サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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マリアアザミ由来シリマリンによる肝機能指標改善作用:メタ解析 [2017年08月13日(日)]
消化器病学の専門ジャーナルに、マリアアザミ由来シリマリンによる肝機能指標改善作用を検証したメタ解析が、ブラジルのグループ(Federal University of Bahia)から報告されていました。
(World J Gastroenterol. 2017 Jul 21;23(27):5004-5017.)



マリアアザミ(英名Milk thistleミルク・シスル,学名Silybum marianum)では、種子の抽出物に含まれるシリマリンsilymarinによる肝臓保護作用を示した研究が知られており、肝臓対策のハーブサプリメントとして広く利用されています。


マリアアザミの有効成分は、抗酸化作用、抗炎症作用、繊維化抑制作用を有し、肝細胞の再生を促進するという研究が報告されています。



今回の研究では、

シリマリンによる肝機能関連指標(ALT,AST,γGT)への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化比較試験(RCT)の系統的レビュー/メタ解析として、

主要医学データベースを用いて、
(Cochrane Library, PubMed/Medline, Scopus, Web of Science, Lilacs and Clinical Trials)

2016年1月末までに報告されたRCTが検索され、

肝疾患を有する成人/高齢者の男女を被験者として、

シリマリン含有サプリメント(シリマリン単独あるいは複合サプリメント)を経口投与した臨床試験において、

介入の前後で、
ALT, AST, γGTの変化が調べられています。


まず、検索の結果
10904報の論文が見出され、


系統的レビューの対象として17報、

メタ解析の対象として6報が抽出されました。


メタ解析の結果、

シリマリン投与群において、

ALT値の有意な低下、
0.26 IU/mL (95%CI: -0.46-0.07, P = 0.007)

AST値の有意な低下、
0.53 IU/mL (95%CI: -0.74-0.32, P = 0.000)

が見出されました。

両群とも有意な低下を示しましたが、

臨床的には有意ではない変化と考えられました。


なお、
γGTについては、有意な変化は見出されていません。


層別解析では、

介入方法(シリマリン単独あるいは複合サプリメント、もしくは、6ヶ月未満と6ヶ月以上)での有意差は検出されていません。



以上のデータから、

肝疾患患者において、

マリアアザミ由来シリマリンによる肝機能指標(ALT、AST)の有意な改善作用が示唆されます。

今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。

欧米のハーブ療法で肝臓対策のエビデンスがあるのはマリアアザミになります。




また、最近、利用されるようになった肝臓対策成分として、

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があります。



先行研究では、次の結果が示されています。


コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での抗炎症作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用


レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用








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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
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posted at 23:54 | この記事のURL
大豆イソフラボンが非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのメタボ指標を改善する [2017年06月29日(木)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者において、大豆イソフラボンのゲニステインによる内分泌代謝関連指標への影響を検証した臨床研究が、イランのグループ(Shiraz University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Clin Nutr. 2017 Jun 1.)




非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、
単純性脂肪肝と
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、
後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。



さて、

今回の研究では、
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対するゲニステイン・サプリメントの影響が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、


NAFLD患者を対象に、

・ゲニステイン投与群(250mg):41名、

・偽薬投与群:41名

の2群について、

8週間の介入が行われ、

両群ともエネルギーバランス食と身体活動が推奨されています。


アウトカムとして、

内分泌代謝関連指標が測定されました。



解析の結果、


投与後の時点で、

ゲニステイン投与群では、

偽薬群に比べて、


血中インスリン値の有意な低下、
(p = 0.001)

インスリン抵抗性 (HOMA-IR)の有意な改善
(p = 0.041)

が認められたということです。

また、

ゲニステイン投与によって、

過酸化脂質の指標であるMDAの有意な減少、
(p = 0.004)

TNF-αの有意な減少、
(p = 0.045)

IL-6の有意な減少
(p = 0.018)

も見出されています。

さらに、

偽薬群に比べて、

ゲニステイン投与群では、

ウエストヒップ比の有意な減少、
(p = 0.021),


体脂肪率の有意な減少、
(p = 0.015)


中性脂肪値の有意な減少
(p = 0.018)

も見出されています。


なお、BMIや空腹時血糖値、ALTやASTには両群間での有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

NAFLD患者において、

イソフラボン250mgの8週間の投与による内分泌代謝改善作用が示唆されます。




先行研究では、次の結果が示されています。



低炭水化物食が肝細胞内脂肪を減らす:メタ解析



コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での抗炎症作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用



糖質制限食のほうが非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)には有用性が高い




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



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posted at 23:55 | この記事のURL
糖質制限食のほうが非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)には有用性が高い [2017年06月22日(木)]
今月の肝臓研究の専門ジャーナル(電子版)に、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対する食事療法として、糖質制限食と低脂肪食の効果を比較した臨床研究が、韓国のグループ(Soonchunhyang University)から報告されていました。
(Hepatol Res. 2017 Jun 7.)



