サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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最新記事
ビタミンD値が高いと大腸がん生存率が高い:系統的レビュー/メタ解析 [2018年07月22日(日)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、血中ビタミンD値と、大腸がん生存率との関連を調べた系統的レビュー/メタ解析が、ドイツのグループ(German Cancer Research Center (DKFZ))から報告されていました。
(Nutrients. 2018 Jul 13;10(7).)


ビタミンDは、免疫調節作用や抗炎症作用を有しており、

がんなど生活習慣病のリスク低減に有用です。

ビタミンD3サプリメントは、ベーシックサプリメントとして健康増進や未病対策としての摂取が推奨できます。


先行研究では、

大腸がん(結腸がんと直腸がん、CRC)患者において、

血中のビタミンD(25(OH)D)が高いほど、生存率が高いというデータが示唆されています。



今回の系統的レビュー/メタ解析では、

血中ビタミンD値と大腸がん生存率との関連のアップデートが行われました。

具体的には、
主要医学データベースを用いて関連論文が検索され、
(PubMed and Web of Science)



11報の原著論文から、大腸がん患者7718名のデータが解析の対象となりました。

メタ解析の結果、

血中ビタミンD値(25(OH)D)が高いほど、

生存率が高いという有意な相関が見出されたということです。


ビタミンD値が最高群に比べて、

最低群では、

全死亡率が32%低く、
(HR; 0.68 (0.55⁻0.85))

大腸がんの生存率が33%低い
(HR;0.67 (0.57⁻0.78))

という関連が見出されました。


サブ解析では、

ビタミンD値と生存率との相関が顕著であったのは、

欧州での研究、

サンプル数が多い研究、

ステージIからIVの患者を含んだ研究

でした。


以上、今回のメタ解析のアップデートから、

大腸がん患者において、

血中ビタミンD値が高いほど、生存率が高いという関連が考えられます。

今後、介入試験による検証が期待される分野です。


ビタミンDは、抗炎症作用を有しており、生活習慣病の予防効果が考えられます。

生活習慣病や内臓脂肪型肥満に伴う病態の本質は、「慢性炎症」です。

したがって、機能性食品成分による病気の予防のためには、抗炎症作用を有し、かつ、安全性が確立し、かつ、経済性(費用対効果)の高い製品の利用が進められます。


食品成分で、抗炎症作用を有し、かつ、多くの臨床研究において有用性が示されているのは、ビタミンD、コエンザイムQ10、オメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)、ウコン、グルコサミンなどです。


DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



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サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


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posted at 23:55 | この記事のURL
西日本豪雨のお見舞い:境町が代行を開始しました [2018年07月22日(日)]
この度の「西日本豪雨」で被害に遭われた皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。



DHCと包括連携協定を締結している茨城県境町では、

西日本豪雨災害地域のふるさと納税業務を行っています。


境町は、2年前の熊本地震の時に、いち早く、納税業務代行を開始した自治体です。

(境町が全国の自治体に先駆けて、代行業務の実施による行政支援という仕組みを構築しました。その後、多くの自治体が同じ仕組みで追随しました。)


平成30年西日本全域大雨災害(岡山県倉敷市・広島県)の代理寄附の受付を開始しました




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posted at 07:54 | この記事のURL
第16回山口県統合医療学会総会 [2018年07月21日(土)]
今日は、

第16回山口県統合医療学会総会@山口市医師会でした。


医療法人社団水生会 理事長の柴田眼治先生は、

IMJの前身の一つ、JACTの時代から、多くの臨床実践をされておられる高名な外科医で、

日本統合医療学会の全国大会も主催されました。


情報交換会では、ご講演された佐田先生が、レプチンや肥満関連遺伝子に関する拙著を読んでおられて、いろいろと研究の話もできました。



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posted at 23:56 | この記事のURL
亜鉛サプリメントの抗炎症作用:メタ解析 [2018年07月20日(金)]
今月の薬理学の専門ジャーナル(電子版)に、亜鉛サプリメントの抗炎症作用を示したメタ解析が報告されていました。
(Eur J Pharmacol. 2018 Jul 13.)


慢性炎症は、生活習慣病の病態であり、抗炎症作用を有する機能性食品成分が未病対策に有用と考えられます。


厚労省の国民健康栄養調査では、カルシウム、マグネシウム、亜鉛が、男女とも成人の全年齢層で摂取不足であると報告されています。


先行研究では、

亜鉛による抗炎症作用や抗酸化作用が示唆されています。

しかし、臨床試験での亜鉛投与による炎症関連マーカー(CRP)への影響は明確ではありません。


そこで、今回のメタ解析では、

成人において、
亜鉛サプリメント投与による血中CRPへの影響が検証されました。

具体的には、
主要医学データベースを用いて、
(PubMed, SCOPUS, Google Scholar)

2017年10月までに収載された論文が検索され、

1505報が抽出され、

8報のランダム化比較試験(RCT)がメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

亜鉛サプリメント投与によって、

血中CRP値の有意な減少が見出されたということです。
(WMD: -1.68mg/l; 95% CI: -2.4 to -0.9, P= <0.001)


サブ解析では、

サプリメントの用量、試験の質、対象者、投与前のCRP値などが論文の異質性の要因でした。


1日あたり50mgの亜鉛の摂取群
(WMD: -1.97mg/l; 95% CI: -2.28 to -1.67, P= <0.001),

質の低い試験
(WMD: -2.9mg/l; 95% CI: -3.68 to -2.12, P= <0.001)

腎機能低下の被験者
(WMD: -7.43mg/l; 95% CI: -12.57 to -2.29, P= 0.005)

では、より顕著なCRP値の改善が認められています。


以上のメタ解析データから、

亜鉛サプリメント投与による抗炎症作用が示唆されます。

今後、健常者や未病における臨床的意義の検証が期待されます。


亜鉛は、生体の機能維持に必須なミネラルであり、不足すると、味覚障害などの症状が生じます。

また、セックスミネラルとしても知られています。

その他、亜鉛は、褥瘡患者の栄養補給に推奨されています。
(2015年には、医療関係の学会のガイドラインにより、コラーゲン加水分解物が、褥瘡患者への栄養補給に推奨されました。)

【推奨文】 亜鉛、アスコルビン酸、アルギニン、L-カルノシン、n-3系脂肪酸、コラーゲン加水分解物など疾患を考慮したうえで補給してもよい.「褥瘡予防・管理ガイドライン(第 4 版)」(日本褥瘡学会 2015年)



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鹿児島県鹿屋市と包括連携協定を締結いたしました [2018年07月19日(木)]
本日、鹿児島県鹿屋市とDHCとの包括連携に関する協定書の調印式が行われました。

今回の包括連携協定に際し、ご尽力いただきました関係者の皆様に御礼申し上げます。

今後、鹿屋市における地域活性化に協力し、さまざまな取り組みを実施する予定です。




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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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グルコサミンとコンドロイチンの変形性関節症への働き:メタ解析 [2018年07月18日(水)]
今月のスポーツ医学の専門ジャーナルに、グルコサミンとコンドロイチンによる変形性膝関節症あるいは変形性股関節症への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、中国のグループから報告されていました。
(J Orthop Surg Res. 2018 Jul 6;13(1):170.)



グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。


作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究&#8212;MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医


さて、
今回の系統的レビュー/メタ解析では、

グルコサミンとコンドロイチンの単独あるいは併用投与による変形性膝関節症や変形性股関節症への作用が検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Embase, Cochrane Library)

2018年5月22日までに収載された関連論文が検索され、


26報、30試験がメタ解析の対象となりました。



解析の結果、

まず、
コンドロイチンと偽薬の比較では、

コンドロイチンの投与により、関節の疼痛の軽減と関節機能の改善が認められました。


次に、
偽薬と比べて、

グルコサミン投与群では、

関節のこわばりの指標で有意な改善が見出されました。

一方、

併用投与群と偽薬群との間では有意な差は見出されませんでした。

その他、安全性に関して、有害事象は、実薬群と偽薬群との間で有意差は認められていません。


以上のデータから、

コンドロイチンの経口投与により、関節症の疼痛軽減及び関節機能の改善作用、

グルコサミンの経口投与による関節のこわばりの改善作用が示唆されます。

なお、併用投与の臨床研究は限定されるため、さらに検証が必要と考察されています。





変形性膝関節症に対して、


最近の研究では、次の報告があります。


変形性膝OAの疼痛に対してグルコサミン+コンドロイチンはセレコキシブと同等の効果



グルコサミン・コンドロイチンの関節裂隙狭小化抑制効果




グルコサミン・コンドロイチンによる関節軟骨保護作用@膝関節症





コンドロイチンによる変形性膝関節症改善作用




グルコサミンはNF-κBを抑制し抗炎症作用を示す



グルコサミン・コンドロイチン利用者は炎症マーカーが低い




グルコサミンによる寿命延長効果




グルコサミンはジアセレインと有効性が同じで、副作用が少ない:メタ解析



DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。


グルコサミン 2000 30日分【機能性表示食品】


機能性表示
ひざ関節の曲げ伸ばしをサポート/ひざの違和感の緩和







極らくらく



らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究&#8212;MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。



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posted at 23:52 | この記事のURL
ビタミンEサプリメントの抗酸化作用:メタ解析 [2018年07月17日(火)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、ビタミンEサプリメントの抗酸化作用を検証したランダム化比較試験のメタ解析が報告されていました。
(Int J Vitam Nutr Res. 2018 Jul 16:1-8.)


ビタミンEは、抗酸化作用を有しており、生活習慣病予防作用が考えられます。


今回のメタ解析では、

ビタミンEサプリメント投与による抗酸化マーカーへの作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

ビタミンEサプリメント投与により、脂質での抗酸化マーカーのイソプロスタンF2αの尿中及び血中濃度への作用を調べたランダム化比較試験が検索され、
(PubMed, Scopus, Science Direct and Cochrane Library databases)


889報の関連論文から、
4報のランダム化比較試験の5群が、血漿中イソプロスタンF2αの解析の対象となりました。


尿中のイソプロスタンF2α値は、

3報、14群がメタ解析の対象となりました。


交絡因子で補正後、

血中イソプロスタンF2αは、ビタミンEサプリメント投与により、

有意な減少を示しました。
(6.98 ng / l、 95% CI = -11.2, -2.76; P < 0.001)


一方、
尿中イソプロスタンF2α値については、ビタミンEサプリメントによる有意な作用は見出されませんでした。
(-11.31 pg / mg creatinine, 95% CI = -26.4, 3.78; P = 0.88)


以上のメタ解析のデータから、

ビタミンEサプリメント投与により、脂質での抗酸化マーカーである血中のイソプロスタンF2αの低下作用が示されます。




ビタミンEについては、下記の報告があります。

ビタミンEサプリメントによるCRP低下効果:メタ解析



ビタミンEのメタ分析:脳出血リスクと脳梗塞予防



抗酸化サプリメントと死亡率のメタ分析 



抗酸化サプリメントのメタ分析@コクランレビュー



ビタミンEによる前立腺がんリスク低下作用 


高用量のビタミンEは骨粗鬆症のリスクではない



ビタミンE
天然ビタミンE[大豆] 30日分
美容と若々しさの維持に
\380(税込\410)







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posted at 23:54 | この記事のURL
ビタミンD不足は低い免疫能と尿路感染症リスクに相関 [2018年07月16日(月)]
今月の小児科学の専門ジャーナル(電子版)に、小児における血中ビタミンD値と、免疫能および尿路感染症リスクとの関連を調べた研究が、スウェーデンのグループ(Karolinska Institutet and Karolinska University Hospital)から報告されていました。
(Acta Paediatr. 2018 Jul 13.)


ビタミンDは、免疫調節作用を有しており、

ビタミンDが、内在性の抗菌ペプチドであるcathelicidin やβ-defensin-2の産生亢進作用を示します。

これらのペプチドは、尿路系に発現していることから、

今回の研究では、
ビタミンDの状態と、カテリシジンcathelicidin とβディフェンシン2(β-defensin-2)の値、尿路感染症リスクとの相関が調べられました。




具体的には、

3歳以下の小児120名を対象に、
(尿路感染症76名、先天性水腎症44名)


血中ビタミンD値(25OH-D)、血中カテリシジンとβディフェンシン2が測定されています。



解析の結果、

まず、
小児の21%がビタミンD不足あるいはビタミンD欠乏であることが見出されました。


血中ビタミンD値は、

年齢と負の相関を示し、

特に女児では、有意に低値でした。


次に、

血中ビタミンD値は、

カテリシジンと正相関を示しましたが、

βディフェンシン2との有意な相関は検出されませんでした。

また、

ビタミンDの低値と、

女児での尿路感染症リスクとの相関が見出されました。

なお、1年のフォローアップでの再発リスクでは相関は見出されませんでした。



以上のデータから、

ビタミンDは免疫能に関与し、内在性抗菌ペプチド値と相関すること、

ビタミンD不足/欠乏が女児での初回の尿路感染症リスクに関連することが示唆されます。





近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。





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ビーツ(ビートルート)果汁の運動能への作用 [2018年07月15日(日)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、ビーツ(ビートルート、てんさい)果汁の摂取による運動能への作用を検証した臨床研究が、ブラジルのグループ(Universidade Estadual de Maringa)から報告されていました。
(Appl Physiol Nutr Metab. 2018 Jul 9.)



