サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ココアが下肢末梢動脈疾患(PAD)の歩行距離を改善@米国RCT [2020年03月01日(日)]
新型コロナウイルスによる呼吸器感染症対策として、また、冬期の風邪/インフルエンザリスク低減のために、私は、ビタミンDエキナセア、ビタミンC、亜鉛を摂っています。

(手洗い、うがい、マスクは、当然です。)



新型コロナウイルスのリスク低減に有用なサプリメント



なお、今後のシナリオとしては、

新規感染症のため交代を持っている人がいないため、一定程度、流行し、

その後、集団免疫が獲得され、終息に向かいます。


今後、冬期に、ごく一般的な風邪やインフルエンザような呼吸器感染症の一つとして認識されていくと思われます。

さて、今日の私的なお勉強日記です。

循環器学の専門ジャーナル(電子版)に、ココア飲料の長期摂取により、下肢末梢動脈疾患(PAD)患者の歩行距離が改善したという臨床研究が、米国のグループ(Northwestern University)から報告されていました。
(Circ Res. 2020 Feb 14.)


チョコレートやココア飲料には、

カカオ豆に由来するポリフェノール/ファイトケミカル(カカオポリフェノール/カカオフラバノール)が含まれており、

高血圧改善作用など生活習慣病に対する有用性が知られています。

また、

先行研究では、

ココア摂取により四肢の血液灌流量が増加し、

骨格筋内のミトコンドリア活性および筋肉再生が改善することが示唆されています。

これには、

カカオポリフェノール(カカオフラバノール)の主な成分であるエピカテキンが関与すると考えられています。


下肢末梢動脈疾患(PAD)患者では、

PADを有していない対照群に比べて、

6分間歩行テストでの歩行距離が短いことが知られています。


先行研究では、
ダークチョコレート40g(カカオ含有量85%以上)摂取群では、歩行距離が有意に改善し、
ミルクチョコレート群では効果がみられなかったとされています。

そこで、今回の研究では、

第2相臨床試験として、

ココア飲料の投与によるPAD患者の歩行距離への作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検偽薬対照試験として、

PAD患者を対象に、

・ココア飲料(15グラムのココアと、75mgのエピカテキン含有)投与群、

・偽薬投与群、

の2群について、

6ヶ月間の介入が行われ、


6分間歩行テストにおける歩行距離が

6カ月後の時点の飲料摂取2.5時間、

および24時間の時点で測定されました。


44名のPAD患者(男性66%、平均年齢72.3歳、足関節/上腕血圧比(ABI)0.66、BMI 29、喫煙者32%、6分間歩行距離334m)が参加し、

40名(91%)が試験を完了しました。


喫煙、人種、BMIなどの交絡因子で補正後、

ココア飲料の摂取により、

6カ月後の時点での6分間歩行距離は、

偽薬投与群に比べて、


最終の摂取の2.5時間後の時点で、
42.6メートル有意に延長、
(90% CI: +22.2,+∞, P=0.005)

が見出されました。

また、
24時間後の時点では
18.0 メートルの延長傾向、
(90% CI:-1.7, +∞, P=0.12)

が見出されました。


また、

下肢の筋肉の生検では、


偽薬投与群に比べて、

ココア飲料の摂取により、

ミトコンドリアでの抗酸化能の有意な亢進、
(P=0.013)

毛細血管密度の有意な増加、
(P=0.014)

筋肉循環の有意な改善、
(P=0.098)

が見出されました。

以上のデータから、

カカオポリフェノール含有ココア飲料の摂取により、

下肢末梢動脈疾患(PAD)患者での歩行機能の改善が示唆されます。


フレイル・サルコペニアの予防に、ココア飲料の意義の検討が期待されます。





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グルコサミンの風評被害by整形外科医



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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


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posted at 23:55 | この記事のURL
妊婦の高用量ビタミンDサプリメントが子どもの骨量/骨形成に好影響を与える [2020年02月28日(金)]
新型コロナウイルスによる呼吸器感染症対策として、また、冬期の風邪/インフルエンザリスク低減のために、私は、ビタミンD、エキナセア、ビタミンC、亜鉛を摂っています。

(手洗い、うがい、マスクは、当然です。)



新型コロナウイルスのリスク低減に有用なサプリメント



なお、今後のシナリオとしては、

新規感染症のため交代を持っている人がいないため、一定程度、流行し、

その後、集団免疫が獲得され、終息に向かいます。


今後、冬期に、ごく一般的な風邪やインフルエンザような呼吸器感染症の一つとして認識されていくと思われます。





さて、今日の私的なお勉強日記です。

今月の小児科の専門ジャーナル(電子版)に、妊婦が高用量ビタミンDサプリメントを摂取することで、子どもの骨量増加など骨代謝に好影響を与えることを示した臨床研究が、デンマークのグループ(University of Copenhagen)から報告されていました。
(JAMA Pediatr. 2020 Feb 24.)


