サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ノコギリヤシの15年間投与による安全性と有効性 [2018年05月21日(月)]
今月の泌尿器科の専門ジャーナルに、前立腺肥大症に対してノコギリヤシエキスを15年間利用した患者での安全性と有効性に関する観察研究が、ロシアのグループ(I.M. Sechenov First Moscow State Medical University)から報告されていました。
(Urologia. 2018 May 1:391560318772466.)


男性では、加齢に伴って前立腺肥大症(BPH)による排尿障害などの症状が生じます。

良性疾患である前立腺肥大症に対して、サプリメントでは、ノコギリヤシ(学名serenoa repens)が用いられています。


ノコギリヤシの有用性は、メタ解析で示されています。

ノコギリヤシエキス(Permixon)は前立腺肥大症の下部尿路症状を改善する:メタ解析


さて、

今回の研究では、

前立腺肥大症の進行抑制を目的とした、

ノコギリヤシエキスの長期投与の有効性と安全性が検証されました。



具体的には、
オープン・非対照の観察研究として、

前立腺肥大症の進行抑制に、

1日1回、320mgのノコギリヤシエキスを15年間、摂取していた患者30名を対象に、


IPSS (国際前立腺症状スコア、International Prostatic Symptoms Scale) 、

QoL (Quality of life) スコア、

前立腺関連指標(Qmax, 排尿量, 残尿量、前立腺容積)

が調べられています。



解析の結果、

自覚的な症状(IPSSおよびQoLスコア)に基づくと、

前立腺肥大症に伴う症状の進行は認められませんでした。

また、
客観的な指標(prostate volume, urination rate, residual urine volume)による評価でも、症状の進行は認められていません。


このとき、

ノコギリヤシエキス摂取に関連した有害事象は認められませんでした。

(前立腺がんも認められていません。)


以上のデータから、

前立腺肥大症の症状進行抑制のための、1日あたり320mgのノコギリヤシエキスの摂取による有効性と安全性が示唆されます。


今回の研究は、観察研究ですので、介入試験と比べると、エビデンスレベルが低いとなってしまいます。

しかし、15年間の介入試験を計画するのは非現実的なので、今回のようにノコギリヤシエキスサプリメントを15年間摂取した観察研究のデータには一定の意義があると考えます。



良性疾患である前立腺肥大症に対して、サプリメントでは、ノコギリヤシ(学名serenoa repens)が用いられています。


ノコギリヤシに関しての臨床試験や基礎研究では、次のような報告があります。



ノコギリヤシエキス(Permixon)は前立腺肥大症の下部尿路症状を改善する:メタ解析



前立腺肥大症に対してノコギリヤシは医薬品と同等の効果を示す



ノコギリヤシ+ハルナール併用はハルナール単独よりも有効



男性型脱毛症(AGA)に対するノコギリヤシの効果


ノコギリヤシの安全性を示した臨床試験


・ノコギリヤシによる前立腺肥大症と勃起障害の症状改善作用


・前立腺の健康維持にはノコギリヤシ+リコピン+セレン


・ノコギリヤシによる細胞増殖抑制作用


・ノコギリヤシによるBPH症状改善作用



・ノコギリヤシの前立腺肥大症改善作用



・前立腺切除術前のノコギリヤシ投与の効果


・ノコギリヤシ複合サプリによる慢性前立腺炎改善効果


・ノコギリヤシ・カボチャ種子による前立腺肥大症


・前立腺切除術の出血にノコギリヤシは影響しない



・ノコギリヤシでは医薬品との相互作用報告はなし



・男性型脱毛症とノコギリヤシ


・ノコギリヤシの安全性に関する系統的レビュー


・前立腺炎に対する補完療法としてのノコギリヤシ







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posted at 23:52 | この記事のURL
フラボノイドの摂取が多いと2型糖尿病のリスクが低い:メタ解析 [2018年05月20日(日)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、フラボノイドの摂取と2型糖尿病リスクとの関連を検証したメタ解析が報告されていました。
(Crit Rev Food Sci Nutr. 2018 May 16:1-47)



植物性食品に含まれるファイトケミカルであるフラボノイド類は、抗酸化作用や抗炎症作用を有していることから、生活習慣病のリスク低減作用が示唆されます。


今回のメタ解析では、

前向きコホート研究において、フラボノイドの摂取と2型糖尿病リスクが検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed and Scopus databases)

2018年5月までに収載された関連論文が検索され、

9報の前向きコホート研究、172,058名が対象となりました。

2型糖尿病の発症が16910例、含まれています。


食事からのフラボノイド類のサブクラス別の解析では、

フラバノール、フラボノール、フラバン3オール、イソフラボンの摂取と、

2型糖尿病リスク低下との有意な相関が見出されました。


リスク低減は、

摂取が少ない群に比べて、

多い群では、

フラバノール:14%のリスク低減
(RR;0.86, 95%CI: 0.77, 0.97),

フラボノール;9%のリスク低減
(RR: 0.91, 95%CI: 0.85, 0.98),

フラバン3オール:10%のリスク低減、
(RR: 0.90 (95%: 0.82, 0.99)

イソフラボン:9%のリスク低減
0.91 (95%CI: 0.84, 0.98),

という相関でした。

次に、

用量依存性の解析では、

フラバノールは1日あたり135 mg毎 (95%CI: 0.92, 0.96; P for trend < 0.001),

フラボノールは1日あたり50 mg毎 (95%CI: 0.88, 0.99, P for trend = 0.021),

フラバン3オールは1日あたり68 mg (95%CI: 0.92, 0.96, P for trend < 0.001),

イソフラボンは1日1.8 mg (95%CI: 0.92, 0.97, P for trend < 0.001)

の摂取により、

2型糖尿病リスクが6%低下するという相関が見出されました。


フラバノンとフラボンの摂取量と、2型糖尿病リスクとの間では有意差は見出されませんでした。


以上、

今回のメタ解析のデータから、

フラボノイド類の摂取による2型糖尿病リスク低減作用が示唆されます。


なお、今回はコホート研究のメタ解析ですので、今後、介入試験による検証が期待される分野です。






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posted at 23:53 | この記事のURL
出講@第91回日本産業衛生学会 [2018年05月19日(土)]
本日、第91回日本産業衛生学会にて


「ICTとフォーミュラ食を活用した

メタボ対策減量プログラムの有用性」

という演題で、

出講いたしました。


↓ 熊本から羽田に戻る飛行機から、富士山が見えました。




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日本のふるさとを応援! ふるさと納税でDHC商品をもらおう! [2018年05月19日(土)]
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posted at 20:01 | この記事のURL
炭水化物と食物繊維の摂取比率がメタボのリスクに相関する [2018年05月18日(金)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、炭水化物と食物繊維の摂取比率がメタボリック症候群リスクと相関するという研究が、京都府立医大のグループから報告されていました。
(Ann Nutr Metab. 2018 May 4;72(4):329-335.)


