サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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葉酸が認知症を防ぐメカニズム:レビュー [2018年06月26日(火)]
今月の神経科学の専門ジャーナル(電子版)に、葉酸による認知機能への作用に関するレビュー論文が掲載されていました。
(Neurol Sci. 2018 Jun 23)


ビタミンB群の1種である葉酸は、認知症の予防効果が知られています。

ただし、葉酸に関する「日本人の食事摂取基準2015年版」は、貧血を予防するための設定であり、葉酸の摂取量は240マイクログラムとなっています。

一方、米国やWHOなど世界的な基準では、動脈硬化や認知症を予防するのに必要な量である400マイクログラムが設定されています。

(女子栄養大学のさかど葉酸プロジェクトでは、食材や葉酸強化食品から、1日あたり400マイクログラムの葉酸の摂取を啓発しています。)


さて、今回のレビューでは、葉酸による神経・認知機能への保護作用メカニズムについて調べられました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, ISI Web of Knowledge, Science Direct, Scopus, Ovid, and Cochrane Library databases)

2017年11月までの臨床研究や基礎研究での関連論文が検索され、142報が抽出され、

クライテリアに基づいて36報が解析の対象となりました。


レビューの結果、

葉酸サプリメントは、

血中ホモシステイン値を低下させ、

血管保護作用を示し、

炎症状態を抑え、

脳内の葉酸欠乏を改善、

抗酸化作用といった機序によって、

認知機能を維持/改善することが見出されました。


特に、

ホモシステインの血中濃度が高値である被験者では、

葉酸の血中濃度を上昇させることにより、より顕著な反応が期待されます。



タンパク質の代謝過程で生じるアミノ酸のホモシステインは、動脈硬化や認知症のリスク因子です。

葉酸は、ホモシステインをメチオニンに代謝することで、血中ホモシステイン値を低下し、生活習慣病リスク低減作用があります。



認知症予防のために葉酸をサプリメントで400マイクログラム摂りましょう!






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グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



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posted at 23:58 | この記事のURL
ピクノジェノールがMCI(軽度認知障害)を改善 [2018年06月06日(水)]
今月の神経科学の専門ジャーナルに、ピクノジェノールによる認知機能への作用を検証した臨床研究が、イタリアのグループから報告されていました。
(J Neurosurg Sci. 2018 Jun;62(3):279-284.)

昨日に続いて、ピクノジェノールの研究です。



ピクノジェノールは、フランス海岸松に由来する機能性食品素材で、フラボノイド類が主成分です。


フラボノイド類による抗炎症作用や抗酸化作用を介した効果が示されており、生活習慣病の予防や改善作用から、アンチエイジング医学まで、広く利用されています。





今回の研究では、

軽度認知障害(MCI)の被験者において、

ピクノジェノールによる認知機能への作用が検証されました。


具体的には、

MMSE (Mini-Mental State Examination:ミニメンタルステート検査)が18-23の軽度認知障害(MCI)の87名を対象に、

(MCI以外は健康、BMIは26未満、内分泌異常はない被験者)

・標準治療群:44名、

・ピクノジェノール(150mg/日)投与群:43名、

の2群について、8週間の介入が行われました。


解析の結果、

ピクノジェノール群では、

MMSEは、開始時の21.64±1.5から、

8週間後には、25.64±1.4と有意な増加(改善)を示しました (P<0.05)。


一方、

対照群でのMMSEは、

開始時は22.43±1.2で、

8週間後には23.00±1.3となり、介入前後での有意差は認められませんでした。


MMSEの上昇(改善)の幅は、

ピクノジェノール群では18%、

標準治療群では2.48%でした。
(P<0.05)


以上のデータから、

ピクノジェノールによるMCI(軽度認知障害)の改善作用が示唆されます。


今後、補完療法としての検証が期待される分野です。


DHCでは、安全性・有効性・経済性(費用対効果)に優れた
ピクノジェノール
を製品化しています。



機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。






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posted at 23:55 | この記事のURL
米国では認知症が11.6%から8.8%へ減少:2002年から2012年の比較 [2018年05月15日(火)]
現在、日本では、認知症が大きな問題となっています。

高齢者ドライバーが高速道路を逆走して交通事故、

というニュースも特に珍しくはなくなりましたし、

高齢者の免許返納に関する話題もあります。


H24年の厚生労働省の推計では、
65歳以上の高齢者の4人に一人が認知症あるいは認知症予備軍とされました。

3500万人以上の高齢者のうち、800万人以上が該当します。


さらに、
要介護者となる原因の第1位が、認知症であり(H28年国民生活基礎調査)、

認知症患者の増加が日本では大きな問題となっています。



米国でも、ベビーブーマー世代の大量退職など社会の高齢化が進みつつあり、

認知症患者の増加の可能性が考えられてきました。

一方で、

最近の米国やその他の高所得国の一部では、過去25年間にわたり、加齢による認知症リスクの低下を示唆する研究もあります。


実際、米国や一部の先進国では、認知症が減少している、という報告があります。

例えば、昨年、米国医師会ジャーナル(JAMA)に報告された研究では、

認知症の罹患率について、2002年と2012年の間の比較が行われていました。
(JAMA Intern Med. 2017 Jan 1;177(1):51-58.)


この研究では、

米国において、

2000年と2012年の認知症の罹患率の比較が行われました。


具体的には、

全米での65歳以上を対象にした縦断研究である「Health and Retirement Study (HRS)」のデータから、

2000年の時点での&#8201;10&#8239;546名と、

2012年の時点での10&#8239;511名を対象にして、認知症の罹患が調べられています。


主アウトカムは、
認知症であり、HRSの認知機能測定が用いられました。




今回のコホート研究での被験者の平均年齢は、

2000年では75.0歳
(95% CI, 74.8-75.2 years)

2012年では74.8歳
(95% CI, 74.5-75.1 years)
でした。

性別で女性の割合は、
2000年では58.4% (95% CI, 57.3%-59.4%)、

2012年では56.3% (95% CI, 55.5%-57.0%)

でした。


65歳以上での認知症の罹患率は、

2000年時点の11.6%から、
(95% CI, 10.7%-12.7%)

2012年時点には8.8%へと
(95% CI, 8.2%-9.4%)
(年齢と性別で標準化後は8.6%)

有意に減少していました。
(P&#8201;<&#8201;.001).


