サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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1,000万人が尿酸高値 [2019年05月28日(火)]
現在、日本での痛風患者は100万人、尿酸高値は1,000万人と推計されています。

痛風は、尿酸が体の中にたまり、結晶になって関節炎を伴う症状になる病気です。
痛風発作時には、風があたっても痛い、という関節炎になります。

痛風が起きる前に、血中の尿酸値が高い状態があります。これを高尿酸血症といいます。

今年、16年ぶりに「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」(日本痛風・尿酸核酸学会)が改訂されました。(改訂第3 版、2019 年改訂。なお、2012年に刊行の第2版の追補版から数えると7年ぶりの改訂です。)

痛風発作に関しては、欧米でもガイドラインが示されていますが、
日本の特徴として、無症候性高尿酸血症に関する指針があることです。


『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン改訂第3 版(2019 年改訂)』には、
明治時代には痛風はいなかったと記載されています。

(当時の診断技術の問題もありますし、食事の影響が大きいにせよ、稀な遺伝子変異による内分泌代謝病として発症することもあるでしょうから、さすがに、痛風患者がゼロ、ということはないと思います。)
(実際、日本人の痛風患者では尿酸トランスポーターの一つであるABCG2という遺伝子の変異が知られています。)

現在は、
「痛風患者100万人時代に突入!尿酸高値は1,000万人!」
となっており、食生活のなどライフスタイルの変化が原因として考えられます。

高尿酸血症を放置すると、痛風を生じることがあります。
さらに、腎障害のリスクも高くなります。

高尿酸血症や痛風には食事が関係します。

高尿酸血症は、食事やサプリメント、医薬品で改善できます。

治療薬には、尿酸産生抑制薬であるXO阻害薬(アロプリノール、フェブキソスタットやトピロキソスタット)、尿酸排泄促進薬があります。


高尿酸血症・痛風の治療アルゴリズムでは、

血清尿酸値が7.0mg/dLを超えると、

生活指導(アルコールの摂取制限を含めた食事指導)

となります。



食事に関しては、ビールのプリン体がよく知られています。

プリン体とは、穀物、肉、魚、野菜など広く食品に含まれる成分です。
また、ヒトの体内でも生成、分解されています。

プリン体は分解されて尿酸となるため、高尿酸血症や痛風の原因となりえます。

ビールのプリン体含有量が多いことはよく知られています。
ビールや発泡酒に含まれているプリン体は麦芽由来です。

また、アルコール飲料では、蒸溜酒よりも醸造酒のほうが多く含まれています。

そこで、よくある誤解が、
尿酸が高い場合でも「焼酎などの蒸留酒はOK」という説明です。

今回のガイドラインでの治療アルゴリズムの食事指導に関する項目では、
生活指導(アルコールの摂取制限を含めた食事指導)
となっており、
「アルコール」と特記されています。


ビールのプリン体含有量が多いことは事実ですが、

そもそもエタノール自体が、その代謝の過程で尿酸を産生することが分かっています。

そのため、尿酸値が高い場合にはアルコールの摂取を控えることが勧められます。

食事中のプリン体が血清尿酸値に及ぼす影響は、食品の種類によって異なります。

食事の注意点では、
「果糖を取り過ぎない」ことも重要です。

果糖(フルクトース、fructose)は、代謝の過程で尿酸を産生します。

したがって、果糖を多く含む果物や清涼飲料水にも注意が必要です。


食事の改善によって、高尿酸血症が改善できれば、医薬品を使わなくて済むので、好ましいと考えます。(医薬品では何らかの副作用が想定されますので。)



植物性食品を中心とした食生活は、尿酸の産生抑制や抗炎症作用により、痛風を予防すると考えられます。




DHCでは、

尿酸値を下げる機能性表示食品のルテオリンを製品化しています。

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高尿酸血症・痛風対策の機能性成分として、アンセリンがあります。


日本人を対象にした臨床研究

「アンセリン含有フィッシュペプチドの高尿酸血症への効果」

を報告しており、



DHCでは、アンセリンを製品化しています。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



『天然葉酸』サプリメントは虚偽の表示



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:55 | この記事のURL
台湾のベジタリアン食が痛風を予防する [2019年05月27日(月)]
臨床栄養学の専門ジャーナルに、ベジタリアン食の摂取と、痛風リスクとの関連を調べた疫学研究が、台湾のグループ(Fu-Jen Catholic University)から報告されていました。
(Clin Nutr. 2019 Mar 27.)