糖質・単純炭水化物の摂取が、肥満や糖尿病のリスクになることが確立しています。

一方、炭水化物のうち、全粒穀類では、食物繊維も含まれていることから、

玄米食や発芽玄米では、一定の機能性が示唆されています。


今回の研究では、

炭水化物と食物繊維の摂取バランスによる内分泌代謝指標への作用が検証されました。

具体的には、

2型糖尿病患者164名を対象にした横断研究にて、

食事調査から、

炭水化物と食物繊維の摂取の割合が、炭水化物(g)/食物繊維(g)として求められ、

メタボリック症候群関連指標との関連が調べられました。


解析の結果、

炭水化物/食物繊維の摂取比率は、メタボリック症候群関連指標との相関が認めれ、

トリグリセリド値(r = 0.21, p = 0.007)、

HDLコレステロール値(r = -0.23, p = 0.003)

でした。


また、

交絡因子で補正後、

炭水化物と食物繊維の摂取比率は、メタボリック症候群のリスクと有意な相関相関を示しました。
(OR 1.06 [95% CI 1.00-1.13], p = 0.047)

一方、

炭水化物の摂取や
(1.00 [0.99-1.01], p = 0.752)


炭水化物由来エネルギー/総エネルギー比は、
(1.00 [0.94-1.07], p = 0.962)

メタボリック症候群リスクとの有意な関係は見出されませんでした。


以上のデータから、

炭水化物と食物繊維の摂取比率が、メタボリック症候群リスクと関係することことが示唆されます。

メタボリック症候群の対策として、単純炭水化物の緩やかな制限に加えて、
食物繊維の摂取の推奨による効果の検証が期待されます。




DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。




DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。






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posted at 23:53 | この記事のURL
葉酸が初発脳卒中を73%低下する@低血小板・高ホモシステイン血症の高リスク群:CSPPTサブ解析 [2018年05月17日(木)]
今月の循環器学の専門ジャーナルに、リスクの高い高血圧患者において、葉酸サプリメントの投与により初発の脳卒中が73%低下した、という臨床研究が、中国のグループから報告されていました。
(J Am Coll Cardiol. 2018 May 15;71(19):2136-2146)


血小板数と、初発脳卒中リスクとの関連が示唆されています。


先行研究であるCSPPTでは、高血圧患者において、降圧剤と葉酸(800&#13197;)の併用による初発の脳卒中の予防効果(一次予防効果)が示されています。
(China Stroke Primary Prevention Trial [CSPPT])

今回の研究では、

血小板数が低値であり、総ホモシステイン値が高値である群での初発脳卒中リスクについて、

また、

そのリスクを葉酸が抑制するかどうか、検証が行われました。


具体的には、

CSPPTのサブ解析として、

中国人の高血圧患者10,789名(平均年齢59.5歳、38%が男性、脳卒中や心筋梗塞の既往のない患者)を対象に、

・エナラプリル10mg+葉酸800&#13197;の併用投与群(n = 5,408)

・エナラプリル10mg単独投与群(n = 5,381)

の2群について、

主エンドポイントの初発脳卒中が調べられています。



平均4.2年間のフォローアップ期間に、

371例の初発脳卒中が生じました。


まず、
エナラプリル単独投与群での層別解析では、

初発脳卒中の発症が最低群(3.3%)は、

血小板が高値(quartiles 2 to 4)で、総ホモシステイン値が低い(<15 μmol/l)グループでした。

これに対して、

初発脳卒中の発症が最高群(5.6%)は、

血小板数が低値(quartile 1)で、総ホモシステイン値が高値(&#8805;15 μmol/l)のグループでした。


次に、

降圧剤と葉酸の併用投与群では、

血小板数が低値でホモシステイン値が高値の高リスクグループにおいて、

初発脳卒中の発症が73%減少していました。
(HR: 0.27; 95%ci: 0.11 to 0.64; p = 0.003)

一方、
低リスク群では、有意差は認められませんでした。


以上、

血小板数が低値で、ホモシステイン値が高値の高血圧患者では初発脳卒中リスクが高いこと、

また、
降圧剤と葉酸の併用により、このリスクが73%低下したことから、


ホモシステイン値と血小板数をバイオマーカーとして、脳卒中リスクの高い高血圧患者に対しては、

葉酸サプリメントの投与による一次予防策が考えられます。





葉酸はビタミンB群の一つです。

成人の場合、生活習慣病、特に動脈硬化性疾患に対する葉酸サプリメントの効果が知られています。


葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、

ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、

動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。


実際、これまでの観察研究や疫学研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析






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posted at 23:56 | この記事のURL
グルコサミンは変形性膝関節症の症状を軽減@JKOMスコア:系統的レビュー/メタ解析 [2018年05月16日(水)]
臨床リウマチ学の専門ジャーナル(電子版)に、変形性膝関節症に対するグルコサミンの有用性を示した系統的レビュー/メタ解析が、日本の国立障害者リハビリテーションセンターのグループから報告されていました。
(Clin Rheumatol. 2018 Apr 30.)



グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。


作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究&#8212;MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医


さて、
今回の研究では、

変形性膝関節症(膝OA)に対するグルコサミンの作用を検証した系統的レビュー/メタ解析のアップデートが行われました。


具体的には、

2003年から2016年の間に報告されたランダム化比較試験(RCT)18報が対象となり、解析が行われました。

RCTでは、VASとWOMACが指標として用いられており、

今回のメタ解析でも利用されました。



解析の結果、

まず、

VAS疼痛スコアは、グルコサミンでの好影響が示唆されました。
(marginally favorable effect)


また、

WOMACでの膝関節機能への作用は、小さく、有意差は見出されませんでした。

一方、

膝OAスケールとして確立され、
日本で広く利用されているJKOM(Japanese Knee Osteoarthritis Measure)については、

RCT数は限られていましたが、


JKOMを指標としたメタ解析の結果、

偽薬群に比べて、

グルコサミンが膝OAの症状を有意に軽減することが見出されました。


以上、この10数年間に行われた、膝OAに対するグルコサミンのRCTのメタ解析の結果、、

グルコサミンによる膝OAの症状軽減作用が示唆されます。






変形性膝関節症に対して、


最近の研究では、次の報告があります。


変形性膝OAの疼痛に対してグルコサミン+コンドロイチンはセレコキシブと同等の効果



グルコサミン・コンドロイチンの関節裂隙狭小化抑制効果




グルコサミン・コンドロイチンによる関節軟骨保護作用@膝関節症





コンドロイチンによる変形性膝関節症改善作用




グルコサミンはNF-κBを抑制し抗炎症作用を示す



グルコサミン・コンドロイチン利用者は炎症マーカーが低い




グルコサミンによる寿命延長効果




グルコサミンはジアセレインと有効性が同じで、副作用が少ない:メタ解析



DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。




パワーグルコサミン




極らくらく



らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究&#8212;MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。







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posted at 23:57 | この記事のURL
米国では認知症が11.6%から8.8%へ減少:2002年から2012年の比較 [2018年05月15日(火)]
現在、日本では、認知症が大きな問題となっています。

高齢者ドライバーが高速道路を逆走して交通事故、

というニュースも特に珍しくはなくなりましたし、

高齢者の免許返納に関する話題もあります。


H24年の厚生労働省の推計では、
65歳以上の高齢者の4人に一人が認知症あるいは認知症予備軍とされました。

3500万人以上の高齢者のうち、800万人以上が該当します。


さらに、
要介護者となる原因の第1位が、認知症であり(H28年国民生活基礎調査)、

認知症患者の増加が日本では大きな問題となっています。



米国でも、ベビーブーマー世代の大量退職など社会の高齢化が進みつつあり、

認知症患者の増加の可能性が考えられてきました。

一方で、

最近の米国やその他の高所得国の一部では、過去25年間にわたり、加齢による認知症リスクの低下を示唆する研究もあります。


実際、米国や一部の先進国では、認知症が減少している、という報告があります。

例えば、昨年、米国医師会ジャーナル(JAMA)に報告された研究では、

認知症の罹患率について、2002年と2012年の間の比較が行われていました。
(JAMA Intern Med. 2017 Jan 1;177(1):51-58.)