層別解析では、

教育の期間が長いほど、認知症のリスクが低く、

2000年から、2012年の間に、

教育の年数は、有意に増加していました。
(11.8年 [95% CI, 11.6-11.9 年]から、12.7年[95% CI, 12.6-12.9 年]; P&#8201;<&#8201;.001)



米国の高齢者において、
心血管リスク(高血圧や糖尿病、肥満の罹患率)は、
この期間、年齢と性別で補正後に、有意に増加していましたが、

認知症の罹患率は低下していました。



以上のコホート研究でのデータから、

2000年から2012年にかけて、

米国での認知症の罹患率は有意に減少したこと、

この期間、教育を受ける期間は有意に長くなっていること、

が見出されました。

一方、
認知症が減少した理由として、

社会的な因子、行動変容、あるいは医学的な因子などが関与するのかどうかは明確ではありません。、

したがって、

論文著者らは、

高齢者における認知症の罹患率に関して、発症リスク低減をもたらした因子の解明のためにも、さらにモニターリングを継続する、と考察しています。



前述のように、認知症は日本では大きな社会問題となっており、さまざまな対策が行われています。

要介護者となる原因の第1位が認知症となっていることから、認知症になっても住みやすい社会づくりなどの政策もあります。

しかし、認知症を予防し、認知症の罹患率を減らす施策のほうが重要です。

今回の研究では、米国では、肥満や高血圧、糖尿病などが増えたにもかかわらず、高齢者での認知症は減少したとあります。

これらの疾患が関与しないわけではないので、この傾向が今後も続くかどうかは検証する必要はあります。

米国と日本の最も大きな違いとして、
環境的には、米国ではスモークフリーの社会の実現に向けて、強力な禁煙推進を図ってきました。
その成果の一つが、がん死亡の減少として現れています。
今回の認知症の減少にも、喫煙対策が関係していると思われます。

また、食事の関係では、葉酸の摂取増加があります。
米国では、FDAが1998年から、シリアルなど穀類への葉酸の添加を義務化しました。

その直後から、脳卒中の死亡率は著減しています。

葉酸は、高ホモシステイン血症を改善することで、認知症のリスクを低減する作用が確立しています。
(高ホモシステイン血症は、動脈硬化のリスクであり、また、脳萎縮のリスクです。)


今回の研究で示された、米国の高齢者での認知症の罹患率の減少という原因は、おそらく一つではなく、複数の社会的及び生活環境的な因子が関係していると推測されます。

日本でも、スモークフリーの社会の実現、葉酸の摂取の啓発(強化食品やサプリメントの活用)などに取り組むべきと考えます。


葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する



世界81カ国では、葉酸が穀類などに添加され、神経管閉鎖障害リスク低減策がとられています。
(ただし、日本では、葉酸が添加されておらず、H12の当時の厚生省の通知により、栄養補助食品からの摂取が推奨されています。)

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posted at 23:53 | この記事のURL
ルテインによる視機能と認知機能の改善作用@高齢者 [2018年04月21日(土)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、高齢者におけるルテインの視機能への作用を検証した臨床研究が、米国のグループ(University of Georgia)から報告されていました。
(Nutrients. 2018 Apr 7;10(4).)



ルテインは、脂溶性カロテノイドの1種であり、緑葉野菜や卵黄などに含まれています。

先行研究では、加齢黄斑変性症の予防効果や認知機能への好影響が示されています。

ルテインが高齢者の脳機能に好影響を与える



今回の研究では、

高齢者において、
ルテインとゼアキサンチンの投与により、視覚空間処理能と意思決定能への作用が検証されました。

具体的には、

地域居住の高齢者51名(平均71.75歳)を対象に、

ルテイン/ゼアキサンチンが投与され、

fMRIによる脳スキャンで評価が行われました。

解析の結果、

ルテインとゼアキサンチンの濃度が高い被験者では、

タスク負荷時の血中酸素濃度依存型(BOLD)シグナルの減少がfMRIにて脳の各部位で認められました。


今回のデータから、

高齢者におけるルテインサプリメントの投与は、認知機能への好影響が示唆されます。






ルテインは、眼科領域のサプリメントとして機能性が確立しています。

具体的には、加齢黄斑変性症の予防に有用であるとして、日本眼科学会のガイドラインでも摂取が推奨されている成分です。

最近では、次の報告があります。

ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析

ルテインによる視覚処理速度改善作用


また、
次のような研究も知られています。


ルテインによる肌質改善効果




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日本眼科学会も、加齢黄斑変性症治療ガイドラインにおいて、
AMD予防のために、ルテインサプリメントを推奨しています。


DHCは、OTC医薬品も製品化しています。

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posted at 23:54 | この記事のURL
アルツハイマー病や軽度認知障害(MCI)ではビタミンDが低値 [2018年03月18日(日)]
脳科学の専門ジャーナルに、アルツハイマー病や軽度認知障害(MCI)患者において、認知機能指標(MMSE)および血中ビタミンD値の状態を調べた臨床研究が、福岡大学のグループから報告されていました。
(Brain Behav. 2018 Feb 9;8(3):e00936.)


ビタミンDには抗炎症作用があり、生活習慣病予防に有用です。

さまざまな慢性疾患や難治性疾患、生活習慣病の患者において、血中ビタミンD低値が示されています。


先行研究では、次の報告があります。

ビタミンD低値と認知症リスクの関連:メタ解析



今回の研究では、

軽度認知障害(MCI)およびさまざまなステージのアルツハイマー病患者において、

認知機能検査(MMSE)と血中ビタミンD値(25(OH)D3および1,25(OH)2D3)との関連が検証されました。


具体的には、

福岡大学病院の患者230名(74歳以上)を対象に、

・健常者:61名、

・軽度認知障害(MCI):61名、

・アルツハイマー病患者:内訳;軽度41名、中程度35名、重症32名

の3群を対象に、

認知機能検査(MMSE)、

血中ビタミンD、
(25 (OH)D3 (ng/ml) と1,25(OH)2D3 (pg/ml)

が調べられました。


解析の結果、

MCI患者および軽度/中等度/重症のAD患者では、

MMSEスコアおよび25(OH)D3が低下していました。


MMSEの性別での変動幅は、
健常群(11%) であり、


25(OH)D3の相違での変動幅は、

MCI (15%) 、AD (26%)でした。


ROC解析では、

MMSEは

MCIの診断について、感度82%、特異度98%であり、
(AUC, 0.906; CI 95%, 0.847-0.965; sensitivity 82%; specificity, 98%)

ADの診断について、感度100%、特異度98%
(AUC, 0.997; CI 95%, 0.992-1; sensitivity, 100%; specificity, 98%)

でした。

また、
血中ビタミンD(25(OH)D3)は、

MCIの診断で、感度90%、特異度54%
(AUC, 0.765; CI 95%, 0.681-0.849; sensitivity, 90%; specificity, 54%)

ADの診断で、
感度97%、特異度79%
(AUC, 0.843; CI 95%, 0.782-0.904; sensitivity, 97%; specificity, 79%)

でした。


MCIに関して、

MMSEは97.6%の正確度で予測でき
(Wald, 15.22, β, -0.162; SE, 0.554; OR = 0.115:0.039-0.341; p = .0001)

ビタミンD値(25(OH)D3)は80%の正確度で予測しました。
(Wald, 41,013; β, -0.213; SE, 0.033; OR = 0.808: 0.757-863; p = .0001)