非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。



非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、

単純性脂肪肝と

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、

後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。



さて、

今回の研究では、

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対する食事療法として、三大栄養素の配分の異なる食事による有用性/コンプライアンスが検証されました。


具体的には、

韓国のNAFLD患者106名を対象に、

・低脂肪食の教育群と、

・低炭水化物食/糖質制限食の教育群の2群について、8週間の介入が行われ、

肝逸脱酵素、肝臓/脾臓比(L/S比)、内臓脂肪面積が測定されました。



解析の結果、

低脂肪食群に比べて、

低炭水化物/糖質制限食摂取群では、

肝臓内脂肪蓄積の有意な減少が見出されたということです。
(L/S比 0.85 vs. 0.92, p&#8201;<&#8201;0.05)



また、
8週間後の時点で、
肝逸脱酵素のALT値が正常範囲内に改善した被験者の割合は、


低炭水化物/糖質制限食摂取群では38.5%、

低脂肪食群では16.7%でした。
(p&#8201;=&#8201;0.016)

さらに、

LDLコレステロール値と血圧についても、

低炭水化物/糖質制限食摂取群のほうで有意な減少が見出されました。

その他、

摂取総カロリーは、

低脂肪食群に比べて、低炭水化物/糖質制限食摂取群のほうで、有意に減少しました。


なお、
体脂肪量では両群間に有意差はありませんでしたが、

内臓脂肪量は、低炭水化物/糖質制限食のほうで、減少を認めました。


以上のデータから、

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の治療食として、

低脂肪食よりも、

低炭水化物/糖質制限食のほうが効果的であると考えられます。


先行研究では、次の結果が示されています。



低炭水化物食が肝細胞内脂肪を減らす:メタ解析



コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での抗炎症作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用





DHCでは、
「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。




DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対するクルクミンの安全性と有効性 [2017年02月07日(火)]
今月の薬学の専門ジャーナル(電子版)に、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対するクルクミンの安全性と有効性を検証した臨床研究が、イランのグループ(Baqiyatallah University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Drug Res (Stuttg). 2017 Feb 3.)


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、
単純性脂肪肝と
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、
後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。


クルクミンは、ウコンに含まれるファイトケミカルであり、

抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病改善作用が示唆されます。


今回の研究では、

NAFLD患者に対するクルクミンの安全性と有効性が検証されました。

具体的には、

肝臓超音波検査で、グレード1-3のNAFLDと診断された患者を対象に、

クルクミン投与群(50名)
(phytosomal curcuminとして、1日あたり1,000mgを分2)

あるいは

偽薬投与群(52名)

の2群について、8週間の介入が行われています。


また、試験開始時に、
被験者全員が、食事とライフスタイルのアドバイスを受けています。

被験者87名(クルクミン群44名、偽薬群43名)が試験を完了しました。


解析の結果、

まず、

クルクミン投与群では、

BMIの有意な減少が認められました。

(クルクミン群; -0.99±1.25 vs. 偽薬群;&#8201;-&#8201;0.15±1.31,; p=0.003)


また、ウエスト周囲長は、

クルクミン群のほうが、偽薬群よりも減少を示しました。
(クルクミン群;-1.74±2.58 vs. 偽薬群;-0.23±3.49; p=0.024)


さらに、

超音波検査所見で改善がみられた被験者の割合は、

クルクミン群が75.0%、

対照群が4.7%

でした。
(p<0.001)


その他、

肝機能指標である血中AST、ALTは、

クルクミン群では介入後に有意な減少(改善)を示しました(p<0.001)が、

対照群では上昇しました。
(p<0.001)


以上のデータから、

NAFLDに対して、ウコン由来のクルクミンの有用性が示唆されます。


DHCではクルクミン含有サプリメントを製品化しています

濃縮ウコン 徳用90日分
3種のウコンパワーで不調をブロック




ウコン製品では、高吸収タイプ・即効性のものもあります。



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また、最近、利用されるようになった肝臓対策成分として、

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があります。



先行研究では、次の結果が示されています。


コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での抗炎症作用
7/20/15 blog予定→


レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用


レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用






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低炭水化物食が肝細胞内脂肪を減らす:メタ解析 [2016年12月08日(木)]
非アルコール性脂肪性肝疾患において、低炭水化物食の摂取により、肝細胞内脂肪が減少するという系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(J Res Med Sci. 2016 Jul 29;21:53.)




非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、
単純性脂肪肝と
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、
後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。


今回の研究では、

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)において、

低炭水化物食による肝機能への作用が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて、2014年7月までのデータが検索され、
(PubMed, ISI Web of Science, Scopus, Google Scholar)

10報がALT値(n = 238)、

9報がAST 値(n = 216)、

5報がGGT 値(n = 91)、

4報がIHLC (肝細胞内脂肪)値(n = 50)

を測定していました。


解析の結果、

低炭水化物食の摂取により、

IHLCの有意な減少が認められました。
(-11.53%, 95% CI: -18.10, -4.96; I2 = 83.2%)

なお、その他の指標(ALT,AST,GGT)では、低下(改善)傾向が示唆されましたが、有意差は示されませんでした。

ALT;-4.35 IU/L (95% CI: -12.91, 4.20; I2 = 87.9%),
AST; -1.44 IU/L (95% CI: -4.98, 2.10; I2 = 61.4%),
GGT; -7.85 IU/L (95% CI: -29.65, 13.96; I2 = 99.4%)



以上のデータから、

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)において、

低炭水化物食による肝細胞内脂肪の減少効果が示唆されます。



DHCでは、
「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。




DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。









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マリアアザミによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用 [2016年11月14日(月)]
消化器学の専門ジャーナルに、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対する薬物療法及び栄養療法に関するレビューが、米国のグループ(New York Methodist Hospital)から報告されていました。
(Gastroenterol Res Pract. 2016;2016:7109270.)