先行研究では、

妊娠中の母体のビタミンDの状態と、子孫の体組成や骨代謝/骨石灰化(骨ミネラル化)についての関連性が示唆されています。


今回の研究では、

妊娠中のビタミンDサプリメントについて、

高用量と標準用量の2種類の介入に関して、

6歳までの子どもの体組成及び骨代謝アウトカムへの作用が検証されました。


具体的には、

2010年小児喘息に関するコペンハーゲン前向き研究において、

事前に設定された、
二重盲検無作為化臨床試験として

623名の妊娠中の母親と、584人の子供が対象となり、

2019年1月から2019年9月の間にデータが分析されました。


介入は、

妊娠24週から出生後1週間までの

・2800 IU / d(高用量)群、

・400 IU / d(標準用量)群

の用量でのビタミンDサプリメントの投与です。


アウトカムは、

縦断研究として、子どもの6歳までの、

体組成測定(身長、体重、BMI)と、

3歳及び6歳の時点でのDXA法による、骨ミネラル量(BMC)、骨密度(BMD)測定です。



6歳の時点で、

517名(89%)の小児が試験を完了しました。
(全員が、デンマーク人/白人であり、男児261名、女児256名。)


解析の結果、

3歳及び6歳の時点で、

偽薬群に比べて、

ビタミンDサプリメント投与群では、全身の骨ミネラル量が有意に高値でした。


年齢、性別、身長、体重で補正後、

全身の骨ミネラル量(BMC)は、
11.5 g (95% CI, 2.3-20.7; P = .01)
でした。

また、頭部を除いたBMCは、
7.5 g (95% CI, 1.5-13.5; P = .01)
高く、

頭部の骨密度は、
0.023 g/cm2 (95% CI, 0.003-0.004; P = .03)
高いことが示されました。


これらの効果は、

ビタミンD不足の母親(<30 ng/mL)、

冬期の出産

という群にて、最大でした。



さらに、

事後解析では、

ビタミンDサプリメント投与群において、

骨折の発生率が有意に低いことが見出されました。
(n&#8201;=&#8201;23 vs n&#8201;=&#8201;36; incidence rate ratio, 0.62 [95% CI, 0.37-1.05]; P&#8201;=&#8201;.08)


なお、体組成に関連するアウトカムでは有意差は見出されませんでした。


また、付随したオメガ3系必須脂肪酸の介入での調整は、結果に影響を与えませんでした。



以上、今回の臨床研究から、

妊娠中のビタミンDサプリメントの高用量の摂取が、

子どもが、少なくとも6歳までになるまで、

骨ミネラル量や骨密度といった指標に好影響を与えること、

骨折リスクも低下させることが示唆されます。


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経口栄養補助食品(ONS)が高齢者の筋力アップに有用:メタ解析 [2020年02月25日(火)]
臨床栄養学の専門ジャーナルに、経口栄養補助食品(ONS)が高齢者の筋力アップに有用であることを示した系統的レビュー/メタ解析が、英国のグループ(King's College London)から報告されていました。
(Clin Nutr. 2018 Dec;37(6 Pt A):1879-1891.)



低栄養は、フレイル(虚弱)・サルコペニアをもたらし、要支援・要介護のリスクになります。

フレイル・サルコペニアの予防のために、
タンパク質やビタミンなどの栄養素を含む「経口栄養補助食品(ONS)」の利用が推奨されます。


先行研究では、次の報告があります。


経口栄養補助食品(ONS)が入院期間を短縮、医療費を削減、再入院率を低下@4,400万人のデータ


経口栄養補助食品(ONS)を1日4回に分けて摂ると効果的



加齢とともに、身体機能は低下し、

ONSや運動は、これらの加齢性の変化を遅延させると考えられます。


そこで、今回の系統的レビュー/メタ解析では、

栄養学的に脆弱な高齢者において、

経口栄養補助食品(ONS)と組み合わせた運動が、

栄養介入単独よりも、身体機能、生活の質、および栄養状態を改善するかどうか検証されました。


具体的には、3種類の主要医学データベースを用いて、



サルコペニア、悪液質、フレイル、栄養障害、あるいは栄養障害のリスクがあると診断された高齢者を対象に、

ONSと運動の併用群と、

栄養介入群を比較したランダム化比較試験が検索され、


握力、四肢の筋力、歩行速度、TUG、身体活動レベル、除脂肪体重、入院リスクなどが調べられました。



11報から1459名のデータが解析の対象となりました。

ONSと運動介入は、研究間でかなり異なっていました。


解析の結果、

まず、栄養介入単独群と比較して、

運動とONSを組み合わせた群では、

四肢の強さを有意に改善するという作用が見出されました。
(SMD = 0.33; 95%CI 0.13-0.53; P = 0.001、ただし、質の低いエビデンスとして)



一方、

質の低いエビデンスとして、

除脂肪体重
(SMD = -0.05; 95%CI -0.27 to 0.18; P = 0.70)、

身体活動レベル
(SMD = 0.04; 95%CI -0.26 to 0.33; P = 0.81)

およびTUG
(平均差= -0.80; 95 %CI -2.06から0.47; P = 0.22)

