サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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レスベラトロールによる糖尿病性腎症の障害抑制作用 [2015年09月30日(水)]
本日、『DHC松屋銀座TOURIST Lounge 直営店』がオープンしました。


松屋銀座の外国人観光客向け化粧品カウンター「TOURIST Shop&Lounge(ツーリスト ショップ アンド ラウンジ)」内での、DHCの外国人観光客向け店舗です。

4ブランドのうちの1つがDHCとなっています。
(資生堂、クレ・ド・ポーボーテ、SK−II、DHCの4ブランド)





さて、本日の私的なお勉強日記です。

細胞病理学の専門ジャーナルに、レスベラトロールによる糖尿病性腎症への作用を検証した基礎研究が報告されていました。
(Anal Quant Cytopathol Histpathol. 2015 Aug;37(4):243-51.)



レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。



今回の研究では、

糖尿病性腎症のモデル動物において、

レスベラトロール投与による、腎組織への影響、レプチンやsirtuin2発現への影響が調べられました。



具体的には、
正常雌Wistar Albinoラット(n=33)にて、STZ誘導性糖尿病モデルラットとして1ヵ月後に、

レスベラトロール(10 mg/kg)が15日間投与され、

腎臓の組織学的所見および腎組織でのレプチンとsirtuin2発現が測定されています。

解析の結果、

まず、STZ投与により、高血糖など糖尿病の症状が見出されました。

次に、レスベラトロール投与により、

血糖値の低下傾向(有意差ナシ)が示されました。

また、
腎臓の組織学的検査では、

レスベラトロール投与によって、

糖尿病性腎障害の抑制が認められ、

レプチンの発現が増加していた、ということです。

なお、sirtuin 2発現には有意な変化は見出されていません。


以上のデータから、

レスベラトロール投与によって、
糖尿病性腎症での腎障害軽減作用が示唆されます。

作用機序として、レスベラトロールの抗酸化作用や稿糖尿病作用が推察されています。

今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。




レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。

レスベラトロールは、長寿関連遺伝子の1つであるサーチュイン遺伝子の活性化を介して、アンチエイジング効果があるのでは、と期待されています。

長寿になるかどうかを確認するためのヒト臨床試験は容易ではありませんが、
最近の臨床研究では、内分泌代謝疾患や生活習慣病の改善効果が示唆されています。




現在、レスベラトロールは、抗酸化作用や抗炎症作用を有し、代謝に好影響を及ぼすことから、健康維持や生活習慣病予防からアンチエイジングの分野で注目されています。




例えば、基礎研究では、

レスベラトロールによるインスリン抵抗性改善作用


レスベラトロールによる糖尿病予防


レスベラトロールによる糖代謝改善作用


レスベラトロールの心不全リスク低減作用


レスベラトロールによる肥満予防のメカニズム



レスベラトロールによる抗がん作用


レスベラトロールによる大腸がん抑制作用


レスベラトロールの抗炎症作用


動脈硬化抑制作用


という報告があり、


ヒト臨床研究では、

レスベラトロールによる肥満者での代謝改善


レスベラトロールによる糖尿病改善作用



レスベラトロールによる脳循環改善


子宮内膜症関連痛に対するレスベラトロールの効果


レスベラトロールによる運動効果@2型糖尿病患者


レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用


という報告が知られています。





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posted at 23:52 | この記事のURL
ビタミンDによる大腸がん患者のQOL改善効果 [2015年09月29日(火)]
今月のがんの緩和医療の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンDサプリメントによる大腸がん患者でのQOLへの作用を調べた臨床研究が、米国のグループ(Indiana University)から報告されていました。
(Support Care Cancer. 2015 Sep 26.)



がんの統合医療では、予防(リスク低減)や治療、再発予防、緩和療法において、機能性食品成分・サプリメントが利用されています。



今回の研究では、大腸がん患者において、ビタミンDサプリメントによるQOLへの影響が検証されました。


具体的には、新規に大腸がんステージ2と診断された患者453名を対象に、
(米国のNorth Carolina Central Cancer Registryでのがん登録データです)

診断時に、
ライフスタイルなどに関する面接調査が行われ、


ビタミンDサプリメントが投与され、

投与開始時、12ヵ月後、24ヵ月後に、

FACT-C とSF-12を用いてQOLが調べられました。


解析の結果、

交絡因子の補正後に、

24ヵ月後の時点において、
ビタミンDサプリメントの利用者では、

非利用者に比べて、
FACT-C でのCCS スコアでの有意な好影響が見出されたということです。


また、
この相関は、カルシウムの利用者でも認められました。

なお、
大腸がんの再発や死亡率に関して、ビタミンDの作用は見出されていません。



以上のデータから、

大腸がん(ステージ2)と診断された患者において、

ビタミンDサプリメント(およびカルシウムサプリメント)の摂取によるQOL改善作用が示唆されます。




がん患者のQOL改善作用に関しては、

アガリクスや霊芝による効果が報告されています。

例えば、下記の研究があります。


アガリクスによるがん患者のQOL改善作用


コクランでは、霊芝のレビューが示されています。

霊芝(レイシ)のがん治療における臨床的意義




DHCでは、下記の機能性成分を製品化しています。




アガリクス 30日分
「神のキノコ」アガリクスのバリアパワーが、健やかな生涯をサポート




霊芝(れいし) 30日分
“幻のキノコ”霊芝パワーで健康生活




昆布+フコイダン 30日分
からだ本来の“はね返す力”を応援! 海洋由来の天然成分にサポート成分もプラス




フコイダン 30日分
海藻パワーでバランスを整える







近年、ビタミンDの機能性として、免疫調節作用や抗がん作用、インフルエンザ予防作用なども見出されてきました。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。



DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、
臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/ml増加する、
という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。





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不眠症の妊婦でのCAM(補完代替医療)利用状況 [2015年09月28日(月)]
今月の睡眠研究の専門ジャーナル(電子版)に、不眠症の妊婦におけるCAM(補完代替医療)の利用状況を調べた研究が、オーストラリアのグループから報告されていました。
(Sleep Breath. 2015 Sep 25.)



