サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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L-シトルリンによる高血圧改善作用:メタ解析 [2018年09月18日(火)]
今月の高血圧研究の専門ジャーナル(電子版)に、L-シトルリンによる高血圧改善作用を示した系統的レビュー/メタ解析が、イランとイギリスのグループから報告されていました。
(J Hum Hypertens. 2018 Sep 11.)



アミノ酸の1種であるL-シトルリンは、循環改善作用が示唆されており、血管機能の改善、高血圧予防を目的としたサプリメント成分として利用されています。


L-シトルリンは、スイカ抽出物に豊富に含まれます。)



なお、血管内皮機能の維持という作用では、L-アルギニンの効果も知られています。
ただし、L-アルギニンは、一般に、ファーストパスの肝臓で多くが代謝されてしまうので、L-シトルリンを投与するほうが、NO産生やFMD改善といった点でより効果的と考えられます。


先行研究では、次の報告があります。

西瓜(スイカ)サプリメントによる血管機能改善と運動能の向上:レビュー


シトルリンによる勃起障害改善作用


ピクノジェノール+L-シトルリンによる勃起障害(ED)改善効果





さて、

今回の研究では、

L-シトルリンの経口投与による血圧への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

2018年4月までの収載論文が検索され、


15報、424名のデータが解析の対象となりました。


解析の結果、

L-シトルリンサプリメントあるいはスイカ抽出物投与によって、

収縮期血圧の有意な低下、
(-7.54&#8201;mmHg, 95%CI: -9.44, -5.63; P&#8201;<&#8201;0.001, I2&#8201;=&#8201;14%)

拡張期血圧の有意な低下、
(-3.77&#8201;mmHg, 95% CI: -5.67, -1.86, P&#8201;<&#8201;0.001, I2&#8201;=&#8201;42%)

が見出されました。

一方、

対照群では、有意な変化は認められませんでした。


サブ解析では、


6週間以上の投与期間、

4グラム/日以下の用量、

参加者の開始前の血圧が、130/85mmHg以上

の群において、

収縮期血圧および拡張期血圧の有意な改善が認められています。



以上のデータから、

L-シトルリンによる高血圧改善作用が示唆されます。








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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


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posted at 23:56 | この記事のURL
ふるさと納税は自治体の知恵比べ。 地域活性化と健康づくりに取り組む自治体を応援! [2018年09月17日(月)]
ふるさと納税/ふるさと寄附金は、地方自治体の「知恵比べ」であり、「頑張る自治体を個人的に応援できる」仕組みと思っています。

ところが、最近、急に規制をかける、ということになりつつあります。


総務省の想定外に多額の寄附金を集めた自治体に対しては、制度の対象外とするというような話です。

(流出側の都市部の自治体は、総務省に是正を求めるでしょうし、趣旨にそぐわないなどという表面上の理由付けは可能です。

一方、実態として、旧自治省である総務省からすれば、自分たちの言いなりにならない地方自治体の存在は面白くないと思います。)


3年ほど前ですが、ある自治体の首長とお話しした際、

「ふるさと寄附金のお礼の品では、お米やお肉が人気だが、(いわゆる返礼率)でダンピングしてしまうと、政策財源が確保できないので、本末転倒になる。」

「寄附金の使い道として、特徴的な施策をあげると、それに共感して寄附を寄せてくれる方がいるので、施策に工夫している」

といったことをお伺いしました。



その上で、
(地元産品だけでは、在庫に限りがあり、おのずと寄附金で集められる財源の上限が決まってしまうので、)
「DHCさんの製品を、地元産品と組み合わせて、返礼品として使いたい。」
という打診を受けました。


そういう趣旨であれば、協力させていただきます、となり、DHCが、もともとBtoCで提供している通常の市販製品を、各自治体の特長に合わせて、返礼品としても提供させていただくようになりました。



ところが、最近、総務省では、ふるさと寄附金の返礼率の目安を守らない自治体(=旧自治省の言いなりにならずに、自分たちで工夫して、財源確保と地域活性化を行っている、頑張る自治体)をリストアップしました。

これらの自治体に対して、「ルールを守らないからけしからん自治体である」、というような総務省側の意見も散見されます。


しかし、地方創生の流れの中で、ふるさと寄附金の制度をいち早く活用した自治体が批判されるのは違和感があります。


例えば、今回のリストに、茨城県境町も挙げられています。

境町は、2年半前の熊本地震の際、熊本の自治体の代わりに、ふるさと寄附金の業務を無料で境町が代行する、(返礼品はなしで、ふるさと寄附金の仕組みで、地震の被災地の自治体を応援する)というスキームを始めて立ち上げた自治体です。

熊本を助けたい、強い思いが生んだ災害支援の新しい形



境町は、橋本町長が、ふるさと寄附金の制度を活用して、財政再建を図り、子ども子育て支援、高齢者の健康促進など、いろいろな取り組みを行っています。



境町の他にも、前述の首長がおられる九州の自治体など、全国各地の自治体は、地元産品以外も活用しながら、地域活性化のための施策を進めています。

なにも工夫しない、努力しない、お役所仕事しかしない自治体からの陳情を受けて、総務省が、自分たちの言いなりにならない地方自治体を締め付けるのは、時代に逆行していると感じます。


田中角栄内閣以降、日本の歴代の政権は、すべて、地方活性化のための施策を行ってきました。

例えば、竹下政権の時には、ふるさと創生として、地方自治体に一億円を一律に配布したこともあります。

そのときは、一億円のばらまきと批判され、施策としての評判は必ずしも良くなかったと思います。

ただし、竹下政権側にとってみれば、
「(一律に一億円を渡して)、各自治体に、知恵比べをさせている」
というスタンスであったようです。

今までの政府による地方活性化、地域分権の取り組みは、成功すればいいかな、という程度であったのに対して、いまは、少子高齢化で人口減少社会になり、はるかに大きな危機感があると思います。


いまの地方創生に失敗すれば、日本がなくなる、というくらいの危機感です。
日本がすぐにつぶれることはなくても、少なくとも、地方が疲弊して、他の一部の先進国のように、国を分断する大きな社会問題になる、とも考えられます。

また、地域産品に限る、となると、特別な産品のない自治体、人口の少ない自治体では、工夫しても限界があり、一方、たまたま民間ベースで著名な特産品がある場合には、自治体は何も努力や工夫をしなくても、余分な税収になる、ということになります。
(そのくらいなら、一律に1億円をばらまくほうがいいように思います。)


ふるさと寄附金の制度の本質は、
頑張る自治体と、そうでない自治体が明確になり、かつ、消費者にもそれが見えるようになるための仕組みであることです。

確かに、中には、返礼品として採用された経緯や理由付けがよくわからない高額品もあるようですので、微調整は必要です。
しかし、それは、総務省が丁寧に国民と地方自治体に説明し、調整すればいいわけであり、
「制度の趣旨を逸脱している」という一方的な言い分で、自治体名を公表するというのは、時代錯誤ですし、強い違和感を覚えます。


私個人は、先日の総務省のリストアップの自治体の中で、地域活性化と健康づくりのための連携協定をDHCと締結している自治体を選んで、ふるさと寄附金をします。



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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)に対するコエンザイムQ10+ビタミンEの働き [2018年09月16日(日)]
今月の内分泌代謝学の専門ジャーナル(電子版)に、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)に対するコエンザイムQ10+ビタミンEサプリメントの有用性を示した臨床研究が、イランとオーストラリアのグループから報告されていました。
(J Clin Endocrinol Metab. 2018 Sep 7.)



PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、生殖年齢の女性に認められる内分泌代謝異常で、高アンドロゲン血症が認められます。

卵巣内に卵子は十分に存在しますが、毎周期の排卵が認められず、不妊症の原因となります。
同時に、肥満、糖代謝異常や脂質異常なども生じます。


機能性食品成分によるPCOSへの作用として次の研究があります。


コエンザイムQ10による多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)での内分泌代謝関連遺伝子への作用




さて、今回の臨床研究では、

PCOSに対するコエンザイムQ10とビタミンEの投与による糖代謝および生殖能への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

PCOS患者86名を対象に、

コエンザイムQ10単独、

ビタミンE単独、

コエンザイムQ10+ビタミンEの併用投与

について8週間の介入試験が行われ、

糖代謝や性ホルモンへの影響が検証されました。


解析の結果、


交絡因子で補正後、

偽薬投与群に比べて、

コエンザイムQ10単独投与群と、

コエンザイムQ10+ビタミンEの併用投与群では、

空腹時血糖値の有意な改善が認められました。

ビタミンE単独投与群では、血糖値の改善傾向が示唆されました。

また

コエンザイムQ10単独投与群と、

コエンザイムQ10+ビタミンEの併用投与において、

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の有意な減少(改善)も認められました。


さらに、

偽薬群に比べて、

コエンザイムQ10投与群、ビタミンE投与群、

両者の併用投与群では、

血中テストステロン値の有意な減少も見出されました。
(P<0.001)


コエンザイムQ10とビタミンEの併用投与群では、

他の群に比べて、

SHBGの有意な改善も認められました。
(P=0.008)

以上のデータから、

PCOSにおけるコエンザイムQ10とビタミンEの有用性が示唆されます。




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。


.


先行研究では、次の報告があります。


大豆イソフラボンがPCOS患者での代謝指標を改善する


カルシウム+ビタミンDによる糖代謝改善作用@PCOS


PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)に対するコエンザイムQ10の有用性


PCOSに対するコエンザイムQ10の作用 



コエンザイムQ10による多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)での内分泌代謝関連遺伝子への作用



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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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妊娠中の喫煙曝露が葉酸低値と高ホモシステイン血症に相関:系統的レビュー [2018年09月15日(土)]
今月の母子栄養学の専門ジャーナルに、妊娠中の喫煙への暴露が、血中葉酸の低値、血中ビタミンB12の低値、血中ホモシステイン高値と有意に相関することを示した系統的レビューが、オランダのグループ(Erasmus MC, University Medical Center, Rotterdam)から報告されていました。
(Matern Child Nutr. 2018 Sep 4:e12675.)


妊娠中の葉酸は、

初期には神経管閉鎖障害の予防として必須です。

また、

妊娠期間を通じて、葉酸の摂取が、低出生体重児のリスク低減などの作用を示します。



妊娠中の喫煙への暴露(妊婦地震の喫煙や受動喫煙)は、さまざまな合併症を生じます。

妊婦ではない成人では、

喫煙への暴露が、血中葉酸値とビタミンB12値と有意な負の相関を示すこと、

血中ホモシステイン値と有意な正相関を示すことが知られています。


今回の系統的レビューでは、

妊婦の喫煙への暴露と、

妊婦の血中及び臍帯血中の葉酸、ホモシステイン値、ビタミンB12との関連が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, Embase, CINAHL, Cochrane, Scopus, Web of Science,)

2107年8月までに収載された関連論文が検索され、

2,015報の論文の中から、

32報が対象となり、

37,822名の参加者、

6,000名以上の喫煙者のデータが解析されました。


28報では、葉酸、

14報では、B12、

13報では、ホモシステイン値が測定されています。


28報中の19報では、

妊娠中の喫煙への暴露群は、

非暴露群に比べて、

葉酸値が有意に低値でした。


また、

ビタミンB12は、

14報中8報において、

喫煙者の妊婦において、有意に低値でした。


さらに、

ホモシステイン値は、

喫煙への暴露の妊婦では、高値の傾向が見出されました。


以上のデータから、

妊娠中の喫煙への暴露は、

葉酸低値、ビタミンB12低値、

ホモシステイン高値という関連が示唆されます。




葉酸はビタミンB群の一つです。

成人の場合、生活習慣病、特に動脈硬化性疾患に対する葉酸サプリメントの効果が知られています。


葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、

ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、

動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。


実際、これまでの観察研究や疫学研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する

葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)







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クロレラによる原発性月経困難症の症状軽減作用 [2018年09月14日(金)]
産婦人科学の専門ジャーナルに、原発性月経困難症に対するクロレラの作用を検証した臨床研究が、イランのグループ(Ahvaz Jundishapur University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Eur J Obstet Gynecol Reprod Biol. 2018 Aug 27;229:185-189.)


クロレラは、食用藻の一種で、タンパク質、ビタミン類、鉄分といった栄養素が豊富に含まれています。




原発性月経困難症は、女性のQOLを低下させてしまう病態です。

クロレラは、抗炎症作用や鎮痛作用を有することから、月経困難症に対する有用性が示唆されます。


そこで、今回の研究では、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

原発性月経困難症を有する若年女性44名を対象に、


・クロレラ投与群;
1日あたり1500mgのクロレラ含有ソフトカプセル、

・偽薬投与群

の2群について、

8週間の介入試験が行われました。


質問票を用いて、月経に関する調査及び食事調査が行われ、

体組成、炎症関連マーカー、酸化マーカーなどが介入の前後で測定されました。

(プロスタグランジンE2 (PGE2), PGF2a, hs-CRP、MDAなどが調べられています。)


解析の結果、

まず、
クロレラ投与群では、

PGE2, PGF2a, hs-CRP, MDAの有意な低下が認められました。
(P&#8201;<&#8201;0.05)

次に、

月経痛の重症度や期間は、

偽薬群に比べて、

クロレラ投与群において、有意な減少を認めました。
(p&#8201;<&#8201;0.05)


月経困難症に関連した全身症状(疲労、頭痛、悪心、嘔吐、エネルギー欠如)は、

クロレラ投与群において、有意な減少を示しました。
(p&#8201;<&#8201;0.05)