また、

ビタミンD値(25(OH)D3)は、

重症ADの有意な予測因子でした。


以上のデータから、


軽度認知障害(MCI)およびアルツハイマー病において、

MMSEに加えて、血中ビタミンD値の低下が予測因子と考えられます。

今後、ビタミンDサプリメント投与による臨床的意義の検証が期待される分野です。


先行研究では、次の報告があります。


ビタミンD低値と認知症リスクの関連:メタ解析


ビタミンDが低いと認知機能が低下する 




一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。

例えば下記の研究があります。

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


線維筋痛症患者はビタミンDが低値:メタ解析


ビタミンD不足が腰痛と相関:メタ解析


統合失調症の発症前にはビタミンD不足と葉酸不足が先行:メタ解析


不妊男性へのビタミンDサプリメントが出生率を上げる


ビタミンKとビタミンDの充足が関節機能の維持に重要


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ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。






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posted at 23:56 | この記事のURL
アルツハイマー病患者では血中カロテノイドが低値:メタ解析 [2018年02月19日(月)]
アルツハイマー病研究の専門ジャーナルに、アルツハイマー病患者での血中カロテノイド値を調べた観察研究のメタ解析が、イギリスのグループ(Queen's University Belfast)から報告されていました。
(J Alzheimers Dis. 2018;62(1):305-317.)


血中の抗酸化物質は、抗酸化作用を介して、アルツハイマー病のリスクを低減すると考えられます。

今回の研究では、血中の10種類の抗酸化物質について、アルツハイマー病と、正常対照群との比較が行われました。

具体的には、

52報の観察研究/コホート研究を対象に検証が行われた結果、

アルツハイマー病患者では、

血中αカロテン、βカロテン、リコピン、ルテイン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、尿酸が有意に低値であったということです。


一方、

ベータクリプトキサンチンとゼアキサンチンでは有意差は認められませんでした。


アルツハイマー病患者において、カロテンやビタミンのサブクラスの低値が見出されることから、これらの抗酸化作用による疾病リスク低減効果が推察されます。

今後、介入試験による検証が期待される分野です。


機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


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エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


・オメガ3系脂肪酸:DHAとEPA

オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果

DHAが軽度認知障害(認知症予備群)を改善




一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

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エクストラバージンオリーブオイルが高齢者の認知機能を改善する [2018年01月22日(月)]
今月の医学専門誌に、エクストラバージンオリーブオイルによる高齢者での認知機能への好影響を示した臨床研究が、イタリアのグループから報告されていました。
(J Transl Med. 2018 Jan 19;16(1):10.)


地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する


オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下


バージンオリーブオイルの心臓病予防作用


地中海食による認知症予防効果


さて、

今回の研究では、

高齢者において、

地中海食をベースにした食事で、

通常の食用オイルを、

短期間のエクストラバージンオリーブオイルで置き換えた場合の認知機能への影響が検証されました。


具体的には、

イタリアの高齢者180名を対象に、

・地中海食+エクストラバージンオリーブオイル(20-30グラム/日)

・地中海食(対照群)

の2群について、1年間の介入が行われ、

認知機能関連指標が調べられました。


各群55名ずつ、合計110名(平均年齢70歳)が試験を完了しました。


解析の結果、

1年後の時点で、

オリーブオイルの摂取量以外では、両群間で有意差は示されませんでした。


次に、

地中海食に、エクストラバージンオリーブオイル追加群では、

地中海食単独群に比べて、

認知機能関連指標での改善がより顕著に認められました。



以上のデータから、

論文著者らは、

高齢者において、

地中海食をベースにした食事に、

比較的少量のエクストラバージンオリーブオイルを追加することで、

認知機能の改善が示され、

エクストラバージンオリーブオイルは、神経保護作用のためのベストな食用オイルであると考察しています。


近年の研究では、
単なるオリーブオイルではなく、
オリーブ由来のポリフェノールが豊富なエクストラバージンオリーブオイルのほうが、優れた機能性を有することが分かってきました。


ただし、日本では、JAS基準のオリーブオイルが出回っており、エクストラバージンオリーブオイルの品質が国際基準と比べて、高くありません。


エクストラバージンオリーブオイルの基準は、
IOC(国際オリーブ協会)では酸度0.8%以下、
JASの基準では酸度が2%未満です。


DHCのエクストラバージンオリーブオイルは、
酸度はわずか0.2%以下となっています。



機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


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DHC医薬品通販

医師や薬剤師など専門スタッフがしっかりサポート、DHCの医薬品は、かぜ薬、消炎・鎮痛剤、外皮用薬など商品も充実。



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posted at 23:55 | この記事のURL
DHAが軽度認知障害(認知症予備群)を改善 [2017年12月08日(金)]
神経精神医学の専門ジャーナルに、DHA(ドコサヘキサエン酸)サプリメントにより、軽度認知障害(MCI・認知症予備群)の改善作用を示した臨床研究が、中国のグループ(Tianjin Medical University General Hospital)から報告されていました。
(J Neurol Neurosurg Psychiatry. 2017 Nov 15.)

EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。


DHAの摂取が多いと、アルツハイマー病など認知症リスクが低下することが知られています。


したがって、
DHAサプリメント投与により、

認知症予備軍である軽度認知障害(MCI)への有用性が考えられます。


そこで、

今回の研究では、

MCIの高齢者において、

DHAサプリメントによる作用が検証されました。


具体的には、

中国でのランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

MCIを有する240名の高齢者を対象に、

・1日あたり2グラムのDHA投与群;120名、

・偽薬(コーンオイル)投与群:120名

の2群について、

投与前、6ヶ月、12ヶ月、18ヶ月、24ヶ月の時点で血中アミロイドβ、および認知機能が調べられています。

217名の参加者が試験を完了しました。
(DHA群109名、偽薬群108名)


解析の結果、

フォローアップ中に、

フルスケールIQ、言語IQ、情報サブドメインなどの認知機能関連指標において、

対照群に比べて、

DHAサプリメント投与群のほうが、有意に高値でした。
(p<0.05)


また、

DHAサプリメント投与群では、

血中アミロイドβ-42の濃度、
および
アミロイドβたんぱくの発現mRNAが有意に減少し、
(p<0.05)

Beclin-1 とLC3-II 値の有意な上昇
および
LC3-II mRNA発現の有意な増加が見出されました。
(p<0.05).