妊娠中において、不眠症・睡眠障害や疲労は、比較的高頻度に認められます。

今回の研究では、
睡眠障害や疲労を経験している妊婦において、補完代替医療の利用状況が調べられました。

具体的には、
2010年に、オーストラリアにおける横断研究として、

2445名の女性(比較的最近、出産を経験した女性)を対象に、

妊娠中の不眠・睡眠障害、疲労と、ヘルスサービス利用が調べられています。


解析の結果、

妊娠中に
15.2 %の女性が睡眠障害を経験し、


35.4 %が疲労を経験していました。


ヘルスケアサービスの利用状況では、

疲労に関して、

産婦人科医への相談(n = 96)、

かかりつけ医・家庭医への相談(n = 74)、

助産師への相談(n = 56)
でした。


補完代替医療(CAM)を利用した妊婦は、

睡眠障害では 33 %、
疲労では28 %でした。



以上のデータから、

妊娠中の女性では、疲労や睡眠障害が比較的高頻度に認められて、

対処方法として、産婦人科や家庭医の他に、補完代替医療も利用されていることが示唆されます。




DHCでは、不眠症対策・睡眠の質を改善する機能性食品として、下記の製品を取り扱っています。



バレリアン 30日分
スゥーとぐっすり、翌朝パッチリすっきり!やすらか気分の毎日をサポート





ゆったり
心地よいおやすみタイムをあなたへ。7成分がすやすやへ効率よくアプローチ





グースカ 30包入
快適な休息と爽快な朝に。心地よいリズムをサポート








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リコピンによる前立腺がんリスク低減効果:メタ解析 [2015年09月27日(日)]
今月の科学誌に、リコピンおよびカロテノイドによる前立腺がんリスクへの影響を検証した系統的レビューとメタ解析が報告されていました。
(PLoS One. 2015 Sep 15;10(9):e0137427.)


がんのリスク低減(予防)、標準治療の補完療法として、サプリメント・機能性食品成分が用いられるようになりました。

がんに対するサプリメントの作用機序は、抗酸化作用や抗炎症作用、免疫調節作用などです。


さて、今回の研究では、

前立腺がんリスクに対するカロテノイド類の作用について、系統的レビューとメタ解析が行われています。


具体的には、
食事からの摂取あるいは血中のカロテノイド類の値と、前立腺がんリスクとの相関を検証した34報(コホート研究10報、コホート内症例対照研究(nested case control study)11報、症例対照研究13報)が対象として検証されました。

解析の結果



まず、
αカロテンあるいはリコピン(食事からの摂取あるいは血中濃度)は、いずれも、前立腺がんリスク低下との有意な相関が見出されたということです。


一方、
βカロテンの摂取量あるいは血中濃度と、前立腺がんリスクとの間に有意な相関は見出されませんでした。

αカロテンは13%のリスク低下
(RR: 0.87, 95%CI: 0.76-0.99)

リコピンは摂取量では14%のリスク低下、
血中濃度では19%のリスク低下
(RR for dietary lycopene intake: 0.86, 95%CI: 0.75-0.98; RR for blood lycopene levels: 0.81, 95%CI: 0.69-0.96)

用量依存性の解析では、

1日あたり0.2mgのαカロテンの摂取ごとに、前立腺がんリスクが2%低下、

1日あたり1mgのリコピンの摂取により3%の前立腺がんリスク低下という相関が示されています。


以上のデータから、

αカロテンおよびリコピンによる前立腺がんリスク低下作用が示唆されます。




前立腺がんに対する研究報告では下記のデータが知られています。



リコピンによる前立腺がんリスク低下:メタ解析


植物エストロゲンによる前立腺がんリスク低下作用:メタ解析


カロテノイド類による前立腺がんリスク低下作用



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。




また、各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなども製品化しています。




中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、


下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。



マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。



ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。




ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。




コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。






↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。






↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))





DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))




乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))







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健康長寿社会の実現に向けてDHCのサプリメントが果たす社会的役割 [2015年09月26日(土)]
DHCでは、高品質のサプリメント・健康食品を適正な価格でご提供しています。

今日は、サプリメント・健康食品の社会的意義を考えてみました。


この数年、サプリメント・機能性食品・健康食品の適正使用のための環境が、急速に整備されてきました。


まず、(1)安全性・品質についてです。

DHCなどの大手メーカーでは、健康食品版GMP(適正製造規範)による製造を行っており、サプリメント・健康食品の安全性・品質が担保されています。


次に、(2)有効性についてです。

個別の機能性食品素材に関して、国内外の臨床研究により、一定の有効性(効果)のエビデンスが構築されています。


サプリメントに関する研究は、急増しています。

これらのエビデンスに基づき、それぞれの病態に応じた適切なサプリメントの選択・利用が可能になっています。



これらの(1)安全性(=品質)、(2)有効性(=効果)に加えて、国全体として健康長寿社会を実現するには、(3)経済性(=費用対効果)も大切です。


DHCでは、高品質のサプリメント・健康食品を適正な価格でご提供しています。

つまり、安全性・有効性・経済性を考慮した上で、DHCのサプリメント・健康食品を広く利用していただき、適正使用による健康寿命の延伸、健康長寿社会の実現が可能となっています。



医学・医療において、サプリメント・機能性食品の適正使用は、

@健康保持・保健効果、

A未病対策、

B疾病の補完療法としての臨床的意義があります。




このため、サプリメント・健康食品には、社会的意義も期待されます。


具体的には、@健康寿命の延伸、A医療費の削減、B新産業と雇用の創出の3点です。


まず、健康寿命の延伸に関して、病者が対象になる医薬品よりも、サプリメントの適正使用による保健効果や未病対策の推進による効果が期待されます。


次に、医療費の削減では、治療から予防・健康管理へシフトさせ、公的保険外のセルフケアとしてのサプリメントの適正使用が果たす役割が大きいと考えられます。


さらに、健康関連サービス産業のひとつとして、新産業と雇用の創出も期待されます。


現在、薬価ベースでは、病気を対象にする医療用医薬品の国内市場規模は10兆円を超しています。

これに対して、サプリメント市場は、1兆円台です。



今後、医療従事者や消費者の間でサプリメントの適正使用が拡大することで、次世代ヘルスケアシステムの中核として、サプリメントが、健康寿命の延伸、医療費の削減に寄与すると基地されます。


今日、個別化医療としての統合医療の実践において、サプリメント・機能性食品は、健康保持や疾病リスク低減、症状や病態の改善、治療における補完療法などに有用です。

このとき、
安全性・有効性・経済性の3点を考慮して、適切なサプリメント製品を選択し、至適な用法用量にて利用するという適正使用が前提条件です。

これらの条件を満たすサプリメント・健康食品をDHCはご提供しています。

サプリメント・機能性食品の適正使用は、健康寿命の延伸、健康長寿社会の実現に向けた次世代ヘルスケアシステムにおいて、重要な役割を果たすと考えています。


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ココナッツオイル+カルニチン+αリポ酸による肥満犬でのダイエット効果 [2015年09月25日(金)]
獣医学の専門ジャーナルに、ココナッツオイル+カルニチン+αリポ酸による肥満犬でのダイエット作用を検証した研究が報告されていました。
(J Am Vet Med Assoc. 2015 Aug 15;247(4):375-84)


ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸の1種で、近年、認知症(アルツハイマー病)やダイエット訴求が行われています。



先行研究では、

中鎖脂肪酸の摂取によって、

消費エネルギーの増大作用、体脂肪の減少作用が示されています。



今回の研究では、

肥満の犬において、

ココナッツオイル+L-カルニチン+αリポ酸+アミノ酸(リジン、ロイシン)+食物繊維含有食投与による減量とリバウンド予防の作用が検証されました。



具体的には、

前向き介入研究として、

肥満のイヌ(犬)を用いて、2種類のプロトコールで試験が行われています。


まず、試験@では、30匹の肥満犬を3群(各群10匹)に分け、

グループ1:体重維持(肥満維持)のためにドライペットフード投与群、

グループ2:摂取量を同じに調節した介入(機能性成分含有食)投与群、

グループ3:エネルギー量を同じに調節した介入(機能性成分含有食)投与群


について検討されました。

試験Aでは、

各群20匹の犬に対して、

介入食として体重減少率が1−2%/週に調節されたエネルギー制限食(減量期)、

次に、

介入食として、減量体重を維持するための食事が投与され、


DXA法にて体組成が測定されています。



解析の結果、

試験@では、

グループ2およびグループ3のほうが、グループ1よりも有意な体重減少を示しました。


試験Aでは、

減量期には、
肥満犬は、有意に体重および体脂肪量が減少し、
除脂肪体重(LBM)が維持されていました。

そして、体重維持期には、体脂肪の減少は継続し、除脂肪体重は漸増したということです。



代謝関連指標の評価では、

介入食投与により、

介入前に比べて、脂質代謝やLBM維持に関して好影響が見出されています。


以上のデータから、

肥満犬において、

ココナッツオイル+L-カルニチン+αリポ酸+アミノ酸(リジン、ロイシン)+食物繊維含有食投与による体組成改善効果が示唆されます。




ココナッツオイルによる体組成改善作用は、

摂取している脂肪酸の種類をココナッツオイルに代えることによる効果ですので、

食事に加えるのではなくて、脂質を減らしてその分、ココナッツオイルに代える、という使い方になります。



ココナッツオイルについて、次の研究が知られています。

ココナッツオイルによる消費エネルギー増大とβ酸化亢進を介したダイエット効果


バージンココナッツオイルによる乳がん患者でのQOL改善作用



DHCでは関連成分を製品化しています。

バージン ココナッツオイル
ダイエットや美容・健康にも!話題のココナッツオイルを手軽なサプリで!
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\700(税抜)



α(アルファ)-リポ酸 30日分
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\1,239(税込\1,338)





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オリーブオイルが血管の老化を抑制:メタ解析 [2015年09月24日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、オリーブオイルによる血管内皮機能への作用および炎症マーカーへの作用を検証したメタ解析が、オーストリアのグループ(University of Vienna)から報告されていました。
(Nutrients. 2015 Sep 11;7(9):7651-75)


「ヒトは血管から老いる」といわれるように、

加齢に伴って、動脈硬化症が生じ、心臓病や脳卒中のリスクを高めます。

動脈硬化は、血管の「慢性炎症」であることから、サプリメントの抗炎症作用や抗酸化作用を介した予防(リスク低減)が可能です。


オリーブオイルは、単価不飽和脂肪酸というだけではなく、最近の研究では、エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイルに含まれるファイトケミカル・ポリフェノールによる抗酸化作用の有効性も示されています。



今回の研究では、

オリーブオイルによる炎症マーカーおよび血管内皮機能への作用を調べたランダム化比較試験のデータを用いて系統的レビューおよびメタ解析が行われました。



具体的には主要医学データベースを用いて、
30試験、3,106名の被験者データが抽出されています。


解析の結果、

対照群に比べて、

オリーブオイルの摂取群において、

炎症マーカーであるCRPの有意な低下、
(平均: - 0.64 mg/L, (95% CI -0.96 to -0.31), p < 0.0001, n = 15試験)、

IL-6の有意な低下
(平均: -0.29 (95% CI -0.7 to -0.02), p < 0.04, n = 7 試験)
が見出されました。


また、
血管内皮機能(FMD)では、

オリーブオイル摂取群による有意な増加(改善)が認められました。
(平均 0.76% (95% CI 0.27 to 1.24), p < 0.002, n = 8 試験)


以上のデータから、

オリーブオイル摂取による
炎症抑制作用(抗炎症作用)および血管内皮機能改善作用を介した血管保護作用が示唆されます。


血管の慢性炎症は、動脈硬化を促進し、心臓病や脳卒中のリスクを高めることから、オリーブオイルによる抗炎症作用を介した動脈硬化抑制作用が、健康長寿に寄与すると考えられます。



オリーブオイルは、単価不飽和脂肪酸というだけではなく、最近の研究では、エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイルに含まれるファイトケミカル・ポリフェノールによる抗酸化作用の有効性も示されています。



エクストラバージンオリーブオイルは、通常のオリーブオイルに比べて、
オリーブ由来ポリフェノール(チロソールやヒドロキシチロソール、オレユロペンなど)が豊富に含まれており、抗炎症作用や抗酸化作用による高い機能性が知られています。




DHCでは、

エクストラバージンオリーブオイルを取り扱っています。

ヌニェス・デ・プラド エクストラバージンオリーブオイル
数々の受賞歴を誇る、有機栽培の高級食用オリーブオイル



オロ・デ・ヘナベ エクストラバージンオリーブオイル
なめらかで、マイルドな風味。有機栽培の高級食用オリーブオイル





地中海食は、スペインやギリシャ、南フランスなど地中海地方の伝統食です。
野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。