非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、
単純性脂肪肝と
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、
後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。


今回の研究では、

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対する薬物療法や栄養療法、サプリメントなどの介入効果に関するレビューが行われています。


解析の結果、

生活習慣の改善(食事の見直しと有酸素運動の組み合わせ)に認知行動療法の併用が、NAFLDの改善に有用であると認められました。

(この介入は、減量が認められない場合でも有用です。)


また、NASH患者に対しては、
ビタミンEや医薬品(Pioglitazoneピオグリタゾン)が、もっとも有用でした。

一方、減量を目的とした外科治療や抗肥満薬は、NASH関連の繊維化を悪化させる可能性が示唆されています。


さらに、

オメガ3系必須脂肪酸、プロバイオティクス、マリアアザミ、コーヒーといった栄養成分もNAFLDに対する有用性が示されています。




マリアアザミ(英名Milk thistleミルク・シスル,学名Silybum marianum)では、種子の抽出物に含まれるシリマリンsilymarinによる肝臓保護作用を示した研究が知られており、肝臓対策のハーブサプリメントとして広く利用されています。

マリアアザミの有効成分は、抗酸化作用、抗炎症作用、繊維化抑制作用を有し、肝細胞の再生を促進するという研究が報告されています。


また、ランダム化二重盲検偽薬対照試験では、

マリアアザミとビタミンE、リン脂質の投与により、肝繊維化の有意な改善が示されています。

さらに、
別の多施設共同二重盲検試験では、

138名の患者を対象に、

マリアアザミ(シリビン)+ホスファチジルコリン
あるいは
偽薬のいずれかを12ヶ月間投与した研究では、

実薬群において、肝機能(肝逸脱酵素)指標、HOMA-IR、甘草の有意な改善が示されました。

以上のデータから、NAFLD/NASHに対する補完療法として、ハーブサプリメントの中では、マリアアザミの有用性が示唆されます。


欧米のハーブ療法で肝臓対策のエビデンスがあるのはマリアアザミになります。


また、最近、利用されるようになった肝臓対策成分として、

「肝臓エキス+オルニチン 30日分」

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肝臓エキス+オルニチン 1日3粒あたり 肝臓エキス600mg、オルニチン塩酸塩120mg、亜鉛6mg

通常価格 \1,250(税込\1,350)


があります。


アルコール対策として日本で用いられているのは、ウコンです。


ウコン製品では、高吸収タイプ・即効性のものもあります。





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コーヒー摂取により非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)リスクが29%低減:メタ解析 [2016年11月09日(水)]
今月の消化器病学の専門ジャーナル(電子版)に、コーヒーの摂取と、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)リスク低減との関連を調べたメタ解析が報告されていました。
(Eur J Gastroenterol Hepatol. 2016 Nov 7)



非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、

単純性脂肪肝と

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、

後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。


最近の研究では、

オメガ3系必須脂肪酸による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)


があります。


今回の研究では、
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)リスクとコーヒーの摂取との関連が検証されました。

2つの研究から構成されており、

まず、最初のメタ解析では、観察研究を含めて、コーヒーの摂取群と非摂取群とで、NAFLDリスクを調べており、

2つ目の解析では、NAFLD患者での肝繊維症リスクについて、コーヒーの摂取群と、非摂取群で比較されています。



355報から、5研究がクライテリアに合致してメタ解析の対象となりました。

解析の結果、

まず、

NAFLDリスクは、

コーヒーの非摂取群に比べて、

摂取群では、29%低下していました。

(RR 0.71, 95% CI, 0.60-0.85)


次に、
NAFLD患者の間での肝繊維症のリスクは、

コーヒーの非摂取群に比べて、

摂取群では、

30%の有意な低減が認められました。

(RR of 0.70、95% CI, 0.60-0.82)

ただし、
定期的なコーヒー摂取に関する定義が、各研究間でのばらつきがあり、課題です。


以上のデータから、

習慣的なコーヒーの摂取群では、

非摂取群に比べて、

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)リスクが有意に低減されること、

また、
NAFLD患者での肝繊維症リスクが有意に低減されることが示唆されます。



DHCでは、コーヒーも取り扱っています。

DHC本格焙煎ドリップコーヒー(カフェインレス)



これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。



例えば、次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制





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DHCが日本のサプリを健康にします。


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オメガ3系必須脂肪酸による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の改善:メタ解析 [2016年09月23日(金)]
消化器病研究の専門ジャーナルに、オメガ3系必須脂肪酸による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の有用性を検証したメタ解析が報告されていました。
(Gastroenterol Res Pract. 2016;2016:1459790.)



非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、

単純性脂肪肝と

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、

後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。


NAFLDでは、脂質異常症や高尿酸血症も合併します。


今回のメタ解析では、

NAFLD患者において、

オメガ3系必須脂肪酸の投与による肝臓の脂質、肝逸脱酵素(ALT、AST)、GGT、脂質代謝関連指標(LDL,TG,HDLなど)への作用が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて、

(MEDLINE/PubMed, EMBASE, the Cochrane Central Register of Controlled Trials, CINAHL, Science Citation Index (ISI Web of Science), CBM, CNKI)

2015年5月までのオメガ3系必須脂肪酸を用いたランダム化比較試験が検索され、

10報がメタ解析の対象となっています。


RCT10報から577名のNAFLD/NASH患者が対象となり、

解析の結果、

オメガ3系必須脂肪酸投与群において、

肝臓の脂質量の改善効果、

GGT値の改善が認められました。

また、TG値とHDL値にも有意な改善が見出されました。

なお、
ALT, AST, TC, LDLには有意差は見出されていません。

以上のメタ解析データから、

NAFLD/NASH患者におけるオメガ3系必須脂肪酸の有用性が示唆されます。


NAFLD/NASHに対する機能性食品素材の有用性を示した報告として、下記の研究が知られています。



コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での抗炎症作用


レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用



クルクミンによる脂質異常症改善および高尿酸血症作用@NAFLD


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対するショウガの有用性




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米国では肝臓病に対してマリアアザミが最もよく利用されている [2016年08月12日(金)]
臨床消化器病学の専門ジャーナルに、肝臓病に対する補完代替医療(CAM)の利用状況を調べた研究が、米国のグループ(Duke University School of Medicine)から報告されていました。
(J Clin Gastroenterol. 2016 Jul 29.)