以上のデータから、

軽度認知障害(MCI)を有する高齢者において、

1日あたり2グラムのDHAサプリメント投与により、

認知機能の改善及びアミロイドβの減少が示唆されます。




機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

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イチョウ葉エキス(EGb 761)による認知症の周辺症状改善作用:メタ解析 [2017年11月10日(金)]
精神医学の専門ジャーナルに、認知症の周辺症状(BPSD)に対するイチョウ葉エキス製剤(EGb 761)の有用性を示した系統的レビュー/メタ解析が、欧州(スイス、ドイツ)のグループから報告されていました。
(Int Psychogeriatr. 2017 Sep 21:1-9)



イチョウ葉エキスは、抗酸化作用や血小板凝集抑制作用、循環改善作用を有し、認知症の予防や閉塞性硬化症の改善に用いられるハーブサプリメントです。


イチョウ葉エキスには、特有のフラボノイド系ファイトケミカルが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用、血小板凝集作用などを介して、効果を発揮します。


これまでに多くの臨床研究が行われており、認知症などに対して有効性と安全性が示されています。


(イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ)

(イチョウ葉エキスの有効性と安全性)

(イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用)

(イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー)


さて、
今回の研究では、

認知症の周辺症状(BPSD)に対するイチョウ葉エキス製剤EGb 761&#174;の有用性が検証されました。

具体的には、

20週以上の投与期間で、
認知症(アルツハイマー病、脳血管型認知症)の周辺症状(BPSD)(NPIのスコアが6以上)に対するEGb 761&#174;の作用を調べたランダム化偽薬対照比較試験が抽出され、

4報から、
1628名の患者 (EGb 761投与群814名、偽薬群814名)を対象にした22あるいは24週間の介入試験が解析対象となりました。



すべてのRCTから(EGb 761&#174;, 796 名; 偽薬群, 802 名)のデータが解析された結果、

EGb 761投与群では、偽薬群に比べて、

総スコアおよび10項目の各スコアにおいて、有意な改善作用が認められたということです。


また、

介護者のストレススコアの点では、

妄想/幻覚/多幸以外のすべての症状において、

偽薬群に比べて、

イチョウ葉エキス投与群での改善が見出されました。


イチョウ葉エキスの効果は、

主に、試験開始時に認められた症状にて、改善効果が示されました。

また、複数の症状の発生率も減少しています。


以上のデータから、

イチョウ葉エキス製剤EGb 761&#174;の投与による認知症の周辺症状の改善効果が示唆されます。


先行研究では、

イチョウ葉エキスによる認知症の周辺症状改善効果:系統的レビュー

があります。

DHCでは、下記の製品があります。




イチョウ葉 脳内α(アルファ)30日分【機能性表示食品】

イチョウ葉由来の機能性関与成分2種で、脳の血流を改善し、記憶力の維持を!




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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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レスベラトロールとイソフラボンが閉経後の女性の認知機能を維持:系統的レビュー [2017年09月28日(木)]
今月のニューヨーク科学アカデミー紀要に、レスベラトロールおよびイソフラボン類による認知機能への働きを検証した系統的レビューが、オーストラリアのグループ(University of Newcastle)から報告されていました。
(Ann N Y Acad Sci. 2017 Sep;1403(1):150-163.)


現在、日本では、介護が必要となった原因の第1位は、認知症(18.0%)です。

また、要介護者では24.8%が認知症です。


(平成28年 国民生活基礎調査)

したがって、健康寿命を延ばすには、認知症の予防がもっとも大切です。



最近の研究では、

レスベラトロールや植物エストロゲンが、脳血液循環を改善し、閉経後の女性において、認知機能を改善することが示唆されいます。


そこで、

今回の研究では、

レスベラトロール、各種植物エストロゲンによる認知機能への作用が検証されました。

具体的には、

系統的レビューとして、

主要医学データベースから

レスベラトロールや植物エストロゲンを投与し、認知機能を調べたRCTが検索され、

23報が解析の対象となりました。


23報のうち、

イソフラボンのRCTは15報、

レスベラトロールあるいはブドウ由来成分は8報

でした。

解析の結果、

大豆イソフラボンの投与試験6報では、

認知機能に対して好影響が示されました。
(中程度の効果のサイズ)

層別解析では、

閉経後から10年未満の女性、
あるいは、
6ヶ月未満の投与
において、
より大きな効果が示されています。

次に、

レスベラトロールの投与では、
高齢の男女を対象にした4報において、認知機能への好影響が認められました。
(効果のサイズは、小から中程度)

また、閉経後の女性において、

1日あたり150-200mgのレスベラトロールを14週間以上投与した群でも好影響が示されました。


なお、
レッドクローバーやブドウ由来では、認知機能への作用は見出されませんでした。


大豆イソフラボン類あるいはレスベラトロールのサプリメント投与により、

高齢者での認知機能、特に、遂行機能や記憶での改善作用が示されています。


以上のデータから、

高齢者の認知機能に対して、

レスベラトロールや大豆イソフラボンによる好影響が示唆されます。




大豆など植物性食品の一部には、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカルの1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気の他、さまざまな生活習慣病に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

最近の研究として、次の報告が知られています。

大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析




DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。



DHC青汁+豆乳(30缶入)
2つのヘルシー素材がこれ1本!イメージをくつがえすおいしさです!




機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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posted at 23:54 | この記事のURL
アルツハイマー病に対するレスベラトロールの作用:臨床試験第2相  [2017年08月23日(水)]
今月のNY科学アカデミー誌(電子版)に、アルツハイマー病に対するレスベラトロールの作用を検証した臨床研究が、米国のグループ(Georgetown University)から報告されていました。
(Ann N Y Acad Sci. 2017 Aug 16.)



レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。

レスベラトロールは、長寿関連遺伝子の1つであるサーチュイン遺伝子の活性化を介して、アンチエイジング効果があるのでは、と期待されています。

長寿になるかどうかを確認するためのヒト臨床試験は容易ではありませんが、
最近の臨床研究では、内分泌代謝疾患や生活習慣病の改善効果が示唆されています。


アルツハイマー病の病態では、ベータアミロイドの蓄積やタウたんぱくのリン酸化が特徴ですが、まだ不明な点も多く残されています。


中枢神経系へのアミロイドベータの蓄積は、加齢により生じることから、抗加齢分野でのアプローチが考えられます。

抗加齢研究では、基礎研究において、カロリー制限が、アルツハイマー病も含めた慢性疾患のリスクを抑制することが知られており、サーチュイン遺伝子の活性化の関与が考えられています。
(哺乳類のSIRT1)

レスベラトロールは、カロリー制限と同様に、サーチュイン遺伝子発現亢進をもたらします。

そこで、
今回の研究では、

アルツハイマー病に対するレスベラトロールの作用が検証されました。

具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験(臨床試験第2相)として、

軽症から中等度のアルツハイマー病患者120名を対象にレスベラトロールが投与されています。

レスベラトロールは1日あたり500mgで開始し、13週目から1,000mgに増量し、52週間投与されました。

偽薬群では偽薬が投与されています。

レスベラトロール群56名、偽薬群48名が試験を完了しました。


解析の結果、

・レスベラトロールが脳脊髄液中に検出されること(ナノモーラーレベル)

