今日、某ドラッグストア(マ●キヨ)で働いている方とお話ししていて、
忘年会シーズンなので、某社の「●パリーゼ」の販売促進をしていた、
といったことを聞きました。
そこで、
DHCの肝臓エキス+オルニチンは、
肝臓分解物が1日あたり600mg入っていて、オルニチンも含まれており、
同等の効果が期待でき、かつ、費用対効果に優れていることをお伝えしました。
肝臓エキス+オルニチン 30日分
飲む人の味方・肝臓エキス配合!速攻アプローチで、翌日も残らずスッキリ!
1日3粒目安/30日分
通常価格
\1,250(税込\1,350)
肝臓エキス+オルニチン 1日3粒総重量1,131mg(内容量900mg)あたり 肝臓エキス600mg、オルニチン塩酸塩120mg、亜鉛6mg
さて、本日の私的なお勉強日記です。
今月の糖尿病代謝学の専門ジャーナル(電子版)に、糖尿病予備軍におけるビタミンDサプリメントの作用を検証した臨床研究が、イギリスのグループ(University of Cambridge)から報告されていました。
(Diabetes Obes Metab. 2015 Dec 23.)
これまでの研究では、
血中ビタミンDの低値と、
2型糖尿病や心血管リスクとの相関が示唆されています。
今回の研究では、
糖尿病リスクの高い被験者において、
ビタミンDサプリメントの短期間投与による効果が検証されました。
具体的には、
二重盲検偽薬対照試験として、
2型糖尿病予備軍340名を対象に、
・偽薬投与群、
・毎月100,000 IU のビタミンD2サプリメント(エルゴカルシフェロール)投与群、
・毎月100,000 IU のビタミンD3サプリメント(コレカルシフェロール)投与群
について、3か月間の介入が行われ、
脂質代謝や糖代謝、血管機能として脈波速度(Pulse Wave Velocity ; PWV)などが測定されています。
解析の結果、
まず、
血中25(OH)D値は、
ビタミンD投与により、
有意に増加しました。
25(OH)D2 値:5.2 (4.1) to 53.9 (18.5) nmol/l
25(OH)D3値:45.8 (22.6) to 83.8 (22.7) nmol/l
次に、
HbA1c値には、偽薬群と比べて、ビタミンD投与によって、
有意な変化は示されませんでした。
D2 vs 偽薬: -0.51 (-1.16, 0.14) mmol/mol;p = 0.13; [-0.05% (95%CI -0.11%, 0.02%)]
D3 vs 偽薬: 0.19 (-0.46, 0.83) mmol/mol;p = 0.57; [0.02% (-0.04%, 0.08%)]
副アウトカムでは、
PWVに関して、
偽薬群と比べて、
ビタミンDサプリメント投与群において、
有意な低下(改善)を示しました。
[D2 vs 偽薬:-0.68 (-1.31, -0.05) m/s; D3 vs 偽薬-0.73 (-1.42, -0.03) m/s]
(PMVは動脈壁の硬化の指標です。)
その他のデータでは有意な変化は見出されていません。
以上のデータから、
糖尿病予備軍(糖尿病ではないが、糖尿病リスクの高い群)に対して、
ビタミンD2あるいはビタミンD3サプリメントの短期間投与は、
糖代謝には有意な変化は生じないものの、
血管機能の改善(動脈壁の硬化の改善)作用を示すと考えられます。
今後、さらに臨床的意義の検証が期待される分野です。
ただし、ビタミンDサプリメントの投与だけで、糖尿病での糖代謝が改善するということはないと思います。
(特に今回は、予備軍・境界域というだけですので、有用性が検出力不足で見出されていないと考えられます。)
ビタミンDは、日本人でも不足しており、生活習慣病予防のために、広く摂取が推奨されます。
近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。
一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、
1日あたり
25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます
ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。
多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。
米国での関連学会は、下記の推奨をしています。
米国老年医学会は、1日あたり4,000 IUを推奨
米国老年医学会(AGS)では、高齢者における転倒や骨折を予防するために、血中ビタミンD値(25OH-D)が30 ng/mL (75 nmol/L)は必要としています。
そして、ビタミンDの推奨量は、1日あたり4,000 IUとしています。
(これは、食事、サプリメント、日光暴露による総量です。
なお、この量は、現実的には食事のみからでは不可能であるため、サプリメントを利用することになります。)
米国内分泌学会は、1日あたり1,500 IU〜2,000 IUを推奨
米国内分泌学会のガイドラインでは、1日あたりの所要を男女とも年齢によって、次の3段階に分けています。
1歳未満の乳児は400〜1,000 IU、
1歳〜18歳では600〜1,000 IU、
19歳以上では1,500 IU〜2,000 IU
サプリメントでは、ビタミンD3が用いられます。
日本からの報告では、
ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果
が知られています。
また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。
(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)
今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。
日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。
たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足、
血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い
というデータがあります。
DHCでは、
ビタミンD3サプリメントを製品化しています。
ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、
臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、
という報告もあります。
マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。
------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
DHCが日本のサプリを健康にします。
医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】
【健康食品FAQ】
DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)
------------------------------------------------------------------