サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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母親のBMIと子どもの神経管閉鎖障害リスクとの関連 [2019年04月28日(日)]
今月の周産期医学の専門ジャーナルに、母親のBMIと、胎児の神経管閉鎖障害リスクとの関連を調べた疫学研究が、中国のグループから報告されていました。
(J Matern Fetal Neonatal Med. 2019 Apr 22:1-7.)



これまでの研究では、

妊娠前後での母親の肥満が、

胎児の神経管閉鎖障害(NTDs)リスクを高めることが示唆されています。


そこで、今回の研究では、

中国での大規模コホート研究として、

母親のBMIとNTDsリスクとの関連が検証されました。

なお、

中国では、プレコンセプションケアとして、葉酸サプリメントの無料配布施策が行われています。

また、世界82国では、合成葉酸の強制添加策が実施され、NTDsが減少しています。

世界の中では日本だけが無策で、NTDsが増加しています。


さて、今回の研究では、

194,844 名の中国人女性が解析の対象となり、

BMIと胎児の神経管閉鎖障害(NTDs)リスクとの関連が検証されました。


解析の結果、

普通体重の女性に比べて、

肥満女性では、

二分脊椎症の発症リスクが5.4倍でした。
(adjusted POR = 5.4, 95% CI: 1.3-22.5)


次に、

葉酸サプリメントを摂取している女性では、

普通体重の女性に比べて、

肥満女性では、

二分脊椎症の発症リスクが10.0倍に達していました。
(10.0, 95% CI: 2.3-42.6)


また、
神経管閉鎖障害のうち、無脳症のリスクは、

普通体重の女性に比べて、

肥満の女性では1.8倍のリスク上昇傾向が見出されました。
(adjusted POR = 1.8; 95% CI: 1.0-3.2)


以上のデータから、

妊娠前後のペリコンセプションでの肥満は、
二分脊椎症の有意なリスク上昇が示唆されます。

したがって、

プレコンセプションケアの一環として、適正体重の維持が大切です。



葉酸は、妊娠前からの摂取による神経管閉鎖障害の予防だけではなく、妊娠期間中の摂取により、早産リスク低下作用、低出生体重児のリスク低下、妊娠中毒症のリスク低下、自閉症リスク低下といった働きが示されています。

この作用機序として、葉酸によるDNAのメチル化によるメカニズムが考えられています。

葉酸は、DNAへのメチル化供与体となるビタミンであり、母体の低栄養や葉酸不足では、胎児への供給が不足し,これにより胎児のDNAのメチル化修飾が低下します。

その結果、例えば、脂質代謝関連遺伝子PPARのメチル化修飾が低下してその発現が異常に上昇し,これにより少量の栄養でも生き延びられるエネルギー倹約体質が獲得されるといった、葉酸が関与するエピジェネティックな変化に基づく体質変化のメカニズムが分かってきました。




DHCは、
健やか親子21(第2次)の応援メンバーとして参画し、

葉酸サプリメントの啓発と頒布を行っています。

【株式会社ディーエイチシー】
健やかな妊娠と出産のために、 葉酸サプリメントの啓発に取り組んでいます




DHC葉酸サプリメントは、マーケットシェア第1位であり、
一ヶ月30日分は、258円です。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)




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妊婦さんが摂りたい栄養素・成分がこれ1つ! すこやかな妊娠期のために




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ママと赤ちゃんが摂りたい栄養素・成分がこれ1つ! 授乳期の健康のために






妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



『天然葉酸』サプリメントは虚偽の表示



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:56 | この記事のURL
母親がマルチビタミンを摂ると子どもの自閉症リスクが予防:メタ解析 [2019年04月21日(日)]
最近はずっと期日前投票だったのですが、

今日は、久しぶりに投票日に投票に行くことができました。

さて、本日の私的なお勉強日記です。


栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、母親がマルチビタミンサプリメントを摂ると、子どもの自閉症リスクが低下することを示したメタ解析が報告されていました。
(Nutr Res. 2019 Feb 24.)

先行研究では、
母親の葉酸サプリメントの摂取により児の自閉症スペクトラム障害(ASD)リスクが半減することが示されています。


今回の系統的レビュー/メタ解析では、

母親のマルチビタミンサプリメントの摂取と、

子どもの自閉症スペクトラム障害(ASD)リスクとの関連が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, EMBASE, PsycINFO, Web of Science, Cochrane Library)

2018年8月26日までの収載論文が検索され、

5報から、

9試験の

231 163名の小児、うち4459名のASD例が対象となりました。


解析の結果、

サプリメントの非摂取群に比べて、

母親が出生前の期間にマルチビタミンサプリメントを摂取していた群では、

子どものASDリスクが38%有意に低いことが見出されました。
(RR, 0.62; 95% CI, 0.45-0.86; P = .003)


サブ解析でも、同様の結果でした。

出版バイアスは見出されませんでした。


以上のデータから、

子どもの出生前(妊娠中)のマルチビタミンサプリメントの摂取により、

子どもの自閉症リスクが低減する作用が示唆されます。




葉酸を含むマルチビタミンサプリメントは、妊娠を考える女性および妊娠中、授乳中の女性にとっては必須のサプリメントです。

葉酸を中心にしたエビデンスは、拙著にまとめています。


拙著「不育症・早産・産後うつ病・児の自閉症を防ぐビタミンMの効果!
〜プレコンセプションケアに不可欠な葉酸の働きと公民連携の保健事業〜」を上梓いたしました。




マルチビタミンミネラルCoQ10オメガ3サプリメントによる自閉症への効果



葉酸+マルチビタミンサプリメントが自閉症リスクを半減


葉酸サプリメントの自閉症スペクトラムに対する有用性


妊娠中の葉酸サプリメント摂取が自閉症リスクを低減:系統的レビュー



ビタミンD3サプリメントによる自閉症スペクトラム障害改善


ビタミンDによる自閉症スペクトラム障害改善作用



双極性うつ病に対するコエンザイムQ10の補完療法としての有用性


コエンザイムQ10が自閉症ASDの小児において抗酸化作用を示す




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『天然葉酸』サプリメントは虚偽の表示



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:53 | この記事のURL
無料の葉酸サプリメント配布施策@中国 [2019年04月12日(金)]
今月の母子保健栄養の専門ジャーナルに、中国における無料葉酸サプリメント配布に関する現状を調べた研究が、中国のグループ(Shanxi Children's Hospital/Shanxi Maternal and Child Health Care Hospital,)から報告されていました。

(Matern Child Nutr. 2019 Apr 10:)


葉酸は、妊娠前からの摂取による神経管閉鎖障害の予防だけではなく、妊娠期間中の摂取により、早産リスク低下作用、低出生体重児のリスク低下、妊娠中毒症のリスク低下、自閉症リスク低下といった働きが示されています。

米国やカナダでは20年以上前から、穀類への葉酸強化策をとっており、神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の予防に成功しています。

現在、世界80カ国以上で取り組みが行われていますが、日本では無策のため、先進国で唯一、葉酸の摂取不足による先天奇形が増加しています。

切れ目ない子ども子育て支援策の中で、妊娠前の栄養の問題として切れている課題です。



さて、今回の研究では、
中国での無料の葉酸サプリメント配布の取り組みについての調査が行われました。

妊娠前から妊娠中にかけての葉酸の不足が、神経管閉鎖障害の主な原因であること、

また、
1日あたり400㎍の合成葉酸サプリメントの摂取が、神経管閉鎖障害(NTDs)を予防することは確立したエビデンスであることから、

中国では、2009年から合成葉酸(folic acid)サプリメントの無料配布を開始しています。


今回の研究では、
中国北部での
神経管閉鎖障害(NTDs)の罹患率が高いことから、

2014年に1107名を対象にした、横断研究として

葉酸の血中濃度や葉酸不足の背景などが調べられています。


解析の結果、

葉酸値の中央値(25-75%)は、

血中が 28.4 (17.6, 45.2) nmol/L

赤血球中が
1001.2 (658.7, 1402.5) nmol/L でした。


NTDsの予防のための赤血球の葉酸の至適濃度は、906 nmol/Lであり、

42.4%の被験者が、葉酸不足という状態でした。

また、
都市部よりも地方の女性において葉酸不足が顕著でした。

中国では、

葉酸サプリメントが無料であるにもかかわらず、

いまだに多くの女性が、葉酸不足であるという問題が見出されました。


なお、ランセットには、中国でのメガコホート研究が報告されており、
合成葉酸サプリメントによる有効性が示されています。

葉酸サプリメントによる出産アウトカムの改善:150万人の中国メガコホート研究



『天然葉酸』サプリメントは虚偽の表示


葉酸は、妊娠前からの摂取による神経管閉鎖障害の予防だけではなく、妊娠期間中の摂取により、早産リスク低下作用、低出生体重児のリスク低下、妊娠中毒症のリスク低下、自閉症リスク低下といった働きが示されています。