今回の研究では、

肝臓病を有する米国の成人において、肝臓病に対する補完代替医療の利用状況が調べられました。

具体的には、2012年の米国での全国健康調査に基づいて、

肝疾患を有する647名の成人が対象となり、

過去1年間のCAM利用率を調べたところ、

41%が何らかのCAMを利用していたということです。

一方、肝疾患を有していない群の利用率は33%でした。


肝疾患に対して最もよく用いられていたCAMは、
ハーブおよびサプリメント:23%
でした。


肝臓病に対して用いられていたCAMは多くはありませんでしたが、

その中では、マリアアザミが最もよく利用されていました。


その他、

肝疾患を有するCAM利用者では、

CAM利用の目的として、不安やうつ、疲労への対策があげられています。


回答者の多くは、これらのCAMが、健康状態の改善に有用であることを期待してました。

一方、

3分の1の利用者は、医療従事者への申告を行っておらず、これは多くの場合、医療従事者が問診を行っていないということが示唆されています。


以上のデータから、

ハーブ及びサプリメントは、肝疾患を有する米国の成人において広く利用されていることが示唆されます。


欧米のハーブ療法で肝臓対策のエビデンスがあるのはマリアアザミになります。


また、最近、利用されるようになった肝臓対策成分として、

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があります。


アルコール対策として日本で用いられているのは、ウコンです。


ウコン製品では、高吸収タイプ・即効性のものもあります。





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消化性潰瘍に対する補完療法としてのクルクミンの有用性 [2016年07月03日(日)]
薬剤研究の専門ジャーナル(電子版)に、消化性潰瘍において、クルクミンの有用性を示した臨床研究が、イランのグループ(Baqiyatallah University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Drug Res (Stuttg). 2016 Jun 28.)


ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。



動物を用いた基礎研究では、
クルクミンの投与によって、消化性潰瘍の改善作用が認められています。

ただし、臨床におけるデータは十分ではありません。

そこで、今回の研究では、

消化性潰瘍を有する患者において、

ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌および機能性消化不良に対するクルクミンの補完療法としての有用性が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

消化性潰瘍と診断された患者を対象に、

ピロリ菌の除菌のための3剤併用投与の標準治療を行い、
clarithromycin (500&#8201;mg b.i.d.), amoxicillin (1&#8201;000&#8201;mg b.i.d.) and pantoprazole (40&#8201;mg b.i.d.)

標準治療の補完療法として、

・クルクミン(500mg/日)投与群

・偽薬投与群

の2群について、比較が行われています。

消化不良の症状の重症度が評価され、
(評価指標:Hong Kong dyspepsia index (HKDI))


ピロリ菌の除菌は、尿素呼気テストにより治療の4週間後に評価されました。

解析の結果、

クルクミンを併用投与した群では、

対照群に比べて、

消化不良に伴う症状の有意な改善効果が認められました。

(HKDI スコア:クルクミン群: -12.90±2.81 vs. 対照群 -9.60±3.39, p<0.001)


また、

治療過程において、

消化不良の症状が寛解した被験者の割合は、

クルクミン群では27.6%、

偽薬群では6.7%でした。
(p=0.042)


さらに、
UBT(尿素呼気テスト)では、

ピロリ菌の除菌率(73.3%)は、両群とも同等でした。

試験期間中、クルクミン投与による有害事象は認められませんでした。

以上のデータから、

消化性潰瘍の患者において、

ピロリ菌の除菌治療での補完療法として、クルクミン(500mg/日)の併用投与は、

安全であり、かつ、消化不良の症状の改善が示唆されます。

ただし、クルクミンの併用では除菌率の向上(改善)は認められませんでした。



ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。


抗炎症作用を介した抗がん作用も知られており、
大腸がんや膵臓がんに対する臨床試験も報告されています。


クルクミンは、安全性も高く、
臨床試験では、1日あたり8,000mgの用量で3ヶ月の投与が行われています。



DHCのウコン製品では、

濃縮ウコン

があります。



重症うつ病に対するクルクミン(ウコン)の効果:メタ解析


転移性乳がん・進行性乳がんに対するウコン(クルクミン)の投与


クルクミンによる脂質異常症改善および高尿酸血症作用@NAFLD



ウコンによる変形性膝関節症への効果:レビュー




グルコサミン塩酸塩+コンドロイチン+クルクミンによる変形性膝関節症の症状改善作用



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クルクミンによる脂質異常症改善および高尿酸血症作用@NAFLD [2016年04月29日(金)]
今日はGWの初日でしたが、午前中に、研究関係の打ち合わせがありました。

当初は今週の平日の早朝開催で調整していましたが、結局、集まれるのは今日の午前中、ということになってしまいました。



さて、本日の私的なお勉強日記です。

今月の循環器学の専門ジャーナル(電子版)に、クルクミンによる脂質異常症改善、高尿酸血症の改善作用を示した臨床研究が報告されていました。
(J Cardiovasc Pharmacol. 2016 Apr 27.)