では有意差は検出されませんでした。


また、

少数の研究から得られた中程度の質のエビデンスでは、

握力とQOLに影響はありませんでした。


なお、

組み合わせた介入群と比べて、

ONS単独投与群では、

より速い歩行速度が示されました。
(SMD = 0.38; 95% CI 0.19 to 0.56; P < 0.0001)



以上、
今回のメタ解析から、

栄養学的に脆弱な高齢者において、

ONSと運動の併用による筋力指標の改善作用が示唆されます。




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経口栄養補助食品(ONS)が入院期間を短縮、医療費を削減、再入院率を低下@4,400万人のデータ [2020年02月15日(土)]
昨日に続いて、「経口栄養補助食品(ONS)」についての論文を読んでみました。


マネージメントケアの専門ジャーナルに、入院患者に、経口栄養補助食品(ONS)を投与することで、入院期間の短縮、医療費削減、30日以内の再入院率が低下することを示した臨床研究が、米国のグループ(Precision Health Economics)から報告されていました。
(Am J Manag Care. 2013 Feb;19(2):121-8.)



先月の1月14日に発表された国民健康栄養調査(2018年、厚労省)によると、65歳以上のシニア女性の20.3%、シニア男性の10.3%が低栄養の傾向(BMI 20以下)とされました。

低栄養は、フレイル(虚弱)・サルコペニアをもたらし、要支援・要介護のリスクになります。

フレイル・サルコペニアの予防のために、
タンパク質やビタミンなどの栄養素を含む「経口栄養補助食品(ONS)」の利用が推奨されます。

さて、

今回の研究では、

入院患者において、

ONS投与による、入院期間、エピソード費用、および30日間の再入院確率に対する作用が検証されました。

具体的には、

2000年から2010年までの11年間の後ろ向き研究として、


成人4,400万人の入院エピソードに関するデータベースを用いて、

入院患者のいずれの診断について、

ONS投与群と、

ONSの非利用群に関して、

入院期間、エピソードコスト、および約30日間の再入院の率に対するONS使用の影響が定量化されました。


データベース内では、
成人4400万人の入院エピソードのうち、1.6%がONSを使用していました。


120万件のデータを解析した結果、

ONSの利用により、

患者の入院期間は2.3日短縮、
(95%CI-2.42から-2.16)、

10.9日から8.6日(21.0%減少)へと短縮し、

エピソード費用が、4734ドル(95%CI-$ 4754から-$ 4714)減少しました。
(21,950ドルから17,216ドルへ21.6%減少)


また、
ONS投与群と、
一致したサンプル群について、

ある時点で患者が再入院した862,960エピソードを検証した結果、

ONSを利用した患者の早期再入院の率(30日以内)は、2.3%減少
(95%CI-0.027から-0.019)
(34.3%から32.0%へ6.7%減少)

していました。


以上のデータから、

経口栄養補助食品(ONS)を用いた入院患者では、

入院期間の短縮、入院中のエピソードコストの削減、30日間の再入院率の低下という効果が示唆されます。


患者の栄養状態が疾病の経過や予後に関係することは当然といえます。


経口栄養補助食品(ONS)を1日4回に分けて摂ると効果的




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posted at 23:54 | この記事のURL
経口栄養補助食品(ONS)を1日4回に分けて摂ると効果的 [2020年02月14日(金)]
1月14日に発表された国民健康栄養調査(2018年、厚労省)によると、65歳以上のシニア女性の20.3%、シニア男性の10.3%が低栄養の傾向(BMI 20以下)とされました。


低栄養は、フレイル(虚弱)・サルコペニアをもたらし、要支援・要介護のリスクになります。


フレイル・サルコペニアの予防のために、

タンパク質やビタミンなどの栄養素を含む「経口栄養補助食品(ONS)」の利用が推奨されます。



臨床栄養学の専門ジャーナルに、経口栄養補助食品(ONS)のコンプライアンスを検証した臨床研究が、欧州のグループから報告されていました。
(Clin Nutr. 2015 Feb;34(1):15-9.)



経口栄養補助食品(ONS)は、

急性の重度の栄養障害を有する入院患者に用いられますが、

ONSのコンプライアンスについては変動がみられます。



そこで、

今回の研究では、

ONSを
より少ない量で、高頻度で投与することが、ONS摂取のコンプライアンスを改善するかどうか、検証されました。



具体的には、

ランダム化比較試験として、

栄養障害の入院患者234名(平均年齢71.2歳、男性55%、LOS中央値10日)を対象に、

次の3つのいずれかの方法で、

ONS(1回のサービングあたり300 kcalおよび12 gタンパク質)が投与されました。

・通常のケア群88名:対照群
@食事と食事の間に1日2回、ONS 125 mlが投与、

・介入群
A介入グループ1(66名):12時と17時に、1日2回125 mlのONSを投与、

B介入グループ2(80名):1日4回、8時、12時、17時、および20時に、62 mlのONSを投与。


フォローアップは、

最大30日間、
退院まで、またはONSが不要になるまで実施され、

アウトカムは、
ONSの処方量の少なくとも75%を消費した患者の割合でした。



解析の結果、

まず、
対照群と介入群1の間に、有意差は認められませんでした。
(risk difference of -16.0% (95% CI -33.2-1.2)


