サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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最新記事
出講@伊勢原シティプラザ [2019年01月21日(月)]
本日、伊勢原市の伊勢原シティプラザで開催された市民向け研修会にて、
ヘルシーエイジングと、食事、健康食品をテーマに、
出講させていただきました。

開催にあたりご尽力いただきました伊勢原市健康づくり課の皆様に感謝申し上げます。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


DHC医薬品通販

医師や薬剤師など専門スタッフがしっかりサポート、DHCの医薬品は、かぜ薬、消炎・鎮痛剤、外皮用薬など商品も充実。



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posted at 23:56 | この記事のURL
マルチビタミンマルチミネラルサプリメントが栄養を改善する [2019年01月20日(日)]
栄養学の専門ジャーナルに、マルチビタミンやマルチミネラルサプリメントが、栄養の補助に有用であることを示した研究が、米国のグループ(Tufts University)から報告されていました。
(Nutrients. 2018 Feb 22;10(2).)



米国では、ビタミンやミネラルなどのサプリメントは広く利用されています。

サプリメントの利用については、日本では、よく、「取り過ぎに注意しましょう」という根拠のない注意書きがあります。(特に医師会や自治体などから)。

しかし、一方で、国民健康栄養調査(厚労省)では、ビタミンやミネラルの摂取不足が指摘されています。

そこで、マルチビタミンやマルチミネラルサプリメントをベーシックサプリメントとして、日常的に利用することは、栄養素の不足を防ぐ合理的な手段といえます。



今回の研究では、

マルチビタミンやマルチミネラルサプリメントの有用性が検証されました。

これまでに観察研究やランダム化比較試験など多くの研究によって、

マルチビタミンマルチミネラルサプリメンの働きが調べられていますが、

少ないものでは3種類のビタミンを含むサプリメントから、

20種類以上のビタミンやミネラルを含むサプリメントの製品もあるため、個別の研究ではさまざまな報告があります。

今回の研究による検証の結果、

複数の観察研究や、
大規模なランダム化比較試験によって、

がんや心血管イベントのリスク低下が示されています。

また、マルチビタミンやマルチミネラルサプリメントの摂取により、

下記の図のように、
サプリメントの非摂取時と比べて、栄養素の充足が改善しています。




以上のデータから、

マルチビタミンやマルチミネラルサプリメントは、不足しがちな栄養素を補うための栄養補助食品として、広く利用が推奨できます。



DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。



また、各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなども製品化しています。


中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、

下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。


マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。


ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。



コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。




↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。



↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。

EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))



DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))


乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))





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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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糖尿病治療薬メトホルミンがビタミンB12欠乏を生じる [2019年01月19日(土)]
サプリメントと医薬品の併用というテーマでは、サプリメント・健康食品が医薬品の効果を減弱させる、というネガティブな相互作用の話題がよく取り上げられます。


しかし、実際には、このようなケースは、一部のハーブサプリメントに限定され、非常にまれです。
(一部のハーブやワルファリンなどの医薬品では注意書きがあります。)


これに対して、

日常臨床の現場では

、生活習慣病の医薬品を服用中の患者において、医薬品の長期連用により、

さまざまなビタミンやミネラルが減少し、それによる症状や体調不良が問題になります。


例えば、

糖尿病治療薬であるメトホルミンの長期投与では、ビタミンB12が減少することが知られています。


2017年に、老年医学の専門ジャーナルに、糖尿病治療薬のメトホルミンの長期投与と血中ビタミンB12値のモニタリングとの関連を調べた研究が、米国のグループ(Emory University)から報告されていました
(J Am Geriatr Soc. 2017 May;65(5):1061-1066.)


具体的には、

後ろ向きコホート研究として、

2002年から2012年の間に、
1か所の退役軍人医療センター(Veterans Affairs Medical Center)において、

50歳以上の退役軍人で、

・2型糖尿病に対して、メトホルミンの長期投与を受けている患者3,687名と、
(1日あたり500mg以上の用量で、メトホルミンを6ヶ月間以上受けていることを長期投与と定義)

・糖尿病ではなく、メトホルミンの処方も受けていない対照群13,258名

の2群を対象に、

血中ビタミンB12値の測定を受けた割合、および血中ビタミンB12値の関連が調べられています。


解析の結果、

まず、

糖尿病患者群では、メトホルミン長期投与にも関わらず、37%しか、血中ビタミンB12値の検査を受けていませんでした。

次に、

血中ビタミンB12値は、

非糖尿病群(522.4 pg/dL)に比べて、

メトホルミン投与の糖尿病群(439.2 pg/dL)において、

有意に低下していました。
(P = .0015)



ビタミンB12欠乏(<170 pg/dL)の状態の割合は、

メトホルミンを投与されている糖尿病患者の7%、

対照群では3%で、両群間に有意差が見出されています。
(P = .0001)



以上のデータから、

メトホルミンの長期投与がビタミンB12の血中濃度の低下と有意に関連すること、

この患者群では、ビタミンB12欠乏のリスクが有意に高いにも関わらず、

血中ビタミンB12値の測定が多くの場合、行われていないこと、

が示唆されます。


米国では、メトホルミンは、2型糖尿病治療の第一選択薬であることから、

メトホルミンの長期投与の際には、ビタミンB12欠乏がないかを定期的にモニタリングする必要があります。





サプリメントと医薬品の組み合わせについてのテーマでは、サプリメント・健康食品が医薬品の効果を減弱させる、というネガティブな話題がよく取り上げられます。

しかし、実際には、このようなケースは非常にまれです。

むしろ、日常臨床の現場では、生活習慣病の医薬品を服用中の患者では、医薬品の作用により、さまざまなビタミンやミネラルが減少しています。

そして、これらの必須微量栄養素が潜在的に不足している結果、いろいろな不定愁訴や病態が生じているのです。

これまでに、多くの研究によって、医薬品服用によるビタミンやミネラル、コエンザイムQ10の喪失や減少が報告されてきました。


生活習慣病の治療薬を服用中に必要なサプリメント


胃薬(制酸剤、胃酸分泌抑制薬)の長期服用がビタミンB12欠乏を生じる



そこで、現在では、
生活習慣病の医薬品を服用中の場合、栄養素の喪失や不足に対する保険的な意味合いで、栄養素の充足を担保するために、次のサプリメントの併用が必要です。


@マルチビタミン

Aマルチミネラル


BコエンザイムQ10
(LDLコレステロール降下薬のスタチン剤の服用中には必須です。)



Cオメガ3系必須脂肪酸(EPA、DHA)
EPA
DHA

DビタミンD3サプリメント

Eプロバイオティクス
乳酸菌EC-12 30日分 5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!