ビーツ(ビート)には、ベタシアニンというポリフェノールが含まれており、抗酸化作用による機能性が示唆されます。


今回の研究では、

ビートジュースの摂取による10qランニングへの作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検偽薬対照クロスオーバー試験として、

レクレーション・ランナーの男性14名(平均年齢27.8 ± 3.4歳)を対象に、

10kmランニングテストが、

試験開始時、ビート果汁摂取後、偽薬対照摂取後の3回、行われました。

実薬群は420mlのビート果汁飲料 (8.4 mmol NO3-/day)を3日間と、測定日当日は2時間前の投与、

対照群は、420mlの偽薬投与 (0.01 mmol NO3-/day)投与でした。


アウトカムとして、

平均速度(MV)、

最大心拍数(HRmax),

主観的最大運動強度 (RPEmax)

などが測定されています。


解析の結果、

10qの時間については、両群間で有意差は見出されませんでした。
(BRJ: 50.1 ± 5.3; PLA: 51.0 ± 5.1 min, p = 0.391)

また、平均速度も同程度でした。
(BRJ: 12.1 ± 1.3; PLA: 11.9 ± 1.2 km&#183;h-1, p = 0.321)


一方、
最初の5qに要する時間は、

偽薬対照群に比べて、

ビート果汁摂取群において、有意に短くなっていました。
(P = 0.027)


以上のデータから、

レクレーションとしての10q走を行う男性ランナーにおいて、

ビーツ果汁摂取による運動能の向上作用が示唆されます。

DHCでは、ポリフェノールを含むサプリメントを製品化しています。


ポリフェノール
4種類のポリフェノールを手軽に補給




DHCでは、大学との共同研究にて、

DHCのコエンザイムQ10投与によって、運動負荷時の活性酸素による酸化障害の抑制作用を報告しています。



具体的には、

トレッドミルを用いた60分間の持久走の負荷に際して、運動前の1週間、DHCのコエンザイムQ10 およびビタミンC、ビタミンEを摂取した群では、摂取しなかった群に比べて、尿中8-OHdG値の上昇が抑制(=運動による酸化障害の発生が抑制)されたというデータです。

運動習慣を有する場合、

マルチビタミンマルチミネラルに加えて、





コエンザイムQ10、



αリポ酸、



ビタミンC(ハードカプセル)、



ビタミンBミックス


アミノ酸



を利用することが好ましいと考えられます。




コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。








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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



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ベジタリアン食が糖尿病を改善する:メタ解析 [2018年07月14日(土)]
臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、ベジタリアン食の摂取による糖尿病患者での血糖コントロールに対する作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、カナダのグループ(University of Toronto)から報告されていました。
(Clin Nutr. 2018 Jun 13.)



一般に、
植物性食品を中心とするベジタリアン食では、
抗酸化作用や抗炎症作用を含む機能性食品素材により、がんをはじめとする生活習慣病の予防効果が考えらます。


今回の研究では、

欧州糖尿病学会(EASD)の栄養療法に関するクリニカルプラクティスガイドラインのアップデートとして、

糖尿病患者において、

ベジタリアン食による血糖コントロールおよび心血管リスクファクターへの作用が調べられました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, EMBASE, Cochrane)

2018年2月26日までに掲載された論文が検索され、

糖尿病患者において、ベジタリアン食の作用を調べた3週間以上の期間のランダム化比較試験を対象に、HbA1cを主アウトカムとして、系統的レビュー/メタ解析が行われました。


副アウトカムは、
血糖コントロール指標、脂質代謝指標、体重/体脂肪、血圧
です。


9報のRCTから、664名のデータがメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

ベジタリアン食の摂取によって、

HbA1cの有意な低下(改善)、
(MD = -0.29% [95% CI: -0.45, -0.12%])


空腹時血糖値の有意な低下(改善)、
(MD = -0.56 mmol/L [95% CI: -0.99, -0.13 mmol/L]),

LDLコレステロール値の有意な低下(改善)、
(MD = -0.12 mmol/L [95% CI: -0.20, -0.04 mmol/L]),

非HDLコレステロール値の有意な低下(改善)、
(MD = -0.13 mmol/L [95% CI: -0.26, -0.01 mmol/L]),

体重の有意な減少、
(MD = -2.15 kg [95% CI: -2.95, -1.34 kg]),

BMIの有意な低下、
(MD = -0.74 kg/m2 [95% CI: -1.09, -0.39 kg/m2])

ウエスト周囲長の有意な減少
(MD = -2.86 cm [95% CI: -3.76, -1.96 cm])

が見出されたということです。


なお、空腹時インスリン値、HDL、中性脂肪、血圧には有意な変化は認められませんでした。

以上、メタ解析のデータから、

論文著者らは、

糖尿病患者において、

ベジタリアン食の摂取により、血糖コントロールの改善、LDLおよび非HDLコレステロール値の低下、体重や体組成の改善が認められることから、


ベジタリアン食が、糖尿病の管理にお行ける栄養療法として支持される、と考察しています。




これまでの多くの研究によって、ベジタリアン食摂取群では、非ベジタリアン食摂取群よりも、生活習慣病リスクが低いことが知られています。



ベジタリアン食による心血管疾患リスク低下作用




ベジタリアン食による血圧低下作用@メタ解析



昨年12月、アメリカ栄養士会(栄養と食事のアカデミー)の機関ジャーナルに、ベジタリアン食に関するポジションステートメントが掲載されています。

--- 米国・栄養と食事のアカデミー(Academy of Nutrition and Dietetics、前米国栄養士会から改名)は、
「適切に準備されたベジタリアン食及びビーガン食は、健康的であり、栄養学的に十分であり、いくつかの病気の予防や治療のために、健康上の好影響をもたらす、」
と考えます。

-- ベジタリアン食は、ライスサイクルのすべてのステージ、妊娠中、授乳中、乳幼児、小児、青少年、高齢者、アスリートのいずれにも適切です。

-- 植物性食品を中心とする食事は、動物性食品を多く摂る食事に比べて、より環境的に持続可能なものです。
(more environmentally sustainable)
 その理由は、より少ない天然資源を利用するため、環境負荷がより少ないことです。

