サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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プロバイオティクス投与が放射線療法施行がん患者における下痢を改善:メタ解析 [2019年12月02日(月)]
栄養学の専門ジャーナルに、放射線療法を受けているがん患者での下痢の発生率に対するプロバイオティクス投与の効果を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Nutrients. 2019 Nov 27;11(12).)


これまでの系統的レビューにおいて、

放射線誘発性下痢(RID)に対するプロバイオティクスによる保護作用が示唆されています。


今回の系統的レビュー/メタ解析は、RIDに対するプロバイオティクス投与の有用性に関する検証のアップデートとして行われました。


主アウトカムは、
RIDの発生率、

副アウトカムは、

水様便、軟便の発生率、および止瀉薬服用率でした。


8報から、1,116名の被験者データが解析の対象となりました。


メタ解析の結果、

偽薬群に比べて、

プロバイオティクス投与群では

RIDのリスクが38%有意に低いという相関が見出されました。
(RR= 0.62, 95%CI = 0.46、0.83)


また、異質性を調整した解析でも、この有益性は確認されました。


次に、
サブ解析では、
放射線療法と化学療法の両方を受けている患者群では、

RIDの発生率は48%の低下傾向でした(有意差ナシ)。
(RR = 0.52、95%CI = 0.14、1.91)

一方、
放射線療法(RT)のみを受けている患者群は、

39%の有意なリスク低下が見出されました。
(RR = 0.61、95%CI = 0.48、0.78)

さらに、
プロバイオティクス投与群では、

止瀉薬の利用が46%有意に低いという相関が見出されました。
(RR = 0.54、95%CI = 0.35、0.84)


なお、軟便および水様便の発生率での有意差は検出されませんでした。



以上、今回の系統的レビュー/メタ解析から、

放射線療法を受けているがん患者において、

プロバイオティクスの投与による放射線誘発性下痢(RID)リスク低下作用が示唆されます。






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プロバイオティクス、シンバイオティクスには免疫調節作用などもあります。

プロバイオティクス・シンバイオティクスが手術部位感染を予防:メタ解析



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乳酸菌は、ベーシックなサプリメントとして利用が推奨されます。

様々な乳酸菌が製品化されていますので、自分にあった菌種を選ぶことが大切です。

具体的には、1ヶ月ほど試してみて、整腸作用も含めて体調をみるようにします。
(整腸作用は、乳酸菌の摂取後数日間の間に変化を感じると思います。もし、軟便あるいは下痢傾向になってしまうのであれば、他の菌種に変更します。

また、1-3ヶ月から数ヶ月間のサイクルで菌種をローテーションしてもいいでしょうし、複数の種類を同時にとることも大丈夫です。

ヨーグルトなどの発酵食品でもいいのですが、数百グラムを毎日食べるのは大変ですし、
確実に乳酸菌を摂るには、サプリメントの利用が手軽で続けやすいと思います。




プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。
最近の研究では、次の報告があります。




プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析



プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析




プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析




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posted at 23:55 | この記事のURL
小児白血病の化学療法副作用をプロバイオティクスが軽減する [2019年05月03日(金)]
小児腫瘍学の専門ジャーナル(電子版)に、小児白血病の化学療法に伴う消化器系副作用に対して、プロバイオティクスの有用性を示した臨床研究が、メキシコのグループ(Central South Hospital of High Specialty)から報告されていました。
(J Pediatr Hematol Oncol. 2019 Apr 24.)


急性白血病の小児において、

化学療法に伴って生じる消化器系の副作用が知られています。

今回の研究では、

急性白血病の小児患者での化学療法誘導性の消化管の副作用に対するプロバイオティクスの有用性が検証されました。

具体的には、

ランダム化比較試験として、

化学療法にて寛解期になった17歳未満の小児白血病の患者を対象に、

プロバイオティクス投与群
(a concentration of 5×109 CFU per sachet was administered at a standard dose twice daily, by mouth)

非投与群の2群について、

主アウトカムの消化器系症状が比較されました。
(嘔吐、嘔気、鼓腸、消化不良、下痢、便秘、腹痛、腹部膨満)


解析の結果、

消化器系副作用の発現率は、プロバイオティクス投与群において有意に低下していました。

8種類の症状のうちの3種類(嘔気、嘔吐、腹部膨満)では、

プロバイオティクス投与群において、有意な減少が見出されました。
(P<0.05)



下痢の発現率は50%有意に減少、
(RR;0.5, 95% CI, 0.2-1.2; P=0.04)


嘔気の発現率も50%有意に減少、
(RR of 0.5, 95% CI, 0.4-0.8; P=0.04)

嘔吐は60%有意に減少
(RR of 0.4, 95% CI, 0.2-0.9; P=0.04)

という作用が見出されました。

以上のデータから、

小児白血病に対する化学療法に伴う消化器系副作用に対して、

プロバイオティクス投与の有用性が示唆されます。




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posted at 23:55 | この記事のURL
ピロリ菌除菌治療の補完療法としてのプロバイオティクスの有用性:ネットワークメタ解析 [2019年04月26日(金)]
今月の臨床医学の専門ジャーナルに、ピロリ菌の除菌治療におけるプロバイオティクスの有用性を検証したネットワークメタ解析が報告されていました。
(Medicine (Baltimore). 2019 Apr;98(15):e15180.)


ヘリコバクター・ピロリ菌の感染は、胃がんの原因であり

感染がわかれば、ピロリ菌の除菌治療が行われます。

標準治療は、3剤併用療法として、2種類の抗生物質と1種類の胃酸抑制剤が投与されます。

しかし、標準治療では、100%除菌に成功するわけではなく、

また、副作用の問題もあります。

先行研究では、ピロリ菌除菌におけるプロバイオティクスの併用投与の有用性が示唆されてきました。

そこで、

今回のメタ解析では、

ピロリ菌根絶の促進に向けたプロバイオティクスの有用性と安全性について、

投与のタイミングや投与期間、プロバイオティクスの種類などが検証されました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて関連論文が検索され、
(PubMed, EMBASE, Cochrane Library, Web of Science, and CNKI databases)


40報、8924名のデータが解析の対象となり、


ITT解析にて、除菌率と副作用発現率が検証されました。


解析の結果、

対処群と比べて、

プロバイオティクス併用群では、

除菌率が有意に高値であり、
(RR 1.140, 95%CI 1.101-1.180, P&#8202;<&#8202;.001)

副作用の発生率は半減していました。
(RR 0.470, 95% CI 0.391-0.565, P&#8202;<&#8202;.001)


次にサブ解析では、

SUCRA(surface under the cumulative ranking curve) では、

・投与タイミング:before&#8202;+&#8202;same (75.2%),

・投与期間:2週間以上 (92.6%)

・プロバイオティクス+4剤併用療法
(99.9%), Lactobacillus (73.6%)

・複数のプロバイオティクスの組み合わせ(72.1%)

でした。

副作用では、

下痢(39.7%),

腹痛(43.9%),

嘔気(78.8%),

味覚障害(99.6%),

嘔吐 (7.1%),

便秘 (30.9%)

が見出されました。


以上、今回のメタ解析データから、

ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療において、

標準治療に加えて、

プロバイオティクスの併用により、

除菌率の有意な向上、

副作用の有意な低下といった作用が示唆されます。


具体的なプロバイオティクスの併用方法は、

除菌治療の前から投与を開始し、除菌治療の期間を通じて投与、

さらに、2週間以上の投与といった方法の有用性が示されています。



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posted at 23:54 | この記事のURL
プロバイオティクスによる抗酸化能亢進作用:メタ解析 [2019年01月25日(金)]
今日の夕方、帝国ホテルで、会議でした。
ロビーの花です↓




さて、本日のお勉強日記です。

今月のプロバイオティクス研究の専門ジャーナル(電子版)に、成人において、プロバイオティクスの投与と、酸化ストレスとの関連を検証した系統的レビュー/メタ解析が、イランのグループ(Tehran University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Probiotics Antimicrob Proteins. 2019 Jan 21.)