一方、

処方されたONSの少なくとも75%を消費する患者の割合は、

介入群2で有意に高値でした。
(23.4%,95%CI 7.8-39.0%)


このとき、

平均摂取量は、1日あたり35 ml(84 kcal)有意に増加(p <0.001)しました。

ONSの中央値は、5日間でした(範囲1&#12316;17)。


以上のデータから、

入院患者において、

ONSのコンプライアンスを上げるためには、

1日2回、125mlのONSを2本投与よりも、

1日4回に分けて、125mlのONSを2本投与するほうが、

摂取量が多くなることが示唆されます。




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メタボリック症候群がフレイル(虚弱)リスクを50%増加する:BASE-II研究 [2020年01月25日(土)]
老年学の専門ジャーナルに、メタボリック症候群とフレイルリスクとの関連を調べた研究が、ドイツのグループから報告されていました。
(J Frailty Aging 2019. , 8 (4), 169-175)


フレイル及びメタボリック症候群は、高齢者においてよく見られる状態であり、機能低下や要介護状態のリスクと関連します。

また、肥満や慢性炎症、インスリン抵抗性といったメタボリック症候群の病態は、フレイルとも関連しています。

そこで、

今回の研究では、

メタボリック症候群とフレイルリスクとの関連が検証されました。

具体的には、

加齢研究の一つであるBerlin Aging Study II (BASE-II)のデータをもちいた横断研究として、

BASE-IIの高齢被験者1,486名(うち女性は50.2%、平均年齢68.7(65.8-71.3)歳)を対象に、

メタボリック症候群とフレイルとの関連について、

栄養状態(総エネルギー摂取量や食事性ビタミンDの摂取量)、身体活動、ビタミンDの状態などをもとに調べられました。

なお、
メタボリック症候群の診断は、
IDFのタスクフォース、NHLBI、AHA、WHF、IAS、IASOの基準が用いられ、

フレイルでは、Fried基準が用いられました。

筋量は、DXA法で測定されています。



解析の結果、

まず、

メタボリック症候群は、
37.6%にて見出され、

フレイルは、
31.9%に見出されました。


また、
メタボリック症候群の存在により、

フレイル/プレフレイルのリスクが、50%上昇していました。
(OR1.5; 95% CI 1.2,1.9; p= 0.002)


さらに、
フレイル/プレフレイルは、

低HDLコレステロールにより50%リスク上昇、
(OR: 1.5 (95%CI: 1.0-2.3); p = 0.037)

ウエスト周囲長の増加により65%のリスク上昇
という相関が見出されました。
(OR: 1.65 (95%CI: 1.1-2.3); p = 0.008).


以上のデータから、

高齢者でのメタボリック症候群は、フレイルリスクを高めることが示唆されます。

メタボリック症候群では、

慢性炎症、ビタミンD低値などが高率であり、これらがフレイルのリスクともなります。



フレイルは、高齢による虚弱に近い概念ですが、
身体的な機能の低下だけではなく、社会的、精神的な活力/機能の低下も含む概念です。

フレイルは、
「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」
と定義されます。

もともとは、老年医学の分野で使われる「Frailty(フレイルティ)」に対する日本語訳です。
「Frailty」を訳すと「虚弱」や「老衰」、「脆弱」などになりますが、介入による可逆性を示すために、あえてカタカナのフレイルという表現が使われています。

先行研究では、次の報告があります。

フレイルは認知症リスクを高める@イタリア

フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー



高齢者では、ビタミンDの不足や欠乏が高率に認められ、フレイルやプレフレイルのリスクとなります。

このフレイルのリスク状態を改善するには、食事摂取基準に示されたビタミンD (800 IU/day)よりも多くの量を摂取する必要があります。


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用



人生100年時代に必要なフレイル対策


HMB(エイチエムビー) 30日分

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HMBがアスリートの体組成を改善する:メタ解析 [2019年12月26日(木)]
今月のスポーツ医学の専門ジャーナル(電子版)に、アスリートにおけるHMBの体組成への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、米国のグループ(Concordia University Chicago)から報告されていました。
(J Strength Cond Res. 2019 Dec 20.)