-- ベジタリアン食およびビーガン食は、虚血性心疾患、2型糖尿病、高血圧、あるタイプのがん、肥満といった、いくつかの疾患のリスクを低下させます。

-- 飽和脂肪酸の摂取が少なく、野菜・果物・全粒穀類、豆類、大豆製品、種実類(これらはいずれも食物繊維とファイトケミカルが豊富)の摂取が多いことが、ベジタリアン食やビーガン食の特長であり、このため、総コレステロール値やLDL(悪玉)コレステロールが低く、血糖コントロールにも好影響を与えます。
これらの要因が、慢性疾患リスク低減に寄与します。

-- ただし、ビーガン食は、信頼性の高い、ビタミンB12の供給源(強化食品やサプリメント)の利用が必要です。


拙著でもベジタリアン食について、まとめています。

ときどきベジタリアン食のすすめ ビーガン、マクロビオテックから総合栄養学まで



なお、ベジタリアン食であれば何でも健康的になる、というわけではありません。


(例えば、野菜はナシで、パスタにチーズ、パンの組み合わせでも、ラクトオボにはなりますが。)


もちろん、栄養学的にバランスの取れた、適切なベジタリアン食を摂取することが重要です。



一般に、植物性食品の摂取が多いベジタリアン食では、ファイトケミカル・ポリフェノールの摂取が多く、抗酸化作用を介した生活習慣病の予防効果が想定されます。


北米の栄養士会が共同で発表した見解によると、「適切に準備されたベジタリアン食は、健康に有益であり、必要な栄養素を満たしており、いくつかの疾患の予防や治療にも利点がある」とされています。


実際、これまでの疫学研究によって、肉食をする人々に比べて、ベジタリアンでは生活習慣病が少ないことが示されています。

ベジタリアン食による具体的な効果として、肥満、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、高血圧、脂質異常症、糖尿病、前立腺がん、大腸がんの発症リスクが低下します。

また、日本人ベジタリアンを対象にした調査でも、ベジタリアンは、非ベジタリアンと比べて、体格指数(BMI)、血圧、血中総コレステロール値、中性脂肪値が有意に低いことが見出されています。




DHCでは、良質の植物性食品として、
次のような関連製品を取り扱っています。



DHC発芽玄米



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エクストラバージンオリーブオイル









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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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posted at 23:53 | この記事のURL
αリポ酸による糖代謝改善作用:メタ解析 [2018年07月13日(金)]
今月の内分泌代謝学の専門ジャーナル(電子版)に、αリポ酸による内分泌代謝関連指標への作用が検証されました。
(Metabolism. 2018 Jul 7.)


αリポ酸は、抗酸化作用を有する機能性成分の一つで、体内ではミトコンドリアで産生されます。

サプリメントとしてのαリポ酸は、抗酸化作用を介した機能性が示されており、
ダイエット目的からアンチエイジングまで、広く利用されています。

特に、欧米の臨床試験では、糖尿病性神経障害に対する症状改善作用が報告されています。


先行研究では、次の報告があります。




αリポ酸による糖尿病性神経障害の症状改善:レビュー




αリポ酸による糖代謝改善・抗酸化能亢進作用@2型糖尿病




αリポ酸による抗肥満作用:メタ解析




・人工透析患者におけるαリポ酸の効果


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果




さて、今回の系統的レビュー/メタ解析では、

メタボリック症候群において、

αリポ酸サプリメントによる糖代謝および脂質代謝指標への作用が検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, EMBASE, Web of Science and Cochrane Central Register of Controlled Trials)


2017年10月までに収載された関連論文が検索され、

24報が解析の対象となりました。


解析の結果、

メタボリック症候群患者において、

αリポ酸サプリメントの投与により、

空腹時血糖値の有意な低下、
(SMD -0.54; 95% CI, -0.89,-0.19; P&#8239;=&#8239;0.003)

インスリン値の有意な低下、
(SMD -1.01; 95% CI, -1.70, -0.31; P&#8239;=&#8239;0.006)

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の有意な低下、
(SMD -0.76; 95% CI, -1.15,-0.36; P&#8239;<&#8239;0.001)

HbA1cの有意な低下、
(SMD -1.22; 95% CI, -2.01,-0.44; P&#8239;=&#8239;0.002)

中性脂肪値の有意な低下、
(SMD -0.58; 95% CI, -1.00, -0.16; P&#8239;=&#8239;0.006),

総コレステロール値の有意な低下、
(SMD -0.64; 95% CI, -1.01, -0.27; P&#8239;=&#8239;0.001),

LDLコレステロール値の有意な低下、
(SMD -0.44; 95% CI, -0.76, -0.11; P&#8239;=&#8239;0.008)

が見出されたということです。


なお、

ALA(αリポ酸)投与によるHDLへの作用は有意差は見出されていません。
(SMD 0.57; 95% CI, -0.14, 1.29; P&#8239;=&#8239;0.11)



以上の系統的レビュー/メタ解析から、

メタボリック症候群において、

αリポ酸サプリメント投与による内分泌代謝改善作用が示唆されます。



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αリポ酸、




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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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posted at 23:56 | この記事のURL
血中エクオールが高いと前立腺がんリスクが低い@日本人男性:メタ解析 [2018年07月12日(木)]
今月のがん研究の専門ジャーナル(電子版)に、イソフラボン類及びリグナン類の血中濃度と、前立腺がんリスクとの関連を調べたメタ解析が、ヨーロッパ各国と日本のグループから報告されていました。
(Int J Cancer. 2018 Jul 4.)



