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地中海食による高尿酸血症リスクの低下 [2011年07月13日(水)]
今月の更年期関連疾患研究の専門ジャーナル(電子版)に、地中海食による高尿酸血症リスクの低下作用を示した研究が、ギリシャのグループ(University of Athens)から報告されていました。
(Maturitas. 2011 Jul 1)



地中海食は、地中海地方の伝統食で、野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。



今回の研究では、高齢者における地中海食の食習慣と、血中尿酸値との関連が検証されました。


具体的には、2009年に、心血管疾患を有していない男性257名(平均75歳)、女性281名(平均75歳)を対象に、地中海食の食習慣の遵守程度(MedDietスコア)と、血中尿酸値が測定されています。


(高尿酸血症は、男性では7mg/dLを超える場合、女性では6mg/dLを超える場合、と定義。)


解析の結果、高尿酸血症は、男性の34%、女性の25%で見出されました(p=0.02)。

地中海食スコア(0-55)は35±2です。


回帰分析によると、MedDietスコアは、血中尿酸値と負の相関が認められています(p<0.001)。

(高血圧、高コレステロール、糖尿病、クレアチンクリアランス、運動習慣、コーヒー消費といった交絡因子で補正後も有意。)


つまり、地中海食に従った食生活であれば、高尿酸血症のリスクが低くなることが示唆されます。
(特に、男性での有意差が認められたということです。)



以上のデータから、高齢者において、地中海食は高尿酸血症のリスクを低下させると考えられます。



高尿酸血症は、痛風や腎障害を生じますので、食生活の見直しによる予防や改善が大切です。





地中海食は、地中海地方の伝統食で、野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。


オリーブオイルは、単価不飽和脂肪酸というだけではなく、最近の研究では、エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイルに含まれるファイトケミカル・ポリフェノールによる抗酸化作用の有効性も示されています。


オリーブオイルを多用する地中海食は、心臓病などの生活習慣病の予防効果を示し、抗炎症作用を有する抗炎症ダイエットであることがわかっています。



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