栄養学研究の専門ジャーナルに、米国におけるサプリメント利用の現状と効果に関するレビューが、在日米国商工会議所(ACCJ)から報告されていました。
(J Nutr Sci Vitaminol (Tokyo). 2015;61(Supplement):S136-S138.)
米国では、サプリメント(ダイエタリー・サプリメント)は、、DSHEA(ダイエタリーサプリメント健康教育法)などの関連法規で規制されています。
1994年のDSHEA施行以来、ダイエタリーサプリメントのマーケットは、4倍に成長し、
2012年の時点での売り上げは、320億ドルに達しました。
この成長の理由として、
サプリメントの構造/機能表示が、消費者に認知されるようになったことがあげられています。
なお、米国でもFTCによる規制や優良誤認を防ぐためのルールがあります。
また、構造/機能表示は、メディカルな訴求ではなく、健康保持/健康増進の訴求です。
さらに、
最近の研究での試算によると、
米国では、
4つの主要な分野での10種類の主な機能性成分を含むサプリメントの利用によって、
2013年から2020年にかけての医療費について、500億ドル(約6兆円)の削減効果が見込まれる、ということです。
サプリメントの利用による健康増進・疾病予防効果がさらに認知され、
医療費削減効果に関する情報が広がることで、QOL改善への貢献も期待されます。
今後、サプリメント・健康食品の適正な使用に関する情報啓発がさらに必要と考えられます。
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