サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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クロレラによる原発性月経困難症の症状軽減作用 [2018年09月14日(金)]
産婦人科学の専門ジャーナルに、原発性月経困難症に対するクロレラの作用を検証した臨床研究が、イランのグループ(Ahvaz Jundishapur University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Eur J Obstet Gynecol Reprod Biol. 2018 Aug 27;229:185-189.)


クロレラは、食用藻の一種で、タンパク質、ビタミン類、鉄分といった栄養素が豊富に含まれています。




原発性月経困難症は、女性のQOLを低下させてしまう病態です。

クロレラは、抗炎症作用や鎮痛作用を有することから、月経困難症に対する有用性が示唆されます。


そこで、今回の研究では、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

原発性月経困難症を有する若年女性44名を対象に、


・クロレラ投与群;
1日あたり1500mgのクロレラ含有ソフトカプセル、

・偽薬投与群

の2群について、

8週間の介入試験が行われました。


質問票を用いて、月経に関する調査及び食事調査が行われ、

体組成、炎症関連マーカー、酸化マーカーなどが介入の前後で測定されました。

(プロスタグランジンE2 (PGE2), PGF2a, hs-CRP、MDAなどが調べられています。)


解析の結果、

まず、
クロレラ投与群では、

PGE2, PGF2a, hs-CRP, MDAの有意な低下が認められました。
(P&#8201;<&#8201;0.05)

次に、

月経痛の重症度や期間は、

偽薬群に比べて、

クロレラ投与群において、有意な減少を認めました。
(p&#8201;<&#8201;0.05)


月経困難症に関連した全身症状(疲労、頭痛、悪心、嘔吐、エネルギー欠如)は、

クロレラ投与群において、有意な減少を示しました。
(p&#8201;<&#8201;0.05)


なお、体組成や栄養素の摂取量については、

両群間で有意差は見出されませんでした。


以上のデータから、


原発性月経困難症に対して、

クロレラの摂取による疼痛や重症度の有意な減少、

プロスタグランジ値、炎症マーカー、抗酸化マーカーの有意な改善が示唆されます。


今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。





クロレラやスピルリナに関する研究として、次のような報告があります。


スピルリナによる脂質代謝改善作用:メタ解析


肥満治療におけるスピルリナの有用性


クロレラによるQOL改善作用@乳がん患者



クロレラによる血管機能改善作用


クロレラによる抗酸化作用@日本人高齢者



クロレラによる血管内皮機能改善作用



クロレラによる抗酸化作用@喫煙者



妊婦におけるクロレラサプリメントの効果




スピルリナの抗酸化作用 



スピルリナによる免疫賦活作用




スピルリナによる糖尿病治療薬の副作用軽減




スピルリナによる脂質代謝改善作用:メタ解析




DHCでは、

クロレラ


スピルリナ


を製品化しています。






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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



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posted at 23:56 | この記事のURL
ウコンおよびクルクミンによる腸内細菌叢への作用 [2018年08月12日(日)]
統合医療研究の専門ジャーナルに、ウコン及びクルクミン含有サプリメントによる腸内細菌叢への作用を検証した臨床研究が、米国のグループ(UCSD)から報告されていました。
(J Evid Based Integr Med. 2018 Jan-Dec;23:2515690)


ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。


ピペリンは、胡椒の辛味成分であり、

ウコンの吸収率を高めることから、ウコンのサプリメントに含まれています。


先行研究では、ウコンのクルクミンによる糖代謝改善作用が示されています。




クルクミンによる耐糖能異常での血糖低下作用:メタ解析




さて、
今回の研究では、

ウコン及びクルクミンによる腸内細菌叢への作用が検証されました。


具体的には、

・ウコンタブレット+ピペリン投与群:6名、

・クルクミン+ピペリン投与群:5名、

・偽薬投与群:3名

の3群について、

16S rRNA菌叢解析による腸内細菌叢の解析が行われました。

(16S rRNA菌叢解析では、菌がもつ16S rRNA遺伝子をPCRで増幅、次世代シーケンサーで解析し、細菌の種類や分布を解析します。)


解析の結果、

172 から325 種の菌種が検出されました。


菌種は、

偽薬群では、

15%減少したのに対して、


ウコン投与群では、
介入後に7%の菌種の増加が認められ、

クルクミン投与群では、
69%の増加が見出されました。


なお、
ウコンやクルクミンに対する腸内細菌叢の変化は、個人差が大きいことも見出されました。

レスポンダー群とノンレスポンダー群があり、

レスポンダー群で増加がみられた菌種は、
Clostridium spp.,
Bacteroides spp.,
Citrobacter spp.,
Cronobacter spp.,
Enterobacter spp.,
Enterococcus spp.,
Klebsiella spp.,
Parabacteroides spp.,
Pseudomonas spp
などでした。

一方、
減少した菌種は、Blautia spp. と Ruminococcus spp.であったということです。


被験者はすべて、

介入期間中を通じて、細菌叢の変化が見出され、

また、介入に対する反応における個人差も認められました。


ウコン及びクルクミンの投与に対するレスポンダー群では、腸内細菌叢の変化は類似していたことから、

ウコン及びクルクミンに特異的な働きが考えられます。


今後、ウコン及びクルクミンを用いた個別化医療としてのサプリメントの適正使用を進めるために、臨床的意義の検証が期待される分野です。




DHCでのウコンサプリメントには、下記の製品があります。


濃縮ウコン 徳用90日分
3種のウコンパワーで不調をブロック




DHC速攻ウコンゼリー 3包入
酒席のお供「速攻ウコン」の、常備&携帯に便利なゼリータイプ!







乳酸菌は、ベーシックなサプリメントとして利用が推奨されます。

様々な乳酸菌が製品化されていますので、自分にあった菌種を選ぶことが大切です。

具体的には、1ヶ月ほど試してみて、整腸作用も含めて体調をみるようにします。
(整腸作用は、乳酸菌の摂取後数日間の間に変化を感じると思います。もし、軟便あるいは下痢傾向になってしまうのであれば、他の菌種に変更します。

また、1-3ヶ月から数ヶ月間のサイクルで菌種をローテーションしてもいいでしょうし、複数の種類を同時にとることも大丈夫です。

ヨーグルトなどの発酵食品でもいいのですが、数百グラムを毎日食べるのは大変ですし、
確実に乳酸菌を摂るには、サプリメントの利用が手軽で続けやすいと思います。




プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。
最近の研究では、次の報告があります。




プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析



プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析




プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析





DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


生菌ケフィア



複合サプリメント(グッドスルー)


乳酸菌EC-12 30日分

5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!


などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、


血糖ファイバー 30日分【機能性表示食品】

≪臨床試験済≫食後の血糖値が気になる方に。食後血糖のピーク値を抑える!




があります。






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ビーツ(ビートルート)果汁の運動能への作用 [2018年07月15日(日)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、ビーツ(ビートルート、てんさい)果汁の摂取による運動能への作用を検証した臨床研究が、ブラジルのグループ(Universidade Estadual de Maringa)から報告されていました。
(Appl Physiol Nutr Metab. 2018 Jul 9.)