地中海食は、健康増進や疾病予防に有用であることが知られており、多くの研究によってエビデンスが示されています。



地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用



オリーブオイルによる皮膚の老化抑制作用



地中海食による認知症予防効果



地中海食+CoQ10サプリによる抗酸化作用



超低炭水化物・地中海食による減量効果




地中海食による高尿酸血症リスクの低下



オリーブオイルによる動脈硬化抑制作用



バージンオリーブオイルによる骨代謝改善作用




オリーブオイルとナッツによる心血管リスク低下作用



伝統的地中海食による脂質代謝改善作用



オリーブオイルによる膀胱がんリスク低下







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コンドロイチンによる炎症性腸疾患の再発予防効果 [2015年09月23日(水)]
今月の消化器病学の専門ジャーナルに、炎症性腸疾患におけるコンドロイチンの作用を検証した臨床研究が、スペインのグループから報告されていました。
(Digestion. 2015 Sep 19;92(4):203-210)


慢性炎症を病態とする炎症性腸疾患(IBD)として、潰瘍性大腸炎やクローン病が知られています。


サプリメントに関する研究では、オメガ3系脂肪酸、ウコン(クルクミン)、ビタミンDといった機能性食品成分による炎症性腸疾患改善作用が示唆されています。

また、食事療法では、マクロビオティックをベースにしたセミベジタリアン食による改善効果が知られています。



さて、今回の研究では、

コンドロイチンによる炎症性腸疾患(IBD)の再発率への作用が検証されました。



具体的には、
IBD再発/再燃率への12ヶ月間の前向き研究として、

変形性関節症に対して、コンドロイチン硫酸サプリメントを服用しているIBD患者37名(UC19名、クローン病18名)を対象に、


クローン病活動性指数及び潰瘍性大腸炎指数、血管内皮成長因子(VEGFA)やTNFα、各種インターロイキン類が測定されました。

OA関節痛はVASにて評価されています。


解析の結果、

まず、OA関節痛は、
5.9 ± 2.8 から 3.0 ± 2.3へと有意に減少しました。
(p < 0.05).


また、IBDの再発率は、
3.4%(フォローアップ中の患者年)でした。


血中VEGFA値は、
開始時の492 pg/mlから12ヶ月後に799 pg/mlへと有意に増加しました。
(p < 0.05)


以上のデータから、

変形性関節症に対してコンドロイチン硫酸サプリメントを摂取している炎症性腸疾患(IBS)患者では、(一般に想定されるよりも)IBSの再発率が低いことが示唆されます。



DHCでは、コンドロイチン含有サプリメントを製品化しています。
コンドロイチン 30日分



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ノコギリヤシによる下部尿路症状改善と抗炎症作用 [2015年09月22日(火)]
泌尿器科学の専門ジャーナル(電子版)に、ノコギリヤシによる下部尿路症状改善作用と抗炎症作用を示した臨床研究が、フランスのグループから報告されていました。
Prostate. 2015 Aug 26.)


男性では、加齢に伴って前立腺肥大症(BPH)による排尿障害などの症状が生じます。


良性疾患である前立腺肥大症に対して、サプリメントでは、ノコギリヤシ(学名serenoa repens)が用いられています。


今回の研究では、

前立腺肥大症に伴う下部尿路症状および炎症関連マーカーに対するノコギリヤシ抽出物による作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検法にて、

タムスロシン(ハルナール)を実薬対照とし、

下部尿路症状を有する前立腺肥大症(BPH)患者206名を対象に、


・ノコギリヤシエキス(320mg)投与群

あるいは

・タムスロシン(0.4&#8201;mg)投与群

の2群について、3ヶ月間の介入試験が行われています。


介入の前後において、

BPHに関連した29種類の炎症マーカー(タンパク質とmRNA)が測定されました。



解析の結果、

90日の投与後の時点で、

炎症関連遺伝子発現量は、

ノコギリヤシ投与群では、

平均65.4%減少、


タムスロシン投与群では、

平均46.2%減少

でした。



最も多く発現している15種類の遺伝子では、

両群の差はより顕著となっています。

(80% vs. 33%)



次に、

3種類のタンパク質(MCP-1/CCL2, IP-10/CXCL10, MIF)について検証されました。


90日後の時点で、

これらのタンパク質発現の減少が認められた患者は、

ノコギリヤシ投与群のみでした。


さらに、MIF発現は、

タムスロシン投与群に比べて、

ノコギリヤシ投与群のほうで、有意な減少が認められています。
(P&#8201;=&#8201;0.007)


タムスロシン投与群に比べて、

ノコギリヤシ投与群のサブ解析では、

MIF発現が投与前に高値であった群では、

発現が少なかった群に比べて、

IPSSの改善効果がより顕著であったということです。
(mean I-PSS change: -6.4 vs. -4.5 respectively)


以上のデータから、

前立腺肥大症において、
ノコギリヤシによる下部尿路症状改善及び抗炎症作用が示唆されます。


医薬品のタムスロシンでも症状改善作用は期待できますが、慢性炎症改善という効果を考えると、ノコギリヤシのほうが安全性と有効性の点から優れていると考えられます。



DHCでは、下記のサプリメントがあります。

ノコギリ椰子エキス 30日分
中高年男性のすっきりをサポート!
通常価格
\910(税込\982)



クランベリーエキス 30日分
なんとなくすっきりしない女性の体調に
通常価格
\1,020(税込\1,101)



モレスキュット 30日分
回数が多い!ガマンできない!漏れちゃった!のトイレ悩みにはコレ
通常価格
\1,850(税込\1,998)



ノコギリヤシに関しての臨床試験や基礎研究では、次のような報告があります。



男性型脱毛症(AGA)に対するノコギリヤシの効果


ノコギリヤシの安全性を示した臨床試験


・ノコギリヤシによる前立腺肥大症と勃起障害の症状改善作用


・前立腺の健康維持にはノコギリヤシ+リコピン+セレン


・ノコギリヤシによる細胞増殖抑制作用


・ノコギリヤシによるBPH症状改善作用



・ノコギリヤシの前立腺肥大症改善作用



・前立腺切除術前のノコギリヤシ投与の効果


・ノコギリヤシ複合サプリによる慢性前立腺炎改善効果


・ノコギリヤシ・カボチャ種子による前立腺肥大症


・前立腺切除術の出血にノコギリヤシは影響しない



・ノコギリヤシでは医薬品との相互作用報告はなし



・男性型脱毛症とノコギリヤシ


・ノコギリヤシの安全性に関する系統的レビュー


・前立腺炎に対する補完療法としてのノコギリヤシ






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posted at 23:56 | この記事のURL
「子供に対する有効性と安全性が確認されているサプリメントはほとんどありません」?!? [2015年09月21日(月)]
今月3日、消費者庁が

