サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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最新記事
ヨーガ療法によるてんかんへの効果 [2015年05月08日(金)]
今日は、3学会合同による「共同国際会議2015 in KOBE」の第1日目でした。

日本健康促進医学会学術総会、日本ヨーガ療法学会研究総会、日本アーユルベーダ学会研究総会の3学会共同開催です。

約1,600名の参加者ということでした。




さて、本日の私的なお勉強日記です。

今月のコクランレビューに、ヨーガ療法(ヨガ)によるてんかん(epilepsy)への効果を調べた研究が、英国のグループ(University of Liverpool)から報告されていました。
(Cochrane Database Syst Rev. 2015 May 2;5:CD001524.)




ヨーガ(ヨガ)は、ストレス軽減やリラクセーションに有用であり、

その効果は、電気生理学的変化としても検出でき、

臨床的な有効性も示唆されています。



今回の研究では、

てんかんに対するヨーガの作用が検証されました。




具体的には、

2015年3月までの主要医学データベースから、

てんかんとヨーガに関するランダム化比較試験2報、50名(ヨーガ療法群18名、対照群32名)のデータが抽出されました。



被験者全員が、抗てんかん薬の服用を継続しています。

まず、試験開始時点の状態が、両群とも、少なくとも3ヶ月間継続され、

続いて介入フェーズとして、5週間から6ヶ月が2試験で行われています。



解析の結果、

対照群に比べて、

ヨーガ療法施行群では、

6ヶ月間のてんかん発作がない状態、

てんかん発作頻度

てんかん発作頻度の50%以上の減少

の3点について、改善が見出されました。



また、

ヨーガ療法施行群では、

QOLの有意な改善が認められています。

(Satisfaction With Life Scale;SWLS, P < 0.05)



以上のデータから、

てんかんに対する補完療法として、ヨーガ療法の有用性が示唆されます。



なお、コクランレビューですので、例によって結論は同じで、

「有効性が示唆されるが、RCTの質が低いので、さらに質の高い研究が必要である云々」
となっています。



適応疾患に対しては、

ヨーガ療法は、

安全性、有効性、経済性の高い補完療法と考えられます。





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カナダのがん専門医はヨーガ(ヨガ)による効果を支持 [2015年02月25日(水)]
今月の腫瘍学の専門ジャーナルに、カナダのがん専門医を対象にしたヨーガ(ヨガ)の効果に関する意識調査が報告されていました。
(Curr Oncol. 2015 Feb;22(1):13-9.)




近年、
がんに対する統合医療的アプローチが注目される中で、

がん専門医の興味や技量、知識が、がん患者による補完代替医療の選択に影響を与えると考えられます。




今回の研究では、

がん専門医における補完代替医療への対応に関して、

特にヨーガ(ヨガ)についての検証が行われました。




具体的には、

カナダのブリティッシュコロンビア州のがん専門医を対象に、

38項目からなるアンケート調査がオンラインで実施されています。





29名のがん専門医が調査を完了しました。


29名のうち、10名の専門医は、

身体活動や疲労、ストレス、不眠、筋肉・関節痛に対して、

ヨーガをがん患者に推奨していたということです。




その他のがん専門医は、

ヨーガをがん患者に推奨することを躊躇しており、


その理由として、

治療としてのヨガに関する知識がないこと(15名)、

エビデンスが十分ではないこと(11名)

があげられています。




また、

回答者29名全員が、

彼らの患者がヨガの臨床研究に参加することを推奨していました。



その他、

質的研究によると、


がん専門医は、ヨガを運動と比較し、

心理的、身体的に類似した効能を推察しているということです。



以上のデータから、

-- オンラインでのセルフ方式の調査が実施可能であること、

-- ただし、回答率に限界があること、

-- がん専門医の一部は、成人のがんに対してヨーガ(ヨガ)を、健康のために推奨すること、

が示唆されます。






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家庭医によるヨーガ療法への紹介@豪州 [2014年08月03日(日)]
J1で、サガン鳥栖が第1位になっていました。






DHCは、サガン鳥栖を応援しています。





本日の私的なお勉強日記です。



ヨーガ(ヨガ)療法への家庭医(プライマリケア医)への紹介状況に関する調査研究が、オーストラリアのグループから報告されていました。
(Int J Yoga. 2014 Jan;7(1):9-16. doi: 10.4103/0973-6131.123471.)



