サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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葉酸によるアルツハイマー病の予防メカニズム [2018年11月04日(日)]
アルツハイマー病の病態には、βアミロイドたんぱくの蓄積が関与します。

in vitro研究において、

ホモシステインは、

βアミロイドによるカルシウム流入とアポトーシスを促進する作用があります。



また、

動物研究では、

ホモシステインと葉酸欠乏が、海馬ニューロンでのDNA修復を障害し、

その結果として、アミロイドβによる毒性の影響を受けやすいことが示されています。



さらに、

アルツハイマー病の病態では脳血管疾患の関与もあり、

高ホモシステイン血症は動脈硬化のリスクであり、

葉酸はホモシステイン値を低下させることで動脈硬化を抑制します。



横断研究と前向き研究では、

ビタミンB群および葉酸の摂取量と、認知症および認知機能についての様々な報告があります。

まず、

フラミンガム研究では、

ホモシステイン値が14μmol/L以上では、

アルツハイマー病リスクが倍増することが示されています。

しかし、血中葉酸、B6、B12と、アルツハイマー病のリスクとの間に相関は見出されませんでした。


別の報告では、

ホモシステイン値と、アルツハイマー病のリスクとの相関は年齢によって異なることが示されています。


さらに、
他の報告では、
ホモシステインの高値が、認知機能の低下との相関も示されていますが、必ずしも一致した結果(相関)ではありません。


報告によって相関の有無が異なる理由として、

葉酸が、ホモシステインとは独立したメカニズムにおいて、アルツハイマー病リスクと関連している可能性が考えられます。


米国では、1998年から葉酸の強制添加が開始され、

全般的に、
ホモシステイン値の低下をもたらしました。




葉酸によるホモシステイン値や認知症への作用を検討した研究もあります。

例えば、

葉酸サプリメントが軽度認知障害(MCI)を改善する 


葉酸サプリメントによる認知機能改善効果


といった報告があります。



なお、
65歳以上でホモシステイン値が13μmol/L以上の276名を対象にしたランダム化二重盲検偽薬対照試験では、
葉酸、B6、B12の2年間の介入により、血中ホモシステイン値が低下しましたが、認知機能での有意差は検出されませんでした。
ただし、2次解析では、認知機能低下の高リスク群において、ビタミンB群による低下抑制が示唆されました。



平均的な日本人の摂取量では、

動脈硬化の予防の点からは葉酸が充足されていないので、葉酸サプリメントあるいは強化食品として利用する意義があると思われます。

(葉酸不足やビタミンB12不足の場合も同様です。)

葉酸サプリメントを選ぶ際には、ビタミンB6、ビタミンB12と一緒になった製品が必要です。

葉酸サプリメントによる認知症予防効果も複数の臨床研究によって示されています。

一方、有用性を検出できなかったという報告もありますが、(水溶性ビタミンですので)有害事象などは一切、見出されていません。

葉酸の摂取による認知症予防やアルツハイマー病リスク低減効果は、複数の観察研究でも示されています。

認知症の原因には未知の因子も含めて複数あるため、葉酸だけですべての解決になるわけではありませんが、
高ホモシステイン血症が認知症や動脈硬化症のリスクであることは確立しており、
葉酸サプリメントを使って、確実に簡便に安価に葉酸を摂ることで、

認知症や脳卒中を予防できるといえます。


なお、
日本や中国のように、葉酸の強制添加が行われていない国では、葉酸サプリメントを利用することになります。

この場合、安全性、有効性は当然として、経済性(費用対効果)の点からも適切な製品を利用することが重要です。

(認知症、脳卒中の予防には、継続して何年も摂ることになりますので、安全性や有効性は当たり前であり、その上で、継続できる価格であることが必須です。)

私はもちろん、DHC葉酸を毎日摂っています。



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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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posted at 23:54 | この記事のURL
葉酸がアルツハイマー病を予防する@米国 [2018年11月03日(土)]
昨日のブログで紹介しました、
血中葉酸が高いとアルツハイマー病リスクが半減する
という論文に関連して、

発表の翌年に、同じ著者から詳しいデータが他のジャーナルに掲載されていましたので、読んでみました。

栄養学研究の専門ジャーナルに、

葉酸の摂取が多いと、アルツハイマー病のリスクが半減するという相関を示した研究が、米国コロンビア大学のグループから報告されていました。
(J Nutr Health Aging. 2008 Nov;12(9):648-50.)


コホート研究として、
ニューヨークのマンハッタン北部に居住する65歳以上の高齢者を対象に、
(「試験登録時には認知症を有していない65歳以上の被験者」

半定量的な61項目の食事摂取頻度調査票を用いた調査が行われ、

調査を完了した965名を対象に、

食事調査に基づき、

葉酸、ビタミンB6、B12に関して、総摂取量、食事からの摂取量、サプリメントからの摂取量、


エネルギー摂取量が推計され、


アルツハイマー病のリスクと、

エネルギー量で調整した葉酸、B6、B12の摂取量との関連が検証されました。


認知症の診断は、2名の神経内科医と、1名の精神科医、2名の神経精神科医によって、

試験開始時と、フォローアップ期間の情報に基づいて、

認知症は、DSM-IVクライテリア、アルツハイマー病はNINCDS-ADRDAクライテリアに従って診断されました。


認知症の発症に係わる交絡因子として、

年齢、性別、人種、教育年数といった因子、

アルツハイマー病のリスクである糖尿病、高血圧、心臓病、現在の喫煙習慣、脳卒中について、自己申告で調べられています。


心臓病については、

心房細動の既往歴、その他の不整脈、心不全、心筋梗塞、狭心症が調べられ、

ApoEε4のホモ、ヘテロ、なしについて層別が行われました。

(なお、アポリポタンパク質E(ApoE)は、アルツハイマー病の原因であるβアミロイドたんぱくの蓄積や凝集に関わる物質であり、その発現を司るAPOE(アポイー)遺伝子のタイプによって、アルツハイマー病のリスクが異なることが分かっています。

ApoE遺伝子には、ε(イプシロン)2、ε3、ε4の3つの種類(=対立遺伝子、アリル)があり、それぞれに対応するE2、E3、E4の3つのアイソフォームがApoEには存在します。

ApoEの対立遺伝子ε4(表現型:アポE4)では、アルツハイマー病のリスクが高いことが分かっています。)


平均フォローアップ期間は、

6.1±3.3年間であり、

観察人年は5,902人年でした。

この中から、192名のアルツハイマー病が発症しました。

患者の平均年齢は、
75.8±5.8歳、

70.2% が女性、

人種の内訳は黒人32.6%, ヒスパニック系45.3%、白人22.1%でした。

アルツハイマー病のリスクであるApoE4遺伝子保因者(ホモあるいはヘテロ)は29.2%でした。

また、 19.3%が糖尿病、60.3%が高血圧,27.8% が心臓病, 10.3%が脳卒中でした。


ビタミンB群の平均摂取量は、

葉酸;446 ± 226.8 μg,

B12;12.6 ± 18.8 μg,

B6; 7.1 ± 17.3 mg

でした。


フォローアップ期間中に、
アルツハイマー病を発症した被験者の特徴は、
高齢である、
教育年数が短い、
ヒスパニックの割合が高く白人が少ない、
ApoE4アレル保因者、
糖尿病や高血圧、心臓病、脳卒中の罹患率が高い
ということでした。