「子供のサプリメント利用は慎重に!」

とする記事を発表し、


その中で、

「子供に対する有効性と安全性が確認されているサプリメントはほとんどありません。」

と書いていました。



相変わらずの知識不足に基づく不正確な情報であり、

サプリメント・機能性食品に関する研究データにすべて目を通している私としては、

このようなダブルスタンダードに基づくネガティブキャンペーン情報に辟易しています。



私は、

安全性、有効性、経済性を考慮して、

サプリメント・健康食品を適正に利用することで、健康増進や疾病リスク低減、補完療法として一定の効果が期待できる、

という立場です。



実際、エビデンスを俯瞰するとき、

サプリメント・機能性食品は、成人だけではなく、小児や妊婦、高齢者にいたるまで、あらゆるライフステージにおいて健康増進や疾病リスク低減などの効果が示されています。



もちろん、安全性、有効性、経済性の3点から優れた製品を選び、適正に使用することが前提です。


また、子供では、いうまでもなく、食育が大切であり、 (ビタミンやミネラルといった) サプリメント・健康食品が、食事に置き換わるものではありません。



一方、食事だけでは補えない成分(あるいは量)について、小児、学童期において、サプリメントとして、機能性食品成分の摂取が疾病予防に役立つことが知られています。

また、個人の体質により何らかの慢性疾患リスクを有している小児でも、サプリメントの効果が知られています。


具体的には、

マルチビタミン、マルチミネラル、オメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)、ビタミンD3などです。

その他、エキナセアやバレリアンといったハーブも小児で利用できます。




最近の研究では、次のようなデータが知られています。

日本からの報告では、学童にビタミンD3サプリメントを投与した臨床研究として、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果

が知られています。


ADHDの小児に対するオメガ3系脂肪酸の効果



喘息の小児はビタミンDにより風邪リスクが減少する:系統的レビュー




プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の予防効果:メタ解析




ビタミンDによるアトピー性皮膚炎での免疫調節作用



バレリアンによる小児の多動性の改善作用


高用量のビタミンDによる小児喘息への効果:メタ解析


抗酸化ビタミンによる血管機能改善効果@生殖補助医療の小児




サプリメントは、大人でも子供でも、あらゆるライフステージにおいて、適切に利用することで一定の有用性が期待できます。


サプリメントが第1位:米国の小児での補完代替医療(CAM)の動向2002-2012




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posted at 23:54 | この記事のURL
魚油(EPA・DHA)サプリメントによる大腸がん患者のQOL改善作用 [2015年09月20日(日)]
今月のがん研究の専門ジャーナルに、魚油(EPA・DHA)サプリメントによる大腸がん患者のQOL改善作用を示した臨床研究が、米国のグループ(Indiana University)から報告されていました。
(Nutr Cancer. 2015 Sep 18:1-8.)


がんサバイバーに対する栄養サプリメント療法の研究が注目されています。


今回の研究では、

大腸がん(結腸がん・直腸がん)ステージ2の患者に対する魚油サプリメントの作用(QOL、がん再発への作用)が検証されました。



具体的には、

米国の北カロリンスカがん登録において、

2009年から2011年の間に

大腸がん(結腸がん・直腸がん)のステージ2と診断された患者453名を対象に、

診断時、

12ヶ月後、

24ヶ月後の時点において関連指標の評価が行われています。


解析の結果、


診断24ヶ月後の時点において、

健康関連QOL指標の一つにおいて、魚油サプリメント投与による有意な改善効果が認められました。
(12-item Medical Outcomes Short Form)
(β = 2.43, 95% CI: 0.10-4.76)

なお、
24ヶ月後での大腸がん機能評価指標、がん再発率には有意差は認められませんでした。


今回のデータから、
論文著者らは、

ステージ2の大腸がん患者において、
魚油サプリメント投与による健康関連QOL(生活の質)改善効果が示唆されると考察しています。



EPAやDHAといったオメガ3系必須脂肪酸を含む魚油は、抗炎症作用などの機能性が知られています。



EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。





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コエンザイムQ10+セレンによる抗炎症作用 [2015年09月19日(土)]
今月の科学誌プロスワンに、コエンザイムQ10+セレンサプリメント投与による抗炎症作用を示した臨床研究が、スウェーデンのグループ(Link&#246;ping University)から報告されていました。
(PLoS One. 2015 Sep 16;10(9):e0137680.)



コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。

健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。


一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

セレンは、必須ミネラルの1種であり、抗酸化作用を介して機能性を示します。



今回の研究では、

コエンザイムQ10+セレンサプリメントによる抗炎症作用を介した心血管リスクへの影響が検証されました。


具体的には、

70〜88歳の高齢者443名を対象に、

コエンザイムQ10(200mg/日)+セレン(200マイクログラム/日)の介入群221名、

偽薬投与群222名の

48ヶ月間の介入が行われ、

平均(中央値)で5.2年間のフォローアップが行われました。



解析の結果、

まず、

CRP(hsCRP)値に関して、

偽薬群では、

介入前が4.8 ng/mL、

介入後は5.1 ng/mL

でした。


サプリメント投与群でのCRP値は、

介入前4.1 ng/mL、

介入後が2.1 ng/mL

と有意に低下(改善)していました。



また、

SPセレクチン値は、

偽薬群では

介入前が56.6 mg/mL、

介入後が72.3 mg/mL

でした。



一方、

サプリメント投与群では、

介入前の55.9 mg/mLに対して、

介入後では58.0 mg/mL

でした。


コエンザイムQ10+セレンサプリメント投与によって、心血管リスクマーカーであるCRPの低下およびsPセレクチン値の低下(改善)が示されました。




さらに、
サプリメント投与群では、心血管リスク(心血管イベントによる死亡)の有意な減少も見出されたということです。



以上のデータから、

コエンザイムQ10+セレンサプリメント投与による抗炎症作用を介した心血管疾患リスク低下作用が示唆されます。



DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。

また、各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなども製品化しています。


中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、

下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。


マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。


ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。



コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。




↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。



↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。

EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))



DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))


乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))





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posted at 23:57 | この記事のURL
ベジタリアン食による内分泌代謝指標への働き [2015年09月18日(金)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、ベジタリアン食による内分泌代謝指標への好影響を示した臨床研究が、台湾のグループ(National Health Research Institutes)から報告されていました。
(Br J Nutr. 2015 Sep 10:1-8.)