ビーツ(ビート)には、ベタシアニンというポリフェノールが含まれており、抗酸化作用による機能性が示唆されます。


今回の研究では、

ビートジュースの摂取による10qランニングへの作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検偽薬対照クロスオーバー試験として、

レクレーション・ランナーの男性14名(平均年齢27.8 ± 3.4歳)を対象に、

10kmランニングテストが、

試験開始時、ビート果汁摂取後、偽薬対照摂取後の3回、行われました。

実薬群は420mlのビート果汁飲料 (8.4 mmol NO3-/day)を3日間と、測定日当日は2時間前の投与、

対照群は、420mlの偽薬投与 (0.01 mmol NO3-/day)投与でした。


アウトカムとして、

平均速度(MV)、

最大心拍数(HRmax),

主観的最大運動強度 (RPEmax)

などが測定されています。


解析の結果、

10qの時間については、両群間で有意差は見出されませんでした。
(BRJ: 50.1 ± 5.3; PLA: 51.0 ± 5.1 min, p = 0.391)

また、平均速度も同程度でした。
(BRJ: 12.1 ± 1.3; PLA: 11.9 ± 1.2 km&#183;h-1, p = 0.321)


一方、
最初の5qに要する時間は、

偽薬対照群に比べて、

ビート果汁摂取群において、有意に短くなっていました。
(P = 0.027)


以上のデータから、

レクレーションとしての10q走を行う男性ランナーにおいて、

ビーツ果汁摂取による運動能の向上作用が示唆されます。

DHCでは、ポリフェノールを含むサプリメントを製品化しています。


ポリフェノール
4種類のポリフェノールを手軽に補給




DHCでは、大学との共同研究にて、

DHCのコエンザイムQ10投与によって、運動負荷時の活性酸素による酸化障害の抑制作用を報告しています。



具体的には、

トレッドミルを用いた60分間の持久走の負荷に際して、運動前の1週間、DHCのコエンザイムQ10 およびビタミンC、ビタミンEを摂取した群では、摂取しなかった群に比べて、尿中8-OHdG値の上昇が抑制(=運動による酸化障害の発生が抑制)されたというデータです。

運動習慣を有する場合、

マルチビタミンマルチミネラルに加えて、





コエンザイムQ10、



αリポ酸、



ビタミンC(ハードカプセル)、



ビタミンBミックス


アミノ酸



を利用することが好ましいと考えられます。




コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。








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posted at 23:52 | この記事のURL
マンゴー果肉の摂取による抗炎症作用 [2018年05月31日(木)]
今月の分子栄養学の専門ジャーナルに、マンゴー果肉の摂取による抗炎症作用を示した臨床研究が、米国のグループ(Texas A&M University)から報告されていました。
(Mol Nutr Food Res. 2018 May 24:e1800129.)



マンゴーは、ガロタンニン(gallotannin)由来ポリフェノールを含み、抗炎症作用があると考えられます。


今回の研究では、

非肥満者および肥満者において、

マンゴー果肉の摂取による炎症およびない分泌代謝への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化臨床試験として、

18歳から65歳の
非肥満12名(BMI 18-26.2)と肥満者9名(BMI > 28.9)を対象に、

1日あたり400gのマンゴー果肉を6週間摂取させ、

炎症サイトカイン類と内分泌代謝指標が、介入の前後で調べられています。


解析の結果、

まず、

非肥満の被験者では、

6週間の介入後に、
収縮期血圧が4mmHg低下しました。

また、

肥満の被験者では、

HbA1c とPAI-1が それぞれ 18% と 20%低下したということです。


肥満者では、
IL-8とMCP-1の血中AUCの低下も見出されました。


さらに、
相関解析では、

マンゴー果肉摂取により、

炎症惹起サイトカイン類、PAI-1、HbA1cへの好影響が見出されたということです。



以上のデータから、

マンゴー果肉の摂取により、肥満者での炎症惹起サイトカイン類の減少(改善)が示唆されます。

今後、臨床的意義の検証が期待されます。

なお、果肉からポリフェノールを抽出して、サプリメントを利用する、というのであればいいと思いますが、

マンゴー果肉を毎日取るというのは、東南アジアやインドなどの産地ならともかく、日本や欧米では非現実的です。

また、そもそも、果糖の過剰摂取によるデメリットが大きいように思います。




DHCでは、ポリフェノールなどの機能性食品成分を含むサプリメントを製品化しています。



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posted at 23:53 | この記事のURL
クランベリー果汁による内分泌代謝改善作用@肥満者 [2018年03月04日(日)]
栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、低カロリー高ポリフェノールのクランベリー果汁摂取による抗炎症作用と抗酸化作用、脂質代謝改善作用を示した臨床研究が、米国のグループ(Washington State University)から報告されていました。
(Eur J Nutr. 2018 Feb 23.)


クランベリーやブルーベリーなどベリー類には、ポリフェノールが含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病予防が知られています。


今回の研究では、

過体重/肥満以外は健康な被験者において、

低カロリーのクランベリー果汁による酸化や炎症、内分泌代謝系への作用が検証されました。


具体的には、

過体重あるいは肥満(上半身肥満/腹部肥満)の男女(30-70 years; BMI 27-35 kg/m2)の78名を対象に、


ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

・低カロリー/高ポリフェノールのクランベリー果汁450mL、

・対照群450mL

の8週間の介入が行われ、

介入の前後で、糖代謝、脂質代謝、酸化指標などが測定されました。


解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

クランベリー果汁の単回投与群では、

エンドセリン1の低下、NOの上昇、還元型/酸化型グルタチオン比の上昇、インターフェロンγの上昇が認められました。
(P&#8201;<&#8201;0.05)


次に、

クランベリー果汁の8週間の投与後では、

偽薬投与群に比べて、

空腹時CRPの有意な低下、

インスリン値の有意な低下、

HDLコレステロール値の有意な上昇(P&#8201;<&#8201;0.05)が見出されました。


以上のデータから、

肥満/過体重の状態において、

低カロリー・高ポリフェノールのクランベリー果汁飲料の摂取による抗酸化作用・抗炎症作用および糖代謝・脂質代謝の改善作用が示唆されます。



ブルーベリーおよびクランベリーについては、下記の研究があります。


メタボリック症候群でのブルーベリーによる抗炎症作用




ブルーベリーによる糖代謝改善作用 




ブルーベリーによる抗炎症作用




ブルーベリーによる認知機能・記憶能改善作用
 



ブルーベリーが心血管リスクを抑制する




クランベリーが尿路感染症を予防する:メタ解析




男性におけるクランベリーの働き



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posted at 23:54 | この記事のURL
余暇身体活動を有する成人での食物繊維と炎症反応の関係 [2018年02月01日(木)]
内分泌代謝疾患研究の専門ジャーナル(電子版)に、余暇身体活動を有する成人での食物繊維の摂取と、炎症との関連を調べた臨床研究が、米国のグループ(University of North Florida)から報告されていました。
(Metab Syndr Relat Disord. 2018 Jan 29.)


