サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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最新記事
ビタミンD不足が腰痛と相関:メタ解析 [2017年11月21日(火)]
今月の疼痛研究の専門ジャーナルに、ビタミンD不足と腰痛との有意な相関を示したメタ解析が、オーストラリアのグループ(University of Sydney)から報告されていました。
(Pain Physician. 2017 Nov;20(7):611-640.)


腰痛は、日常生活に支障をきたす主要な病態の一つです。

医薬品として、鎮痛薬や抗炎症剤薬が処方されますが、対症療法なのであまり有効とはいえません。
(日本では、保険診療での湿布薬の乱用が問題となっています。)


サプリメントでは、抗炎症作用を有する機能性食品が知られています。


今回の研究では、

抗炎症作用を有するビタミンDと、腰痛との関係が検証されました。

具体的には、

観察研究を対象にした系統的レビュー/メタ解析として、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, CINAHL, EMBASE, AMED, WEB OF SCIENCE, and SCOPUS)

2017年3月までに収載された、ビタミンDと腰痛に関する疫学研究が検索され、

血中ビタミンD [25(OH)D]と、
腰痛患者、対照群、腰痛の重症度などとの関連が調べられています。



関連論文として、
105報が抽出され、

29報が系統的レビュー、

22報がメタ解析の対象となりました。

(19報が横断研究、9報が症例対照研究、1報が単群の外科的介入試験の介入前データ)




解析の結果、


まず、

19報のデータによると、

腰痛患者は、

ビタミンD不足と有意に相関しており、
(pooled OR = 1.60, 95% CI: 1.20 - 2.12, P = 0.001, 19報),

ビタミンDの重度の欠乏と有意に相関していました。
(pooled OR = 2.08, 95% CI: 1.19 - 3.64, P = 0.010, 7報)



また、

血中ビタミンD値(25(OH)D)は、

腰痛を有していない群に比べて、

腰痛を有している群では有意に低値でした。
(weighted MD = 3.86, 95% CI: 0.20 - 7.52, P = 0.039, 12報)


さらに、

ビタミンD欠乏
(pooled OR = 1.83, 95% CI: 1.26 - 2.66, P = 0.002, n = 9)

あるいは、
血中ビタミンD低値
(weighted MD = 7.64, 95% CI: 4.02 - 11.26, P < 0.001, n = 4)


腰痛との関連は、

女性では有意な相関が認められましたが、男性では有意差は検出されませんでした。。
(pooled OR = 1.06, 95% CI: 0.62 - 1.81, P = 0.213, n = 3)


その他、

ビタミンD欠乏と、腰痛との相関は、60歳未満、特に女性において顕著でした。


なお、

腰痛患者での疼痛の程度と、

ビタミンD値には明確な関係は認められませんでした。


今回のメタ解析の限界として、

縦断研究が含まれていないことがあげられています。


以上のデータから、

腰痛とビタミンD不足あるいは欠乏との関連が示唆されます。

この相関は、特に、女性及び、重度の欠乏症にて顕著ですが、

腰痛の程度とビタミンD値との間では明確な関連は見出されませんでした。


今後、ビタミンDの投与試験による臨床的意義の検証が期待される分野です。


近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。


DHCでは、安全性、有効性、経済性(費用対効果)に優れたサプリメントを製品化しています。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
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posted at 23:55 | この記事のURL
ビタミンKとビタミンDの充足が関節機能の維持に重要 [2017年10月20日(金)]
今月の整形外科の専門ジャーナル(電子版)に、下肢の関節機能維持において、ビタミンKとビタミンD充足の重要性を示した疫学研究が米国のグループ(USDA、Tufts University)から報告されていました。
(Arthritis Care Res (Hoboken). 2017 Oct 17.)