この作用機序として、葉酸によるDNAのメチル化によるメカニズムが考えられています。

葉酸は、DNAへのメチル化供与体となるビタミンであり、母体の低栄養や葉酸不足では、胎児への供給が不足し,これにより胎児のDNAのメチル化修飾が低下します。

その結果、例えば、脂質代謝関連遺伝子PPARのメチル化修飾が低下してその発現が異常に上昇し,これにより少量の栄養でも生き延びられるエネルギー倹約体質が獲得されるといった、葉酸が関与するエピジェネティックな変化に基づく体質変化のメカニズムが分かってきました。




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妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート






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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
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posted at 23:55 | この記事のURL
男性のプレコンセプションヘルスに関する知識と行動:英国 [2019年04月07日(日)]
科学誌プロスワンに、男性のプレコンセプションヘルスに関する知識と行動を調べた調査研究が、イギリスのグループから報告されていました。
(PLoS One. 2019 Mar 20;14(3):e0213897.)



コンセプション(Conception)とは、受胎(おなかの中に新しい命を授かること)という意味です。

したがって、プレコンセプションケアとは、受胎前のケア、つまり、将来の妊娠を考えながら女性やそのパートナーが、自分たちの生活や健康に向き合うことです。

プレコンセプションケアは、妊娠を計画している女性だけではなく、すべての妊娠可能な年齢の女性にとって大切なケアとされています。
プレコンセプションケアは、女性だけではなく、パートナーの男性のためのヘルスケアもあります。


今回の研究では、

父親になるための準備として、

男性のプレコンセプションヘルスに関する知識と行動に関する調査が行われました。


具体的には、

横断研究として、

ロンドンの3つの産科の医療機関において、

妊娠ケアに、パートナーと一緒に参加していた男性を対象に、

妊娠計画に関する評価、
(London Measure of Unplanned Pregnancy(LMUP)のパートナー版を利用)

プレコンセプションヘルス行動、

コンセプション前に情報やヘルスケア専門家のアドバイスを収集しているかどうか、

調べられました。


622名が対象となり、
573名の男性が調査を完了しました。(91%の回答率)

回答者の年齢は18歳から52歳、平均年齢は34.1歳でした。

86.5%(448名)が働いているか、フルタイムの学生でした、

66.7%(338名)が学位を有していました。


また、73.9%(416名)が計画妊娠であり、
7.9%(45名)は不妊治療を受けていました。


84.1%(482名)の男性が、自らの健康状態を良好であるとしていました。

ただし、

49.7%がBMI25以上の肥満であり、

1.4%(7名)はBMIが18.5未満の低体重でした。

18.5-24.99の普通体重であったのは、48.9%でした。



7.5%(43名)は、喘息やアレルギー、消化管疾患などの慢性疾患を有していました。


また、
コンセプションの3ヵ月前の時点で、

16%が喫煙者であり、

79%が飲酒をしていました。


医薬品の服用に関する設問に回答した250名の中で、

32.8%(82名)は、

抗てんかん薬、抗うつ薬、5α還元酵素阻害薬(血液中の男性ホルモンのテストステロンが、前立腺組織に作用するのを抑える作用をする、前立腺肥大症の医薬品)などの男性の性機能を障害する可能性のある医薬品を服用していました。


妊娠前のビタミン類を摂っていたのは、23%でした。


46.9%(266名)が、パートナーが妊娠する前に、妊娠についての情報を調べていました。



男性側での計画妊娠の場合、

そうではない場合に比べて、

喫煙や飲酒を控え、

妊娠準備のために、より健康的な食事をとるようになることが見出されました。

ただし、57%は、健康状態を改善するための行動はとっていませんでした。




今回の調査研究の対象は、

比較的教育水準が高く、

妊娠ケアのための医療機関をパートナーの女性とともに訪れた男性です。

そのうちの半数ほどが、妊娠前に比べて、少なくとも1つの健康的な行動をとるように変化していましたが、

半数は肥満や過体重であり、

医薬品を服用している男性の三分の一では、男性の性職能に影響する医薬品でした。


さらに、アルコールや喫煙率が高いことを考えると、

男性向けのプレコンセプションヘルスの大切さを啓発することが重要である、と考えられます。



男性のためのプレコンセプションヘルスケア


プレコンセプションヘルスケア(米国CDC)

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『天然葉酸』サプリメントは虚偽の表示



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posted at 23:58 | この記事のURL
母親が葉酸と鉄のサプリメントを摂ると児のアトピー性皮膚炎が78%減少 [2019年04月05日(金)]
皮膚科学の専門ジャーナル(電子版)に、母親の葉酸と鉄の摂取と、小児のアトピー性皮膚炎リスクとの関連を検証した臨床研究が、イタリアのグループ(IDI-IRCCS)から報告されていました。
(Arch Dermatol Res. 2019 Mar 28.)


出生前の子宮内環境が、出生後の小児の健康状態に影響することが分かっています。


今回の研究では、

母親の葉酸と鉄のサプリメントの摂取による小児のアトピー性皮膚炎リスクとの関連が検証されました。


具体的には、
G. B. Grassi病院でリクルートされた395名の母親を対象に、

妊娠中の野菜、果物の摂取、避けた食品、サプリメントの摂取、

うつ状態、環境曝露、出産時の状態、母乳育児といった出生後の環境、

アトピー性皮膚炎の罹患といったことが調べられました。



解析の結果、

母親が葉酸サプリメントと鉄サプリメントの両方をとっていた母親をもつ子供は、

アトピー性皮膚炎の発症リスクが78%減少していたということです。
[OR = 0.22; 95% confidence interval (CI) 0.06-0.79, p = 0.02]



以上のデータから、

母親の葉酸サプリメント摂取による子供のアトピー性皮膚炎リスク低減作用が示唆されます。


『天然葉酸』サプリメントは虚偽の表示


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この作用機序として、葉酸によるDNAのメチル化によるメカニズムが考えられています。

葉酸は、DNAへのメチル化供与体となるビタミンであり、母体の低栄養や葉酸不足では、胎児への供給が不足し,これにより胎児のDNAのメチル化修飾が低下します。

その結果、例えば、脂質代謝関連遺伝子PPARのメチル化修飾が低下してその発現が異常に上昇し,これにより少量の栄養でも生き延びられるエネルギー倹約体質が獲得されるといった、葉酸が関与するエピジェネティックな変化に基づく体質変化のメカニズムが分かってきました。




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ママと赤ちゃんが摂りたい栄養素・成分がこれ1つ! 授乳期の健康のために




妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


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妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
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『天然葉酸』サプリメントは虚偽の表示 [2019年04月04日(木)]
ビタミンB群の1つの葉酸は、プレコンセプションケアで必須のサプリメントです。


妊娠前から摂取することで、

神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)や口唇口蓋裂といった先天奇形のリスクを減少させ、


妊娠期間を通じて摂取することで、

不育症や妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、早産、低出生体重児のリスクが減少します。



さらに、産後うつ病や、児の自閉症のリスクを低減させることもわかっています。


これらは、葉酸についての「成分の情報」です。



次に、葉酸サプリメントを選ぶ際には、

葉酸の「製品の情報」について、ある程度のリテラシーが必要です。


アメリカCDCも日本の厚生労働省も、合成葉酸の栄養補助食品(サプリメント)を摂取するように推奨しています。

ところが、日本では、「天然葉酸」として、あたかも天然の食品に由来する葉酸を含むような誤解を与えるサプリメントがあります。


実際、ネットで検索すると、ステマによるでたらめな情報が、検索の上位にきます。

(DHC葉酸についても、ないことないこと書かれており、抗議をして訂正させてもいたちごっこです。)



そこで、改めて、葉酸サプリメントを選ぶ際の注意点について、


拙稿から抜粋を紹介いたします。


ご参考になれば幸いです。


Q.合成葉酸よりも天然由来の葉酸サプリメントのほうがいいのでしょうか?