先行研究では、

食物繊維の摂取が多いと、炎症マーカー(CRP)が低いという関連が示唆されています。

今回の研究では、

米国の成人において、余暇身体活動、炎症反応・CRP、食物繊維の摂取との関連が検証されました。


具体的には、

2007年〜2010年の米国全国健康栄養調査に参加した20歳以上の&#8201;8372名を対象に、


食物繊維の摂取の三分位、

CRPの上昇
(>3-10&#8201;mg/L).

余暇身体活動(LTPA)での層別での関連について、

年齢や人種、性別、ウエスト周囲径、身長での交絡因子での補正の上での解析が行われました。


解析の結果、

LTPAを有する成人において、

三分位で、
食物繊維の摂取量が多い群では、

低い群に比べて、

CRPが上昇している割合が有意に低いという相関が見出されました。
(P&#8201;<&#8201;0.05)


一方、LTPAを有していない被験者では、このような相関は認められませんでした。

なお、ウエスト周囲長と身長で補正すると、有意差が消失しています。


以上のデータから、

論文著者らは、

余暇身体活動を有する成人において、

食物繊維の摂取による炎症反応の低下は、ウエスト周囲長や身長といった因子の一定の関与の元に見出される好影響である、と考察しています。




食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。

最近の研究では、次の報告があります。

食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析


食物繊維の摂取と全死亡率・心血管疾患死・がん死亡の低下



10グラムの食物繊維が膵臓がんリスクを12%低下:メタ解析



10グラムの食物繊維が乳がんリスクを4%低下:メタ解析


毎日10グラムの食物繊維摂取で大腸がんリスクが10%低下




食物繊維含有玄米食による2型糖尿病の血糖コントロール改善作用



厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。

教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、

補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。



DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。


食物繊維
植物由来の食物繊維を1日目安量あたり5,200mg配合


国民健康栄養調査では、男女とも食物繊維の摂取量が推奨量よりも数グラム程度、少ないことが示されています。DHC食物繊維1包の追加で不足分を満たすことができます。




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ヘスペリジンが2型糖尿病での酸化ストレスを軽減する [2017年08月17日(木)]
今月の植物療法研究の専門ジャーナル(電子版)に、2型糖尿病患者において、ヘスペリジンサプリメントによる抗酸化作用を示した臨床研究が、イランのグループから報告されていました。
(Phytother Res. 2017 Aug 14.)



ヘスペリジンは、フラボノイド系ファイトケミカルの1種であり、かんきつ類などに多く含まれる機能性成分です。


毛細血管強化作用、末梢の冷えの改善、脂質代謝改善、肌質改善作用といった働きが知られています。


さて、

今回の研究では、

2型糖尿病において、

ヘスペリジン含有サプリメントによる酸化ストレス関連指標及び糖代謝・脂質代謝への作用が検証されました。


具体的には、

2型糖尿病患者64名において、

・ヘスペリジン投与群(500 mg/day)

・偽薬投与群

の2群について、6週間の介入が行われ、

関連指標が測定されています。




解析の結果、

ヘスペリジン投与群では、

投与前に比べて、

投与後の時点で、


総抗酸化能(TAC)の有意な増加、
(0.74 ± 0.16 vs. 0.82 ± 0.18)

血中フルクトサミン(血糖値を反映する指標)の有意な減少
(5.79 ± 5.86 vs. 5.01 ± 4.95; p = 0.001),

酸化ストレスの指標である血中8-OHDG値の有意な低下、
(14.32 ± 6.4 vs. 11.00 ± 7.0; p = 0.000),

過酸化脂質の指標であるMDA値の有意な低下、
(5.78 ± 1.76 vs. 4.60 ± 0.75; p = 0.000)

が見出されました。

また、
介入後の2群の比較では、


TACの変化率(%)
(13.35 ± 19.21 vs. 3.13 ± 10.02; p = 0.043)

血中フルクトサミン
(-10.10 ± 16.84 vs. 4.27 ± 34.646)

8-OHDG
(-25.11 ± 28.23 vs. 8.69 ± 35.41; p = 0.000),

MDA
(-16.46 ± 18.04 vs. -1.82 ± 22.63; p = 0.007)

において有意差が見出されました。


以上のデータから、

2型糖尿病患者において、

ヘスペリジンサプリメント投与により、

酸化ストレス障害の軽減作用および糖代謝への好影響が示唆されます。

今後、標準治療の補完療法として、さらに臨床的意義のの検証が期待される分野です。


DHCでは、ヘスペリジン含有サプリメントを製品化しています。


ビタミンP(糖転移ヘスペリジン) 30日分

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ザクロジュースによる血液生化学所見への作用 [2017年08月14日(月)]
今月の実験治療医学の専門ジャーナルに、ザクロジュースによる血液生化学所見への作用を示した臨床研究が、ギリシャとイギリスのグループから報告されていました。
(Exp Ther Med. 2017 Aug;14(2):1756-1762.)



ザクロには、抗酸化作用を有する機能性食品成分が含まれています。

たとえば、下記の研究が報告されています。


ザクロ抽出物による肥満者での抗炎症作用

ザクロ果汁が糖尿病患者の酸化ストレスを軽減する



今回の研究では、

健康な被験者において、

ザクロ果汁による血球数、内分泌代謝指標などが調べられました。


具体的には

健常者10名(男女各5名、平均年齢31.8±6.6歳, 体重66.2±12.9 kg)を対象に、

・ザクロ果汁 500mL/日摂取群、

・非投与群

の2群について、

14日間の投与試験が行われ、

血液生化学所見の変化が調べられました。


解析の結果、

ザクロ果汁の摂取により、

赤血球数の有意な増加、
(P<0.05)

ヘモグロビン値の有意な増加、
(P<0.001)

ヘマトクリットの有意な増加
(P<0.05)

が見出されました。


なお、

糖代謝や脂質代謝指標などには有意な変化は示されていません。


以上のデータから、

ザクロ果汁の摂取により、赤血球の産生亢進あるいは崩壊抑制などの作用が示唆されます。


今回は健常者を対象にした研究であり、検出力には限界があることから、

今後、臨床的意義の検証が期待されます。



DHCでは、ザクロ含有サプリメントを製品化しています。


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ブルーベリーポリフェノールと糖代謝との関連 [2017年06月12日(月)]
分子栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、ブルーベリー由来ポリフェノールと糖代謝との関連を調べた臨床研究が、フィンランドのグループ(University of Eastern Finland)から報告されていました。
Mol Nutr Food Res. 2017 May 29.)



