米国では、昨年からエネルギー飲料がメディアでよく取り上げられています。
ある製品に関連して、死亡例が相次いだためです。
(ABCnewsにリンク)
原因として、カフェインの含有量が多すぎることが推察されています。
エネルギー飲料として日本のメーカーが出しているものは、
多くが医薬部外品であり、
成分として、
機能性アミノ酸、ビタミンB群、薬用植物由来成分などが含まれています。
一方、欧米のメーカーの製品では、カフェインと糖分が主成分というものも少なくありません。
例えば、もともと、タイの企業家が、ブルーカラー向けに販売していた、「赤い牛」がトレードマークのエネルギー飲料は、日本でも認知されています。
この製品は、欧州企業が提携・買収した後、マーケティング戦略が成功したようです。
個人的には、えらく高価に思うのですが、日本のコンビニでも普通に並んでいます。
なお、中身は、カフェインと糖分で、区分は清涼飲料です。
ラベルをよく読まないと、優良誤認をしてしまいそうですが。
(元の製品にはタイ産のハーブが含まれています。各国で成分が異なりますが、日本では、カフェイン+糖質というだけの、炭酸飲料・清涼飲料水で、特に機能性というものはないように感じます。)
なお、同じ滋養強壮作用ということであれば、日本の製薬メーカーが、医薬部外品で、もう少し機能性が期待できるもの--少なくともカフェインと糖分だけというのではないもの--を製品化しています。
さて、今回の研究では、
大学生における運動能力向上を目的としたエネルギー飲料、サプリメント、処方箋薬の利用状況が調べられました。
具体的には、
インターネットによる質問票形式にて、
2010年12月から2011年8月にかけて、
短大、4年制大学、オンラインコースなどに在籍している学生を対象に調査が行われていま
す。
質問内容は、
まず、
・運動を行っているかどうか、
次に、
・過去1年間の間に、運動能向上を目的として、
(1)エネルギー飲料、
(2)サプリメント、
(3)処方箋医薬品
を取っているかどうか、
尋ねられています。
462名の学生から回答が得られました。
回答者が行っているスポーツのレベルは多様でした。
回答者のうち、397名 (85.9 %)が、
過去1年間に何らかのエネルギー飲料、サプリメント、処方箋薬を、運動能向上を目的として摂取していたということです。
エネルギー飲料の利用率が最も高く、80.1 %でした。
次に、
サプリメントの利用率は64.1 %、
処方箋薬は53.3 %
となっています。
以上のデータから、
運動を行っている大学生の間では、
エネルギー飲料やサプリメントなどが、
運動能向上の目的で広く用いられていることが示唆されます。
DHCでの関連商品は、下記のような製品になります。
DHCチアニンローヤル<ビタミン含有保健薬>[第3類医薬品]
DHCホエイペプチドパウダー
DHCスポーツアシストウォーター
ランペプチド
複合サプリメント体力満々
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医療機関専用サプリメント【DHC FOR MEDIC】(DHCフォーメディック)
医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】
【健康食品FAQ】
【DHCの研究開発】
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