なお、体組成や栄養素の摂取量については、

両群間で有意差は見出されませんでした。


以上のデータから、


原発性月経困難症に対して、

クロレラの摂取による疼痛や重症度の有意な減少、

プロスタグランジ値、炎症マーカー、抗酸化マーカーの有意な改善が示唆されます。


今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。





クロレラやスピルリナに関する研究として、次のような報告があります。


スピルリナによる脂質代謝改善作用:メタ解析


肥満治療におけるスピルリナの有用性


クロレラによるQOL改善作用@乳がん患者



クロレラによる血管機能改善作用


クロレラによる抗酸化作用@日本人高齢者



クロレラによる血管内皮機能改善作用



クロレラによる抗酸化作用@喫煙者



妊婦におけるクロレラサプリメントの効果




スピルリナの抗酸化作用 



スピルリナによる免疫賦活作用




スピルリナによる糖尿病治療薬の副作用軽減




スピルリナによる脂質代謝改善作用:メタ解析




DHCでは、

クロレラ


スピルリナ


を製品化しています。






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葉酸の摂取が大腸がんリスクを19%減らす [2018年09月13日(木)]
アメリカがん協会の研究によると、葉酸の摂取により大腸がんリスクが低下することが報告されています。
(Gastroenterology. 2011 Jul;141(1):98-105)

ネット上では、葉酸サプリメントが大腸がんや大腸ポリープのリスクを高める、といった不適切な情報が散見されます。


サプリメントについて、ネガティブなニュースが独り歩きするというのは、残念ながら、よくあることですが。。。


さて、
前向き疫学研究では、
食品からの葉酸の摂取と、大腸がん(結腸がん・直腸がん)リスクとの間に負の相関が見出されています。

つまり、葉酸を多くとると、大腸がんのリスクが減少するというデータがたくさん知られています。


しかし、
1998年に開始された米国での葉酸の強制添加では、比較的高用量の葉酸が摂取される結果を生じたと考えられます。

また、葉酸サプリメントも広く利用されています。


そこで、今回の研究では、
葉酸サプリメントあるいは葉酸強化食品からの高用量の葉酸の摂取と、大腸がんへの影響が検証されました。

(食品に含まれる天然型の葉酸と、サプリメントや強化食品に含まれる合成型の葉酸では、体内の代謝への作用が異なり、大腸がんリスクを上げるのでは、ということに対する検証です。)


具体的には、

がん予防研究U(Cancer Prevention Study II (CPS-II)栄養コホート研究に参加した9万9,523名(男性43,512名と、女性56,011名)について、

葉酸の摂取と、大腸がんリスクとの関連が調べられました。


葉酸の強制添加の前後となる、

1999年から 2007年の間に、1023名が大腸がんと診断されました。

(葉酸の強制添加は1998年に開始されています。)



解析の結果、

まず、
天然型の葉酸の摂取と、大腸がんリスクとの関連は、

摂取量が5分位で

最高群は、最低群に比べて、

14%のリスク低減傾向が示唆されましたが、有意差は検出されませんでした。
(有意差なし:RRQ5vsQ1=0.86; 95% CI: 0.70-1.06; P trend=.12)

次に、
合成葉酸の摂取と、大腸がんリスクとの関連は、

摂取量が5分位で、

最高群は、最低群に比べて、

16%のリスク低減傾向が示唆されましたが、有意差は検出されませんでした。
(有意差なし;RRQ5vsQ1=0.84; 95% CI: 0.68-1.03; P trend=.06)


さらに、

葉酸の全摂取量の5分位での解析では、

最高群では

最低群に比べて

大腸がんリスクは19%の有意な低下が見出されたということです。
(RRQ5vsQ1=0.81; 95% CI: 0.66-0.99; P trend=.047).



以上のデータから、

葉酸の強制添加あるいはサプリメントの投与によって、

大腸がんリスクが上昇することはなく、

葉酸の摂取量が多いほど、

大腸がんリスクが低下するという相関が示唆されます。




葉酸はビタミンB群の一つです。

成人の場合、生活習慣病、特に動脈硬化性疾患に対する葉酸サプリメントの効果が知られています。


葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、

ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、

動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。


実際、これまでの観察研究や疫学研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する

葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


葉酸 30日分

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βカロテン値が、乳がん生存率と相関:系統的レビュー/メタ解析 [2018年09月12日(水)]
臨床乳がん研究の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンAおよびカロテノイド類と、乳がん生存率との関連を検証した系統的レビュー/メタ解析が、中国のグループから報告されていました。
(Clin Breast Cancer. 2018 Aug 4.)



先行研究では、ビタミンAの摂取と、乳がん生存率とに関して、様々な報告があります。

そこで、今回の系統的レビュー/メタ解析では、

ビタミンAの摂取と、乳がんの生存率、および全生存率(OS)の関係が検証されました。


具体的には、主要医学データベースを用いて、
(PubMed and EMBASE)

2018年1月31日までに収載された論文が検索され、

10報(コホート研究8報と、臨床試験1報、プールされた研究1報)から、

乳がん患者19,450名のデータがメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

食事からのβカロテンの摂取は、

乳がんの全生存率の改善と有意な相関を示したということです。

βカロテンの摂取量が、

最低群に比べて、

最高群では、

30%相違があり、
(HR;0.70, 95%CI, 0.50-0.99; I2 = 37.5%)

1日あたり1200&#13197;の摂取により、
7%の差異となっています。
(0.93, 95%CI, 0.88-0.99; I2 = 38.7%)


メタ回帰分析では、


βカロテンの摂取と、乳がんの全生存率との相関に有意な影響を与えるのは、BMIでした。


なお、
他のカロテノイド類(αカロテン、ベータクリプトキサンチン、リコピン、レチノール、ルテイン)では、

乳がん診断の前後での食事調査に基づいて、

乳がんの予後に有意な影響は見出されませんでした。


以上、今回の系統的レビュー/メタ解析から、

食事由来のβカロテンの摂取が多いと、

乳がん発症後の全生存率の向上に相関することが示唆されます。



マルチビタミンやマルチミネラルサプリメントは、潜在的な微量必須栄養素の摂取不足を予防するために、ベーシックサプリメントとしての摂取が推奨されます。

マルチビタミンサプリメントの有用性に関して、次の研究が知られています。



マルチビタミン・ミネラルと死亡率の関係:メタ解析



マルチビタミン・ミネラルサプリメントで栄養素不足が解消



野菜不足の日本人はマルチビタミン摂取によって脳卒中での死亡率が20%低下




50歳以上の米国の男性医師14,641名を対象にした研究で、

マルチビタミンによるがんリスク低減効果


(平均的な日本人を集団で対象とする場合、現代の食生活では潜在的な栄養素の不足という問題は想定されますが、マルチビタミンの投与で死亡率低下というデータまでは検出できないと思います。)

(なお、マルチビタミン・ミネラルサプリメントによる抗がん作用や死亡率低下のメカニズムとしては、ビタミンCやビタミンE、セレンといった抗酸化作用を持つ成分が、酸化障害の抑制を介して、抗がん作用および生活習慣病予防効果を示す、となります。)