ビタミンB群との関連では、
まず、
アルツハイマー病の発症と、エネルギー摂取量で補正したB6やB12の摂取、あるいはサプリメントの利用との間には相関は認められませんでした。

次に、
葉酸では、
アルツハイマー病ではない被験者に比べて、
アルツハイマー病の発症者では、
エネルギー摂取量で補正後の葉酸の摂取量が低い傾向にありました。


葉酸の総摂取量の4分位では、

葉酸の摂取量が多いほど、アルツハイマー病のリスクが低下していました。
(表)


葉酸の摂取によるアルツハイマー病のリスク低下という相関は、
B6とB12の摂取量で補正後に統計学的に有意でした。

一方、
この相関は、
サプリメントではなく、食事からの葉酸の摂取とアルツハイマー病のリスクとの間では、有意な関連は見出されませんでした。


食事からの葉酸の摂取での4分位では、

他のビタミン類で補正後、

アルツハイマー病のリスクが20%低下傾向にありました。
(HR;0.8、95% CI = 0.5,1.2; p for trend =0.25)

次に、

葉酸サプリメントでは、

全体の解析では、有意な相関が見出されませんでした。
(HR = 1.0; 95% CI: 0.7,1.4)

しかし、
400マイクログラム以上の葉酸サプリメントの摂取群では、

アルツハイマー病のリスクが30%低下傾向が見出されました。
(HR = 0.7; 95% CI: 0.5,1.2)


なお、
B6とB12の総摂取量は、

アルツハイマー病のリスクとの有意な関連は認められませんでした。


以上のデータから、

食事あるいはサプリメントからの葉酸の総摂取量が多いほど、

アルツハイマー病のリスクが低いという相関があること、

また、この相関は、
アルツハイマー病の他のリスクファクターである心臓病、脳卒中、B6とB12とは独立していること、

が示唆されます。



葉酸についてはサプリメントの有用性も示されています。

葉酸サプリメントが軽度認知障害(MCI)を改善する 





葉酸はビタミンB群の一つです。

成人の場合、生活習慣病、特に動脈硬化性疾患に対する葉酸サプリメントの効果が知られています。


葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、

ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、

動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。


実際、これまでの観察研究や疫学研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する


葉酸の摂取が多いと認知症が半減:フランスでの研究



DHCは、サプリメント・健康食品のメーカーとして、セルフケアとして、サプリメントの適正使用による認知症の「予防」を啓発しています。



境町葉酸サプリプロジェクト:健康長寿社会の実現を目指して



葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240㎍の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


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posted at 23:57 | この記事のURL
血中葉酸が高いとアルツハイマー病リスクが半減する [2018年11月02日(金)]
葉酸やビタミンB6、ビタミンB12は、血中ホモシステイン値を下げることで、
アルツハイマー病を抑制すると考えられます。

少し前の研究ですが、神経学の専門ジャーナルに、葉酸の血中濃度が高いと、アルツハイマー病のリスクが半減するという研究が、米国コロンビア大学のグループから報告されていました。
(Arch Neurol. 2007 Jan;64(1):86-92.)


今回の研究では、

葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12の摂取と、アルツハイマー病のリスクとの関連が検証されました。



具体的には、

試験登録時には認知症を有していない65歳以上の被験者965名を対象に、

半定量的な食事摂取頻度調査票を用いた調査が行われ、

6.1±3.3人・年のフォローアップが行われています。

葉酸、ビタミンB6、B12について、総摂取量、食事からの摂取量、サプリメントからの摂取量、

エネルギー摂取量が推計され、


アルツハイマー病のリスクと、

エネルギー量で調整した葉酸、B6、B12の摂取量との関連が検証されました。

主アウトカムは、

アルツハイマー病の発症率です。


解析の結果、

フォローアップ期間中、

192名のアルツハイマー病の患者が見出されました。


年齢、性別、教育、人種、ApoEのε4アレル、糖尿病、高血圧、喫煙習慣、心臓病、脳卒中、ビタミンB6、B12値で補正後、

4分位で、
血中葉酸濃度が最低群に比べて、

最高群では、
アルツハイマー病のリスクが50%低下するという相関が見出されました。
(HR, 0.5; 95%CI, 0.3-0.9; P=.02 for trend)


一方、

ビタミンB6やB12値と、アルツハイマー病のリスクとの間には有意な関連は認められませんでした。


以上のデータから、

葉酸の摂取量がアルツハイマー病の予防になると考えられます。


葉酸についてはサプリメントの有用性も示されています。

葉酸サプリメントが軽度認知障害(MCI)を改善する 





葉酸はビタミンB群の一つです。

成人の場合、生活習慣病、特に動脈硬化性疾患に対する葉酸サプリメントの効果が知られています。


葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、

ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、

動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。


実際、これまでの観察研究や疫学研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する


葉酸の摂取が多いと認知症が半減:フランスでの研究



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葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240㎍の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
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posted at 23:54 | この記事のURL
欧米では認知症患者が減少 [2018年11月01日(木)]
日本や中国では認知症は、増えていますが、

アメリカやイギリス、スウェーデンなどの先進国では、すでに認知症(有病率)は減少しています。


米国では認知症が24%も減少:2000年と2012年の比較 



日本では、高齢者の4人に一人が認知症あるいは認知症予備軍(軽度認知障害、MCI)と推計されています。

米国では、400〜500万人の高齢者が認知症と推計されています。

認知症患者は、米国でも大きな社会問題であり、患者や家族、政府にとって経済的な負担ともなっています。

今後の高齢者数の増加によって、米国および全世界では、認知症高齢者の患者数は、2050年までに3倍に達するという試算もあります。


これに対して、最近の研究によると、高所得国の一部では、過去25年間の間に、認知症高齢者の患者数が減少している、という報告もあります。

高所得国の高齢者において、認知症患者数が減少している理由として、高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)といった心血管リスクの改善、教育水準の向上などが推察されています。

例えば、フラミンガム心臓研究という疫学研究では、高等学校教育を受けた被験者において1977年と比べて、2008年には20%減少していました。

また、
イギリスの研究では、認知症患者の割合は、1991年の8.3%から、2011年には6.5%へと有意に減少しています。減少幅は、24%に達しており、患者数に換算すると20万人の減少に匹敵します。(Lancet. 2013 Oct 26; 382(9902): 1405–1412.)
 欧米では、過去20年から30年の間に、認知症のリスクともなる心血管疾患リスクに変化が認められています。
 まず、認知症のリスクになる成人での肥満者の割合は、米国では、1990年の23%から、2012年には35%に増加しました。また、65歳以上の高齢者において、糖尿病患者数は、9%から21%に倍増しています。これに対して、糖尿病、高血圧、高コレステロール血症に対する強化療法も増加し、治療目標に達する患者数も増えて、心筋梗塞や脳卒中、下肢切断といった糖尿病合併症の心血管イベントは有意に減少しています。
したがって、血管イベントの減少は、スピルオーバー効果として、脳血管型認知症も減少させた可能性があります。

