飛梅 [2007年02月23日(金)]
東京では、梅の見ごろを迎えています。ねぼすけなわが家の梅もほころびはじめました。
梅というと、菅原道真公のつぎの和歌が有名です。
東風ふかば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ
藤原時平の讒言により太宰府に左遷されることになった菅原道真公が、京の紅梅殿の梅に別れを惜しんで詠んだ歌です。菅公を慕う梅は一夜にして太宰府に飛んでいったということから、その梅は飛梅と呼ばれることになりました。
現在、菅公の御墓所の上に造営されている太宰府天満宮の本殿脇に飛梅はあります。
ご神木である飛梅は、いまでも太宰府天満宮境内にあるほかの梅に先駆けて花をつけるそうです。
太宰府天満宮にはご神木である飛梅の種とご神体にかけていた御衣をつかって奉製した「飛梅御守」という希少な特別なお守りがあります。ふつう、神社やお寺からいただくお札やお守りは一年ごとに新しくしなければならないのですが、この「飛梅御守」は一代守りといって、授かったひとの生涯にわたってお守りくださるという霊験あらたかなお守りです。
津屋崎人形の菅公です。
梅というと、菅原道真公のつぎの和歌が有名です。
東風ふかば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ
藤原時平の讒言により太宰府に左遷されることになった菅原道真公が、京の紅梅殿の梅に別れを惜しんで詠んだ歌です。菅公を慕う梅は一夜にして太宰府に飛んでいったということから、その梅は飛梅と呼ばれることになりました。
現在、菅公の御墓所の上に造営されている太宰府天満宮の本殿脇に飛梅はあります。
ご神木である飛梅は、いまでも太宰府天満宮境内にあるほかの梅に先駆けて花をつけるそうです。
太宰府天満宮にはご神木である飛梅の種とご神体にかけていた御衣をつかって奉製した「飛梅御守」という希少な特別なお守りがあります。ふつう、神社やお寺からいただくお札やお守りは一年ごとに新しくしなければならないのですが、この「飛梅御守」は一代守りといって、授かったひとの生涯にわたってお守りくださるという霊験あらたかなお守りです。
津屋崎人形の菅公です。