示した系統的レビューが、国立食品研究所のグループから報告されていました。
(Int J Food Sci Nutr. 2016 Jun 20:1-8.)



緑茶には、抗酸化作用を有するポリフェノールのカテキン類、リラックス作用を有するアミノ酸の1種のL-テアニンが含まれています。

緑茶は、抗酸化作用を介した抗がん作用などが示されており、がんだけではなく、心血管疾患リスク低減など生活習慣病予防効果が示唆されています。


さて、
今回の系統的レビューでは、

緑茶カテキン(エピガロカテキンガレートEGCG)によるLDLコレステロールへの作用が検証されました。


具体的には、

健常者を対象にしたランダム化比較試験が抽出され、

17報から、1356名のデータが対象となり、系統的レビューが行われています。


解析の結果、

1日あたり107-856 mgのEGCGを、4週から14週間摂取することにより、

LDLコレステロール値が

9.29 mg/dl減少したということです。
(95% CI, -12.27 to -6.31)



サブ解析では、
EGCGの摂取によるLDLコレステロール低下作用について、

非肥満者と肥満者、

EGCGの用量、

投与前のLDL値あるいはBMI

との関連も調べられました。



以上のデータから、

緑茶カテキンEGCGの摂取によるLDLコレステロールの低下作用が示唆されます。


なお、
EGCGの摂取量は、1日あたり107〜856 mgであればよく、

開始時のLDL値にかかわらずLDL低下作用は示され、

効果の大きさは開始時のLDL値にある程度、依存する、ということです。





緑茶に関する最近の研究では、次の報告があります。


緑茶による高血圧・脂質代謝改善@メタ解析



緑茶による高血圧改善作用:メタ解析 



コーヒーと茶飲料によるメタボリック症候群リスク低下



緑茶抽出物による減量効果




緑茶摂取による胃がんリスク低下効果



1日1杯の緑茶が子宮体がんリスクを11%低下:メタ解析


緑茶による酸化ストレス軽減作用@高齢者



緑茶による高齢者での認知機能改善効果



緑茶カテキンによる運動時の抗酸化能亢進作用



緑茶による報酬学習の改善と抗うつ作用



緑茶による脳内炎症抑制と脳神経保護作用




DHCでは、緑茶の機能性食品成分を含むサプリメントを製品化しています。



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L-カルニチンによる脂質代謝改善作用 [2016年06月21日(火)]
今月の脂質代謝研究の専門ジャーナルに、L-カルニチンによる脂質代謝改善作用を示した臨床研究が、台湾のグループ(Chung Shan Medical
University Hospital)から報告されていました。
(Lipids Health Dis. 2016 Jun 17;15(1):107.)


カルニチンは、アミノ酸誘導体で、食肉(ラム肉)や乳製品に豊富に存在します。


L-カルニチンは、

脂質代謝において重要な役割を果たしています。

これまでに、心血管疾患(冠状動脈疾患)における脂質代謝へのL-カルニチンの作用を調べた臨床研究は知られていません。


そこで、今回の研究では、

心血管疾患患者において、

L-カルニチンサプリメント(1,000mg/日)による脂質代謝への働きが検証されました。


具体的には、

心臓カテーテル検査にて、50%以上の狭窄病変を主要な冠状動脈の1ヶ所に有する心血管疾患患者47名を対象に、

偽薬投与群;24名、

L-カルニチン投与群;23名

の2群について、

12週間の介入が行われ、

血中のL-カルニチン値、脂質代謝指標、抗酸化関連酵素活性(SOD)が測定されています。


解析の結果、

12週間後の時点で、

L-カルニチン投与群では、

偽薬投与群に比べて、

SOD活性が有意に亢進、
(20.7 ± 4.2 versus 13.1 ± 2.9 U/mg of protein, P < 0.01)

HLDコレステロール値が有意に増加、
(1.34 ± 0.42 vs. 1.16 ± 0.24 mmol/L, HDL-C, P = 0.03)