先行研究では、

プロバイオティクス投与による抗酸化能の改善作用が示唆されています。


そこで、

今回の系統的レビュー/メタ解析では、プロバイオティクス投与による抗酸化関連指標への影響が検証されました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, SCOPUS, ISI Web of Science, the Cochrane Library)

2017年11月までに収載された関連論文が検索され、

11報、577名のデータが解析の対象となりました。


解析の結果、

対照群に比べて、

プロバイオティクス投与群では、

総抗酸化能(TAC)の有意な亢進、
(WMD 77.30 mmol/L; 95% CI 2.60, 152.01; I2&#8201;=&#8201;88.3%)

過酸化脂質(MDA)の有意な減少、
(WMD -&#8201;0.31 μmol/L; 95% CI -&#8201;0.54, -&#8201;0.08; I2 =&#8201;71.5%)

が見出されました。


なお、グルタチオン(GSH)には有意差は検出されませんでした。
(WMD&#8201;=&#8201;19.32 μmol/L; 95% CI -&#8201;18.70, 57.33; I2 =&#8201;64.9%)



以上のメタ解析データから、

成人でのプロバイオティクス投与による抗酸化能改善作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。


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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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posted at 23:53 | この記事のURL
腸内環境を整える減量方法:メタ解析 [2019年01月07日(月)]
栄養学の専門ジャーナルに、シンバイオティクスの投与による肥満者での有用性を検証した系統的レビュー/メタ解析が、イランと英国のグループから報告されていました。
(Crit Rev Food Sci Nutr. 2018 Dec 30:1-13.)


先行研究では、

プロバイオティクス・シンバイオティクスによる肥満者での減量効果が示唆されてきました。


肥満者と痩せの人では、腸内細菌叢に相違があることが明らかになっています。

肥満者の腸内細菌叢では、短鎖脂肪酸を産生する菌が少ないため、短鎖脂肪酸のもつ単分泌代謝系への作用や消化管ホルモンへの作用が低下することが、肥満という表現型を生じていると考えられています。

したがって、
ヒトの肥満者に対して、プロバイオティクスの投与による腸内細菌叢への介入が、減量に有用であると思われます。


さて、
今回の系統的レビュー/メタ解析では、

肥満あるいは過体重の被験者に対して、シンバイオティクスを投与したランダム化比較試験(RCT)を対象に、体組成への作用が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Scopus, ISI Web of science, Cochrane Library, Google Scholar)

2018年10月までの収載論文が検索され、

23報のRCTがメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

偽薬群に比べて、

シンバイオティクス投与によって、

体重の有意な減少、
(WMD: -0.80&#8201;kg; 95% CI: -1.56 to -0.03, p&#8201;=&#8201;0.04)

ウエスト周囲長の有意な減少
(WMD: -2.07&#8201;cm; 95% CI: -3.11 to -1.03, p&#8201;<&#8201;0.001)

が見出されました。


一方、

BMIや
(WMD: -0.12&#8201;kg/m2; 95% CI: -0.40 to 0.16, p&#8201;=&#8201;0.39)

体脂肪量では、
(WMD: 0.02%; 95% CI: -1.27 to 1.87, p&#8201;=&#8201;0.74)

偽薬群と介入群との間に有意差は見出されませんでした。


次に、
メタ回帰分析では、

プロバイオティクスの用量と、体組成への作用との間に相関は検出できませんでした。


以上のデータから、

肥満者において、

シンバイオティクスの投与は、腸内細菌叢(腸内フローラ)への作用を介して、

体重やウエスト周囲長の改善作用を示すと考えられます。


腸内細菌叢が、肥満やメタボリック症候群の発症に関係することは明らかですし、合併症である内分泌代謝異常も生じることになります。

現時点では、どの人にどの種類のプロバイオティクス・シンバイオティクスを投与すると最も効果があるのかという個別化までのデータは分かっていません。


しかし、現在、急速に研究が進展している分野ですので、

今後、腸内細菌叢の個人差を調べて、各自の状態にあったプロバイオティクス、シンバイオティクスの投与により、体組成の改善や肥満に伴う合併症の予防のための介入が可能になると考えられます。



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posted at 23:56 | この記事のURL
プロバイオティクス・シンバイオティクスが手術部位感染を予防:メタ解析 [2018年12月22日(土)]
今月の臨床医学誌に、プロバイオティクス・シンバイオティクスによる手術部位感染のリスク低減作用を示したメタ解析が、欧州と米国のグループから報告されていました。
(J Clin Med. 2018 Dec 16;7(12).)


手術部位感染(Surgical site infection; SSI)は、
「手術操作が及んだ部位に発生する感染」と定義されます。

手術部位感染は、発生した部位により切開創手術部位感染、臓器体腔手術部位感染に分けられます。


腸内細菌叢は、免疫調節作用があることから、

周術期の手術部位感染(SSIs)およびその他の外科合併症(SRCs)の予防/リスク低減にも有用であると考えられます。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed/MEDLINE/Cochrane Central Register of Controlled Trials)

2018年6月までに収載された論文から、


外科手術を受けた患者に対して、

プレバイオティクス/プロバイオティクス/シンバイオティクスと

偽薬群/非介入群

との比較を行ったランダム化比較試験が検索され、

プロバイオティクス・シンバイオティクスの作用やSSIsやSRCsのアウトカムが調べられました。


35報の試験から、

3028名の成人患者が対象となりました。


プロバイオティクスでの介入が16報、

シンバイオティクスの介入が19報です。


解析の結果、

プロバイオティクス投与によって、

CRPとIL-6の有意な減少、
(それぞれSMD: -0.40, 95% CI [-0.79, -0.02], p = 0.041; SMD: -0.41, 95% CI [-0.70, -0.02], p = 0.006)

酢酸、酪酸、プロピオン酸の有意な増加
(それぞれSMD: 1.78, 95% CI [0.80, 2.76], p = 0.0004; SMD: 0.67, 95% CI [0.37, -0.97], p = 0.00001; SMD: 0.46, 95% CI [0.18, 0.73], p = 0.001)

が見出されました。


メタ解析では、

プロバイオティクスおよびシンバイオティクスの投与によって、

SRCsの有意な減少
(腹部膨満、下痢、肺炎、敗血症、術部位感染症、尿路感染症)

抗生剤投与期間の有意な短縮、

術後の発熱の有意な短縮、

入院期間の有意な短縮
(p < 0.05)

なども見出されました。


以上のデータから、

プロバイオティクスとシンバイオティクスの投与によって、

腸内細菌叢の免疫反応および短鎖脂肪酸の産生を介して、周術期の手術部位感染リスクを低減すると考えられます。



乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスは、腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスを改善し、免疫調節作用や生活習慣病予防効果を示します。



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グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



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乳酸菌が虫歯を予防する:メタ解析 [2018年10月18日(木)]
今月の臨床歯科学の専門ジャーナル(電子版)に、プロバイオティクスを含む乳製品による口腔環境および唾液関連指標への影響を検証したメタ解析が報告されていました。
(Clin Oral Investig. 2018 Oct 9.)


乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスは、腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスを改善し、免疫調節作用や生活習慣病予防効果を示します。


プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。
最近の研究では、次の報告があります。




プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析



プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析




プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析



さて、
今回のメタ解析では、

プロバイオティクスを含む乳製品による口腔環境および唾液関連指標への影響が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

成人あるいは小児を対象にしたランダム化比較試験において、

プロバイオティクスを含む乳製品の摂取群と、

対照群について、

口腔健康への作用を調べた研究が検索され、


32報が質的統合に含まれ、24報がメタ解析の対象となりました。


評価指標は、

プロバイオティクスによる、
ストレプトコッカス・ミュータンス(Streptococcus mutans、SM、う蝕(虫歯)の原因菌のひとつ),
ラクトバシラス属(Lactobacillus spp、LB),
yeast数への影響、

プラークインデックス、

唾液pH
です。



解析の結果、


プロバイオティクス投与群では、

SMの有意な減少が認められました。
(RD 0.15 [0.02, 0.28] p&#8201;=&#8201;0.03, I2&#8201;=&#8201;70%)


一方、
LBや
(RD 0.10 [-&#8201;0.03, 0.23] p&#8201;=&#8201;0.13, I2&#8201;=&#8201;94%)

イースト
(RD 0.05 [-&#8201;0.02, 0.12] p&#8201;=&#8201;0.7, I2&#8201;=&#8201;48%)

には有意な変化は認められませんでした。


連続解析では、

プロバイオティクス投与群と対照群との間で、

SMやLBにおいて有意な変化は認められませんでした。
(それぞれ;MD -&#8201;0.55 [-&#8201;1.16, 0.07] p&#8201;=&#8201;0.08, I2&#8201;=&#8201;62%, and RD 0.10 [-&#8201;0.03, 0.23] p&#8201;=&#8201;0.13, I2&#8201;=&#8201;94%)


次に、

プロバイオティクス投与群では、

唾液pHの有意な上昇、
(MD 0.20 [0.04, 0.35] p&#8201;=&#8201;0.01, I2&#8201;=&#8201;46%)

プラークインデックスの有意な上昇
(MD 0.38 [0.11, 0.65] p&#8201;=&#8201;0.005, I2&#8201;=&#8201;0%)

が認められました。


プロバイオティクス含有牛乳では、

SMの有意な減少、
(MD -&#8201;0.59 [-&#8201;0.96, -&#8201;0.22] p&#8201;=&#8201;0.002, I2&#8201;=&#8201;0%)

プロバイオティクス含有ヨーグルトでは。

LBカウント数の有意な減少
(RD 0.35 [0.19, 0.51] p&#8201;<&#8201;0.0001, I2&#8201;=&#8201;0%)

がそれぞれ見出されました。


以上のメタ解析から、

全面的に、

プロバイオティクスの摂取により、

虫歯の原因菌であるストレプトコッカス・ミュータンスの減少作用、

唾液pHの上昇、

プラークインデックスの上昇など口腔環境への好影響が示唆されます。




乳酸菌は、ベーシックなサプリメントとして利用が推奨されます。

様々な乳酸菌が製品化されていますので、自分にあった菌種を選ぶことが大切です。

具体的には、1ヶ月ほど試してみて、整腸作用も含めて体調をみるようにします。
(整腸作用は、乳酸菌の摂取後数日間の間に変化を感じると思います。もし、軟便あるいは下痢傾向になってしまうのであれば、他の菌種に変更します。

また、1-3ヶ月から数ヶ月間のサイクルで菌種をローテーションしてもいいでしょうし、複数の種類を同時にとることも大丈夫です。

ヨーグルトなどの発酵食品でもいいのですが、数百グラムを毎日食べるのは大変ですし、
確実に乳酸菌を摂るには、サプリメントの利用が手軽で続けやすいと思います。




プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。
最近の研究では、次の報告があります。




プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析



プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析




プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析





DHCでは、プロバイオティクスとして、


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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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多発性硬化症でのプロバイオティクスによる抗炎症作用 [2017年09月20日(水)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、多発性硬化症(MS)患者において、プロバイオティクス投与による抗炎症作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Kashan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(J Am Coll Nutr. 2017 Sep 18:1-6.)



多発性硬化症(MS; multiple sclerosis)は、免疫系の関与する神経変性疾患の1種であり、
脳における神経変性に炎症が関与することが示唆されています。

サプリメントに関しては、次の報告があります。


多発性硬化症に対する抗酸化サプリメントの有用性:系統的レビュー


多発性硬化症に対する機能性成分サプリメントによる抗炎症作用



今回の研究では、

多発性硬化症(MS)患者において、

プロバイオティクス投与による炎症および内分泌代謝関連遺伝子発現への影響が検証されました。

具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

MS患者40名を対象に、

・プロバイオティクスカプセル投与群:20名
(Lactobacillus acidophilus, Lactobacillus casei, Bifidobacterium bifidum, and Lactobacillus fermentum (2 × 109 colony-forming units/g each)

・偽薬投与群:20名

の2群について、12週間の投与が行われ、

末梢血球を用いて、
炎症、糖代謝、脂質代謝関連遺伝子発現が調べられています。


解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

プロバイオティクス投与群では、

末梢血単核球において、

炎症関連遺伝子(IL-8、TNF-α)発現が有意に抑制されていました。
(p < .001)

なお、IL-1、PPAR-γ、LDLR遺伝子発現には有意な変化は認められませんでした。

以上のデータから、

多発性硬化症患者において、

プロバイオティクス(乳酸菌とビフィズス菌)投与による炎症関連遺伝子発現抑制作用が示唆されます。

今後、MSに対する補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。



多発性硬化症(MS)に関連した機能性食品の研究報告として、下記のデータが知られています。


コエンザイムQ10による多発性硬化症での抗疲労効果



多発性硬化症の症状とビタミンDとの関連



コエンザイムQ10による抗炎症作用@多発性硬化症患者




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



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ヨーグルト・プロバイオティクスが高齢者の呼吸器疾患を予防する [2017年09月02日(土)]
加齢研究の専門ジャーナルに、プロバイオティクスの乳酸菌含有ヨーグルトによる高齢者での呼吸器感染症リスクへの働きを調べた臨床研究が、中国のグループ(Sichuan University)から報告されていました。
(Clin Interv Aging. 2017 Aug 8;12:1223-1231.)



乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスは、整腸作用だけではなく、免疫調節作用を介した疾病予防効果が知られています。



今回の研究では、

中高年から高齢者における急性上気道感染症(URTI)に対するプロバイオティクス・ヨーグルトの有用性が検証されました。




具体的にはランダム化比較試験として、

45歳以上の205名を対象に、

・1日あたり300mLのヨーグルト摂取群
(乳酸菌Lactobacillus paracasei N1115を3.6×107 CFU/mL含有)

・対照群(ヨーグルト/乳酸菌の非摂取群)

の2群について、12週間の介入が行われ、

主アウトカムとして、URTIの罹患率、

副アウトカムとして、
血中たんぱく質、免疫グロブリン、Tリンパ球サブセットなどが測定されています。



解析の結果、

対照群に比べて、

ヨーグルト・乳酸菌摂取群では、

急性上気道感染症(URTI)と診断された被験者数が有意に減少、

URTIイベント数も有意に減少した、ということです。

(それぞれP=0.038, P=0.030)


URTIのリスクは、

対照群に比べて、

ヨーグルト・乳酸菌摂取群では45%低下しました。

(RR =0.55, 95% CI: 0.307-0.969)


また、

CD3+細胞の割合は、

対照群に比べて、

介入群が、有意に高値でした。
(P=0.038)


なお、

総たんぱく質、アルブミン、グロブリン、プレアルブミンには、両群間で有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

中高年から高齢者において、

プロバイオティクス・乳酸菌の摂取によるT細胞調節作用を介した上気道感染症リスク低減作用が示唆されます。





乳酸菌は、ベーシックなサプリメントとして利用が推奨されます。

様々な乳酸菌が製品化されていますので、自分にあった菌種を選ぶことが大切です。

具体的には、1ヶ月ほど試してみて、整腸作用も含めて体調をみるようにします。
(整腸作用は、乳酸菌の摂取後数日間の間に変化を感じると思います。もし、軟便あるいは下痢傾向になってしまうのであれば、他の菌種に変更します。

また、1-3ヶ月から数ヶ月間のサイクルで菌種をローテーションしてもいいでしょうし、複数の種類を同時にとることも大丈夫です。

ヨーグルトなどの発酵食品でもいいのですが、数百グラムを毎日食べるのは大変ですし、
確実に乳酸菌を摂るには、サプリメントの利用が手軽で続けやすいと思います。




プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。
最近の研究では、次の報告があります。




プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析



プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析




プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析





DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


生菌ケフィア


DHC自分でつくるケフィアヨーグルト


複合サプリメント(グッドスルー)



乳酸菌EC-12 30日分

5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!




などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、

食物繊維

があります。






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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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posted at 23:54 | この記事のURL
プロバイオティクス・シンバイオティクスによる成人の皮膚疾患への有用性:レビュー [2017年07月09日(日)]
今月の臨床皮膚科学の専門ジャーナル(電子版)に、プロバイオティクス・プレバイオティクス・シンバイオティクスの摂取による、成人の皮膚疾患への有用性を検証したレビューが、米国のグループ(UC Davis)から報告されていました。
(Am J Clin Dermatol. 2017 Jul 5.)



シンバイオティクス(synbiotics)とは、

乳酸菌など善玉菌のプロバイオティクスと、

善玉菌の栄養分となるオリゴ糖や食物繊維といったプレバイオティクスを一緒にとること(あるいは製品)をさしています。


これまでの研究により、プロバイオティクスやシンバイオティクスの摂取によるさまざまな健康増進・未病対策、生活習慣病の改善作用が示されています。


今回のレビューでは、

成人の皮膚疾患へのプロバイオティクス・プレバイオティクス・シンバイオティクスの有用性が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて、
(Ovid MEDLINE, Cochrane Central Register of Controlled trials, EMBASE)

1946年1月1日から2017年1月11日までに収載された論文から、

18歳以上の成人を対象に、

皮膚疾患への治療を目的として

経口あるいは外用でのプロバイオティクス・プレバイオティクス・シンバイオティクスを用いた研究が検索され、


315論文から12報が解析の対象となりました。


解析の結果、


9報のうち6報において、

プロバイオティクスとプレバイオティクスにより、

アトピー性皮膚炎の症状改善軽減

QOLの改善、

臨床的重症度の軽減といった作用が認められたということです。

また、
1報では、
乾癬での炎症マーカー改善が示されており、

他の1報では、
尋常性&#30180;瘡(ニキビ)の治療において、

補完療法としてのプロバイオティクスの有用性が示されています。



以上のデータから、

プロバイオティクスの特定の種の摂取により、

アトピー性皮膚炎の臨床症状の改善作用、

尋常性&#30180;瘡(ざ瘡)に対する抗生剤との併用による補完療法としての有用性が示唆されます。





DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


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食物繊維

があります。




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ピロリ菌除菌でのプロバイオティクスの有用性:メタ解析 [2017年07月07日(金)]
今月の臨床薬理学の専門ジャーナル(電子版)に、小児でのヘリコバクターピロリ菌感染に対する3剤併用除菌療法に、プロバイオティクスの組み合わせによる有用性を検証したメタ解析が報告されていました。
(Eur J Clin Pharmacol. 2017 Jul 5.)



ヘリコバクターピロリ菌の感染は、胃がんリスクであることがわかっています。

小児期に感染が成立することから、日本の自治体の中には、中学生を対象にしたピロリ菌の感染検査と除菌治療を行っているところもあります。


今回の研究では、

小児のピロリ菌感染に対して、3剤併用除菌療法に、プロバイオティクスを組み合わせた際の有用性が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースから、

29報、3122名の被験者、17種類のプロバイオティクス投与法が検出されました。

解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

プロバイオティクスを併用した群では、

3剤併用療法によるピロリ菌除菌率が19%高値であったということです。

(RR; 1.19, 95% CI 1.13-1.25)


このとき、

副作用の発生率は、プロバイオティクス併用群において、51%低下していました。
(RR 0.49, 95% CI 0.38-0.65)



3剤併用療法に組み合わせるプロバイオティクスの菌種としては、

Lactobacillus casei が、ピロリ菌除菌率では最も優れていました。
(P score = 0.84)

副作用低減効果では、
Lactobacillus acidophilus とLactobacillus rhamnosusの組み合わせが優れていました。
(P score = 0.93)


また、副作用のタイプ別での副作用軽減有用性は、

下痢予防では、
Bifidobacterium infantis, Bifidobacterium longum, L. acidophilus, L. casei, Lactobacillus plantarum, Lactobacillus reuteri, L. rhamnosus, Lactobacillus salivarius, Lactobacillus sporogenes, and Streptococcus thermophilus
の組み合わせが優れており、

食欲不振に対しては、

Bacillus mesentericus, Clostridium butyricum, and Streptococcus faecalis
の組み合わせ、

便秘に対しては、
B. longum, Lactobacillus bulgaricus, and S. thermophilus
の組み合わせが優れていました。

その他、
膨満感に対しては、
Saccharomyces boulardii

悪心・嘔吐に対しては、
Bifidobacterium breve, B. infantis, L. acidophilus, L. bulgaricus, L. casei, L. rhamnosus, and S. thermophilusの組み合わせが優れていたということです。

以上のデータから、

小児のピロリ菌感染に対する3剤併用療法において、

特定のプロバイオティクスの併用投与による除菌率の向上、副作用の軽減といった有用性が示唆されます。



DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


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プロバイオティクスによる妊娠糖尿病での内分泌代謝改善作用:メタ解析 [2017年05月09日(火)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、妊娠糖尿病において、プロバイオティクスによる内分泌代謝改善作用を示したメタ解析が、オーストラリアのグループ(Monash University)から報告されていました。
(Nutrients. 2017 May 5;9(5).)