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posted at 23:52 | この記事のURL
葉酸の摂取が大腸がんや大腸ポリープのリスクを高めることはありません [2018年09月11日(火)]
葉酸は、高ホモシステイン血症を改善し、動脈硬化性疾患の予防や脳萎縮抑制により、脳卒中や認知症を予防するエビデンスが確立しています。

具体的には、食品への強制添加や葉酸サプリメントの摂取により、脳卒中の死亡率が減少することがメタ解析で確立しています。

一方、
ネット記事なのでは、葉酸の摂取が大腸ポリープや大腸腺腫のリスクを高めるのでは?、といった記述をみることがあります。


これまでの多くの検証の結果、葉酸の摂取が大腸ポリープのリスクに影響を与えることはないこと、
むしろ、葉酸により大腸がんリスクが減少することが示されています。

葉酸の摂取と、大腸ポリープの関連については、いくつかのメタ解析やレビューが報告されています。

例えば、がん研究の専門ジャーナルに、米国のグループ(University of Southern California)からレビューが報告されています。
(Int J Cancer. 2011 Jul 1;129(1):192-203.)


まず、先行する観察研究では、

葉酸が不足していると、大腸腺腫や大腸がんのリスクを高めることが報告されてきました。
(PMID:12163691、15499620、19661077)


一方、
疫学研究や動物実験では、
葉酸サプリメントや血中葉酸値と、大腸がんリスクとの相関も示唆されてきました。
(PMID:19541855)


そこで、

今回のレビュー論文では、

エビデンスレベルの高い検証法として、

大腸腫瘍リスクに対するサプリメントの介入試験が調べられています。



5報のランダム化比較試験が対象となりました。


これらのRCTでは、

大腸腺腫の既往歴があり、

大腸腺腫のリスクが高い群に対する葉酸サプリメントの再発予防効果が検証されています。


2報では、予防効果が見出されました。
(PMID:18680228、 7995171)

一方、他の2報では、有意な予防効果は見出されませんでした。
(PMID: 17551129(AFPPS研究)、PMID:18022173(ukCAP研究))


例えば、Aspirin/Folate Polyp Prevention Study (AFPPS)という研究では、1mgの葉酸サプリメントが3年間、投与されましたが、大腸腺腫のリスクについて、偽薬投与群との間に有意差は認められませんでした。
(PMID: 17551129(AFPPS研究))

AFPPS研究の結果は、次のように報告されています。

3年間の試験期間中、
987名(96.7%)の被験者が大腸内視鏡検査でフォローアップされ、

少なくとも1つの大腸腺腫が見出された被験者は、
葉酸群では44.1% (n = 221)、
偽薬群では42.4% (n = 206)でした。
(有意差ナシ: RR, 1.04; 95% CI, 0.90-1.20; P = .58)

次に、
進行病変(advanced lesion;2p以上の腺腫や粘膜内がん、繊毛状腺腫、粘膜下層への浸潤がん)が1つ以上、見出された被験者の割合は、

葉酸摂取群では11.4% (n = 57)
偽薬摂取群では8.6% (n = 42)

であり、両群間に有意差は認められませんでした。
(RR, 1.32; 95% CI, 0.90-1.92; P = .15)



続いて、
607名 (59.5%)が2次フォローアップを受けており、

1つ以上の大腸腺腫が見つかった割合は、
葉酸群では41.9% (n = 127)、
偽薬群では 37.2%(n = 113)
であり、両群間に有意差ナシ
(RR, 1.13; 95% CI, 0.93-1.37; P = .23)

さらに、
1つ以上の進行病変(advanced lesion)が見つかった割合は、
葉酸群の11.6% (n = 35)、
偽薬群の6.9% (n = 21)
でした。
(両群間に有意差あり。 RR, 1.67; 95% CI, 1.00-2.80; P = .05)

この2次フォローアップのところで、有意差があるということで、この研究のこの部分だけが、一人歩きして、葉酸サプリメントのネガティブキャンペーンによく引用されています。)

なお、論文の結論では、
「葉酸1mgは、大腸腺腫リスクを低減しなかった」
と述べられています。

他の研究者の報告では、大腸腺腫の既往歴を有する被験者では、
1mgの高用量の投与による影響があるのかもしれない、と考察されています。


また、
United Kingdom Colorectal Adenoma Prevention (ukCAP) trialでは、
葉酸0.5mgが投与されましたが、偽薬投与群と有意差は見出されませんでした。
(PMID:18022173(ukCAP研究))



なお、

「Nurses’ Health Study/Health Professionals Follow-up Study (NHS/HPFS)」では、

全体の解析では、葉酸によるリスク低減効果は見出されませんでしたが、

層別解析では、

アルコールの摂取用が多い群や、葉酸値が低い群では、リスク低下作用が検出されました。

この論文では、葉酸が大腸がんや大腸腺腫のリスクを上げることはない、と結論付けられています。
(PMID: 19864409)



葉酸サプリメントが大腸ポリープのリスクを上げる、というネットの情報は、このAFPPS研究での1000mgの投与試験の2次フォローアップのデータからの引用です。


しかし、アメリカでは、葉酸の強制添加後に大腸がん抑制効果が示されています。

そこで、今回の南カリフォルニア大学の研究では、
改めて、これらの5報の介入試験がメタ解析されています。


具体的には、

大腸腺腫の既往歴のある男女2,632名を対象に、

1日あたり0.5mgあるいは1.0mgの葉酸サプリメント

あるいは

偽薬が投与され、

6ヶ月から42ヶ月間(平均30.6ヶ月間)のフォローアップが行われました。

解析の結果、

葉酸投与群と偽薬投与群との間で、

大腸腺腫のリスクに有意差はなく、
(RR 0.98, 95% CI = 0.82-1.17)

進行病変についても有意差は認められませんでした。
(RR;1.06、95% CI = 0.81-1.39)


次に、

葉酸は、

血中葉酸値が4分位で最低群(&#8804; 11 nmol/L)の被験者において、

大腸腺腫のリスク低減傾向(有意差なし)が認められました。

一方、

血中葉酸値が4分位で最高群では有意な変化は認められませんでした。
(> 29 nmol/L, p for trend = 0.17)


また、

アルコールの摂取が多くなるにしたがって、

葉酸サプリメントの摂取により、

大腸腺腫リスク減少傾向が認められました。


また、フォローアップの初期の結果では、

葉酸摂取群よりも、

偽薬摂取群のほうで、

有意に高い死亡率が示されています。
(1.7% vs. 0.5%, p = 0.002)

以上のデータから、

大腸腺腫リスクの高い(既往歴のある)被験者において、

3.5年間、
葉酸を500&#13197;、あるいは1000&#13197;投与した結果、

腺腫リスクが症状することはない、といえます。


アメリカでは、1998年の葉酸強制添加以降、大腸がんが減少したという研究データが報告されています。



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コエンザイムQ10による糖代謝改善・インスリン抵抗性改善作用 [2018年09月10日(月)]
今日、9月10日は、語呂合わせでコエンザイムQ10の日(コーキュウ・テン, CoQ10)だそうです。

