サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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最新記事
オランダで最も利用されているハーブサプリメントは [2017年12月05日(火)]
オランダで最も利用されているハーブサプリメントは、
エキナセア、という調査がありましたので、ご紹介します。

(エキナセアについては、昨日のブログでもご紹介いたしました。)



機能性食品研究の専門ジャーナル(電子版)に、オランダでの植物由来成分のサプリメントの利用状況に関する調査研究が報告されていました。
(Food Funct. 2017 Nov 29.)


ハーブあるいは植物由来成分を含むサプリメントは、広く利用されています。

ただし、適正使用に関する情報が求められます。


今回の研究では、

オランダでのハーブ・植物成分由来サプリメントの利用状況が調べられました。

具体的には、

オランダ国立食物消費調査のデータを用いて、


まず、

75,100名の成人と小児のデータからスクリーニング調査が行われ、



続いて、

代表として選択された739名のハーブ/植物サプリメントの利用者での調査が行われました。


解析の結果、

オランダでのハーブ/植物サプリメントの利用率は、

男性では約10%、

女性では17%、

小児では13%でした。

用いられているハーブ/植物サプリメントは、非常に幅広く、

600種類の製品、

345種の植物成分が見出されました。

もっともよく利用されていたハーブ/植物成分は、

エキナセア、
(Echinacea purpurea)

イチョウ葉エキス
(Ginkgo biloba),

クランベリー
(Vaccinium macrocarpon),

高麗人参
(Panax ginseng)

緑藻/スピルリナやクロレラ
(Spirulina or Chlorella)

でした。


以上のデータから、

論文著者らは、

・オランダでは、ハーブ/植物成分含有サプリメントが広く利用されていること、

・ハーブ医薬品の相互作用などのリスク評価が必要であること、

などを考察しています。




DHC製品では、下記が該当します。


エキナセア、
(Echinacea purpurea)




イチョウ葉エキス
(Ginkgo biloba),



クランベリー
(Vaccinium macrocarpon),


高麗人参
(Panax ginseng)




緑藻/スピルリナやクロレラ
(Spirulina or Chlorella)



パワーフード スピルリナ




クロレラ


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posted at 23:56 | この記事のURL
小児病院でのCAM利用状況 [2017年12月02日(土)]
今月の補完代替医療の専門ジャーナルに、小児病院における補完代替医療(CAAM)の利用状況を調べた研究が、米国のグループ(duPont Hospital for Children)から報告されていました。
(Complement Ther Med. 2017 Dec;35:20-24.)


先行研究では

小児の間でも補完代替医療が利用されていることが示唆されています。


今回の研究では、

入院中の小児患者でのCAM利用状況が調べられました。


具体的には、

小児病院を対象にした匿名の調査として、

99の施設が対象となり、

22施設から回答が得られています。


解析の結果、

82%の施設では、

CAM療法が利用されており、

63%ではCAM療法が正式に提供されていました。


また、
独立した小児病院は、

他のタイプの病院に比べて、

より多くのCAM療法を提供していました。

提供されるCAMの数について、地域的な相違はありませんでした。


もっともよく利用されていたCAMは、

マッサージとバイオフィールド療法でした。

一方、
医療用マリファナ、ホメオパシーは、利用が少ない、ことが見出されました。


以上のデータから、

小児病院でもさまざまなCAM療法が利用されていることが示唆されます。




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43.2%の成人がサプリメントを利用@豪州 [2017年11月01日(水)]
栄養学の専門ジャーナルに、サプリメントの利用状況を調べた研究が、オーストラリアのグループ(Curtin University)から報告されていました。
(Nutrients. 2017 Oct 21;9(10).)


日本では、

消費者の6割が「健康食品」を利用し、その6割が満足している、

という調査があります。(2012年内閣府)


また、

経済産業省の調査では、約半数の消費者が「機能性食品」を利用している、

ということです。(2012年経済産業省)



さて、

今回の研究では、

オーストラリアでのサプリメントの利用状況が調べられました。

具体的には、

2014年〜15年の全国健康調査(NHS)から、

19,257名のデータが解析されています。

解析の結果、

過去2週間の間に1種類以上のサプリメントを摂取していた人の割合は、

成人の43.2%(男性は34.9%、女性は50.3%)、

青年の20.1%(男性は19.7%、女性は20.6%)、

小児の23.5% (男児24.4%, 女児22.5%)

でした。


もっともよく用いられていたサプリメントは、

マルチビタミン、

マルチミネラル、

魚油サプリメント

でした。


成人でのサプリメント利用に関連する因子は、

女性、

加齢、

オーストラリア以外の出身(出生が国外)

教育水準が高い、

BMIがより健康的な値、

身体活動が高い、

非喫煙者

です。


論文著者らによると、

本調査が豪州でのサプリメント利用に関する全国調査として詳細に行われた最初の研究である、ということです。


前述のように、健康食品/サプリメント/機能性食品の利用に関して、日本での最近の全国調査では、次の報告があります。


(1) 「消費者の6割が健康食品を利用しており、6割が満足している」

・1万人を対象にしたアンケート調査 (内閣府2012年)

・約6割の消費者が健康食品を現在利用している

    ・健康食品への支出は、約7割が月額3,000 円未満。

• 約6割の利用者が概ね満足している。 

(出典:消費者の「健康食品」の利用に関する実態調査, 内閣府・消費者委員会 2012年5月)


(2) 「50%以上が機能性食品を利用、メーカー別第1位はDHC」

・対象:全国の20 歳以上の5,316 名(経済産業省2012年)

・全体の約半数の51.8%が利用していると回答.