 次に、米国の成人において、過去25年間の教育水準の向上が認知症の患者を減少させたという説もあります。

米国での65歳以上の成人において、

高卒の教育水準の割合は、1990年の53%から、2010年の80%へと顕著に上昇しました。

また、大卒者の割合は、11%から23%へ増加しています。


正規教育での年数の延長と、認知症の減少との相関について、
因果関係は明確ではありませんが、
仮説として、脳の発達や機能への直接的な影響である“cognitive reserve” (認知的予備力)の向上、経済的及び機会の増加による健康的な行動なども考えられています。


これらのほか、米国では、食品行政により、1998年に葉酸の強制添加が行われた、ということも関与します。

因果関係としては、教育年数という基準よりも介入の効果が大きいのは明らかです。


生活習慣病や心血管リスクの改善という点からも、
葉酸の強制添加による高ホモシステイン血症の改善作用が明白です。

葉酸は、動脈硬化の危険因子である高ホモシステイン血症を改善することで、生活習慣病や心血管リスクに伴う認知症を減少させたと考えられます。

また、
1990年代以降の研究では、葉酸がアルツハイマー病のリスク低下に有用であることも示されています。



認知症の予防には、
1.生活習慣病の改善、

2.食生活の見直し
地中海食あるいはマインド食

3.運動習慣

4.社会参加

5.葉酸(400マイクログラム/日)サプリメントの利用

が有用です。


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posted at 23:56 | この記事のURL
葉酸サプリメントが軽度認知障害(MCI)を改善する [2018年10月29日(月)]
ヨーロッパの栄養学の専門ジャーナルに、葉酸サプリメントによる軽度認知障害(MCI)の症状改善作用を示した臨床研究が、中国のグループ(Tianjin Medical University)から報告されていました。
(Eur J Nutr. 2017 Dec 18.)



観察研究では、

血中葉酸値の低値と、
認知機能障害との相関が示されています。

また、血中の葉酸値が高いと、アルツハイマー病のリスクが半減するという相関も知られています。


作用機序として、

葉酸による高ホモシステイン血症の改善が考えられます。

(高ホモシステイン血症は、脳萎縮や動脈硬化のリスクであり、アルツハイマー病の原因の一つです。)



今回の研究では、

軽度認知障害(MCI)に対する葉酸サプリメントの24カ月間の投与による働きが検証されました。

具体的には、

MCI患者180名を対象に、


・葉酸サプリメント(400㎍/日)投与群:90名、

・対照群:90名

の2群について、

24カ月間の介入が行われ、

半年ごとに、
認知機能(WAIS-RC)と、
血中アミロイドβが測定されています。



解析の結果、

フォローアップ期間中、

フルスケールIQスコア
および
Information and Digit Span(数唱)のサブドメインのいずれのスコアでも、

対照群に比べて、

葉酸サプリメント投与群の洋が、有意に高値でした。
(P&#8201;<&#8201;0.05)


葉酸サプリメントの介入群では、

血中ホモシステイン値、

SAM(S-adenosylhomocysteine)、

アミロイドβ(Aβ-42)


APP-mRNA発現量

がいずれも有意に減少しました。
(P&#8201;<&#8201;0.05)


また、
S-adenosylmethionine (SAM),

SAM/SAH 比,

DNA methyltransferase mRNA発現は、

いずれも有意な上昇を示しました。
(P&#8201;<&#8201;0.05).

以上のデータから、

軽度認知障害(MCI)に対して、

葉酸サプリメント(400&#13197;/日)の2年間の投与は、

認知機能の改善、および、アミロイドβ関連マーカー値の改善をもたらすと示唆されます。




葉酸はビタミンB群の一つです。

成人の場合、生活習慣病、特に動脈硬化性疾患に対する葉酸サプリメントの効果が知られています。


葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、

ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、

動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。


実際、これまでの観察研究や疫学研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する


葉酸の摂取が多いと認知症が半減:フランスでの研究



DHCは、サプリメント・健康食品のメーカーとして、セルフケアとして、サプリメントの適正使用による認知症の「予防」を啓発しています。



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葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


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ルテインの摂取が認知機能に好影響を与える [2018年10月21日(日)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、ルテインの摂取による認知機能への好影響を示した疫学研究が、米国のグループ(University of Wisconsin)から報告されていました。
(Nutr Neurosci. 2018 Oct 16:1-9.)



食事由来のカロテノイド類は、抗酸化作用や抗炎症作用を介して、

認知機能に対する働きが考えられます。


今回の研究では、

ルテイン及びゼアキサンチンの摂取と、認知機能との関連が検証されました。


具体的には、

米国の全国健康栄養調査(2011-2014 NHNES)での60歳以上の参加者2796名を対象に、

24時間リコール法にて、ルテインとゼアキサンチンの摂取が調べられ、


認知機能の指標との関連が検証されています。

(認知機能として、
CERAD Word Learning sub-test score,
Animal Fluency test score,
Digit Symbol Substitution test score
が測定。)


交絡因子として、

年齢や性別、人種、BMI、世帯収入、教育、飲酒、喫煙などで補正が行われました。



解析の結果、

ルテインとゼアキサンチンの摂取の四分位で、

最低群に比べて、

最高群では、


digit symbol score testの有意な上昇が見出されました。
(2.52 point increase, SE=0.86 points, P=0.01)


人種別解析では、この相関は、白人よりも黒人で顕著であったということです。


以上のデータから、

ルテインとゼアキサンチンの摂取による認知機能の低下予防あるいは低下抑制が示唆されます。

今後、介入研究による臨床的意義の検証が期待される分野です。


認知症予防に関する研究として、次の報告があります。

マインド食で認知機能が7.5歳改善


マインド食と地中海食がアルツハイマー病リスクを半減する



サプリメント・健康食品では、

ホモシステイン血症を改善する葉酸は必須の成分です。

葉酸の摂取が多いと認知症が半減:フランスでの研究

機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。



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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



はじめまして、DHC健康食品です



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サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


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マインド食と地中海食がアルツハイマー病リスクを半減する [2018年09月26日(水)]
昨日に続いて、マインド食の話題です。

マインド食は、米国ラッシュ大学のグループが、地中海食と高血圧の食事療法のDASH食を組み合わせて、認知症予防のために考案した食事パターンです。

2015年にラッシュ大学から、マインド食がアルツハイマー病を50%減らす、というデータが発表され注目されるようになりました。

昨日紹介した研究も同じコホート研究であり、先に発表されています。
その発表の後に、マインド食がアルツハイマー病を半減という別の論文が示されました。
(Alzheimers Dement. 2015 Sep;11(9):1007-14)