ビタミンKおよびビタミンDは、いずれも骨の健康維持に必須の脂溶性ビタミンです。


ビタミンK依存性たんぱく質は、関節機能の維持に重要であり、

ビタミンDは、筋肉の働きにも必須です。


したがって、ビタミンKとビタミンDが充足していることは、

関節や筋肉の働きを維持し、下記の機能低下を防ぐと考えられます。



今回は、

2つのコホート研究(ヘルスABCと、Osteoarthritis Initiative (OAI)研究)の被験者において、

ビタミンKとビタミンDの充足と、

下肢機能との関連が検証されました。



まず、
ヘルスABC研究(Health ABC)では、

(Health, Aging Body Composition Knee OA Sub-study、健康・加齢・体組成・膝OA研究のサブ解析です。)

被験者(60%が女性、平均年齢75±3歳)を対象に、

血中ビタミンKと、ビタミンD(25OH-D)、

下肢機能、
(Lower Extremity Functional Scale)

身体機能
(short physical performance battery (SPPB)と20メートル歩行速度

などが測定されています。


次に、
別の独立したコホートのOAI研究では 58%が女性、 平均年齢61±9歳で、

試験開始時の食事調査、

下肢機能スコア、

20メートル歩行速度などが調べられ、


4年から5年にかけて、

ビタミンKとビタミンDの状態および摂取と、

下肢機能との関連が検証されました。



解析の結果、


Health ABCの被験者で、

血中ビタミンKが充足され、
(&#8805;1.0 nmol/L)

血中ビタミンD(25(OH)D)も充足されている場合、
(&#8805;50 nmol/L)


フォローアップ期間の

SPPBスコアが優れており、

歩行速度が有意に早い値でした。
(p&#8804;0.002)


次に、
OAI研究では、


フォローアップ期間において、


ビタミンKとビタミンDの摂取が十分であれば、

歩行速度と椅子たち座りが速いという有意な相関が見出されました。
(p&#8804;0.029)



以上、膝OAに関する今回の2つのコホート研究データから、


ビタミンKとビタミンDの値が充足されていると、


下肢の機能が維持されるという働きが示唆されます。


今後、高齢者において、ビタミンKとビタミンDの両方のサプリメント投与による、ロコモティブ症候群予防のための臨床的意義の検証が期待される分野です。



骨の健康維持には、カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンKが大切です。

平均的な日本人の食生活では、カルシウムもマグネシウムも不足しています。


また、ビタミンDも不足傾向という研究があります。



DHCでは、安全性、有効性、経済性(費用対効果)に優れたサプリメントを製品化しています。



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(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。





ビタミンK



カルシウム+CBP




カルシウム/マグ



カルシウム[コーラル]



DHCのびっこCBP【栄養機能食品(カルシウム・鉄・ビタミンD)】







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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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サルコペニア予防にたんぱく質とビタミンDが有用 [2017年10月07日(土)]
老年学の専門ジャーナル(電子版)に、サルコペニア予防に対して、たんぱく質+ビタミンDサプリメント投与の有用性を検証した臨床研究が、米国(Tufts University)とスウェーデン(Karolinska Institutet)のグループから報告されていました。
(J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2017 Jul 25.)



サルコペニアは、加齢や疾患により筋肉量が減少することであり、
全身の筋力低下および身体機能の低下が生じます。

サルコペニアsarcopeniaは、ギリシャ語で筋肉を意味するsarco(サルコ)と、欠乏/不足をさすpenia(ぺニア)を合わせた言葉です。



高齢者での筋肉減少の予防には、

適切な栄養介入と身体活動が重要です。


先行研究では、次の報告があります。

サルコペニア予防に対するミネラルの有用性:レビュー


今回の研究では、

高齢者において、長期間の栄養サプリメント+身体活動の介入の有用性が検証されました。



具体的には、

身体活動能/移動能に制限があり、
(short physical performance battery [SPPB] &#8804;9)

血中ビタミンD値が十分ではない高齢者を対象に、
(serum 25(OH) D 9-24 ng/mL)


まず、被験者全員が、身体活動のプログラムに参加、

同時に、被験者に

・栄養サプリメント飲料投与群
(150kcal, 20グラム乳たんぱく質、800IUのビタミンD、119mL飲料)

あるいは、
・偽薬投与群
(30kcal, 栄養素成分はなし、119mL飲料)
の2群について、6か月間の介入が行われ、

介入の前後で、
体組成、
(DXA法)、
大腿の組成、
(CT)、
筋力
などの指標が測定されています。


149名の被験者が試験に参加しました。

(平均年齢78.5 ±5.4歳、

女性は46.3%

短期身体活動能指標 7.9 ±1.2

ビタミンD 18.7 ±6.4 ng/mL)