HMB(エイチエムビー、β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸、β-Hydroxy-β-Methylbutyric acid)とは、分岐鎖アミノ酸 (BCAA) の1つのロイシンの代謝産物です。

HMBは、体内でロイシンから産生され、筋肉の合成促進と分解抑制因子の作用を有し、筋力の亢進や筋肉量の増大の働きを有しています。

体内でのHMBの生成は、摂取したロイシンの数%ほどと少ないので、サプリメントとしてHMBを利用する方法があります。

現在、HMBは、アスリート向けのサプリメントとして広く知られているほか、

フレイル/サルコペニアの予防や改善のための機能性食品成分として、健康寿命延伸のために注目されています。



今回の系統的レビュー/メタ解析では、

アスリートの体組成に対するHMBの作用が検証されました。

具体的には、主要医学データベースを用いて、

(a)査読付きの英語のジャーナルで公開された実験デザイン

(b)アスリートを対象にしたヒト試験、

(c)検証済みの測定法により評価された体重(BM)、体脂肪量(FM)、または除脂肪量(FFM)、

(d)4週間以上の投与期間、

を満たす臨床試験が検索され、


7報から合計208名のデータが解析の対象となりました。


FFMおよびFMの解析は、それぞれ5報161人、および5報128人のデータが含まれています。


解析の結果、

まず、

HMBサプリメント投与により、アスリートのFFMでの有意な好影響が示唆されました。(0.30±0.13; 95%CI:-0.07から0.68; p = 0.08)

この時の適した用量は、1.6 g・kg・d未満でした。


また、
アスリート対象の先行研究に一致した結果として、

HMB投与は、BMでは有意な影響は検出されず、
(-0.02 ± 0.04; 95% CI: -0.14 to 0.10; p = 0.70)

FMでは好影響が示唆されました(有意差なし)。
(-0.33 ± 0.23; 95% CI: -0.96 to 0.31; p = 0.22)


以上、今回の系統的レビュー/メタ解析から、

HMBによるアスリートの体組成への好影響が示唆されます。

今後、さらに質の高い研究により、至適な用量用法の検証が期待されます。





HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用



HMBが高齢者のサルコペニアを予防する:系統的レビュー



HMB(エイチエムビー) 30日分

美しく健康的なスタイルを目指す方に! 効率よく理想的なメリハリを











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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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骨折予防のためのビタミンDとカルシウム:系統的レビュー/メタ解析 [2019年12月25日(水)]
今月のJAMA姉妹誌に、骨折予防におけるビタミンDとカルシウムの有用性を検証した系統的レビュー/メタ解析が、英国のグループ(University of Oxford)から報告されていました。
(JAMA Netw Open 2019.)



骨折の予防に、ビタミンDとカルシウムの摂取が推奨されています。


今回の系統的レビュー/メタ解析では、

観察研究における25-ヒドロキシビタミンD(25 [OH] D)値の違いによる骨折リスク、

および

ランダム化比較試験(RCT)におけるビタミンD単独またはカルシウムとの併用による骨折リスクへの作用が評価されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed、EMBASE、Cochrane Library、およびその他のRCTデータベース)

2018年12月31日までに収載された関連論文が検索され、


200人以上の骨折症例を含む観察研究、

および

500人以上の登録者と10例以上の偶発骨折を含むRCTが抽出されました。

RCTは、ビタミンDまたはビタミンDとカルシウムをコントロールと比較した研究です。


主アウトカムは、

あらゆる骨折、および大腿骨頚部骨折です。



解析の結果、

まず、


11報の観察研究(39 141人の被験者、6278例の骨折、2367例の股関節骨折)を対象にしたメタ解析では、

25(OH)D濃度が10.0 ng / mL(=25 nmol / L)の増加毎に、


骨折リスクが7%有意に低下、
(RR 0.93, 95%CI、0.89-0.96)


大腿骨頸部骨折リスクが20%有意に低下
(RR; 0.80, 95%CI、0.75-0.86)

という相関が見出されました。


次に、

11報のRCT(34 243人の被験者、2843名の骨折、740名の大腿骨頸部骨折)を対象に、

ビタミンDサプリメントの単独の投与(毎日または断続的な400-30 000 IUの用量、25 [OH] D濃度の中央値8.4 ng) / mL)のメタ解析では、

骨折リスク(RR、1.06; 95%CI、0.98-1.14)または大腿骨頸部骨折リスク(RR、1.14; 95%CI、0.98-1.32)との相関は検出されませんでしたが、

これらの試験では、

投与が継続的でなかったり、ビタミンDが低用量であったり、あるいは被験者数が少ないといった制約が認められました。


一方、

6報のRCT(49 282人の被験者、5449例の骨折、730例の大腿骨頸部骨折)を対象にしたメタ解析では、

ビタミンD(1日あたり400-800 IUの用量、25 [OH] D濃度の中央値9.2 ng / mL)およびカルシウム(1日あたり1000-1200 mgの投与量)により、


骨折のリスクが6%減少
(RR、0.94; 95%CI、0.89-0.99)

および

大腿骨頸部骨折のリスクが16%減少
(RR、0.84 ; 95%CI、0.72-0.97)