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、

単純性脂肪肝と

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、

後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。


NAFLDでは、脂質異常症や高尿酸血症も合併します。



今回の研究では、

NAFLDにおいて、

クルクミンによる脂質代謝および尿酸代謝への影響が検証されました。


具体的には、

NAFLD患者を対象に、

・クルクミン投与群(1000mg/日、分2):50名

・対照群:52名

の2群について、8週間の介入が行われています。

被験者は、生活習慣に関するアドバイスも受けています。


アウトカムとして、

脂質代謝、糖代謝関連指標、尿酸値などが介入の前後で測定されました。


87名(クルクミン群44名、対照群43名)が試験を完了しました。

解析の結果、

クルクミン投与により、

血中総コレステロール値の有意な低下
(p<0.001)

LDLコレステロール値の有意な低下
(p<0.001)

中性脂肪値の有意な低下
(p<0.001)

非HDLコレステロール値の有意な低下
(p<0.001) and uric acid (p<0.001)

尿酸値の有意な低下
(p<0.001)

が認められたということです。


また、
血中HDLコレステロール値、糖代謝指標には、変化は認められていません。


クルクミンは、安全性が高く、特に有害事象は認められていません。


以上のデータから、

NAFLD患者において、

クルクミンの高用量投与による脂質代謝改善作用および高尿酸血症改善作用が示唆されます。





ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。


抗炎症作用を介した抗がん作用も知られており、
大腸がんや膵臓がんに対する臨床試験も報告されています。


クルクミンは、安全性も高く、
臨床試験では、1日あたり8,000mgの用量で3ヶ月の投与が行われています。



DHCのウコン製品では、

濃縮ウコン

があります。




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非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対するショウガの有用性 [2016年04月26日(火)]
大学の同期のMLをみていたら、1名がAMDAから熊本地震の被災地に派遣されたようです。
彼は、ザンビアでの長期の医療支援活動の帰国から間もないのですが、がんばってほしいと思います。


さて、本日の私的なお勉強日記です。

肝臓病の専門ジャーナルに、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対するショウガの有用性を示した臨床研究が報告されていました。
(Hepat Mon. 2016 Jan 23;16(1):e34897.)


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、

単純性脂肪肝と

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、

後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。



ショウガ(生姜、ジンジャー)は、生活習慣病のリスク低減作用が示唆されています。


今回の研究では、

NAFLDに対するショウガの働きが検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検臨床試験として、

NAFLD患者44名を対象に、

1日あたり2グラムのショウガ投与群

偽薬群

の2群について、12週間の投与試験が行われました。


両群とも、食事と運動に関するプログラムを指導されています。


肝機能指標および内分泌代謝指標が12週間の介入の前後で比較されました。


解析の結果、

偽薬群に比べて、

ショウガサプリメント投与群では、

ALT(GPT)、γGTP、炎症性サイトカイン、インスリン抵抗性指標、肝硬変グレードが有意に改善していたということです。

なお、肝線維化やASTには有意な変化は認められませんでした。


以上のデータから、

ショウガサプリメントによるNAFLDに対する有用性が示唆されます。




先行研究では、次の結果が示されています。


コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での抗炎症作用


レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用




ショウガについては、
下記の研究が知られています。


ショウガによる妊娠悪阻(つわり)の症状改善作用:メタ解析




DHCは、ショウガ含有健康食品を製品化しています。

DHCホットな美人の生姜(しょうが)パウダー



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二日酔い対策のサプリメント:レビュー [2016年01月14日(木)]
今月の分子生物学の専門ジャーナルに、飲酒に伴う二日酔い対策(二日酔いの予防・軽減)に用いられる機能性食品成分に関するレビュー論文が報告されていました。
(Molecules. 2016 Jan 7;21(1). pii: E64.)



飲酒時に併用されるサプリメントとして、

ウコンや肝臓分解産物があります。

DHCでは、

「肝臓エキス+オルニチン 30日分」

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肝臓エキス+オルニチン 1日3粒あたり 肝臓エキス600mg、オルニチン塩酸塩120mg、亜鉛6mg

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DHC速攻ウコンゼリー

酒席のお供「速攻ウコン」の、常備&携帯に便利なゼリータイプ!

1日1包あたりクルクミン50mg、L-オルニチン塩酸塩200mg 
通常価格 \372(税込\401)



といった製品が該当します。


さて、今回の研究では、

伝統医療で用いられるハーブ、野菜、果物のうち、アルコールの過度な摂取に伴う健康上の問題に対して用いられてきた機能性食品成分に関するレビューが行われています。


二日酔い対策として、取り上げられた機能性成分は、次の通りです。


・Pueraria Lobata (葛、クズ):TCMにて利用されてきた生薬
 有効成分は、プエラリンとダイゼイン

Fructus Evodiae (ゴシュユ):TCMでの利用。

Trigonela Foenum-Graecum (コロハ)

Hovenia Dulcis ケンポナシ

Pyrus Pyrifolia ナシ

Mangifera Indica L. マンゴー

Diospyros Kaki Thunb. カキ

Thymus Vulgaris タチジャコウソウ

Zingiber Officinale ショウガ

Asparagus Officinalis アスパラガス

Opuntia Ficus-Indica サボテン

Panax Ginseng 高麗人参

なお、エビデンスレベルは、基礎研究から予備的なヒト臨床研究までさまざまです。

その他、レビューでは、慢性肝臓病に対するハーブも示されています。




アルコール対策として日本で用いられているのは、ウコンです。


ウコン製品では、高吸収タイプ・即効性のものもあります。


欧米のハーブ療法で肝臓対策のエビデンスがあるのはマリアアザミになります。


また、最近、利用されるようになった肝臓対策成分として、

「肝臓エキス+オルニチン 30日分」

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肝臓エキス+オルニチン 1日3粒あたり 肝臓エキス600mg、オルニチン塩酸塩120mg、亜鉛6mg