解析の結果、

6か月間の介入後に、両群とも筋力の有意な改善、体組成、大腿部の組成の有意な改善が
認められました。

また、
群間の比較では、

栄養サプリメント投与群において、

筋肉内脂肪量の有意な減少、
(p = .049)
および
正常筋肉密度の有意な増加
(p = .018)

が見出されました。


以上のデータから、

虚弱高齢者において、

6ヶ月の身体活動は、体組成、皮下脂肪量、筋肉内脂肪、筋力といった指標を改善すること、

また、
この身体運動に、

栄養サプリメント(たんぱく質とビタミンD)を併用することで、

栄養サプリメント非投与群に比べて、

さらに改善が認められることが考えられ、

虚弱高齢者の身体活動の改善、サルコペニアの改善や予防に有用であると考えられます。


日本人高齢者が要支援や要介護になる主な理由の上位に、
高齢による虚弱
があります。

加齢とともに、筋肉量は毎年1%ずつ減少するともいわれます。

遅筋と速筋では、適切な運動負荷により、速筋を維持することが重要です。


最近の研究では、下記の報告があります。


肥満女性のサルコペニアに対する低カロリーのタンパク食の有用性



サルコペニア予防に対するミネラルの有用性:レビュー


DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


骨の健康維持には、カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンKが大切です。

平均的な日本人の食生活では、カルシウムもマグネシウムも不足しています。


DHCでは、カルシウムマグサプリメントをお勧めしています。


カルシウム/マグ
1日3粒あたり
カルシウム360mg、
マグネシウム206mg、
ビタミンD(ビタミンD3)〈88IU〉2.2μg、
CPP(カゼインホスホペプチド)9.7mg



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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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糖尿病境界型におけるビタミンD3サプリメントによる骨密度改善作用 [2017年09月23日(土)]
今月の骨代謝研究の専門ジャーナル(電子版)に、糖尿病境界型において、ビタミンD3サプリメント投与による骨密度への作用を検証した臨床研究が、ノルウェイのグループ(Arctic University of Norway)から報告されていました。
(Osteoporos Int. 2017 Sep 18.)


2型糖尿病では、骨折のリスクが高くなります。

糖代謝と骨代謝にはクロストークがあり、糖代謝異常・糖尿病が骨代謝にも影響を与えることが原因です。

今回の研究では、糖尿病予備軍/境界型において、高用量のビタミンD3サプリメント投与による骨密度および大腿骨頭骨折への作用が検証されました。


具体的には、

先行研究の2次研究として、


糖尿病予備軍患者511名を対象に、

・1週間あたり20,000 IUのビタミンD3サプリメント投与群:256名

・偽薬投与群:255名

の2群について、

5年間の投与が行われ、

DEXA法で骨密度BMDの測定が行われています。

試験開始時の平均血中ビタミンD値(25(OH)D)は60 nmol/Lでした。

5年間の介入後、

ビタミンD群の202名、

偽薬群の214名がBMD測定を完了しました。

(ただし、各群1名ずつ、ビスフォスフォネート製剤服用者は評価から除外されています。)

ビタミンDを投与された男性被験者では、

対照群に比べて、

大腿骨頸部の骨密度の低下が抑制されていたということです。
(0.000 versus - 0.010 g/cm2, p = 0.008)


なお、

その他の大腿骨近位部のトータル(total hip)では、男女とも、両群間に有意差は見出されませんでした。


以上のデータから、

糖尿病予備軍の男性において、

ビタミンD3サプリメントの高用量投与による骨密度への好影響が示唆されます。



近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。


ビタミンD、





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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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ブラックジンジャーによる足(歩行能力)の衰え対策「歩く力」 [2017年09月09日(土)]
ブラックジンジャーとは、タイなどでみられる黒ショウガ(学名Kaempferia parviflora)です。

ブラックジンジャー由来5,7-ジメトキシフラボンは、中高年者において加齢で衰える歩行能力の維持に役立つことが報告されています


DHC「歩く力」は、機能性関与成分<ブラックジンジャー由来5,7-ジメトキシフラボン>を1日摂取目安量あたり1.89mg配合した【機能性表示食品】です。


臨床試験では、<ブラックジンジャー由来5,7-ジメトキシフラボン>の1.89mg/日・8週間の連続摂取により、対照(プラセボ群)との比較において、歩行能力の指標とされる6分間歩行テストの歩行距離が増加することが報告されています。