・過去の利用経験を含めると、76.5%に機能性食品の利用経験がある

・現在利用している(利用したい)機能性食品のメーカー名(自由回答)

  DHC 12.0%、ファンケル 4.6%、 大塚製薬 3.9%、 サントリーウェルネス3.7%

(出典:『機能性食品に関する消費者の意識調査報告書』2012年2月 経済産業省・中部経済産業局」)



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1,400万人以上の米国成人が運動能向上のために補完・統合医療を利用 [2017年10月11日(水)]
今月の補完療法の専門ジャーナル(電子版)に、運動能/アスレチック・パフォーマンスの向上を目的として、補完療法/統合医療を用いている成人の実態調査が報告されていました。
(Altern Ther Health Med. 2017 Oct 2)


2007年の調査では、

米国の成人の約38%が、何らかの補完代替療法(CAM)を利用している、とされています。

このうち、運動能/アスレチック・パフォーマンスの向上を目的としたCAM利用の状況は明らかではありませんでした。


そこで、

今回の研究では、

2012年の米国全国健康面接調査(NHIS)において、成人アスリートによる補完療法/統合ケアの利用状況が検証されました。


具体的には、

NHISから、3万人以上の回答者のデータを米国でのサンプルとして、

スポーツ、あるいはアスレチック・パフォーマンスを向上する目的でのCAM利用、

スポーツや運動能を目的とはしないCAM利用が調べられています。


解析の結果、

米国成人の1400万人以上が、補完療法/統合療法を、アスレチック・パフォーマンスの工場を目的として利用していることが見出されました。

また、利用者のうちの97.6%が、それらの療法の有用性を感じている、と回答していました。

もっともよく利用されていた療法は、

ヨーガ(ヨガ)、

ハーブサプリメント、

徒手療法、

マッサージ

でした。


利用者の平均年齢は38歳弱、


男性に比べて、3倍の女性が、療法の有用性を報告していました。


以上のデータから、

2012年の全国健康面接調査での米国成人では、一定数が、運動能/アスレチック・パフォーマンスの向上を目的として、補完療法/統合療法を用いており、

それらの満足度は高い、ということが示唆されます。


今後、臨床的な有用性に関するエビデンスの検証、有害事象などに関して、個別のCAM療法の意義を明らかにすることが求められます。




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欧州での補完代替医療(CAM)利用状況 [2017年10月08日(日)]
今月の公衆衛生学の専門ジャーナル(電子版)に、欧州における補完代替医療(CAM)の利用状況を調べた調査研究が、フィンランドのグループ(University of Turku)から報告されていました。
(Scand J Public Health. 2017 Oct 1)


今回の研究では、

欧州諸国における補完代替医療(CAM)の利用状況と社会背景との関連が調べられました。


具体的には、

ヨーロッパ社会調査(ESS, Round 7)に基づき、

4つのCAM:手技療法、代替医療システム、アジア伝統医学、心身療法の区分で調べられています。


解析の結果、

過去12ヶ月間に、

25.9%の被験者が何らかのCAMを利用していました。


典型例では、CAMの1種類の利用であり、

代替療法(alternative treatment)よりは、補完療法(complementary)のほうがよく利用されていました。


CAM利用は、欧州の各国によって、大きく異なっており、

ハンガリーの10%から、ドイツでは40%近い利用率でした。


健康状態が良い群に比べて、

健康状態に課題がある群では、

CAMの利用率は、2倍から4倍に上っていました。



具体的には、

腰痛や頸部痛は、あらゆるCAMの利用と相関しており、

うつ病は、心身医療の利用と有意な相関が認められました。


CAM利用は、女性および高い教育水準と有意な相関を示しました。

また、低所得では、心身医療利用との相関、
それ以外の3タイプのCAMは、高い所得との相関が認められました。


以上のデータから、

欧州各国では、CAMが一定の割合(10%〜40%)で用いられていること、

CAM利用には社会教育的背景が存在すること、

が示唆されます。




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26.2%の糖尿病患者が補完代替医療を利用 [2017年09月18日(月)]
今月の糖尿病研究の専門ジャーナル(電子版)に、米国の糖尿病患者における補完代替医療(CAM)の利用状況を調べた研究がイエール大学のグループから報告されていました。
(J Diabetes. 2017 Sep 12.)