ブルーベリー(ビルベリー)に含まれる青紫色の色素・アントシアニンは、
植物に存在する機能性食品成分・ファイトケミカル類の1種です。


アントシアニンは、青紫−赤紫色の色素であり、植物が自らを紫外線や酸化障害、害虫などから守るために産生しており、抗酸化作用や抗炎症作用を有しています。


ブルーベリーなどのアントシアニン類は、高い抗酸化作用を有していることから、動脈硬化性疾患などさまざまな生活習慣病への予防効果が示唆されています。



野菜や果物、特にイチゴやスモモなどの摂取時には、代謝物として、尿中の馬尿酸がバイオマーカーとなります。

(馬尿酸は、有機溶剤トルエンの尿中代謝物の1つで、トルエンを使用する作業者の曝露指標として、産業衛生の分野でも利用されるマーカーです。
この時の検査では、果実類の摂取や安息香酸含有飲料の摂取による影響のないことの確認が必要です。)


さて、
今回の研究では、

ブルーベリー含有食品の摂取による糖代謝への影響が検証されました。


具体的には、

メタボリック症候群の患者47名を対象に、

高アントシアニン含有食であるブルーベリーの摂取群(15名)、

ストロベリー、ラズベリー、ホロムイイチゴの摂取群(20名)、

対照食(12名)について、

8週間の介入試験が行われました。



解析の結果、

ブルーベリーの摂取群においてのみ、

空腹時の血中馬尿酸の有意な増加が見出され、
(3.5倍, p = 0.001)

空腹時血糖値の有意な改善との相関、
(r = -0.54, p < 0.05)

および

インスリン分泌との有意な相関が見出されました。
(r = 0.59, p < 0.05)


この相関は、

フィンランド糖尿病予防研究(n = 198)でも確認されたということです。


以上のデータから、

アントシアニンの豊富なブルーベリーの摂取により、


空腹時の血中馬尿酸の上昇と

糖代謝の改善が示唆されます。


ビルベリー/ブルーベリーに関して、次の研究が知られています。


ブルーベリーによるVDT症候群・眼精疲労改善効果


魚油+ブルーベリー+ルテインによる眼精疲労改善効果



ブルーベリーが心血管リスクを抑制する


ビルベリーアントシアニンの抗炎症作用@潰瘍性大腸炎患者


ブルーベリーによる運動能改善効果



DHCのブルーベリー含有サプリメントとしては、

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があります。



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レスベラトロールが電磁場暴露作業者での酸化ストレスを軽減する [2017年06月03日(土)]
がん研究の専門ジャーナル(電子版)に、発電所での電磁場暴露作業者において、レスベラトロール投与による酸化ストレス軽減作用を示した臨床研究が、中国のグループから報告されていました。
(Oncotarget. 2017 May 7)



高電圧線は、超低周波の電磁界(ELF-EMFs)を生じ、

電磁界の暴露と職場や地域社会の健康への影響については、さまざまな議論があります。


今回の研究では、

超低周波の電磁界(ELF-EMFs)に暴露する作業者において、レスベラトロールによる酸化ストレス関連指標への影響が検証されました。


具体的には、

高電圧線での電磁界に職業的に暴露する男性186名と、

有意な暴露などのない対照群154名の2群を対象に、

レスベラトロール(1,000mg、分2)が12ヶ月間、投与され、

酸化ストレス及び炎症関連マーカーが測定されています。


解析の結果、

高電圧線による超低周波の電磁界(ELF-EMFs)に暴露する作業者では、

対照群に比べて、

尿中の酸化ストレス指標(8-OHdGと F2-isoprostane)の有意な上昇が見出されました。

(8-OHdG (mg/mmol creatinine ; 25 ± 310.2 vs.29 ± 87.5**)
(F2-isoprostane (ng/mg creatinine; 14 ± 77.7 vs. 20 ± 46.4***)

また、

対照群にくらべて、

作業者では、

血中のNF-κBとIL-6が低下していました。


次に、

レスベラトロール投与は、

ELF-EMF暴露による影響を軽減したということです。


(8-OHdG (mg/mmol creatinine 24.6 ± 9.9 vs。28.0 ± 4.4**#)


同時に、

レスベラトロール投与によって、サイトカイン産生刺激作用も見出されました。


以上のデータから、

高電圧線による超低周波の電磁界(ELF-EMFs)への暴露では、

酸化ストレスが亢進すること、

および
レスベラトロール投与により、酸化ストレスの軽減作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。




レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。

レスベラトロールは、長寿関連遺伝子の1つであるサーチュイン遺伝子の活性化を介して、アンチエイジング効果があるのでは、と期待されています。

長寿になるかどうかを確認するためのヒト臨床試験は容易ではありませんが、
最近の臨床研究では、内分泌代謝疾患や生活習慣病の改善効果が示唆されています。




現在、レスベラトロールは、抗酸化作用や抗炎症作用を有し、代謝に好影響を及ぼすことから、健康維持や生活習慣病予防からアンチエイジングの分野で注目されています。




例えば、基礎研究では、

レスベラトロールによるインスリン抵抗性改善作用


レスベラトロールによる糖尿病予防


レスベラトロールによる糖代謝改善作用


レスベラトロールの心不全リスク低減作用


レスベラトロールによる肥満予防のメカニズム



レスベラトロールによる抗がん作用


レスベラトロールによる大腸がん抑制作用


レスベラトロールの抗炎症作用


動脈硬化抑制作用


という報告があり、


ヒト臨床研究では、

レスベラトロールによる肥満者での代謝改善


レスベラトロールによる糖尿病改善作用



レスベラトロールによる脳循環改善


子宮内膜症関連痛に対するレスベラトロールの効果


レスベラトロールによる運動効果@2型糖尿病患者


という報告が知られています。





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ルテインの摂取による呼吸系への作用:系統的レビュー [2017年06月01日(木)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナルに、ルテインの摂取と、呼吸系疾患リスクとの関連を調べた系統的レビューが、オランダのグループ(Erasmus MC)から報告されていました。
(Clin Nutr ESPEN. 2016 Jun;13:e1-e7)



ルテインは、脂溶性カロテノイドの1種であり、緑葉野菜や卵黄などに含まれています。

抗酸化作用を介して、呼吸器系の健康増進作用が示唆されます。



今回の系統的レビューでは、

ルテイン(摂取、サプリメント利用、血中濃度)の摂取と、呼吸器系疾患の関連について、


主要医学データベースを用いて、
(Medline, Embase, Cochrane Central, PubMed, Web of Science and Google Scholar)


2014年8月までの論文が検索され、

ランダム化比較試験1報、縦断研究2報、前向き研究4報、横断研究6報が解析の対象となりました。



6報は、小児を対象にした研究であり、

気管支肺異形成症(BPD)、喘息、喘鳴の検査が行われています。


成人を対象にした研究では、

7報において、喘息、呼吸機能、呼吸器疾患での死亡率が調べられています。


解析の結果、

まず、RCTでは、ルテイン/ゼアキサンチンのサプリメント投与により、

BPDリスクが減少する傾向が示唆されました。
(OR 0.43 (95% CI 0.15; 1.17)


ただし、

小児では、ルテインの摂取や血中濃度と、呼吸系のアウトカムとの間には有意な相関は認められませんでした。

次に、

症例対照研究では、

喘息患者において、

血中ルテインの低値が見出されています。


前向き研究あるいは縦断研究のうちの3報では、

成人において、ルテインの摂取あるいは血中濃度と、呼吸器機能との間の好影響を示す有意な相関が認められました。
(他の2報では有意な相関は見いだされていません。)


呼吸器系疾患の死亡率では、

血中ルテイン値が高値であるほど、死亡率が低い、という相関が認められました。
(HR 0.77 (95% CI 0.60; 0.99), per SD increase in lutein).