いつまでも歩きたい方の足(歩行能力)の衰え対策におすすめです。



さらに、サポート成分として[HMBカルシウム]や[イミダゾールジペプチド(鶏肉抽出物)]、[CBP(濃縮乳清活性たんぱく)]やパプリカ由来[β-クリプトキサンチン]を配合しました。


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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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大豆イソフラボン・アグリコンによる骨粗鬆症リスク低減作用:メタ解析 [2017年08月08日(火)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、更年期/閉経後の女性において、エストロゲン欠乏によって生じる骨粗鬆症リスクに対して、大豆イソフラボン投与の作用を検証したメタ解析が、デンマークのグループ(Aarhus University Hospital,)から報告されていました。
(Am J Clin Nutr. 2017 Aug 2.)



閉経後のエストロゲン減少は、骨吸収を亢進し、骨粗鬆症のリスクとなります。

大豆イソフラボンなどのファイトケミカルは、植物エストロゲンとして作用することで、
更年期関連症状を改善することから、閉経後の骨粗鬆症リスク低減にも有用と考えられます。


大豆イソフラボンは、食品中では配糖体と結合したグリコシド型となっています。
一方、サプリメントでは、配糖体との結合を除いて、イソフラボン・アグリコンとして製品化されているものもあります。

アグリコンのほうが、吸収されやすく、血中濃度のピークが高くなるので、短期的には症状に対する働きが強いと考えられます。

したがって、妊孕性を高めるために、アグリコンのほうが、有効性が高いと思います。

(一方、生理学的には、食事由来の大豆イソフラボンとは体内動態が異なるので、長期的には検証が必要と思います。)



さて、
今回の研究では、

更年期および閉経後の女性において、

イソフラボン投与と、骨密度低下との関連に関する系統的レビュー/メタ解析が行われました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて、
(EMBASE とPubMed)


エストロゲン欠乏の女性での腰椎および大腿骨頸部の骨密度の低下に対するイソフラボン療法を行ったランダム化比較試験が検索され、

サブ解析として、アグリコン投与の検証も行われています。


RCT26報(n = 2652)がメタ解析の対象となりました。


解析の結果、


対照群に比べて、

イソフラボン投与群では、


腰椎の骨密度(BMD)での有意な好影響が見出されたということです。

(WMD of BMD change of 0.01 (95% CI: 0.01, 0.02) P < 0.00001)


また、

大腿骨頸部の骨密度に関しては、18報1604名のデータから、

イソフラボン投与によって、対照群に比べて、

有意な好影響が認められました。

(WMD of BMD change of 0.01 (95% CI: 0.00, 0.02) P < 0.01)


次に、

イソフラボン・アグリコンを投与したRCTの解析では、

対照群に比べて、

イソフラボン・アグリコン投与によって、

椎骨の骨密度の有意な上昇
(5 RCTs, n = 682) to 0.04 (P < 0.00001; 95% CI: 0.02, 0.05)

大腿骨頸部の骨密度の有意な上昇
(4 RCTs, n = 524) to 0.03 (P < 0.05; 95% CI: 0.00, 0.06)

が見出されました。

骨密度低下に対するイソフラボン療法の有用性は、グリコシド型のみの解析では検出できていません。


以上のデータから、

閉経後の女性における骨密度低下に対して、

イソフラボンの投与が有用であること、

グリコシド型とアグリコン型では、後者のほうが顕著な効果であること

が示唆されます。


医薬品の骨粗鬆症治療薬は、骨吸収や骨形成を化学的な物質で無理に調整することから、さまざまな副作用が知られています。

そのため、閉経後の骨粗鬆症対策として、

カルシウム・マグネシウム、


ビタミンD、


CBP、


ビタミンK


大豆イソフラボン

といったサプリメントの摂取が推奨できます。







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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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日本人2型糖尿病患者の90%以上がビタミンD不足 [2017年08月01日(火)]
内科学の専門ジャーナルに、日本人の2型糖尿病患者の9割以上がビタミンD不足であるという研究が、産業医科大学のグループから報告されていました。
(Intern Med. 2015;54(13):1599-604)