という有意な相関が見出されました。


以上、今回の系統的レビュー/メタ解析から、

ビタミンDおよびカルシウムのサプリメント投与による骨折リスク低下作用が示唆されます。


カルシウムのサプリメントについては、

カルシウムだけを高用量で投与した試験でのネガティブなデータがあり、一部で混乱しているようですが、

日本人を対象にした試験では、1日あたり500mg程度のカルシウムサプリメントによる有用性が示されています。

また、
転倒・骨折リスクの低減については、たんぱく質の摂取とともに、カルシウムやマグネシウム、ビタミンD、ビタミンKといった栄養素の補給も重要です。



マグネシウムが女性の健康寿命を延長する


ビタミンDサプリメントによる健康寿命の延伸


高齢者では、ビタミンDの不足や欠乏が高率に認められ、フレイルやプレフレイルのリスクとなります。

このフレイルのリスク状態を改善するには、食事摂取基準に示されたビタミンD (800 IU/day)よりも多くの量を摂取する必要があります。


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用



人生100年時代に必要なフレイル対策


HMB(エイチエムビー) 30日分

美しく健康的なスタイルを目指す方に! 効率よく理想的なメリハリを




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:56 | この記事のURL
日本人高齢者の11.3%がフレイルに該当 [2019年12月06日(金)]
日本人高齢者でのフレイルおよび軽度認知障害(MCI)の有症率を調べた調査研究が、国立長寿医療センターのグループから報告されていました。
(J Am Med Dir Assoc. 2013 Jul;14(7):518-24.)

健康寿命の延伸には、
フレイル及び軽度認知障害(MCI)の予防と改善が重要です。

そこで、まず、現状を把握するために、フレイルの有症率を調べる必要があります。

現在、フレイルやサルコペニアの診断基準が示されるようになりました。

今回の研究では、

人口ベースの調査に基づき、

フレイルとMCIの有症率が調べられました。


具体的には、
横断研究として、

65歳以上の高齢者5104人(平均年齢71歳)を対象に、

フレイルの評価のために、

運動能、強度、持久力、身体活動、栄養の5つの分野のうちの3つ以上の制限、

MCI評価には、

標準化された面接、MMSE、国立老年医学・老年学機能評価ツール(NCGG-FAT)が用いられました。

(OSHPE; Obu Study of Health Promotion for the Elderlyという研究の一環です。)


解析の結果、

フレイルの有症率は11.3%

MCIの有症率は18.8%

フレイルとMCIの両方の有症率は2.7%,

でした。

また、
フレイルとMCIとの間には有意な相関が見出されています。
(年齢、性別、教育について補正後のオッズ比は2.0, 95%CI1.5-2.5)



以上の日本人高齢者に関する予備的な疫学研究から、

フレイルの有症率は11.3%と示唆されます。





健康寿命延伸のためには、認知症の予防が最も重要です。

また、フレイル対策では、身体的フレイルの他に、精神的フレイル(認知症やうつ)、社会的フレイル(孤立)が問題になります。


認知症の予防のためには、食事、運動、社会参加が重要です。


社会参加については、

社会的孤立は認知症リスク

というメタ解析があります。

また、

認知症予防のための社会的ネットワークは量よりも質が大切



という報告もあります。


なお、

サプリメントでは、葉酸のエビデンスが確立しています。


米国では認知症が24%も減少:2000年と2012年の比較 



葉酸サプリメントが軽度認知障害(MCI)を改善する 


葉酸サプリメントによる認知機能改善効果
といった報告があります。



DHCでは、地方自治体との連携協定に基づく健康づくり施策の一環として、

社会参加を促す取り組みも行っています。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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クレアチン+HMBサプリメントによる運動能・体組成・筋損傷マーカー及びホルモンに対する影響:系統的レビュー [2019年11月27日(水)]
栄養学の専門ジャーナルに、クレアチン+HMBサプリメントによる運動能・体組成・筋損傷マーカー及びホルモンに対する影響を検証した系統的レビューが、スペインのグループから報告されていました。
(Nutrients. 2019 Oct 20;11(10).)



運動パフォーマンス向上作用において、

クレアチン(creatine monohydrate)およびβ-ヒドロキシβ-メチル酪酸(HMB)に関する多くの研究が知られています。



今回の系統的レビューでは、

クレアチンとHMBを組み合わせて投与することにより、

運動能への作用、

体組成、運動による筋肉損傷のマーカー、たんぱく同化ホルモンに対する作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed/MEDLINE, Web of Science (WOS), and Scopusデータベース)

2019年7月3日までに収載された論文から検索され、

クレアチン+HMBによる運動能への作用を調べた6報が解析の対象となりました。


解析の結果、

まず、
筋力パフォーマンスについての2報では、

1報が改善を示しました。

また、

無酸素運動についての3報中、2報で改善が示され、


有酸素運動についての1報では有意な影響は検出されませんでした。


体組成については、

3報が体重を調べており、1報で改善、

2報が除脂肪体重を調べており、1報で増加し、もう1報で減少

という結果でした。

その他、

筋肉損傷マーカーについての4報、

タンパク質同化ホルモンについての1報では、

いずれも有意な効果は検出されませんでした。



以上、今回の系統的レビューから、

1日あたり3-10グラムのクレアチンと、

1日あたり3グラムのHMBを組み合わせて、

1〜6週間投与することにより、

運動能への好影響(筋力向上、無酸素運動能の向上)、

および
4週間投与により、体組成改善(除脂肪体重の増加、体脂肪の減少)