ビフィズス菌+オリゴ糖

なお、これらは、健康増進や疾病予防のために、年齢や性別に関わりなく推奨できるベーシックサプリメントでもあります。





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posted at 23:55 | この記事のURL
茨城県行方市と包括連携協定を締結いたしました [2019年01月18日(金)]
本日、茨城県行方市とDHCとの包括連携協定締結の調印式が行われました。

今回の包括連携協定に際し、ご尽力いただきました関係者の皆様に御礼申し上げます。


今後、行方市における健康づくりの推進および地域活性化に関して協力し、さまざまな取り組みを実施する予定です。



↓産経新聞社が早速、記事にしてくれました。




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ビタミンDがCOPDの増悪を抑制する:メタ解析 [2019年01月17日(木)]
今月の呼吸器研究の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンDサプリメントによるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、英国のグループ(Queen Mary University of London)から報告されていました
(Thorax. 2019 Jan 10)


これまでの研究では、ビタミンDと呼吸機能/肺機能との関連も示唆されています。

ビタミンDサプリメントによる喫煙既往者の呼吸機能への好影響




今回の研究では、

ビタミンDサプリメントによるCOPD増悪に対する作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化比較試験(RCT)を対象にした系統的レビュー/メタ解析として、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Embase, the Cochrane Central Register of Controlled Trials and Web of Science)

2017年10月5日までに収載された、

COPD患者にビタミンDサプリメントを投与し、COPDの急性増悪を調べたRCTが検索されています。


4報のRCTから、560名の被験者がメタ解析の対象となりました。

また個人データは、3報から得られています。
(被験者数;469/472 (99.4%))


解析の結果、

まず、

全体では、
COPDの中等度/重症の悪化/増悪の割合では、ビタミンDサプリメントによる有意差は検出できませんでした。
(6%のリスク低下傾向:aIRR 0.94, 95% CI 0.78 to 1.13)


次に、
層別解析では、

開始時の血中ビタミンD値(25OH-D)が低値(25&#8201;nmol/L未満)の群では、

COPDの悪化リスクが45%有意に減少したことが見出されました。
(aIRR 0.55, 95% CI 0.36 to 0.84)


一方、
ビタミンDの血中濃度が高値(25&#8201;nmol/L)の群では、有意な変化は認められませんでした。
(aIRR 1.04, 95% CI 0.85 to 1.27; p for interaction=0.015)


なお、

有害事象については有意差は見出されませんでした。
(adjusted OR 1.16, 95% CI 0.76 to 1.75).


以上のメタ解析のデータから、

ビタミンDが低値のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)患者において、

ビタミンDサプリメント投与による疾患の増悪抑制効果が示唆されます。





ビタミンDは、抗炎症作用や免疫調節作用を有しており、さまざまな機能性がメタ解析で示されています。

例えば、下記の報告があります。



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析


不妊男性へのビタミンDサプリメントが出生率を上げる


統合失調症の発症前にはビタミンD不足と葉酸不足が先行:メタ解析


ビタミンDサプリメントによる健康寿命の延伸


ビタミンD値が低いとアレルギー性鼻炎リスクが高い:メタ解析


起立性低血圧とビタミンDの関係:メタ解析


ビタミンD不足が腰痛と相関:メタ解析 


線維筋痛症患者はビタミンDが低値:メタ解析





DHCでは、安全性、有効性、経済性(費用対効果)に優れたサプリメントを製品化しています。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。








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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
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posted at 23:54 | この記事のURL
胃薬(制酸剤、胃酸分泌抑制薬)の長期服用がビタミンB12欠乏を生じる [2019年01月16日(水)]
昨日のブログ(生活習慣病の治療薬を服用中に必要なサプリメント)に関連して、医薬品による栄養素の欠乏の論文を読んでみました。




2013年にJAMA誌に、米国のカイザーパーマネンテのグルコサミンから発表された研究によると、
胃薬(制酸剤、胃酸分泌抑制薬)のプロトンポンプ阻害薬(PPI)やヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2RA)の長期服用が、ビタミンB12欠乏症の発症リスクを、1.25〜1.65倍に増大することが示されています。
(JAMA. 2013 Dec 11;310(22):2435-42)


胃酸分泌抑制剤として、
プロトンポンプ阻害薬(PPI)やヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2RA、H2ブロッカー)が広く利用されています。

PPIは、日本では処方薬です。

H2ブロッカーは、処方薬でもありますが、一般用医薬品としても入手できます。(「ガスター10」などが認知度が高いと思います。)


これらは、消化性潰瘍治療薬として優れた働きを有しています。

一方で、
先行研究では、
PPIやH2ブロッカーの長期服用と、
ビタミンB12欠乏との関連がい示唆されてきました。


そこで、
今回の研究では、

症例対照研究として、

北カリフォルニアのカイザーパーマネンテでの地域医療機関において、

ビタミンB12欠乏と、先行する制酸剤服用との関連が検証されました。


具体的には、

1997年1月から2011年6月までの間に、

ビタミンB12欠乏と診断された25,956名の患者と、

B12欠乏ではない184,199名とが比較されています。


解析の結果、


まず、
ビタミンB12欠乏患者のうち、

3120名 (12.0%)が、2年間以上のPPIsを処方されており、

1087名 (4.2%)が、2年間以上のH2ブロッカー(PPIsはなし)を処方されていました。

21,749名 (83.8%) は、PPIもH2ブロッカーもいずれも処方されていませんでした。


次に、
ビタミンB12欠乏ではない患者では、

13,210名 (7.2%)が、2年間以上のPPIsを処方されており、

5897名 (3.2%)が、2年間以上のH2ブロッカー(PPIsはなし)を処方されていました。

165,092名 (89.6%)は、PPIもH2ブロッカーもいずれも処方されていませんでした。



PPIsの2年間以上の服用は、ビタミンB12欠乏のリスクを65%増加、
(OR, 1.65 [95% CI, 1.58-1.73])

H2ブロッカーの2年間以上の服用は、ビタミンB12欠乏リスクを25%上昇する、
(OR, 1.25 [95% CI, 1.17-1.34])
という相関が見出されました。

また、PPIsについては、用量依存的に、ビタミンB12欠乏リスク上昇も見出されたということです。

具体的には、
1.5錠以上のPPI/日は、ビタミンB12欠乏リスクが95%上昇、
(OR, 1.95 [95% CI, 1.77-2.15])
0.75錠未満のPPI/日では、63%リスク上昇
(OR, 1.63 [95% CI, 1.48-1.78]; P&#8201;=&#8201;.007 for interaction).
でした。