補完代替医療(CAM)は、さまざまな生活習慣病や慢性疾患において、治療やウエルネスなどのために用いられています。



今回の研究では、


2012年の米国の全国健康面接調査の被験者から、

糖尿病成人患者 3,386名が対象となり、

補完代替医療(CAM)の利用状況(CAMの種類、利用目的など)が調べられました。


解析の結果、

糖尿病患者の26.2%が、過去1年間に何らかのCAMを利用していました。

また、
CAM利用者でのCAM利用の目的は、

56.7%が、治療とウエルネスの両方、

28.3%が、ウエルネスのため、

15.0%が、治療のため

でした。


CAM利用の理由に関わらず、

過去1年間に利用されたCAMの種類別で上位は、

ハーブ療法:56.9%,

カイロプラクティック:25.3%,

マッサージ:20.2%.

でした。


さらに、

有用性に関する自己評価では、

CAMを治療のためだけに利用していた被験者に比べて、

治療とウエルネスの両方の目的でCAMを利用していた被験者は、

「健康に関するコントロールがより良い状態」
(p = 0.011)

「健康と状態が全般的により良く改善した」
(p = 0.014)

という相関も見出されました。


以上のデータから、

糖尿病患者において、

補完代替医療の利用による健康関連QOLの改善作用が示唆されます。


今後、有効性と安全性に関するエビデンスの構築が期待される分野です。



ハーブ・生薬には、食後過血糖を抑制する成分を有するものがあり、

サプリメントとして利用されています。

バナバ


主食ブロッカー


また、肥満やメタボリック症候群への有用性が示されているサプリメントもあります。

ガルシニア、



ダイエットパワー、



フォースコリー、



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カナダでの施術者を介した補完代替医療(CAM)利用調査 [2017年05月27日(土)]
今月の科学誌プロスワンに、カナダにおいて、補完代替医療(CAM)の施術者を介したCAM利用の経年推移に関する研究が報告されていました。
(PLoS One. 2017 May 11;12(5):e0177307.)


これまでに多くの調査により、補完代替医療(CAM)の利用者が増えていることが示されています。

ただし、出生コホート研究での相違に関わる研究はあまり知られていませ。

そこで、
今回の研究では、

CAM利用の経年的な推移・変化に関して、出生コホート研究データに基づいた検証が行われました。


具体的には、

カナダ全国人口健康調査を用いて、
1994/95年から2010/11年までの縦断研究として、

20歳から69歳の10,186名を対象に、


次の5世代の出生コホートに基づいて、調査が行われました。
・第二次大戦前の出世世代;1925-1934生、
・第二次大戦中の出生世代;1935-1944生、
・高年ベビーブーマー世代;1945-1954生、
・若年ベビーブーマー世代:1955-1964生、
・X世代;1965-1974生)

調査は、2年ごとで、交絡因子(性別、教育、収入、肥満などの行動に関わる病態、慢性疾患の有無、プライマリケア医や専門医の受診の有無)も調べられています。



解析の結果、

より最近のコホート研究において、

CAM利用率が高いという傾向が見出されました。

第2次大戦前の世代と比べると、X世代での利用率は、25.9倍でした。
(OR = 25.9, 95% CI: 20.0; 33.6)

また、例えば、
カイロプラクティックの利用率は、
第2次大戦前の世代と比べて、X世代では2.2倍でした。
(OR = 2.2, 95% CI: 1.7; 2.8)

すべての世代において、

CAM施術者を受診してのCAM利用の増加が見出されました。

なお、カイロプラクティックでは、他の療法と比べて、顕著な増加は示されていません。

その他、
カイロプラクティック利用は、慢性疾患を有している場合において、高い利用を示すという背景が示唆されています。


CAMの利用は、西洋医学(かかりつけ医や専門医)の受診と有意に正の相関を示しました。
(OR = 1.8, 95% CI: 1.6; 2.0)

また、カイロプラクティック利用とも正の相関を示しています。
(OR = 1.2, 95% CI: 1.1; 1.4)



以上のデータから、

カナダでの
近年のコホート研究において、CAM利用の増加が示唆されます。

これは、
治療や健康増進のための方法が、西洋医学のケアから、CAMの利用へと拡大しているためと考えられます。

また、カナダでは、カイロプラクティック利用も倍増していますが、それ以上にい、他のCAM療法の拡大も見出されています。
これは、カナダでは、新しい分野のCAM、例えば、鍼治療やマッサージなどのほうが、顕著な増加を示したため、と思われます。




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統合医療モデルの共通項@米国とドイツ [2017年03月19日(日)]
がん研究の専門ジャーナルに、統合医療モデルについて、米国とドイツの施設を比較した研究が、オーストラリアのグループ(University of Sydney)から報告されていました。
(Support Care Cancer. 2017 Jan 25.)