通常価格 \1,250(税込\1,350)



があります。





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コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での抗炎症作用 [2015年07月20日(月)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)への作用を調べた臨床研究が報告されていました。
(J Am Coll Nutr. 2015 Jul 9:1-8)



近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、

単純性脂肪肝と

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、

後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。



コエンザイムQ10は、ミトコンドリアで作用する生体内分子であり、APT産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな機能性を発揮します。



今回の研究では、

NAFLDにおいて、
コエンザイムQ10サプリメント投与による肝逸脱酵素、炎症関連マーカー、アディポカイン類への作用が検証されました。


具体的には

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

NAFLD患者41名を対象に、

・コエンザイムQ10投与(100mg/日)群、

・偽薬投与群

の2群について、

12週間の介入試験が行われています。


介入の前後で、

肝逸脱酵素、炎症マーカー、アディポカイン類が測定されました。



解析の結果、

対照群に比べて、

コエンザイムQ10投与群では、

肝逸脱酵素の有意な低下(改善)、
(aspartate aminotransferase [AST] およびgamma-glutamyl transpeptidase [GGT])

hs-CRPおよびTNFαの有意な低下(改善)が認められたということです。
(p < 0.05)


さらに、

コエンザイムQ10投与群では、

血中アディポネクチン値の有意な上昇

(p = 0.016)も見出されています。


なお、IL-6には、両群とも有意な変化は示されませんでした。



以上のデータから、

NAFLDにおいて、

1日あたり100mgのコエンザイムQ10投与による肝機能改善・抗炎症作用が示唆されます。




先行研究では、次の結果が示されています。

レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用


レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用





コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。






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レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用 [2015年01月15日(木)]
アメリカで,はしかの発生がニュースになっていました。

カリフォルニアのテーマパークでの集団感染が疑われており,19名の患者が発生したということです。



公衆衛生学的な施策として,予防接種には臨床的意義があると思いますが,

一方で,稀に重篤な副作用が生じうるため,

日本でも米国でも,いろいろな議論があります。






さて,今日の私的なお勉強日記です。

消化器病学の専門ジャーナル(電子版)に,レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善および糖代謝改善作用を示した臨床研究が,中国のグループ(Third Military Medical University)から報告されていました。
(Dig Liver Dis. 2014 Dec 16.)





レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。


近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、
単純性脂肪肝と
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、
後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。





今回の研究では、

レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での糖代謝および脂質代謝への影響が検証されました。



具体的には,

二重盲検ランダム化偽薬対照試験として,

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者60名を対象に,

1日あたり300mg(分2)のレスベラトロール投与群,

あるいは

偽薬投与群の2群について,

3か月間の投与が行われ,肝機能や糖代謝関連指標が測定されました。



解析の結果,


偽薬群に比べて,

レスベラトロール投与群では,

ASTの有意な低下(改善),
(-6.00 (-9.00, -3.00) IU/L,P&#8804;0.001)

血糖値とLDLコレステロール値の有意な低下
[-0.64±0.31mmol/L, and -0.41±0.35mmol/L, P&#8804;0.001]

ALTの有意な低下,
(-7.00 (-11.0, -2.50) IU/L, P=0.002)

総コレステロール値の有意な低下,
(-0.67±0.50mmol/L, P=0.002)

が認められました。



また,インスリン抵抗の指標(HOMA-IR)も有意な改善が認められています。
(-0.60±1.15, P=0.016)



その他,

レスベラトロール投与群では,

TNF-αやサイトカイン類など炎症惹起マーカーの有意な低下も見出されています。
(P<0.05)

アディポネクチン値は有意な増加を示しました。
[1.22 (-0.37, 1.60) ng/mL, P=0.025]



以上のデータから,

レスベラトロール投与による,
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者での糖代謝および脂質代謝改善作用が示唆されます。



先行研究でも,同様の結果が示されています。

レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用






レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。

レスベラトロールは、長寿関連遺伝子の1つであるサーチュイン遺伝子の活性化を介して、アンチエイジング効果があるのでは、と期待されています。

長寿になるかどうかを確認するためのヒト臨床試験は容易ではありませんが、
最近の臨床研究では、内分泌代謝疾患や生活習慣病の改善効果が示唆されています。




現在、レスベラトロールは、抗酸化作用や抗炎症作用を有し、代謝に好影響を及ぼすことから、健康維持や生活習慣病予防からアンチエイジングの分野で注目されています。




例えば、基礎研究では、

レスベラトロールによるインスリン抵抗性改善作用


レスベラトロールによる糖尿病予防


レスベラトロールによる糖代謝改善作用


レスベラトロールの心不全リスク低減作用


レスベラトロールによる肥満予防のメカニズム



レスベラトロールによる抗がん作用


レスベラトロールによる大腸がん抑制作用


レスベラトロールの抗炎症作用


動脈硬化抑制作用


という報告があり、


ヒト臨床研究では、

レスベラトロールによる肥満者での代謝改善


レスベラトロールによる糖尿病改善作用



レスベラトロールによる脳循環改善


子宮内膜症関連痛に対するレスベラトロールの効果


レスベラトロールによる運動効果@2型糖尿病患者


という報告が知られています。






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非アルコール性脂肪性肝疾患に対するコエンザイムQ10の効果 [2014年12月10日(水)]
非アルコール性脂肪性肝疾患に対するコエンザイムQ10の作用を調べた臨床研究が,イランのグループ(Tabriz University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Arch Med Res. 2014 Nov 11.)