といった作用が示唆されます。




要支援・要介護となる主な原因に、フレイル(高齢による虚弱)があります。

フレイルに関連した病態として、サルコペニア(筋肉減弱症)があげられます。

フレイル/サルコペニアは、高齢者での転倒/骨折の原因となることから、

健康寿命の延伸(要支援、要介護予防)のためには、サルコペニアの予防が重要です


HMB(エイチエムビー、β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸、β-Hydroxy-β-Methylbutyric acid)とは、分岐鎖アミノ酸(BCAA)の1つのロイシンの代謝産物です。

HMBは、体内でロイシンから産生され、筋肉の合成促進と分解抑制因子の作用を有し、筋力の亢進や筋肉量の増大の働きを有しています。

体内でのHMBの生成は、摂取したロイシンの数%ほどと少ないので、サプリメントとしてHMBを利用する方法があります。

HMBが高齢者のサルコペニアを予防する:系統的レビュー



HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用



DHCでは、ロイシン由来HMBサプリメントや、ロイシン含有アミノ酸サプリメントを製品化しています。



HMB(エイチエムビー) 30日分

美しく健康的なスタイルを目指す方に! 効率よく理想的なメリハリを




アミノ酸 15日分
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高齢者のフレイル(虚弱)予防のためには、たんぱく質、BCAA(分岐鎖アミノ酸)、HMB、ビタミンDといった栄養素の摂取が推奨されます。




フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用



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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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魚類と乳製品の摂取がフレイルリスクを低減:亀岡スタディ [2019年11月07日(木)]
栄養学の専門ジャーナルに、日本人高齢者におけるタンパク質の摂取とフレイルリスクとの関連を調べた疫学研究が、国立健康栄養研究所のグループから報告されていました。
(Nutrients. 2018 Jan 13;10(1). pii: E84.)


フレイル/サルコペニアの予防と改善には、タンパク質、ビタミンD、HMB、葉酸の十分な摂取が有用です。

さて、今回の研究では、

日本人高齢者におけるタンパク質の摂取と、フレイルリスクとの関連が検証されました。


具体的には、

2011年の時点での横断研究として、

男性3,843名、女性4,331名を対象に、

25項目の基本チェックリスクから、タンパク質の摂取(魚介類、肉類、乳製品、卵、大豆製品)と、

フレイルリスクとの関連が調べられています。

(京都府亀岡市での疫学研究である亀岡スタディの一環です。)


解析の結果、

まず、
男性において、
魚類の摂取の4分位で、最小群に比べて、

最大群では、フレイルリスクが36%有意な低下が見出されました。
(PR 0.64, 95% CI, 0.42, 0.99)

また、
女性では、
四分位の第2群と第3群では、

それぞれ、39%と36%のリスク低下が見出されました。
(PR 0.61, 95% CI, 0.43, 0.85; PR 0.64, 95% CI, 0.46, 0.91)

次に、

乳製品摂取の4分位のうち、

女性での第3群では、フレイルリスクが有意に低いという相関が認められました。
(p-value = 0.013)


以上のデータから、

日本人高齢者において、

魚類及び乳製品の摂取によるフレイルリスク低減が示唆されます。



フレイルは、高齢による虚弱に近い概念ですが、
身体的な機能の低下だけではなく、社会的、精神的な活力/機能の低下も含む概念です。

フレイルは、
「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」
と定義されます。

もともとは、老年医学の分野で使われる「Frailty(フレイルティ)」に対する日本語訳です。
「Frailty」を訳すと「虚弱」や「老衰」、「脆弱」などになりますが、介入による可逆性を示すために、あえてカタカナのフレイルという表現が使われています。

先行研究では、次の報告があります。

フレイルは認知症リスクを高める@イタリア

フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー



高齢者では、ビタミンDの不足や欠乏が高率に認められ、フレイルやプレフレイルのリスクとなります。

このフレイルのリスク状態を改善するには、食事摂取基準に示されたビタミンD (800 IU/day)よりも多くの量を摂取する必要があります。


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用



人生100年時代に必要なフレイル対策


HMB(エイチエムビー) 30日分

美しく健康的なスタイルを目指す方に! 効率よく理想的なメリハリを






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豆腐による骨代謝改善作用@閉経後の女性 [2019年09月22日(日)]
今月のミネラル代謝研究の専門ジャーナル(電子版)に、豆腐の摂取による骨代謝への作用を検証した臨床研究が、中国のグループ(Xiamen University)から報告されていました。
(Calcif Tissue Int. 2019 Sep 5.)