・安全性が高いこと

・アルツハイマー病関連バイオマーカーに変化が見られること、

・血液脳関門の統合性は維持されること、

・中枢免疫系の反応が見られること、

が示されました。

今後、アルツハイマー病あるいは加齢に伴う他の疾患に対して、レスベラトロールの安全性と有効性の検証が期待されます。




レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。

レスベラトロールは、長寿関連遺伝子の1つであるサーチュイン遺伝子の活性化を介して、アンチエイジング効果があるのでは、と期待されています。

長寿になるかどうかを確認するためのヒト臨床試験は容易ではありませんが、
最近の臨床研究では、内分泌代謝疾患や生活習慣病の改善効果が示唆されています。




現在、レスベラトロールは、抗酸化作用や抗炎症作用を有し、代謝に好影響を及ぼすことから、健康維持や生活習慣病予防からアンチエイジングの分野で注目されています。




例えば、基礎研究では、

レスベラトロールによるインスリン抵抗性改善作用


レスベラトロールによる糖尿病予防


レスベラトロールによる糖代謝改善作用


レスベラトロールの心不全リスク低減作用


レスベラトロールによる肥満予防のメカニズム



レスベラトロールによる抗がん作用


レスベラトロールによる大腸がん抑制作用


レスベラトロールの抗炎症作用


動脈硬化抑制作用


という報告があり、


ヒト臨床研究では、

レスベラトロールによる肥満者での代謝改善


レスベラトロールによる糖尿病改善作用



レスベラトロールによる脳循環改善


子宮内膜症関連痛に対するレスベラトロールの効果


レスベラトロールによる運動効果@2型糖尿病患者


という報告が知られています。





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ルテインが高齢者の脳機能に好影響を与える [2017年07月15日(土)]
今月の神経精神医学の専門誌に、ルテイン/ゼアキサンチンサプリメントによる高齢者での脳機能への作用を検証した臨床研究が、ギリシャのグループから報告されていました。
(J Int Neuropsychol Soc. 2017 Jul 11:1-14.)


ルテインは、脂溶性カロテノイドの1種であり、緑葉野菜や卵黄などに含まれています。

今回の研究では、高齢者において、ルテイン/ゼアキサンチンの投与による脳機能への作用が、fMRIを用いて検証されました。




具体的には、

地域居住高齢者44名(平均年齢72歳)を対象に、

・ルテイン+ゼアキサンチン投与群(12mg/日)

・偽薬投与群

の2群について、1年間の投与が行われ、


介入の前後で、fMRIなどを用いて脳機能関連指標が測定され、

群間比較が行われています。


解析の結果、

実薬群では、

言語性学習検査(verbal learning task)での低下抑制が見出されたということです。
(Cohen's d=.84)


また、

課題関連情報を維持・計画に関与する(左の)背外側前頭前野 (dorsolateral prefrontal cortex: DLPFC)、

前帯状皮質(ACC)において、学習に有意な相関が見出されています。


なお、

これらの作用は、

血中酸素濃度依存型(BOLD)シグナルの低下よりも増加にて見出されています。


以上のデータから、

高齢者において、

ルテイン/ゼアキサンチンサプリメントの長期投与による脳認知機能への好影響が示唆されます。

今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。






ルテインは、眼科領域のサプリメントとして機能性が確立しています。

具体的には、加齢黄斑変性症の予防に有用であるとして、日本眼科学会のガイドラインでも摂取が推奨されている成分です。

最近では、次の報告があります。

ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析

ルテインによる視覚処理速度改善作用


また、
次のような研究も知られています。


ルテインによる肌質改善効果




ルテイン 光対策 30日分【機能性表示食品】
眼の黄斑色素濃度を高めてコントラスト感度を維持・改善! 光刺激から守る!







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アルツハイマー病のバイオマーカーとプラズマノーゲンの作用 [2017年05月17日(水)]
今月のアルツハイマー病研究の専門ジャーナル(電子版)に、アルツハイマー病におけるバイオマーカーのレビューが、フランスのグループから報告されていました。
(Curr Alzheimer Res. 2017 May 4.)



認知症は、日本人が要支援要介護になる理由の第2位です。

(男性では第1位が脳卒中、第2位が認知症、女性では、第1位が
認知症)


認知症には、アルツハイマー病や脳血管性認知症、レビー小体型認知症などがあります。

認知症対策としては、予備軍、軽度認知障害(MCI)の段階での介入が重要です。



さて、

今回のレビューでは、アルツハイマー病における病態に対して、その指標(バイオマーカー)がまとめられています。


アルツハイマー病の病態では、ベータアミロイドの蓄積やタウたんぱくのリン酸化が特徴ですが、まだ不明な点も多く残されています。


これまでの研究では、

脂質代謝と疾患との関連が示唆されており、バイオマーカーと考えられています。



アルツハイマー病患者では、

脳内のコレステロール代謝での変化の結果、

24S-ヒドロキシコレステロール値が異常値を示し、

脳脊髄液中や血中でも見出されます。



また、
不飽和脂肪酸に関わる代謝では、

DHAや長鎖不飽和脂肪酸、プラズマノーゲンでの変化がみられ、

これは、

ペルオキシソームの異常、デサチュラーゼの異常、elongase活性の異常

との関連を示唆します。


さらに、

血中脂質の一部は、アルツハイマー病でのバイオマーカーとして有用と考えられており、

アルツハイマー病(AD)の発症に伴って減少する成分の場合には、



健常者から、
軽度認知障害(MCI)やアルツハイマー病(AD)への進展の予見のためのマーカーとしての役割も考えられられます。



これらの脂質バイオマーカー、特に、血中に検出されるマーカーは、

日常臨床において、アルツハイマー病の診断や治療のマーカーとして利用できることが期待されます。


その他、先行研究(PMID: 10411344)では、

アルツハイマー病の病態において、

脳内で減少する脂質代謝マーカーとして、
ホスファチジルエタノールアミンやホスファチジルコリンが見出されています。

また、
ホスファチジルエタノールアミンの低下は、サブクラスのプラズマノーゲンの減少によることが示されています。


したがって、
プラズマノーゲンは、認知症対策の機能性食品成分として注目されており、

MCIやADにおいて、プラズマノーゲンの投与による臨床的意義の検証が期待されます。






ADに相関する遺伝子変異にAPOE遺伝子変異があります。

APOE遺伝子は、アポリポタンパクE(ApoE)というたんぱく質を産生する遺伝子です。


APOE遺伝子は、認知機能に関係することが分かっています。

ApoEは、アミロイドβタンパクと結合し、Aβの蓄積に関与するとされており、

その時の作用には、APOE遺伝子の変異により相違がみられます。

(APOE遺伝子検査では、APOE遺伝子変異のタイプを解析し、認知症に対する疾患感受性を調べることになります。)