この研究では、

米国において、

2000年と2012年の認知症の罹患率の比較が行われました。


具体的には、

全米での65歳以上を対象にした縦断研究である「Health and Retirement Study (HRS)」のデータから、

2000年の時点での&#8201;10&#8239;546名と、

2012年の時点での10&#8239;511名を対象にして、認知症の罹患が調べられています。


主アウトカムは、
認知症であり、HRSの認知機能測定が用いられました。




今回のコホート研究での被験者の平均年齢は、

2000年では75.0歳
(95% CI, 74.8-75.2 years)

2012年では74.8歳
(95% CI, 74.5-75.1 years)
でした。

性別で女性の割合は、
2000年では58.4% (95% CI, 57.3%-59.4%)、

2012年では56.3% (95% CI, 55.5%-57.0%)

でした。


65歳以上での認知症の罹患率は、

2000年時点の11.6%から、
(95% CI, 10.7%-12.7%)

2012年時点には8.8%へと
(95% CI, 8.2%-9.4%)
(年齢と性別で標準化後は8.6%)

有意に減少していました。
(P&#8201;<&#8201;.001).


層別解析では、

教育の期間が長いほど、認知症のリスクが低く、

2000年から、2012年の間に、

教育の年数は、有意に増加していました。
(11.8年 [95% CI, 11.6-11.9 年]から、12.7年[95% CI, 12.6-12.9 年]; P&#8201;<&#8201;.001)



米国の高齢者において、
心血管リスク(高血圧や糖尿病、肥満の罹患率)は、
この期間、年齢と性別で補正後に、有意に増加していましたが、

認知症の罹患率は低下していました。



以上のコホート研究でのデータから、

2000年から2012年にかけて、

米国での認知症の罹患率は有意に減少したこと、

この期間、教育を受ける期間は有意に長くなっていること、

が見出されました。

一方、
認知症が減少した理由として、

社会的な因子、行動変容、あるいは医学的な因子などが関与するのかどうかは明確ではありません。、

したがって、

論文著者らは、

高齢者における認知症の罹患率に関して、発症リスク低減をもたらした因子の解明のためにも、さらにモニターリングを継続する、と考察しています。



前述のように、認知症は日本では大きな社会問題となっており、さまざまな対策が行われています。

要介護者となる原因の第1位が認知症となっていることから、認知症になっても住みやすい社会づくりなどの政策もあります。

しかし、認知症を予防し、認知症の罹患率を減らす施策のほうが重要です。

今回の研究では、米国では、肥満や高血圧、糖尿病などが増えたにもかかわらず、高齢者での認知症は減少したとあります。

これらの疾患が関与しないわけではないので、この傾向が今後も続くかどうかは検証する必要はあります。

米国と日本の最も大きな違いとして、
環境的には、米国ではスモークフリーの社会の実現に向けて、強力な禁煙推進を図ってきました。
その成果の一つが、がん死亡の減少として現れています。
今回の認知症の減少にも、喫煙対策が関係していると思われます。

また、食事の関係では、葉酸の摂取増加があります。
米国では、FDAが1998年から、シリアルなど穀類への葉酸の添加を義務化しました。

その直後から、脳卒中の死亡率は著減しています。

葉酸は、高ホモシステイン血症を改善することで、認知症のリスクを低減する作用が確立しています。
(高ホモシステイン血症は、動脈硬化のリスクであり、また、脳萎縮のリスクです。)


今回の研究で示された、米国の高齢者での認知症の罹患率の減少という原因は、おそらく一つではなく、複数の社会的及び生活環境的な因子が関係していると推測されます。

日本でも、スモークフリーの社会の実現、葉酸の摂取の啓発(強化食品やサプリメントの活用)などに取り組むべきと考えます。


葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する



世界81カ国では、葉酸が穀類などに添加され、神経管閉鎖障害リスク低減策がとられています。
(ただし、日本では、葉酸が添加されておらず、H12の当時の厚生省の通知により、栄養補助食品からの摂取が推奨されています。)

認知症予防のために葉酸をサプリメントで400マイクログラム摂りましょう!





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posted at 23:53 | この記事のURL
高血圧の改善に有用な食事療法とは:系統的レビュー/メタ解析 [2018年05月14日(月)]
ヤフーのニュース欄に掲載されていた、ネットの健康記事の中で、

誤訳のような表現がありました。


「性欲が消えてしまう6つの意外な理由」

という見出しで、

ライフハッカー[日本語版]とあるので、翻訳のようです。


「性欲が消えてしまう6つの意外な理由」

の記事の冒頭で、

「国際性機能学会(ISSM)によると、血圧の薬からアスリートが足につける薬まで実にさまざまな医薬品に、テストステロンの量を減らす効果が認められるとのこと。」



この中の、「アスリートが足につける薬」というのは、水虫薬のことです。

水虫のことを、アスリート・フットというので、単に直訳してしまったようですが。。。


この記事は、英文翻訳でしょうから、おそらく、機械翻訳をしたものを(医学知識は全くない)ライターがリライトして、日本語として整えていると思われます。



アスリートが足につける薬、というと、筋肉痛か何かで、消炎鎮痛薬のことのように勘違いしてしまいそうですが、

これは、「アスリート・フットの薬」がもともとの表現で、水虫薬の意味です。

(元の英文記事は確認していませんので、どなたかお願いします。)




さて、本日の私的なお勉強日記です。


今月の栄養学の専門ジャーナルに、高血圧の改善に有用な食事療法を検証した系統的レビュー/メタ解析は、オーストリアのグループ(University of Vienna)から報告されていました。
(Crit Rev Food Sci Nutr. 2018 May 2:1-59)



今回の研究では、

高血圧および高血圧予備軍(高血圧前段階)に対する各種の食事療法の有用性に関して、

ネットワークメタ解析が行われました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Cochrane CENTRAL, Google Scholar)

2017年6月までに収載された論文を対象に、

・食事療法のランダム化比較試験であり、

・高血圧あるいは高血圧予備軍(前段階)の成人を対象にし、

・12週間以上の介入を行った試験が検索され、

67試験から13の食事療法が対象となり、
(DASH, low-fat, moderate-carbohydrate, high-protein, low-carbohydrate, Mediterranean, Palaeolithic, vegetarian, low-GI/GL, low-sodium, Nordic, Tibetan, and control)