痛風は、尿酸が体の中にたまり、結晶になって関節炎を伴う症状になる病気です。

痛風が起きる前に、血中の尿酸値が高い状態があります。これを高尿酸血症といいます。

高尿酸血症は、食事やサプリメント、医薬品で改善できます。

高尿酸血症を放置すると、痛風となります。
さらに、腎障害を生じることもあります。

現在、日本での痛風患者は100万人、尿酸高値は1,000万人と推計されています。


高尿酸血症や痛風には食事が関係します。

『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン改訂第3 版(2019 年改訂)』には、
明治時代には痛風はいなかったと記載されています。
(当時の診断技術の問題もありますし、食事の影響が大きいにせよ、稀な遺伝子変異による内分泌代謝病として発症することもあるでしょうから、さすがに、痛風患者がゼロ、ということはないと思います。)
(実際、日本人の痛風患者では尿酸トランスポーターの一つであるABCG2という遺伝子の変異が知られています。)

現在は、
「痛風患者100万人時代に突入!尿酸高値は1,000万人!」
となっており、食生活の変化などライフスタイルの閉胸が原因として考えられます。


植物性食品を中心とした食生活は、尿酸の産生抑制や抗炎症作用により、痛風を予防すると考えられます。


今回の研究では、
2つの大規模なコホート研究が対象となり
ベジタリアン食と、痛風リスクが検証され、高尿酸血症との関連も調べられました。


具体的には、
コホート1:
2007-2009年にリクルートされた4903名を対象にした研究
(Tzu Chi Health Study)

コホート2:
2005年にリクルートされた9032名を対象にした研究
(Tzu Chi Vegetarian Study)

の2つで、2014年までフォローアップされました。


コホート1では試験開始時の血中尿酸値が測定され、

ベジタリアン食については、食事調査から判断されています。

痛風発症は、全国健康保険データベースから得られました。


解析の結果、

まず、コホート1では、

ラクトオボベジタリアン食が、最も尿酸値が低値でした。

次に、ビーガン食、

続いて、非ベジタリアン食でした。

(尿酸値:
男性はそれぞれ: 6.05, 6.19, 6.32 mg/dL,
女性はそれぞれ: 4.92, 4.96, 5.11 mg/dL)


29,673患者年のフォローアップ期間中、65名の痛風患者が見出されました。


ベジタリアン食の摂取群では、
痛風リスクが67%有意に低下
(高尿酸血症で補正ナシ:HR: 0.33; 95% CI: 0.14, 0.79)
あるいは
痛風リスクが60%有意に低下
(高尿酸血症で補正後:HR: 0.40; 95% CI: 0.17, 0.97)

という相関が見出されました。


次に、
コホート2では、

83,019患者年のフォローアップ期間中、

161名の痛風患者が見出されました。

ベジタリアンでは、

痛風リスクが39%有意に低いという相関が認められています。
(HR: 0.61; 95% CI: 0.41, 0.88)



以上のデータから、

台湾のベジタリアン食による痛風のリスク低減/予防作用が示唆されます。



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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:56 | この記事のURL
日本人の高ホモシステイン血症は認知症リスクとなる [2017年02月20日(月)]
アルツハイマー病研究の専門ジャーナルに、日本人での高ホモシステイン血症が認知症リスクを高めることを示した研究が、大阪大学他のグループから報告されていました。
(J Alzheimers Dis. 2016;49(2):503-13.)