先行研究では、妊娠糖尿病でのプロバイオティクス、シンバイオティクスの有用性が示されています。

妊娠糖尿病での乳酸菌の有用性


妊娠糖尿病に対するプロバイオティクスの有用性



今回の研究では、

妊娠糖尿病において、

プロバイオティクスによる糖代謝及び脂質代謝への働きが検証されました。


具体的には、
ランダム化比較試験を対象にした系統的レビューとメタ解析として、

7種類のデータベースを用いて、

2001年から2017年の間に収載された、6−8週間以上の介入を行った妊娠糖尿病に対するランダム化比較試験(RCT)が抽出され、


質の高い4報のRCT、被験者288名のデータがメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

まず、
妊娠糖尿病での乳酸菌の摂取は、

空腹時血糖値
(Mean Difference = -0.13; 95% CI -0.32, 0.06, p = 0.18)

LDL-コレステロール値
(-0.16; 95% CI -0.45, 0.13, p = 0.67)
には有意な影響は示されませんでした。


次に、
インスリン抵抗性(HOMA-IR)では、

乳酸菌摂取により有意な改善作用が見いだされています。
(-0.69; 95% CI -1.24, -0.14, p = 0.01)


その他、妊娠中の体重増加、出産方法、新生児アウトカムの指標に関して、乳酸菌群と、対照群との間に有意差は認められませんでした。

なお、
乳酸菌摂取に関して、有害事象は見いだされていません。


以上のメタ解析から、

妊娠糖尿病において、

プロバイオティクスの6−8週間の投与により、

インスリン抵抗性の改善作用が示唆されます。



プロバイオティクスは、整腸作用や免疫調節作用、内分泌代謝改善作用など多彩な機能性が示されており、かつ、安全性も高いことから、

妊娠糖尿病に対する補完療法としても有用と考えられます。


今後、各自の腸内フローラに応じた、至適な菌種や摂取方法の検証が期待される分野です。




乳酸菌は、ベーシックなサプリメントとして利用が推奨されます。

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具体的には、1ヶ月ほど試してみて、整腸作用も含めて体調をみるようにします。
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確実に乳酸菌を摂るには、サプリメントの利用が手軽で続けやすいと思います。




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最近の研究では、次の報告があります。




プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析



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DHCでは、プロバイオティクスとして、


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プロバイオティクスが2型糖尿病での心血管リスクを改善:メタ解析 [2017年03月22日(水)]
臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、2型糖尿病患者において、プロバイオティクス摂取による心血管リスクへの働きを検証した系統的レビューとメタ解析が報告されていました。
(Clin Nutr. 2017 Feb 24.)



乳酸菌やビフィズス菌などプロバイオティクスの摂取により、
空腹時血糖値の改善作用が示唆されています。

最近の研究では、次の報告があります。

プロバイオティクスが糖尿病での糖代謝を改善:メタ解析


さて、

今回の研究では、

糖尿病患者において、高血圧や脂質異常に対するプロバイオティクスの作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, ISI Web of Knowledge, Scopus, The Cochrane Library, ClinicalTrials.gov,)

2016年5月までに収載された関連文献が検索され、

ランダム化比較試験11報、641名のデータが調べられています。


解析の結果、

2型糖尿病患者では、

偽薬群に比べて、

プロバイオティクス摂取群では、


収縮期血圧の有意な低下、
(WMD, -3.28 mmHg; 95% CI, -5.38 to -1.18)

拡張期血圧の有意な低下、
(WMD, -2.13 mmHg; 95% CI, -4.5 to 0.24)

LDLコレステロール値の有意な低下、
(WMD, 8.32 mg/dl; 95% CI, -15.24 to -1.4)

総コレステロール値の有意な低下、
(WMD, -12.19 mg/dl; 955 CI -17.62 to -6.75)

中性脂肪値の有意な低下
(WMD, -24.48 mg/dl; 95% CI, -33.77 to -11.18)

が見出されたということです。


なお、研究の質にはばらつきが認められました。



今回の系統的レビュー/メタ解析から、

2型糖尿病患者において、

プロバイオティクスの利用による高血圧および脂質異常症改善作用が示唆されます。


プロバイオティクスおよびプレバイオティクスは、生活習慣病の予防や改善のための補完療法として有用と考えられます。




DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖




生菌ケフィア




複合サプリメント(グッドスルー)




乳酸菌EC-12 30日分
5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!







などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、

食物繊維



があります。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。

地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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posted at 23:54 | この記事のURL
乳酸菌FK-23による抗アレルギー作用 [2016年05月19日(木)]
乳酸菌には、整腸作用だけではなく、免疫調節作用、抗アレルギー作用など多彩な機能性があり、年齢性別にかかわりなく推奨できるベーシックなサプリメントです。


DHCでも、さまざまな乳酸菌を製品化しており、

例えば、最近では、乳酸菌の1つのエンテロコッカス・フェカリス(FK)-23菌を含む製品があります。

少し以前の文献ですが、FK-23(Enterococcus faecalis FK-23)の機能性に関する論文を読んでみました。


臨床免疫学の専門ジャーナルに、FK-23の抗アレルギー作用を示した臨床研究が、ニチニチ製薬(Nichinichi Pharmaceutical Co., Ltd.)のグループから報告されていました。
(J Investig Allergol Clin Immunol. 2004;14(3):187-92.)



研究では、

アレルギー性鼻炎患者において、FK-23の投与による免疫反応への作用が検証されました。



具体的には、

オープンラベル試験として、

アレルギー性鼻炎患者50名を対象に、

1グラムのFK-23を28日間経口投与し


介入の前後で、

鼻炎の症状、ツベルクリン反応、末梢血などが調べられています。




解析の結果、

PPD精製タンパク質誘導物皮内反応は、

FK23投与前には、直径が2.14±2.14 mmであり、

31日目の時点では、7.26±4.81 mmと有意に増大していました。
(p < 0.01)



また、

PPD皮内反応の大きさと、鼻炎症状スコアとの間には有意な負の相関が認められています。
(r= - 0.600, p < 0.001)



末梢血中の好酸球数は、

介入前の248±149 cells/mlから

介入後に76±98 cells/mlへと有意な減少が認められました。
(p < 0.01).