ヨーガ(ヨガ)は、独特のポーズ(姿勢)による健康法としてのイメージが強いですが、

補完代替医療の一つとして、健康増進や症状改善効果も知られています。

(なお、ヨーガ行者の行うヨーガは、修行のためであり健康目的ではありません。)


さて、今回の研究では、
オーストラリアの家庭医(プライマリケア医、かかりつけ医)の間での、ヨーガ療法への対応が調べられました。

具体的には、NSW州の地域の家庭医1,486名を対象に、

27項目の質問票が行われています。


40.7%から回答がありました。


解析の結果、
8名中1名の家庭医・プライマリケア医が、

患者に対して、特定のヨーガ療法やプロトコールを推奨しているということでした。

また、
7.2%の家庭医は、特定の瞑想方法を示していました。


さらに、
76.6%もの家庭医が、1年間に数回、ヨーガ療法士を紹介しており、

12.5%は、1週間に少なくとも1回、紹介しているということでした。



ヨーガ療法への紹介を行う家庭医において、独立した有意な相関を示した背景因子は、

・都市部ではなく、より地方の家庭医であること、
(OR = 10.95; CI: 1.55, 77.31)

・家庭医が女性であること、
(OR = 1.85; 95% CI: 1.16, 2.94)

・豪州のメディカルスクールを卒業していること、
(OR = 4.52; 95% CI: 2.61, 7.80)

・他の治療法の選択肢が少ないこと、
(OR = 3.29; 95% CI: 1.61, 6.74)

・ヨーガ療法への知識があること、
(OR = 18.2; 95% CI: 9.19, 36.19)

・家庭医自身が、自らの健康のために何らかのCAM両方を利用していること、
(OR = 4.53; 95% CI: 2.60, 7.87)

でした。

以上のデータから、

豪州のNSW州の地方の家庭医の間では、ヨーガ療法が広く受け入れられていることが示唆されます。




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2型糖尿病の補完療法としてのヨーガ療法 [2011年08月20日(土)]
今月の糖尿病治療学の専門ジャーナル(電子版)に、ヨーガ(ヨガ)療法による2型糖尿病改善作用を示した臨床研究が、インドのグループ(Srinivas Institute of Medical Science and Research Centre)から報告されていました。
(Diabetes Care. 2011 Aug 11)



ヨーガ(ヨガ)は、呼吸法や瞑想、運動などからなるインドの伝統医療です。

(世界で最も古い伝統医療として知られています。)


日本では、ヨーガは健康法のように考えられていますが、生活習慣病の予防や改善効果が報告されており、補完代替医療の一つとみなすこともできます。


さて、今回の研究では、2型糖尿病において、ヨーガ療法による体組成・体型、血圧、血糖値、酸化ストレスに対する影響が検証されました。


具体的には、2型糖尿病患者123名を対象に、

・標準治療単独施行群

・標準治療+ヨーガ併用群

の2群に分けて3か月間の介入試験が行われています。


(被験者は、微小血管障害合併症、大血管障害合併症、末梢神経障害等の有無を考慮し、標準治療のみの群とヨーガ併用群に分けられています。)


解析の結果、標準治療単独施行群に比べて、ヨーガ療法併用群では、

BMI、血糖コントロール、MDAが有意に低下(改善)し、

グルタチオンとビタミンCが増加したということです。


なお、ウエスト周囲径、ウエストヒップ比、血圧、ビタミンE、SODには両群間での差は見出されていません。



以上のデータから、ヨーガ療法は、2型糖尿病患者における酸化ストレス障害を軽減し、BMIの改善や血糖コントロールの改善にも有用であることが示唆されます。






ヨーガ療法は、安全性も費用対効果も高い介入方法ですので、生活習慣病の予防や改善に広く利用されることが期待されます。


日本では、日本ヨーガ療法学会などが普及に努めています。



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posted at 23:58 | この記事のURL
ヨガによるがん患者のQOL改善作用 [2011年03月27日(日)]
東日本大震災により被害を受けられた皆様に,心からお見舞いを申し上げます。

被災地の一日も早い復旧,復興を心よりお祈り申し上げます。


なお,私どもDHCによる支援活動は,こちら
「東日本大震災 被災地への支援活動について」

からご確認いただけます。




今月の補完代替医療の専門ジャーナル(電子版)に,ヨガ(ヨーガ)によるがん患者のQOL改善作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(Evid Based Complement Alternat Med. 2011;2011:659876. Epub 2011 Mar 9.)



ヨガ(ヨーガ)療法は,補完代替医療・伝統医療に分類され,健康保持や疾病予防,生活習慣病に対する改善効果が広く報告されています。



今回の研究では,がん患者において,ヨガによる精神的健康状態,QOL(生活の質),身体的健康状態への働きが検証されています。


具体的には,主要なデータベースから関連するランダム化比較試験が抽出され,メタ解析が行われました。


10報のRCTが解析された結果,

がん患者において,

対照群と比べて,ヨガ実施群では,

心理学的指標における有意な改善効果が見出されました。

(抗不安作用:P = .009,抗うつ作用:P = .002,抗ストレス作用:P = .006)



ただし,研究論文の質は高いとはいえないため,今後,さらに検証が必要であるとされています。



ヨガ(ヨーガ)療法については,これまでのデータを俯瞰的にみるとき,有効性・安全性は明白でしょう。


一方,薬理学的介入に対する検証法であるRCTでは,十分な検証ができないと考えられることから,質的な評価方法も含めて,エビデンスの構築が期待されます。


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posted at 23:56 | この記事のURL
ヨガによる放射線療法施術乳がん患者のQOL改善作用 [2010年05月16日(日)]
統合腫瘍学の専門ジャーナルに,ヨガ療法による乳がん患者のQOL改善作用を示した臨床研究が報告されていました。
(J Soc Integr Oncol. 2010 Spring;8(2):43-55.)