ホモシステインは、タンパク質代謝に伴って生じるアミノ酸で、動脈硬化を惹起することが分かっています。

血中のホモシステインが高値であると、動脈硬化性疾患のリスクが高まります。

また、血中ホモシステインの高値と、脳萎縮との関連も示されています。


そのため、動脈硬化に関連する認知症やアルツハイマー型認知症の予防/リスク低減に対して、高ホモシステイン血症の対策が重要と考えられます。

具体的には、ビタミンB群の1種である葉酸の摂取により、高ホモシステイン血症の改善を介して、認知症予防効果が知られています。

(葉酸は、ホモシステインをメチオニンに代謝します。)

さて、今回の研究では、

認知症の予測因子としての血中ホモシステイン値の意義について、MRI所見や血管リスクとの所見と合わせて検証されました。


具体的には、

日本人でのコホート研究の一環として、

643名(67.2 ± 8.4歳, 男性 59%)を対象に、

試験開始時の総ホモシステイン値、
(per 1 μmol/L および三分位)

MRI所見(萎縮やラクナ病変,白質病変、微小脳出血など)、

認知症発症との関連が検証されました。


7.3年間のフォローアップ期間中、

47名が認知症と診断されました。
(アルツハイマー病24名、血管型認知症18名、混合タイプ3名、その他2名)


年齢や性別、APOE ɛ4, 教育、BMI、MMSE、高血圧、脳血管イベント、腎機能、MRI所見といった交絡因子で補正後、


ホモシステイン値が高値であると、

認知症リスクが有意に高く、

ホモシステイン値の三分位で最高群では、
(HR: 1.08, p = 0.043)

認知症リスクが2.5倍であったということです。
(HR: 2.50, p = 0.047)


以上のデータから、

日本人において、

血中ホモシステイン値が高値であると、認知症リスクが高いという相関が示唆されます。




葉酸はビタミンB群の一つです。

成人の場合、生活習慣病、特に動脈硬化性疾患に対する葉酸サプリメントの効果が知られています。


葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、

ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、

動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。


実際、これまでの観察研究や疫学研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析






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posted at 23:55 | この記事のURL
葉酸サプリメントが尿酸の上昇を抑制する [2017年02月10日(金)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、葉酸サプリメントによる尿酸値への作用を検証した臨床研究が、中国のグループ(Southern Medical University)から報告されていました。
(Am J Clin Nutr. 2017 Feb 1.)



これまでの研究では、

葉酸サプリメントと尿酸値との関係は必ずしも明確ではありませんでした。


そこで、今回の研究では、

高血圧患者において、

葉酸サプリメントによる血中尿酸値への作用が検証されました。


具体的には、



高血圧患者15,364名を対象にしたランダム化比較試験として、

・降圧剤+葉酸サプリメント投与群(n = 7685)

(10 mgエナラプリルEnalapril、商品名:レニベース)+ 0.8 mg 葉酸)


・降圧剤単独投与群(n = 7679)
(10 mgエナラプリル)

の2群について、

主アウトカムを血中尿酸値、

副アウトカムを
尿酸血症の管理
(尿酸値が357 μmol/L未満)



新規の高尿酸血症発症者
(正常尿酸値として357 μmol/L未満からの上昇)

として比較が行われています。



4.4年間の投与後、

尿酸値は、

降圧剤の単独投与群では、
34.7 ± 72.5 μmol/L上昇したのに対して、

降圧剤と葉酸サプリメントの併用投与群では、
30.7 ± 71.8 μmol/Lの上昇でした。

両群間に有意差が認められています。
(-4.0 μmol/L; 95% CI: -6.5, -1.6 μmol/L; P = 0.001)


また、

降圧剤単独投与群に比べて、

葉酸サプリメントとの併用投与群では、


高尿酸血症での尿酸管理が高率でした。
(30.3% vs. 25.6%; OR: 1.31; 95% CI: 1.01, 1.70)

さらに、新規発症の高尿酸血症患者は、

葉酸併用群のほうが、降圧剤単独投与群よりも低率でした。
(15.0% vs. 16.3%; OR: 0.89; 95% CI: 0.79, 0.99)



葉酸サプリメントの併用による尿酸値への好影響は、

試験開始時に、

高尿酸血症であった被験者、
(P-interaction = 0.07)

高ホモシステイン血症であった被験者
(P-interaction = 0.02)

において、より顕著に見出されています。



以上のデータから、

高血圧患者において、

葉酸サプリメントの併用投与により、尿酸代謝への好影響が示唆されます。


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posted at 23:57 | この記事のURL
痛風患者での補完代替医療利用状況 [2013年12月28日(土)]
今月の臨床リウマチ学の専門ジャーナル(電子版)に、痛風患者による補完代替医療(CAM)の利用状況を調べた研究が、ニュージーランドのグループから報告されていました。
(J Clin Rheumatol. 2013 Dec 18.)




