サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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米国の国防省・国軍において統合医療の利用が拡大している [2015年11月19日(木)]
今日は、飛行機での移動日でした。

飛行機に搭乗後、CAの方から声をかけられました。

何でも、以前、私が、体調不良の訴えのあった乗客の対応にあたった際に、乗務されていたとか。

今日の搭乗者名簿で、私の名前があるのに気付いたとおっしゃっていました。

(私の座席エリアの担当ではないのに)わざわざあいさつに来てくれたようです。



さて、本日の私的なお勉強日記です。


医学・鍼灸研究の専門ジャーナルに、米国の国防省・国軍における統合医療の利用状況に関する研究が、米国のグループ(United States Army, NATO HFM-195 Task Force)から報告されていました。
(Med Acupunct. 2015 Oct 1;27(5):328-334.)


過去15年間、米国では、
補完代替医療(CAM)の利用が拡大し、現在では、エビデンスの構築されたCAMと、西洋医学とを合わせて提供する統合医療が実践されています。

これは、一般市民のみならず、米国の国軍・兵士の間でも同様です。


今回の研究では、

2005年から2009年までの期間について、
国防省(DoD)における統合医療サービス、各サービスの連携、統合医療分野での進行中の研究について、調査が行われました。

具体的には、

2005年と2009年のそれぞれの時点で、

国防省の医療施設14箇所を対象に、

補完代替医療および統合医療の状況に関して、

20項目からなる質問票による調査が行われています。


解析の結果、

2005年に比べて、

2009年の時点では、

国防省の医療施設で提供される補完代替医療(CAM)・統合医療(IM)サービスは着実に増加していました。


CAMの中では、

鍼、

バイオフィードバック、

栄養カウンセリング、

スピリチュアルヒーリング

が最も広く利用されていました。


また、財源は、

国防省の軍医総監から、
議会や各地区に移動していました。


以上のデータから、

米国の軍隊(国軍)の医療施設において、さまざまな補完代替医療が利用されていると考えられます。




DODでは、紛争地域への従軍後の帰還兵に対して、PTSD対策としてCAMを用いたり、慢性疼痛対策としてCAMを用いたりしているようです。





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