まず、先行研究(昨日のブログ)では、地中海食とDASH食のハイブリッドであるマインド食(MIND diet)が、認知機能低下抑制と相関することが見出されました。


続いて、
同年(2015年)に発表された研究では、

マインド食と、アルツハイマー病リスクとの関連が検証されました。

具体的には、

Rush Memory and Aging Project (MAP)に参加したボランティア、
58歳から98歳までの被験者923名を対象に、

平均4.5年間のフォローアップが行われ、

食事調査票による評価と、アルツハイマー病リスクとの関係が調べられています。

マインド食への順守率は、マインド食スコアにより、3分位で評価されました。


解析の結果、

アルツハイマー病のリスクは、

マインド食への順守率が低い(3分位で最低群)に比べて、

三分位で中位群では、

35%のリスク低下
(HR = 0.65, 95% CI 0.44, 0.98)

最高群では、

53%のリスク低下


という有意な相関が見出されたということです。
(HR = 0.47, 95% CI 0.26, 0.76)



なお、地中海食とDASH食でも、一定の効果が見出されています。

三分位で、最高群と最低群の比較により、

DASH食では、39%の有意なリスク低下
(HR = 0.61, 95% CI 0.38, 0.97)

地中海食では、
54%のリスク低下でした。

(HR = 0.46, 95% CI 0.26, 0.79)


以上のデータから、

マインド食、

地中海食、

DASH食のいずれの食事パターンでも、

アルツハイマー病リスクが半減することが示唆されます。


順守率が高い群では、地中海食は、マインド食と同等以上の効果を示しています。

一方、
マインド食では、順守率が中位群(三分位で中位)でも、一定の効果がみられたという特徴があります。
(ほかの2つの食事パターンでは、中位群では有意差は検出されませんでした。)


したがって、
地中海食、

DASH食、

マインド食(地中海食とDASH食のハイブリッド)

の3つの中では、

順守率が高い場合には、

アルツハイマー病リスク低減効果が最も高いのは地中海食であり、

ほぼ同程度の効果がマインド食にも期待できること、

また、マインド食では、ほどほどの順守率でも効果が期待できること

などが示唆されます。



マインド食では、下記のように、「推奨される食材」と「避けるべき食材」が挙げられており、頻度も目安として示されています。

「推奨される食材」

緑黄色野菜:週6日以上

その他の野菜:1日1回以上

ナッツ類:週5回以上

ベリー類:週2回以上

豆類:週3回以上

全粒穀物:1日に3回以上

魚:なるべく多く

鶏肉:週2回以上

オリーブオイル(エキストラヴァージン):優先して使う

赤ワインもしくは緑茶:1日グラス1杯


「避けるべき食材」

赤身の肉:週4回以下

バター:なるべく少なく

チーズ:週1回以下

お菓子:週5回以下

ファストフード:週1回以下



なお、日本では、塩分の摂取量が多いので、マインド食の食材のバランスを参考にしつつ、塩分の摂取量を抑えることも重要です。


DHCでは、マインド食や地中海食に欠かせないエクストラバージンオリーブを扱っています。






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マインド食で認知機能が7.5歳改善 [2018年09月25日(火)]
認知症の予防のための食事として、MIND食(マインド食)が注目されています。

MIND食(マインド食)による認知症の発症予防効果は、シカゴのラッシュ(Rush)大学のグループにより、2015年に発表されました。


マインド食では、地中海食とDASH食をベースに、認知機能の維持のために食材を組み合わせており、認知症予防のための食事療法です。


マインド食では、積極的に摂るといい食材を10項目、控えるべき食材を5項目、示されています。
(頻度も目安として示されています。)


ラッシュ大学による研究では、

Rush Memory and Aging Project (MAP)という研究の参加者1,545 名から、960名(平均年齢81.4 ± 7.2歳、女性が75%)のデータが解析の対象となり、

コホート研究として、
平均4.7年間のフォローアップが行われました。



マインド食では、下記のように、「推奨される食材」と「避けるべき食材」が挙げられており、頻度も目安として示されています。


「推奨される食材」

緑黄色野菜:週6日以上

その他の野菜:1日1回以上

ナッツ類:週5回以上

ベリー類:週2回以上

豆類:週3回以上

全粒穀物:1日に3回以上

魚:なるべく多く

鶏肉:週2回以上

オリーブオイル(エキストラヴァージン):優先して使う

赤ワインもしくは緑茶:1日グラス1杯


「避けるべき食材」

赤身の肉:週4回以下

バター:なるべく少なく

チーズ:週1回以下

お菓子:週5回以下

ファストフード:週1回以下



以上を目安に、遵守率を3段階に分けて、マインド食スコアが計算され、認知機能との相関が調べられました。



解析の結果、

マインド食への遵守率が高いほど(MINDスコアが高いほど)、

認知機能の低下が有意に抑制されていたということです。
(β = 0.0092; P < .0001)


(なお、マインド食スコアは、地中海食スコアやDASH食スコアとの相関が見出されています。)


マインド食への遵守率の3分位で、
最高群は、最低群に比べて、

認知機能の低下速度は抑制され、

7.5歳、若い年齢に相当したということです。



以上のデータから、

マインド食による認知機能の低下抑制作用が示唆されます。


なお、日本では、塩分の摂取量が多いので、マインド食の食材のバランスを参考にしつつ、塩分の摂取量を抑えることも重要です。


DHCでは、マインド食や地中海食に欠かせないエクストラバージンオリーブを扱っています。




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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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脳の加齢を防ぎ認知症を予防する食事と栄養:レビュー [2018年09月24日(月)]
今日は、認知症予防学会の最終日でした。

午前中のプレナリーレクチャーでは、例によって学会の名称とはずれており、
認知症「予防」の話ではなくて、認知症発症後の「共生社会」についての研究報告でした。

発表内容自体は、高島平団地における観察研究と介入研究の結果であり、認知症及びMCIの現状と課題を示すものではありました。

しかし、認知症「予防」に関することではなく、認知症「発症後」の地域共生社会を目指す地域包括ケア/地域包括支援センターの話なので、特段、目新しいものではないという印象でした。

さて、本日の私的なお勉強日記です。

今月の栄養学の専門ジャーナルに、認知機能の維持や脳の加齢に対する最近の食事療法のエビデンスレビューが、オーストラリアのグループ(Edith Cowan University)から報告されていました。
(Curr Nutr Rep. 2018 Sep;7(3):139-149)


これまでの研究により、
認知症の予防には、食事の見直しが重要であることが分かっています。


今回のレビューでは、

最近5年間に発表された研究から、

認知機能と加齢による脳の変化に対する食事療法について、

地中海食(MeDi)

高血圧に対する食事療法(DASH、Dietary Approaches to Stop Hypertension)

MIND食(マインド食、Mediterranean-DASH Intervention for Neurodegenerative Delay食)