今回の研究では,放射線治療を受けた乳がん患者を対象に,ヨガ療法によるQOL改善作用が検証されています。


具体的には,乳がん患者61名を対象に,6週間の放射線療法施行中,各週のヨガ教室に参加した群と,非参加群(対照群)との間で,QOL関連指標が測定されました。


その結果,対照群に比べてヨガ療法群では,

全体的健康感(general health perception) (p = .005)

身体機能スコア(physical functioning score) (p = .04)

における有意な改善作用が認められたということです。



以上のデータから,ヨガ療法による放射線療法施術時の乳がん患者におけるQOL改善作用が示唆されます。



今回の研究は,対照群との比較によるランダム化試験です(昨日の研究は介入群での前後比較だけでした)ので,ヨガ療法の効果を支持する重要なデータと考えられます。


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ヨガによる乳がんサバイバーのQOL改善効果 [2010年05月15日(土)]
今月のがん看護学の専門ジャーナル(電子版)に,ヨガによる乳がんサバイバー(生存者)のQOL改善作用を示した予備的な臨床研究が,カナダのグループから報告されていました。
(Cancer Nurs. 2010 May 12.)



これまでの研究によって,がん患者による補完代替医療(CAM)の利用,CAM療法による効果が示唆されています。


今回の研究では,乳がんサバイバーにおけるヨガ療法の働きが検証されました。


具体的には,ヨガ(Iyengar Yoga,アイアンガーヨガ)教室に参加している乳がんサバイバー24名を対象に,QOLおよび心理学的指標が12週間の介入の前後で測定されています。


17名(71%)が試験を完了し,12週間のヨガ教室の前後で比較された結果,

メンタルヘルス(平均 +4.2; P = .045)

バイタリティ ( 平均 +4.9; P = .033)

日常役割機能 ( 平均 +6.4; P = .010)

体痛 ( 平均 +4.4; P = .024)

といったQOLの項目で有意な改善が見出されたということです。


その他,心理学的指標でも改善傾向が示されています(有意差なし)。


以上のデータから,ヨガ療法による乳がんサバイバーのQOL改善作用が示唆されます。


今後,RCTなど質の高い手法による検証が期待される分野です。


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posted at 23:57 | この記事のURL
うつ病に対するヨガの効果 [2010年04月21日(水)]
今月の行動変容に関する専門ジャーナル(電子版)に,うつ病に対するヨガの効果を調べた臨床研究が,米国ブラウン大学のグループから報告されていました。
(Behav Modif. 2010 Apr 16)



うつ病患者の中には,抗うつ剤などの標準治療だけでは十分な効果が得られない人がいます。


今回の研究の目的は,うつ病に対するヨガ(Vinyasa yoga,ヴィンヤサ/ビンヤサヨガ)の補完療法としての効果を検証することです。


具体的には,被験者11名に対して,8週間のオープン試験としてヨガ教室に参加してもらい,うつ状態などの関連指標が測定されました。


10名の被験者が試験を完了し,10項目のうち9項目の経験(ヨガに関連した経験)がポジティブなものとして報告されています。


また,うつ病の症状は有意に減少し,mindfulnessおよび行動の面では有意な改善が認められました。


この予備的な臨床研究から,うつ病に対する補完療法としてのヨガ(Vinyasa yoga)の有用性が示唆されます。



ヨガ療法は,有効性と安全性,費用対効果(経済性)の3つの視点から,優れたセルフケアの一つです。


今後,質の高い臨床研究による検証が期待されます。



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ヨガによる健康増進効果 [2010年04月08日(木)]
今月の産業・環境医学の専門ジャーナル(電子版)に,ヨガ(ヨーガ)による健康増進効果を示した臨床研究が,イギリスのグループから報告されていました。
(Scand J Work Environ Health. 2010 Apr 6.)