近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。

一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。


さて、今回は、2年前の論文ですが、日本人の糖尿病患者におけるビタミンDの不足を示した研究を読んでみました。


研究の目的は、

2型糖尿病を有する日本人の閉経後の女性において、ビタミンD不足の状況を調べることです。


具体的には、

閉経後女性170名を対象に、

主アウトカムとして、
血中ビタミンD濃度の指標である25(OH)D値が用いられ、

その他に、PTH(副甲状腺ホルモン)、骨代謝マーカーなどが測定されています。


解析の結果、

まず、170名の女性の平均25(OH)D値は、
20.0 ng/mL
でした。

25(OH)Dの正常範囲30 ng/mL以上としたときに、

それを満たす被験者は、
わずかに8.2%
でした。

一方、

91.8%の患者では、
30 ng/mL未満であり、

ビタミンD欠乏であると考えられました。

さらに、不足群の層別解析では、

血中濃度が10 ng/mL未満の重症のビタミンD欠乏の被験者は2.9%、

10-19 ng/mLの欠乏が47.1%、

20-29 ng/mLでビタミンD不足は41.8%でした。


骨代謝マーカーとの関係では、

血中25(OH)D値と、

I 型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTx)および副甲状腺ホルモンは有意な負の相関を示しました。

(NTXは、骨吸収が亢進する閉経後女性では高値を示します。T型コラーゲンは、骨では有機基質の90%以上を占めるタンパク質です。骨吸収によりT型コラーゲンが分解されると血中に放出され尿中に排泄される骨吸収マーカーで、骨粗鬆症のリスクを反映します。)


その他、

橈骨の骨密度と、血中25(OH)Dとの間に有意な相関が認められました。

(腰椎および大腿骨では有意な相関は見出されていません。)


多変量解析では、

NTXのみが、25(OH)Dの決定因子としての相関があり、

ROC曲線(Receiver Operatorating Characteristic curve、受信者動作特性曲線)解析では、


25(OH)Dのカットオフ値は、

18.5 ng/mLであるとされました。


以上のデータから、

2型糖尿病の日本人閉経後の女性では、

90%以上がビタミンD欠乏/不足であり、

かつ、

骨粗鬆症リスクが高いことが示唆されます。



ビタミンDは、骨代謝改善だけではなく、筋力の改善作用も有するため、高齢女性におけるロコモティブ症候群リスク低下作用が期待されます。





近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。




DHCでは、ロコモティブ対策に関連したサプリメントとして下記の製品があります。


アミノ酸


カルシウム・マグネシウム、


ビタミンD、


CBP、


ビタミンK




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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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サルコペニア予防に対するミネラルの有用性:レビュー [2017年07月17日(月)]
今月の医学専門誌に、サルコペニア予防に対するミネラルの有用性を調べたレビューが、オランダのグループから報告されていました。
(J Am Med Dir Assoc. 2017 Jul 12.)



サルコペニアは、加齢や疾患により筋肉量が減少することであり、
全身の筋力低下および身体機能の低下が生じます。

サルコペニアsarcopeniaは、ギリシャ語で筋肉を意味するsarco(サルコ)と、欠乏/不足をさすpenia(ぺニア)を合わせた言葉です。


今回の研究では、

主要医学データベースを用いて、

健康な高齢者あるいはフレイル高齢者(65歳以上)を対象に、

ミネラルの摂取あるいは血中濃度と、

筋肉量、筋力、身体能力、サルコペニアといった指標が調べられています。



3346報の論文が抽出され、

10報が解析の対象となりました。


解析の結果、

観察研究では、

血中セレン(1報)、カルシウム摂取(1報)と、

筋肉量との有意な相関が認められました。

また、

マグネシウム(1報)、セレン(1報)、鉄(1報)、亜鉛(1報)の摂取と、

身体活動との有意な相関が見出されました。

さらに、

マグネシウム(2報)、セレン(2報)、カルシウム(2報)、リン(1報)の摂取と、

サルコペニア罹患率との相関が示されています。



その他、

ランダム化比較試験(1報)では、マグネシウムサプリメントによる身体活動の改善が示されました。


なお、
カリウムではこれらの指標との有意な関連は認められませんでした。



以上のデータから、

サルコペニアの予防や治療に対して、ミネラル、特に、カルシウム、マグネシウム、セレンの有用性が示唆されます。


今後、介入試験による検証が期待される分野です。

最近の研究では、下記の報告があります。


肥満女性のサルコペニアに対する低カロリーのタンパク食の有用性




健康な骨の維持には、

カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンKといった栄養素が必須です。

カルシウムやマグネシウムは、平均的な日本人において摂取不足が示されています。

また、ビタミンDも不足傾向という研究があります。



DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。




ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。







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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



