循環器病学の専門ジャーナル(電子版)に、食物繊維の摂取と、心血管疾患の死亡率及び全がん死亡率との関連を調べたメタ解析が報告されていました。
(
Arch Cardiovasc Dis. 2015 Dec 17.)
これまでの研究により、食物繊維の摂取による健康増進作用、脂質異常症(高脂血症〉の改善、降圧作用、インスリン感受性の改善などを介する疾病予防効果が見出されています
最近では、下記のような研究も知られています。
食物繊維1グラム摂取による医療費の削減効果
さて、今回の研究では、
前向きコホート研究を対象にしたメタ解析として、
食物繊維の摂取と、
心血管疾患の死亡率および全がん死亡率との関連が検証されました。
具体的には、
主要医学データベースを用いて、2014年9月までに収載された研究から、
15報が抽出され、
食物繊維の摂取と、
心血管疾患、心臓病、全がんによる死亡率との関連が調べられています。
解析の結果、
食物繊維の摂取が最も多い群では、
最も少ない群に比べて、
心血管疾患の死亡率が23%低く、
(OR:0.77, 95% CI: 0.71-0.84)
心臓病の死亡率が24%低く、
(0.76; 95% CI: 0.67-0.87)
全がん死亡率が14%低い、
0.86 (95% CI: 0.79-0.93),
という有意な関連が認められたということです。
また、用量依存性に関するメタ解析では、
食物繊維の摂取が1日あたり10グラム増えると、
心血管死亡率が9%低下、
(OR 0.91, 95% CI: 0.88-0.94)
心臓病死亡率が11%低下、
(0.89; 95% CI: 0.85-0.93)
全がん死亡率が6%低下
(0.94;95% CI: 0.91-0.97)
という有意な相関が検出されました。
以上のデータから、
食物繊維の摂取による心血管疾患の死亡率の低下、がん死亡率の低下が示唆されます。
厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。
教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、
補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。
DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。
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