サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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海水成分によるアトピー性皮膚炎の改善 [2008年07月31日(木)]
皮膚科学の専門誌に、海水に由来する成分によるアトピー性皮膚炎の改善作用を示した研究が報告されていました。
(Int J Dermatol. 2005;44:151-7.)


一般に、海水に豊富に含まれるマグネシウム塩は、炎症性疾患に対して好ましい作用を示すことが知られています。


この研究では、死海の深層から採取された塩化マグネシウムの豊富な塩を用いて、アトピー性皮膚炎に対する効果が検討されました。

被験者は、アトピーよる乾燥肌の症状を呈しています。

実験の方法は、死海由来の塩を5%含む溶液(bath solution)に、片方の腕を15分間浸し、対照として、もう片方の腕を水道水に浸すというものです。

乾燥肌およびバリア機能の指標として、実験の前後(実験前と1−6週間後)で、経皮水分蒸散量(TEWL)、皮膚の水分量や肌質、発赤の程度などが測定されました。

その結果、試験前にTEWLが高値であったサブグループにおいて、水道水に比べて、死海の海水由来成分による皮膚バリア機能の有意な改善が認められたということです。


また、いずれのサブグループにおいても、皮膚の水分量は、水道水に比べて、海水に浸した群で増加しており、保湿効果が示唆されます。

さらに、海水による肌質や発赤の改善も認められました。


以上のデータから、水道水に比べて、海水の成分は、皮膚に対する保湿効果および抗炎症効果を有すると考えられます。

論文著者らは、作用機序としてマグネシウム塩による働きを考察しています。



なお、一般の海水浴では、紫外線による肌への障害が考えられますので、必ずしも好ましいわけではありません。

一方、この論文では、海水成分による皮膚への効果が示されていますので、例えば、タラソテラピーで用いられる海水プール等による効果が期待できます。
posted at 23:53 | この記事のURL
タラソテラピーのプログラム [2008年07月29日(火)]
タラソテラピー(海洋療法)のプログラムは、それぞれの地域の特色を生かしてローカライズされます。


一般的なタラソの内容と、それに対応する「赤沢スパ」のプログラムは次のようになります。




一般的なタラソのメニュー → 赤沢スパのプログラム


@海水プールでの運動 (海水中での運動療法):

     → 『海洋深層水100%原水プール』での 「逆水流歩行」などのアクアエクササイズ


A水利療法 (海水を用いたマッサージ):                     

     → 『ジェット気泡』によるマッサージ 
        (下肢ジェット 、腰背ジェット、背肩ジェット、腰背ジェット、背肩ジェット、脚ジェット、浮遊ジェットなど)


B入浴療法 (海水風呂による温熱療法) :

     →  『寝湯』  (浅めの浴槽に入浴)、『打たせ湯』 (温かい海水でのマッサージ)


C大気浴療法 (大気中のエアゾール吸入) : 

     →  『ソルトピット』 (塩のマイナスイオンを含むエアゾール)
         『ヒーリングドーム』 (アロマの香りと酸素)
        『タラソハマム』 (スチームサウナ&ボディパック)


D海藻・海泥療法 (トリートメント用の海藻・海泥): 

     →   『海藻パック』 『海泥パック』 (トリートメント用の海藻・海泥)


Eタラソダイエット (食事療法):

     →  『スパキュイジーヌ』 『伊豆赤沢海洋深層水』




これからの夏休み期間中、伊豆方面においでの際には、機会がありましたら、「赤沢スパ」にもお立ち寄りいただけると幸いです。

posted at 23:55 | この記事のURL
タラソテラピーによる線維筋痛症の改善効果 [2008年07月28日(月)]
今月のリウマチ学の専門誌に、線維筋痛症に対するタラソテラピーの効果を示した臨床研究が報告されていました。
(Rheumatol Int. 2008 Jul 4. 電子ジャーナル版)


線維筋痛症は、全身の疼痛を伴う原因不明の疾患です。

対症療法として、さまざまな補完代替医療が提唱されています。


今回の研究では、線維筋痛症患者46名を対象に、23名ずつの2群にランダムに分け、有酸素運動プログラムを、真水のプールと海水のプールでそれぞれ12週間実施し、効果が比較されました。