以上のデータから、

食事あるいはサプリメント由来のルテインによる呼吸器系機能への好影響(疾病リスク低減)が示唆されます。


今後、介入試験による検証が期待される分野です。



ルテインは、加齢黄斑変性症のリスクを低減するサプリメントとして有用性が知られています。





加齢黄斑変性症の予防のためには、
ルテインサプリメント、ビタミンCやビタミンE、亜鉛の摂取が推奨されます。


網膜の黄斑色素の量が多いほど、紫外線やブルーライトから眼を守る作用が高いとされています。


黄斑色素を構成するルテインやゼアキサンチンといったファイトケミカルの摂取による加齢黄斑変性症リスク低下作用が知られています。


日本眼科学会でも、加齢黄斑変性症治療ガイドラインにおいて、
AMD予防のために、ルテインサプリメントを推奨しています。






眼科領域のサプリメントについて、これまでの研究では、次の報告があります。

ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析

ルテインによる視覚処理速度改善作用




オメガ3系脂肪酸によるドライアイ改善作用




魚油サプリメントによるドライアイ改善作用



オメガ3系脂肪酸+抗酸化サプリメントによるドライアイ症状改善作用


オメガ3系必須脂肪酸によるドライアイ改善メカニズム


オメガ3系必須脂肪酸によるマイボーム腺機能不全改善効果




加齢黄斑変性症の予防のためのサプリメントであるルテインやビタミンCサプリメントをDHC製品でとるなら、マルチビタミンやマルチミネラルに加えて、
次の組み合わせになります。



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日本眼科学会も、加齢黄斑変性症治療ガイドラインにおいて、
AMD予防のために、ルテインサプリメントを推奨しています。











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トマトジュース(リコピン)摂取が放射線障害による酸化ストレスを軽減する [2017年05月18日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、トマトジュースの摂取による抗酸化作用を調べた研究が、弘前大学とカゴメのグループから報告されていました。
(Nutr J. 2017 May 12;16(1):27.)


活性酸素種は、放射線などによっても生じ、DNAを障害します。

トマトには、リコピンやベータカロテンなどのカロテノイド類が存在し、抗酸化作用を有しています。


今回の研究では、

トマトジュースを摂取後に、エックス線によるDNA障害や酸化ストレスの変化が検証されました。


具体的には、

健康な成人10名を対象に、

1日あたり
トマトジュース190グラム(リコピン17mg、βカロテン0.25 mg)
を3週間投与し、

次に、
3週間、摂取を中止、

末梢血の白血球が、トマトジュースの介入の前後と、washout後に採取されています。


白血球サンプルに対して、
in vitro系にて、

エックス線照射が0, 0.1, 0.5, 2 Gyの各用量で行われ、

細胞遺伝学的損傷が測定されています。

酸化ストレス障害は、血中の 8-oxo-dG (8-oxo-7, 8-dihydro-2-deoxyguanosine) と d-ROMs(reactive oxygen metabolite-derived compounds)で調べられ、

また、3回の採血ポイントで、血中のカロテノイド類も測定されました。


解析の結果、

まず、
酸化ストレスの指標である8-oxo-dGは、
トマトジュースの摂取により低下傾向を示し、
washout中に増加傾向を示しました。

また、
血中のリコピン+βカロテン値と、
血中8-oxo-dGとの間に負の相関傾向が見出されています。
(P&#8201;=&#8201;0.064)

次に、
放射線照射により、MNやDICで測定された細胞遺伝的障害が用量依存的な増加を示し、


投与前及びwashout後と比べて、

トマトジュースの摂取により、

これらの障害の低下が見出されたということです。




トマト果汁の摂取により、
細胞外の8-oxo-dG, d-ROMs, MNの低下傾向が示唆される一方、

放射線照射によって惹起される8-oxo-dG やd-ROMsへの影響は示されませんでした。


以上のデータから、

リコピンやβカロテンなどのカロテノイド類含有トマト果汁の摂取による抗酸化作用が示唆されます。

放射線障害に伴う酸化障害に対する抑制作用も示唆されますが、補完療法としての有用性にいついては、臨床的意義の検証が必要と考えられます。


リコピンは、前立腺がんリスク低減作用が知られている機能性食品成分です。


リコピンによる前立腺がんリスク低下:メタ解析


カロテノイド類による前立腺がんリスク低下作用


DHCでは、各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなどを製品化しています。





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ブラジルサッカーとゴマ:運動時の酸化ストレス軽減効果 [2017年04月18日(火)]
生理学の専門ジャーナルに、サッカーによる運動負荷時の酸化ストレスに対して、ゴマの摂取による酸化ストレス障害軽減作用を示した臨床研究が、ブラジルのグループ(Federal University of Para&#237;baJo&#227;o Pessoa)から報告されていました。
(Front Physiol. 2017 Mar 31;8:196.)



適度な運動は、インスリン感受性の改善やストレス軽減など、健康増進に有用です。


一方、プロのアスリートのトレーニングや週末だけの過度な運動といった場合には、過剰な運動に伴う酸化ストレス障害によるネガティブな影響も想定されます。



ゴマ(胡麻、学名Sesamum indicum L)は、抗酸化作用を有するセサミンやセサモリン、セサモールといった機能性成分が含まれており、抗炎症作用や抗酸化作用を介した働きが示されてきました。


具体的には、脂質酸化抑制、炎症マーカー(hs-CRPやIL-6)の減少などです。

また、ゴマペプチドによる高血圧改善作用も知られています。



さて、今回の研究では、運動負荷によって生じる酸化ストレスや筋肉障害に対するゴマ摂取の影響が検証されました。


具体的には、セミプロのサッカー選手(男性20名)を対象に、

・1日あたり40グラムのゴマ(テーブルスプーン2杯分)摂取群

・偽薬摂取群

の2群について、


28日間の運動トレーニングが行われ、


介入の前後で、CK(クレアチンキナーゼ)、LDH、MDA、SOD、hs-CRP、有酸素運動能などの指標が調べられています。



解析の結果、

ゴマの摂取により、

筋肉障害の指標であるCKの有意な減少
(19%, p < 0.05),

LDHの有意な減少、
(37%, p < 0.05)

脂質過酸化であるMDAの有意な減少、
(55%, p < 0.05)

炎症マーカーであるhs-CRPの有意な減少、
(53%, p < 0.05)


抗酸化能の指標であるSODの有意な亢進
(14%, p < 0.05)

ビタミンA (25%, p < 0.05)と、ビタミンE (65%, p < 0.05)の有意な増加が見出されました。



このとき、

有酸素運動能の有意な亢進も認められたということです。
(17%, p < 0.05)