A.国民生活センターの調査によると、自然素材を使っているとする葉酸サプリメントを分析したところ、実際に含まれていた葉酸は、「食事性葉酸」ではなく、「モノグルタミン酸型の葉酸」であったということです。

1日あたり400㎍の葉酸の含有量を担保するためには、合成葉酸が使われます。天然由来や自然素材という曖昧な宣伝文句や、ネットサイトのステルス・マーケティングに惑わされないようにしましょう。




解説

 ほうれん草や緑茶、レバーなど食材に含まれる食事性葉酸(folate)は、ポリグルタミン酸型葉酸です。

食事から摂取されたポリグルタミン酸型葉酸は、体内でモノグルタミン酸型葉酸に変換され、吸収されます。


 葉酸強化食品やサプリメントには、合成葉酸(folic acid)であるモノグルタミン酸型葉酸が用いられます。


 ところが、原材料に「葉酸」の記載のない銘柄があり、かつ、製品の名称が、あたかも天然由来成分であることを示唆する銘柄もあります。


国民生活センターの調査によると、26銘柄のうち、原材料に「葉酸」の記載のない銘柄、つまり、食材に由来する食事性葉酸であるとも受け取られる製品が、5銘柄ありました。


報告書には、

[「自然素材」をうたっているものや原材料に「葉酸」の記載のないものが、5 銘柄あった。

消費者はこれらの表示から「食事性葉酸」が摂れると考える可能性がある。

そこで、これらの銘柄中の「食事性葉酸」の量を推定するため、HPLC法により「モノグルタミン酸型の葉酸」含有量を調べ、葉酸含有量(総量)中の割合を計算した」

との記載があります。


そして、それらを分析したところ、実際に含まれていた葉酸は、「食事性葉酸」ではなく、「モノグルタミン酸型の葉酸」であったということです。



今日、インターネットで葉酸サプリメントを検索すると、検索上位には、「天然葉酸」サプリメントとうたっているサプリメント製品が表示されます。

これらは、優良誤認を生じる不適切な表示であり、端的に言えば、虚偽表示です。


ネットサイトには、情報提供サイトを装ったステルス・マーケティングの販売サイトがたくさんありますので、注意が必要です。

「天然葉酸」と表示して、あたかも食事性葉酸を含んでいるような誤認を与える製品で、かつ、30日分が3,000円以上のもの(あまり安いと天然葉酸らしくないので、値段は高めの設定になっているようです)は、間違いなく、食事性葉酸ではなく、合成葉酸のモノグルタミン酸型葉酸を含んでいます。



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葉酸は、妊娠前からの摂取による神経管閉鎖障害の予防だけではなく、妊娠期間中の摂取により、早産リスク低下作用、低出生体重児のリスク低下、妊娠中毒症のリスク低下、自閉症リスク低下といった働きが示されています。


この作用機序として、葉酸によるDNAのメチル化によるメカニズムが考えられています。

葉酸は、DNAへのメチル化供与体となるビタミンであり、母体の低栄養や葉酸不足では、胎児への供給が不足し,これにより胎児のDNAのメチル化修飾が低下します。


その結果、例えば、脂質代謝関連遺伝子PPARのメチル化修飾が低下してその発現が異常に上昇し,これにより少量の栄養でも生き延びられるエネルギー倹約体質が獲得されるといった、葉酸が関与するエピジェネティックな変化に基づく体質変化のメカニズムが分かってきました。




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パーフェクトサプリ ビタミン&ミネラル 妊娠期用 30日分【栄養機能食品】
妊婦さんが摂りたい栄養素・成分がこれ1つ! すこやかな妊娠期のために



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妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、

妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、

妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。

(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート








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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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妊婦のアルコール摂取と児のメンタルヘルスへの影響:系統的レビュー [2019年03月23日(土)]
先月の薬物依存研究の専門ジャーナル(電子版)に、出生前/妊娠中のアルコール摂取による児のメンタルヘルスへの影響を調べた系統的レビューが、イギリスのグループ(University of Bristol)から報告されていました。
(Drug Alcohol Depend. 2019 Feb 21.)


妊娠中の過度なアルコール摂取は、

胎児の健康に様々な悪影響を生じることがわかっています。

今回の系統的レビューでは、

妊娠中のアルコール摂取による児のメンタルヘルスへの影響が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PsycINFO, PubMed and Web of Science)


妊娠中のアルコール摂取と、

3歳以上の児童のメンタルヘルスのアウトカムを調べた論文が検索され、

胎児性アルコール症候群は除外されました。

(つまり、習慣的な過度のアルコール摂取による悪影響ではなく、比較的低用量のアルコール摂取による影響を調べています。)


33報が解析の対象となりました。

メンタルヘルスのアウトカムとして、

不安/うつ病、感情障害、内在化問題行動、行為障害などが調べられており、

全体の半数以上の研究において、

妊娠中のアルコール摂取と、児童のメンタルヘルス障害との間に有意な相関が見出されたということです。

以上、今回の系統的レビューから、

妊娠中のアルコール摂取は、

(胎児性アルコール症候群を生じるような過度のアルコール摂取や依存症ではなく)

比較的低用量のアルコール摂取であっても、児童のメンタルヘルスに悪影響を及ぼすことが示唆されます。


妊娠中は少量であっても飲酒は避けましょう。

妊婦の飲酒は、胎児の形態異常や脳萎縮、胎児発育不全、妊婦のうつ症状の悪化を生じます。また、飲酒は、量や時期に関係なく、胎児に不可逆的な悪影響を及ぼす可能性も示されています。

妊娠中に多量に飲酒した母親から生まれた子どもに、特徴的な顔貌(不明瞭な人中/薄い上唇/短い眼瞼裂など)、発育の遅れ、中枢神経の障害といった兆候が見出され、1973年に「胎児性アルコール症候群, Fetal Alcohol Syndrome : FAS」と呼ばれるようになりました。


その後、FASでの特徴的な顔貌がなくても、胎児期にアルコールにさらされたことによる中枢神経の障害、具体的には、刺激への過反応、注意力の問題、変化への適応困難、学習障害、判断力の問題といった行動障害が確認されました。 


そこで、現在、妊娠中のアルコール暴露による胎児の障害は、「胎児性アルコール・スペクトラム障害、Fetal Alcohol Spectrum Disorders :FASD」と呼ばれるようになっています。
つまり、妊娠中のアルコール摂取による胎児の問題は、顔貌ではなく、脳に生じる、という視点の転換です。

 日本産婦人科学会の産婦人科診療ガイドライン産科編2017では、妊娠中の飲酒が取り上げられました。最近の研究によって、胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD)が、これまで考えられていたよりも多く存在することがわかっています。

そこで、妊婦健診では、飲酒習慣のある場合、なるべく早い時期にFASDの危険性などについて説明し、禁酒が指導されています。

かつて、妊婦の飲酒量については、1日エタノール換算で約15mL=ビール350mL缶1本程度(最小飲酒単位)であれば、児に影響はないと説明されることがありました。
しかし、現在では、少量であってもFASDの発症リスクがあるとされています。そのため、妊娠には、禁酒が指導されます。

また、産後においても禁酒が推奨されます。飲酒は、プロラクチンというホルモンの分泌を抑制し、乳汁の分泌量や授乳期間などのパフォーマンスを低下させるからです。




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母親のイソフラボンの摂取が少ないと、児の尿道下裂のリスクが高くなる:エコチル調査 [2019年03月20日(水)]
先月の泌尿器科学の専門ジャーナルに、母親のイソフラボンの摂取が少ないと、児の尿道下裂のリスクが高くなるという相関を示したエコチル調査のデータが発表されていました。
(Urology. 2019 Feb;124:229-236.)