補完代替医療は、関節炎・関節症の患者を含めて、さまざまな疾患の罹患者において広く利用されていることが示されています。




今回の研究では、

痛風患者における補完代替医療(CAM)の利用実態が調べられました。



具体的には、

縦断研究として、

罹病期間が10年未満の痛風患者276名を対象に、

CAM利用の有無、頻度、種類、コストなどが試験開始時と1年後に調査されています。




解析の結果、

23.9%の患者が何らかのCAMを利用していました。



利用されていたCAMは多様でしたが、

最も多いのは、

サプリメントとビタミン類でした。



また、

CAM利用者では、痛風への高い関心が見出されました。



ただし、

利用者と非利用者との間で、年齢や性別、教育、人種、疾患の活動性について、
有意差は見出されていません。




以上のデータから、

痛風患者では一定の割合でCAM利用が行われていることが示唆されます。



なお、この利用率は、リウマチと比べると低いということです。





高尿酸血症および痛風に対しては、食生活の見直しが最も大切です。




高尿酸血症・痛風対策の機能性成分として、アンセリンがあります。


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【DHCの研究開発】
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チェリーによる痛風発作予防効果 [2012年10月18日(木)]
関節疾患研究の専門ジャーナル(電子版)に、チェリー摂取による痛風発作の予防効果を示した研究が、米国のグループ(Boston University School of Medicine)から報告されていました。
(Arthritis Rheum. 2012 Sep 28)



近年、痛風/高尿酸血症が増えています。


補完代替医療/自然療法の分野では、チェリーによる痛風発作予防効果がよく知られています。



今回の研究では、
チェリーの摂取と、痛風患者における痛風発作再発リスクとの関連が検証されました。



具体的には、

痛風患者633名を対象に1年間の追跡調査が行われ、

痛風発作の有無、

発作前2日間における関連リスク(チェリーおよびチェリー抽出物の摂取)が調べられています。



解析の結果、

チェリー非摂取群に比べて、

チェリー摂取群では、痛風発作が35%低下したということです。

(OR = 0.65, 95% CI: 0.50-0.85)





チェリー摂取の効果は、性別や肥満、プルーンの摂取、飲酒、利尿剤、痛風治療薬によるサブグループ解析でも認められました。




チェリーの摂取とアロプリノール(高尿酸血症・痛風の治療薬)との併用群は、

いずれも摂取/投与されていない群に比べて

痛風発作リスクは75%低下していました。

(OR=0.25, 95% CI: 0.15-0.42)




以上のデータから、チェリーの摂取と痛風発作リスク低減作用が示唆されます。






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地中海食による高尿酸血症リスクの低下 [2011年07月13日(水)]
今月の更年期関連疾患研究の専門ジャーナル(電子版)に、地中海食による高尿酸血症リスクの低下作用を示した研究が、ギリシャのグループ(University of Athens)から報告されていました。
(Maturitas. 2011 Jul 1)



地中海食は、地中海地方の伝統食で、野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。



今回の研究では、高齢者における地中海食の食習慣と、血中尿酸値との関連が検証されました。


具体的には、2009年に、心血管疾患を有していない男性257名(平均75歳)、女性281名(平均75歳)を対象に、地中海食の食習慣の遵守程度(MedDietスコア)と、血中尿酸値が測定されています。


(高尿酸血症は、男性では7mg/dLを超える場合、女性では6mg/dLを超える場合、と定義。)


解析の結果、高尿酸血症は、男性の34%、女性の25%で見出されました(p=0.02)。

地中海食スコア(0-55)は35±2です。


回帰分析によると、MedDietスコアは、血中尿酸値と負の相関が認められています(p<0.001)。

(高血圧、高コレステロール、糖尿病、クレアチンクリアランス、運動習慣、コーヒー消費といった交絡因子で補正後も有意。)