以上のデータから、

胃酸分泌抑制薬の長期(年単位の)服用は、

ビタミンB12欠乏のリスクを高めることが示唆されます。

論文著者らは、

胃酸分泌抑制薬の処方についてリスクとベネフィットのバランスを考慮すべきである、

と考察しています。


サプリメントと医薬品の組み合わせについてのテーマでは、サプリメント・健康食品が医薬品の効果を減弱させる、というネガティブな話題がよく取り上げられます。

しかし、実際には、このようなケースは非常にまれです。

むしろ、日常臨床の現場では、生活習慣病の医薬品を服用中の患者では、医薬品の作用により、さまざまなビタミンやミネラルが減少しています。

そして、これらの必須微量栄養素が潜在的に不足している結果、いろいろな不定愁訴や病態が生じているのです。

これまでに、多くの研究によって、医薬品服用によるビタミンやミネラル、コエンザイムQ10の喪失や減少が報告されてきました。

そこで、現在では、
生活習慣病の医薬品を服用中の場合、栄養素の喪失や不足に対する保険的な意味合いで、栄養素の充足を担保するために、次のサプリメントの併用が必要です。


@マルチビタミン

Aマルチミネラル


BコエンザイムQ10
(LDLコレステロール降下薬のスタチン剤の服用中には必須です。)



Cオメガ3系必須脂肪酸(EPA、DHA)
EPA
DHA

DビタミンD3サプリメント

Eプロバイオティクス
乳酸菌EC-12 30日分 5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!

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なお、これらは、健康増進や疾病予防のために、年齢や性別に関わりなく推奨できるベーシックサプリメントでもあります。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


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生活習慣病の治療薬を服用中に必要なサプリメント [2019年01月15日(火)]
サプリメントと医薬品の組み合わせについてのテーマでは、サプリメント・健康食品が医薬品の効果を減弱させる、というネガティブな話題がよく取り上げられます。

しかし、実際には、このようなケースは非常にまれです。
(非常にまれであるので、症例報告になり、文献上、データベース化されますが、リアルワールドとの乖離があります。)

むしろ、日常臨床の現場では、生活習慣病の医薬品を服用中の患者において、医薬品の作用により、さまざまなビタミンやミネラル、コエンザイムQ10といった重要な成分が減少してしまっています。


そして、これらの必須微量栄養素が潜在的に不足している結果、いろいろな不定愁訴や病態が生じているのです。


これまでに、多くの研究によって、医薬品服用によるビタミンやミネラル、コエンザイムQ10の喪失や減少が報告されてきました。


そこで、
生活習慣病の医薬品を服用中の場合、栄養素の喪失や不足に対する保険的な意味合いで、栄養素の充足を担保するために、次のサプリメントの併用が必要です。

具体的には、
次のサプリメントを摂るようにしましょう。

@マルチビタミン

Aマルチミネラル


BコエンザイムQ10
(LDLコレステロール降下薬のスタチン剤の服用中には必須です。)



Cオメガ3系必須脂肪酸(EPA、DHA)
EPA
DHA

DビタミンD3サプリメント

Eプロバイオティクス
乳酸菌EC-12 30日分 5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!

ビフィズス菌+オリゴ糖



なお、これらは、健康増進や疾病予防のために、年齢や性別に関わりなく推奨できるベーシックサプリメントでもあります。


次に、代表的な医薬品と、それに伴う栄養素の喪失との関係を紹介します。

@プロトンポンプ阻害薬(PPI)(オメプラール、オメプラゾン、タケプロン)
PPIは、ビタミンB12、ビタミンC、鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、βカロテンなど多くの栄養素を減少します。

PPIは6週間以内の投与であれば、特定の疾患に対する効果が期待できます。

しかし、長期に投与することはありえず、PPIの長期投与により、あらゆる栄養素が失われ、それによる体調不良や疾患リスクの上昇が生じます。
統合医療に関わる米国の医師は、Bad drugと呼んでいました。

A利尿剤
チアミン(ビタミンB1)、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、ビタミンK、葉酸、鉄を減少します。
特に、利尿剤によるチアミン(B1)の減少は問題で心不全症状を呈することもあります。
また、葉酸の喪失は、動脈硬化や認知症のリスクになります。

Bスタチン剤(リピトール、クレストール、メバロチン、リポバスなど)
コエンザイムQ10、ビタミンE、βカロテンを減少します。


特に、スタチン投与によって、内在性コエンザイムQ10が減少することが、ミトコンドリア機能の異常を生じ、筋症状や肝障害を生じることが示唆されています。

したがって、米国の家庭医や循環器専門医であれば、スタチン服用中の患者には、コエンザイムQ10サプリメントを摂るように伝えています。

(肝臓において、LDLコレステロールとコエンザイムQ10の生合成経路は途中まで同じであり、スタチンによって、両方の生合成が阻害されます。)


Cメトホルミン
ビタミンB12、葉酸、(コエンザイムQ10)

Dβブロッカー
コエンザイムQ10、メラトニンを減少します。

EACE阻害剤
亜鉛を喪失します。

F経口避妊薬
ビタミンB6、B12、葉酸、ビタミンC、ビタミンE,カルシウム、マグネシウムを減少します。


GSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
カルシウムやビタミンDが減少します。



(なお、医薬品服用中にサプリメントを摂る場合には、主治医に報告してください。
万が一、医薬品の副作用として、微量必須栄養素やコエンザイムQ10の低下を知らない医者であれば、主治医を変えることをお勧めします。)
(かかりつけ薬局の薬剤師であれば、知っている確率が高いと思われます。)




上記のように、高血圧や糖尿病、脂質異常症に対して長期に投与される医薬品は、ビタミンやミネラル、コエンザイムQ10といった重要な成分を喪失・減少します。

生活習慣病の治療薬は継続した服用が必要ですが、同時に、マルチビタミン、マルチミネラル、コエンザイムQ10といったサプリメントは併用が必要です。


医薬品を服用中に、ビタミン類など栄養素の不足による症状を呈する症例は、よく経験されます。
例えば、次のような例があります。


・57歳女性、高血圧で利尿剤、骨粗鬆症でフォサマック、頻脈性不整脈にβブロッカーを近医から投与されていた。

・疲労、不安、うつ、不眠などを訴えて当院受診。

⇒投与されている3種類の医薬品により、ビタミンやミネラルが喪失・減少したことによる精神神経症状、不定愁訴と考えて、ビタミンとミネラルサプリメントを追加し、症状が軽快。

(マグネシウム、亜鉛、ビタミンB群の追加で症状改善)

(なお、これに対して、抗うつ剤などを追加するのは逆効果です。)