大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。

先行研究では,大豆製品の摂取による乳がんや前立腺がん、消化器がんのリスク低下作用が示されています。

大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ


さて、
今回の研究では、エコチル調査の一環として、

母親のイソフラボンの摂取と、児の尿道下裂リスクとの関連が検証されました。


妊娠初期の性分化の時期において、
食事由来のイソフラボンへの暴露が、

男児の外性器の分化に影響を与えるかどうか、

検証されました。

具体的には、環境省エコチル調査の一環として、

2011年から2014年にかけて参加した母親から、
単胎での男児を出産した41,578名を対象に、

食事調査によって、ゲニステイン(イソフラボンの一種)の摂取量が計算され、

生後1ヵ月の時点での診療記録から、尿道下裂の発生が調べられました。

解析の結果、
まず、

イソフラボンであるゲニステインの摂取量の中央値は、1日あたり15.3 mgでした。

51例の尿道下裂が見出されました。


尿道下裂リスクとの関連について、


イソフラボンの摂取量が少ない群(10%)では、

対照群(摂取量が11%から89%)に比べて、

男児の尿道下裂の発生が、2.8倍と有意に増加していました。
(OR = 2.8, 95%CI = 1.4-5.8)


一方、
イソフラボンの摂取が多い群(90%以上)では、

対照群と比べて、有意差は見出されませんでした。
(OR = 0.9, 95%CI = 0.4-2.4)

以上のデータから、

母親の食事からのイソフラボンの摂取量が少ないと、

男児の尿道下裂のリスクが高くなることが示唆されます。




DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


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エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。




ただし、
エクオールの体内産生には、腸内細菌叢が関与するため、エクオールを産生できる人とそうではない人がいることがわかっています。

日本人でエクオールが産生できるのは、50-60%程度です。

また、食習慣の変化により、若年者では、エクオール産生者の割合が減少しており、

日本人の若年女性では、20-30%の人しか、エクオールを産生できていないと報告されています。

エクオール産生者は、非産生者に比べて、大豆イソフラボンの機能性/健康増進効果や未病対策効果を得られると考えられます。




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男性のためのプレコンセプションヘルスケア [2019年03月16日(土)]
今日の夕方、雨の後に虹がかかっていました。



さて、今日の私的なお勉強日記です。


コンセプション(Conception)とは、受胎(おなかの中に新しい命を授かること)という意味です。

したがって、プレコンセプションケアとは、受胎前のケア、つまり、将来の妊娠を考えながら女性やそのパートナーが、自分たちの生活や健康に向き合うことです。

プレコンセプションケアは、妊娠を計画している女性だけではなく、すべての妊娠可能な年齢の女性にとって大切なケアとされています。
プレコンセプションケアは、女性だけではなく、パートナーの男性のためのヘルスケアもあります。


米国CDCでは、プレコンセプションヘルスケア
(WHOではプレコンセプションケアです。)

米国CDCの男性向けプレコンセプションヘルスケア、次の10項目の啓発です。


プレコンセプションヘルスケアというと、女性のための健康情報と思われがちです。
しかし、プレコンセプションヘルスは、男性にとっても、大切です。


男性が自身の健康のために行う事柄は、

女性のため、子どものためにも有用です。



男性のためのプレコンセプションヘルスケア


1.計画を立て行動を起こす

男性も、将来、子どもを持つか持たないか、考えていると思います。
目標を決めて、それに向かって計画を立てて行動しましょう。
この計画は、リプロダクティブ・ライフプラン(生殖に関する人生設計、reproductive life plan)といいます。

計画を立て、行動を起こすことは非常に大切です。

全ての女性、男性、カップルは、各自の考えや目標、リソースについてのリプロダクティブ・ライフプランを作成することでメリットを得ることができます。


2.性感染症(STDs)を予防/治療しましょう

性感染症(STDs)の検査を受けましょう。
妊娠中は、STDsに罹患しないように自身とパートナーを守りましょう。

妊娠自体は、妊娠中の女性及び胎児に対して、STDsを防ぐ働きをもたらすものではありません。

妊娠中にSTDsに罹患することは、女性と胎児に対して、重大なリスクとなりえます。

さらに、
STDsは、女性の不妊症を生じることもあります。


3.喫煙をやめ、過度な飲酒を避けましょう

禁煙しましょう。過度な飲酒も控えましょう。
危険ドラッグや違法薬物は使用しないこと。
これらは男性自身の健康を害します。

喫煙は、家族の健康も害します。
受動的喫煙は、低出生体重児のリスクを有意に高めます。

過度な飲酒、薬物は、男性不妊症の原因ともなります。


4.有害物質に注意しましょう
合成化学物質、金属、化学肥料、殺虫スプレーなど、職場や家庭での有害物質やその他の有害物質への暴露は、男女ともに生殖器系臓器の働きに影響を与える可能性があります。


5.不妊症のリスクを下げましょう
男性不妊症の原因は、一部の男性では、生まれついた体質、疾患、怪我などです。


男性の精子機能は、全般的な健康状態の改善やライフスタイルの見直しによって改善します。
また、機能性食品素材による精子機能の改善作用も知られています。


男性不妊症のリスク
過度の飲酒
喫煙
違法薬物
環境の有害物質
加齢
肥満
感染症(風疹)、
ホルモン異常
1型糖尿病
医薬品の一部
がんに対する放射線療法

(男性不妊症に対しては専門医を受診しましょう。)


6.健康的な体重を維持する
肥満は、がんや心臓病、2型糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病のリスクを高めます。
また、肥満は、男性不妊症の原因ともなります。

低体重(痩せ)は、健康上のリスクとなります。


7.家族歴を知りましょう
家族の健康状態(家族歴)は、男性自身の健康上のリスクを知る手助けになり、病気の予防や早期発見に役立ちます。
遺伝子多型に基づく疾患感受性を知ることもできます。

家族歴に基づき、主治医が、遺伝カウンセリングを紹介することもあります。

8.暴力に対しては助けを求めましょう
幼児から高齢者まで、身体的・精神的な暴力は生活のあらゆる段階で人々に影響を与えます。
暴力を乗り切っても、身体的、感情的な傷痕を残すことになります。


9.メンタル面も健康になりましょう
メンタル面の健康も大切。ストレスをためないように。

10.パートナーをサポートしましょう
男性は、パートナーとして、女性の健康維持をサポートすることができます。
例えば、男性は、パートナーと一緒に、健康的な食事をとり、ストレス対策をし、受動的喫煙を避けるなどができます。


(米国CDCプレコンセプションヘルスケアから一部改変。)

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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:54 | この記事のURL
日本での二分脊椎症に関わる4つの因子 [2019年03月14日(木)]
先天異常研究の専門ジャーナルに、日本での二分脊椎症のリスクを調べた疫学研究が、津島リハビリテーション病院(愛知県)から報告されていました。
(Birth Defects Res A Clin Mol Teratol. 2013 Sep;97(9):610-5)


今回の研究では、

日本での二分脊椎症に関わるリスクが検証されました。


具体的には、

2001年から2012年にかけて、

二分脊椎症の罹患児を出産した女性360名と、

二分脊椎症の子どもを持っていない対照群の女性2333名について、

質問票による調査が行われました。



解析の結果、

次の4つの要因が、二分脊椎症のリスク上昇と有意な相関が見出されました。

・葉酸サプリメントを摂取していない:2.5倍のリスク上昇
(OR, 2.50; 95% CI, 1.72-3.64)

・三親等以内の親族に二分脊椎症の罹患者がいる:4.26倍のリスク上昇
(OR, 4.26; 95% CI, 1.12-16.19),

・葉酸サプリメントを併用せずに抗てんかん薬を服用していた:20.20倍のリスク上昇
(OR, 20·20; 95% CI, 2.06-198.17)

・低出生体重児(2500g以下):4.21倍のリスク上昇、
(OR, 4.21; 95% CI, 3.18-5.59)


二分脊椎症の罹患率は、
1万出生あたり5から6名で、11年間のトレンドでは減少していませんでした。


以上のデータから、

日本での二分脊椎症に関する4つのリスクが示唆されます。

今後、適切な情報の啓発と葉酸サプリメントの適正利用の推進が必要です。


なお、葉酸サプリメントは、
・妊娠1ヵ月以上前から、400㎍摂取する、
・二分脊椎症の既往や遺伝素因がある場合には、高用量の葉酸サプリメント(5000㎍)を摂取する、
・抗てんかん薬の服用中は高用量の葉酸サプリメント(5000㎍)を摂取する
・低出生体重児のリスク低減には(DNAメチル化の供与体でもある)葉酸サプリメントを摂取する、
などの効果が知られています。

したがって、妊娠を考えるのであればまずは葉酸サプリメントはプレコンセプションケアとして必須です。




葉酸は、妊娠前からの摂取による神経管閉鎖障害の予防だけではなく、妊娠期間中の摂取により、早産リスク低下作用、低出生体重児のリスク低下、妊娠中毒症のリスク低下、自閉症リスク低下といった働きが示されています。

この作用機序として、葉酸によるDNAのメチル化によるメカニズムが考えられています。

葉酸は、、DNAへのメチル化供与体となるビタミンであり、母体の低栄養や葉酸不測では、胎児への供給が不足し,これにより胎児のDNAのメチル化修飾が低下します。その結果、例えば、脂質代謝関連遺伝子PPARのメチル化修飾が低
下してその発現が異常に上昇し,これにより少量の栄養でも生き延びられるエネルギー倹約体質が獲得されるといった、葉酸が関与するエピジェネティックな変化に基づく体質変化のメカニズムが分かってきました。