先行研究(横断研究)では、ベジタリアン食は非ベジタリアン食に比べて、内分泌代謝指標へ好影響を与えることが示唆されています。

今回の研究では、縦断研究として、ベジタリアン食による脂質代謝への作用が検証されました。


具体的には、1994年から2008年までの台湾での健康スクリーニングデータベースから、

ラクトオボベジタリアン4,415名、
ラクトベジタリアン1,855名、
ビーガン1,913名、
と、
年齢や性別、地域を一致させた非ベジタリアンが対象となっています。

縦断的なフォローアップの解析の結果、

非ベジタリアン食に比べて、

ビーガン食では、肥満リスクが1年ごとに7%低下、
(7 %; 95 % CI 0&#183;88, 0&#183;99)

ラクトベジタリアン食では、
収縮期血圧上昇のリスクが1年ごとに8%低下、
(8 %; 95 % CI 0&#183;85, 0&#183;99)

血糖値の上昇リスクが1年ごとに7%低下、
(7 %; 95 % CI 0&#183;87, 0&#183;99)


ラクトオボベジタリアン食では、
HDL値の増加が1年ごとに7%
(7 %; 95 % CI 1&#183;03, 1&#183;12)
という結果でした。


また、横断研究データの比較では、

いずれのベジタリアン食でも、非ベジタリアンに比べて、
HDL値とTG値以外に、内分泌代謝関連指標への有意な好影響が認められたということです。

なお、HDLやTGについては、ベジタリアン食の中で、炭水化物や果糖の摂取が過剰になっているためと考えられます。


以上のデータから、
栄養学的に適切なベジタリアン食であれば、
内分泌代謝指標に対する好影響が考えられます。




生活習慣病とライフスタイルとの関連については,下記の研究が知られています。



地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用




ベジタリアン食による心血管疾患リスク低下作用




ベジタリアン食による血圧低下作用@メタ解析




なお、ベジタリアン食であれば何でも健康的になる、というわけではありません。


(例えば、野菜はナシで、パスタにチーズ、パンの組み合わせでも、ラクトオボにはなりますが。)


もちろん、栄養学的にバランスの取れた、適切なベジタリアン食を摂取することが重要です。



一般に、植物性食品の摂取が多いベジタリアン食では、ファイトケミカル・ポリフェノールの摂取が多く、抗酸化作用を介した生活習慣病の予防効果が想定されます。


北米の栄養士会が共同で発表した見解によると、「適切に準備されたベジタリアン食は、健康に有益であり、必要な栄養素を満たしており、いくつかの疾患の予防や治療にも利点がある」とされています。


実際、これまでの疫学研究によって、肉食をする人々に比べて、ベジタリアンでは生活習慣病が少ないことが示されています。

ベジタリアン食による具体的な効果として、肥満、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、高血圧、脂質異常症、糖尿病、前立腺がん、大腸がんの発症リスクが低下します。

また、日本人ベジタリアンを対象にした調査でも、ベジタリアンは、非ベジタリアンと比べて、体格指数(BMI)、血圧、血中総コレステロール値、中性脂肪値が有意に低いことが見出されています。




DHCでは、良質の植物性食品として、
次のような関連製品を取り扱っています。



DHC発芽玄米



DHC発芽玄米麺



エクストラバージンオリーブオイル



ところで、最近の研究によって、糖質制限食・低炭水化物食よる減量・ダイエット効果や2型糖尿病での血糖コントロール改善効果が明らかとなっています。


また、
植物性たんぱく質および植物性脂質による心臓病リスク低減作用が知られています。



医学的に適切ではない糖質制限食のパターンとして、「糖質制限食・低炭水化物食では、‘焼き肉・ステーキ’食べ放題」があります。
動物性たんぱく質や動物性脂質の過剰摂取は、心血管疾患リスクを高めることが懸念されます。


植物性食品をベースにした糖質制限食・低炭水化物食による体重と脂質代謝への効果として、

エコアトキンスダイエットの減量と脂質代謝改善作用



といった研究もあります。


DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。



最新の科学的根拠を俯瞰すると、

「緩やかな糖質制限食・低炭水化物食」を基本とした食生活が、

「ヘルシーエイジング(健康長寿)」

「ダイエット(適正体重の維持)」

「アンチエイジング(抗加齢)」

に有用であると考えられます。




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posted at 23:53 | この記事のURL
前立腺がんの予防や進行抑制のためのサプリメント(系統的レビュー) [2015年09月17日(木)]
今月のがん研究の専門ジャーナル(電子版)に、前立腺がんの予防や進行抑制に利用されるサプリメントの有用性を調べたレビュー論文が、英国のグループ(University Hospitals Bristol)から報告されていました。
(Cancer Causes Control. 2015 Sep 9)


がんのリスク低減(予防)、標準治療の補完療法として、機能性食品成分が用いられるようになりました。

がんに対するサプリメントの作用機序は、抗酸化作用や抗炎症作用、免疫調節作用などです。


さて、今回の研究では、

前立腺がんの予防や進行、死亡率と、サプリメントやライフスタイルとの関係が検証されました。


具体的には、

前立腺がんの進行あるいは死亡率をアウトカムとしたランダム化比較試験44報が解析の対象となりました。


13カ国から合計3,418名、1試験あたりの被験者は中央値で64名でした。

研究の不均一のため、メタ解析は行われていません。


用いられた介入方法は、

ざくろ種子、緑茶、ブロッコリー、ウコンを含む栄養サプリメント、

生活習慣では、通常食と、亜麻仁、低脂肪食の比較、

サプリメントでは、大豆、リコピン、セレン、コエンザイムQ10でした。


いずれの介入方法でも、好影響が示されていました。

ただし、低リスクバイアスや研究の質が高くないケース、あるいはバイアスの有無が明確ではないなどの問題も見出されています。


以上のデータから、論文著者らは、
前立腺がんに対する介入方法の検証として、さらに質の高いランダム化比較試験の必要性を考察しています。


前立腺がんに対する研究報告では下記のデータが知られています。


リコピンによる前立腺がんリスク低下:メタ解析


植物エストロゲンによる前立腺がんリスク低下作用:メタ解析


カロテノイド類による前立腺がんリスク低下作用



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連




DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。




また、各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなども製品化しています。




中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、


下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。



マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。



ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。




ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。




コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。






↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。






↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))





DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))




乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))






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ビタミンDが低いと認知機能が低下する [2015年09月16日(水)]
今月の神経学の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンD値と認知機能との関連を調べたコホート研究が、米国のグループ(University of California, Davis)から報告されていました。
(JAMA Neurol. 2015 Sep 14.)