近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。



非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、

単純性脂肪肝と

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、

後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。



コエンザイムQ10は、抗酸化作用やATP産生作用を有する機能性成分で、体内でも産生されます。
しかし、加齢とともに内在性コエンザイムQ10は減少し、生活習慣病や慢性疾患でも低下がみられることから、アンチエイジング分野で広く摂取が推奨されているベーシックサプリメントです。




さて,今回の研究では,
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対するコエンザイムQ10の作用が検証されました。




具体的には,

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者44名を対象に,

1日あたり100mgのコエンザイムQ10投与群(n=22),

あるいは

偽薬投与群(n=22)

の2群について,

4週間の介入試験が行われました。


体組成や糖代謝,脂質代謝関連指標が介入前後で比較されています。




解析の結果,

コエンザイムQ10投与によって,

ウエスト周囲長,血中AST,酸化ストレスマーカーが有意に減少したということです。

なお,
これらの指標は偽薬群では変化は認められませんでした。


この他,

多変量解析では,

空腹時血糖値の変化は,血中vaspin, chemerin およびpentraxin 3の先行指標であったということです。
(p <0.001).



以上のデータから,

NAFLDに対する
コエンザイムQ10の補完療法としての効果が示唆されます。



コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。








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posted at 23:54 | この記事のURL
高タンパク食による脂肪肝・肝臓内の中性脂肪減少効果 [2014年10月22日(水)]
今月の科学誌に、高タンパク食と高炭水化物食の2種類の食事による、肝臓内の中性脂肪/トリグリセリドへの作用を比較した臨床研究が、オランダのグループ(Maastricht University)から報告されていました。
(PLoS One. 2014 Oct 16;9(10):e109617)



一般に、

高タンパク食の投与は、

炭水化物摂取に由来する肝臓内の中性脂肪増加を抑制することが知られています。



中性脂肪/トリグリセリドは、糖質・炭水化物の過剰摂取により高値となり、脂質異常症を生じます。


過剰な中性脂肪は、肝臓に蓄積され、脂肪肝の原因となりますが高値となる原因として、脂肪・カロリーの摂り過ぎが考えられます。また余分な中性脂肪は肝臓に蓄積され、脂肪肝の原因にもなります。




さて、今回の研究では、

非肥満の健常者において、

高タンパク・低炭水化物食と、

高炭水化物・低タンパク食による肝臓内の中性脂肪量への作用が検証されました。



具体的には、

男性7名、女性9名(平均年齢24±5歳、BMI 22.9±2.1)を対象に、


等カロリーの
高タンパク・低炭水化物食 (タンパク質/炭水化物/脂質の比:30/35/35)と、

高炭水化物・低タンパク食(同:5/60/35)

が、それぞれの年齢や性別、BMIを充足する量にて、

12週間、投与されました。



肝臓内の中性脂肪が、介入前後で、MRIで測定されています。

(1H-magnetic resonance spectroscopyによる測定)



解析の結果、

高炭水化物・低タンパク食投与に比べて、

高タンパク・低炭水化物食投与により、

肝臓内の中性脂肪量が12週間後に減少傾向を認めたということです。

(P&#8202;=&#8202;0.055であり、僅かに有意差には達していません。)



以上のデータから、

非肥満の健常者において、

脂肪肝のリスク低下に、高タンパク食・低炭水化物食の有用性が示唆されます。





DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。




DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。






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posted at 23:56 | この記事のURL
レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用 [2014年10月17日(金)]
栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Shahid Beheshti University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Nutr Res. 2014 Sep 23)




今回の研究では、

レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)への働きが検証されました。


レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。


近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。



非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、

単純性脂肪肝と

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、

後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。





今回の研究では、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

NAFLD患者50名を対象に、

1日あたり500mgのレスベラトロール

あるいは

偽薬が12週間投与されました。



両群とも、

エネルギーを調整した標準食を摂取し、身体活動/運動の処方も行われています。



血中肝逸脱酵素や体組成が介入前後で比較されました。



解析の結果、

両群において、

体重やウエスト周囲長、BMI、肝逸脱酵素などの有意な改善が認められました。
(P < 005)



レスベラトロール投与群では、

偽薬群に比べて、

肝逸脱酵素ALT、炎症性サイトカイン類、NF-κB活性、血中cytokeratin-18、hepatic steatosis gradeのスコアが有意に低下(改善)していたということです。
(P < .05)



以上のデータから、

NAFLDの治療において、


食事療法や運動療法による標準治療に併用して、

レスベラトロール(500mg)12週間の投与による補完療法としての意義が示唆されます。



レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。

レスベラトロールは、長寿関連遺伝子の1つであるサーチュイン遺伝子の活性化を介して、アンチエイジング効果があるのでは、と期待されています。

長寿になるかどうかを確認するためのヒト臨床試験は容易ではありませんが、
最近の臨床研究では、内分泌代謝疾患や生活習慣病の改善効果が示唆されています。




現在、レスベラトロールは、抗酸化作用や抗炎症作用を有し、代謝に好影響を及ぼすことから、健康維持や生活習慣病予防からアンチエイジングの分野で注目されています。




例えば、基礎研究では、

レスベラトロールによるインスリン抵抗性改善作用


レスベラトロールによる糖尿病予防


レスベラトロールによる糖代謝改善作用


レスベラトロールの心不全リスク低減作用


レスベラトロールによる肥満予防のメカニズム



レスベラトロールによる抗がん作用


レスベラトロールによる大腸がん抑制作用


レスベラトロールの抗炎症作用


動脈硬化抑制作用


という報告があり、


ヒト臨床研究では、

レスベラトロールによる肥満者での代謝改善


レスベラトロールによる糖尿病改善作用



レスベラトロールによる脳循環改善


子宮内膜症関連痛に対するレスベラトロールの効果


レスベラトロールによる運動効果@2型糖尿病患者


という報告が知られています。






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posted at 23:55 | この記事のURL
クロレラによる脂肪肝改善作用 [2014年08月12日(火)]
今日、IT企業のディー・エヌ・エー(DeNA)の子会社が、遺伝子検査サービスに参入する、というニュースがありました。