DHCは、
健やか親子21(第2次)の応援メンバーとして参画し、

葉酸サプリメントの啓発と頒布を行っています。

【株式会社ディーエイチシー】
健やかな妊娠と出産のために、 葉酸サプリメントの啓発に取り組んでいます




DHC葉酸サプリメントは、マーケットシェア第1位であり、
一ヶ月30日分は、258円です。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
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妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート







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posted at 23:55 | この記事のURL
プレコンセプションヘルスケア(米国CDC) [2019年03月13日(水)]
「プレコンセプションケア」とは、コンセプション(受胎)前のケア、

つまり、将来の妊娠を考えながら女性やそのパートナーが、自分たちの生活や健康に向き合うことを指します。


プレコンセプションケアは、妊娠に向けて、受胎前の女性の健康管理をするという狭い意味だけではなく、広く若年世代の健康への関心を高めるための啓発に用いられています。

例えば、米国では、CDCが、「プレコンセプションヘルスケア(Preconception Health Care)」を提唱しています。

米国CDCによると、プレコンセプションヘルスおよびヘルスケアは、将来の赤ちゃんの健康を守るために、いま、とるべき行動に焦点を当てています。


例えば、

妊娠前からの葉酸サプリメントの摂取は、プレコンセプションケアの中で、最も基本的な栄養学的介入です。

CDCでは、

「合成葉酸(folic acid)を毎日400㎍摂りましょう

(Take 400 Micrograms of Folic Acid Every Day)」

と明記しています。



(これに対して、

日本の国立成育医療研究センターでは、

「葉酸を積極的に摂取しよう」

となっているだけですので、
頑張ってほうれん草やブロッコリーを食べれば大丈夫というような誤解を生じる懸念があります。

あらゆる研究で示されているように、食事性葉酸では絶対に足りません)。


日本でも、プレコンセプションケアのチェックシートがありますが、

先行しているのは米国なので、米国のプレコンセプションヘルスケアのチェックリストを見てみました。


女性のためのプレコンセプションヘルスケア(米国CDC)では、
プレコンセプションヘルスケアのチェックリストとして次の10項目を挙げています。

(妊娠を考えている女性では最後の10番目が少し異なります。)


1.計画を立て行動を起こす

子どもを持つか持たないか、目標を決めて、それに向かって計画を立てて行動しましょう


2.健康診断を受けましょう

1年に1回は健康診断を受け、生活習慣病や婦人科系がんをチェックしましょう
感染症(性感染症、肝炎、風疹など)から自分を守りましょう。
予防接種を受けましょう。

3.葉酸を毎日400㎍摂りましょう。

合成葉酸(folic acid)(サプリメント)を毎日、400㎍摂りましょう

4.喫煙をやめ、過度な飲酒を避けましょう

禁煙し、受動的喫煙を避ける。飲酒も控えましょう。危険ドラッグや違法薬物は使用しない。
これらは、女性自身の健康を害し、赤ちゃんの先天奇形の原因ともなります。


5.有毒物質を避ける

合成化学物質、金属、化学肥料、殺虫スプレーなど、職場や家庭での有害物質やその他の有害物質への暴露は、男性と女性の生殖器系を傷つける可能性があります。

6.健康的な体重を維持する

肥満は、生活習慣病や婦人科系がんのリスクを高めます。
また、低体重(痩せ)は、月経不順などの健康上の問題を生じます。


7.暴力に対しては助けを求めましょう

幼児から高齢者まで、暴力は生活のあらゆる段階で人々に影響を与えます。

8.家族歴を知りましょう

家族の健康状態は、女性の健康上のリスクを知る手助けになり、病気の予防や早期発見に役立ちます。


9.メンタル面も健康になりましょう

メンタル面の健康も大切。ストレスをためないように。


10.準備が整ったら、妊娠の計画を立てましょう




DHCは、
健やか親子21(第2次)の応援メンバーとして参画し、

葉酸サプリメントの啓発と頒布を行っています。

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DHC葉酸サプリメントは、マーケットシェア第1位であり、
一ヶ月30日分は、258円です。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

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妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

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高ホモシステイン血症は妊娠損失(流産・不育症)リスク [2019年03月08日(金)]
産婦人科の専門ジャーナル(電子版)に、プレコンセプション(受胎前)の葉酸と、妊娠アウトカムとの関連を調べた疫学研究が、米国のグループ(NIH)から報告されていました。
(Am J Obstet Gynecol. 2019 Feb 23.)


葉酸は、プレコンセプションケアには必須のビタミンです。
食事から十分量は取れないので、世界各国で、合成葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

妊娠前からの葉酸サプリメントの摂取により、
神経管閉鎖障害リスク低減効果が知られていますが、

それ以外にも高ホモシステイン血症がリスクとなる産婦人科での病態に対して、葉酸サプリメントの有用性が知られています。

具体的には、不育症(習慣流産)などの妊娠損失(pregnancy loss)、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、早産、低出生体重児、産後うつ病などが高ホモシステイン血症と関連するため、葉酸サプリメントによるホモシステイン低下作用による有用性が考えられます。


さて、今回の研究では、

プレコンセプションでの母親の葉酸代謝バイオマーカーである葉酸とホモシステイン値と、

妊娠アウトカムとの関連が検証されました。

具体的には、


Effects of Aspirin in Gestation and Reproduction (EAGeR)試験の一環として、


・低用量アスピリン(81 mg/day)投与群、
・偽薬投与群の2群にて、

全被験者に葉酸サプリメント(400 μg/day)が投与された二重盲検偽薬対照試験のデザインにて、


米国の4か所の医療機関から、2006年-2012年にかけて、

先行して1-2回の妊娠ロスの既往があり、不妊症ではない女性1,228名がリクルートされ、

6回までの妊娠周期にて妊娠が試みられ、


プレコンセプションでの血中葉酸値、血中ホモシステイン値と、無排卵、妊娠、妊娠ロスとの関連が調べられました。


解析の結果、

先行する2回の妊娠ロスの既往のある女性において、

高ホモシステイン血症は、

妊娠損失(妊娠ロス)と有意な相関が見出されました。

(RR;1.43, 95% CI: 1.08, 1.89)

なお、
本研究でのホモシステインの中央値は、
8.0 μmol/L
であり、

全米の中央値の6.0 μmol/L
と比べて高値でした。

なお、血中葉酸値は、妊娠アウトカムとの相関は検出されず、

ホモシステイン血症と、無排卵や妊娠との関連も検出されませんでした。


以上のデータから、

不育症・習慣流産を有する女性では、高ホモシステイン血症がリスクであることが示唆されます。


なお、血中葉酸値は、食事などの影響があるため、
ホモシステイン値の低下が、葉酸サプリメントの効果の指標として用いられます。


サプリメントもプレコンセプションケアとして推奨できます。

特に、葉酸を含むビタミンサプリメントは必須です。



葉酸は、妊娠前からの摂取による神経管閉鎖障害の予防だけではなく、妊娠期間中の摂取により、早産リスク低下作用、低出生体重児のリスク低下、妊娠中毒症のリスク低下、自閉症リスク低下といった働きが示されています。

この作用機序として、葉酸によるDNAのメチル化によるメカニズムが考えられています。

葉酸は、DNAへのメチル化供与体となるビタミンであり、母体の低栄養や葉酸不測では、胎児への供給が不足し,これにより胎児のDNAのメチル化修飾が低下します。その結果、例えば、脂質代謝関連遺伝子PPARのメチル化修飾が低
下してその発現が異常に上昇し,これにより少量の栄養でも生き延びられるエネルギー倹約体質が獲得されるといった、葉酸が関与するエピジェネティックな変化に基づく体質変化のメカニズムが分かってきました。



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DHC葉酸サプリメントは、マーケットシェア第1位であり、
一ヶ月30日分は、258円です。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)





妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果


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posted at 23:54 | この記事のURL
プレコンセプションケアの3つの視点 [2019年03月03日(日)]
「プレコンセプションケア」とは、受胎前のケア、つまり、将来の妊娠を考えながら女性やそのパートナーが、自分たちの生活や健康に向き合うことを指します。


妊娠前(プレコンセプション)の男性と女性双方の健康と栄養は、

単に妊娠アウトカムだけではなく、夫婦の子どもの生涯にわたる健康状態にとって、さらに次世代にとってさえも大切です。


プレコンセプションの期間は、次の3つの視点で見ることができます。

まず、生物学的視点からは、胚発生前の日々として、

次に、個人の視点からは、妊娠したい時間として、

最後に、人口問題の視点からは、出産可能年齢の女性のすべての時間として

考えられます。


妊娠を考える女性の栄養や健康に対しては、これまでも、例えば、妊娠前の葉酸サプリメントの利用の啓発、痩せすぎ女性の低栄養、低出生体重児の増加といった課題が知られています。