医薬品の添付文書には記載されていないことが多いのですが、代表的な医薬品と、それによる栄養素の喪失・欠乏について、まとめました。


高血圧治療薬

ALLHAT研究の結果、ACE阻害剤やカルシウムブロッカーよりも、利尿剤のほうが心血管イベントを低下することが示されて、利尿剤が降圧剤として処方されます。

しかし、利尿剤は、マグネシウム、カリウム、亜鉛、ビタミンB群を体内に排泄してしまいます。

多くの研究によって、利尿剤の服用中の患者で、これらの栄養素が減少していることが示されています。


利尿剤服用中の患者に対しては、
カルシウム、
マグネシウム、
ビタミンC、
ビタミンB1(チアミン)
ビタミンB6、
亜鉛
のサプリメントが必要です。


βブロッカー
βブロッカーは、内在性のコエンザイムQ10を減少させるため、コエンザイムQ10サプリメントの併用は必須です。
なお、メラトニンも減少します。


コレステロール低下薬

LDLコレステロール低下効果のあるスタチン剤は、広く処方されています。
(世界中でベストセラーの医薬品です。)
スタチン剤は多彩な効果があり、有用性が確立しています。
その一方で、多くの副作用も知られています。
スタチン剤は、内在性のコエンザイムQ10の合成を阻害し、低下させます。
このことが、ミトコンドリア機能の低下を生じ、疲労感や筋障害、肝障害などの副作用の原因ともなっています。

したがって、リピトールやクレストール、メバロチンなどのスタチン剤を服用中の場合には、コエンザイムQ10サプリメントの併用は必須です!!!


制酸剤:H2ブロッカー、PPIなど
制酸剤は、GERDや消化性潰瘍に対して処方されます。
このタイプの医薬品は、さまざまな栄養素の吸収を阻害し、栄養素の不足を生じることがわかっています。

PPIもH2ブロッカーも、高齢者において、ビタミンB12の欠乏を生じます。
(B12吸収には胃の内因子が必要です。)

また、胃酸の欠乏によって、

葉酸、鉄、亜鉛の吸収が阻害されます。


PPIを1年以上の長期間投与されている患者では、
対照群に比べて、
大腿骨骨折のリスクが2.5倍になるとう報告もあります。
(そもそもPPIは長期に投与するべきではありませんが。)

PPIは、多くのビタミンやミネラルの吸収を阻害するため、長期の服用は避けるべきですし、そもそも必要のない医薬品です。
(世の中には、必要のない医薬品がまだまだたくさんあります。)

制酸剤を服用している患者では、

ビタミンD3、
ビタミンB12、
亜鉛
をサプリメントで摂りましょう。


糖尿病治療薬;経口血糖降下薬
メトホルミンは、優れた医薬品ですが、葉酸やビタミンB12欠乏を生じます。
先行研究では、
メトホルミン投与中には、
血中葉酸値が7%減少、
ビタミンB12が14%減少という報告があります。
葉酸ややB12の低下は、高ホモシステイン血症を生じ、動脈硬化や認知症のリスクとなります。

また、
メトホルミンは、コエンザイムQ10も低下させることが示唆されています。


したがって、メトホルミン服用中の糖尿病患者では、
葉酸サプリメント、
ビタミンB12サプリメント、
コエンザイムQ10サプリメントの併用は必須です。


抗うつ剤
SSRIが働くためには、ビタミンB群が必要であり、ビタミンBの併用がおすすめです。(SSRIがビタミンBを減らすわけではありません。)

ホルモン補充療法や経口避妊薬を摂っている女性では、

カルシウム、
葉酸、
マグネシウム、
ビタミンB2、
ビタミンB6、
ビタミンB12、
ビタミンC
亜鉛
が推奨できます。


抗生物質
抗生物質は、ビタミンB群(B1, B2, B3, B5, B6, B12)、ビオチン、イノシトール、ビタミンKの減少を生じます。
また、抗生物質の種類によっては、カルシウムやマグネシウム、葉酸を減少させる場合もあります。

したがって、
抗生物質の服用中には、
ビタミンB群サプリメント(ビタミンBミックス)やマルチビタミンサプリメントの併用は必須です。


マルチビタミンに加えて、
カルシウムマグといったミネラルサプリメントも推奨できます。

抗生物質による腸内フローラへの悪影響を考えると、
各種の乳酸菌、プロバイオティクスの併用は必須です。


以上のように、
生活習慣病や慢性疾患に対して、広く利用されている医薬品を服用中の患者では、

各種のビタミンやミネラルといった必須栄養素が検証し、、コエンザイムQ10といった機能性成分が減少します。

医薬品とサプリメントの併用という分野では、
相互作用による有害事象が話題になってきました。

しかし、日常臨床の現場では、
相互用による有害事象の発生は非常にまれであり、

むしろ医薬品の服用による栄養素の喪失が健康上の問題となっています。



まとめです。

生活習慣病や慢性疾患に対する医薬品服用は、ビタミンやミネラル、コエンザイムQ10の喪失や減少を生じます

ビタミンやミネラル、コエンザイムQ10の潜在的不足の結果、
疲労感や倦怠感といった不定愁訴、気分感情障害、筋肉痛などを生じます。

そこで、
生活習慣病の医薬品を服用中の場合、栄養素の喪失や不足に対する保険的な意味合いで、栄養素の充足を担保するために、次のサプリメントの併用が必要です。


@マルチビタミン

Aマルチミネラル


BコエンザイムQ10
(LDLコレステロール降下薬のスタチン剤の服用中には必須です。)



Cオメガ3系必須脂肪酸(EPA、DHA)
EPA
DHA

DビタミンD3サプリメント

Eプロバイオティクス
乳酸菌EC-12 30日分 5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!

ビフィズス菌+オリゴ糖



なお、これらは、健康増進や疾病予防のために、年齢や性別に関わりなく推奨できるベーシックサプリメントでもあります。


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posted at 23:53 | この記事のURL
医療を必要とする地域居住高齢者でのサプリメント利用状況 [2019年01月14日(月)]

今月の応用生理学の専門ジャーナルに、医療ケアを必要とする地域居住高齢者におけるサプリメントの利用状況を調べた研究が、カナダのグループ(University of Saskatchewan)から報告されていました。
(Appl Physiol Nutr Metab. 2019 Jan 10:1-4.)