の有用性が検証されました。


解析の結果、

まず、これらの食事パターンへの遵守率が高いほど、

脳機能が維持され、認知機能の低下が抑制されることが見出されました。

次に、
3つの食事パターンの比較では、

地中海食やDASH食よりも、MIND食のほうが、認知機能低下抑制作用が顕著でした。



地中海食は、地中海沿岸地方の伝統食であり、これまでの多くの研究によって、生活習慣病の予防効果が示されています。

DASH食は、米国NIHが1997年に発表した高血圧の改善のための食事療法であり、心血管リスク低減作用が示されています。

NIHにより、1993から1997年に「DASH食研究」というRCTが行われました。

具体的には、米国の男女459名を対象に、
・通常食、
・野菜や果物の多い食事、
・DASH食の3群で比較したところ、
DASH食の降圧作用が最も顕著であり、

高血圧患者では収縮期血圧が平均11.4mmHg低下しました。

DASH食の降圧作用は、カリウムやマグネシウムが豊富であり、ナトリウム/塩分を排泄することによると考えられます。



MIND食(マインド食)は、シカゴのRush大学のグループが2015年に発表したもので、
地中海食とDASH食を組み合わせた、認知症予防のための食事療法です。


地中海食、DASH食、MIND食のいずれも、

野菜、果物、豆類といった植物性食品が豊富であり、

動物性食品や飽和脂肪酸の摂取が制限されるという共通点があります。


地中海食やMIND食では、オリーブオイルが推奨されます。


したがって、認知症の予防には、地中海食、MIND食の食材をベースに、
エクストラバージンオリーブを使う食事が推奨されます。


サプリメント・健康食品では、

ホモシステイン血症を改善する葉酸は必須の成分です。

葉酸の摂取が多いと認知症が半減:フランスでの研究



機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

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posted at 23:53 | この記事のURL
認知症対策:学会の名称に現状が追い付いていない? [2018年09月23日(日)]
今日は、認知症予防学会の2日目でした。

日本において、認知症に係わる医学医療分野での学術グループには、日本認知症学会、認知症ケア学会、認知症予防学会などたくさんの学会や研究会があります。

昨日からの連休中の3日間、東京での開催でしたので、日本認知症予防学会に参加しています。

学会自体は、盛況な大会でした。
医療分野での多職種が集まり、さまざまな興味深いセッションがあり、私も勉強になりました。

一方、学会の内容が、学会の名称にまだ追いついていないという印象はぬぐえませんでした。

つまり、認知症予防学会なので、本来なら、認知症の「予防」を中心とした研究が期待されます。

しかし、現時点では、他の学会と同じく、予防というよりは、認知症の早期発見、軽度認知障害への介入、認知症発症後の地域包括ケア、地域共生社会に関するテーマがほとんどであったと感じました。


本来、認知症「予防」学会ですので、予防のための具体的なテイラーメイドの食事療法や運動に加えて、健康食品・サプリメントに関するセッションももっとあっていいように思います。
(全くないわけではありませんが。)

「予防」といいつつ、予防になっていないのは、認知症に限らず、医学関係の学会ではよくあることです。

特に、製薬メーカーが協賛していると、製薬メーカーとしては「病人が増えたら儲かる」というビジネスモデルなので、病気自体の予防というよりは、せいぜい、早期発見早期治療となります。
(極論ですが、認知症治療薬のメーカーにとっては、発症自体が予防されると商売にならないので、認知症になっても住みやすい地域共生社会を、というところで企業イメージを作り上げようとしています。)

(もちろん、当事者や家族には治療薬の適正使用や新薬パイプラインの情報提供は必要です。
私は、保険診療の外来も担当しており、
臨床現場で、認知症の患者さんも継続的に診ております。
認知症に対しては、統合医療によるアプローチでフォローアップを行っています。
したがって、当事者や家族の医療介護ニーズには直面し、対応しています。)

(新オレンジプランでしめされた認知症対策は当たり前なのですが、私が学会に参加して疑問に感じたのは、「予防」学会なのに、予防についてのトピックがなさすぎる、ということです。)

食品成分は働き方が緩徐なので、エビデンスの構築が困難である、という課題もあります。

なお、機能性食品成分としては、抗炎症作用としてオメガ3系脂肪酸(EPA、DHA)は少し話が出てきました。


DHCは、サプリメント・健康食品のメーカーとして、セルフケアとして、サプリメントの適正使用による認知症の「予防」を啓発しています。


境町葉酸サプリプロジェクト:健康長寿社会の実現を目指して



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posted at 23:54 | この記事のURL
アルツハイマー予防デーイベント [2018年09月21日(金)]
今日、9月21日は、「世界アルツハイマーデー」です。

各地で、アルツハイマー病や認知症に関する啓発イベントが開催されています。


国際アルツハイマー病協会(ADI)が、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と定めました。

背景は、1994年9月21日、スコットランドのエジンバラで第10回国際アルツハイマー病協会国際会議が開催され、
会議の初日の日を「世界アルツハイマーデー」と宣言したということです。

さて、本日、神奈川県松田町では、
アルツハイマー予防デーイベント「脳年齢若返り」フォーラムが開催されました。

DHCは、健康づくりと地域活性化などで松田町と包括連携協定を締結しています。

「認知症を予防して健康長寿に!
脳年齢若返りのための食事とサプリメント・健康食品」
として出講させていただきました。


認知症について、日本では超高齢社会が到来し、高齢者が増えるから、認知症患者が増えるのもやむを得ない、というような雰囲気があります。

そして、「認知症になっても住みやすい共生社会を」というような啓発がよく行われています。

しかし、アメリカやイギリス、スウェーデンでは、認知症患者が減っている、という報告があります。

機能性食品成分は、脳萎縮を抑制し、認知症を予防するのに有用な成分があります。

欧米では広く食品行政で、活用されているので、そのことが、認知症の減少という結果をもたらしたとも考えられます。

(これに対して、食品行政が無策な日本や中国では、認知症が増えています。)

私自身は、
認知症になってから住みやすい社会を、
という立場ではなく、
機能性食品/サプリメントを活用して、認知症を予防しましょう、
という立場です。


今日の講演では、最新のエビデンスに基づき、
アルツハイマー病、認知症予防に活用できるサプリメントのお話をさせていただきました。





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認知症の予防、介入、ケア:ランセット総説 [2018年08月27日(月)]
駐車場からの出庫時、精算金額の表示が4万円になってしまいました。





さて、本日の私的なお勉強日記です。


認知症の予防、認知症に対する介入、認知症のケアについてまとめられたランセットの総説を読んでみました。
(Lancet. 2017 Dec 16;390(10113):2673-2734.)


日本や中国では認知症は、増えていますが、

アメリカやイギリス、スウェーデンなどの先進国では、すでに認知症は減少しています。

米国では認知症が24%も減少:2000年と2012年の比較 




総説では、認知症のリスクが10個挙げられており、それぞれの寄与度が%で示されています。

10項目のリスクのうち、介入可能なのは9項目です。


認知症のリスクファクターと寄与度、ライフコースの関係は、


・先天的な素因(遺伝的背景):ApoE遺伝子変異 7%

・人生の初期の段階:11年から12年の初等教育の欠如: 8%
(追加での教育が予防に寄与するかどうかは不明)

・中年期:
失聴 9%
高血圧 2%
肥満 1%

・老年期:
喫煙 5%
うつ病 4%
運動不足 3%
社会的孤立 2%
糖尿病 1%

となっています。


以上のうち、介入可能な9項目の合計寄与度は35%です。

また、総説では、食事についても言及されており、

地中海食+エクストラバージンオリーブによる認知症の予防効果が紹介されています。




地中海食による認知症予防効果



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イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


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ブドウおよびブルーベリーポリフェノールが健常高齢者の認知機能を改善する [2018年07月23日(月)]
今月の老年学の専門ジャーナル(電子版)に、ブドウ及びブルーベリー由来ポリフェノールによる認知機能への作用を検証した臨床研究が、フランスのグループ(Nutrition et Neurobiologie Int&#233;gr&#233;e)から報告されていました。
(J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2018 Jul 19.)