これらの問題はいずれも改善はしていないままです。

今日では、女性だけではなく、パートナーも含めた心身の健康状態の重要性について、プレコンセプションケアの概念の下で啓発が行われるようになりました。




サプリメントもプレコンセプションケアとして推奨できます。

特に、葉酸を含むビタミンサプリメントは必須です。



葉酸は、妊娠前からの摂取による神経管閉鎖障害の予防だけではなく、妊娠期間中の摂取により、早産リスク低下作用、低出生体重児のリスク低下、妊娠中毒症のリスク低下、自閉症リスク低下といった働きが示されています。

この作用機序として、葉酸によるDNAのメチル化によるメカニズムが考えられています。

葉酸は、、DNAへのメチル化供与体となるビタミンであり、母体の低栄養や葉酸不測では、胎児への供給が不足し,これにより胎児のDNAのメチル化修飾が低下します。その結果、例えば、脂質代謝関連遺伝子PPARのメチル化修飾が低
下してその発現が異常に上昇し,これにより少量の栄養でも生き延びられるエネルギー倹約体質が獲得されるといった、葉酸が関与するエピジェネティックな変化に基づく体質変化のメカニズムが分かってきました。



DHCは、
健やか親子21(第2次)の応援メンバーとして参画し、

葉酸サプリメントの啓発と頒布を行っています。

【株式会社ディーエイチシー】
健やかな妊娠と出産のために、 葉酸サプリメントの啓発に取り組んでいます




DHC葉酸サプリメントは、マーケットシェア第1位であり、
一ヶ月30日分は、258円です。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)





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妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート





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posted at 23:55 | この記事のURL
プレコンセプションケアでの検査プログラムによる先天奇形予防効果 [2019年03月02日(土)]
産婦人科の専門ジャーナルに、プレコンセプション(受胎前)の検査プログラムによる先天奇形の予防効果を調べた臨床研究が、中国のグループ(Maternal and Children Health Care Hospital of Donguan City)から報告されていました。
(J Matern Fetal Neonatal Med. 2018 Dec 6:1-141)



具体的には、

2013年から2017年にかけて、
中国広東省の東莞市(とうかんし)において、


プレコンセプション検査システム及び
先天奇形サーベイランスシステムのデータから、


妊娠中に、プレコンセプション検査を行った母親からの出生児63 175名(スクリーニング群)と、


非スクリーニングの対照群の出生児649 862名の2群について、

妊娠28数から生後7日の間の死産、胎児死亡、出生児
および
合法妊娠中絶が対象となり、両群間の比較が行われました。



解析の結果、

先天奇形の発症率は、

スクリーニング群では、134.55/10000、

対照群では、241.53/10000
でした。


プレコンセプション検査は、

先天奇形の発症率を44.3%減少させました。
(RR: 0.557, 95%CI: 0.520-0.597)


二分脊椎症は、92.4%の減少、
(RR: 0.076, 95%CI: 0.011-0.545)

無脳症は、86.6%の減少、
(RR: 0.134, 95%CI: 0.033-0.543)

肛門直腸閉鎖/狭窄は、
84.9%の減少、
(RR: 0.151, 95%CI: 0.048-0.471)

であり顕著な効果が見出されました。

ダウン症候群は、31.6%の減少傾向でした。
(RR: 0.684, 95%CI: 0.435-1.075)


若年の母親(14−19歳)および高齢出産では、

先天奇形リスクが上昇していました。


プレコンセプション検査は、

25歳以下の年齢の母親において、もっとも効果的であり、
(RR: 0.465, 95%CI: 0.387-0.559)

次に、
30-34歳で相対的な貧困層の母親で、効果的でした。
(RR: 0.678, 95%CI: 0.593-0.776)


また、
地方よりも、都市部にて、先天奇形の発症率が高値でした。


先天奇形の予防のためのプレコンセプション検査は、

地方よりも、
(RR: 0.577, 95%CI: 0.533-0.625)

都市部において、
(RR: 0.453, 95%CI: 0.391-0.525)

より効果的でした。

なお、

先天奇形の罹患率は、

女児よりも男児において高値でした。


以上のデータから、

プレコンセプション検査プログラムによる先天奇形罹患率の減少効果が示唆されます。



サプリメントもプレコンセプションケアとして推奨できます。

特に、葉酸を含むビタミンサプリメントは必須です。



葉酸は、妊娠前からの摂取による神経管閉鎖障害の予防だけではなく、妊娠期間中の摂取により、早産リスク低下作用、低出生体重児のリスク低下、妊娠中毒症のリスク低下、自閉症リスク低下といった働きが示されています。

この作用機序として、葉酸によるDNAのメチル化によるメカニズムが考えられています。

葉酸は、、DNAへのメチル化供与体となるビタミンであり、母体の低栄養や葉酸不測では、胎児への供給が不足し,これにより胎児のDNAのメチル化修飾が低下します。その結果、例えば、脂質代謝関連遺伝子PPARのメチル化修飾が低
下してその発現が異常に上昇し,これにより少量の栄養でも生き延びられるエネルギー倹約体質が獲得されるといった、葉酸が関与するエピジェネティックな変化に基づく体質変化のメカニズムが分かってきました。



DHCは、
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葉酸サプリメントの啓発と頒布を行っています。

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健やかな妊娠と出産のために、 葉酸サプリメントの啓発に取り組んでいます



DHC葉酸サプリメントは、マーケットシェア第1位であり、
一ヶ月30日分は、258円です。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
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妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

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嗜好品は、葉酸の吸収に影響しますか? [2019年02月08日(金)]
妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。


また、

妊娠期を通じて、葉酸が十分に摂取されると、早産リスクの減少、妊娠高血圧症腎症(妊娠中毒症)リスクの低下、産後うつの減少という効果も知られています。


食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。



食品や嗜好品も、葉酸の吸収に影響します。

カフェイン入り飲料の摂取と血中の葉酸の低値が相関:エコチル調査(千葉)


アルコールやたばこなどの嗜好品も、葉酸の吸収に影響します。

アルコールや喫煙は、葉酸の吸収を妨げます。


母子栄養の専門ジャーナルに、喫煙暴露妊婦における葉酸、ビタミンB12、ホモシステイン値への影響を調べた系統的レビューが、オランダのグループ(University Medical Center, Rotterdam)から報告されていました。



喫煙は、

妊娠中の合併症の原因となり、

葉酸やビタミンB12、ホモシステイン値にも影響します。

非妊娠女性では、

喫煙は、

葉酸値やビタミンB12の低下、

ホモシステイン値の上昇と相関します。


今回の系統的レビューでは、

妊婦の喫煙暴露による、

葉酸、ビタミンB12、ホモシステイン値への影響が検証されました。

具体的には、
主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, Embase, CINAHL, Cochrane, Scopus, Web of Science)

2017年8月までの収載論文が検索され、

妊婦の受動喫煙および喫煙と、

葉酸値、ホモシステイン値、ビタミンB12を調べた研究から

32報の37,822名、6,000名以上の喫煙者が解析の対象となりました。


28報が葉酸、

14報がビタミンB12、

13報がホモシステイン値を測定しています。



28報中19報が、

喫煙への非暴露群に比べて、

喫煙暴露群において、

血中葉酸値の有意な低下を示しました。

また、


14報中8報において、

ビタミンB12値は、喫煙暴露妊婦で低値でした。

これに対して、

ホモシステイン値は、

喫煙暴露妊婦において、上昇傾向でした。


以上の系統的レビューから、

受動的喫煙も含めて、

喫煙暴露の妊婦では、

血中葉酸値の低下、ビタミンB12の低下、ホモシステイン値の上昇が生じると考えられます。


健やかな母子のためには、

そもそも喫煙は論外ですが、

飲酒も避け、

葉酸+マルチビタミンサプリメント+マルチミネラルサプリメントの摂取は当然といえます。




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妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
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グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


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posted at 23:56 | この記事のURL
高ホモシステイン血症が常位胎盤早期剥離のリスクを高める [2019年02月05日(火)]
妊娠前から妊娠初期にかけての葉酸の摂取が、神経管閉鎖障害のリスクを低減するというのは、20年以上前から知られている話です。