植物エストロゲンは、前立腺がんリスク低減との関連が示唆されています。


今回のメタ解析では、

イソフラボン類(ゲニステイン、ダイゼイン、エクオール)およびリグナン類(エンテロラクトン、エンテロジオール)の血中濃度と、

前立腺がんリスクとの関連が調べられました。


具体的には、

前向きコホート研究7報が対象となり、

(日本からの2報では、患者241名、対照群503名)

(欧州からの5報では、患者2,828名、対照群5,593名)


日本と欧州での血中イソフラボン類の濃度には大きな差があったため、それぞれ別に解析されました。



メタ解析では、

血中濃度の4分位で、最高群と最低群が比較された結果、


まず、
日本の男性では、

エクオールの血中濃度が、

最高群では、最低群に比べて、

前立腺がんリスクは39%有意に低値でした。
(OR; Q4 vs Q1=0.61, 95%CI=0.39-0.97)
(OR per 75 percentile increase=0.69, 95 CI=0.46-1.05, Ptrend =0.085)


なお、ゲニステインとダイゼインの血中濃度は、前立腺がんリスクとの間に有意な相関は見出されませんでした。
(それぞれ:ORs for Q4 vs Q1=0.70, 0.45-1.10, and 0.71, 0.45-1.12)


次に、

欧州の男性での解析では、

ゲニステイン、ダイゼイン、エクオールの濃度と、前立腺がんリスクとの相関は見出されませんでした。


その他、

リグナン類の血中濃度は、重症度や診断までの期間において、前立腺がんリスクとの相関は見出されませんでした




以上のメタ解析から、


診断前のイソフラボン類およびリグナン類の血中濃度と、前立腺がんとの間に強い相関は検出されませんでしたが、

日本人男性では、エクオールが高いと前立腺がんリスクが有意に低いという相関が示唆されます。

今後、介入試験などによる検証が期待される分野です。





エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。



先行研究では、次の報告があります。


エクオール(10mg)が日本人女性の骨の健康維持と心臓病予防に有用



膣のアンチエイジングにエクオールの働き




ただし、
エクオールの体内産生には、腸内細菌叢が関与するため、エクオールを産生できる人とそうではない人がいることがわかっています。

日本人でエクオールが産生できるのは、50-60%程度です。

また、食習慣の変化により、若年者では、エクオール産生者の割合が減少しており、

日本人の若年女性では、20-30%の人しか、エクオールを産生できていないと報告されています。

エクオール産生者は、非産生者に比べて、大豆イソフラボンの機能性/健康増進効果や未病対策効果を得られると考えられます。




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妊娠中の葉酸サプリメント摂取と子癇前症(妊娠高血圧症候群)リスク低下:メタ解析 [2018年07月11日(水)]
今月の産婦人科学の専門ジャーナル(電子版)に、妊娠中の葉酸サプリメントの摂取と、子癇前症(妊娠高血圧症候群)リスクとの関連を検証したメタ解析が、中国のグループ(Capital Medical University)から報告されていました。
(Arch Gynecol Obstet. 2018 Jul 5.)




子癇前症(妊娠高血圧症候群)は、異常妊娠の1種であり、母体の死亡や障害のリスクとなる病態です。

妊娠高血圧症候群の発症頻度は全妊婦の3〜4%とされ、産科領域における代表的疾患の一つです。
高血圧を主体とし蛋白尿をきたす疾患で、重症化により、肝機能障害や凝固線溶系の異常呼吸循環障害および中枢神経系の異常を含め、致死的な多臓器障害も惹起されます。



葉酸サプリメントの摂取は、妊娠初期における神経管閉鎖障害リスク低減のために推奨されています。


疫学研究では、

母体の葉酸サプリメントの摂取が、その他の出生期におけるアウトカムでの障害に対する予防効果を示すことが示唆されています。


そこで、

今回の研究では、

妊娠中の葉酸サプリメントの摂取と、

子癇前症(妊娠高血圧症候群)および妊娠高血圧症のリスクとの関連が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(Embase, PubMed and Cochrane library databases)
関連論文が検索され、


コホート研究13報、

ランダム化比較試験1報から、

妊娠中の葉酸サプリメントの摂取群160,562名、

と、
非摂取群149,320名が対象となりました。


まず、全体の解析では、妊娠高血圧リスクと、葉酸サプリメントとの間に有意な相関は見出されませんでした。


ただし、

妊娠中の葉酸サプリメントの摂取は、
子癇前症(妊娠高血圧症候群)リスクを有意に減少させるという相関が見出されました。

さらに、

サブ解析では、

葉酸を含むマルチビタミンサプリメントの摂取により、
子癇前症(妊娠高血圧症候群)リスク低下という相関が見出されています。


以上のデータから、
論文著者らは、

妊娠中の葉酸含有マルチビタミンサプリメントの摂取による、
子癇前症(妊娠高血圧症候群)リスク低下の有用性を考察しています。


先行研究では、観察研究のメタ解析の結果、

葉酸の非摂取群に比べて、

葉酸サプリメントの摂取群では、

子癇前症(妊娠高血圧症候群)のリスクが22%有意に低下したというデータが示されています。
(OR = 0.78, 95% CI 0.63-0.98)

このメタ解析では、葉酸サプリメントのみの摂取群と、葉酸サプリメント+マルチビタミンサプリメントの摂取群との間に、子癇前症(妊娠高血圧症候群)リスクでの有意差は認められませんでした。

一方、今回のメタ解析では、サブ解析で、
葉酸含有マルチビタミンサプリメントの摂取での有意差が示されています。





今後、子癇前症(妊娠高血圧症候群)の重症度や葉酸サプリメントの投与時期や期間、マルチビタミンとの併用といった要素との関連も踏まえて、介入研究での検証が期待される分野です。



妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。

葉酸は、神経系の発達にかかわっていることから、神経管閉鎖障害(NTD)だけではなく、自閉症など神経精神関係への有用性も知られています。

自閉症(Autism spectrum disorder、ASD、自閉症スペクトラム障害)は、社会生活での関係性、言語および非言語でのコミュニケーションなどで困難が認められます。


例えば、先行研究では、次のデータが示されています。

葉酸サプリメントの自閉症スペクトラムに対する有用性


妊娠中の葉酸サプリメント摂取が自閉症リスクを低減:系統的レビュー


また、
欧米では、妊娠期間中にはマルチビタミンやマルチミネラルサプリメントの摂取も推奨されます。



妊娠初期に葉酸サプリメントの摂取は、新生児の神経管閉鎖障害予防のために必須です。

厚労省も葉酸サプリメント(栄養補助食品)の利用を推奨しています。

葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。

なお、
葉酸サプリメントに関して、10年ほど前に発表された論文で、
大腸ポリープ切除後の患者で、葉酸サプリメントを1日あたり1000マイクログラム、3年間摂取した場合に、ごく少数にポリープの悪性化が認められたという報告があります。

しかし、その後の疫学研究では、葉酸は大腸がんリスクを低下させることが示されており、その他の研究でも、葉酸サプリメントの摂取と発がんとの関係は否定されています。

そのため、葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


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今日7月10日は、語呂合わせで「納豆の日」だそうです。 [2018年07月10日(火)]
納豆に含まれている機能性食品成分としてはナットウキナーゼがよく知られています。


ナットウキナーゼは、納豆に存在する酵素です。


血栓溶解活性を有することから、脳梗塞などの血栓症の予防に効果が期待されています。


また、抗凝固作用に加えて、降圧作用も示唆されています。

ナットウキナーゼによる高血圧改善作用</リンク

さらに、
ヒト臨床研究で,体内動態の解析も報告されています。

ナットウキナーゼのヒト体内動態


その他には、ビタミンKも、納豆に豊富に含まれている栄養素です。


そこで、ビタミンKについてのメタ解析を読んでみました。

今月の内分泌代謝免疫研究の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンKによる心血管リスク因子への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Endocr Metab Immune Disord Drug Targets. 2018 Jul 3.)