植物性食品に含まれるポリフェノールには、抗酸化作用や抗炎症作用があり、生活習慣病リスク低減作用が示されています。

今回の研究では、

健常高齢者において、
ブドウ及びブルーベリー由来ポリフェノール抽出物(PEGB)による認知機能への作用が検証されました。



具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

健常な高齢ボランティア(60-70歳)215名を対象に、

1日あたり600 mgのPEGB (258 mgのフラボノイド含有)投与群、

偽薬投与群

の2群について、6か月間の介入が行われ、

主アウトカムは、
CANTAB Paired Associate Learning (PAL)
(視空間的な記憶のテスト:画面上に配置された複数のボックスに様々な図形を提示し,特定の図形の位置を記憶)
であり、

副アウトカムは、

言語エピソード記憶(VRM)とワーキングメモリ(SSP)

です。



まず、
全般の解析では、
PEGB投与によるPALへの有意な影響は検出されませんでした。

次に、

VRM自由再生(VRM free recall)は、PEGB投与群にて有意な改善が見出されました。


四分位での層別解析では、

試験開始時に、

認知機能が低下傾向にあった群では、

PEGB投与に好反応が見出されました。


また、同グループでは、

PEGB投与によるVRMの改善も見出されたということです。


その他、

PEGB投与と尿中代謝物の解析では、

介入終了後の時点において、

フラバン3オールの尿中代謝物の濃度と、記憶能の改善との間に有意な相関が認められました。


以上のデータから、

ブドウおよびブルーベリー由来ポリフェノール含有サプリメント投与により、

健常高齢者での加齢による認知機能/記憶能の低下に対する改善作用が示唆されます。


今後、認知症やMCIに対する介入による臨床的意義の検証が期待される分野です。


機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。






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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



はじめまして、DHC健康食品です



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サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


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posted at 23:58 | この記事のURL
葉酸が認知症を防ぐメカニズム:レビュー [2018年06月26日(火)]
今月の神経科学の専門ジャーナル(電子版)に、葉酸による認知機能への作用に関するレビュー論文が掲載されていました。
(Neurol Sci. 2018 Jun 23)


ビタミンB群の1種である葉酸は、認知症の予防効果が知られています。

ただし、葉酸に関する「日本人の食事摂取基準2015年版」は、貧血を予防するための設定であり、葉酸の摂取量は240マイクログラムとなっています。

一方、米国やWHOなど世界的な基準では、動脈硬化や認知症を予防するのに必要な量である400マイクログラムが設定されています。

(女子栄養大学のさかど葉酸プロジェクトでは、食材や葉酸強化食品から、1日あたり400マイクログラムの葉酸の摂取を啓発しています。)


さて、今回のレビューでは、葉酸による神経・認知機能への保護作用メカニズムについて調べられました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, ISI Web of Knowledge, Science Direct, Scopus, Ovid, and Cochrane Library databases)

2017年11月までの臨床研究や基礎研究での関連論文が検索され、142報が抽出され、

クライテリアに基づいて36報が解析の対象となりました。


レビューの結果、

葉酸サプリメントは、

血中ホモシステイン値を低下させ、

血管保護作用を示し、

炎症状態を抑え、

脳内の葉酸欠乏を改善、

抗酸化作用といった機序によって、

認知機能を維持/改善することが見出されました。


特に、

ホモシステインの血中濃度が高値である被験者では、

葉酸の血中濃度を上昇させることにより、より顕著な反応が期待されます。



タンパク質の代謝過程で生じるアミノ酸のホモシステインは、動脈硬化や認知症のリスク因子です。

葉酸は、ホモシステインをメチオニンに代謝することで、血中ホモシステイン値を低下し、生活習慣病リスク低減作用があります。



認知症予防のために葉酸をサプリメントで400マイクログラム摂りましょう!






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ピクノジェノールがMCI(軽度認知障害)を改善 [2018年06月06日(水)]
今月の神経科学の専門ジャーナルに、ピクノジェノールによる認知機能への作用を検証した臨床研究が、イタリアのグループから報告されていました。
(J Neurosurg Sci. 2018 Jun;62(3):279-284.)

昨日に続いて、ピクノジェノールの研究です。



ピクノジェノールは、フランス海岸松に由来する機能性食品素材で、フラボノイド類が主成分です。


フラボノイド類による抗炎症作用や抗酸化作用を介した効果が示されており、生活習慣病の予防や改善作用から、アンチエイジング医学まで、広く利用されています。





今回の研究では、

軽度認知障害(MCI)の被験者において、

ピクノジェノールによる認知機能への作用が検証されました。


具体的には、

MMSE (Mini-Mental State Examination:ミニメンタルステート検査)が18-23の軽度認知障害(MCI)の87名を対象に、

(MCI以外は健康、BMIは26未満、内分泌異常はない被験者)

・標準治療群:44名、

・ピクノジェノール(150mg/日)投与群:43名、

の2群について、8週間の介入が行われました。


解析の結果、

ピクノジェノール群では、

MMSEは、開始時の21.64±1.5から、

8週間後には、25.64±1.4と有意な増加(改善)を示しました (P<0.05)。


一方、

対照群でのMMSEは、

開始時は22.43±1.2で、

8週間後には23.00±1.3となり、介入前後での有意差は認められませんでした。


MMSEの上昇(改善)の幅は、

ピクノジェノール群では18%、

標準治療群では2.48%でした。
(P<0.05)


以上のデータから、

ピクノジェノールによるMCI(軽度認知障害)の改善作用が示唆されます。


今後、補完療法としての検証が期待される分野です。


DHCでは、安全性・有効性・経済性(費用対効果)に優れた
ピクノジェノール
を製品化しています。



機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


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イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


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ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

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posted at 23:55 | この記事のURL
米国では認知症が24%も減少:2000年と2012年の比較  [2018年05月15日(火)]
現在、日本では、認知症が大きな問題となっています。

高齢者ドライバーが高速道路を逆走して交通事故、

というニュースも特に珍しくはなくなりましたし、

高齢者の免許返納に関する話題もあります。


H24年の厚生労働省の推計では、
65歳以上の高齢者の4人に一人が認知症あるいは認知症予備軍とされました。

3500万人以上の高齢者のうち、800万人以上が該当します。


さらに、
要介護者となる原因の第1位が、認知症であり(H28年国民生活基礎調査)、

認知症患者の増加が日本では大きな問題となっています。



米国でも、ベビーブーマー世代の大量退職など社会の高齢化が進みつつあり、

認知症患者の増加の可能性が考えられてきました。

一方で、

最近の米国やその他の高所得国の一部では、過去25年間にわたり、加齢による認知症リスクの低下を示唆する研究もあります。


実際、米国や一部の先進国では、認知症が減少している、という報告があります。

例えば、昨年、米国医師会ジャーナル(JAMA)に報告された研究では、

認知症の罹患率について、2000年と2012年の間の比較が行われていました。
(JAMA Intern Med. 2017 Jan 1;177(1):51-58.)


