サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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甘草エキスによる抗肥満作用 [2015年11月16日(月)]
今月の分子栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、甘草抽出物による抗肥満作用を示した基礎研究が、米国のグループ(University of Illinois)から報告されていました。
(Mol Nutr Food Res. 2015 Nov 10.)


甘草(カンゾウ)は、漢方で用いられるハーブ・薬草の1種です。

甘草の根茎には、ポリフェノールの1種、グラブリジンが含まれています。

甘草由来グラブリジンは、β酸化亢進と脂肪合成抑制を介した抗肥満作用を有しており、

臨床研究では、
甘草由来グラブリジン含有サプリメントの投与による体脂肪量の減少効果が示されています。

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さて、
今回の研究では、

甘草根抽出物による高脂肪食誘導性肥満に対する作用が検証されました。

具体的には、

更年期モデルマウス(卵巣切除C57BL/6マウス)を用いて、

・甘草根粉末投与群

・甘草根抽出物投与群

・単離isoliquiritigenin(甘草ポリフェノールの1種)

の各群について、

体組成への影響が調べられています。

MRIによる体脂肪分布の解析、
摂取エネルギー量、骨代謝と体重、関連した遺伝子発現などが測定されました。


解析の結果、

3群とも、

(卵巣切除後に生じる)体重増加の抑制、体脂肪蓄積の抑制、肝臓での脂肪蓄積の抑制、肝臓での脂質合成関連遺伝子発現の抑制が認められました。

3群の比較では、
甘草根粉末投与群での作用が、他の2群に比べて顕著であったということです。



以上のデータから、

更年期モデル動物での甘草根由来エキスによる体重増加抑制・体脂肪増加抑制・脂肪肝リスク低減作用が示唆されます。



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