はじめまして、DHC健康食品です



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【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

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posted at 23:56 | この記事のURL
カルシウム+ビタミンDによるロコモティブ症候群リスク低減@閉経後の女性 [2017年07月16日(日)]
閉経後の中国人女性において、カルシウムとビタミンDサプリメントの併用による運動時の筋力および骨の健康に対する働きを調べた臨床研究が報告されていました。
(Chin Med Sci J. 2017 Jun 20;39(3):345-351)



閉経後の女性では、筋力の低下による転倒や、骨粗鬆症による骨折などのリスクが高くなります。


今回の研究では、

運動と、ビタミンD+カルシウムサプリメント投与による筋骨格系への作用が検証されました。


具体的には、

北京において、
閉経後の女性614名を対象に、

A群:対照群 173名、

B群:習慣的に太極拳を行う運動介入群 171名、

C群:カルシウム 600mg + ビタミンD3 800U の複合サプリメント投与群 139名

D群;カルシウム600mg + 活性化ビタミンD製剤(0.25 μg/日)処方群 131名

の4群について、

試験開始時と1年後、2年後の時点で、筋力の測定、

試験開始時と2年間のフォローアップ中に
骨代謝マーカーの測定が行われています。

転倒と骨折が調べられました。


解析の結果、

まず、

被験者の92.6%において、
血中ビタミンD値が50 nmol/L未満でした。




2年間のフォローアップ期間中、

左の握力は、A群(対照群)において有意に低下しました。
(t=-3.252,P=0.001)。

また、
右は、B群において有意に低下しました。
(t=2.460,P=0.015)

一方、

左の握力は、1年間の介入の時点で、C群において、有意に改善しました。
(t=-2.051,P=0.043)


D群では、1年後及び2年後でも、開始時と比べて、筋力に有意な変化は認められませんでした。
(both P>0.05)


さらに、骨代謝マーカーである

血中PINP(procollagen type I N-terminal propeptide)値は、

A群において有意に上昇
(t=-2.962,P=0.004)

B群において有意に上昇
(t=-2.888,P=0.005),

C群において有意に上昇
(t=-2.441,P=0.016)


一方、

β-C-terminal telopeptide of type I collagenは、

2年後の時点で、

B群にて有意に低下
(t=2.285,P=0.024)

D群にて有意に低下
(t=2.596,P=0.011)

していました。

以上のデータから、

閉経後の女性において、

運動に、カルシウムとビタミンDサプリメントの投与により、

筋力の向上と骨代謝改善作用が示唆されます。



今後、高齢者を対象にした応用で、
ロコモティブ症候群リスク低下や介護予防における臨床的意義の検証が期待される分野です。



ビタミンDは、骨代謝改善だけではなく、筋力の改善作用も有するため、高齢女性におけるロコモティブ症候群リスク低下作用が期待されます。





近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。




DHCでは、ロコモティブ対策に関連したサプリメントとして下記の製品があります。


アミノ酸


カルシウム・マグネシウム、


ビタミンD、


CBP、


ビタミンK






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posted at 23:55 | この記事のURL
マグネシウムが女性の健康寿命を延長する [2017年06月25日(日)]
65歳以上の日本人女性が要介護となる原因の1位は認知症、2位は骨折・転倒です。

そのため、女性の健康寿命の延伸には、認知症と骨折・転倒対策が最も重要と考えられます。


今月の栄養学の専門ジャーナルに、マグネシウムの摂取と、骨粗鬆症・骨折リスクとの関連を調べた大規模疫学研究が、イタリアのグループから報告されていました。
(Br J Nutr. 2017 Jun 20:1-7.)