何らかの病気で医薬品を服用している場合には、ビタミンやミネラルなどのサプリメントの併用によるシナジーが期待できます。

例えば、高血圧の治療で利尿剤を投与されている場合、水溶性ビタミンが喪失するため、
ビタミンB群は必須です。
利尿剤を投与中の患者が心不全の症状を呈する場合、ビタミンBの不足が疑われます。

また、ビタミン以外では、
スタチン剤を服用中の場合には内在性のコエンザイムQ10が低下します。


今回の研究では、

2014年から2017年に新規の医薬品処方を開始された、
医療ケアが必要な(medically complex)地域居住者(50歳以上)229名を対象に、

サプリメント利用が調べられました。

解析の結果、

76.9%が、毎日、1種類以上のビタミン、ミネラルサプリメントを利用していました。

なお、
懸念として、1つ以上の栄養素について、上限量を超える可能性も示唆されています。


したがって、

医薬品を服用中の患者では、

医薬品の副作用を軽減するためや、ベーシックサプリメントとしての保健作用のために、

ビタミンやミネラルサプリメントの有用性が知られている一方で、

適正使用に関する啓発が必要と考えられます。


サルコペニア(筋肉減弱症)を予防する栄養素:レビュー


地中海食がフレイル(虚弱)を予防する:メタ解析




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コエンザイムQ10+L-カルニチンによる片頭痛予防効果 [2019年01月13日(日)]
今月の頭痛研究の専門ジャーナルに、コエンザイムQ10とLカルニチンサプリメントの併用による片頭痛予防効果を示した臨床研究が、イランのグループ(Isfahan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Cephalalgia. 2019 Jan 6:333102418821661.)


先行研究では、

コエンザイムQ10サプリメント投与による片頭痛の発作予防効果が示されています。

コエンザイムQ10は、ミトコンドリア機能に必須であることから、
片頭痛の病因論としてミトコンドリア疲労の概念が考えられます。

そのため、ミトコンドリア機能の維持に関与する機能性成分として、コエンザイムQ10、Lカルニチン、アルファリポ酸などの有用性が推察されます。

そこで、
今回の研究では、

コエンザイムQ10+Lカルニチンサプリメントの併用サプリメントによる片頭痛への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

20〜40歳の片頭痛患者の男女56名を対象に、


・1日あたり30mgのコエンザイムQ10+500mgのLカルニチン併用投与群、

・偽薬投与群、

の2群について、

8週間の介入が行われました。

主アウトカムは、頭痛発作の重症度、

副アウトカムは片頭痛の持続期間、片頭痛発作、頭痛日記結果(HDR)、血中乳酸です。


解析の結果、

8週間の介入後、

血中乳酸値の有意な低下、
(-2.28&#8201;mg/dl, 95% CI: -3.65, -0.90; p&#8201;=&#8201;0.002)

片頭痛の重症度の有意な低下、
(-3.03, 95% CI: -3.65, -2.40; p&#8201;&#8804;&#8201;0.001),

期間の有意な短縮、
(-7.67, 95% CI: -11.47, -3.90; p&#8201;&#8804;&#8201;0.001),

頻度の有意な減少
(-5.42, 95% CI: -7.31, -3.53; p&#8201;&#8804;&#8201;0.001)

HDRの有意な減少
(-103.03, 95% CI: -145.76, -60.29; p&#8201;&#8804;&#8201;0.001)

が見出されました。

以上のデータから、

コエンザイムQ10+Lカルニチンサプリメントによる、
片頭痛の予防(発作回数の減少、重症度の軽減、持続期間の短縮)効果が示唆されます。

片頭痛については、発作時には医薬品が利用できます。

一方で、コエンザイムQ10やLカルニチンサプリメントは、ミトコンドリア機能の維持に有用な機能性食品素材であるので、普段から予防のために摂取できます。



カルニチン 30日分
エネルギー作りに欠かせないアミノ酸






コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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posted at 23:51 | この記事のURL
スクリプスクリニック@サンディエゴ [2019年01月12日(土)]
今週末は、サンディエゴのスクリプスクリニック主催のカンファレンスに来ています。

サプリメント・機能性食品素材の臨床研究Updateが集中して行われる恒例の学術集会です。

外はいいお天気ですが、カンファレンスの参加者は、終日、会議室にこもっています。

↓カンファレンス会場の最後尾は、バランスボール席です。
 私はいつもどおり、最前列の普通の座席に陣取っています。


posted at 23:54 | この記事のURL
葉酸サプリメントが糖代謝に好影響を与える:メタ解析 [2019年01月11日(金)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、葉酸サプリメントによる糖代謝への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、デンマークとスウェーデンのグループから報告されていました。
(Am J Clin Nutr. 2019 Jan 5.)


先行研究により、

高ホモシステイン血症が、インスリン抵抗性を生じ、2型糖尿病のリスクになることが示唆されています。

葉酸は、ホモシステインを代謝し、高ホモシステイン血症を改善することから、葉酸投与による糖代謝への好影響が示唆されます。

一方で、これまでのランダム化比較試験(RCT)では、必ずしも一致した結果ではありませんでした。


そこで、

今回の研究では、

葉酸サプリメントによるインスリン抵抗性(IR)および2型糖尿病に対する作用が検証されました。


具体的には、

メタ解析として、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Web of Science, and EMBASE)

先行するレビューとメタ解析及び29報のRCT(22,250名)の被験者が対象となり、

偽薬対照による葉酸サプリメントあるいはビタミンB群サプリメントによる空腹時血糖値、インスリン抵抗性、HbA1c、2型糖尿病リスクへの作用が調べられています。


解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

葉酸サプリメント投与群では、

空腹時インスリン値の有意な減少、
(WMD: -13.47 pmol/L; 95% CI: -21.41, -5.53 pmol/L; P < 0.001)

HOMA-IRの有意な減少、
(WMD: -0.57 units; 95% CI: -0.76, -0.37 units; P < 0.0001)

が見出されました。


一方、

空腹時血糖値とHbA1c値には有意な影響は見出されませんでした。

サブ解析では、

葉酸サプリメント投与によるホモシステイン血症の低下作用が見出されており、

最も顕著なRCTでは、2.5 &#181;mol/L以上の減少が認められました。


葉酸サプリメント投与により高ホモシステイン血症の改善は、

空腹時血糖値の低下と有意な相関、
(β = 0.07; 95% CI: 0.01, 0.14; P = 0.025)

および
HbA1cの低下と有意な相関
(β = 0.46; 95% CI: 0.06, 0.85; P = 0.02)

がそれぞれ見出されました。


その他、
2報のRCTが、葉酸サプリメント投与による2型糖尿病リスクへの作用を検証していますが、
有意な相関は検出されていません。
(pooled RR: 0.91; 95% CI: 0.80, 1.04; P = 0.16)