17,230名のデータから、

収縮期血圧と拡張期血圧への作用が検証されました。

なお、DASH(ダッシュダイエット)は、米国の公的機関が推奨している食事ガイドラインで、
野菜や果物、低脂肪の乳製品を多く摂るような食事です。

また、
パレオダイエット(Palaeolithic)は、日本語訳では、旧石器時代食や原始人食といわれる、低炭水化物食です。(つまり、狩猟民族時代の食事であり、農耕による穀類がない時代の食事)



ネットワークメタ解析の結果、

13の食事療法のうち、

DASH, 地中海食, 低炭水化物食, パレオダイエット(Palaeolithic), 高たんぱく食, 低GI食、低食塩食(塩分制限食)、 低脂肪食が、

対照食に比べて、

収縮期血圧を有意に低下し、
(-8.73 to -2.32 mmHg)

拡張期血圧を有意に低下させました。
(-4.85 to -1.27 mmHg)




SUCRAs(surface under the cumulative ranking)でのランク付けによると、

DASH(Dietary approaches to Stop Hypertension)が、収縮期血圧(90%)および拡張期血圧 (91%)に対して、最も有効性が高く

次に、

収縮期血圧への降圧作用では、

Palaeolithic, と低炭水化物食が続き、


拡張期血圧への降圧作用では、

地中海食が続きました。


なお、

各食事療法の比較に関するエビデンスの信頼性は、いずれも低いあるいは中程度であり、

例外は、DASH食と低脂肪食の比較が高い信頼性のエビデンスでした。



以上、今回のネットワークメタ解析のデータから、

高血圧および高血圧予備軍(前段階)の改善に最も有用な食事療法は、DASH(Dietary approaches to Stop Hypertension)であると考えられます。


今回は高血圧に対する効果を検証していますので、

高血圧の改善を目的として示されているDASH食が最も有効となったのは、当然とも考えられます。

DASH食以外では、地中海食と低炭水化物食が有意な効果を示したとされています。

したがって、高血圧だけではなく、糖尿病や脂質異常症など多くの生活習慣病の改善という点では、
地中海食と低炭水化物食のほうが、勧めやすいと思います。

また、一般に、地中海食のほうが、DASHよりも、継続しやすい食事と考えます。



DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。



最新の科学的根拠を俯瞰すると、

「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」を基本とした食生活が、

「ヘルシーエイジング(健康長寿)」

「ダイエット(適正体重の維持)」

「アンチエイジング(抗加齢)」

に有用であると考えられます。



DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。










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posted at 23:55 | この記事のURL
ビタミンDサプリメントによる抗炎症作用@閉経後の女性 [2018年05月13日(日)]
今月の婦人科学の専門ジャーナル(電子版)に、閉経後の女性において、ビタミンDサプリメントによる炎症関連指標への作用を検証した臨床研究が、ブラジルのグループ(Sao Paulo State University)から報告されていました。
(Menopause. 2018 May 7)



ビタミンDは、抗炎症作用を有しており、生活習慣病のリスク低減作用が示唆されています。

今回の研究では、

比較的若年の閉経後の女性において、

ビタミンDサプリメント投与による免疫系および炎症関連指標への作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検偽薬対照試験として、

50歳から65歳の閉経後の(12ヶ月以上、月経のない)女性160名を対象に、

・ビタミンDサプリメント投与群:80名、
(1日あたり1,000 IUのビタミンD3サプリメント投与)

・偽薬投与群:80名

の2群について、

9ヶ月間の介入が行われ、

介入の前後で、

ILs-1β, IL-5, IL-6, IL-10, IL-12ρ70, IL-17α, TNF-α, IF-γなどの関連指標が測定されました。


解析の結果、

9ヶ月間の介入後に、

まず、

血中ビタミンD値(25(OH)D)の有意な上昇が

ビタミンD3サプリメント投与群では有意に上昇し、
(+45.4%, P&#8202;<&#8202;0.001)

偽薬投与群では、有意な減少を認めました。
(-18.5%, P&#8202;=&#8202;0.049)


次に、

ビタミンD投与群では、

炎症関連マーカーであるIL-5, IL-12p70, IL-17α, TNF-α, IF-γの有意な低下が認められました。
(P&#8202;<&#8202;0.05)


また、

IL-5 とIL-6値は、

偽薬群に比べて、

ビタミンD3サプリメント投与群において

有意な減少を示しました。
(P&#8202;<&#8202;0.05)


なお、
IL-1β と IL-10 では両群間での有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

閉経後の女性において、

1日あたり1,000 IUのビタミンD3サプリメントの9ヶ月間投与による抗炎症作用が示唆されます。


慢性炎症は、さまざまな生活習慣病の病態となる原因ですので、

健康増進・疾病予防には、抗炎症作用を有するサプリメントが、ベーシックサプリメントとして推奨できます。

ビタミン類では、ビタミンD3、

ファイトケミカルでは、濃縮ウコン
が定番でしょう。


近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。







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posted at 23:54 | この記事のURL
アロマセラピーが月経困難症・生理痛の軽減に有用:メタ解析 [2018年05月12日(土)]
看護学の専門ジャーナルに、アロマセラピーによる月経困難症に対する作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、韓国と米国のグループから報告されていました。
(Int J Nurs Stud. 2018 Feb 2;84:1-11)


生理痛は、女性のQOLを低下させる問題です。

アロマセラピーは、安全性が高い補完療法の一つであり、

疼痛や不眠症などさまざまな病態に広く利用されています。

今回の研究では、

月経困難症・生理痛に対するアロマセラピーの働きが検証されました。


具体的には、

系統的レビュー/メタ解析として、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, CINAH, CENTRAL, RISS, DBPIA, KISS)

2016年10月17日までに収載された関連論文が検索され、

21報が全文レビューされ、質的解析の対象、

7報が量的解析の対象として、

アロマセラピーによる月経困難症/生理痛への作用が検証されました。



解析の結果、

まず、
対照群/非介入群に比べて、

アロマセラピー実施群では、

月経痛スコアが有意に低下しました。
(2.67ポイントの低下, p&#8239;<&#8239;.001, Higgins I2&#8239;=&#8239;0%、異質性が低い)


また、
偽薬群(偽オイル施術群)と比べて、

アロマセラピー実施群では、

月経痛スコアの有意な低下が認められました。
(1.71ポイントの低下, p&#8239;<&#8239;.001, ただし、異質性が高い)


以上のデータから、

アロマセラピーによる月経困難症(月経痛・生理痛)に伴う疼痛の軽減作用が示唆されます。



アロマテラピーは、安全性が高く、補完療法として様々な分野に用いられています。



最近の研究では、

アロマセラピーによる認知症改善作用



アロマセラピーによる術後の鎮痛効果



アロマセラピーによるストレス軽減効果@看護師



アロマセラピーによる掻痒改善効果@慢性維持透析患者


も示されています。



なお、
日本では、アロマセラピーの精油(エッセンシャルオイル)は雑貨扱いになっており、
品質が玉石混淆です。


したがって、一定以上の品質を有する、質の高いアロマセラピー製品を選ぶ必要があります。


DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。







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posted at 23:51 | この記事のURL
ビタミンDによる糖尿病リスク低減作用:メタ解析 [2018年05月11日(金)]
今月の生物学研究の専門ジャーナルに、ビタミンDサプリメントによる糖尿病予防効果について検証した系統的レビュー/メタ解析が、中国のグループ(Zhengzhou University)から報告されていました。
(Biomed Rep. 2018 May;8(5):475-484)