健康な骨の代謝・維持には、

カルシウムやマグネシウムといったミネラル、

ビタミンDやビタミンKなどのビタミンが必須です。

厚生労働省による国民健康栄養調査では、平均的な日本人では、カルシウム、マグネシウム、亜鉛の摂取不足が報告されており、

多くの研究によって、ビタミンDの不足も示唆されています。



さて、

今回の研究では、

米国での男女を対象に行われた大規模コホート研究での8年間のフォローアップデータを用いて、

食事由来のマグネシウム摂取と、骨折発症との関連が検証されました。


具体的には、

被験者3,765名(男性1,577名、女性2,071名、平均年齢60.6±9.1歳)を対象に、

試験開始時の食事調査および、骨折の既往などが調べられています。



フォローアップ中に、

560名(男性198名、女性368名)が新規に骨折に罹患しました。


試験開始時での14種類の交絡因子で補正後、

5分位で、

マグネシウムの摂取が最低群に比べて、

摂取が最高群では、

男性での骨折は53%低く、

男性での骨折は62%低い、という有意な相関が見出されました。
(HR; 0&#183;47; 95 % CI 0&#183;21, 1&#183;00, P=0&#183;05)

また、
女性において、

食事摂取基準のマグネシウムの摂取量を満たしていた群では、

骨折リスクが27%低い、という相関が認められました。
(HR 0&#183;38; 95 % CI 0&#183;17, 0&#183;82, P=0&#183;01)


以上のデータから、

骨粗鬆症リスクの高い女性では、

マグネシウムの十分な摂取による骨折リスク低減効果が示唆されます。



先行研究では、次のような報告があります。

マグネシウムによる高血圧改善作用:メタ解析 


DHCでは、マグネシウム含有サプリメントとして下記を製品化しています。

カルシウム/マグ 30日分【栄養機能食品(カルシウム・マグネシウム)】


1日3粒目安/30日分
通常価格
\380(税込\410)

成分・原材料
カルシウム/マグ 1日3粒あたりカルシウム360mg、マグネシウム206mg、ビタミンD(ビタミンD3)〈88IU〉2.2μg、CPP(カゼインホスホペプチド)9.7mg





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posted at 23:57 | この記事のURL
クルクミンによる骨代謝改善作用 [2017年05月08日(月)]
薬理学の専門ジャーナルに、クルクミンによる骨代謝改善作用を示した臨床研究が、イタリアのグループから報告されていました。
(Eur Rev Med Pharmacol Sci. 2017 Apr;21(7):1684-1689.)


65歳以上の日本人女性が要支援・要介護となる理由の第1位は認知症、第2位は骨折・転倒です。

したがって、健康寿命の延伸のためには、女性の骨折・転倒リスク対策が重要です。



さて、
今回の研究では、

クルクミン含有サプリメントの経口摂取による骨密度への作用が検証されました。


具体的には、

骨密度が低値である以外は健康な被験者57名を対象に、

・標準管理群:28名、

・標準管理+クルクミン含有サプリメント(Meriva)投与群:29名、

の2群に分けて、

4週、12週、24週の時点で、

踵骨、第5指、上顎の骨密度が測定されています。



解析の結果、

クルクミン含有サプリメント投与群では、

踵骨の骨密度の有意な改善が見いだされました。


(Sahara densitometerを用いた測定で、超音波伝達が、投与前と比べて、12週間後には-18.4%、24週間後には-21.0%減少(改善)というデータです。)



第5指や上顎の骨密度も、介入前に比べて、24週後には、それぞれ+7.1%、+4.8%と有意な増加を示しました。


なお、特に問題となる有害事象は報告されていません。


以上のデータから、

クルクミン含有サプリメントによる骨代謝改善作用が示唆されます。

今後、骨粗鬆症やロコモティブシンドロームのリスク低減効果など臨床的意義の検証が期待される分野です。



機能性食品・サプリメント成分による骨代謝改善作用として、次の報告があります。


植物エストロゲンによる骨代謝改善作用:系統的レビュー


カルシウムサプリメントのレガシー効果



オリーブポリフェノールによる骨代謝改善および脂質異常症改善作用






健康な骨の維持には、

カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンKといった栄養素が必須です。

カルシウムやマグネシウムは、平均的な日本人において摂取不足が示されています。

また、ビタミンDも不足傾向という研究があります。



DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。




ビタミンD3
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DHCが日本のサプリを健康にします。


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