以上、今回のメタ解析から、

葉酸サプリメント投与による糖代謝改善作用やインスリン抵抗性改善作用が示され、

高ホモシステイン血症の改善を介した糖代謝への好影響が示唆されます。


今後、2型糖尿病における補完療法としての葉酸及びビタミンB群の臨床的意義の検証が期待されます。

なお、2型糖尿病云々ではなく、高ホモシステイン血症は、動脈硬化や認知症、骨粗鬆症など多くの生活習慣病のリスクであることから、

中高年以上には全員に、葉酸サプリメントが推奨できます。

もちろん、私もDHC葉酸を摂っています。



葉酸はビタミンB群の一つです。

成人の場合、生活習慣病、特に動脈硬化性疾患に対する葉酸サプリメントの効果が知られています。


葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、

ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、

動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。


実際、これまでの観察研究や疫学研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する


葉酸の摂取が多いと認知症が半減:フランスでの研究



DHCは、サプリメント・健康食品のメーカーとして、セルフケアとして、サプリメントの適正使用による認知症の「予防」を啓発しています。



境町葉酸サプリプロジェクト:健康長寿社会の実現を目指して



葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)





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posted at 23:54 | この記事のURL
合成葉酸100マイクログラムあたり血中葉酸値が11.6%上昇する:メタ解析 [2019年01月10日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、合成葉酸の摂取と、血中葉酸値との関係を示したメタ解析が、米国CDCのグループから報告されていました。
(Nutrients. 2019 Jan 2;11(1).)


ビタミンBの1種の葉酸は、神経管閉鎖障害リスク低減のために、
妊娠1ヵ月以上前からのサプリメントでの摂取が必要です。


神経管閉鎖障害の予防のために、生殖年齢の女性では、赤血球中の葉酸の至適な濃度は、

906 nmol/Lとされています。

米国では、1998年に葉酸の穀類への強制添加が開始され、神経管閉鎖障害の発症は著減しています。
(日本では過去30年間、増加中。)

今回の系統的レビュー/メタ解析では、
葉酸(folic acid)の摂取と、血中葉酸値との間の用量依存性が検証されました。


具体的には、

14,002報から533報が全文レビューの対象となり、

108報が解析の対象となりました。

解析の結果、

1日あたり375&#8315;570 &#181;gの葉酸の投与によって、

投与前に比べて、

赤血球中の葉酸値は、
1.78倍に増加しました。
(95%CI: 1.66, 1.93)

また、
葉酸摂取開始から定常状態に達するには、36週間(中央値)要しました。

回帰分析の結果、

合成葉酸(folic acid)100&#13197;あたり血中葉酸値が11.6%上昇する、という相関が見出されたということです。
(95% CI: 8.4, 14.9)


米国では、穀類への強制添加が行われており、一般に、定常状態にあると考えられます。

ただし、個人の体質や食生活の違いによる個人差も考えられますので、

米国では、モニタリングの際に有用なデータと考えられます。

一方、日本では、葉酸の有用性が認知されていないので、
葉酸不足に伴う様々な産婦人科疾患から、シニアの認知症まで増え続けています。




日本では神経管閉鎖障害が増加中


DHCは、
健やか親子21(第2次)の応援メンバーとして参画し、

葉酸サプリメントの啓発と頒布を行っています。

【株式会社ディーエイチシー】
健やかな妊娠と出産のために、 葉酸サプリメントの啓発に取り組んでいます




DHC葉酸サプリメントは、マーケットシェア第1位であり、
一ヶ月30日分は、258円です。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)





妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート





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アマチャヅルの葉エキスによる抗不安作用 [2019年01月09日(水)]
今月の生薬学の専門ジャーナルに、アマチャヅルの葉由来エキスによる抗不安作用を示した臨床研究が、韓国のグループ(Chonbuk National University Hospital)から報告されていました。
(Phytomedicine. 2019 Jan;52:198-205.)


アマチャヅル(甘茶蔓、学名 Gynostemma pentaphyllum Makino)は、ウリ科アマチャヅル属に属する多年生のツル性の植物です。

日本、中国、朝鮮半島などに広く分布しています。


先行研究では、

基礎研究において、

アマチャヅル葉(Gynostemma pentaphyllum Makino leaves, EGP)エタノール抽出物による抗不安作用が示唆されています。


今回の研究では、

慢性ストレス負荷の健常者において、

EGPの有用性が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

慢性ストレス負荷の健常者72名を対象に、

・EGP(400mg、分2)投与群:36名

・偽薬投与群:36名

の2群について、8週間の介入が行われ、

介入の前後で、

不安関連指標が測定されました。


主アウトカムは、
Trait-STAI

副アウトカムは、
State-STAI, STAI総スコア, Hamilton Anxiety Inventory (HAM-A), Beck Anxiety Inventory (BAI),血中ACTH、唾液コルチゾールとαアミラーゼなどです。


解析の結果、

8週間の介入後、

EGP投与群では、

偽薬投与群に比べて、

T-STAIが16.8%、有意に減少しました。
(p&#8239;=&#8239;0.041)

STAIの総スコアは、

EGPにおいて

17.8%の改善傾向が見出されました。
(p&#8239;=&#8239;0.067)


なお、S-STAI, HAM-A, BAI,およびその他の指標には有意差は見出されませんでした。

有害事象は認められませんでした。


以上のデータから、

健常者のストレスに対して、
アマチャヅル葉エキスによる抗不安作用が示唆されます。


今後、さらに検証が期待される分野です。


なお、機能性食品素材、ハーブ療法において、抗不安作用や抗うつ作用は次のハーブが知られています。

バレリアン
翌朝パッチリすっきり! やすらか気分の毎日をサポート




セントジョーンズワート



テアニン
リラックスの素 30日分
緑茶成分テアニン配合! 飲んでスッとでリラックス




テアニンによるストレス軽減効果




緑茶テアニンによるうつ病の症状改善作用




セントジョーンズワートは、うつ病に対して医薬品と同等の効果を示す:メタ解析





バレリアンによる睡眠障害改善作用



バレリアンの睡眠改善作用@がん患者



バレリアンによる不眠症改善作用



バレリアンの体内動態と個人差




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posted at 23:54 | この記事のURL
エクオールによる更年期症状改善作用:メタ解析 [2019年01月08日(火)]
栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、エクオールによる更年期症状改善作用を示した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(J Med Food. 2018 Dec 28.)