APOE遺伝子多型(変異)には、APOE2(ε2)、APOE3(ε3)、APOE4(ε4)があります。


APOE遺伝子変異(ε4)を有する場合、APOE遺伝子型ε2、ε3だけを有する場合と比べ、アルツハイマー病など認知症のリスクが高まるとされています。


一方、APOE遺伝子変異としてε4を有していても、必ず認知症を発症するわけではありません。

生活習慣の改善やサプリメントの適正使用により、発症リスクを低減させることが期待されています。

例えば、
DHA(ドコサヘキサエン酸)は、オメガ3系必須脂肪酸の1種であり、

神経系において、シナプスや神経細胞膜の構成に関与します。




機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


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イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


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PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


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ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

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【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

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アルツハイマー病に対するオメガ3系必須脂肪酸の有用性:系統的レビュー [2017年05月06日(土)]
今月の神経学の専門ジャーナルに、アルツハイマー病に対するオメガ3系必須脂肪酸サプリメントの有用性を検証した系統的レビューが報告されていました。
(Nutr Neurosci. 2017 May 3:1-10)


アルツハイマー病は、神経変性疾患であり、

進行性の記憶障害など認知機能障害を生じます。

オメガ3系脂肪酸は、アルツハイマー病の保護因子として作用することが示唆されています。


今回のレビューでは、

アルツハイマー病の認知機能に対するオメガ3系脂肪酸の有用性に関する検証が行われました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて関連論文が検索され、
(MEDLINE (from PubMed), Excerpta Medica Database, and Cochrane Library databases)

361報のうち、7報が解析の対象となりました。

これらの多くでは、オメガ3系脂肪酸サプリメント投与による有意差は検出できておらず、

いくつかの認知機能の評価においてのみ、オメガ3系脂肪酸サプリメントの有用性が示唆されたということです。

ただし、
軽症のアルツハイマー病では、オメガ3系脂肪酸サプリメントによる好影響が見いだされています。


以上、

今回の系統的レビューで示された、
軽症アルツハイマー病に対するオメガ3系脂肪酸サプリメントの有用性は、

疫学研究/観察研究により示されているオメガ3系脂肪酸摂取によるアルツハイマー病の発症リスク低減効果と合致していると考えられます。

なお、
いくつかの研究では、
より重症な症例での認知機能の変化も示されていますが、

論文著者らは、現時点では、アルツハイマー病の「治療」として、オメガ3系脂肪酸サプリメントを推奨するには十分ではない、と考察しています。




機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。



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posted at 23:56 | この記事のURL
高ホモシステインが認知症を生じるメカニズム [2017年04月07日(金)]
ホモシステインは、タンパク質代謝に伴って生じるアミノ酸で、動脈硬化を惹起することが分かっています。

血中のホモシステインが高値であると、動脈硬化性疾患のリスクが高まります。

また、血中ホモシステインの高値と、脳萎縮との関連も示されています。


そのため、動脈硬化に関連する認知症やアルツハイマー型認知症の予防/リスク低減に対して、高ホモシステイン血症の対策が重要と考えられます。

具体的には、ビタミンB群の1種である葉酸の摂取により、高ホモシステイン血症の改善を介して、認知症予防効果が知られています。

(葉酸は、ホモシステインをメチオニンに代謝します。)


ホモシステインが脳機能を障害し、高ホモシステイン値が認知症のリスクとなるこれまでの研究をまとめてみました。

まず、ホモシステインの血中濃度は、加齢とともに上昇し、脳脊髄液中のタウタンパクリン酸化(P-tau, 181P)と正相関します。
(Obeid 2007)

(タウタンパクリン酸化は、アミロイドベータの蓄積ともにアルツハイマー病の病態です。)


また、
高ホモシステイン血症は、認知機能の低下と相関します。

例えば次の報告があります。

・オランダでの横断研究では、599名での解析にて、高ホモシステイン血症は、葉酸値の低下および認知機能の低下と有意な相関が示されました。
(Mooijaart)

・1991年と2002年のデータを比較したフラミンガム研究では、さまざまな交絡因子での補正後、60歳以上の年代において、ホモシステインの血中濃度と、認知機能との間に負の相関が認められました。
(Elias)

・60歳から90歳の1,033名を対象にしたオランダでの横断研究では、(ホモシステイン値に無関係に)血中葉酸値が高いと、認知機能が維持されている、という有意な相関が示されました。
(de Lau)


・55歳以上のアルツハイマー病患者164名と、対照群76名を比較した横断研究では、アルツハイマー病では、血中ホモシステインが高値であり、血中の葉酸値とビタミンB12が低値であるという相関が見いだされました。
(Clarke)


また、
高ホモシステイン血症が、アルツハイマー病の独立したリスクファクターであるという報告もあります。

・具体的には、
フラミンガム研究から1092名のデータ(男性425名、女性667名、平均年齢76歳)を対象に、8年間のフォローアップを行い、111名の認知症(うち83名がアルツハイマー病)を見出した研究では、認知症およびアルツハイマー病の発症にかかわる独立した強い危険因子であることが示されました。
(Seshadri S, NEJM)

・また、816名(男性382名、女性434名、平均年齢74歳)を対象にしたイタリアでのコホート研究では、4年間のフォローアップで、112名が認知症(うち70名がアルツハイマー病)と診断され、高ホモシステイン血症および血中葉酸の低値は、認知症およびアルツハイマー病の独立した危険因子であることが見いだされました。
(Ravaglia)


その他、日本では、葉酸の代謝に関与する遺伝子多型と、アルツハイマー病との相関が示されています。

具体的には、高齢者施設の52名(男性10名、女性42名、平均年齢87.9 ± 7.7歳)を対象に、MTHFR遺伝子変異を調べたところ、C677T多型のTT型が、アルツハイマー病患者にて有意に高い(患者群21.1% vs. 対照群15%)ことが見いだされており、MTHFR遺伝子のTT型では、1日当たり400マイクログラムの葉酸サプリメントの摂取を推奨しています。
(Kagawa 2008)


ホモシステインの高値が、認知症を生じる作用機序に関しては、次のように考えられています。

・グルタミン酸受容体の過興奮による神経細胞障害/細胞死が誘導される,
・血管内皮細胞の障害から細動脈硬化となり生じた無症候性ラクナ梗塞
(Garcia)

(*興奮性神経伝達の多くは、グルタミン酸がつかさどっており、興奮伝達が過剰になると、グルタミン酸受容体から細胞内にイオンが過剰に流入し、ニューロンを障害し、神経細胞死を引き起こします。例えば、脳梗塞や脳外傷、てんかんなどに伴う急性脳障害に働くメカニズムで、グルタミン酸受容体からのナトリウムイオンの急激な細胞内流入が原因とされます。このような、神経細胞の過剰興奮に起因する神経細胞死のことを興奮性細胞死と呼びます。)


その他、
血中の低葉酸値は、無症候性ラクナ梗塞により、大脳皮質の萎縮を生じるという報告、
(Snowdon)