その結果、両群とも、治療前に比べて、VAS、圧痛点の数、FIQ、SF-36、PSQI、BDIといった指標における改善を示しました。


(なお、これまでの研究によって、有酸素運動が線維筋痛症における対症療法として有効であるというデータが示されています。今回の研究でも、同様の結果ということになります。)


また、BDIについては、真水のプールに比べて、海水のプールによる有酸素運動プログラム実施群において、有意な改善が認められました。



以上のデータから、プール内での有酸素運動は、線維筋痛症の補完療法として有用であることが示唆されます。

そして、その効果は、タラソテラピーで用いられる海水プールにおいて得られやすいと考えられます。


今後、補完療法としてのタラソテラピーについて、臨床的意義を検証するための研究の進展が期待されます。
posted at 23:58 | この記事のURL
DHC伊豆赤沢海洋深層水の特徴 [2008年07月27日(日)]
近年、DHC海洋深層水研究所と大学との共同研究により、海洋深層水のもつ優れた特性が明らかになりつつあります。


DHC伊豆赤沢海洋深層水の特徴は、「赤沢スパ」に隣接した「赤沢海洋深層水展示館」にて紹介されていますので、機会があれば、ご覧いただけると幸いです。
posted at 23:56 | この記事のURL
海洋深層水とタラソテラピー [2008年07月26日(土)]
タラソテラピーは、海洋療法の名前の通り、海水を利用します。

一般に、海岸から容易に採取できる海水(表層水)が用いられてきました。

一方、「赤沢スパ」では、「海洋深層水」を使っています。



本来、タラソテラピーでは、

「あらゆる汚染を排除した新鮮な海水を汲水できる特別な施設」

が必要とされています。


DHCの赤沢スパでは、日本最深800メートルから取水したDHC伊豆赤沢海洋深層水を用いていますので、生物学的清浄性・化学的清浄性を有した、新鮮な海水を用いることができます。
posted at 23:51 | この記事のURL
タラソテラピーとは [2008年07月25日(金)]
タラソテラピー(タラソセラピー)とは、ギリシャ語の「海(thalasa)」と、フランス語の「療法(thrapeia)」から名づけられました。

日本語では、「海洋療法」と呼ばれることもあります。


タラソテラピーは、一般に、「海岸性気候のもとで、海水や海辺の大気、海藻・海泥を組み合わせて、それらの作用を病気の予防や治療に用いること」などとされています。


タラソテラピーは、日本では、ほとんどが美容エステとして利用されているのが現状です。

一方、ヨーロッパ諸国では、タラソテラピー施設が医療機関としても機能しています。


伊豆赤沢温泉郷にオープンした海洋深層水『赤沢スパ』

赤沢スパには、タラソテラピーの設備が整っています。

美容だけではない、ウエルネス(健康増進)のためのタラソテラピーをご体験ください。
posted at 23:56 | この記事のURL
赤沢スパ [2008年07月24日(木)]
DHCでは「赤沢スパ」(静岡県伊東市)という施設をオープンいたしております。


特徴は、「海洋深層水100%原水プール」。

日本最深800メートルから取水された海洋深層水のプールで、「アクアエクササイズ」や「ジェット気泡によるマッサージ」が楽しめます。


赤沢スパは、美容/エステの施設と思われがちですが、「健康増進・ウエルネス」の目的にも利用できます。


統合医療では、『タラソテラピー(タラソセラピー)』という療法があります。

タラソテラピーは、海洋療法などと訳されます。


日本ではタラソ=美容/エステのイメージが強いと思いますが、欧州諸国では医療の一部として認知されています。


DHC赤沢スパの設備とメニューは、タラソテラピーに応用できる内容です。



赤沢スパのパンフレットでは、美容/エステの案内が中心となっています。


タラソテラピー/海洋療法といった説明はありませんが、赤沢スパを統合医療の視点からウエルネスの目的で利用されると面白いと思います。
posted at 23:52 | この記事のURL
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