ビタミンDは、筋骨格系への作用や免疫調節作用に加えて、内分泌代謝系への作用が示唆されています。


例えば、
先行研究では、次の報告があります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析


ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析



疫学研究では、

ビタミンD欠乏と2型糖尿病リスクとの相関が示されています。


介入研究によって、

2型糖尿病患者あるいは健常者に対して、ビタミンDサプリメントを投与した際の糖代謝関連指標への作用についてはさまざまな報告があります。


そこで、今回の研究では、

ビタミンDサプリメント投与による糖代謝への作用を調べたランダム化比較試験(RCT)を対象にした系統的レビュー/メタ解析が行われました。


主要医学データベースから、

23報の28試験(RCT)がメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

まず、すべてのRCTの解析では、

ビタミンDの投与と、

空腹時血糖値、インスリン抵抗性、非糖尿病患者での糖尿病予防との間に有意な相関は認められませんでした。


次に、

層別解析では、

試験開始時の被験者の状態によって、ビタミンDサプリメントと糖代謝への有意な作用が見出されました。

具体的には、

空腹時血糖値は、

BMIが25未満
(P=0.048)、

血中ビタミンD値(25(OH)D)が20ng/ml以上30ng/ml未満
(P=0.002)

の被験者において、ビタミンDの投与による有意な改善が認められました。

次に、

インスリン抵抗性は、

血中ビタミンD値が30 ng/ml以上の群で有意な改善が示され、
(P=0.021)


2型糖尿病リスクは、

糖尿病予備軍の被験者、
(P=0.047)

BMIが25以上30未満の被験者
(P=0.032)

において、有意に低下しました。

さらに、

ビタミンDサプリメントの用量が1日当たり2,000 IU以上の群では、

2型糖尿病の予防効果が見出されています。
(P=0.047)


以上のデータから、

ビタミンDサプリメントの投与による糖代謝改善作用、糖尿病リスク低減作用が示唆されます。


今回のメタ解析のデータから考えると、

ビタミンDが不足傾向にある被験者や糖尿病予備軍の被験者に対して、

一定量以上のビタミンDサプリメントを投与することで、

2型糖尿病のリスク低減/予防効果が示唆されます。




近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。








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posted at 23:56 | この記事のURL
エクオール(10mg)が日本人女性の骨の健康維持と心臓病予防に有用 [2018年05月10日(木)]
今月の補完療法の専門ジャーナル(電子版)に、日本人の中高年の女性において、10mgのエクオールの投与による骨代謝および心臓病リスク因子への作用を検証した臨床研究が、日本の医療機関のグループ(Hamasite Clinic, Tokyo Midtown Medical Center, Sanno Medical Center)から報告されていました。
(J Altern Complement Med. 2018 May 3.)



エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。


先行研究では、次の報告があります。

膣のアンチエイジングにエクオールの働き


今回の研究では、

中高年の日本人女性において、

エクオール(10mg)の1年間の投与による骨代謝および心血管リスク因子への作用が検証されました。


具体的には、前向き観察研究として、

2013年から2015年にかけて、
外来受診患者74名を対象に

1日あたり10mgのエクオールを投与し、

1年後の時点での主アウトカムとして、

骨代謝や心血管疾患リスクに関連する因子の変化、

副アウトカムとして有害事象に関連する因子が調べられています。


解析の結果、

12ヶ月のエクオール投与後の時点で、

動脈硬化の指標(arterial stiffness)の有意な減少が認められました。
(1402.3&#8201;cm/s vs.1367.3&#8201;cm/s, p&#8201;<&#8201;0.001)



また、

動脈硬化リスクが中程度から高リスクの女性では、

それぞれより顕著な改善が見出されました。

(median [95%CI]: -3.2% [-5.79 to -0.74]; -12.65% [-18.52 to -4.28])


高トリグリセリド血症の改善:
-45.53% [-70.24 to -5.58];

骨吸収リスクの低下
(-15.15% [-23.71 to 1.56])

骨折リスクの低下
(-26.68% [-76.43 to -5.99])

も見出されました。


また、

試験開始時に副甲状腺ホルモンが高値であった15名の被験者では、

1年後には全員が、有意な減少を示しました。
(開始時からの低下率:50% [-54.11 to -31.69] )


なお、有害事象に関しては、

血液性化学検査、婦人科系の検査でも特に問題は見出されませんでした。



以上のデータから、

日本人の中高年の女性において、

1日あたり10mgのエクオールの長期投与により、骨代謝マーカーの改善、心血管リスクの低下が示唆されます。


これらのマーカーはいずれもサロゲートマーカーですので、
今後、臨床的意義の検証が期待されます。





エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。




ただし、
エクオールの体内産生には、腸内細菌叢が関与するため、エクオールを産生できる人とそうではない人がいることがわかっています。

日本人でエクオールが産生できるのは、50-60%程度です。

また、食習慣の変化により、若年者では、エクオール産生者の割合が減少しており、

日本人の若年女性では、20-30%の人しか、エクオールを産生できていないと報告されています。

エクオール産生者は、非産生者に比べて、大豆イソフラボンの機能性/健康増進効果や未病対策効果を得られると考えられます。




大豆イソフラボン エクオール 30日分

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シナモンによる抗炎症作用@関節リウマチ患者 [2018年05月09日(水)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、関節リウマチ患者において、シナモンによる抗炎症作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Ahvaz Jundishapur University of Medical Sciences)から報告されていました。
(J Am Coll Nutr. 2018 May 3:1-6.)



シナモンにはポリフェノールが多く含まれており、脂質代謝や糖代謝への作用が示唆されます。

シナモンによる脂質代謝への働き:メタ解析


シナモンによる糖代謝改善作用


さて、

今回の研究では、

関節リウマチ(RA)において、シナモンによる臨床症状および炎症関連マーカー、心血管リスク因子への作用が検証されました。



具体的には、

ランダム化二重盲検臨床試験として、

関節リウマチ患者の女性36名を対象に、

・シナモンパウダー(2000mg/日)投与群、

・偽薬投与群

の2群について、8週間の介入試験が行われ、

内分泌代謝関連指標や炎症関連マーカーなどが調べられています。


解析の結果、

8週間のシナモンパウダー投与後に、

偽薬群に比べて、

血中CRP値の有意な低下、
(p < 0.001)

TNF-α値の有意な低下、
(p < 0.001)

が見出されました。


また、

偽薬群に比べて、

シナモン投与群にて、

拡張期血圧の有意な低下が見出されました。
(p = 0.017)



さらに、

偽薬群に比べて、

シナモン投与群では、

疾患活動スコアの有意な減少、
(Disease Activity Score、DAS-28、p < 0.001)

VASの有意な減少、
(p < 0.001)

圧痛や腫脹といった関節数の有意な減少
(p < 0.001)

も見出されています。


なお、糖代謝や脂質代謝指標、肝機能、ESRなどの指標では有意な変化は認められませんでした。


以上のデータから、

シナモンパウダー含有サプリメントによる関節リウマチ患者での抗炎症作用や臨床症状の軽減作用が示唆されます。


関節リウマチでは、標準治療が確立しており、第一選択になります。

今後、シナモンのような機能性食品成分の補完療法としての臨床的意義の検証が期待されます。







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地中海食+オリーブオイルが高齢者のうつ状態を予防する:The Mugello Study [2018年05月08日(火)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、地中海食と高齢者のうつ状態との関連を調べた調査研究が、イタリアのグループ(University of Florence)から報告されていました。
(J Nutr Health Aging. 2018;22(5):569-574.)