コエンザイムQ10サプリメントによる糖代謝への作用を調べた論文を読んでみました。
(Biomed Res Int. 2018 Jul 29;2018:1613247)


コエンザイムQ10は、内在性の脂溶性抗酸化成分であり、ミトコンドリア機能維持に重要な役割を果たしています。

生活習慣病や慢性消耗性疾患の患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10が減少していることも示唆されています。



今回の研究では、

糖尿病予備軍患者において、

コエンザイムQ10による糖代謝への作用が検証されました。



具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

耐糖能異常を示す成人80名を対象に、

・コエンザイムQ10投与群:40名、

・偽薬投与群:40名

の2群について、

8週間の介入が行われ、

糖代謝関連指標が調べられています。


解析の結果、

8週間のコエンザイムQ10投与群では、

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の有意な減少が見出されました。
(P < .001)


また、
フリー酸素ラジカル値とコエンザイムQ10値は、有意な相関が認められました。
(P < .001)

なお、
空腹時血糖値、インスリン値、HbA1cは、両群間で有意差は認められませんでした。


その他、
問題となる有害事象は示されませんでした。

以上のデータから、

耐糖能異常の成人において、

コエンザイムQ10サプリメントの投与による糖代謝改善作用が示唆されます。


今後、補完療法としての利用が期待されます。



コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。


.





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慢性歯周炎に対するオメガ3系必須脂肪酸の有用性 [2018年09月09日(日)]
予防歯科の専門ジャーナルに、慢性歯周炎に対するオメガ3系必須脂肪酸の有用性を示した臨床研究が報告されていました。
(Oral Health Prev Dent. 2018;16(4):327-332.)


オメガ3系必須脂肪酸であるEPAやDHAは、抗炎症作用を有しており、動脈硬化性疾患の予防など、さまざまな生活習慣病のリスク低減に有用です。


今回の研究では、

歯周基本治療としての根面デブライドメント後において、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメントによる歯周炎関連マーカーへの作用が検証されました。


具体的には、

慢性歯周炎を有する閉経後の女性50名に対して、

・スケーリングとルートプレーニング(SRP)+偽薬投与群:25名、

・スケーリングとルートプレーニング(SRP)+オメガ3系必須脂肪酸サプリメントの経口投与群:25名、


の2群について、

開始前、3ヶ月後、6ヶ月後の時点で、

歯周病関連の臨床関連指標、

歯肉溝滲出液中のSOD活性などが調べられています。


解析の結果、

SRP単独群に比べて、

オメガ3系必須脂肪酸併用群において、
歯周病所見であるプロービングポケット深さの有意な軽減が見出されました。

また、抗酸化指標であるSOD活性の有意な亢進も見出されました。
(p < 0.01)

以上のデータから、

閉経後の女性において、

オメガ3系必須脂肪酸サプリメントは、歯周炎の標準治療に対する補完療法としての有用性が示唆されます。






DHCでは、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントを製品化しています。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))




DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))




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アメリカとカナダで葉酸の強制添加が脳卒中を減らしたエビデンス [2018年09月08日(土)]
アメリカとカナダでは、1998年に、葉酸の強制添加が開始され、その翌年から、脳卒中の死亡率が顕著に減少しました。
そのエビデンスをまとめた論文を読んでみました。
(Circulation. 2006 Mar 14;113(10):1335-43.)

今から20年前、
米国の食品医薬品局(FDA)は、製造業者に対し、1998年1月から栄養強化食品(パン、シリアル、小麦粉、コーンミール、パスタ類、米およびその他の穀物製品)に、葉酸の添加を義務付けました。

具体的には、
穀類製品100グラムあたり140マイクログラムの葉酸の強化という基準です

同年、カナダでも同じ施策が開始されました。

この施策の背景には、葉酸が、血中の悪玉アミノ酸であるホモシステインを代謝する、という機序があります。

心血管疾患、脳卒中のリスク因子の一つとして、高ホモシステイン血症があります。

ホモシステインは、たんぱく質代謝の過程で生じるアミノ酸の一つです。

葉酸の摂取により、

血中ホモシステインが低下すれば、

脳卒中の死亡率が減少すると考えられます。



米国疾病管理センターによる今回のコホート研究では、

脳卒中の死亡率について、

米国およびカナダでの葉酸の強制添加開始の前後での比較が行われました。

具体的には、

米国とカナダのデータと、

(同時期には葉酸の強制添加が行われていない)イングランドとウエールズのデータが調べられています。



解析の結果、

まず、

米国では、

脳卒中の死亡率は、

葉酸の強制添加の前の期間の1990年と1997年の間の減少率に比べて、
(年率-0.3%, 95% CI, -0.7 to 0.08)

強制添加後の1998年から2002年の間の減少率が有意に大きくなっていました。
(年率-2.9, 95% CI, -3.5 to -2.3) (P=0.0005)



感度解析により、どの因子がより大きく影響したかを調べた結果、

(葉酸の強制添加以外で)脳卒中の死亡リスクとして知られている他の主要な因子は、

米国での脳卒中死亡率の減少に関与していないことが示唆されました。


また、

カナダにおいて、

脳卒中の死亡率は、

1990年から1997年にかけて、

1年あたり平均-1.0% (95% CI, -1.4 to -0.6)と減少しました。

そして、

葉酸の強制添加後の1998年から2002年にかけて、

脳卒中の死亡率は、
1年あたり-5.4% (95% CI, -6.0 to -4.7)となり、減少が加速したことが見出されました。
(P< or =0.0001)



これに対して、

同時期に、葉酸の強制添加が行われていないイングランドとウエールズでは、

1990年から2002年の間で、脳卒中の死亡率減少に有意な変化は認められませんでした。


以上のデータから、


米国とカナダにおいて認められた脳卒中の死亡率低下の改善は、

葉酸の強制添加と有意に相関すると考えられます。


葉酸はビタミンB群の一つです。

成人の場合、生活習慣病、特に動脈硬化性疾患に対する葉酸サプリメントの効果が知られています。


葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、

ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、

動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。


実際、これまでの観察研究や疫学研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する

葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)






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posted at 23:54 | この記事のURL
サルコペニア(筋肉減弱症)を予防する栄養素:レビュー [2018年09月07日(金)]
栄養学の専門ジャーナルに、サルコペニア(筋肉減弱症)対策のための栄養素に関する総説が、カナダのグループ(McGill University)から報告されていました。
(Nutrients. 2018 Aug 16;10(8).)