その後の研究により、母親の健康と子どもの健やかな成長における、葉酸の多彩な働きが明らかとなってきました。


まず、妊娠前から妊娠中に継続して葉酸を摂取すると、

先天奇形(神経管閉鎖障害や先天性心疾患、口唇口蓋裂)のリスク低減、

不育症(習慣流産)のリスク低減といった効果があります。


また、妊娠中から出産、産後にかけて、

妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)のリスク低減、

低出生体重児や早産のリスクの低下、

産後うつ病のリスク減少、

児の自閉症リスクが低下することなどです。



さらに、葉酸は、エピジェネティックな変化にも関与することから、葉酸の摂取不足が次世代の生活習慣病のリスクを高めることもわかっています。



葉酸サプリメントが、出産アウトカムの改善に有用な理由の一つに、

高ホモシステイン血症が常位胎盤早期剥離のリスクを高めることがあります。



胎盤は、妊娠中に母体から胎児に栄養や酸素を送るための臓器です。

常位胎盤早期剥離とは、正常な位置に付着している(常位)胎盤が、分娩終了よりも早い時期(早期)に剥がれてしまう(剥離)病気です。

妊娠中に機能するべき胎盤が、胎児がお腹のなかにいる間に子宮から剥がれてしまうと、母体から胎児への酸素供給が閉ざされて、胎児の状態が急激に悪くなってしまいます。


高ホモシステイン血症が、常位胎盤早期剥離のリスクを高めることが報告されています。


例えば、オランダで行われた研究では、血中ホモシステイン値と、胎盤早期剥離および胎盤梗塞との関連が検証されました。
(Eur J Obstet Gynecol Reprod Biol. 1996 May;66(1):23-9.)


具体的には、

正常出産の被験者46名(対照群)と、

胎盤早期剥離あるいは胎盤梗塞を生じた被験者84名を対象に、


空腹時の総ホモシステイン値あるいは、経口メチオニン負荷試験により、ホモシステイン代謝が調べられ、

血中及び赤血球中の葉酸、
血中ビタミンB12、
活性型ビタミンB6(ピリドキサールリン酸)
も測定されています。

解析の結果、


高ホモシステイン血症と診断された被験者の割合は、

対照群では4名(9%)、

患者群では26名(31%, P < 0.05)

でした。

各ビタミン類の中央値は、
赤血球中の葉酸値(=両群とも同程度)以外すべて、

対照群に比べて、

患者群で低値でした。


空腹時の総ホモシステイン値の中央値は、

初回妊娠時期に胎盤早期剥離や胎盤梗塞を生じた妊婦において、

合併症のない妊娠でそれらのイベントを生じた妊婦に比べて、

高値でした。


以上のデータから、

高ホモシステイン血症は、胎盤早期剥離や胎盤梗塞のリスクを高めると考えられます。






日本では神経管閉鎖障害が増加中


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posted at 23:56 | この記事のURL
妊娠初期のホモシステイン値・葉酸と出産アウトカムとの関係 [2019年02月04日(月)]
湘南そだちの平塚イチゴをいただきました。

大粒で甘くてお勧めです。




イチゴには、葉酸もたくさん含まれています。


さて、今日の私的なお勉強日記です。

母親の血中ホモシステイン値が高いと、不育症、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、早産、低出生体重児、産後うつ病などのリスクが高くなります。

妊娠初期のホモシステイン値、葉酸、ビタミンB12の値と、胎盤重量、出生時体重、出産アウトカムでの有害事象との関連を調べた臨床研究が、オランダのグループ(Erasmus University Medical Centre)から報告されていました。
(BJOG. 2012 May;119(6):739-51)


具体的には、

オランダのロッテルダムでの
出生コホート研究として、

5805名の妊婦が対象となり、

妊娠初期の採血により、

血中のホモシステイン値、葉酸、ビタミンB12の濃度が測定され、

5分位に分けられ、

出生アウトカムとの関連が調べられています。

主アウトカムは、

胎盤重量、出生体重、SGA(<5th centile)、未熟児、妊娠高血圧腎症(子癇前症)です。


解析の結果、

高ホモシステイン血症(5分位で最高群=8.3 μmol/l以上)は、

最小群(5.8μmol/l未満)に比べて、

胎盤重量が低い、
(difference 30 g; P < 0.001)

低出生体重児、
(difference 110 g; P < 0.001)

SGAリスク上昇
[odds ratio (OR) 1.7; P = 0.006]

という相関が見出されました。


また、
葉酸低値(五分位で最小群=9.2 nmol/l以下)は、

最高群(25.9nmol/l以上)に比べて、

胎盤重量の低値、
(difference 26 g; P = 0.001)

低出生体重
(difference 125 g; P < 0.001),

SGAリスク、
(OR 1.9; P = 0.002),

未熟児出生率
(OR 2.2; P = 0.002)

妊娠高血圧腎症
(OR 2.1; P = 0.04)

との有意な相関が認められました。


SGAと、妊娠高血圧腎症の発症リスクは、

ホモシステインが高く、葉酸低値の妊婦で顕著でした。


なお、
ビタミンB12との相関は見出されませんでした。


以上のデータから、

妊娠初期の時点で、

高ホモシステイン血症や葉酸低値は、

低出生体重児、未熟児出生、妊娠高血圧腎症などのリスクとなることが示唆されます。





日本では神経管閉鎖障害が増加中


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また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
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母体のホモシステインが高いと児の出生体重が小さくなる [2019年02月02日(土)]
母親の血中ホモシステイン値が高いと、不育症、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、早産、低出生体重児、産後うつ病などのリスクが高くなります。


日本では、10%が低出生体重児です。

先進国では、日本だけであり、大きな課題となっています。

大きな要因は、母体の低栄養やダイエットによるやせすぎ妊婦の増加と考えられています。

母体のホモシステインの血中濃度が高いと、低出生体重児のリスクが高くなることもわかっています。

例えば、
スペインから報告された研究では、母体(妊娠8週)での血中ホモシステイン高値と、低出生体重児のリスクとの相関が示されました。
(Clin Chem. 2004 Aug;50(8):1406-12.)


具体的には、
葉酸サプリメントを妊娠中期と妊娠後期にとった妊婦39名を含む
93名の母子を対象に、

ホモシステインの血中濃度が、

受胎前(プレコンセプション)、

妊娠8週、20週、32週、出産期、および臍帯血で測定され、

出生時体重も調べられました。


解析の結果、

総ホモシステイン値の血中濃度は、

妊娠32週から、出産期にかけて上昇しました。


総ホモシステイン値は、

プレコンセプションと、出産期は同程度であり、

プレコンセプションでの全被験者の平均値は、

葉酸サプリメントの非投与群では、
8.53 μmol/L; 95% CI 8.00&#8211;9.06 μmol/L;

中央値は
8.21 μmol/L; range, 4.30&#8211;22.35 μmol/L

でした。

(非投与群での出産期の平均値は、
8.56 μmol/L; 95% CI, 7.74&#8211;9.41 μmol/L;
中央値は, 8.43 μmol/L; range, 4.21&#8211;18.32 μmol/L)


葉酸サプリメント投与群では、

プレコンセプションの時点で有意に低値でした。
(出産期の平均値 6.58 μmol/L; 95% CI, 5.85&#8211;7.31 μmol/L; 中央値, 6.31 μmol/L; range, 1.42&#8211;10.99 μmol/L)


臍帯血の総ホモシステイン値は、

サプリメントの非投与群でも、

(mean, 6.75 μmol/L; 95% CI, 5.95&#8211;7.55 μmol/L; median, 6.18 μmol/L; range, 3.28&#8211;14.05 μmol/L)

投与群でも、
(mean, 5.40 μmol/L; 95% CI, 4.72&#8211;6.09 μmol/L; median, 5.19 μmol/L; range, 2.19&#8211;12.35 μmol/L)

母体より低値でした。


葉酸サプリメント非投与群では、
7.98 (1.05) micromol/L

サプリメント投与群では、
6.26 (1.07) micromol/L

でした。
(それぞれ有意に上昇P <0.0001 for both)


胎児の総ホモシステイン値は、

母体に比べて、低値であり、

サプリメント非投与群では、
6.39 (1.06) micromol/L (P <0.0001),


サプリメント投与群では、
5.18 (1.06) micromol/L
(P <0.05)
でした。


母体の総ホモシステイン値は、

プレコンセプションから、
妊娠期間にかけて、相関がみられました。
(8 weeks, r = 0.708; 20 weeks, r = 0.637; 32 weeks, r = 0.537; labor, r = 0.502; P <0.0001 for all time points)

胎児の総ホモシステイン値とも相関がみられています。
[preconception, r = 0.255 (P <0.05); 8 weeks, r = 0.321 (P <0.01); 20 weeks, r = 0.469; 32 weeks, r = 0.550; labor, r = 0.624 (P <0.0001)]


妊娠8週間の時点で、
母体の総ホモシステイン値の3分位で、

最高群は、
最低群に比べて、

新生児の体重が、3分位で最低群(<3120 g)になるリスクが、

3.26倍
[odds ratio, 3.26 (95% CI 1.05-10.13); P <0.05]


出産時の時点での母体の総ホモシステイン値の3分位での最高群は、

最低群に比べて、

新生児の体重の最低群のリスクが
3.65倍
[3.65 (1.15-11.56); P <0.05]

でした。


母体の総ホモシステイン値の3分位で最高群(10.49 (9.64&#8211;11.34)μmol/L)であった新生児(28人、平均体重3055g)は、

最低群や中位群(6.20 (5.80&#8211;6.60))の新生児(56名平均体重3381g)に比べて、

227.98 g、有意に体重が少ないという相関が見出されました。
(P = 0.014).