地中海食は、スペインやギリシャ、南フランスなど地中海地方の伝統食です。

野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。


地中海食は、健康増進や疾病予防に有用であることが知られており、多くの研究によってエビデンスが示されています。



今回の研究では、

食習慣および地中海食の遵守率と、

高齢者でのうつ状態との関連が検証されました。





具体的には、

イタリアのフローレンス、Mugello地区での横断研究として、

家庭あるいはナーシングホームの高齢者388名を対象に、
(女性271名、男性117名、90歳から99歳、平均年齢92.7±3.1歳)

食事調査が行われ、地中海食への遵守率が調べられ、

うつ状態の評価が、Geriatric Depression Scale (GDS)を用いて行われています。

Mugello Studyという研究の一環です。


また、認知機能などは、MMSEやClock Drawing Test、Basic and Instrumental Activities of Daily Living testなどで調べられました。


解析の結果、

うつ状態ではない参加者に比べて、

うつ状態の参加者(GDSスコア5以上、43.8%)は、

高齢、女性、未亡人という特徴が見出されました。




また、

うつ状態の被験者は、

そうではない被験者に比べて、

地中海食スコア(遵守率)が低い傾向にありました。
(33.9±3.9 vs. 34.6±3.3, p=0.149)


また、

個別の食材の摂取とうつ病リスクとの関連については、

交絡因子で補正後、

オリーブオイルの摂取が多い群では、

うつ病リスクが65%有意に低く、
(OR=0.35, 95%CI=0.20-0.59, p<0.001)


果物の摂取が多い群では、
うつ病リスクが54%低い、
(OR=0.46, 95%CI=0.26-0.84, p=0.011)

という有意な相関が見出されたということです。


同様の結果が女性では認められましたが、

男性では有意差は検出されませんでした。



以上のデータから、

後期高齢者において、

地中海食の食習慣、

特に、オリーブオイルや果物の摂取によるうつ状態のリスク低減作用が示唆されます。





DHCは、オーガニック(有機栽培)の
エクストラバージンオリーブオイルを取り扱っています。

ヌニェス・デ・プラド エクストラバージンオリーブオイル
数々の受賞歴を誇る、有機栽培の高級食用オリーブオイル



オロ・デ・ヘナベ エクストラバージンオリーブオイル
なめらかで、マイルドな風味。有機栽培の高級食用オリーブオイル




地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用



オリーブオイルによる皮膚の老化抑制作用



地中海食による認知症予防効果



地中海食+CoQ10サプリによる抗酸化作用



超低炭水化物・地中海食による減量効果




地中海食による高尿酸血症リスクの低下



オリーブオイルによる動脈硬化抑制作用



バージンオリーブオイルによる骨代謝改善作用




オリーブオイルとナッツによる心血管リスク低下作用



伝統的地中海食による脂質代謝改善作用



オリーブオイルによる膀胱がんリスク低下





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



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睡眠時間と果物/野菜の摂取との関係@イギリス [2018年05月07日(月)]
ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に、睡眠時間と、果物/野菜の摂取との関連を調べた調査研究が、イギリスのグループから報告されていました。
(BMJ Open. 2018 Apr 27;8(4):e020810)



日本人の睡眠時間は、OECD加盟国の中で最も短いほうになります。


睡眠不足(睡眠障害)は、個人の健康だけではなく、社会的経済的な損失にもつながることから問題となっています。


最近では、睡眠負債というキーワードも聞かれるようになりました。


睡眠については、私も、

『企業実務』2018年4月号に、

「睡眠の質を高める10の工夫」

を寄稿いたしました。




睡眠の質を改善するための機能性表示食品は、

グースカ


バレリアン


があります。


さて、

今回の研究では、

イギリス成人において、

睡眠時間と、果物/野菜の摂取との関連が検証されました。


具体的には、

イギリスでの横断研究として、

全国食事栄養調査のデータを用いて、
(National Diet and Nutrition Survey)

妊婦や授乳婦を除いて、

19歳から65歳の成人1612名を対象に、

自己報告での睡眠時間と、

4日間の食事記録の解析が行われました。

なお、

睡眠時間は、

・短い群(SS);1日あたり7時間未満、

・対照群(RS):7−8時間、

・長い群(LS):8時間を超える群

の3群に分けられています。




解析の結果、

睡眠時間が長い群(LS)では、

対照群(RS)群に比べて、

果物/野菜の摂取用が一日あたり28グラム少なく、
(95% CI -50 to -6, p=0.01)




短い群(SS)では、RS群に比べて、摂取量が24グラム少ないという関連が見出されました。
(24&#8201;g/day less、95%&#8201;CI -42 to -6, p=0.006)


また、

果物/野菜のバイオマーカー(総カロテノイド類、βカロテン、リコピン)も、

RS群に比べて、SS群では低値でした。


睡眠時間と、果物/野菜の摂取量との相関は、非線形であり、

睡眠時間が短い群(SS)や長い群(LS)に比べて、

対照群(RS)が最も摂取量が多いという有意な相関でした。
(p<0.001)



睡眠時間との有意な相関は、

血中総カロテノイド値
(p=0.0035)

血漿ビタミンC値
(p=0.009)

血漿リコピン値
(p<0.001)

において認められ、

睡眠時間が対照群(7−8時間)において最も高値でした。



以上のデータから、

睡眠時間と、果物/野菜の摂取との間の相関が示唆されます。



この研究では、睡眠時間との関連を調べていますが、今後、睡眠の質などとの関連の検証も必要と思われます。



DHCでは、不眠症対策・睡眠の質を改善する機能性食品として、下記の製品を取り扱っています。



バレリアン 30日分
スゥーとぐっすり、翌朝パッチリすっきり!やすらか気分の毎日をサポート





ゆったり
心地よいおやすみタイムをあなたへ。7成分がすやすやへ効率よくアプローチ





グースカ 30包入
快適な休息と爽快な朝に。心地よいリズムをサポート




バレリアンによる睡眠障害改善作用



バレリアンの睡眠改善作用@がん患者



バレリアンによる不眠症改善作用



バレリアンの体内動態と個人差




バレリアンでは、鎮静作用の他、平滑筋に対する鎮痙作用も知られています。



バレリアンによる鎮痙作用



バレリアンの抗酸化作用





また、

アロマテラピーによる不眠症・睡眠障害の改善作用も知られています。

ラベンダー精油(エッセンシャルオイル)がよく用いられます。

なお、
日本では、アロマセラピーの精油(エッセンシャルオイル)は雑貨扱いになっており、
品質が玉石混淆です。


したがって、一定以上の品質を有する、質の高いアロマセラピー製品を選ぶ必要があります。


DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。

DHCスリープタイム アロマミスト(ナイト)

緊張をときほぐしたいときに、アロマの力でホッと安らぐ。夜用ルームミスト




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マグネシウムの投与が血管を健康に保つ:メタ解析 [2018年05月06日(日)]
動脈硬化研究の専門ジャーナルに、マグネシウムサプリメントの投与による血管内皮機能への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Atherosclerosis. 2018 Apr 14;273:98-105.)