血中ホモシステイン値が高値であると、海馬の萎縮を生じると報告があります。
(den Heijer)


さらに、
うつ病患者では、血中ホモシステインが高く、脳脊髄液中の葉酸が低値であること、

葉酸が低値であると、S-アデノシルメチオニンが減少し、メチル化反応の低下により、ノルアドレナリンからアドレナリンの産生減少からうつ状態を生じる、という報告もあります。
(Bottiglieri)



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レスベラトロールの軽度認知障害への有用性 [2017年03月28日(火)]
今月の神経科学の専門ジャーナルに、軽度認知障害患者において、レスベラトロールによる海馬の構造への作用を検証した臨床研究が、ドイツのグループ(Charit&#233; - University Medicine Berlin)から報告されていました。
(Front Neurosci. 2017 Mar 7;11:105)



レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。



先行研究では、
健常な高齢者において、

レスベラトロールサプリメントによる糖代謝改善作用、海馬の機能的結合の改善(RSFC; resting-state functional connectivity)、記憶能の改善などが示唆されています。


そこで、

今回の研究では、

認知症の予備軍である軽度認知障害(MCI)患者において、レスベラトロールの有用性が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検臨床試験として、

MCI患者40名(女性21名、50-80歳)を対象に、

・レスベラトロール投与群(200mg/日、18名)

・偽薬投与群(22名)

の2群について、26週間の試験が行われ、

介入の前後で、糖代謝関連指標が測定され

認知機能検査および

MRIにより海馬の評価(容積、微細構造、RSFC)が行われています。
(3T) (n = 14 vs. 16)


解析の結果、

偽薬群に比べて、

レスベラトロール投与群では、

HbA1cの有意な低下、
(p = 0.059)


右海馬でのRSFCの有意な亢進
(p < 0.001)


左海馬容積の維持が見出されました。
(p = 0.061)


なお、
記憶能に関しては両群に有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

軽度認知障害患者において、

レスベラトロール投与により、糖代謝改善、海馬の容積維持、海馬RSFCの改善が示唆されます。





レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。

レスベラトロールは、長寿関連遺伝子の1つであるサーチュイン遺伝子の活性化を介して、アンチエイジング効果があるのでは、と期待されています。

長寿になるかどうかを確認するためのヒト臨床試験は容易ではありませんが、
最近の臨床研究では、内分泌代謝疾患や生活習慣病の改善効果が示唆されています。




現在、レスベラトロールは、抗酸化作用や抗炎症作用を有し、代謝に好影響を及ぼすことから、健康維持や生活習慣病予防からアンチエイジングの分野で注目されています。




例えば、基礎研究では、

レスベラトロールによるインスリン抵抗性改善作用


レスベラトロールによる糖尿病予防


レスベラトロールによる糖代謝改善作用


レスベラトロールの心不全リスク低減作用


レスベラトロールによる肥満予防のメカニズム



レスベラトロールによる抗がん作用


レスベラトロールによる大腸がん抑制作用


レスベラトロールの抗炎症作用


動脈硬化抑制作用


という報告があり、


ヒト臨床研究では、

レスベラトロールによる肥満者での代謝改善


レスベラトロールによる糖尿病改善作用



レスベラトロールによる脳循環改善


子宮内膜症関連痛に対するレスベラトロールの効果


レスベラトロールによる運動効果@2型糖尿病患者


という報告が知られています。







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posted at 23:53 | この記事のURL
ルテインの血中濃度と認知機能が相関する [2017年03月26日(日)]
老年医学の専門ジャーナルに、高齢者において、ルテインの血中濃度と認知機能との関連を調べた疫学研究が、英国とアイルランドのグループから報告されていました。
(J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2017 Jan 20.)


ルテインは、カロテノイド系ファイトケミカルの1種で、ホウレン草やコーン、卵黄に多く含まれています。

ルテインとゼアキサンチンは、キサントフィルと総称されます。



血中のルテインやゼアキサンチンの低値と、

高齢者での認知機能の低下との関連が示唆されています。


今回の研究では、

アイルランドでの老化に関する縦断研究の一環として、
(Irish Longitudinal Study on Ageing)

50歳以上の4,076名を対象に、

血中キサントフィル類と認知機能との関連が検証されました。


解析の結果、

血中ルテインとゼアキサンチンが高値であると、

全般的な認知機能、記憶、執行能に関連するスコアが有意に高いという関連が見出されました。

また、
血中ゼアキサンチンの高値は、処理速度の高スコアとの関連も見出されました。


以上のデータから、

高齢者において、

血中ルテインが高値であると認知機能が維持されている、という相関が示唆されます。


ルテインは、眼の網膜に集積してブルーライトから網膜を守る作用を持っています。


今回の研究では、ルテインの高値が独立した因子として、認知機能の高スコアの有意な相関が示されています。

因果関係については、
ルテインの直接あるいは間接的な働きが認知機能に好影響を与えるのか、あるいは、ルテインの高値となるようなライフスタイルにおいて、食生活などの他の因子による働きなのか、さらに検討が必要と考えられます。




ルテインは、眼科領域のサプリメントとして機能性が確立しています。

具体的には、加齢黄斑変性症の予防に有用であるとして、日本眼科学会のガイドラインでも摂取が推奨されている成分です。


最近では、次の報告があります。

ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析

ルテインによる視覚処理速度改善作用


また、
次のような研究も知られています。


ルテインによる肌質改善効果


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機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

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ラベンダーアロマセラピーの認知症デイケアでの有用性 [2017年03月13日(月)]
薬理学研究の専門ジャーナルに、認知症デイケア施設におけるラベンダーアロマセラピーの有用性を検証した臨床研究が、米国のグループ(University of Florida)から報告されていました。
(J Drug Assess. 2017 Jan 23;6(1):1-5)


アロマセラピー(アロマテラピー、芳香療法)は、

リラクセーションだけではなく、

医療分野において、補完療法としての応用研究が行われています。




特に注目されるのは、認知症の関連症状の改善作用です。



今回の研究では、

認知症デイケアセンターにおいて、

主アウトカムとして、

ラベンダーにより、

行動・心理上の症状(例えば徘徊、焦燥性興奮、怒り、不安など)への作用

また、
副アウトカムとして、

行動・心理症状の頻度と、

年齢、性別などの関連について検証が行われました。




具体的には、

NPO組織による認知症成人デイケア施設において、

日中のモニタリングを必要とする、65歳以上の認知症患者を対象に、

1日2回、20分間のラベンダーアロマセラピーを2か月間実施し、

介入の前後で行動・心理症状の比較が行われています。



解析の結果、

まず、
行動・心理症状の全体の頻度は、介入の前後での有意差は認められませんでした。
(p&#8201;=&#8201;.06)




次に、

介入の前後で、

焦燥性興奮の頻度(総数)は、有意な減少を示しました。
(129 vs. 25; p value&#8201;<&#8201;.01)