これに対して、
偽薬投与群では、

筋障害指標のCKの有意な上昇を認め、
(5%, p < 0.05)

LDHやSOD、ビタミンAでは有意な変化はなく、

MDAは減少
(21%, p < 0.05)

ビタミンEは増加
(14%, p < 0.05)

を認めました。

なお、MDAやビタミンEでの好影響は、偽薬群では、ゴマ投与群よりも小さい効果であったということです。



以上のデータから、

セミプロのアスリートの運動トレーニング中に生じる酸化ストレスや筋肉障害に対して、

ゴマの摂取による抗酸化作用や抗炎症作用が示唆されます。



DHCではゴマの機能性成分を含有するサプリメントとして下記の製品があります。

ゴマペプチド 30日分
小さなゴマに秘められた大きなパワーを手軽に
通常価格
\1,860(税込\2,008)






醗酵黒セサミン+スタミナ 30日分
ゴマのパワーで“若さ”をサポート
通常価格
\1,620(税込\1,749)





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多彩なアプローチで気になる健康値対策に7つの成分を配合
通常価格 \1,334(税抜)




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ウコン(クルクミン)による運動時の筋肉障害抑制効果 [2017年03月30日(木)]
今月のスポーツ医学の専門ジャーナルに、ウコン(クルクミン)による運動時の筋肉障害の抑制作用を示した臨床研究が、オーストラリアとフランスのグループから報告されていました。
(J Sports Sci Med. 2017 Mar 1;16(1):147-153.)



運動時には、運動負荷による筋肉への機械的な刺激に加えて、大量の活性酸素が発生することによる組織への障害、虚血による障害などが生じます。

ウコンに含まれるファイトケミカルのクルクミンは、抗炎症作用や抗酸化作用を有しており、多くの生活習慣病の予防効果が示されています。


今回の研究では、

運動によって生じた筋肉障害の回復におけるウコン(クルクミン)投与の有用性が検証されました。


具体的には、

ランダム化クロスオーバー私見として、

ラグビー選手10名を対象に、

運動負荷による筋肉障害の48時間前と運動後に、

クルクミン(+ピペリン,黒胡椒抽出物)投与群

偽薬投与群

の2群について、血中CK値や筋肉痛スコアなどの比較が行われました。

(運動直後、24時間、48時間、72時間後)


解析の結果、

運動負荷48時間後の時点において、


膝伸展のピークトルク運動、
(Effect size (ES) = -1.12; CI90%: -2.17 to -0.06)


片足6秒スプリントパフォーマンス
(ES=-1.65; CI90% = -2.51to -0.80)

CMJ(カウンタームーブメントジャンプ)パフォーマンス
(ES = -0.56; CI90% = -0.81 to -0.32)

での中程度から大きな影響が認められました。


また、

運動負荷後72時間のCK値は、偽薬群にて大きな上昇が認められました。
(ES = 3.61; CI90%: 0.24 to 6.98)


この筋肉能の低下、CK上昇は、筋肉障害の誘導によると考えられます。



運動負荷24時間後の時点で、

クルクミン投与群では、

介入前と比べて、スプリントの平均パワーアウトプットの減少が、偽薬群と比べて抑制されていました。

クルクミン投与群;-1.77 ± 7.25%; 1277 ± 153W

偽薬投与群;-13.6 ± 13.0%; 1130 ± 241W

(Effect Size = -1.12; CI 90%=-1.86 to -0.86)

なお、その他の指標に関して、両群間での有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

クルクミンの運動前の摂取により、運動負荷時の筋肉障害抑制作用が示唆されます。




DHCでは、大学との共同研究にて、

DHCのコエンザイムQ10投与によって、運動負荷時の活性酸素による酸化障害の抑制作用を報告しています。



具体的には、

トレッドミルを用いた60分間の持久走の負荷に際して、運動前の1週間、DHCのコエンザイムQ10 およびビタミンC、ビタミンEを摂取した群では、摂取しなかった群に比べて、尿中8-OHdG値の上昇が抑制(=運動による酸化障害の発生が抑制)されたというデータです。

運動習慣を有する場合、

マルチビタミンマルチミネラルに加えて、





コエンザイムQ10、



αリポ酸、



ビタミンC(ハードカプセル)、



ビタミンBミックス


アミノ酸



を利用することが好ましいと考えられます。




コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。






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クランベリーが尿路感染症を予防する:メタ解析 [2017年03月23日(木)]
今月の泌尿器科学の専門ジャーナル(電子版)に、クランベリーによる尿路感染症予防効果を検証した系統的レビュー/メタ解析が、ポルトガルのグループ(Universidade da Beira Interior)から報告されていました。
(J Urol. 2017 Mar 10.)



尿路感染症は、女性に多く見られる疾患であり、発症時には抗生物質での治療が行われます。

しかし、再発しやすいこと、抗生剤の多用による副作用や耐性菌の課題があります。

機能性食品素材では、クランベリーエキスによる尿路感染症のリスク低減効果が知られています。

クランベリー(Vaccinium macrocarpon)の果実(果汁)は、有効成分としてアントシアニン類やキナ酸、トリテルペン類、カテキン類、タンニン類、フラボノール類を含み、膀胱や尿道への細菌付着を抑制する作用があります。


クランベリーに含まれるフラボノール類やフラバン-3-オールによる機能性が示されています。


さて、

今回の研究では、

クランベリーの摂取と、尿路感染症の予防との関連が検証されました。


具体的には、

PRISMA声明に合致するランダム化比較試験を対象に、

系統的レビューとメタ解析が行われました。



解析の結果、

クランベリー製品の摂取により、

尿路感染症の発症リスクが32.5%有意に低下させたという相関が見出されました。

(WRR=0.6750; 95% CI:0.5516-0.7965; p-value<0.0001)


また、

層別解析では、

尿路感染症のリスクが高い群において、

(再発を繰り返す群など)

クランベリー摂取の効果がより顕著であったということです。



今回のデータから、

クランベリーの摂取による尿路感染症の予防/発症リスク低減効果、

尿路感染症の再発リスク低減効果、

抗生物質利用の減少効果が示唆されます。



クランベリー果汁は酸味が強いため、そのままでは食用に向かず、一般に甘味料が添加されます。


尿路感染症の再発予防に対して、果汁の代わりにクランベリーのサプリメントも広く利用されています。


最近の研究では、下記の報告があります。


クランベリーによる尿路感染症の再発予防効果:臨床研究



クランベリーポリフェノールによる血管機能の改善効果







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産後の下肢静脈瘤に対するピクノジェノールの効果 [2017年03月06日(月)]
今月の循環器学の専門ジャーナルに、出産後の下肢静脈瘤に対するピクノジェノールの有用性を示した臨床研究が、イタリアのグループ(CH-PE University)から報告されていました。
(Int J Angiol. 2017 Mar;26(1):12-19.)