アポリポプロテインA1が有意に増加していました。
(Apo-A1, 1.24 ± 0.18 vs. 1.12 ± 0.13 g/L, P = 0.02)

また、
中性脂肪値TGは、減少傾向であり、
(1.40 ± 0.74 vs. 1.35 ± 0.62 mmol/L, P = 0.06)


L-カルニチンサプリメント投与後に、

L-カルニチン値は、

TG値およびApo-B値と有意な負の相関を示し、

HDL値、Apo-A1値と有意な正の相関が認められました。


さらに、
SOD活性は、

L-カルニチンサプリメント投与後に、

脂質代謝(総コレステロール、TG、Apo-B)指標と有意な負の相関を示しました。


以上のデータから、

冠状動脈疾患を有する患者において、

1日あたり1,000mgのL-カルニチンサプリメントの投与により、

HDLコレステロール値とApo-A1値の有意な増加、

TGの減少傾向が見出され、

脂質代謝改善作用が示唆されます。

また、抗酸化能の亢進も見出されました。


今後、L-カルニチンサプリメントによる冠状動脈疾患の二次予防効果などの検証が期待される分野です。



カルニチンは、アミノ酸誘導体で、食肉(ラム肉)や乳製品に豊富に存在します。


カルニチン(L-カルニチン)は、脂肪の代謝に必要な機能性成分です。

(長鎖脂肪酸は、L-カルニチンと結合することでミトコンドリアに入ります。)



L-カルニチンに関する研究では、中性脂肪やVLDLコレステロールの低下作用、肝臓での脂肪蓄積の抑制、運動能向上作用、肥満での減量など、多彩な働きが示されています。



例えば、

カルニチンによる運動耐用能の亢進@アスリート

という研究も知られています。


また、特定の病態において、治療と併用されることもあります。

例えば、腎疾患患者の血球減少症に対する効果、糖尿病患者での代謝の改善、慢性疲労症候群患者の症状改善、C型肝炎のインターフェロン療法の補助療法などが報告されています。

特に、腎不全によって慢性維持透析を受けている病態では、カルニチン欠乏による障害が知られており、L-カルニチンの摂取が推奨されます。



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レモンバームによる脂質代謝改善作用 [2016年06月06日(月)]
今月の補完代替医療の専門ジャーナルにレモンバームによる脂質代謝改善作用を示した予備的な臨床研究が、イランのグループ(Qazvin University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Complement Ther Med. 2016 Jun;26:136-140.)


レモンバーム(Lemon balm、メリッサ、学名:Melissa officinalis)は、ヨーロッパ産のしそ科ハーブです。

植物療法では、バレリアンとの併用により、鎮静や抗不安、睡眠の質の改善といった目的で利用されています。



今回の研究では、

レモンバームサプリメントによる脂質代謝への影響が検証されました。


具体的には、脂質異常症(予備軍)の患者58名を対象に、

・レモンバームパウダー投与群
(1,000mg含有カプセルを1日当たり3回)

・偽薬カプセル投与群

の2群について、2ヶ月間の介入が行われ、


脂質代謝や糖代謝、肝機能や腎機能関連指標が測定されています。



解析の結果、

レモンバーム投与群では、

偽薬投与群に比べて、

LDLコレステロールの有意な減少が認められました。
(P=0.02)

また、肝機能指標であるASTでも両群間で有意差が見出されました。
(P=0.009)


なお、総コレステロール値、空腹時血糖値、HDL、TG、クレアチニン、ALTでは、両群間に有意な変化は示されていません。



以上のデータから、

脂質異常症予備軍の患者において、

レモンバーム含有サプリメントの投与は、

抗炎症作用や抗酸化作用を介して、

LDLコレステロールや肝機能のAST改善作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。






脂質異常症・高脂血症は、動脈硬化を進行させ、心臓病や脳卒中のリスクとなることから、食事療法など生活習慣の改善が求められます。



脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析




医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。


スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)









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