加齢とともに、サルコペニアと筋骨格系の機能低下が生じ、

これらは、フレイル(虚弱)や機能障害をも生じえます。


したがって、
健康寿命の延伸には、フレイル(虚弱)、サルコペニア(筋肉減弱症)、(筋骨格系の)機能障害への対策が重要です。


サルコペニアの対策として、最も重要なのは、栄養素の摂取です。


骨格筋の健康維持のための栄養素として、

良質のたんぱく質、アミノ酸のロイシン、ビタミンD、オメガ3系脂肪酸の役割が注目されています。

高齢者では、一般に少食になり、あらゆる栄養素を食事だけから確実に毎日摂取する、というのは非現実的です。

(実際、食育基本法でも、高齢者に対しては、孤食をしないように、共食がすすめられていますが、あらゆる栄養素を食事から摂取する、といったことはうたわれていません。)



今回のナラティブレビューでは、


地域居住の高齢者において、
(健常者あるいはフレイルリスクのある高齢者)

これらの栄養素による筋肉量、筋力、身体機能への作用に関して、

最近の観察研究、介入研究のエビデンスが検証されました。



最近のエビデンスによると、

・健康な高齢者では、
1日あたり体重kgあがり1.0&#8315;1.2グラムのたんぱく質の摂取が推奨されること、

・たんぱく質の摂取は舞食事に分けて摂取、あるいは毎食時に最低限のたんぱく質をとることが好ましいこと、
が見出されました。


また、

(特に、ビタミンDが低値である場合に)

1日あたり800&#8315;1000 IUのビタミンDサプリメントの摂取が、

また、

1日あたり3グラムのオメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)の摂取が、

身体機能、筋肉量、筋力の維持に有用であることも見出されています。


なお、

レビューされた介入試験は、異質性が高く、

被験者数、質、摂取期間などでの相違があります。


今回のレビューから、

タンパク質、ロイシン、ビタミンD、オメガ3系必須脂肪酸の摂取が、

サルコペニアおよび筋骨格系の機能低下の予防に有用であることが示唆されます。






高齢者のフレイル(虚弱)予防のためには、たんぱく質、BCAA(分岐鎖アミノ酸)、HMB、ビタミンDといった栄養素の摂取が推奨されます。




フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用



HMB(エイチエムビー) 30日分

美しく健康的なスタイルを目指す方に! 効率よく理想的なメリハリを





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posted at 23:56 | この記事のURL
ローリングストックとして健康食品・サプリメントの活用を [2018年09月06日(木)]
北海道地震で亡くなられた方々へのご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。

西日本豪雨、大阪地震、大型台風など今年は自然災害が多くなっています。


DHCは、共創活動の一環として、全国各地の地方自治体と包括連携協定を締結し、地域活性化や健康づくりの分野で、さまざまな取り組みを行っています。

連携協定には防災に関する事項や防災協定が盛り込まれており、マルチビタミンやマルチミネラルといったサプリメントの支援も含まれています。

西日本豪雨から北海道地震など、災害発生時には、全体の状況について情報収集を来ない、先方自治体の負担や迷惑にならないようなタイミングを見計らって、DHCとしてお見舞いと支援要請の有無などの確認を行っています。

さて、自助・互助として、防災フェアなどでは、非常食や非常持ち出し袋などの啓発がお縄れています。

一般に、サプリメント・機能性食品は、非常食には含まれていません。
(非常食は、5年くらいの消費期限のある乾パンや水、アルファ化米などが中心です。)

これに対して、サプリメント・健康食品は、被災時/非難時に不足しがちな栄養素を補う目的で、「災害食」としての有用性が考えられます。

具体的には、
普段、使っているマルチビタミン、マルチミネラル、ビタミンCやビタミンD、ビタミンBなどをローリングストックとして、非常持ち出し袋に入れておく、という備えです。
(EPAやDHA、乳酸菌などもお勧めです。)


内閣府の調査では消費者の6割が健康食品を利用しているという報告があります。

また、同年の経済産業省の全国調査では、機能性食品の利用者は50%になっており、利用している、もしくは利用したいメーカーの第1位としてDHCが選ばれました。


今後、サプリメント・健康食品は、平時での適正使用の啓発を通じて、各自のライフステージや基礎疾患の有無など個人の状態に応じた、災害食としての利活用についても必要と感じています。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


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妊娠糖尿病に対するビタミンDの有用性:メタ解析 [2018年09月05日(水)]
内分泌代謝学の専門ジャーナルに、妊娠糖尿病に対するビタミンDサプリメントの有用性を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Ann Nutr Metab. 2018 Aug 31;73(2):145-159.)


先行研究では、

ビタミンDが不足していること、

ビタミンDが糖代謝改善に有用であることなどが報告されています。



日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析




今回の系統的レビュー/メタ解析では、


妊娠糖尿病でのビタミンDサプリメント投与による母子への作用が検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(Cochrane Central Register of Controlled Trials, MEDLINE (PubMed), Scopus, Web of Sciences, EMBASE, Google Scholar, Clininaltrial.gov, ProQuest, SID)

2018年1月までの収載論文が検索され、

妊娠糖尿病の女性に対するビタミンDサプリメントの投与と、偽薬投与あるいは非投与群を比べたランダム化比較試験が抽出されました。


5報のランダム化比較試験から310名の妊婦のデータがメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

対照群に比べて、

ビタミンDサプリメントの投与により、

空腹時血糖値、
(-12.54, 95% CI -15.03 to -10.05; 3試験, 223名のデータ)

総コレステロール値、
(-24.77, 95% CI -32.57 to -16.98; 3試験, 223名)、

LDLコレステロール値、
(-18.92, 95% CI -24.97 to -12.88; 3試験, 223名)、

HDLコレステロール値、
(3.87, 95% CI 1.20-6.55; 3試験, 223名)

hs-CRP
(hs-CRP; MD -1.35, 95% CI -2.41 to -0.28; 2試験, 126名)

新生児の高ビリルビン血症
(OR 0.33, 95% CI 0.13-0.80; 2試験, 129名)

において有意差が検出されました。


以上のメタ解析データから、

妊娠糖尿病において、

ビタミンDサプリメントの投与による母体の糖代謝および脂質代謝の改善作用、抗炎症作用、

新生児での代謝への好影響が示唆されます。


DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。





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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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インフルエンザではコエンザイムQ10が減少する [2018年09月04日(火)]
呼吸器系疾患研究の専門ジャーナル(電子版)に、インフルエンザの急性感染では、内在性のコエンザイムQ10が減少するというデータが、米国(Beth Israel Deaconess Medical Center, Boston)とデンマークのグループから報告されていました。
(Influenza Other Respir Viruses. 2018 Aug 29.)


