サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

2008年05月  >
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
koumei
感謝祭とダイエット (03/30)
横野 春樹
抗酸化剤と死亡率 (08/31)
最新トラックバック
オリーブオイルの抗炎症作用 [2008年04月20日(日)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、バージンオリーブオイルの抗炎症作用を示した臨床研究が報告されていました。
(Eur J Clin Nutr. 2008 Apr;62(4):570-574.)


オリーブオイルには、ポリフェノール類が含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を示すことが知られています。


今回の研究では、心臓病疾患(冠状動脈疾患)を有する患者28名を対象に、ポリフェノール含有量が異なる2種類のオリーブオイルの働きが検討されました。
(ランダム化偽薬対照クロスオーバー法として、スペインの病院にて実施されています。)


毎日50mlのバージンオリーブオイルあるいは生成されたオリーブオイルが、それぞれ3週間投与された結果、炎症の指標であるIL-6およびCRP値は、バージンオリーブオイルの摂取後に有意に低下(改善)しています。
一方、脂質代謝や糖代謝には有意な変化は示されませんでした。


以上のデータから、オリーブオイルの中でもポリフェノールの多いバージンオリーブオイルは、抗炎症作用を介して、動脈硬化性疾患を抑制する作用が期待されます。



DHCでは、バージンオリーブオイルも扱っています。

posted at 23:53 | この記事のURL
コメント(0) | トラックバック(0)
この記事のURL
http://www.dhcblog.com/kamohara/archive/693
トラックバック
この記事へのトラックバック
URL http://www.dhcblog.com/kamohara/tb_ping/693
コメントする
名前:
Email:
URL:
クッキーに保存
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク

コメント

プロフィール


医学博士 蒲原聖可
自己紹介
ブログ
リンク集

http://www.dhcblog.com/kamohara/index1_0.rdf
ログイン
Mypagetopに戻る