この研究では、

米国において、

2000年と2012年の認知症の罹患率の比較が行われました。


具体的には、

全米での65歳以上を対象にした縦断研究である「Health and Retirement Study (HRS)」のデータから、

2000年の時点での&#8201;10&#8239;546名と、

2012年の時点での10&#8239;511名を対象にして、認知症の罹患が調べられています。


主アウトカムは、
認知症であり、HRSの認知機能測定が用いられました。




今回のコホート研究での被験者の平均年齢は、

2000年では75.0歳
(95% CI, 74.8-75.2 years)

2012年では74.8歳
(95% CI, 74.5-75.1 years)
でした。

性別で女性の割合は、
2000年では58.4% (95% CI, 57.3%-59.4%)、

2012年では56.3% (95% CI, 55.5%-57.0%)

でした。


65歳以上での認知症の罹患率は、

2000年時点の11.6%から、
(95% CI, 10.7%-12.7%)

2012年時点には8.8%へと
(95% CI, 8.2%-9.4%)
(年齢と性別で標準化後は8.6%)

有意に減少していました。
(P&#8201;<&#8201;.001).


層別解析では、

教育の期間が長いほど、認知症のリスクが低く、

2000年から、2012年の間に、

教育の年数は、有意に増加していました。
(11.8年 [95% CI, 11.6-11.9 年]から、12.7年[95% CI, 12.6-12.9 年]; P&#8201;<&#8201;.001)



米国の高齢者において、
心血管リスク(高血圧や糖尿病、肥満の罹患率)は、
この期間、年齢と性別で補正後に、有意に増加していましたが、

認知症の罹患率は低下していました。



以上のコホート研究でのデータから、

2000年から2012年にかけて、

米国での認知症の罹患率は有意に減少したこと、

この期間、教育を受ける期間は有意に長くなっていること、

が見出されました。

一方、
認知症が減少した理由として、

社会的な因子、行動変容、あるいは医学的な因子などが関与するのかどうかは明確ではありません。、

したがって、

論文著者らは、

高齢者における認知症の罹患率に関して、発症リスク低減をもたらした因子の解明のためにも、さらにモニターリングを継続する、と考察しています。



前述のように、認知症は日本では大きな社会問題となっており、さまざまな対策が行われています。

要介護者となる原因の第1位が認知症となっていることから、認知症になっても住みやすい社会づくりなどの政策もあります。

しかし、認知症を予防し、認知症の罹患率を減らす施策のほうが重要です。

今回の研究では、米国では、肥満や高血圧、糖尿病などが増えたにもかかわらず、高齢者での認知症は減少したとあります。

これらの疾患が関与しないわけではないので、この傾向が今後も続くかどうかは検証する必要はあります。

米国と日本の最も大きな違いとして、
環境的には、米国ではスモークフリーの社会の実現に向けて、強力な禁煙推進を図ってきました。
その成果の一つが、がん死亡の減少として現れています。
今回の認知症の減少にも、喫煙対策が関係していると思われます。

また、食事の関係では、葉酸の摂取増加があります。
米国では、FDAが1998年から、シリアルなど穀類への葉酸の添加を義務化しました。

その直後から、脳卒中の死亡率は著減しています。

葉酸は、高ホモシステイン血症を改善することで、認知症のリスクを低減する作用が確立しています。
(高ホモシステイン血症は、動脈硬化のリスクであり、また、脳萎縮のリスクです。)


今回の研究で示された、米国の高齢者での認知症の罹患率の減少という原因は、おそらく一つではなく、複数の社会的及び生活環境的な因子が関係していると推測されます。

日本でも、スモークフリーの社会の実現、葉酸の摂取の啓発(強化食品やサプリメントの活用)などに取り組むべきと考えます。


葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する



世界81カ国では、葉酸が穀類などに添加され、神経管閉鎖障害リスク低減策がとられています。
(ただし、日本では、葉酸が添加されておらず、H12の当時の厚生省の通知により、栄養補助食品からの摂取が推奨されています。)

認知症予防のために葉酸をサプリメントで400マイクログラム摂りましょう!





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posted at 23:53 | この記事のURL
ルテインによる視機能と認知機能の改善作用@高齢者 [2018年04月21日(土)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、高齢者におけるルテインの視機能への作用を検証した臨床研究が、米国のグループ(University of Georgia)から報告されていました。
(Nutrients. 2018 Apr 7;10(4).)



ルテインは、脂溶性カロテノイドの1種であり、緑葉野菜や卵黄などに含まれています。

先行研究では、加齢黄斑変性症の予防効果や認知機能への好影響が示されています。

ルテインが高齢者の脳機能に好影響を与える



今回の研究では、

高齢者において、
ルテインとゼアキサンチンの投与により、視覚空間処理能と意思決定能への作用が検証されました。

具体的には、

地域居住の高齢者51名(平均71.75歳)を対象に、

ルテイン/ゼアキサンチンが投与され、

fMRIによる脳スキャンで評価が行われました。

解析の結果、

ルテインとゼアキサンチンの濃度が高い被験者では、

タスク負荷時の血中酸素濃度依存型(BOLD)シグナルの減少がfMRIにて脳の各部位で認められました。


今回のデータから、

高齢者におけるルテインサプリメントの投与は、認知機能への好影響が示唆されます。






ルテインは、眼科領域のサプリメントとして機能性が確立しています。

具体的には、加齢黄斑変性症の予防に有用であるとして、日本眼科学会のガイドラインでも摂取が推奨されている成分です。

最近では、次の報告があります。

ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析

ルテインによる視覚処理速度改善作用


また、
次のような研究も知られています。


ルテインによる肌質改善効果




ルテイン 光対策 30日分【機能性表示食品】
眼の黄斑色素濃度を高めてコントラスト感度を維持・改善! 光刺激から守る!






加齢黄斑変性症の予防のためのサプリメントであるルテインやビタミンCサプリメントをDHC製品でとるなら、マルチビタミンやマルチミネラルに加えて、
次の組み合わせになります。



ルテイン 30日分
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日本眼科学会も、加齢黄斑変性症治療ガイドラインにおいて、
AMD予防のために、ルテインサプリメントを推奨しています。


DHCは、OTC医薬品も製品化しています。

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現代人の目の疲れ・かすみ・かゆみ、目の充血に





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posted at 23:54 | この記事のURL
アルツハイマー病や軽度認知障害(MCI)ではビタミンDが低値 [2018年03月18日(日)]
脳科学の専門ジャーナルに、アルツハイマー病や軽度認知障害(MCI)患者において、認知機能指標(MMSE)および血中ビタミンD値の状態を調べた臨床研究が、福岡大学のグループから報告されていました。
(Brain Behav. 2018 Feb 9;8(3):e00936.)