先行研究ではビタミンKには、抗炎症作用が示唆されていることから、心血管リスクの低下や心臓病予防などが考えられます。


そこで、今回の系統的レビュー/メタ解析では、

ビタミンKによる心血管リスク因子への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Cochrane central, Clinicaltrials.gov, Google Scholar, Web of Science, EBSCO and Scopus databases)

2017年11月までに収載された関連論文が検索され、

健常者あるいは心血管リスクを有する群を対象に、ビタミンKサプリメント投与による心血管リスク因子への作用を調べた臨床研究13報が解析の対象となりました。


解析の結果、

ビタミンKサプリメント投与により、

炎症マーカーであるCRPの有意な低下( p = 0.01)、

インスリン感受性の有意な改善( p <0.001)

といった好影響が認められました。


なお、その他の指標では、
総コレステロール値 (p=0.857),
LDL (p=0.964),
HDL(p=0.998),
IL- 6 (p=0.766),
収縮期血圧 (p=0.660),
拡張期血圧 (p=0.818),
FBS(p=0.362),
インスリン値 (p=0.928)
HOMA-IR (p=0.672)
ではいずれもビタミンK投与での有意な変化は見出されませんでした。


以上のデータから、

ビタミンKによる抗炎症作用を介した心血管保護作用が示唆されます。


ビタミンKは、食品の中では、納豆に豊富に含まれています。
(納豆菌がビタミンKを産生するためです。)


ビタミンKサプリメントも利用できます。


抗炎症作用のあるビタミンとしては、ビタミンD3サプリメントも推奨できます。

生活習慣病でのビタミンDの抗炎症作用はメタ解析で確立したエビデンスです。


ビタミンDサプリメントの抗炎症作用@メタ解析 



肥満治療でのビタミンDの抗炎症作用



ビタミンDが糖尿病での慢性炎症を抑制する:メタ解析




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研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


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緑茶カテキンが寿命を延ばす [2018年07月09日(月)]
栄養学の専門ジャーナルに、肥満女性において、緑茶カテキン含有サプリメントによるテロメア長の延伸作用を示した臨床研究が、ブラジルのグループ(Ribeir&#227;o Preto Medical School)から報告されていました。
(Nutr Hosp. 2018 Jun 10;35(3):570-575.)


テロメア長は、長寿の指標と考えられています。

テロメア長の短縮は、加齢に伴う疾患や生活習慣病、生存期間の短縮などとの相関が示唆されています

テロメア長は、テロメラーゼ(telomerase)という酵素によって延長することが知られています。


また、炎症惹起サイトカイン類や酸化ストレスとも関連します。

炎症や酸化ストレスは、テロメア長の短縮促進が示唆されています。


緑茶カテキンは、抗酸化作用や抗炎症作用を有しており、テロメア長への作用が考えられます。


そこで、今回の研究では、

肥満女性において、

(カフェイン抜きの)緑茶含有サプリメントによるテロメア長への働きが検証されました。


具体的には、

27歳から48歳の
BMI40以上の肥満女性10名と、


普通体重(BMIが18.5以上25.0未満)の女性8名の2群について、

緑茶カテキンサプリメントを

(エピガロカテキン3ガレートを450.7 mg含有)


8週間投与し、

介入前後で、テロメア長の測定のための採血が行われています。


(普通体重では単回の採血にてテロメア長が測定)


解析の結果、

\\緑茶カテキンサプリメント投与により、

投与前に比べて、

テロメア長の延伸が見出されました。

(1.57 ± 1.1 to 3.2 ± 2.1 T/Sratio; p < 0.05)


また、

介入前の時点では、

普通体重の女性に比べて、

肥満女性では、

テロメア長が有意に短いことが見出されました。

(3.2 ± 1.9 T/Sratio; p < 0.05)


さらに、

年齢で補正後、

テロメア長と、BMIと間には、有意な負の相関が認められました。

(beta = -0.527; r&#178; = 0.286; IC = -0.129, -0.009)

以上のデータから、

中高年の肥満女性では、普通体重の女性に比べて、

テロメア長が短いこと、

また、

緑茶カテキン含有サプリメント投与により、テロメア長の延長作用が示唆されます。




テロメア長については、下記の報告があります。

血中カロテノイドとテロメア長との関連


地中海食を遵守するほどテロメアが長い


血中ルテイン・ビタミンC値と長寿の関係



テロメアに対する延長効果は、魚油でも報告されています。


魚油によるアンチエイジング効果


オメガ3系脂肪酸(EPA/DHA)の長寿効果







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ビタミンDがアルコール性肝硬変の病態に好影響を与える [2018年07月08日(日)]
今月の内科学の専門ジャーナル(電子版)に、アルコール性肝硬変におけるビタミンDサプリメントの有用性を検証した臨床研究が、イタリアのグループ(University of Novi Sad)から報告されていました。
(Minerva Med. 2018 Jul 2.)