以上のデータから、

アレルギー性鼻炎患者において、

FK-23の経口投与により、

免疫調節作用を介したアレルギー性鼻炎の改善作用が示唆されます。



DHCでは、
フェリカスFK-23含有製品を取り扱っています。

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乳酸菌は、ベーシックなサプリメントとして利用が推奨されます。

様々な乳酸菌が製品化されていますので、自分にあった菌種を選ぶことが大切です。

具体的には、1ヶ月ほど試してみて、整腸作用も含めて体調をみるようにします。
(整腸作用は、乳酸菌の摂取後数日間の間に変化を感じると思います。もし、軟便あるいは下痢傾向になってしまうのであれば、他の菌種に変更します。

また、1-3ヶ月から数ヶ月間のサイクルで菌種をローテーションしてもいいでしょうし、複数の種類を同時にとることも大丈夫です。

ヨーグルトなどの発酵食品でもいいのですが、数百グラムを毎日食べるのは大変ですし、
確実に乳酸菌を摂るには、サプリメントの利用が手軽で続けやすいと思います。



腸内細菌叢(腸内フローラ)を健康に保つ(善玉菌を増やし維持する)には、
・プロバイオティクスの摂取、
・プレバイオティクスの摂取
が重要です。

腸内細菌叢の改善では、食物繊維の有用性はよく知られています。

また、オリゴ糖は、善玉菌を増やす効果がありますので、
乳酸菌と一緒にオリゴ糖もとることが大切です。




プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。
最近の研究では、次の報告があります。




プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析



プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析




プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析





DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


生菌ケフィア


DHC自分でつくるケフィアヨーグルト


複合サプリメント(グッドスルー)



などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、

食物繊維

があります。



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posted at 23:55 | この記事のURL
プロバイオティクスによる歯周病・歯肉炎のリスク低減効果:メタ解析 [2016年03月15日(火)]
今月の歯科の専門ジャーナル(電子版)に、プロバイオティクスによる歯周病や歯肉炎のリスクへの作用を検証したメタ解析が、ドイツのグループから報告されていました。
(J Dent. 2016 Mar 7)



これまでの研究により、プロバイオティクスによる口腔環境の改善を介した歯科の疾患(齲歯/うし/虫歯、歯肉炎、歯周病)リスク低減作用が示唆されています。


今回の研究では、

口腔環境や歯肉炎などのリスクに対して、

乳酸菌と偽薬の投与による比較が検証されています。



具体的には、

主要医学データベースから、
(Medline, Embase, Central)

プロバイオティクスと偽薬を投与したランダム化比較試験を対象に、

ミュータンス菌(虫歯の原因菌)、ラクトバシラス(乳酸菌)、歯周病変の数、歯肉炎・歯周病の罹患率、口腔衛生環境への作用が調べられています。


50報、3,247名が解析の対象となりました。


これらの研究では、主に、

小児を対象に、

乳酸菌lactobacilli、ビフィズス菌bifidobacteria、その他の属が投与されています。



解析の結果、

プロバイオティクスの投与により、

ミュータンス菌(虫歯の原因菌)減少作用が有意に認められたということです。
(OR: 2.20, 95% CI: 1.23/3.92)

このとき、乳酸菌の減少は認められていません。
(OR: 2.84; 1.34/6.03)<104 CFU/ml


また、ミュータンス菌の菌数の有意な減少が認められ、
(SMD: -1.18, 95% CI: -1.64/-0.72)、

乳酸菌の菌数には有意な変化は示されませんでした。
(SMD: 0.33; 0.15/0.52)

なお、歯周病の病原については有意差は認められませんでした。



プロバイオティクス投与により、

歯周病関連の指標の有意な改善が認められています。

(歯周病指標となる歯周ポケット底部からの出血:プロービング時の出血の減少SMD: -1.15; -1.68/-0.62)
(gingival index, SMD: -0.86; -1.52/-0.20)

なお、プラーク指数には、有意差は認められていません。
(SMD:0.51; -1.10/0.07)


齲歯/うし/虫歯の罹患率に関しては、減少傾向は認められましたが、有意差はありませんでした。
(OR: 0.60; 0.35/1.04)


その他、
歯周ポケット深さ. (Probing Pocket Depth:PPD)は、有意な減少(改善)が認められています。


以上のデータから、

プロバイオティクスによる歯周病や歯肉炎のリスク低減効果、口腔環境改善効果が示されます。


DHCでは、下記の製品を取り扱っています。

オーラルクリアSS-K12 30日分
歯磨きあとの新習慣!なめて、溶かして、息キレイ

口腔内の代表的な善玉菌のひとつであるSS-K12(ストレプトコッカス・サリバリウスK12)は乳酸菌の一種です。SS-K12は悪玉菌にアプローチし、口腔内の環境をととのえたり、ニオイ対策にも役立ちます。




腸内細菌叢(腸内フローラ)を健康に保つ(善玉菌を増やし維持する)には、

・プロバイオティクスの摂取、

・プレバイオティクスの摂取

が重要です。

腸内細菌叢の改善では、食物繊維の有用性はよく知られています。

また、オリゴ糖は、善玉菌を増やす効果がありますので、
乳酸菌と一緒にオリゴ糖もとることが大切です。



乳酸菌は、ベーシックなサプリメントとして利用が推奨されます。

様々な乳酸菌が製品化されていますので、自分にあった菌種を選ぶことが大切です。

具体的には、1ヶ月ほど試してみて、整腸作用も含めて体調をみるようにします。
(整腸作用は、乳酸菌の摂取後数日間の間に変化を感じると思います。もし、軟便あるいは下痢傾向になってしまうのであれば、他の菌種に変更します。

また、1-3ヶ月から数ヶ月間のサイクルで菌種をローテーションしてもいいでしょうし、複数の種類を同時にとることも大丈夫です。

ヨーグルトなどの発酵食品でもいいのですが、数百グラムを毎日食べるのは大変ですし、
確実に乳酸菌を摂るには、サプリメントの利用が手軽で続けやすいと思います。




プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。
最近の研究では、次の報告があります。




プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析



プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析




プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析





DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


生菌ケフィア


DHC自分でつくるケフィアヨーグルト


複合サプリメント(グッドスルー)



などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、

食物繊維

があります。





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抗生物質の利用でうつ病リスクが上昇 [2016年02月28日(日)]
抗生物質の利用とうつ病との関連を調べた研究が、イスラエルのグループから報告されていました。
(J Clin Psychiatry. 2015 Nov;76(11):1522-8.)