ビタミンD欠乏は、認知機能の低下や認知症発症にかかわると考えられています。


今回の研究では、

人種的に多様な高齢成人において、

ビタミンD値と認知機能との関連が検証されました。


具体的には、

2002年2月と2010年8月の間に、

382名を対象に、

血中ビタミンD値(25-OHD)と認知機能が測定されました。


ビタミンD値は次のように分類されています。

欠乏;12 ng/mL未満
不十分;12以上 20 ng/mL未満、
正常範囲;20以上50 ng/mL未満
高値; 50 ng/mL以上
(ng/mLからnm/Lへの変換は2.496を乗数とする)


解析の結果、

まず、試験開始時では、

被験者382名(平均年齢75.5歳)の内訳は、

女性61.8%、

白人41.4%、黒人29.6%、ヒスパニック25.1% 、その他3.9%でした。


また、

試験開始時での診断は、

認知症17.5%、

軽度認知機能障害(MCI)32.7%

認知機能は正常49.5%

でした。


平均ビタミンD値は、
19.2 ±11.7 ng/mL
であり、

被験者の26.2%が欠乏、35.1%が不十分とされています。

特に、黒人とヒスパニックでは、白人に比べて低値でした。
((17.9 [15.8] and 17.2 [8.4] vs 21.7 [10.0] ng/mL,; P&#8201;<&#8201;.001 for both)


また、

MCI群および正常群に比べて、

認知症群では、血中ビタミンDが有意に低値でした。

(16.2 [9.4] vs 20.0 [10.3] and 19.7 [13.1] ng/mL,; P&#8201;=&#8201;.006)


平均追跡期間は、

4.8 ±2.5年です。



交絡因子(年齢、性別、教育、人種、BMI、採血の季節、apoE4遺伝子多型)で補正後、

認知機能の指標(episodic memory and executive function)に関して、

ビタミンD欠乏群および不足群では、

正常群に比べて、

認知機能の有意な低下が見出されたということです。

・欠乏群 (episodic memory: β&#8201;=&#8201;-0.04 [SE&#8201;=&#8201;0.02], P&#8201;=&#8201;.049; executive function: β&#8201;=&#8201;-0.05 [SE&#8201;=&#8201;0.02], P&#8201;=&#8201;.01)
・不足群 (episodic memory: β&#8201;=&#8201;-0.06 [SE&#8201;=&#8201;0.02], P&#8201;<&#8201;.001; executive function: β&#8201;=&#8201;-0.04 [SE&#8201;=&#8201;0.02], P&#8201;=&#8201;.008)


なお、意味記憶(semantic memory)や視空間認知能力(visuospatial ability)の低下と、ビタミンD値では有意な相関は見出されませんでした。

以上のデータから、
ビタミンD不足が認知機能低下のリスクと相関することが示唆されます。


今後、ビタミンDサプリメント投与といった介入研究による認知機能への検証が期待される分野です。



機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。




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posted at 23:56 | この記事のURL
認知症の予防に地中海食+オリーブオイル+イソフラボン:メタ解析 [2015年09月15日(火)]
今月の更年期研究の専門ジャーナルに、加齢に伴う認知機能の低下に対する介入方法についての系統的レビューとメタ解析が報告されていました。
(Climacteric. 2015 Sep 11:678-689.)



加齢に伴う認知機能の低下に対して、

機能性食品成分や食生活による予防効果が期待されています。


今回の研究では、

中高年以降の12種類の介入方法について、

認知機能への作用が検証されました。



具体的には、

主要医学データベースから、

中高年の健常者あるいは軽度認知機能障害を有する成人を被験者とし、

6ヶ月以上の介入期間のランダム化比較試験が抽出され、


1,038報から24試験がメタ解析の対象となりました。


主アウトカムはglobal cognition、

副アウトカムはepisodic memoryです。



解析の結果、

地中海食にオリーブオイルや太極拳を組み合わせた介入方法が、

主アウトカムである認知機能を改善したということです。

また、地中海食+オリーブオイル+大豆イソフラボンサプリメントの介入では、副アウトカムの記憶能の改善が示されました。



今回のメタ解析から、

地中海食+オリーブオイルによって、

加齢に伴う認知機能低下抑制作用が示唆されます。





機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。




地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用



オリーブオイルによる皮膚の老化抑制作用



地中海食による認知症予防効果



地中海食+CoQ10サプリによる抗酸化作用



超低炭水化物・地中海食による減量効果




地中海食による高尿酸血症リスクの低下



オリーブオイルによる動脈硬化抑制作用



バージンオリーブオイルによる骨代謝改善作用




オリーブオイルとナッツによる心血管リスク低下作用



伝統的地中海食による脂質代謝改善作用



オリーブオイルによる膀胱がんリスク低下





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posted at 23:52 | この記事のURL
視力障害対策にルテインサプリメントを推奨:レビュー [2015年09月14日(月)]
今月の薬理学の専門ジャーナル(電子版)に、眼科領域でのサプリメントのレビューが英国のグループから報告されていました。
(Curr Pharm Des. 2015 Sep 8.)




これまでの研究では、眼科領域でのサプリメントの有用性が示されています。


今回のレビューでは、

主な眼科疾患に対する抗酸化ビタミンや機能性成分の効果が検証されました。




具体的には、

加齢黄斑変性AMDや白内障、ドライアイに対する研究が調べられた結果、


一般に、

観察研究では有用性を示すエビデンスがあるものの、

ランダム化比較試験はまだ十分ではない、

ということです。



しかし、

加齢黄斑変性AMDに対する大規模臨床試験(AREDS)では、

抗酸化サプリメント(βカロテン、ビタミンC、ビタミンE)と亜鉛によるAMDリスク低下および進行抑制効果が示されています。


さらに、

AREDS2試験のデータから、

安全性と有効性のバランスを考慮して、

βカロテンの代わりにルテイン/ゼアキサンチンの利用が推奨されます。


なお、

白内障やドライアイについては、高い推奨レベルの機能性食品成分はまだ明らかではない、とされています。




眼科領域のサプリメントについて、これまでの研究では、次の報告があります。


ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析


ルテインによる視覚処理速度改善作用



オメガ3系脂肪酸によるドライアイ改善作用




魚油サプリメントによるドライアイ改善作用



オメガ3系脂肪酸+抗酸化サプリメントによるドライアイ症状改善作用


オメガ3系必須脂肪酸によるドライアイ改善メカニズム


オメガ3系必須脂肪酸によるマイボーム腺機能不全改善効果






ルテインやビタミンCサプリメントをDHC製品でとるなら、マルチビタミンやマルチミネラルに加えて、
次の組み合わせになります。



ルテイン 30日分
ルテイン(フリー体として)16mg
加齢によるモヤモヤと液晶ライト対策に!内からはたらくサングラス
\1,143(税込\1,234)