ご存知の方も多いと思いますが、DHCでは、すでに、遺伝子検査サービスを提供しています。



これまでに、20数万名様以上のご利用をいただいており、国内の民間企業では最大の件数になります。



民間企業で、個人情報に配慮して、問題なく運用できるというのを実証しており、

日本肥満学会や日本抗加齢医学会にて、学会発表も行ってきました。



遺伝子検査サービスについては、様々な企業が参入していますが、

医療有資格者による無料の相談などのアフターサービスを考えると、

DHCの遺伝子検査キットが、間違いなく、最も実績があります。




さて、今日の私的なお勉強日記です。

予防医学の専門ジャーナルに、クロレラによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD) 改善作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Tabriz University of Medical Sciences)から報告されていました。
( Health Promot Perspect. 2014 Jul 12;4(1):107-15.)




クロレラ(Chlorella species)は、淡水産の藻の一種です。



タンパク質やアミノ酸、ビタミン類、ミネラル類といった栄養素が豊富であり、抗酸化作用のある葉緑素(クロロフィル)の含有量も多いことから機能性食品素材/サプリメント成分として利用されています。




今回の研究では、
クロレラによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)への働きが検証されました。


近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が注目されています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、
単純性脂肪肝と
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、
後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。




本研究は、
2011年12月から2012年7月にかけて、
二重盲検ランダム化偽薬対照試験として、

NAFLD患者60名を対象に、

・介入群:ビタミンE(400 mg/day)とクロレラ(300mg×4錠、Chlorella vulgaris)の併用投与群

・対照群:ビタミンE(400 mg/day)と偽薬の併用投与群

の2群について、8週間の投与試験が行われています。



アウトカムとして、肝逸脱酵素やメタボリック症候群関連因子が測定されました。

解析の結果、

体重、空腹時血糖値、脂質指標は、両群とも有意に減少(改善)しました。
(P<0.05)


次に、

両群間の比較では、

体重、ALP、FBSにおいて有意差が見出されました。
(P=0.01, P=0.04, P=0.02)



以上のデータから、

クロレラによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対する補完療法としての働きが示唆されます。



作用メカニズムとして、クロレラの抗酸化作用などが推定されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。




クロレラやスピルリナに関する研究として、次のような報告があります。


クロレラによるQOL改善作用@乳がん患者



クロレラによる血管機能改善作用


クロレラによる抗酸化作用@日本人高齢者



クロレラによる抗酸化作用@喫煙者



妊婦におけるクロレラサプリメントの効果




スピルリナの抗酸化作用 



スピルリナによる免疫賦活作用




スピルリナによる糖尿病治療薬の副作用軽減





DHCでは、

クロレラ


スピルリナ


を製品化しています。






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マリアアザミによる非アルコール性脂肪性肝炎の改善作用 [2014年02月07日(金)]
マリアアザミ投与による非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の改善効果を示した臨床研究が、イランのグループ(Arak University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Caspian J Intern Med. 2014 Winter;5(1):9-12.)





近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が注目されています。



非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、

単純性脂肪肝と

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、

後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。





マリアアザミ(英名Milk thistleミルク・シスル,学名Silybum marianum)では、種子の抽出物に含まれるシリマリンsilymarinによる肝臓保護作用を示した研究が知られており、肝臓対策のハーブサプリメントとして広く利用されています。





さて、

今回の研究では、

マリアアザミの成分であるシリマリンのNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)に対する有効性が検証されました。




具体的には、

NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)患者64名を対象に、


・1日あたり210mgのシリマリン投与群(33名)、

・対照群(31名)

の2群について、8週間の試験が行われています。


(対象者は、腹部超音波検査で診断され、かつ、過去6ヶ月間、肝逸脱酵素であるASTとALTが正常上限値の1.2倍を超えているNASH患者です。)


両群とも、

4kgまでの減量のために、

低脂肪・低炭水化物食と適度な運動による介入も行われました。



被験者は、

年齢:シリマリン群43.6±8.3歳、偽薬群39.4±10.5、

BMI:シリマリン群27.4±1.7、偽薬群27.5±1.9

体重:シリマリン群79±9.2kg、偽薬群76.9±9.5 kg

です。






解析の結果、

まず、

ALT値は、

マリアアザミ群では投与前91.3±21.3、投与後38.4±11.8でした。




一方、

投与群では、

投与前84.6±23.3、投与後52.3±29でした。





AST値でも同様の傾向が認められています。





両群の比較から、

シリマリン投与群のほうで、肝機能の改善が顕著でした。






以上のデータから、

シリマリン含有マリアアザミ投与によるNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)に対する効果が示唆されます。



今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。





なお、アルコール対策として日本で用いられているのは、ウコンです。



ウコン製品では、高吸収タイプ・即効性のものもあります。



欧米のハーブ療法で肝臓対策のエビデンスがあるのはマリアアザミになります。







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医療機関専用サプリメント【DHC FOR MEDIC】(DHCフォーメディック)

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