腸内細菌叢(腸内フローラ)は、整腸作用だけではなく、免疫機能の維持や抗炎症作用など健康維持に重要な役割を果たしていることが明らかになっています。

食生活などの環境要因によって、腸内細菌叢に乱れが生じると、脂肪酸などの代謝の変化や慢性炎症の惹起により、

肥満、脂質異常症、アレルギー疾患、炎症性疾患、神経疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病)、精神疾患(うつ病や自閉症ADHD)のリスクが高まることが示唆されています。

腸内細菌叢のバランスの異常(構成する菌種の異常)は、ディスバイオーシス(dysbiosis)と呼ばれます。

最近では、ディスバイオーシスを原因とする各種疾患に対する治療として便移植も行われるようになりました。


腸内細菌叢の乱れ・ディスバイオーシスを生じる状態に、抗生物質の服用があげられます。


先行研究では、

抗生物質の服用が多いほど乳がんリスクが上昇

というデータが示されています。


今回の研究では、
抗生物質の服用と、うつ病、不安症、精神病(psychosis)との関連が検証されました。


具体的には、

3個の症例対照研究として、

1995年から2013年までの英国の医学記録から、

うつ病患者202,974名、

不安症患者14,570名、

精神病患者2,690名と、


対照群(それぞれ803,961名、57,862名、10,644名)

が対象となり、
(被験者は15歳から65歳)

各クラスの抗生剤の服用状況が調べられました。

診断前の肥満や喫煙、飲酒、感染症の既往などが交絡因子として調整されています。


解析の結果、

まず、

全てのクラスの抗生剤に関して、単回の治療コースの服用と、

うつ病リスク上昇との間に有意な相関が認められました。


例えば、
ペニシリン類では23%上昇、
(1.23, 95% CI, 1.18-1.29)

キノロン類では25%上昇
(1.25, 95% CI, 1.15-1.35)
でした。


次に、

複数の回数(治療コース)の抗生剤の投与は、

ペニシリン類の場合、
2-5回では40%のリスク上昇

6回以上では56%のリスク上昇が認められたということです。


同様の相関が、
不安症のリスクと、ペニシリン類およびスルホンアミド類の服用との間にも見出されています。


ペニシリン類の単回の治療コースでは17%のリスク上昇、

6回以上では44%のリスク上昇でした。

一方、精神病のリスクと、抗生剤の服用との間に有意な関連は認められませんでした。



その他、

抗真菌薬の服用は、

単回の治療コースでは、うつ病と不安症のリスクの軽度上昇が認められましたが、

複数回の治療コースでは相関は見出されませんでした。


以上のデータから、

抗生剤の服用と、うつ病リスク上昇および不安症リスク上昇との関連が示唆されます。




腸内細菌叢(腸内フローラ)を健康に保つ(善玉菌を増やし維持する)には、
・プロバイオティクスの摂取、
・プレバイオティクスの摂取
が重要です。

腸内細菌叢の改善では、食物繊維の有用性はよく知られています。

また、オリゴ糖は、善玉菌を増やす効果がありますので、
乳酸菌と一緒にオリゴ糖もとることが大切です。



乳酸菌は、ベーシックなサプリメントとして利用が推奨されます。

様々な乳酸菌が製品化されていますので、自分にあった菌種を選ぶことが大切です。

具体的には、1ヶ月ほど試してみて、整腸作用も含めて体調をみるようにします。
(整腸作用は、乳酸菌の摂取後数日間の間に変化を感じると思います。もし、軟便あるいは下痢傾向になってしまうのであれば、他の菌種に変更します。

また、1-3ヶ月から数ヶ月間のサイクルで菌種をローテーションしてもいいでしょうし、複数の種類を同時にとることも大丈夫です。

ヨーグルトなどの発酵食品でもいいのですが、数百グラムを毎日食べるのは大変ですし、
確実に乳酸菌を摂るには、サプリメントの利用が手軽で続けやすいと思います。




プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。
最近の研究では、次の報告があります。




プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析



プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析




プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析





DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


生菌ケフィア


DHC自分でつくるケフィアヨーグルト


複合サプリメント(グッドスルー)



などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、

食物繊維

があります。








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posted at 23:51 | この記事のURL
抗生物質の服用が多いほど乳がんリスクが上昇 [2016年02月27日(土)]
腸内細菌叢(腸内フローラ)は、整腸作用だけではなく、免疫機能の維持や抗炎症作用など健康維持に重要な役割を果たしていることが明らかになっています。


食生活などの環境要因によって、腸内細菌叢に乱れが生じると、代謝の変化や慢性炎症の惹起により、

肥満、神経疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病)、精神疾患(うつ病や自閉症ADHD)のリスクが高まることが示唆されています。


また、アレルギー疾患のリスクも高くなることから、ヨーグルトによる花粉症の症状軽減といった働きも知られています。



腸内細菌叢の乱れを生じる状態に、抗生物質の摂取があげられます。


今日では、腸内細菌叢の重要性が認識されていますが、
特にこの数年、腸内フローラの研究が臨床実践にも応用されるようになりました。


腸内細菌叢の重要性を示唆する研究データとして、

10年以上も前に、抗生物質の利用と乳がんリスクとの関連を示した研究が報告されていました。
(JAMA. 2004 Feb 18;291(7):827-35.)



具体的には、オランダでの症例対照研究として、

19歳以上の侵襲性乳がん患者2,266名と、

対照群7953名を対象に、


薬局の電子記録に基づく抗生物質の利用と、乳がんリスクとの関連が調べられています。



解析の結果、

抗生物質の服用日数の累積(合計)が増えるにしたがって、乳がん発症が有意に増加していたということです。


利用日数ゼロを対照群の1としたときに、それぞれの服用日数の累積と、乳がんリスクとの関係は、

1-50日:45%リスク増加

51-100日:53%リスク増加

101-500日:68%リスク増加

501-1000日:114%リスク増加

1001日以上:107%リスク増加

でした。
(P<.001 for trend).


抗生物質の利用と乳がんリスク増大の相関は、

あらゆるクラスの抗生物質において有意に認められたということです。


抗生物質は、細菌感染症には特効薬となりえますが、(腸内細菌も腸内細菌叢の乱れを生じます。


抗生物質の過剰な投与が長期的な健康リスクとなることを明確に示した研究です。


12年前のこの論文では、著者らは、

相関関係は明確であるが、因果関係については検証が必要、と考察しています。


しかし、その後の腸内細菌叢に関する研究を考えると、

抗生物質の累積利用が、免疫調節や抗炎症といった腸内細菌叢のバランスを乱すことで、

乳がんの発症に関与すると考えられます。



腸内細菌叢(腸内フローラ)を健康に保つ(善玉菌を増やし維持する)には、

・プロバイオティクスの摂取、

・プレバイオティクスの摂取

が重要です。



腸内細菌叢の改善では、食物繊維の有用性はよく知られています。

また、オリゴ糖は、善玉菌を増やす効果がありますので、

乳酸菌と一緒にオリゴ糖もとることが大切です。



プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。
最近の研究では、次の報告があります。




プロバイオティクスによる脂質異常症改善効果:メタ解析



プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析




プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析





DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


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また、プレバイオティクスとしては、

食物繊維

があります。






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重症うつ病に対するプロバイオティクスの有用性 [2015年12月31日(木)]
栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、重症うつ病に対するプロバイオティクスの有用性を示した臨床研究が報告されていました。
Nutrition. 2015 Sep 28.)