ビタミンDには抗炎症作用があり、生活習慣病予防に有用です。

さまざまな慢性疾患や難治性疾患、生活習慣病の患者において、血中ビタミンD低値が示されています。


先行研究では、次の報告があります。

ビタミンD低値と認知症リスクの関連:メタ解析



今回の研究では、

軽度認知障害(MCI)およびさまざまなステージのアルツハイマー病患者において、

認知機能検査(MMSE)と血中ビタミンD値(25(OH)D3および1,25(OH)2D3)との関連が検証されました。


具体的には、

福岡大学病院の患者230名(74歳以上)を対象に、

・健常者:61名、

・軽度認知障害(MCI):61名、

・アルツハイマー病患者:内訳;軽度41名、中程度35名、重症32名

の3群を対象に、

認知機能検査(MMSE)、

血中ビタミンD、
(25 (OH)D3 (ng/ml) と1,25(OH)2D3 (pg/ml)

が調べられました。


解析の結果、

MCI患者および軽度/中等度/重症のAD患者では、

MMSEスコアおよび25(OH)D3が低下していました。


MMSEの性別での変動幅は、
健常群(11%) であり、


25(OH)D3の相違での変動幅は、

MCI (15%) 、AD (26%)でした。


ROC解析では、

MMSEは

MCIの診断について、感度82%、特異度98%であり、
(AUC, 0.906; CI 95%, 0.847-0.965; sensitivity 82%; specificity, 98%)

ADの診断について、感度100%、特異度98%
(AUC, 0.997; CI 95%, 0.992-1; sensitivity, 100%; specificity, 98%)

でした。

また、
血中ビタミンD(25(OH)D3)は、

MCIの診断で、感度90%、特異度54%
(AUC, 0.765; CI 95%, 0.681-0.849; sensitivity, 90%; specificity, 54%)

ADの診断で、
感度97%、特異度79%
(AUC, 0.843; CI 95%, 0.782-0.904; sensitivity, 97%; specificity, 79%)

でした。


MCIに関して、

MMSEは97.6%の正確度で予測でき
(Wald, 15.22, β, -0.162; SE, 0.554; OR = 0.115:0.039-0.341; p = .0001)

ビタミンD値(25(OH)D3)は80%の正確度で予測しました。
(Wald, 41,013; β, -0.213; SE, 0.033; OR = 0.808: 0.757-863; p = .0001)



また、

ビタミンD値(25(OH)D3)は、

重症ADの有意な予測因子でした。


以上のデータから、


軽度認知障害(MCI)およびアルツハイマー病において、

MMSEに加えて、血中ビタミンD値の低下が予測因子と考えられます。

今後、ビタミンDサプリメント投与による臨床的意義の検証が期待される分野です。


先行研究では、次の報告があります。


ビタミンD低値と認知症リスクの関連:メタ解析


ビタミンDが低いと認知機能が低下する 




一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。

例えば下記の研究があります。

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


線維筋痛症患者はビタミンDが低値:メタ解析


ビタミンD不足が腰痛と相関:メタ解析


統合失調症の発症前にはビタミンD不足と葉酸不足が先行:メタ解析


不妊男性へのビタミンDサプリメントが出生率を上げる


ビタミンKとビタミンDの充足が関節機能の維持に重要


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ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。






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posted at 23:56 | この記事のURL
アルツハイマー病患者では血中カロテノイドが低値:メタ解析 [2018年02月19日(月)]
アルツハイマー病研究の専門ジャーナルに、アルツハイマー病患者での血中カロテノイド値を調べた観察研究のメタ解析が、イギリスのグループ(Queen's University Belfast)から報告されていました。
(J Alzheimers Dis. 2018;62(1):305-317.)


血中の抗酸化物質は、抗酸化作用を介して、アルツハイマー病のリスクを低減すると考えられます。

今回の研究では、血中の10種類の抗酸化物質について、アルツハイマー病と、正常対照群との比較が行われました。

具体的には、

52報の観察研究/コホート研究を対象に検証が行われた結果、

アルツハイマー病患者では、

血中αカロテン、βカロテン、リコピン、ルテイン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、尿酸が有意に低値であったということです。


一方、

ベータクリプトキサンチンとゼアキサンチンでは有意差は認められませんでした。


アルツハイマー病患者において、カロテンやビタミンのサブクラスの低値が見出されることから、これらの抗酸化作用による疾病リスク低減効果が推察されます。

今後、介入試験による検証が期待される分野です。


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PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


・オメガ3系脂肪酸:DHAとEPA

オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果

DHAが軽度認知障害(認知症予備群)を改善




一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。








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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


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posted at 23:52 | この記事のURL
エクストラバージンオリーブオイルが高齢者の認知機能を改善する [2018年01月22日(月)]
今月の医学専門誌に、エクストラバージンオリーブオイルによる高齢者での認知機能への好影響を示した臨床研究が、イタリアのグループから報告されていました。
(J Transl Med. 2018 Jan 19;16(1):10.)


地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する


オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下


バージンオリーブオイルの心臓病予防作用


地中海食による認知症予防効果


さて、

今回の研究では、

高齢者において、

地中海食をベースにした食事で、

通常の食用オイルを、

短期間のエクストラバージンオリーブオイルで置き換えた場合の認知機能への影響が検証されました。


具体的には、

イタリアの高齢者180名を対象に、

・地中海食+エクストラバージンオリーブオイル(20-30グラム/日)

・地中海食(対照群)

の2群について、1年間の介入が行われ、

認知機能関連指標が調べられました。


各群55名ずつ、合計110名(平均年齢70歳)が試験を完了しました。


解析の結果、

1年後の時点で、

オリーブオイルの摂取量以外では、両群間で有意差は示されませんでした。


次に、

地中海食に、エクストラバージンオリーブオイル追加群では、

地中海食単独群に比べて、

認知機能関連指標での改善がより顕著に認められました。



以上のデータから、

論文著者らは、

高齢者において、

地中海食をベースにした食事に、

比較的少量のエクストラバージンオリーブオイルを追加することで、

認知機能の改善が示され、

エクストラバージンオリーブオイルは、神経保護作用のためのベストな食用オイルであると考察しています。


近年の研究では、
単なるオリーブオイルではなく、
オリーブ由来のポリフェノールが豊富なエクストラバージンオリーブオイルのほうが、優れた機能性を有することが分かってきました。


ただし、日本では、JAS基準のオリーブオイルが出回っており、エクストラバージンオリーブオイルの品質が国際基準と比べて、高くありません。


エクストラバージンオリーブオイルの基準は、
IOC(国際オリーブ協会)では酸度0.8%以下、
JASの基準では酸度が2%未満です。


DHCのエクストラバージンオリーブオイルは、
酸度はわずか0.2%以下となっています。



機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

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