肝臓は、ビタミンDの代謝に関与しており、

アルコール性肝疾患の患者では、34-48%に、骨量減少が認められます。

また、骨粗鬆症は、11-36%に見出されるという報告があります。


したがって、進行した肝疾患は、骨粗鬆症のリスクと考えられます。



今回の研究では、

アルコール性肝硬変(ALC)において、

ビタミンD値と、肝硬変の病態との関連が調べられ、

ビタミンDサプリメント投与による影響が検証されました。



具体的には、

アルコール性肝硬変の男性患者70名を対象に、

1日あたり1,000IUのビタミンD3サプリメントを投与し、

ビタミンDの状態及びChild-Pughスコアが調べられています。

(Child-Pugh(チャイルド・ピュー)分類は、肝硬変の重症度分類です。米国の外科医Childと英国の外科医Pughの名前に由来します。)


被験者50名が試験を完了しました。



解析の結果、

まず、

試験開始の時点では、

ビタミンDは、

Child-Pughスコア分類別に、

A;60.73±28.02 nmol/l

B;50.53±39.52 nmol/l

C;26.71±12.81 nmol/l

でした。


次に、

ビタミンDサプリメントの最初の6ヶ月間の投与によって、

これらの血中濃度は有意に上昇しました。
(p<0.05)



また、
クラスC群では、

ビタミンDサプリメント投与1年後の時点でも、有意な上昇を示しました。
(p <0.05)


さらに、

試験終了時点では、

試験開始の時点でクラスCであった7名中2名がクラスAに改善し、

4名は、クラスCからクラスBに改善、

1名のみがクラスCの分類のままでした。
(p=0.012)


また、

試験開始の時点でクラスBであった17名中、

11名がクラスAに改善し、

6名がクラスBのままでした。



以上のデータから、

アルコール性肝硬変の患者では、

血中ビタミンD値と、重症度スコアであるChild-Pughスコアは有意な負の相関を示すこと、

1日あたり1000IUのビタミンD3サプリメントの6か月間以上の投与により、重症度の軽減などの好影響を与えること

などが示唆されます。


ビタミンDは、脂溶性ビタミンであり、安全性は高いことから、

アルコール性肝硬変などの肝疾患患者での補完療法としてのサプリメントの摂取が推奨されます。




近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。



ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。




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長期入院患者はビタミンC不足@豪州 [2018年07月07日(土)]
今月の内科学の専門ジャーナルに、長期入院患者では、ビタミンC欠乏状態にあるという調査研究が、オーストラリアのグループ(Flinders Medical Centre)から報告されていました。
(Intern Med J. 2018 Jul 3.)


ビタミンC(アスコルビン酸)は、抗酸化作用を有する水溶性ビタミンであり、

1日当たり1000mgから数グラムの摂取による疾病リスク低減作用が考えられています。


ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。




また、ビタミンCは、コラーゲンの生成に必須のビタミンであり、

ビタミンCが欠乏すると、出血傾向や血管内皮機能障害など様々な組織や臓器障害を生じます。

欠乏症を予防するためのビタミンCの摂取量は、1日当たり100mgです。


さて、

今回の研究では、

入院患者におけるビタミンCの充足状態および臨床症状に関する調査が行われました。


具体的には、

オーストラリアの3次救急病院での観察研究として、

入院患者200名を対象に、

血中ビタミンCの血中濃度が測定され、

ビタミンC値は、28 μmol/L以上を正常範囲、

28 μmol/L未満を低値として、臨床症状との関係が調べられています。



参加者200名中、

ビタミンC値が測定された149名のうち、

ビタミンCが正常範囲であったのは、
35名 (23.5%)であり、

114名(76.5%)がビタミンC不足の状態でした。


次に、

ビタミンCが不足している入院患者では、

炎症マーカーのCRPが有意に高値でした。


入院期間の中央値は、

ビタミンC低値の患者では、ビタミンC正常範囲の患者に比べて、

有意に長い日数(2日間長い)であり、
(6 days (IQR 4, 8) vs. 4 days (IQR 3, 6), p=0.02)

また、

入院期間が5日を超えた場合には、ビタミンC低値リスクが4倍になるという相関も見出されました。


その他の臨床アウトカムでは、両群間に有意差は認められません弟子tあ。



以上のデータから、

入院患者では、ビタミンC低値が高率に認められ、

特に入院期間が長くなると、リスクが高くなることが示唆されます。



日本褥瘡学会のガイドラインでは、

ビタミンCは、亜鉛やコラーゲンペプチド、オメガ3系必須脂肪酸などとともに、栄養補給に有用である、
と明記されています。


【推奨文】 亜鉛、アスコルビン酸、アルギニン、L-カルノシン、n-3系脂肪酸、コラーゲン加水分解物など疾患を考慮したうえで補給してもよい.「褥瘡予防・管理ガイドライン(第 4 版)」(日本褥瘡学会 2015年)


ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。




中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、

下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。


マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。


ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。



コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。




↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。



↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。

EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))



DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))


乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))







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母親の葉酸サプリメントの摂取が小児の脳腫瘍と脊髄腫瘍のリスクを23%減らす:メタ解析 [2018年07月06日(金)]
今月の神経疫学研究の専門ジャーナルに、母親の葉酸サプリメントの摂取と、小児の脳腫瘍及び脊髄腫瘍のリスクとの関連を検証した系統的レビュー/メタ解析が、イタリアのグループ(University of Perugia)から報告されていました。
(Neuroepidemiology. 2018 Jul 3;51(1-2):82-95)




妊娠初期に葉酸サプリメントの摂取は、新生児の神経管閉鎖障害予防のために必須です。

厚労省も葉酸サプリメント(栄養補助食品)の利用を推奨しています。


葉酸サプリメントは、

妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、

妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。

(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)



エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査


葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート



また、これまでの研究では、

母親の食事や妊娠中のマルチビタミンサプリメントの摂取などと、

小児のがんリスクとの関連を調べた調査が報告されてきました。


今回のメタ解析では、

母親の葉酸サプリメントの摂取と、

小児の脳腫瘍及び脊髄腫瘍(CBSCT)リスクとの関連が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(Insitute for Scientific Information Web of Knowledge and PubMed)

葉酸サプリメントの摂取とCBSCTとの相関を調べた関連論文が検索され、

分位法にて、最大と最小群の比較が行われています。

10報(コホート研究1報と、症例対照研究9報)が解析の対象となりました。


解析の結果、

まず、

母親の葉酸の摂取が多いと、CBSCTリスクが有意に低下(23%のリスク低下)という相関が見出されました。
(OR 0.77; 95% CI 0.67-0.88, p < 0.001; I2 = 51.22%, p = 0.001)

次に、

葉酸の摂取源別(葉酸サプリメントあるいは食事由来葉酸)および

葉酸への暴露時期(妊娠前、妊娠期間中)についての層別解析の結果、


葉酸サプリメントの摂取は、CBSCTリスクを23%低下、
(OR 0.77, 95% CI 0.66-0.90, p = 0.001; I2 = 53.18%, p = 0.001)

妊娠中の葉酸の摂取は、CBSCT リスクを20%低下、
(OR 0.80, 95% CI 0.67-0.97, p = 0.020; I2 = 62.48%, p < 0&#183;001)