統合医療(Integrative medicine, IM)は、欧米では1990年代から注目され始めた理念であり、米国では、メインストリームで受け入れられ、アカデミックコンソーシアムが構築されています。

(日本では残念ながら、補完代替医療と統合医療の区別が理解できていないような、頓珍漢な発言をよく聞くことがあります。)

さて、
今回の研究では、

米国とドイツの6つの施設を対象に、

ヘルスケアにおける統合医療モデルの主な因子について検証がされました。


28項目にわたる調査が行われた結果、

6つの統合医療施設に共通していた項目は、

(1) 補完代替医療(CAM)の提供において、家庭医(GP)の関与があること、

(2) CAMサービスに対して、GPなどからの紹介状や推薦が必要であること、

(3) 統合医療医(integrative physician, IP)が「ゲートキーパー」として関与していること、

(4) 研究、教育、臨床の3分野に焦点があること、

(5)アカデミックな活動が進行していること、

でした。


また、

主な要素のうち、米国とドイツの間で相違がみられた点は、

・CAMサービスに対するGPの紹介に対する要求水準、

。IMサービス提供における違い:利用されるCAMの相違

・患者にとってのCAMサービスへのアクセス可能性、

・医療チームメンバーと、患者との相互の関係性

・CAM/IMに対する受け止め方

・患者中心ケアの受け止め方

でした。


支持の基盤となる要素は、

統合医療のヘルスケア理念における文化的側面、

IMプログラム内でのコミュニケーション、

IMサービス提供を可能にするリソース、

であり、

これらが統合医療の枠組みにおいて、患者を後押しし、チーム医療に影響を与える、ということです。


以上のデータから、

論文書者らは、

統合医療モデルでのヘルスケアを提供するには、

全てのステークホルダー間での相互協力が必要であること、

また、

統合医療の実践をサポートするための包括的な枠組みの構築には、

有効で安全な患者ケアの促進が要求される、

と考察しています。



日本では、統合医療について、「医療モデル」と「社会モデル」が提唱されています。

全人的、患者本位、個別化医療といったキーワードがあります。

また、IMの特長として、CAMを評価し、場合によってはベストプラクティスとして取り入れるということがあります。

サプリメントは、CAMの中で最も利用率が高いことが分かっています。



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疼痛を有する小児での補完代替医療の利用状況@米国 [2017年03月11日(土)]
小児科学の専門ジャーナル(電子版)に、慢性疼痛を有する小児における補完代替医療の利用状況を調べた米国全国調査のデータが報告されていました。
(Acad Pediatr. 2017 Feb 20.)


小児の15-25%は、慢性疼痛を有するとされています。

さまざまな補完代替医療は、慢性疼痛性疾患にも利用されていることから、

今回の研究では、米国の小児における利用状況が調べられました。


具体的には、

2012年の米国全国健康面接調査(NHIS)のデータを用いて、

4歳から17歳の小児について、

慢性疼痛の有無に分けて、補完代替医療(CAM)利用に関する検証が行われました。


解析の結果、

まず、

両親によると、26.6%の小児が疼痛性疾患(頭痛、腹痛、筋肉痛など)を過去1年間に有していました。

そして、これらの小児のうち、
21.3%が何らかのCAMを利用していました。

一方、

疼痛を有していない小児でのCAM利用率は、8.1%でした。
(両群間に有意差あり。p<.001)



また、

疼痛を有しており、CAMを利用している小児の背景として、

--女児であること
(OR)=1.49, p=0.005)

--収入が高いこと
(OR=1.61, p=0.027)

--合併症を有すること
(OR=2.01, p=0.013)

が見出されました。


疼痛を有する小児において利用されているCAMは、


生物学的介入方法が最多で47.3%
(特別な食事療法、ハーブサプリメントなど)

次に、
徒手療法/マニピュレーションの46.3%
(カイロプラクティックやマッサージなど)

でした。

さらに、

両親の多くが、CAMによって、小児の症状に対する有用性を報告しています。


以上のデータから、

米国では、
慢性疼痛の症状を有する小児において、一定の割合で補完代替医療が利用されており、

その有用性も示唆されます。



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米国の軍人・兵士のサプリメント利用の現状:縦断研究 [2017年02月18日(土)]
栄養学の専門ジャーナルに、米国の軍人・兵士によるサプリメント利用の現状を調べた縦断研究が報告されていました。
(Appl Physiol Nutr Metab. 2016 Dec;41(12):1217-1224)


米国ではサプリメントが広く利用されていますが、一般市民と、軍人・兵士とでは利用状況に相違があるとされています。


そこで、今回の研究では、

米国軍人・兵士の間でのサプリメント利用の現状が調べられました。

具体的には、縦断研究として、

現役の兵士を対象に、

2006年から2007年にかけての調査 (N = 989)

2010年から2011年の調査 (N = 1196) を用いて、


年齢や地域、職種が検証されています。

解析の結果、

兵士によるサプリメント利用率は4年間の間に有意に増加していました。

(56% ± 1.6% vs. 64% ± 1.7%; p &#8804; 0.001)

これは特に、若年の兵士(18歳から24歳)での利用率の増加が影響しています。
(43.0% ± 2.5% vs 62.3% ± 2.4%; p &#8804; 0.01).