つまり、地中海食に従った食生活であれば、高尿酸血症のリスクが低くなることが示唆されます。
(特に、男性での有意差が認められたということです。)



以上のデータから、高齢者において、地中海食は高尿酸血症のリスクを低下させると考えられます。



高尿酸血症は、痛風や腎障害を生じますので、食生活の見直しによる予防や改善が大切です。





地中海食は、地中海地方の伝統食で、野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。


オリーブオイルは、単価不飽和脂肪酸というだけではなく、最近の研究では、エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイルに含まれるファイトケミカル・ポリフェノールによる抗酸化作用の有効性も示されています。


オリーブオイルを多用する地中海食は、心臓病などの生活習慣病の予防効果を示し、抗炎症作用を有する抗炎症ダイエットであることがわかっています。



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ビタミンCが痛風を予防 [2009年04月19日(日)]
内科学の専門ジャーナルに,ビタミンC摂取による痛風リスク低下効果を示した疫学研究が,カナダのブリティッシュコロンビア大学のグループから報告されていました。
(Arch Intern Med. 2009 Mar 9;169(5):502-7.)



これまでの研究によって,ビタミンCの摂取量が多いと,血中尿酸値が有意に低いというデータが示されています。

ただし,痛風のリスクとビタミンCとの関係は,明確ではありませんでした。



そこで,今回の研究では,ビタミンCの摂取と痛風のリスクの関係を調べる目的で,痛風の既往のない男性46,994名を対象に,1986年から2006年まで調査が行われました。


20年間のフォローアップの結果,1,317例が痛風と診断されました。


1日あたりのビタミンC摂取量が250mg未満の男性に比べて,

ビタミンCの摂取量が500から999mgの男性では17%リスクが低下,

1,000から1,499mgでは34%低下,

1,500mg以上では45%リスク低下,

ということです(P < .001 for trend)。



ビタミンCサプリメントを利用しなかった男性に比べて,サプリメントのビタミンC摂取量が1000から1499mgの男性では,痛風リスクが34%低下,1500mg以上の男性では45%低下というデータになっています(P < .001 for trend)。




以上のデータから,ビタミンCの摂取量が多いほど痛風のリスクが低下することが示され,サプリメントのビタミンC摂取による痛風予防効果が示唆されます。




今回の研究で示された,痛風を予防するのに十分な量のビタミンCを摂取するためには,ビタミンCサプリメントを利用することになります。
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アンセリンの働き [2009年01月16日(金)]
アンセリンanserineとは,アミノ酸が結合したペプチドの1種です。

アンセリンは,高尿酸血症・痛風対策のサプリメントとして注目されています。


動物の筋肉組織中に存在しており,特に,カツオやマグロといった遊泳能力の高い魚類の筋肉組織に多いことが知られています。

アンセリンは,化学構造上,二つのアミノ酸(β-アラニンと1-メチル-ヒスチジン)が結合したジペプチドの一種で,L-ヒスチジン含有化合物になります。



これまでの研究によって,抗疲労作用や抗酸化作用,尿酸値低下作用,組織修復促進作用などが示されてきました。


予備的な臨床研究では,アンセリンによる血清尿酸値の低下を示したデータが報告されています。

(アンセリン含有フィッシュペプチドの高尿酸血症への効果)

作用メカニズムとして,アンセリンがプリン体代謝酵素であるHGPRT遺伝子の発現量を増加させることによりヒポキサンチンやグアニンから尿酸への転換を低下させる機序が考えられています。


その他,アンセリンとカルノシン(carnosine)を含む抽出物による抗疲労効果および運動耐用能向上効果が示されています。



DHCでは,アンセリン含有サプリメントを製品化しています。

いうまでもなく,高尿酸血症の改善や痛風の予防には,食生活の改善が最も大切です。

食事療法を補うために,アンセリン含有サプリメントを利用する選択肢もあります。




posted at 23:53 | この記事のURL
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