なお、

葉酸サプリメントを摂取していた群では、

非摂取群に比べて、

母体も新生児も、総ホモシステイン値が低い値でした。

以上のデータから、

母体および新生児の総ホモシステイン値は妊娠期間を通じて、相関すること、

ホモシステイン値が高値の母親からの新生児は、低出生体重児であるリスクが高いことが示唆されます。





日本では神経管閉鎖障害が増加中


DHCは、
健やか親子21(第2次)の応援メンバーとして参画し、

葉酸サプリメントの啓発と頒布を行っています。

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一ヶ月30日分は、258円です。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)





妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート




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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


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posted at 23:53 | この記事のURL
葉酸+マルチビタミンが胎盤早期剥離を予防する [2019年02月01日(金)]
胎盤は、妊娠中に母体から胎児に栄養や酸素を送るための臓器です。

常位胎盤早期剥離とは、正常な位置に付着している(常位)胎盤が、分娩終了よりも早い時期(早期)に剥がれてしまう(剥離)病気です。

妊娠中に機能するべき胎盤が、胎児がお腹のなかにいる間に子宮から剥がれてしまうと、母体から胎児への酸素供給が閉ざされて、胎児の状態が急激に悪くなってしまいます。


高ホモシステイン血症が、常位胎盤早期剥離のリスクを高めることが報告されています。

葉酸は、高ホモシステイン血症を改善することから、常位胎盤早期剥離を予防すると考えられます。

疫学研究の専門ジャーナルに、葉酸及びマルチビタミンサプリメントによる常位胎盤早期剥離への作用を検証した研究が、ノルウェーのグループ(University of Bergen)から報告されていました。
(Am J Epidemiol. 2008 Apr 1;167(7):867-74.)


具体的には、

ノルウェーの出生登録にて、
1999年〜2004年にかけての280,127例の出生について、

葉酸及びマルチビタミンサプリメントの摂取と、常位胎盤早期剥離リスクとの関連が検証されました。

常位胎盤早期剥離は、全体の0.38%に見出されました。


常位胎盤早期剥離の各群での罹患者数は、

葉酸サプリメント摂取群(2.7万人)では87人、

マルチビタミンサプリメント摂取群(4.7万人)では157人、

葉酸+マルチビタミンサプリメント摂取群(4.9万人)では145人、

サプリメントの非摂取群(15.5万人)では681人でした。


解析の結果、

母親の年齢や喫煙、妊娠糖尿病、高血圧などの交絡因子で補正後、

葉酸あるいはマルチビタミンサプリメントの利用(妊娠前から、あるいは妊娠中)は、

常位胎盤早期剥離では36.4%、

常位胎盤早期剥離ではない群では44.4%の利用率でした。」

非利用者に比べて、

葉酸及びマルチビタミンサプリメントの利用者は、

常位胎盤早期剥離のリスクが26%低下していました。
(adjusted OR = 0.74, 95% CI: 0.65, 0.84)


サプリメントの非投与群に比べて、

葉酸単独のサプリメントを摂った妊婦では、
常位胎盤早期剥離のリスクが19%低減、
(OR; 0.81, 95%CI: 0.68, 0.98)

マルチビタミンサプリメントの利用者では、
18%のリスク低減
(OR;0.72 (95% CI: 0.57, 0.91)

でした。


葉酸サプリメントおよびマルチビタミンサプリメントの両方を摂っていた群では、

32%のリスク低減が見出されました。
(adjusted odds ratio = 0.68, 95% confidence interval: 0.56, 0.83)


以上のデータから、

妊娠前および妊娠中からの
葉酸及びマルチビタミンサプリメントの摂取による常位胎盤早期剥離リスク低減作用が示唆されます。


葉酸サプリメントは、妊娠前から、妊娠期間を通じた摂取により、

先天奇形である神経管閉鎖障害(無脳症や二分脊椎症など)のリスク低減、先天性心疾患の発生リスク低減、

流産や死産のリスク低減、

早産や低出生体重児のリスク低減、

産後うつ病リスクの低減

など多彩な作用があります。

したがって、妊娠の可能性のある女性は、妊娠前から、高品質で適正な価格の葉酸サプリメントを摂ることが必須です。



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posted at 23:56 | この記事のURL
葉酸代謝関連遺伝子の変異による高ホモシステイン血症が習慣流産と関連する [2019年01月30日(水)]
昨日に続いて、不育症と葉酸低値/高ホモシステイン血症の関連を示した論文を読んでみました。


高ホモシステイン血症や血中葉酸低値が、
不育症(recurrent pregnancy loss)/習慣性流産、反復流産のリスクであると報告されています。

不育症の対策としての葉酸の有用性


栄養学の専門ジャーナルに、習慣流産と、MTHFR遺伝子C677T変異との関連を示した臨床研究が、オランダのグループ(University Hospital Nijmegen St Radboud)から報告されていました。
(J Nutr. 1998 Aug;128(8):1336-41.)



今回の研究では、

原因不明の習慣流産の既往を有する女性49名を対象に、

2カ月間の葉酸サプリメント(500&#13197;/日)摂取による血中ホモシステイン値と、葉酸値への作用が検証されました。

MTHFRのC677Tの有無による層別解析が行われています。


解析の結果、

2カ月間の葉酸サプリメント投与によって、

投与前に比べて、

空腹時の血中総ホモシステイン値は、

27%減少し (P < 0.001)、


随時と空腹時の差は、

14%減少しました。
(P < 0.05)

また、

血中および赤血球中の葉酸値は、

それぞれ、

275%と70%、増加しました。
(P < 0.01)


層別解析では、

ホモシステインの低下作用は、

投与前のホモシステイン値が高値であった女性の群で、より顕著でした。


また、
MTHFR遺伝子C677Tの多型によって、葉酸サプリメントへの反応の違いが見出されました。
(内訳;TT型8名、T/C型23名、CC型の野生型18名)

2カ月間の葉酸サプリメント投与によって、

(高ホモシステイン血症を生じやすい遺伝子の)TT型では、

空腹時の総ホモシステイン値が41%、有意に減少し、
(-41%; P < 0.01)

血中葉酸値は有意に上昇しました。
(+26 nmol/L; P < 0.05)


以上のデータから、

習慣流産の既往を有する女性において、

1日あたり500&#13197;の葉酸サプリメントの2カ月間の投与により、

血中ホモシステイン値の有意な低下がみられること、

また、
この低下作用は、

投与前のホモシステイン値が高値である被験者や、

MTHFR遺伝子C677TのTT多型を有する被験者において、顕著でした。


昨日のブログでは、

1997年にランセット誌に報告された研究で、

母親が、MTHFRのC677T遺伝子多型を有すると、

高ホモシステイン血症となり、

初期の不育症(習慣流産、recurrent early pregnancy loss,REPL)のリスクが増加する

というデータを紹介しました。


高ホモシステイン血症や血中葉酸低値は、

胎児の先天奇形(神経管閉鎖障害や先天性心疾患)だけではなく、不育症(流産)、早産、低出生体重児、産後うつ病などと関連します。


したがって、

葉酸サプリメントは、妊娠前から、妊娠期間を通じた摂取により、

先天奇形である神経管閉鎖障害(無脳症や二分脊椎症など)のリスク低減、先天性心疾患の発生リスク低減、

流産や死産のリスク低減、

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