一般に、
血中マグネシウムの低値は、死亡率の上昇、心血管疾患リスクの上昇などを生じます。

マグネシウムは、日本人で摂取不足が示されています。

(国民健康栄養調査では、カルシウム、マグネシウム、亜鉛が摂取不足です。)



先行研究では、次の報告があります。

マグネシウムによる高血圧改善作用:メタ解析


マグネシウムの摂取が多いと日本人男性の心臓病リスクが低下:JPHC研究



マグネシウムが糖尿病のリスク低下に有用:メタ解析





今回の研究では、

マグネシウムの投与による血管機能への影響について、

FMD(血流依存性血管拡張反応:FMD、Flow Mediated Dilation))
および
頸動脈内膜中膜肥厚(IMT、CIMT)

を血管内皮機能の指標として用いたランダム化比較試験を対象に、系統的レビュー/メタ解析が行われました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE、 EMBASE)

2017年11月までの収載論文が検索され、

7報のRCTから、

306名のデータが解析の対象となりました。


解析の結果、

マグネシウムサプリメントの投与により、

FMDの有意な上昇が認められました。
(MD: 2.97; 95% CI: 0.23 to 5.70%, p = 0.033)

一方、
IMTは、減少傾向を示しましたが、有意差は検出されませんでした。
(MD: -0.13&#8239;mm; 95% CI: 0.27, 0.01; p = 0.077)


各論文の異質性は、投与期間や用量、被験者数などに起因していました。


また、

層別解析では、

マグネシウムサプリメントの投与によるIMTの減少(改善)は、

慢性維持透析患者においてより顕著に見出されたということです。


なお、フォローアップ期間が長いこと、被験者数が多い、IMTの投与開始時の値が高値であることなどは、異質性を低下させる因子でした。 (p&#8239;<&#8239;0.001).


以上のメタ解析データから、

マグネシウムサプリメントによる血管内皮機能(FMD)改善作用が示唆されます。



マグネシウムの摂取による心血管疾患への有用性を示した先行研究として、次の報告があります。



マグネシウムが糖尿病のリスク低下に有用:メタ解析




マグネシウムによる高血圧改善作用:メタ解析



マグネシウムが女性の健康寿命を延長する 


血中マグネシウムが低いと死亡率が高い@慢性腎臓病患者



国民健康栄養調査では、マグネシウムやカルシウムといったミネラルの摂取不足が示されています。


DHCでは、カルシウムマグサプリメントをお勧めしています。


カルシウム/マグ

1日3粒あたり
カルシウム360mg、
マグネシウム206mg、
ビタミンD(ビタミンD3)〈88IU〉2.2μg、
CPP(カゼインホスホペプチド)9.7mg







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カフェイン入り飲料の摂取と血中の葉酸の低値が相関:エコチル調査(千葉) [2018年05月05日(土)]
疫学研究の専門ジャーナル(電子版)に、千葉県の妊婦において、カフェイン入り飲料の摂取と、血中葉酸値との関連を調べた研究が、千葉大学のグループから報告されていました。
(J Epidemiol. 2018 Apr 28.)



妊娠初期における葉酸の摂取不足は、神経管閉鎖障害(二分脊椎)の主な原因となることから、厚生省(当時)は、H12年の通知により、

妊娠1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月まで、食事に加えて葉酸サプリメント(合成の栄養補助食品)での摂取を推奨しています。


しかし、日本の母子保健では、母子健康手帳に葉酸サプリメントについて記載があるだけですので、
葉酸摂取の重要性に関する啓発のタイミングが遅すぎ、結果的に、過去30年間、日本では二分脊椎の新生児が増え続けています。
(行政の不作為が原因です。)

日本では、これまでに複数の調査によって、妊娠時に適切なタイミングで葉酸サプリメントを利用していた妊婦の割合は数%〜10%という報告があります。


例えば、
環境省「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」
に関連して、

高知県内の妊婦9割が葉酸不足 環境省「エコチル調査」で判明

という報道がありました。


したがって、

妊娠を考える女性に対しては、葉酸サプリメント摂取の啓発が必要です。

また、実際にサプリメントを利用するとなると、
続けられる価格、適正な価格の葉酸サプリメント製品が、選択肢として必要となります。


今回の千葉大学の研究は、カフェイン入り飲料の摂取と、血中葉酸濃度を調べています。

しかし、前述のように、今の日本では、葉酸サプリメントの適正使用に関する啓発が最優先の課題であり、ちょっとのんきな報告です。。。



先行研究では、

妊娠中のカフェインの摂取が、胎児の健康に影響を与えることが示唆されています。

しかし、
緑茶やウーロン茶などに由来するカフェインの摂取による影響は十分に明らかになっていません。

また、緑茶やウーロン茶のカテキン類が、葉酸の吸収を阻害する可能性があることから、

妊娠中のカフェイン入り飲料の摂取や、緑茶やウーロン茶の摂取による、血中葉酸値への影響も想定されます。


そこで、今回の研究では、

日本人の妊婦において、カフェイン入り飲料の摂取と、血中葉酸値との関連が検証されました。

具体的には、

エコチル調査(JECS 、Japan Environment and Children's Study)の千葉ユニットセンターにて、

葉酸サプリメントを摂っていない妊婦2,701名を対象に、

血中葉酸値が測定され、

カフェインの摂取が自己記入式の食事記録によって調べられています。


解析の結果、

血中葉酸値が低値および正常の群では、

カフェインの摂取量は、
それぞれ、42.3 mg/1,000 kcal と34.4 mg/1,000 kcal、

タンニンの摂取量は、それぞれ、
40.8 mg/1,000 kcal と36.3 mg/1,000 kcalでした。


回帰分析の結果、

血中葉酸値と、

カフェインおよびタンニンの摂取との間には有意な負の相関が認められ、


食事からの葉酸の摂取量との間には有意な正相関が見出されたということです。



以上のデータから、

論文著者らは、

妊婦において、
コーヒーや緑茶、ウーロン茶といったカフェイン入り飲料の摂取には注意が必要である、

と考察しています。



この研究では、
葉酸サプリメントを摂取していない妊婦が対象になっています。

そもそも葉酸サプリメントを摂っていないことのほうが大問題であり、ずいぶんとのんきな考察だなというのが私の印象です。


アメリカでは妊娠がわかれば、産婦人科医が妊婦に対して、ビタミンやミネラルが含まれるサプリメントを摂るように言っています。

特別なサプリメントを摂るのではなくて、

1カ月当たり数百円のマルチビタミン、マルチミネラルで十分です。

また、DHAやEPAもサプリメントでの摂取をお勧めします。



妊娠初期における葉酸の摂取不足は、神経管閉鎖障害(二分脊椎)の主な原因となることから、厚生労働省は、H12年の通知により、

妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月まで、食事に加えて葉酸サプリメントでの摂取を推奨しています。