その他の指標では、

有意差は認められていません。



年齢コホートでは、

85歳から100歳の群に比べて、

70歳から85歳の群でAGTは、有意に低下していました。
(p value&#8201;=&#8201;.04)


以上のデータから、

ラベンダーアロマセラピーによる、
認知症患者の焦燥性興奮の改善作用が示唆されます。

(この効果は、70歳から85歳の年齢層によりより顕著でした。)



アロマセラピーによる認知症の症状改善作用は、複数の研究によって支持されています。


例えば、日本での研究では、

アロマ精油のディフューザーを用いて、


午前中の2時間、ローズマリー+レモン

午後の2時間、ラベンダー+オレンジ

のアロマセラピーによる効果が知られています。





DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。




認知症に対するアロマセラピーのプロトコールは、



朝9:00−11:00の2時間

レモン2滴 & ローズマリー4滴

(1滴は0.02cc)

をアロマディフューザーで。


夕方19:30−21:30の2時間

オレンジ2滴 & ラベンダー4滴
(1滴は0.02cc)


です。



DHC製品では、



レモン(オーガニック)840円 5ml



ローズマリー(オーガニック) 892円 5ml 




夕方

オレンジスウィート(オーガニック)840円 5ml




ラベンダー(オーガニック) 1575円 5ml




となります。



1瓶あたり精油が5ml入っていますので、


1回4滴0.08ml  62回分

1回2滴 0.04ml 125回分


として、

1瓶で

2か月から4か月間、利用できます。



認知症に対して、アロマセラピーは、費用対効果の高い、安全な補完療法と考えられます。





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イチョウ葉エキスによる血管性認知症の症状改善作用 [2017年03月07日(火)]
神経精神医学の専門ジャーナルに、イチョウ葉エキスによる血管性認知症の症状改善作用を示した臨床研究が、クロアチアのグループから報告されていました。
(Neuropsychiatr Dis Treat. 2017 Feb 16;13:483-490.)



イチョウ葉エキスは、抗酸化作用や血小板凝集抑制作用、循環改善作用を有し、認知症の予防や閉塞性硬化症の改善に用いられるハーブサプリメントです。


イチョウ葉エキスには、特有のフラボノイド系ファイトケミカルが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用、血小板凝集作用などを介して、効果を発揮します。


これまでに多くの臨床研究が行われており、認知症などに対して有効性と安全性が示されています。



今回の研究では、

血管性認知症に対するイチョウ葉エキスの安全性と有用性が検証されました。



具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、


血管性認知症患者90名(平均年齢67.1±8.0歳、女性59歳)を対象に、

・イチョウ葉エキス120mg摂取群、

・イチョウ葉エキス 60mg摂取群、

・偽薬投与群

の3群について、6ヶ月間の介入が行われています。




有用性について、

各種の認知機能関連指標が測定されました。


(Sandoz Clinical Assessment Geriatric Scale, Folstein Mini-Mental State Examination, Mattis Dementia Rating Scale, and Clinical Global Impression)


また、
経頭蓋ドプラ超音波での評価も用いられました。


安全性については、

血液生化学検査や有害事象で評価されました。


解析の結果、

6ヵ月後の時点で、

イチョウ葉エキス(120mg、60mg)投与群では、

偽薬群に比べて、

認知機能指標のCGIでの有意な改善が認められました。

(2.6±0.8 vs 3.1±0.7 vs 2.8±0.7, respectively; P=0.038)


イチョウ葉エキス投与群と比べて、

偽薬群では、

CGIスコアが悪化しました。
(-0.3±0.5; P=0.021)


経頭蓋ドプラ超音波では、両群間に有意差は認められませんでした。

なお、

因果関係を問わない有害事象は、一般的なものおよび重大なものがそれぞれ、

イチョウ葉では8名と9名、

偽薬群ではいずれも16名に見出されました。


生化学検査などでは両群間に有意差は見出されていません。


以上のデータから、


血管性認知症に対するイチョウ葉エキスの有用性と安全性が示唆されます。



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イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析



イチョウ葉エキス


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PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用



エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果



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・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果



脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。




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イチョウ葉エキスが軽度認知障害患者での二重課題歩行を改善する [2017年02月15日(水)]
今月の臨床老年医学の専門ジャーナル(電子版)に、軽度認知機能障害患者において、イチョウ葉エキスが二重課題歩行を改善したという臨床研究が、スイスのグループ(University Center for Medicine of Aging)から報告されていました。
(Aging Clin Exp Res. 2017 Feb 8.)


イチョウ葉エキスは、抗酸化作用や血小板凝集抑制作用、循環改善作用を有し、認知症の予防や閉塞性硬化症の改善に用いられるハーブサプリメントです。



イチョウ葉エキスには、特有のフラボノイド系ファイトケミカルが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用、血小板凝集作用などを介して、効果を発揮します。


これまでに多くの臨床研究が行われており、認知症などに対して有効性と安全性が示されています。


二重課題(デュアルタスク)トレーニングは、複合的に課題を課し、注意を分散させて歩行動作の遂行能力、安全性、安定性を高める目的で行われます
(高齢者の転倒や認知症の予防するリハビリであり、多くのプログラムが開発されています。)

(二重課題歩行には、運動課題(例:水を入れたコップを持って歩くなど)、認知課題(例:簡単な計算をしながら歩くなど)の2つがあります。)



軽度認知障害(MCI)患者では、

歩行が不安定であり、特に、二重課題の状態では顕著となり、転倒リスクも大きくなります。



そこで、今回の研究では、

軽度認知障害患者において、

イチョウ葉エキスが歩行の安定性を改善するかどうか、つまり、空間時間的変数への影響が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

二重課題歩行障害を有する50歳から85歳の軽度認知障害(MCI)患者50名を対象に、

・イチョウ葉エキス投与群(240mg, 分2; Symfona forte)

・偽薬投与群

の2群について6ヶ月間の介入試験が行われています。


また、

続いて、

6ヶ月間のオープンラベル試験として、イチョウ葉エキスが同じ用量用法で投与され、


0、3,6,12ヶ月の時点で

歩行が評価されました。



解析の結果、

6ヵ月後の時点で、

二重課題歩行でのケイデンス(歩効率;単位時間内の歩数)が、

対照群に比べて、

イチョウ葉エキス投与群において有意に増加しました。
(p&#8201;=&#8201;0.019, d&#8201;=&#8201;0.71)


また、

6ヶ月以降において、

イチョウ葉エキス投与群において、

二重課題歩行速度の増加傾向、

歩行周期変動(ストライド変動)の改善傾向が認められました。



以上のデータから、

1日あたり240mgのイチョウ葉エキスを6ヶ月以上投与することにより、

軽度認知障害患者での二重課題歩行障害の改善作用が示唆されます。




機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。

地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



DHCが日本のサプリを健康にします。


「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

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