また、
タンパク質/プロテインの利用率の増加、
(22% ± 1.4% vs. 26% ± 1.5%; p &#8804; 0.001)

複数の組み合わせの利用率の増加
(10.0% ± 1.0% vs. 24% ± 1.4%; p &#8804; 0.001)

も4年間に見出されました。


また、

個別のビタミンやミネラルサプリメントの利用も有意に増加していました(p &#8804; 0.05)。
(鉄、マグネシウム、セレン、ビタミンA、B6、B12、D)


その他、
サプリメント利用に係る支出も有意に増加していました。
(p < 0.01)


米国の兵士によるサプリメント利用の増加の理由として、

従軍時の活動での必要性に応じた摂取が考えられます。

論文著者らは、
米国の軍人、兵士に対して、
サプリメントの有効性と安全性、経済性(費用対効果)に関する啓発が必要であると考察しています




DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。


中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、


下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。



マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。



ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。




ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。




コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。






↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。






↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))





DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))




乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))







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東アジアの伝統医療の利用状況 [2016年12月30日(金)]
今月の予防医学研究の専門ジャーナル(電子版)に、東アジアの伝統医療(Traditional East Asian medicine (TEAM))に利用状況を調べた研究が報告されていました。
(Health Promot Int. 2016 Dec 23)



東アジア各国には、伝統医療があり、広く利用されていると考えられています。


例えば、日本では漢方(医学)、中国では中国伝統医療(TCM)、韓国では韓医学です。

日本の漢方は、古代中国から伝来した医療が、日本で独自に発展した医療体系です。

中国伝統医療は、文化大革命のときなどに失われた部分も多く、現在の中国で行われているTCMは、本来のTCMではない、という話も聞きます。



さて、

今回の研究では、

横断研究による国別の全国調査として、

中国、日本、韓国、台湾での伝統医療(TEAM;Traditional East Asian medicine)の利用状況が調べられています。

(2010 East Asian Social Surveyを用いて、ホリスティックなTEAMの利用と、国別との関連が検証されました。)



解析の結果、

TEAMを包括的・排他的に実施できる伝統医学の医師がいる(=伝統医学/医療の医師制度が存在する)ことが、多彩なTEAMのホリスティックな実践に有用であることが見いだされました。

そのため、

台湾や韓国におけるTEAM利用は、中国や日本に比べて、よりホリスティックに行われている、ということです。

(たとえば、日本では医師免許は1種類なのに対して、韓国などでは、西洋医学の医師と伝統医学の医師の免許が異なります。そのため、伝統医療を専門に行う医師制度がある国のほうが、広く利用されている、ということになります。)


今回の調査から、

TEAMに係わる制度が、

TEAMの利用者が多彩なTEAMの個別の介入方法を利用することや、

TEAMによる潜在的な健康増進への作用

に影響すると考えられます。




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心臓病患者におけるCAM(補完療法)の利用状況@シンガポール [2016年11月12日(土)]
今月の補完代替医療の専門ジャーナルに、シンガポールにおいて、心臓病患者でのCAM(補完代替医療)の利用状況を調べた研究が報告されていました。
(BMC Complement Altern Med. 2016 Nov 8;16(1):446.)



今回の研究では、

心臓病(心血管疾患)患者でのCAM利用が調べられています。


具体的には、

横断研究として、

三次医療センターにおいて、

2014年6月と7月の2ヶ月間、調査が行われ、

768名 (男性562名、平均年齢 57&#8201;±&#8201;13 歳, 74 %が中国系, 6 %がマレー系, 14 %がインド系)から回答が得られました。



解析の結果、

CAMの利用率は、

43.4 % (333名/768名)でした。


最も多いCAMのタイプは、

生物学的介入の29.4 %となっています。


また、19.0 %の患者は、複数の種類のCAMを同時に利用していました。


人種では、中国系に比べて、マレー系では、利用率が高くない、という結果でした。
(CAM利用のOR&#8201;=&#8201;0.531 (95 % CI 0.147 to 0.838), p&#8201;=&#8201;0.018)

また、医薬品へのコンプライアンスが高くないことは、CAMの非利用群よりも利用群に相関していました。
(35.6 %, n&#8201;=&#8201;114 vs. 20.5 %, n&#8201;=&#8201;84, p&#8201;<&#8201;0.001)

医療者への相談も同様でした。
(41.4 %, n&#8201;=&#8201;130 vs. 28.1 %, n&#8201;=&#8201;112, p&#8201;<&#8201;0.001)

以上のデータから、

シンガポールの心臓病(心血管)患者では、

一定のCAMが利用されていること、

人種による差が存在すること、

医薬品や相談へのコンプライアンスがCAM利用者では高くないこと

と示唆されます。



論文著者らは、


心血管患者において、CAM利用への背景因子を理解し、CAM利用に関する医療者との相談/介入のためには、患者医師関係の強化が必要、と考察しています。



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膵臓疾患患者の43.5%がCAM(補完代替医療)を利用@イタリア [2016年11月04日(金)]
今月の消化器病学の専門ジャーナルに、イタリアでの膵臓疾患患者におけるCAM(補完代替医療)の利用状況を調べた研究が報告されていました。
(J Clin Gastroenterol. 2016 Nov/Dec;50 Suppl 2)