という有意な相関が見出されました。


以上のデータから、

母親の葉酸サプリメントの摂取により、

小児の脳腫瘍及び脊髄腫瘍(CBSCT)リスクが低下するという相関が示唆されます。


妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。

葉酸は、神経系の発達にかかわっていることから、神経管閉鎖障害(NTD)だけではなく、自閉症など神経精神関係への有用性も知られています。

自閉症(Autism spectrum disorder、ASD、自閉症スペクトラム障害)は、社会生活での関係性、言語および非言語でのコミュニケーションなどで困難が認められます。


例えば、先行研究では、次のデータが示されています。

葉酸サプリメントの自閉症スペクトラムに対する有用性


妊娠中の葉酸サプリメント摂取が自閉症リスクを低減:系統的レビュー


また、
欧米では、妊娠期間中にはマルチビタミンやマルチミネラルサプリメントの摂取も推奨されます。



妊娠初期に葉酸サプリメントの摂取は、新生児の神経管閉鎖障害予防のために必須です。

厚労省も葉酸サプリメント(栄養補助食品)の利用を推奨しています。

葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。

なお、
葉酸サプリメントに関して、10年ほど前に発表された論文で、
大腸ポリープ切除後の患者で、葉酸サプリメントを1日あたり1000マイクログラム、3年間摂取した場合に、ごく少数にポリープの悪性化が認められたという報告があります。

しかし、その後の疫学研究では、葉酸は大腸がんリスクを低下させることが示されており、その他の研究でも、葉酸サプリメントの摂取と発がんとの関係は否定されています。

そのため、葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


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葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
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還元型コエンザイムQ10による2型糖尿病での内分泌代謝改善作用 [2018年07月05日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、2型糖尿病患者において、還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)投与による内分泌代謝改善作用を示した臨床研究が、台湾のグループ(Shan Medical University Hospital)から報告されていました。
(Br J Nutr. 2018 Jul;120(1):57-63.)


2型糖尿病患者では、同年代の健常者に比べて、内在性のコエンザイムQ10の機能低下が示唆されています。


今回の研究では、

2型糖尿病において、

還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)投与による内分泌代謝への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

2型糖尿病患者50名を対象に、

・還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)100mg投与群:25名、

・偽薬投与群:25名

の2群について、12週間の介入が行われ、

糖代謝、脂質代謝、酸化ストレス指標などが調べられました。



解析の結果、

12週間後の時点で、

還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)投与群では、

HbA1cの有意な低下が認められました。
(P=0.03)


また、

偽薬投与群に比べて、

還元型コエンザイムQ10投与群では、

投与後に、
抗酸化酵素活性の有意な亢進も見出されています。
(カタラーゼ;P<0.01、グルタチオンペルオキシダーゼ; P=0.03)



その他、

コエンザイムQ10投与後には、

血中コエンザイムQ10値が、

インスリン値(P=0.05)、

HOMA-IR値(P=0.07)


質的インスリン感受性インデックス(P=0.03)

抗糖尿病薬スコア(P=0.03)

と有意な相関を示しています。


なお、脂質代謝指標では、

実薬群では有意な変化は見出されていませんが、

偽薬群では、HDLの有意な低下が認められています。


以上のデータから、

2型糖尿病患者において、

還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)100mgの投与による内分泌代謝改善作用が示唆されます。


2型糖尿病では、標準治療を基本としつつ、

コエンザイムQ10サプリメントは補完療法として意義があると考えられます。


先行研究でも、

コエンザイムQ10による糖尿病への好影響が数多く報告されています。


糖代謝に対するコエンザイムQ10の有用性



2型糖尿病に対するコエンザイムQ10の有用性



コエンザイムQ10による2型糖尿病での内分泌代謝改善作用



還元型CoQ10による糖尿病改善効果



コエンザイムQ10による糖尿病性腎症での糖代謝への好影響




コエンザイムQ10による糖尿病性神経障害の改善作用




コエンザイムQ10が糖尿病性神経障害を軽減





コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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緑茶によるNAFLDでの肝機能改善:メタ解析 [2018年07月04日(水)]
今月の植物療法研究の専門ジャーナル(電子版)に、緑茶による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)への作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(Phytother Res. 2018 Jun 27)



非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、
単純性脂肪肝と
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、
後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。



さて、

今回のメタ解析では、

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対する緑茶の作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Scopus, Web of Science, Google Scholar)

2017年10月30日までに収載された論文から、

緑茶サプリメントと肝機能との関連を調べた研究が検索され、

4報が解析の対象となりました。


解析の結果、


緑茶サプリメント投与によって、

ALTの有意な改善、
(-12.81 U/L; 95% CI: -18.17 to -7.45) 、

ASTの有意な改善、
(-10.91 U/L; 95% CI: -19.66 to -2.17)

が見出されました。


また、

緑茶投与によって、

BMIの有意な減少、
(-2.08 kg/cm2 ; 95% CI: -2.81 to -1.36)


中性脂肪値の有意な減少、
(-31.87 mg/dl; 95% CI: -40.62 to -23.12),

総コレステロール値の有意な減少
(-27.57 mg/dl; 95% CI: -36.17 to -18.98),

LDLコレステロールの有意な減少
(-14.15 mg/dl; 95% CI: -23.69 to -4.60)

も認められました。


なお、
HDL値や
(7.41 mg/dl; 95% CI: -1.49 to 16.30)

HOMA-IR(インスリン抵抗性)
(-4.06; 95% CI: -10.22 to 2.09)

では有意な変化は見出されていません。


以上、今回の系統的レビュー/メタ解析から、


NAFLD患者において、

緑茶サプリメントの投与による肝機能改善作用が示唆されます。





先行研究では、次の結果が示されています。


オメガ3系必須脂肪酸による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)



低炭水化物食が肝細胞内脂肪を減らす:メタ解析



コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での抗炎症作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用



糖質制限食のほうが非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)には有用性が高い




DHCでは、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントを製品化しています。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))




DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))





緑茶には、ポリフェノール類が含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病予防効果が知られています。


緑茶に関する最近の研究では、次の報告があります。


緑茶による高血圧・脂質代謝改善@メタ解析



緑茶による高血圧改善作用:メタ解析 



コーヒーと茶飲料によるメタボリック症候群リスク低下



緑茶による酸化ストレス軽減作用@高齢者



緑茶による高齢者での認知機能改善効果



緑茶カテキンによる運動時の抗酸化能亢進作用



緑茶による報酬学習の改善と抗うつ作用



緑茶による脳内炎症抑制と脳神経保護作用


緑茶エキスにより大腸腺腫リスクが58%低下する


DHCでは、緑茶の機能性食品成分を含むサプリメントを製品化しています。


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グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



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