ビタミンC
ビタミンC(ハードカプセル) 30日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】
失いやすいビタミンCを1日1000mg補える栄養機能食品
\250(税込\270)




ビタミンE
天然ビタミンE[大豆] 30日分
美容と若々しさの維持に
\380(税込\410)




亜鉛
亜鉛 30日分【栄養機能食品(亜鉛)】
必須ミネラルで、バイタリティあふれるカラダに
\267(税込\288)


日本眼科学会も、加齢黄斑変性症治療ガイドラインにおいて、
AMD予防のためにサプリメントを推奨しています。







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posted at 23:54 | この記事のURL
ビタミンB群による脳卒中予防効果:メタ解析 [2015年09月13日(日)]
今月の科学誌に、ビタミンB群による脳卒中予防効果を示したメタ解析が報告されていました。
(PLoS One. 2015 Sep 10;10(9):e0137533)



これまでの多くの研究により、

ビタミンB群サプリメントによる脳卒中リスク低下効果が示されています。


今回の研究では、各種のビタミンB群の組み合わせと、脳卒中リスクとの関連が検証されました。


具体的には、
ランダム化比較試験の17試験86,393名の被験者が対象となり、
7種類の投与方法と、偽薬が比較されています。


解析の結果、

ビタミンB群サプリメントの摂取と、

脳卒中リスク低下および脳出血リスク低下の有意な相関が見出されました。



脳卒中リスクは、

葉酸+ビタミンB12の組み合わせよりも、

葉酸+ビタミンB6の組み合わせのほうが、

より顕著に低下しました。


層別解析では、

脳卒中予防に対する予防に関して、

効果の高い組み合わせの順番は、


葉酸+ビタミンB6>葉酸>葉酸+ビタミンB6+ビタミンB12>ビタミンB6+ビタミンB12などとなっています。



以上のデータから、
ビタミンB群サプリメントは、脳卒中リスクを低下させると考えられます。


また、脳卒中の予防には、
葉酸+ビタミンB6の組み合わせが最も効果的と考えられます。





ビタミンB群については、

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究

が話題になりました。






中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、


下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。



マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。



ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。




ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。




コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。






↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。






↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))





DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))




乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))





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posted at 23:52 | この記事のURL
コエンザイムQ10による関節リウマチでの抗炎症作用 [2015年09月12日(土)]
関節リウマチ患者において、コエンザイムQ10による抗炎症作用を示した臨床研究が報告されていました。
(Arch Med Res. 2015 Sep 2.)



コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。

健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。



関節リウマチでは、炎症惹起性サイトカイン類の過剰産生が認められます。

今回の研究では、関節リウマチ患者において、コエンザイムQ10による抗炎症作用が検証されました。


具体的には、ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

関節リウマチ患者44名を対象に、

コエンザイムQ10投与(100mg/日)群22名、

偽薬投与群22名
の2群について、2か月間の介入試験が行われ、

介入の前後において、

酸化ストレス関連指標(MDA、TAC)、
炎症関連指標(IL-6、TNF-α)

が測定されています。


解析の結果、


コエンザイムQ10投与群では、

介入後に、過酸化脂質の指標であるMDA値の有意な低下が見出されました。
(mean difference = -1.47 nmol/mL; 95% CI, -2.52 to -0.43; p = 0.008)


また、
CoQ10投与により、
偽薬群に比べて、
TNF-α値の有意な低下が認められました。
(difference in median was +1.1 in placebo vs. +0.03 in CoQ10 group; p = 0.033)


なお、TAC(総抗酸化能)とIL-6値には、両群間に有意差は認められていません。


以上のデータから、

関節リウマチにおけるコエンザイムQ10による抗酸化作用および抗炎症作用が示唆されます。



コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。



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posted at 23:56 | この記事のURL
コーヒーの摂取とうつ病リスク低下:メタ解析 [2015年09月11日(金)]
今月の精神医学の専門ジャーナル(電子版)に、コーヒーおよびカフェインの摂取と、うつ病リスクとの関連を調べたメタ解析が報告されていました。
(Aust N Z J Psychiatry. 2015 Sep 2)


これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。


例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。


コーヒーにはファイトケミカルの1種であるクロロゲン酸が含まれており、抗酸化作用を介した生活習慣病予防効果が示唆されています。


(カフェイン以外のコーヒーの主要な成分として、フェルラ酸(ferulic acid)、カフェ酸(caffeic acid,)、クロロゲン酸(chlorogenic acid)が知られており、いずれも抗酸化作用を示します。これらの中ではクロロゲン酸が比較的多く存在します。)



今回の研究では、

コーヒーの摂取とうつ病リスク、カフェインの摂取とうつ病リスクとの関連が検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Web of Science, China National Knowledge Infrastructure, WANFANG DATA)

1980年1月1日から2015年5月1日までの症例対照研究、コホート研究、横断研究から、
コーヒーあるいはカフェインの摂取と、うつ病との関連を示した研究が抽出されました。


観察研究11報が解析の対象となりました。

そのうち、7報の7研究、被験者330,677名ではコーヒーとうつ病の関連の解析、

7報の8研究、被験者38,223名では、カフェインとうつ病の関連の解析が行われています。


解析の結果、

摂取量が最低の群に比べて、

コーヒーの摂取による24.3%のうつ病リスク低下、
カフェインの摂取による27.9%のうつ病リスク低下という有意な相関が見出されたということです。


用量依存性の解析では、

コーヒーの摂取と、うつ病リスク低下との間に有意な線形の相関が認められました。

1日あたり1杯のコーヒーの摂取により、うつ病リスクが8%有意に低下するということです。
(RR=&#8201;0.92, 95% CI=0.87, 0.97, p=0.002)


カフェインの摂取と、うつ病リスク低下の相関は、非線形でした。

うつ病リスクの低下が顕著であったのは、1日あたり68mg超から、1日あたり509mg未満のカフェインの摂取の場合となっています。


以上のデータから、

コーヒーの摂取によるうつ病リスク低下作用が示唆されます。




これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。



例えば、次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制



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