先行研究では、

肝臓疾患や炎症性腸疾患患者の30%がCAMを利用していることが見出されています。

今回の研究では、
膵臓疾患患者におけるCAMの利用状況が調べられました。


具体的には、

横断研究として、

膵臓センターでの外来患者を対象に、CAMの利用状況について質問票による調査が行われ、

108名から回答が得られました。


解析の結果、

108名(52%が男性、平均年齢65±13歳)のうち、47名(43.5%)が何らかのCAMを利用していました。


CAMの利用は、

急性膵炎の既往を有する人で、顕著に高率(47%)でした。


CAMを利用する理由は、

・標準治療の補完のため、

・全般的な健康増進のため

でした。


患者の61%が、CAMの有用性を報告していました。


CAMの非利用者に比べて、

CAMの利用者は、

女性のほうが多く
(55% vs. 42%)、

高等教育を受けた人が多く
(43% vs. 36%),

身体活動の習慣を持っている人が多く
(51% vs. 41%),

不安を訴える人が多い
(45% vs. 31%)

という傾向がありましたが、いずれも有意差は見出されていません。


以上のデータから、

論文著者らは、

膵臓疾患患者におけるCAMは、他の消化器系疾患の患者と同程度であること、

CAM利用者は、教育水準が高く、健康に留意している傾向にあること、

ただし、膵毒性を示しうるCAMもありうるので、医療従事者は注意が必要と考察しています。




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米国の学生の67.0%が補完代替医療を利用 [2016年08月20日(土)]
今月の補完代替医療の専門ジャーナルに、米国の学生における補完代替医療(CAM)の利用状況を調べた研究が、カリフォルニア大学アーバイン校から報告されていました。
(Complement Ther Clin Pract. 2016 Aug;24:103-8)



近年の研究により、補完代替医療(CAM)が様々な年齢や性別、健康状態、有病者において利用されていることが示されています。


学部学生におけるCAMの利用についてはあまり知られていません。


そこで、今回の研究では、

カリフォルニア大学アーバイン校の学生健康センターにおいて、

学部学生を対象にした横断研究として、CAMの利用状況や教育の現状が調べられました。


解析の結果、

67.0%の学生が、過去1年間に何らかの補完代替医療を利用していました。


27.0%は、現在の健康状態に対して、CAMを利用しており、


51.9%は、

もし、もっと知識があれば、

現在の健康状態に対してCAMを利用しうるとしています。



回答者の多くは、

CAMに関する教育、医療保険でカバーされていないCAM療法を試すべきかどうかなどに関する教育を求めていました。



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乳がん家族歴を有する女性での補完代替医療(CAM)利用状況 [2016年03月31日(木)]
今月の乳がん研究の専門ジャーナル(電子版)に、乳がん家族歴を有する女性での補完代替医療(CAM)の利用状況を調べた研究が、米国のグループから報告されていました。
(Breast Cancer Res Treat. 2016 Mar 26.)


現在、疾病の予防だけではなく、疾病の治療や再発予防における補完療法として、CAMが広く利用されています。


今回の研究では、

乳がん家族歴を有する女性におけるCAMの利用状況が調べられています。


(本人には乳がんの既往はなく、姉妹が乳がんという場合に、

対照群と比べて、CAM利用に相違が認められるかどうかの検証です。)



具体的には、
米国において、
2003-2009年にコホート研究に登録した35-74歳の女性で、

過去1年間でのCAM利用状況が調べられた49,734名です。

(Sister Study cohortという研究の一環です。
登録本人は、登録時に乳がんの既往はなく、
姉妹の1名以上が乳がんという対象者。)

データは、米国での全国健康調査との比較が行われています。
(2007 NHIS、n = 7965)


解析の結果、

CAM利用状況は、

ビタミン/ミネラルサプリメント:79 %,

心身相関療法(mind-body practices):41 %,


徒手療法:32 %,

ハーブ類: 23 %

でした。


これらの利用率は、
全般的に、米国の女性よりも高い数値であったということです。



人種別の解析によると、

黒人女性は、
CAMのうち、スピリチュアリティ/瞑想分野の療法を用いる傾向があり、

白人とアジア人女性では、
サプリメントの利用が高いという結果でした。

なお、実際のCAM利用と、乳がんリスクとの間には有意な相関は認められていません。


今回のデータから、

乳がんの潜在的なリスクが高いと推定される家族歴を有する米国の女性では、

一般の対照群の女性よりもCAM利用率が高いこと、

CAM分野には人種別の特徴があること、

が示唆されます。


先行研究において、

乳がんの予防(リスク低減)、再発予防効果が示唆されている機能性食品成分は、

大豆イソフラボン、リコピン、EPAなどです。





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腰痛を有する女性のCAM(補完代替医療)利用状況 [2016年01月02日(土)]
補完代替医療(CAM)の専門ジャーナルに、腰痛を有する女性のCAM利用状況を調べた臨床研究が、オーストラリアのグループから報告されていました。
Complement Ther Med. 2015 Dec;23(6):782-8.)



