朝食:茄子鴫焼き〈精・夏・43〉、しめじ飯、即席
味噌汁(赤出汁)、白湯、紅茶(牛乳)
昼食:松魚奴田、三葉はりはり〈精・春・16〉、飯、
味噌汁(豆腐・三葉)、香、梅干、白湯
夕食:食パン 1/8、チェダーチーズ、酎ハイ、
白葡萄酒、生姜湯
間食:ミニあんぱん、ミニクロワッサン、歌舞伎揚げ、焙じ茶
おかず番附の精進方、春の16枚目(〈精・春・16〉)に位置します「三葉はりはり」。
はりはりとというのは、口にしたときの音や食感をあらわした、擬音語・擬態語なのでしょうか。
私は食したことはありませんが、関西には鯨肉と水菜のはりはり鍋というものがあるそうです。
スーパーに年が年中出回っている、もやしのような水耕栽培の三葉しか知らない人には想像もつかないでしょうが、今の時季、露地物というより庭で半ば野生化したものはずんずん伸びて、うかうかしていると蕗の先くらいの太さになってしまいます。
そんな三葉を刈って(摘むなんてものではなく、まさに刈るのである)、さっと湯がくと茎は目もあやな翠玉色に、葉は琅干翡翠*に変じます。
『農業全書』の「山野菜之類 巻五」には、
「
野蜀葵(みつばぜり) 三葉芹うへ様、芹に同じ。水湿の辺り樹下、かきのもと、其外陰湿の肥たる所に、畦作りしてうへたるは猶よし」
……書きかけです。明日も早いので、後日加筆します。