大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。


先行研究では,大豆製品の摂取による乳がんや前立腺がん、消化器がんのリスク低下作用が示されています。


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ




エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。




さて、今回の研究では、

エクオールによる更年期症状に対する作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

更年期症状のうちの血管神経症状に対するエクオールの作用を調べたランダム化比較試験(RCT)が検索され、

6報の779名が系統的レビュー、

5報の728名がメタ解析の対象となりました。

主アウトカムは、ほてりへの作用です。

メタ解析の結果、

エクオール投与によるほてり症状軽減作用が見出されたということです。


以上のデータから、

エクオールサプリメントによる更年期症状改善作用が示唆されます。




DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


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エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。




ただし、
エクオールの体内産生には、腸内細菌叢が関与するため、エクオールを産生できる人とそうではない人がいることがわかっています。

日本人でエクオールが産生できるのは、50-60%程度です。

また、食習慣の変化により、若年者では、エクオール産生者の割合が減少しており、

日本人の若年女性では、20-30%の人しか、エクオールを産生できていないと報告されています。

エクオール産生者は、非産生者に比べて、大豆イソフラボンの機能性/健康増進効果や未病対策効果を得られると考えられます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



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posted at 23:56 | この記事のURL
腸内環境を整える減量方法:メタ解析 [2019年01月07日(月)]
栄養学の専門ジャーナルに、シンバイオティクスの投与による肥満者での有用性を検証した系統的レビュー/メタ解析が、イランと英国のグループから報告されていました。
(Crit Rev Food Sci Nutr. 2018 Dec 30:1-13.)


先行研究では、

プロバイオティクス・シンバイオティクスによる肥満者での減量効果が示唆されてきました。


肥満者と痩せの人では、腸内細菌叢に相違があることが明らかになっています。

肥満者の腸内細菌叢では、短鎖脂肪酸を産生する菌が少ないため、短鎖脂肪酸のもつ単分泌代謝系への作用や消化管ホルモンへの作用が低下することが、肥満という表現型を生じていると考えられています。

したがって、
ヒトの肥満者に対して、プロバイオティクスの投与による腸内細菌叢への介入が、減量に有用であると思われます。


さて、
今回の系統的レビュー/メタ解析では、

肥満あるいは過体重の被験者に対して、シンバイオティクスを投与したランダム化比較試験(RCT)を対象に、体組成への作用が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Scopus, ISI Web of science, Cochrane Library, Google Scholar)

2018年10月までの収載論文が検索され、

23報のRCTがメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

偽薬群に比べて、

シンバイオティクス投与によって、

体重の有意な減少、
(WMD: -0.80&#8201;kg; 95% CI: -1.56 to -0.03, p&#8201;=&#8201;0.04)

ウエスト周囲長の有意な減少
(WMD: -2.07&#8201;cm; 95% CI: -3.11 to -1.03, p&#8201;<&#8201;0.001)

が見出されました。


一方、

BMIや
(WMD: -0.12&#8201;kg/m2; 95% CI: -0.40 to 0.16, p&#8201;=&#8201;0.39)

体脂肪量では、
(WMD: 0.02%; 95% CI: -1.27 to 1.87, p&#8201;=&#8201;0.74)

偽薬群と介入群との間に有意差は見出されませんでした。


次に、
メタ回帰分析では、

プロバイオティクスの用量と、体組成への作用との間に相関は検出できませんでした。


以上のデータから、

肥満者において、

シンバイオティクスの投与は、腸内細菌叢(腸内フローラ)への作用を介して、

体重やウエスト周囲長の改善作用を示すと考えられます。


腸内細菌叢が、肥満やメタボリック症候群の発症に関係することは明らかですし、合併症である内分泌代謝異常も生じることになります。

現時点では、どの人にどの種類のプロバイオティクス・シンバイオティクスを投与すると最も効果があるのかという個別化までのデータは分かっていません。


しかし、現在、急速に研究が進展している分野ですので、

今後、腸内細菌叢の個人差を調べて、各自の状態にあったプロバイオティクス、シンバイオティクスの投与により、体組成の改善や肥満に伴う合併症の予防のための介入が可能になると考えられます。



DHCでは、次のような関連製品があります。

善玉菌ダイエット


プロバイオティクス、シンバイオティクスには免疫調節作用などもあります。

プロバイオティクス・シンバイオティクスが手術部位感染を予防:メタ解析




乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスは、腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスを改善し、免疫調節作用や生活習慣病予防効果を示します。



乳酸菌は、ベーシックなサプリメントとして利用が推奨されます。

様々な乳酸菌が製品化されていますので、自分にあった菌種を選ぶことが大切です。

具体的には、1ヶ月ほど試してみて、整腸作用も含めて体調をみるようにします。
(整腸作用は、乳酸菌の摂取後数日間の間に変化を感じると思います。もし、軟便あるいは下痢傾向になってしまうのであれば、他の菌種に変更します。

また、1-3ヶ月から数ヶ月間のサイクルで菌種をローテーションしてもいいでしょうし、複数の種類を同時にとることも大丈夫です。

ヨーグルトなどの発酵食品でもいいのですが、数百グラムを毎日食べるのは大変ですし、
確実に乳酸菌を摂るには、サプリメントの利用が手軽で続けやすいと思います。




プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。
最近の研究では、次の報告があります。




プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析



プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析




プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析





DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


生菌ケフィア



複合サプリメント(グッドスルー)


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などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、


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があります。











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posted at 23:56 | この記事のURL
DHC×守谷市「MORIYA GREEN BEER」完売しました。 [2019年01月06日(日)]
総合ヘルスケア企業であるDHCは、健康づくりと地域活性化、シティープロモーションなどを目的として、全国各地の地方自治体と包括連携協定を締結し、さまざまな取り組みを行っています。



茨城県守谷市では、
シティープロモーションと6次産業化の一環として、守谷市オリジナルビール「MORIYA GREEN BEER」の製造をDHCが担当いたしました。

茨城・守谷市がオリジナルビール
2018年12月21日 日本経済新聞 地方経済面 北関東 41ページ 




(なお、平成30年度生産分は完売となりました。ありがとうございました。)


守谷市と株式会社ディーエイチシーとの包括連携協定調印式次第(PDF)


DHCと一緒に日本のまちを応援しませんか。 茨城県守谷市




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第15回ファンクショナルフード学会 学術集会出講 [2019年01月05日(土)]
本日、第15回ファンクショナルフード学会 学術集会が開催されました。


今回は、私が大会長を務めさせていただき、
出講いたしました。


開催にあたってご尽力いただきました関係者の皆様、特別講演や一般演題等にてご発表いただきました演者の皆様に深謝いたします。




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第15回ファンクショナルフード学会 学術集会 [2019年01月05日(土)]
今日はこれから、

第15回ファンクショナルフード学会 学術集会に行ってきます。

posted at 09:15 | この記事のURL
ビタミンDサプリメントが風邪を予防する@炎症性腸疾患 [2019年01月04日(金)]
今月の消化器病学の専門ジャーナル(電子版)に、炎症性腸疾患において、ビタミンDサプリメント投与による上気道感染症の予防効果を示した臨床研究が、慈恵医大のグループから報告されていました。
(Inflamm Bowel Dis. 2019 Jan 2.)



ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。


慈恵医大による先行研究では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。



今回の研究では、

炎症性腸疾患(IBD)患者において、

冬期及び早期の春の期間に、ビタミンDサプリメントの経口投与による、
インフルエンザおよび上気道感染症(URI)の罹患率への作用について、検証が行われました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

潰瘍性大腸炎(UC)あるいはクローン病(CD)のいずれかのIBD患者223名を対象に、

1日あたり500 IUのビタミンDサプリメント投与群108名、、

偽薬投与群115名

の2群について、介入が行われました。



主アウトカムは、インフルエンザの罹患率、

副アウトカムは、上気道感染症の罹患率でした。

また、サブ解析では、

血中ビタミンD値(25-OHD)の低値 (20 ng/mL未満)あるいは高値(20 ng/mL以上)でも調べられています。

介入前後でのUCあるいはCDの重症度についても調べられました。
UC; Lichtiger clinical activity index
CD; Crohn's Disease Activity Index (CDAI)



解析の結果、

まず、
インフルエンザの罹患率では、両群間で有意差は見出されませんでした。

次に、
URIの罹患率では、ビタミンDサプリメント投与群のほうが、41%有意に低値でした。
(RR, 0.59; 95% CI, 0.35-0.98; P = 0.042)

また、

この効果は、ビタミンDの血中濃度が低値の群ではより顕著であり、

64%の罹患率の減少効果が見出されました。
(RR, 0.36; 95% CI, 0.14-0.90; P = 0.02)


なお、
有害事象については、
UC群での活動性スコアが、ビタミンD群にて、有意な悪化を認めました。
(P = 0.002)


以上のデータから、

炎症性腸疾患患者において、

ビタミンDサプリメント投与による上気道感染症の罹患率が半減することが示唆されます。

一方、
潰瘍性大腸炎患者では、症状の増悪の可能性もあるので、フォローアップが必要です。

ただし、因果関係を問わない有害事象としての記録ですので、ビタミンDサプリメント投与とは無関係は疾病の増悪の可能性もあります。(UCは、疾病の寛解期と増悪を繰り返します。)






ビタミンD3 30日分
「太陽のビタミン」を積極補給! もろさが気になる&ひきやすい人に







近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。


日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足


ビタミンDによるインスリン抵抗性改善作用@2型糖尿病



ビタミンDが2型糖尿病での糖代謝を改善する:メタ解析



ビタミンDによる妊娠糖尿病での糖代謝改善作用:メタ解析


ビタミンD低値が高血糖と相関する:メタ解析




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。





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posted at 23:55 | この記事のURL
膝OA患者の疼痛コントロールに対する薬物療法:系統的レビュー/メタ解析 [2019年01月03日(木)]
先月の米国医師会ジャーナル(JAMA)に、変形性膝関節症(膝OA)患者の疼痛コントロールに対する薬物療法の有用性について、系統的レビュー/メタ解析が、イタリアのグループ(University of Padova)から報告されていました。
(JAMA. 2018 Dec 25;320(24):2564-2579.)


グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。


作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、<リンク: https://www.dhc.co.jp/goods/goodsdetail.jsp?gCode=30731>グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究&#8212;MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医



変形性膝関節症(膝OA)は、長期にわたり進行性の疾患です。

これまでの研究では、膝OAの疼痛コントロールについて、長期間での有用性は明確ではありませんでした。

そこで、

今回の系統的レビュー/メタ解析では、

膝OAに対する薬物療法のランダム化比較試験(RCT)から12カ月以上の投与によるアウトカム(症状や関節構造)について検証が行われました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, Scopus, EMBASE, Web of Science, the Cochrane Central Register of Controlled Trials)

2018年6月30日までの収載論文から

膝OAに対する薬物療法の介入とフォローアップが1年以上のRCTが検索され、


主アウトカムは、

投与開始時点からの膝疼痛の変化、

副アウトカムは、

身体機能と関節構造です。


47報のRCT、

22,037名のOA患者、
(主な年齢層は55-70歳、約70%が女性)

を対象にしたデータから、

膝OAの疼痛に対する31の介入方法が検証されました。

13が身体機能に対して、

16が関節構造に対する介入です。


試験期間は1年から4年間でした。

疼痛の軽減との相関が見出されたのは、

NSAIDsの1つのセレコキシブ(Celecoxib, 日本での製品名:セレコックス)と、
(SMD, -0.18 [95% CrI, -0.35 to -0.01])

症候を遅延させる機能性素材のグルコサミン硫酸塩
(SMD, -0.29 [95% CrI, -0.49 to -0.09])

の2つであり、

その他の介入は、偽薬との有意差が明確ではありませんでした。

また、

高バイアスの試験を除外し、

スケールを0から100として解析した場合、

疼痛の改善との有意な相関が見出されたのは、グルコサミン硫酸塩のみでした。

次に、
関節間隙狭小化(JSN)の改善について、有意な相関が認められた介入方法は、

グルコサミン硫酸塩
(SMD, -0.42 [95% CrI, -0.65 to -0.19]),

コンドロイチン硫酸
(SMD, -0.20 [95% CrI, -0.31 to -0.07])

ラネル酸ストロンチウム
(SMD, -0.20 [95% CrI, -0.36 to -0.05])

でした。


以上、
膝OAの疼痛に対する介入のうち、12ヵ月以上のRCTを対象とした系統的レビュー/メタ解析から、
論文著者らは、

効果のサイズが明確ではなく、

さらに大規模なRCTが必要である、というような考察になっています。


1年以上の長期投与によるRCTのメタ解析からは、

膝OAの疼痛軽減に対して、グルコサミンとコンドロイチンが有効であることが見出されているわけですが、

JAMAですので、考察では、いつものようなトーンダウンしたまとめ方になっています。
(コクランレビューなどは、もっとひどくて、介入がどのようなものであっても、考察とまとめは同じ文章です。)




変形性膝関節症に対して、


最近の研究では、次の報告があります。


変形性膝OAの疼痛に対してグルコサミン+コンドロイチンはセレコキシブと同等の効果



グルコサミン・コンドロイチンの関節裂隙狭小化抑制効果




グルコサミン・コンドロイチンによる関節軟骨保護作用@膝関節症





コンドロイチンによる変形性膝関節症改善作用




グルコサミンはNF-κBを抑制し抗炎症作用を示す



グルコサミン・コンドロイチン利用者は炎症マーカーが低い




グルコサミンによる寿命延長効果




グルコサミンはジアセレインと有効性が同じで、副作用が少ない:メタ解析



DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。


グルコサミン 2000 30日分【機能性表示食品】


機能性表示
ひざ関節の曲げ伸ばしをサポート/ひざの違和感の緩和







極らくらく



らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究&#8212;MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。




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