7月28日、厚生労働省から、
平成28年簡易生命表
が発表されました。
平成28年簡易生命表の概況
それによると、
2016年の日本人の平均寿命は女性87.14歳、男性80.98歳であり、
いずれも過去最長を更新したということです。
(なお、平均寿命は死亡率が今後も変わらないとした場合、
その年に生まれた0歳児があと何年生きられるかを示します。)
国別の比較では、日本は男女とも世界2位ですが、主要国の中では最長であり、
長寿国であることが示されました。
また、
2016年に生まれた人が、がん、心臓病、脳卒中のいずれかで死亡する可能性は、
男性が51.15%、女性が46.45%と推計されています。
さらに、これらの病気で亡くなる人がいなくなると仮定した場合、
平均寿命は、男性で6.95歳、女性で5.74歳、延びると推計されています。
参考資料3-2 特定死因を除去した場合の平均余命の延びの推移
現状のエビデンスを俯瞰するとき、機能性食品・サプリメントの適正使用により、健康寿命の延伸が十分に期待されます。
マルチビタミンサプリメントの有用性に関して、次の研究が知られています。
50歳以上の米国の男性医師14,641名を対象にした研究で、
マルチビタミンによるがんリスク低減効果
マルチビタミン・ミネラルと死亡率の関係:メタ解析
(平均的な日本人を集団で対象とする場合、現代の食生活では潜在的な栄養素の不足という問題は想定されますが、マルチビタミンの投与で死亡率低下というデータまでは検出できないと思います。)
(なお、マルチビタミン・ミネラルサプリメントによる抗がん作用や死亡率低下のメカニズムとしては、ビタミンCやビタミンE、セレンといった抗酸化作用を持つ成分が、酸化障害の抑制を介して、抗がん作用および生活習慣病予防効果を示す、となります。)
また、脳卒中や心臓病、認知症対策のサプリメントは、葉酸です。
葉酸は、脳卒中(脳梗塞)を予防し、脳萎縮を抑制することで認知症も予防します。
したがって、葉酸は、健康寿命延伸のために必須のビタミンです。
葉酸サプリメントの投与によって、血中ホモシステイン値が低下し、
ホモシステインによる血管内皮障害が抑制されることで、
動脈硬化性疾患のリスクが低下すると考えられます。
実際、これまでの観察研究や疫学研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。
葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析
葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する
葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。
一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。
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