ヨガ(ヨーガ)は,健康増進からストレス軽減作用などを目的に広く利用されている補完代替療法の一つです。



今回の研究では,大学職員を対象に,ヨガによるストレス軽減や健康保持の効果が検証されました。



具体的には,イギリスの大学職員48名を対象に,認定ヨガインストラクターによって,1週間に1回,ランチタイムに60分のヨガ(Dru Yoga)療法を,6週間行っています。

(ヨガ療法実施群と待機対照群とのランダム化比較試験。対照群は介入無し。2008年1月から3月に実施。)


介入の前後で,感情や健康状態に関する評価が行われた結果,6週間のヨガ介入によって,対照群と比べて,スコアの有意な改善が認められたということです。

(POMS-Bi ;Profile of Mood States - Bipolar,IPPA ;Inventory of Positive Psychological Attitudesによる評価。待機対照群に比べて,8項目中7項目で有意に改善。)



(clear-mindedness, composure, elation, energy, confidenceといった項目で顕著な改善が認められた他,
ストレスの多い環境で,life purpose, satisfaction, feelings of greater self-confidence といった項目で改善が示されました。)



以上のデータから,比較的短時間のヨガ介入によるストレス軽減・健康増進といった効果が示唆されます。





職場での健康管理・ストレス軽減のためにヨガ教室を導入,といった方法は,費用対効果が高いと考えられます。




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ヨガとベジタリアン食による肥満改善 [2010年01月12日(火)]
今月の臨床医学の専門ジャーナルに,短期間のヨガと食事介入による肥満改善効果を示した臨床研究が,インドのグループから報告されていました。
(Med Sci Monit. 2010 Jan;16(1):CR35-40.)



肥満に対しては,適切な運動と食事が推奨されますが,長期間の継続が困難な場合もあります。


今回の研究では,座位での呼吸法を重視するヨガ(ヨーガ)と,ベジタリアン食による肥満への効果が検証されました。



具体的には,肥満者47名を対象に,1日5時間のヨガ療法と低脂肪・高食物繊維のベジタリアン食による介入を行い,前後でBMIやウエストヒップ比,脂質代謝指標などが測定されています。


6日間の介入の結果,BMIの低下(1.6%),ウエストヒップ比の低下,総コレステロール値の低下(7.7%),HDLの低下(8.7%),空腹時血中レプチン値の低下(44.2%)が認められました。


また,姿勢安定性の改善と握力の増強も示されています(全被験者,p<0.05)。




以上のデータから,呼吸法を中心とした短期間のヨガによる強化介入とベジタリアン食による食養生には,肥満に対する一定の改善効果が期待できそうです。




近代西洋医学に基づく肥満治療では,診療ガイドラインが設定されていますが,すべての肥満者が減量できるわけではありません。


伝統医療による介入方法でも,肥満を改善させる効果が知られていますので,EBMの構築という点で興味深いデータです。


特に,ヨガの場合,(一定期間,有資格者/指導者の下でのトレーニングが必要ですが)基本的には自宅で行うことができるという点で,費用対効果が高い方法です。


なお,肥満改善を目的とするベジタリアン食では,炭水化物の質に注意が必要です。

(低脂肪であっても,単純炭水化物の摂取が多くなれば,減量は困難となります。)


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ヨギーニのための食事 [2009年01月10日(土)]
先日,ヨギーニ(Yogini)という雑誌が届きました。


ヨガ(ヨーガ)を実践する人を対象にした雑誌で,
今回の最新号(vol.18)で,食事についての取材を受けました。


38頁から41頁の

ヨガをする人のための食事は何か?

という記事を監修していますので,機会があればご覧いただけると幸いです。
posted at 23:55 | この記事のURL
ヨガが乳がんの女性の健康状態を改善 [2006年06月09日(金)]
米国の学会で、テキサス大学MDアンダーソンがんセンターから興味深い研究が発表されました。
乳がんの術後で放射線治療を行っている女性61名に対して、1週間に2回、ヨガを行ったところ、生活の質が改善したというのです(Cohenら)。
これまでも、ヨガが体に良さそうだという研究はたくさんありましたが、今回の研究は、対照群との比較による比較的厳密な評価法に基づくということで新しさがあります。

数年ほど前、大学病院の健康診断受診者を対象に代替医療の利用状況を調査したことがあります。そのときのデータでは、ヨガの利用者は2.4%でした。2002年の米国での全国調査では、5.1%の人がヨガを利用しているとのこと(Barnesら)。
このデータから判断すると、日本よりも米国のほうで、ヨガは浸透しているようです。

ところで、MDアンダーソンといえば、がん研究&治療施設として有名なセンターです。その最先端の医療施設で、がん患者を対象に代替医療の科学的評価が行われているというのが注目されます。2年前に米国では、現代西洋医学においてがん治療で最先端を行く医療施設の研究者が集まり、統合腫瘍学の協会(The Society for Integrative Oncology)が発足しています。私もメンバーとして、過去2回のカンファレンスに参加してきました。

日本でも、がんに対して統合医療の視点からの研究が進むことを願っています。
posted at 22:21 | この記事のURL
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