コエンザイムQ10は、内在性の脂溶性抗酸化成分であり、ミトコンドリア機能維持に重要な役割を果たしています。

生活習慣病や慢性消耗性疾患の患者では、同年代の健常者に比べて、内在性コエンザイムQ10が減少していることも示唆されています。



今回の研究では、

健常者において、

急性インフルエンザ感染と、

内在性コエンザイムQ10値との関連が調べられ、

疾患の重症度や炎症マーカーとの相関も検証されました。


具体的には、

2013年12月27日〜2016年3月31日の間のインフルエンザの3シーズン中、

(医薬品投与前の時点で、ランダム化比較試験に登録された、)
急性インフルエンザ患者50名と、健常対照群29名の2群について、

コエンザイムQ10値が測定され

疾患の重症度や炎症マーカーで補正も行われました。



解析の結果、

まず、

インフルエンザの急性感染患者では、

健常者に比べて、

血中コエンザイムQ10は有意に低値であることが見出されました。
(.53ug/mL, IQR .37-.75 vs .72, IQR .58-.90, p=.004)


次に、

血中コエンザイムQ10値が低値(< .5ug/mL)である被験者の割合は、

対照群に比べて、

インフルエンザ患者群で有意に高いことが認められました。
(48% vs 7%, p<.001)


その他、

インフルエンザ患者群において

コエンザイムQ10値は、

IL-2値との有意な相関
(r = -.30, p=.04),

TNF-α値との有意な相関、
(r = -.35, p=.01)

VEGF値との有意な相関
(r = .38, p=.007)

も見出されました。


なお、

IL-6値、IL-10値、VCAM値、インフルエンザの重症度スコアとは有意な相関は検出されませんでした。
(all p > .05)


以上のデータから、


インフルエンザの急性感染の状態では、

内在性のコエンザイムQ10の減少、

炎症マーカーとの相関が示唆されます。


今後、コエンザイムQ10サプリメントの投与試験などによる臨床的意義の検証が期待される分野です。




コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。


.



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サルコペニアとフレイルが透析患者の予後を悪化する [2018年09月03日(月)]


透析研究の専門ジャーナルに、慢性維持透析患者の予後に対するサルコペニアやフレイルの影響を調べた臨床研究が、日本赤十字社医療センターのグループから報告されていました。
(Perit Dial Int. 2018 Jul 31)


慢性維持透析患者において、

サルコペニア(筋肉減弱症)は、

栄養障害・炎症・動脈硬化(MIA)症候群に関連する課題となります。

先行研究では、

血液透析患者において、サルコペニアが予後の悪化をもたらすことが示されています。

今回の研究では、

腹膜透析患者において、

サルコペニアやフレイルが死亡率などの予後に与える影響が検証されました。



具体的には、

横断研究および縦断研究として、

腹膜透析患者119名を対象に、

サルコペニアとフレイルの状態の評価(診断)がされ、

主アウトカムとして、

サルコペニアあるいはフレイルと、

全死亡率との関連が調べられています。


副アウトカムは、MIA関連因子との関連です。


解析の結果、

まず、

腹膜透析患者において、

サルコペニアの罹患率は8.4%、

フレイルの罹患率は10.9%
でした。


腹膜透析患者でのサルコペニアと関連していた因子は、

老齢、

バーセルインデックス(Barthel Index ; 機能的評価).の高値、

チャールソン併存疾患指数(CCI;Charlson Comorbidity Index)、

CFS、

BMI、筋力、筋量の低値、

歩行速度の低下

でした。


IL-6、アルブミン、プレアルブミン値は、

筋量と有意な相関を示しました。


次に、

フォローアップ期間中の解析の結果、

サルコペニアあるいはフレイルは、死亡率と有意な相関を示しました。


以上のデータから、

サルコペニアやフレイルは、腹膜透析患者の予後に影響を及ぼすことが示唆されます。






高齢者のフレイル(虚弱)予防のためには、たんぱく質、BCAA(分岐鎖アミノ酸)、HMB、ビタミンDといった栄養素の摂取が推奨されます。




フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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posted at 23:52 | この記事のURL
食物繊維によるがんリスク低減効果:メタ解析 [2018年09月02日(日)]



食物繊維の摂取によるがんリスク低減作用を検証したアンブレラ・メタ解析が、米国のグループ(National University of Health Sciences)から報告されていました。
(J Chiropr Med. 2018 Jun;17(2):90-96.)


食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。

最近の研究では、次の報告があります。




食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析


食物繊維の摂取による心血管リスク低下効果:メタ解析





今回の研究では、

食物繊維の摂取と、がんリスク低減との関連に関するメタ解析が行われました。


具体的には、

既報のメタ解析を対象にしたアンブレラレビュー/メタ解析として、

主要医学データベース(PubMed)を用いて、

1980年1月1日から2017年6月3日までの収載論文が解析され、


19報のメタ解析が、アンブレラレビューの対象となりました。


解析の結果、

食物繊維の摂取が最低群に比べて、

最高群では、

大腸がん(結腸・直腸がん)、

食道がん、

胃がん、

すい臓がんのリスクが、48%から12%の低減という相関が見出されました。
(RR = 0.52-0.88)


なお、

食道がん、胃がん、すい臓がんのメタ解析では論文の異質性も認められました。


乳がんについては、食物繊維の摂取が多い群では、

7%〜15%の有意なリスク低下作用が見出されました。
(RR = 0.85-0.93).


以上、

今回のアンブレラ・メタ解析では、

食物繊維の摂取による大腸がんなどのリスク低下作用が示唆されます。






食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。

最近の研究では、次の報告があります。

食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析


食物繊維の摂取と全死亡率・心血管疾患死・がん死亡の低下



10グラムの食物繊維が膵臓がんリスクを12%低下:メタ解析



10グラムの食物繊維が乳がんリスクを4%低下:メタ解析


毎日10グラムの食物繊維摂取で大腸がんリスクが10%低下




食物繊維含有玄米食による2型糖尿病の血糖コントロール改善作用



厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。

教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、

補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。



DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。


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国民健康栄養調査では、男女とも食物繊維の摂取量が推奨量よりも数グラム程度、少ないことが示されています。DHC食物繊維1包の追加で不足分を満たすことができます。




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posted at 23:56 | この記事のURL
ラベンダー+ゼラニウム精油アロマセラピーによる看護師のストレス軽減作用 [2018年09月01日(土)]


ラベンダーとゼラニウムのエッセンシャルオイル(精油)を用いたアロマセラピーによるストレス軽減作用を示した臨床研究が、ブラジルのグループ(Universidade Estadual Paulista)から報告されていました。
(Rev Esc Enferm USP. 2018 Aug 23;52:03348.)