ピクノジェノールは、フランス海岸松に由来する機能性食品素材で、フラボノイド類が主成分です。


フラボノイド類による抗炎症作用や抗酸化作用を介した効果が示されており、生活習慣病の予防からアンチエイジング医学まで、広く利用されています。

さて、
今回の研究では、

産後の下肢静脈瘤に対するピクノジェノールの経口投与、あるいは弾性ストッキング着用の有用性が検証されました。


具体的には、

妊娠を2回経験した健康な女性を対象に、

(1)弾性ストッキング着用群

(2)ピクノジェノール(100mg/日)の経口投与群

の2群について、12項目にわたる関連指標が評価されました。



133名の女性が、最低3か月間のフォローアップを完了しました。



解析の結果、

弾性ストッキング着用群も、ピクノジェノール投与群も、どちらも同程度の効果が見出されました。。

3ヵ月後、6ヵ月後の時点では、

ピクノジェノール投与群で静脈瘤の数の減少が認められました。

6ヵ月後の時点において、

静脈瘤による浮腫を認めた患者の割合は、

対照群では13.3%であったのに対して、

ピクノジェノール投与群では3.2%でした。

また、
クモ状静脈は、ピクノジェノール投与群において有意に減少しました。

さらに、
ピクノジェノール投与群では、

筋肉けいれん(クランプ)、その他の症状が減少していました。


6ヵ月後の時点で、

両群とも、有意な改善が認められましたが、

ピクノジェノール投与群のほうが、改善効果がより顕著でした。




ピクノジェノール投与群において、

硬化療法、外科療法などの必要性が減少しました。



ピクノジェノール投与群では、

全体的な満足度が高く、

コンプライアンスは適切でした。


12ヵ月後の再評価では、

静脈瘤やクモ状静脈、症状などに変化は認められませんでした。



出産後の下肢静脈瘤において、

リモデリングは出産6ヶ月以内に生じるとされました。


以上のデータから、

ピクノジェノールの摂取により、出産後に生じる下肢静脈瘤の症状改善に有用であると考えられます。




DHCでは、安全性・有効性・経済性(費用対効果)に優れた
ピクノジェノール
を製品化しています。




DHCでは、医療用として利用されている弾性ストッキングも取り扱っています。



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ビタミンEが高齢者の肺炎リスクを低減する:ATBC研究 [2017年02月19日(日)]
臨床加齢研究の専門ジャーナルに、ビタミンEサプリメントによる高齢者の肺炎リスク低減作用を示した臨床研究が、フィンランドのグループから報告されていました。
(Clin Interv Aging. 2016 Oct 3;11:1379-1385.)



ビタミンEは、免疫調節作用や抗酸化作用など様々な作用を有している必須栄養素です。


今回の研究では、

肺炎リスクとビタミンEサプリメントの関連が年齢別に検証されました。



具体的には、

1985年から1993年にフィンランドで行われたATBCがん予防試験の2次解析として、
(Alpha-Tocopherol, Beta-Carotene Cancer Prevention study)



被験者は、50-69歳の男性喫煙者(N=7,469)で、

1日あたり50mgのビタミンEを5-8年間投与されました。

アウトカムは、

病院での治療が必要になる市中肺炎の罹患率です。


試験開始時に、
1日あたり5-19本の喫煙者2,216名では、

ビタミンEサプリメント投与により、
肺炎の罹患率が69%有意に減少しました。
(95% CI: 43%-83%; 57の肺炎症例)

また、

サブ解析では、

ビタミンEは、

74歳までの被験者において12.9%の肺炎を予防しました。

試験開始時に、
20本以上の喫煙者あるいは運動習慣のない5,253名では、


ビタミンEサプリメントは、肺炎罹患率を14%低下させました。
(95% CI: -38% to +21%; 139症例)


介入期間中に禁煙した3分の1の被験者では、27名が肺炎に罹患しました。


ビタミンE群では、肺炎罹患率が72%減少しており、この便益は、

試験開始時に1日あたり20本以上の喫煙者あるいは運動習慣を有していない被験者で見出されました。
(95% CI: 31%-89%)




以上のデータから、


高齢男性において、

ビタミンEによる市中肺炎リスク低減作用が示唆されます。

ただし、この研究は喫煙者というハイリスク群であるため、さらに検証が必要と考えられます。



なお、今回の2次解析として用いられたATBC研究は、肺がんの高リスク群(長期間の喫煙者)にβカロテンサプリメントの高用量投与によりネガティブとなったデータとして知られています。

(古い研究ですが、サプリメントに関するネガティブデータとして今でも引用され続けています。

ATBC研究からわかることは、

「長期間の喫煙といった肺がん高リスク群に対して、合成のトランスβカロテンを単独で、かつ、高用量に投与することは好ましくないこと」です。

高リスク群で、がんの発生が含まれている被験者群では、がん予防効果はない、ということになります。

また、βカロテンは、血管や内臓といった酸素分圧が低いところでは抗酸化作用を示して、がんリスクを低減する一方、肺のように酸素分圧が高いところではプロオキシダントとして作用する、という考えもあります。

さらに、βカロテンを単独で大量に投与すると、血中リコピン値が低下することもわかっています。リコピンは、肺がんリスクを低下させるカロテノイド類です。なお、天然由来のβカロテンでは、リコピン濃度は低下せず、合成型βカロテンで低下することもわかっています。)

ATBC研究では、2次解析によって、さまざまな有用性も示されています。


現在、カロテノイド類は、複数の成分を合わせて摂取することになっています。

DHCでの関連製品として、下記のサプリメントがあります。












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クランベリーエキスによる尿路感染症再発予防効果 [2017年02月09日(木)]
薬理学の専門ジャーナルに、若年女性において、クランベリーエキスによる尿路感染症の再発予防効果を示した臨床研究が、イタリアのグループから報告されていました。
(Eur Rev Med Pharmacol Sci. 2017 Jan;21(2):389-393)



クランベリーは、

尿路感染症の予防あるいは再発予防のために用いられています。


尿路感染症は、女性に多く見られる疾患であり、発症時には抗生物質での治療が行われます。

しかし、再発しやすいこと、抗生剤の多用による副作用や耐性菌の課題があります。

機能性食品素材では、クランベリーエキスによる尿路感染症のリスク低減効果が知られています。

クランベリー(Vaccinium macrocarpon)の果実(果汁)は、有効成分としてアントシアニン類やキナ酸、トリテルペン類、カテキン類、タンニン類、フラボノール類を含み、膀胱や尿道への細菌付着を抑制する作用があります。


クランベリーに含まれるフラボノール類やフラバン-3-オールによる機能性が示されています。

さて、
今回の研究では、

尿路感染症の再発の既往を有する若年女性において、
クランベリーエキス製品(Anthocran)の2ヶ月間の投与による働きが検証されました。


具体的には、

12歳から18歳の若年女性36名を対象に、
(再発する尿路感染症を有する以外は健康な被験者)

