獣医学の専門ジャーナルに、ココナッツオイル+カルニチン+αリポ酸による肥満犬でのダイエット作用を検証した研究が報告されていました。
(
J Am Vet Med Assoc. 2015 Aug 15;247(4):375-84)
ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸の1種で、近年、認知症(アルツハイマー病)やダイエット訴求が行われています。
先行研究では、
中鎖脂肪酸の摂取によって、
消費エネルギーの増大作用、体脂肪の減少作用が示されています。
今回の研究では、
肥満の犬において、
ココナッツオイル+L-カルニチン+αリポ酸+アミノ酸(リジン、ロイシン)+食物繊維含有食投与による減量とリバウンド予防の作用が検証されました。
具体的には、
前向き介入研究として、
肥満のイヌ(犬)を用いて、2種類のプロトコールで試験が行われています。
まず、試験@では、30匹の肥満犬を3群(各群10匹)に分け、
グループ1:体重維持(肥満維持)のためにドライペットフード投与群、
グループ2:摂取量を同じに調節した介入(機能性成分含有食)投与群、
グループ3:エネルギー量を同じに調節した介入(機能性成分含有食)投与群
について検討されました。
試験Aでは、
各群20匹の犬に対して、
介入食として体重減少率が1−2%/週に調節されたエネルギー制限食(減量期)、
次に、
介入食として、減量体重を維持するための食事が投与され、
DXA法にて体組成が測定されています。
解析の結果、
試験@では、
グループ2およびグループ3のほうが、グループ1よりも有意な体重減少を示しました。
試験Aでは、
減量期には、
肥満犬は、有意に体重および体脂肪量が減少し、
除脂肪体重(LBM)が維持されていました。
そして、体重維持期には、体脂肪の減少は継続し、除脂肪体重は漸増したということです。
代謝関連指標の評価では、
介入食投与により、
介入前に比べて、脂質代謝やLBM維持に関して好影響が見出されています。
以上のデータから、
肥満犬において、
ココナッツオイル+L-カルニチン+αリポ酸+アミノ酸(リジン、ロイシン)+食物繊維含有食投与による体組成改善効果が示唆されます。
ココナッツオイルによる体組成改善作用は、
摂取している脂肪酸の種類をココナッツオイルに代えることによる効果ですので、
食事に加えるのではなくて、脂質を減らしてその分、ココナッツオイルに代える、という使い方になります。
ココナッツオイルについて、次の研究が知られています。
ココナッツオイルによる消費エネルギー増大とβ酸化亢進を介したダイエット効果
バージンココナッツオイルによる乳がん患者でのQOL改善作用
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