今回の研究では、

オーストラリアでの横断調査として、

60歳から65歳の女性を対象に、

腰痛の有病者によるCAMの利用状況について、

CAM療法士への相談や受診、および、セルフケアのCAMの利用状況が調べられました。




解析の結果、


まず、
腰痛に罹患している女性が相談・受診していたCAM療法士・施術者に関する利用率は、

マッサージ療法士(41.4%, n=578)

カイロプラクター(37.3%, n=488)

鍼灸師(13.3%, n=174)

でした。


次に、

セルフケアとしてのCAMの利用率は、

サプリメントでは、59.2%(,n=776)、

ビタミン・ミネラル類は45.2% (n=592)、

ハーブサプリメントは13.1%(n=172)でした。




また、

身体/健康の管理のためにCAMを利用している女性では、

CAMを健康管理にあまり活用していない女性に比べて、

カイロプラクターの受診率が4.21倍、
(OR=4.21; 95% CI; 2.16, 8.19)

セルフケアとしてのサプリメント利用が2.38倍
(OR=2.38; 95% CI: 1.05, 3.49)

ということです。




自然療法あるいはホリスティックなアプローチを好む女性では、

セルフケアとしてのビタミンやミネラルサプリメントの利用率が高いことも見出されました。


その他、

CAMのエビデンス(科学的根拠)に関する知識を示す女性では、

ハーブサプリメントの利用が有意に高率でした。



以上のデータから、

腰痛の有病女性ではさまざまなCAMが広く利用されていること、

自らの健康管理に対する考え方によりCAM利用の種類や頻度が異なること

が考えられます。


CAM療法士のうち、
日本では、あんまマッサージ師と鍼灸師は国家資格です。


カイロプラクティックは、米国をはじめ、欧米主要国では公的資格が確立しています。


一方、日本では、国際基準に相当するカイロプラクター(カイロプラクティックの施術者)は1,000名ほどです。


(これに対して、街中のカイロプラクティック/いわゆる整体などの看板は、1万から3万とされています。)



国際基準を満たすカイロプラクターの名簿は、登録機構を介して、厚労省の医事課に提出されています。



(日本でのカイロプラクターは

「日本カイロプラクティック登録機構」


で検索できます。


ちなみに私は、

カイロプラクティック新橋外来センター

で受けています。)





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メイヨークリニックでCAM利用が増加 [2015年12月19日(土)]
メイヨークリニックにおいて、CAM(補完代替医療)の利用が増加しているという報告がありました。
(Am J Chin Med. 2015 Nov 30)



近年、CAM(補完代替医療)や伝統医療に基づく介入方法が先進国でも補完的に用いられるようになりました。

また、米国では、統合医療(Integrative Medicine)の理念は、メインストリームになっています。



今回の研究では、

米国の北西部に位置し、

米国を代表するアカデミックメディカルセンターのメイヨークリニックにおいて、

CAM利用に関する情報提供の状況が検証されました。


具体的には、

2006年7月1日から2011年3月末までの間に、

メイヨークリニックのCAMプログラムを受診した2680名のメディカルレコードが

後ろ向きに調べられています。



CAMプログラムで提供されたサービスは、

鍼、

マッサージ、

統合医療相談
(integrative medical consultations)

エグゼクティブ・ストレスマネージメントトレーニング

でした。


年齢、性別、人種、診断、治療/相談セッションの回数について解析されています。


まず、患者は、
平均年齢52.6±15.5歳、

男性26.9%、女性73.1%、

であり、

患者の多くは白人でした。


CAMプログラムに紹介された患者数は、

2007年から2010年にかけて顕著に増加していました。


主な診断は、

腰痛
(12.9%),

心理的障害
(11.8%),

関節痛
(9.6%)
でした。


腰痛の患者では、鍼治療が最もよく施行されており、

線維筋痛症患者では、マッサージが利用されていました。


心理的障害(ストレスなど)では、

統合医療の相談、

ストレスマネージメントトレーニングが行われています。



以上のデータから、


・メイヨークリニックのような米国のアカデミックメディカルセンターにおいて、
CAMの利用が顕著に増加していること、

・腰痛や心理的障害・ストレスといった高頻度にみられる病態に対して、CAMが利用されていること

が示唆されます。






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妊娠中の女性におけるCAM利用状況調査 [2015年11月27日(金)]
産婦人科学の専門ジャーナル(電子版)に、妊娠中の女性において、CAM(補完代替医療)への態度や利用状況を調べた調査研究が、オーストラリアのグループ(University of Technology Sydney)から報告されていました。
(J Obstet Gynaecol. 2015 Oct 15:1-6.)