アロマセラピーは、安全性が高い補完療法の一つであり、

疼痛や不眠症などさまざまな病態に広く利用されています。


女性の健康に関する有用性も示されています。

アロマが閉経後の女性の性機能を改善する:メタ解析




今回の研究では、

外科センターで勤務する看護スタッフにおいて、

ラベンダー(Lavandula angustifolia)ゼラニウム(Pelargonium graveolens)の精油を用いたアロマセラピーマッサージによるストレス軽減作用が検証されました。





具体的には、

ランダム化対象試験として、

サンパウロ州の教育病院の外科センターに勤務するナーシングチームのスタッフ38名を対象に、

・アロマセラピーマッサージ施行群19名

(精油を1%に希釈しアロマセラピーマッサージを1回あたり10分から15分、
42時間の間隔で、6回施行)

・対照群19名、

の2群について、

各介入の前後で、

心拍数や血圧が測定され、

一連の介入の前後で、ストレス指標(ワークストレススケールWSS)、ストレス症状リスト(LSS)が調べられています。


解析の結果、

アロマセラピーマッサージにより、心拍数および血圧の有意な低下が見出されたということです。




外科センターのナースチームにおいて、

アロマセラピーマッサージによるストレス軽減作用が示唆されます。



アロマテラピーは、安全性が高く、補完療法として様々な分野に用いられています。



最近の研究では、

アロマセラピーによる認知症改善作用



アロマセラピーによる術後の鎮痛効果



アロマセラピーによるストレス軽減効果@看護師



アロマセラピーによる掻痒改善効果@慢性維持透析患者


も示されています。



なお、

日本では、アロマセラピーの精油(エッセンシャルオイル)は雑貨扱いになっており、
品質が玉石混淆です。


したがって、一定以上の品質を有する、質の高いアロマセラピー製品を選ぶ必要があります。


DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。







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玄米は白米に比べて2型糖尿病リスクを低下する@米国 [2018年08月31日(金)]
玄米食が肥満やメタボリック症候群、2型糖尿病の予防や改善に有用であるという研究が多く報告されています。

玄米には、食物繊維、ビタミンB群、ミネラル類などが含まれており、食後血糖を抑制する働きを有しています。



例えば、2010年に内科学の専門ジャーナルに報告されたアメリカでの疫学研究でも、
白米に比べて、玄米が、2型糖尿病の発症リスクを低減させるという働きが見出されました。
(Arch Intern Med. 2010 Jun 14;170(11):961-9.)



この前向き研究では、

男性39,765名、女性157,463名を対象に、

ライフスタイルと疾患との関係が調べられています。

(ナースヘルススタディI とIIの一環です。)



年齢や生活習慣の交絡因子で補正後、


白米の摂取が多い群(1週間に5サービング以上)では、

白米の摂取が少ない(1カ月に1回未満)群に比べて、

2型糖尿病のリスクが17%高いという有意な相関が見出されました。
(RR;1.17 (1.02-1.36)


これに対して、

1週間に2サービング以上の玄米を摂取している群では、

1ヵ月に1サービング未満の玄米摂取群に比べて、

2型糖尿病リスクが11%有意に低値でした。
(RR;0.89, 95% CI, 0.81-0.97)


著者らの解析では、

1日あたり50グラム(3分の1のサービングサイズ)を、白米から玄米に置き換えることで、

2型糖尿病リスクが16%低下すること、
(95% CI, 9%-21%)

全粒の穀類でおきかえることで、

2型糖尿病リスクが36%低下すること、
(30%-42%)

が推計されました。


以上のデータから、

2型糖尿病の予防のためには、白米よりも玄米の摂取、生成された穀類よりも全粒の穀類が好ましいと考えられます。



血糖値を上げるのは、炭水化物であり、

食後血糖の上昇抑制のためには、
・食べる順番(ベジファースト・カーボラスト、野菜が先、炭水化物は最後)
・緩やかな糖質制限/炭水化物制限
が推奨できます。


なお、
琉球大学の研究グループは、玄米に含まれるγオリザノールが、内分泌代謝作用を有しているというデータを発表しています。

γオリザノールは、1954年に玄米中から分離された数種類のトリテルペンアルコールのフェルラ酸エステル化合物です。
(米ぬかに豊富に含まれる玄米特有の機能性成分とされています。)


DHCでは、北海道産米の発芽玄米を製品化しています。




ふるさと納税の返礼品にも採用されています。




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大豆と大豆イソフラボンが膀胱がんリスクを低下:高山スタディ [2018年08月30日(木)]


今月のがん研究の専門ジャーナル(電子版)に、日本人男性において、大豆と大豆イソフラボンの摂取が多いと膀胱がんリスクが抑制されるという疫学研究が、岐阜大学のグループから報告されていました。
(Cancer Epidemiol Biomarkers Prev. 2018 Aug 21.)


大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。


先行研究では,大豆製品の摂取による乳がんや前立腺がん、消化器がんのリスク低下作用が示されています。


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ



さて、今回の研究では、

高山スタディの一環として、

日本人男性において、大豆の摂取と、膀胱がんリスクとの関連が検証されました。


具体的には、

前向きコホート研究として、

1992年9月の時点で、
35歳以上の男性14,233名、女性16,584名を対象に、

大豆とイソフラボンの摂取が食事調査により調べられ、

エネルギー摂取量で調整後に、

膀胱がん罹患率ががん登録システムにて調べられています。


解析の結果、

13.6年間のフォローアップ期間にて、

男性120名、女性41名が膀胱がんを発症しました。



交絡因子で補正後、

大豆摂取の4分位で最低群に比べて、

最高群に至るまで、

男性での膀胱がんリスクは、

26%、

48%

45%(最高群)

のリスク低下という有意な相関が見出されました。
(P-trend: 0.023)


一方、

女性では、

40%、
25%
36%
という傾向でした。
(P-trend: 0.43)


また、

イソフラボンの摂取と、膀胱がん罹患率との間にも同様の負の相関が見出されました。


以上のデータから、

日本人男性において、

大豆製品及び大豆イソフラボンの摂取量が多いと、

膀胱がんの予防作用が示唆されます。


今後、介入試験によるサプリメント/機能性食品成分の臨床的意義の検証が期待される分野です。



大豆など植物性食品の一部には、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカルの1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気の他、さまざまな生活習慣病に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

最近の研究として、次の報告が知られています。


大豆イソフラボンによる大腸がんリスク低下:メタ解析


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析


イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用@日本人男性


大豆の摂取が多いと乳がんリスクが低下@日本人女性


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析


イソフラボンの摂取が多い乳がん患者は死亡率が低い:多民族コホート研究



大豆食品の摂取が2型糖尿病リスクを低減:ベトナム


大豆及びイソフラボンが日本人高齢女性の認知障害リスクを抑制する



DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


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エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。



先行研究では、次の報告があります。


エクオール(10mg)が日本人女性の骨の健康維持と心臓病予防に有用



膣のアンチエイジングにエクオールの働き




ただし、
エクオールの体内産生には、腸内細菌叢が関与するため、エクオールを産生できる人とそうではない人がいることがわかっています。

日本人でエクオールが産生できるのは、50-60%程度です。

また、食習慣の変化により、若年者では、エクオール産生者の割合が減少しており、

日本人の若年女性では、20-30%の人しか、エクオールを産生できていないと報告されています。

エクオール産生者は、非産生者に比べて、大豆イソフラボンの機能性/健康増進効果や未病対策効果を得られると考えられます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


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