しかし、日本の母子保健では、母子手帳に葉酸サプリメントについて記載があるだけですので、
葉酸摂取の重要性に関する啓発のタイミングが遅すぎ、結果的に、過去30年間、日本では二分脊椎の新生児が増え続けています。

日本では、これまでに複数の調査によって、妊娠時に適切なタイミングで葉酸サプリメントを利用していた妊婦の割合は数%〜10%という報告があります。

例えば、
環境省「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」
に関連して、

高知県内の妊婦9割が葉酸不足 環境省「エコチル調査」で判明

という報道がありました。


公益財団法人 難病医学研究財団/難病情報センターの二分脊椎に関する情報では、

「葉酸の役割を若年女性へ知らしめ、葉酸サプリメントの内服率を上昇させ、二分脊椎の発生頻度を低下させることが急務である」

と記載されています。

DHCの葉酸サプリメントは、国内マーケットシェア第1位です。

複数の地方自治体では、母子保健行政の中で、DHC葉酸を配布し、啓発を行っています。






パーフェクトサプリ ビタミン&ミネラル 妊娠期用 30日分【栄養機能食品】





プレグム 30日分
“授かりたい”女性を内から応援する、妊活サポートサプリ






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posted at 23:53 | この記事のURL
ピクノジェノールによる抗炎症作用:系統的レビュー/メタ解析 [2018年05月04日(金)]
臨床栄養学の専門ジャーナルに、ピクノジェノールによる抗炎症作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(Clin Nutr Res. 2018 Apr;7(2):117-125.)



ピクノジェノールは、フランス海岸松に由来する機能性食品素材で、フラボノイド類が主成分です。


フラボノイド類による抗炎症作用や抗酸化作用を介した効果が示されており、生活習慣病の予防からアンチエイジング医学まで、広く利用されています。


また、女性に多い、下肢のむくみや静脈瘤への対策の機能性成分としても知られています。


最近では、次のような報告もあります。

ピクノジェノールがエコノミークラス症候群のリスクを低下



さて、

今回の系統的レビュー/メタ解析では、


主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Scopus, Google Scholar)

2017年12月までの収載論文が対象となり、

ピクノジェノールの投与によるCRPへの作用を調べた研究が検索され、

5報、324名がメタ解析の対象となりました。



解析の結果、

ピクノジェノール投与によって、

CRPの有意な減少が認められました。
(-1.22 mg/dL, 95% confidence interval, -2.43, -0.003; I2 = 99%, pheterogeneity < 0.001)


ピクノジェノールの用量での層別解析では、

1日あたり150mg以上の投与群では研究の異質性heterogeneityは低下しました。
(I2 = 0.0%, p = 0.42).

CRPについて、出版バイアスは認められていません。
(p = 0.27, Begg's test and p = 0.62, Egger's test)


以上のメタ解析のデータから、

ピクノジェノールサプリメントの摂取による抗炎症作用が示唆されます。




ピクノジェノールに関する研究として、次の報告があります。



産後の下肢静脈瘤に対するピクノジェノールの効果





ピクノジェノールによる網膜静脈血栓症の再発予防効果




ピクノジェノールが心血管リスクを抑制@閉経前後の女性




ピクノジェノール由来ポリフェノールは関節内の滑液に移行する



ピクノジェノールは下肢静脈潰瘍の治癒を促進する



慢性静脈不全に対するピクノジェノールの効果



ピクノジェノールによる認知機能改善作用:COFU3研究


ピクノジェノールによる術後の腹膜癒着予防効果


ピクノジェノールのクローン病に対する働き 


ピクノジェノール+L-シトルリンによる勃起障害(ED)改善効果


ピクノジェノールによる認知機能の改善効果



ピクノジェノールによる乾癬の改善効果



出産後の痔疾に対するピクノジェノールの改善効果


フィットネス・運動負荷時におけるピクノジェノールの働き


ピクノジェノールによる抗酸化作用@喫煙者


ピクノジェノールのクローン病に対する働き 


ピクノジェノールによる更年期障害改善作用@日本人



脳外傷におけるピクノジェノールの神経保護作用


ピクノジェノールによる糖代謝改善作用


ピクノジェノールによる血管内皮機能改善作用


ピクノジェノールによる肌のアンチエイジング効果


ピクノジェノールによる静脈機能不全・浮腫の改善作用



ピクノジェノールによる風邪の症状改善効果




DHCでは、安全性・有効性・経済性(費用対効果)に優れた
ピクノジェノール
を製品化しています。



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コーヒーの摂取による子宮体がんリスク低下作用:メタ解析 [2018年05月03日(木)]
がん研究の専門ジャーナルに、コーヒーの摂取と子宮体がん(子宮内膜がん)リスクとの関連を検証したメタ解析が、欧州のグループから報告されていました。
(Nutr Cancer. 2018 Apr 30:1-16.)



これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。


例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。


日本でも、次の研究があります。


3杯のコーヒーで脳腫瘍が半減する@日本人

コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用などの作用を介した効果と考えられています。



さて、

今回の研究では、

コーヒーの摂取と、

子宮体がん(子宮内膜がん)との関連について、メタ解析が行われました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE and EMBASE)

2016年8月までの収載論文が検索され、

子宮体がんリスクと、コーヒーの用量依存性との関連について、

12報のコホート研究と、8報の症例対照研究から、

それぞれ、11,663名と2,746名の子宮体がん患者のデータが解析の対象となり

コホート研究でのRR(relative risks)、症例対照研究でのOR (odds ratios)が調べられました。


解析の結果、

コーヒーの摂取量が最低群に比べて、

最高群では、

子宮体がんリスクが26%低いという有意な相関が認められたということです。
(RR;0.74, 95% CI: 0.68-0.81; pheterogeneity = 0.09, I2 = 32%)



コホート研究では、22%の有意なリスク低下、
(RR; 0.78, 95% CI: 0.71-0.85; pheterogeneity = 0.14, I2 = 31.9%)


症例対照研究では、37%の有意なリスク低下
(RR; 0.63, 95% CI: 0.53-0.76; pheterogeneity = 0.57, I2 = 0%)

が認められました。


用量依存性についての解析によると、

1日あたり1杯のコーヒーの摂取によって、

コホート研究では、
3%のリスク低下、
(95% CI: 2-4%)


症例対照研究では、
12%のリスク低下、
(95% CI: 5-18%)

という相関が見出されています。


なお、

コホート研究5報のデータでは、

BMI 30以上の女性においてのみ、

29%の有意なリスク低下という相関が認められました。
(RR = 0.71, 95% CI: 0.61-0.81)



以上のメタ解析のデータから、

コーヒーの摂取による子宮体がん(子宮内膜がん)リスク低下作用が示唆されます。

この作用は、肥満の女性においてより顕著であると考えられます。




これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。



例えば、次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と死亡率の関係@日系アメリカ人


コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制




DHCでは、各種のお茶・ハーブティー・コーヒー、カフェイン抜きの飲料などを製品化しています。






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