具体的には、

オーストラリアでの女性の健康に関する縦断研究(ALSWH)の一環として、

妊娠中の女性におけるCAMに対する態度と、CAM製品の利用が調べられています。


調査票の回答率は、
79.2% (n = 1,835) でした。


解析の結果、

ハーブを利用している女性 (34.5%, n = 588) は、

CAMを予防的な手段とみなしており、

ホリスティックな方法を探していました。


また、

それらのCAM製品を妊娠中に利用する際には、

臨床的な有用性に関するエビデンスについても関心を寄せていたということです。


次に、
アロマセラピーを利用している女性、
(17.4%, n = 319)

および
ホメオパシーを利用している女性
(13.3%, n = 244)

は、

自らの身体に対して個人的なコントロールを欲しており、

CAMの有用性に関して、

臨床的な有用性を示すエビデンスよりも、

個人的な経験のほうを重視する、

という傾向が見出されています。


以上のデータから、

妊娠中の女性では、ハーブやアロマセラピーといったCAMが広く利用されており、

利用するCAMの種類によって、女性のCAMへの態度に相違がみられることから、

ヘルスケア従事者での認識や対応が重要と考えられます。




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出産可能年齢女性の67%が補完代替医療(CAM)を利用 [2015年11月02日(月)]
女性の健康に関する研究の専門ジャーナル(電子版)に、出産可能年齢の女性における補完代替医療(CAM)の利用状況を調べた調査が、米国のグループから報告されていました。
(Womens Health Issues. 2015 Oct 24)



今回の研究では、

米国において、

出産可能年齢(reproductive-age)の女性の間での補完代替医療(CAM)の利用状況に関する調査が行われました。



具体的には、

2007年の米国全国健康調査のデータを用いて、

18歳から44歳までの5,764名を対象に、

過去1年間のCAM利用状況、その理由、

妊娠時期(現在妊娠中、過去1年間に出産、どちらでもない)と、CAM利用などが調べられています。



解析の結果、

米国では、

生産可能年齢の女性のうち、

67%が過去1年間に何らかのCAMを利用していました。

また、
ビタミンサプリメントを除くと、

CAM利用者の割合は42%でした。


層別解析では、

妊娠状態の違いにより、

生物学的介入のCAM、
心身相関のCAMについて、群間に有意差が見出されています。


CAM利用の目的となる症状は、

腰痛(17.1%),

頸部痛 (7.7%),

不安 (3.7%)

でした。



さらに、

妊婦および産後の女性の20%は、

妊娠に関連した体調や症状に対して、
CAMを利用していました。

もっとも高頻度の理由は、

妊娠するためにCAMを利用した

でした。


以上のデータから、

米国では、

妊娠可能年齢の女性において、

補完代替医療が広く利用されていること、

妊娠を目的としたCAMの利用も行われていること

などが示唆されます。





妊娠を考える女性向けのサプリメントとして、

葉酸
厚生労働省も推奨! 赤ちゃんを考えたら、毎日とりたい栄養素



ビタミンD3


などがあげられます。


また、卵子の老化を抑制する機能性成分として、レスベラトロールも注目されています。



DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。





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疼痛におけるCAM療法の有用性 [2015年10月16日(金)]
今月の麻酔科学の専門ジャーナル(電子版)に、麻酔科および疼痛管理にかかわる分野でのCAM(補完代替医療)の状況を調べた研究が、米国のグループ(Veterans Affairs Medical Center, Atlanta)から報告されていました。
(Can J Anaesth. 2015 Oct 1)


今回の研究は、麻酔科医および疼痛管理プラクティショナーが日常臨床でかかわるCAM(補完代替医療)についてのナラティブレビューです。


具体的には、
主要医学データベース(PubMed)を用いて、補完療法あるはダイエタリーサプリメントの分野でのレビューが行われています。


解析の結果、

北米では、
(疼痛管理に関して)もっとも広く認められるCAM療法は、

1) 徒手療法

2) ハーブ、栄養サプリメント、食事療法、

3) 心身医学療法、エネルギー療法

でした。


また、各療法に関連したリスクについての議論も見出されました。


術後および慢性疼痛管理においてCAM療法に関心を有する患者およびプラクティショナーに対して、臨床的な配慮の必要性が示唆されました。


論文著者らは、

-- 慢性疼痛の管理における有用な補完療法として、CAM療法が利用しうること、

-- 個別の療法に関するリスク/ベネフィットの評価の必要性、

-- 手術前後では、ハーブおよびサプリメントによる相互作用の確認の必要性、

-- 疼痛管理専門家、麻酔科医、患者向けに、科学的根拠に基づいたCAM療法の利用に関する情報源が存在すること、

を考察していました。



DHCでは、医学薬学関連学会の協賛などを通じて、サプリメント・健康食品の適正使用に関する啓発活動を行っています。


現時点のエビデンスを俯瞰すると、
1.安全性、2.有効性、3.経済性(費用対効果)を考慮して、
サプリメント・機能性食品・健康食品を適正に利用することで、

健康増進・疾病リスク低減、治療、治療における補完療法などにおける一定の効果が期待できます。


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