・標準管理群(対照群);17名、

・標準管理+サプリメント投与群:19名

の2群について、60日間の介入が行われています。

なお、用いられたクランベリー製品(Anthocran)には、
1カプセルあたり120mgのクランベリーエキス、36mgのプロアントシアニジンが含まれています。


尿路感染症(UTI)に対する有用性は、

UTIの罹患回数、無症状の被験者数などで評価されました。


解析の結果、

UTIの平均回数は、

偽薬群(2.3±1.3回)に比べて、

クランベリーエキス投与群(0.31±0.2回)において有意に低値でした。
(p-value = 0.0001)

また、クランベリーエキス投与群では、投与前(1.74±1.1回)に比べても有意に低値となっています。
(p-value = 0.0001)


さらに、

無症状で経過した被験者は、

対照群では23.5%であったのに対して、

クランベリーエキス投与群では63.1%でした。
(p-value <0.05)



以上のデータから、

尿路感染症再発の既往を有する若年女性において、

クランベリーエキス投与による再発リスク低下作用が示唆されます。




クランベリー果汁は酸味が強いため、そのままでは食用に向かず、一般に甘味料が添加されます。


尿路感染症の再発予防に対して、果汁の代わりにクランベリーのサプリメントも広く利用されています。




最近の研究では、下記の報告があります。


クランベリーによる尿路感染症の再発予防効果:臨床研究



クランベリーポリフェノールによる血管機能の改善効果





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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



DHCが日本のサプリを健康にします。


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緑茶の摂取が死亡率を低下:コホート研究 [2017年02月06日(月)]
疫学研究の専門ジャーナルに、緑茶の摂取と、死亡率との関連を調べた疫学研究が、中国のグループ(Shanghai Jiaotong University School of Medicine)から報告されていました。
(J Epidemiol. 2017 Jan;27(1):36-41)


緑茶には、ポリフェノール類が含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病予防効果が知られています。




今回の研究では、緑茶の摂取と、死亡率との関連が検証されました。

具体的には、

上海都市部の中高年から高齢の中国人を対象にした、

大規模な2つのコホート研究を用いて
(「Shanghai Men's Health Study (SMHS)」
と「Shanghai Women's Health Study (SWHS)」の2研究)

全死亡率、疾患別死亡率と、緑茶摂取との関連が調べられています。


フォローアップ期間の中央値は、

男性では8.3年、
女性では14.2年
であり、

その間に、
6,517名
(男性2,741名、 女性3,776名)

の死亡例が確認されています。


解析の結果、

緑茶の摂取と、全死亡率との間に負の相関が見出されました。
(HR 0.95; 95% CI, 0.90-1.01)


この相関は、

非喫煙者(喫煙をしたことがない群)
で顕著でした。
(HR 0.89; 95% CI, 0.82-0.96)


また、

全死亡率よりも、

心血管死亡率において、

緑茶摂取による負の相関が顕著に認められています
(HR 0.86; 95% CI, 0.77-0.97)

なお、
緑茶摂取とがん死亡率との間には有意差は見出されませんでした。
(HR 1.01; 95% CI, 0.93-1.10)


以上のデータから、

中高年から高齢の中国人において、

緑茶の摂取による全死亡率の低下、および心血管死亡率の低下作用が示唆されます。

この相関は、非喫煙者(never smokers)で顕著でした。

(なお、緑茶カテキン類による抗がん作用は確立していますが、今回の疫学研究ではその作用が検出されていません。交絡因子で補正しているにせよ、緑茶カテキンの効果を凌駕するがんリスク要因があるのかもしれません。)




緑茶には、ポリフェノール類が含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病予防効果が知られています。


緑茶に関する最近の研究では、次の報告があります。


緑茶による高血圧・脂質代謝改善@メタ解析



緑茶による高血圧改善作用:メタ解析 



コーヒーと茶飲料によるメタボリック症候群リスク低下



緑茶による酸化ストレス軽減作用@高齢者



緑茶による高齢者での認知機能改善効果



緑茶カテキンによる運動時の抗酸化能亢進作用



緑茶による報酬学習の改善と抗うつ作用



緑茶による脳内炎症抑制と脳神経保護作用





DHCでは、緑茶の機能性食品成分を含むサプリメントを製品化しています。


緑茶カテキン
お茶のパワーでトラブルに負けない身体に




ポリフェノール
4種類のポリフェノールを手軽に補給







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ポリフェノールとスポーツパフォーマンス:メタ解析 [2017年01月25日(水)]
今月のスポーツ医学の専門ジャーナル(電子版)に、ポリフェノールとスポーツパフォーマンスとの関連を調べた系統的レビュー・メタ解析が、ニュージーランドのグループ(University of Auckland)から報告されていました。
(Sports Med. 2017 Jan 17.)



植物性食品に含まれるポリフェノールは、抗炎症作用や抗酸化作用を有しており、

健康増進作用や生活習慣病のリスク低減効果が示唆されています。

(ポリフェノールはフェノールを有する構造の物質なので、ファイトケミカル類という表現が、より広くカバーします。具体的には、カロテノイド類、フラボノイド類など数千種類以上になります。)


ポリフェノールは、運動時に生じる酸化ストレスの軽減作用を有すること、

また、アダプトゲンとしても作用することから、運動時のパフォーマンス向上も期待されます。

(その他、血管内皮機能への作用やミトコンドリア機能への作用を介した効果も考えられます。)



そこで、今回の研究では、

ポリフェノール類によるヒトでの運動能(athletic performance)への作用が検証されました。


具体的には、2016年4月の時点で

主要医学データベースを用いて、関連研究が検索され、

(MEDLINE, EMBASE, CINAHL, AMED, SPORTDiscus)


14報がメタ解析の対象となりました。


被験者は、

運動トレーニングを受けた男性が多く、

ポリフェノール類の平均用量は、1日あたり688±478 mgでした。



解析の結果、

少なくとも7日間以上のポリフェノールの投与によって、

運動パフォーマンスが、1.90%向上する傾向が見出されたということです。
(95% CI 0.40-3.39)


次に、

7報のサブ解析では、

ケルセチン投与により、2.82% (95% CI 2.05-3.58)の向上傾向が示唆されています。


以上のデータから、

ポリフェノールの投与によって、運動能・スポーツパフォーマンス向上作用が示唆されます。


DHCでは、ポリフェノール含有サプリメントを製品化しています。


ポリフェノール 30日分
4種類のポリフェノールを手軽に補給





リンゴポリフェノール 30日分
りんごの未熟果より抽出した若々しさあふれるポリフェノール!






DHCでは、大学との共同研究にて、

DHCのコエンザイムQ10投与によって、運動負荷時の活性酸素による酸化障害の抑制作用を報告しています。



具体的には、

トレッドミルを用いた60分間の持久走の負荷に際して、運動前の1週間、DHCのコエンザイムQ10 およびビタミンC、ビタミンEを摂取した群では、摂取しなかった群に比べて、尿中8-OHdG値の上昇が抑制(=運動による酸化障害の発生が抑制)されたというデータです。

運動習慣を有する場合、

マルチビタミンマルチミネラルに加えて、





コエンザイムQ10、



αリポ酸、



ビタミンC(ハードカプセル)、



ビタミンBミックス


アミノ酸



を利用することが好ましいと考えられます。








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