うつ病に対する有効性が示されている機能性食品・サプリメントには、
セントジョーンズワートやオメガ3系必須脂肪酸(EPA、DHA)があります。


今回の研究では、

重症うつ病の患者において、
プロバイオティクス投与によるうつ病関連指標、炎症マーカー、酸化ストレスマーカーなどが検証されました。


具体的には、
ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

DSM-IVのクライテリアにより重症うつ病と診断された40名(20歳から55歳)を対象に、

プロバイオティクス投与群(20名)あるいは偽薬投与群(20名)の2群について、
8週間の介入試験が行われています。

プロバイオティクスは、フリーズドライのカプセルにて、次の菌種が投与されました。
Lactobacillus acidophilus (2 × 109 CFU/g),
Lactobacillus casei (2 × 109 CFU/g),
Bifidobacterium bifidum (2 × 109 CFU/g)


介入の前後で各種指標が測定され、

食事や身体活動も記録されています。


解析の結果、

まず、

食事調査では、両群について、有意な差は認められていません。


次に、

8週間後の時点で、

プロバイオティクス投与群では、

偽薬投与群に比べて、

うつ病関連指標の有意な改善が認められたということです。

Beck Depression Inventory総スコアの有意な低下:
プロバイオティクス群:-5.7 ± 6.4 vs. 偽薬群:-1.5 ± 4.8, (P = 0.001)


その他、

偽薬投与群に比べて、

プロバイオティクス投与群では、

介入後に、

血中インスリン値の有意な低下、
(-2.3 ± 4.1 vs. 2.6 ± 9.3 μIU/mL, P = 0.03)

HOMA-IRでのインスリン抵抗性の低下(改善)、
(-0.6 ± 1.2 vs. 0.6 ± 2.1, P = 0.03)

炎症マーカーである血中CRP値の有意な低下
(-1138.7 ± 2274.9 vs. 188.4 ± 1455.5 ng/mL, P = 0.03)

が示されています。


さらに、

プロバイオティクス投与群では、

偽薬投与群に比べて、

血漿中の総グルタチオン値の有意な増加が示されています。

なお、
血糖値やβ細胞機能、インスリン感受性、脂質代謝、総抗酸化能には有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

重症うつ病患者において、

プロバイオティクスの投与によるうつ病スコアの改善や糖代謝の改善作用が示唆されます。

重症うつ病は、いわゆる難治性疾患ですので、標準治療に加えて、機能性食品成分・サプリメントを補完療法として併用することが推奨されます。


DHCでは、うつ病対策に関連したサプリメントを製品化しています。


セントジョーンズワート 30日分
ほがらかな心で毎日をはつらつと
通常価格
\850(税込\918)





うつ病に対する機能性食品・サプリメントの研究として、次のような報告があります。



DHAによる重症うつ病改善作用



うつ病に対するEPAの効果



抗うつ作用のあるサプリメントレビュー



セントジョーンズワートはSSRIと同等の抗うつ作用を示す



うつ病治療におけるセントジョーンズワートの費用対効果



うつ病へのビタミンDサプリメント投与



緑茶による報酬学習の改善と抗うつ作用




野菜と果物の摂取が多い高齢者はうつ病リスクが低い




若年女性における葉酸の抗うつ作用



うつ病ではビタミンDが低値



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制



ビタミンB群が脳卒中後のうつ病を予防




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プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善作用:メタ解析 [2015年09月06日(日)]
今月の臨床医学の専門ジャーナルに、プロバイオティクス摂取による脂質代謝改善、心血管リスク改善作用を示した系統的レビュー・メタ解析が、オーストラリアのグループ(Griffith University)から報告されていました。
(Ann Med. 2015 Sep 4:1-11.)



今回の研究では、

プロバイオティクス摂取による脂質代謝への影響および付随する心血管リスクへの作用が検証されました。



具体的には、

2000年から2014年までの主要医学データベースが用いて、

15報、788名のデータが解析の対象となっています。


解析の結果、

プロバイオティクスの摂取によって、

総コレステロール値の有意な低下、

LDLコレステロール値の有意な低下、

BMI、ウエスト周囲径の有意な低下、

炎症マーカーの有意な低下が見出されたということです。



次に、
プロバイオティクスによる総コレステロール値およびLDL値への影響について、層別解析では、
カプセル形状よりもヨーグルト、
8週間以上の摂取、
単一の菌種よりも複数の菌種などの層による有意な作用が認められました。

菌種では、アシドフィルス菌(Lactobacillus Acidophilus)が、他の菌種よりも有用性が示唆されています。



以上のデータから、

心血管リスク因子の一つである脂質異常症に対するプロバイオティクス(複数菌種の8週間以上の)投与による改善効果が示唆されます。





プロバイオティクスは、様々な有用性が示されています。
最近の研究では、次の報告があります。

プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析






DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖


生菌ケフィア


DHC自分でつくるケフィアヨーグルト


複合サプリメント(グッドスルー)



などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、

食物繊維

があります。





中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、


下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。



マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。



ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。




ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。




コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。






↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。






↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))





DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))




乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))





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水溶性食物繊維による過敏性腸症候群(IBS)症状改善効果:メタ解析 [2015年07月12日(日)]
今月の消化器病学の専門ジャーナル(電子版)に、水溶性食物繊維による過敏性腸症候群(IBS)症状改善効果を示したメタ解析が、米国のグループ(Johns Hopkins University School of Medicine)から報告されていました。
(Eur J Gastroenterol Hepatol. 2015 Jul 2.)



過敏性腸症候群(IBS;Irritable Bowel Syndrome)は、大腸の蠕動運動の異状により下痢や便秘といった症状を示す疾患です。

ただし、潰瘍といった器質的病変はなく、機能性疾患とされています。



先行研究では、

食物繊維、特に水溶性食物繊維の摂取による過敏性腸症候群(IBS)への好影響が示唆されています。



(なお、食物繊維の分類は、
水溶性食物繊維、不溶性(難溶性)食物繊維というのが一般的ですが、

最近では、発酵の有無による機能性に注目して、
発酵性食物繊維(fermentable fibers)と非発酵性、という分け方も使われます。

一般に、
発酵性食物繊維は、だいたい、水溶性食物繊維です。)



さて、今回のメタ解析では、

食物繊維(水溶性、難溶性)の摂取による過敏性腸症候群(IBS)への働きが検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(Medline, EMBASE, Cochrane Central, CINAHL, LILACS, ClinicalTrials.gov)


IBSに対する食物繊維と偽薬との比較を行ったランダム化比較試験およびクロスオーバー試験が対象となり、


4199報から、121報が選択され、22報が全文スクリーニングされました。




解析の結果、

食物繊維の摂取によるIBS症状の有意な改善効果が認められたということです。
(RRで27%の改善効果)
[risk ratio: 1.27; 95%CI: 1.05-1.54]



層別解析では、

水溶性食物繊維の摂取では、

症状の有意な改善(49%の改善)が示されており、
(risk ratio 1.49; 95% CI: 1.09-2.03)


腹痛スコアでも同様の改善が見出されました。


一方、

難溶性食物繊維では、いずれのアウトカムでも有意な改善は見出されていません。




以上のデータから、

食物繊維、特に水溶性食物繊維の摂取による、
過敏性腸症候群(IBS)の症状効果が示唆されます。



厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。

教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、

補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。


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