大豆には、大豆イソフラボン、カルシウム、たんぱく質が含まれており、

閉経後の女性における骨ターンオーバーや骨密度(BMD)の改善作用が考えられます。

また、
先行研究では,大豆製品の摂取による乳がんや前立腺がん、消化器がんのリスク低下作用が示されています。


大豆の摂取が死亡率を低下:33万人分のメタ解析データ


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ


さて、今回の研究では、

閉経後の中国人女性において、

豆腐摂取による骨の健康への作用が検証されました。


具体的には、

50-65歳の閉経後の女性300名を対象に、

・1日あたり100gの乾燥豆腐摂取群、

・対照食(rice cake)群

の2群について、2年間の介入が行われ、

腰椎と右近位大腿骨のBMDがDXA法にて測定されました。

また、骨代謝マーカーも調べられました。

(血中アルカリフォスファターゼ (ALP), bone Gla protein (BGP、オステオカルシン) 尿中1型コラーゲン架橋N-テロペプチド(N-telopeptide cross-links of collagen normalized for creatinine, NTX/CRTが測定されています。)



血中イソフラボン値は、HPLCで分析されました。

解析の結果、

2年間の乾燥豆腐摂取群では、

腰椎のBMDの有意な上昇、

尿中NTX/CRT値の有意な低下、

血中イソフラボン値の有意な上昇

が見出されたということです。


なお、

乾燥豆腐摂取群では、

右近位大腿骨BMD や 血中ALP、オステオカルシンでの有意な変化は検出されませんでした。


以上のデータから、

閉経後の中国人女性において、

乾燥豆腐摂取による骨代謝改善作用が示唆されます。



大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。

最近の研究として、次の報告が知られています。



大豆の摂取が死亡率を低下:33万人分のメタ解析データ



大豆イソフラボンによる大腸がんリスク低下:メタ解析


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析


イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用@日本人男性


大豆の摂取が多いと乳がんリスクが低下@日本人女性


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ



DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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フレイルは障害リスクと有意に相関:メタ解析 [2019年09月08日(日)]
公衆衛生学の専門ジャーナルに、フレイルと、障害リスクとの関連を検証したメタ解析が報告されていました。
(Public Health. 2019 Aug 24;175:90-100.)



フレイルは、高齢による虚弱に近い概念ですが、

身体的な機能の低下だけではなく、社会的、精神的な活力/機能の低下も含む概念です。

フレイルは、

「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」

と定義されます。


もともとは、老年医学の分野で使われる「Frailty(フレイルティ)」に対する日本語訳です。

「Frailty」を訳すと「虚弱」や「老衰」、「脆弱」などになりますが、介入による可逆性を示すために、あえてカタカナのフレイルという表現が使われています。


先行研究では、次の報告があります。

フレイルは認知症リスクを高める@イタリア


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


フレイルは、高齢者の障害のリスクと考えられます。


そこで、

今回の研究では、

地域居住高齢者において、

フレイルと、障害リスクとの関連が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Embase, Web of Science, and CENTRAL)

2000年以降の収載論文から、フレイルと障害発生との関連を調べたコホート研究が検索され、

18報のコホート研究から、
88,906名のデータがメタ解析の対象となりました。


メタ解析の結果、

障害リスクは、

非フレイル群に比べて、

プレフレイル群では66%のリスク上昇
(RR; 1.66 (1.49-1.85))

フレイル群では2.53倍のリスク上昇という相関が見出されました。
(RR; 2.53 (2.01-3.14) )


層別解析では、

フレイル群の被験者数が1,000名以上の研究では、障害リスクが2.78倍、
(RR = 2.78, 95% CI = 2.04-3.14)

1000名未満では障害リスクが1.91倍
(RR = 1.91, 95% CI = 1.53-2.37)
でした。


以上のメタ解析から、

地域居住高齢者では、

フレイルあるいはプレフレイルは、将来の障害のリスクであることが示唆されます。

したがって、
フレイルの予防や改善に対して、社会的、身体的な介入が必要と考えられます。





高齢者では、ビタミンDの不足や欠乏が高率に認められ、フレイルやプレフレイルのリスクとなります。

このフレイルのリスク状態を改善するには、食事摂取基準に示されたビタミンD (800 IU/day)よりも多くの量を摂取する必要があります。


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用



人生100年時代に必要なフレイル対策


HMB(エイチエムビー) 30日分

美しく健康的なスタイルを目指す方に! 効率よく理想的なメリハリを










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日本人高齢者での筋骨格系障害に対する治療の選択 [2019年08月30日(金)]
理学療法研究の専門ジャーナルに、日本人高齢者において、筋骨格系の症状や疾病に対して、医療やケアのための行動様式を調べた調査研究が、浜松医科大学のグループから報告されていました。
(J Phys Ther Sci. 2019 Jul;31(7):536-539.)


今回の研究では、

地域居住の日本人高齢者において、

筋骨格系の障害や疾患に対する治療やケアの行動様式が調べられました。


具体的には、

70歳状の地域居住高齢者1,084名

質問票が郵送され、

骨折、脱臼、ねんざ、あざ、肩こり、腰痛、急性筋肉/関節痛、慢性筋肉/関節痛、日常の疲労に対する対応/行動が調べられています。


調査の結果、

骨折、脱臼、ねんざ、あざ、腰痛、急性筋肉/関節痛、慢性筋肉/関節痛に対して、最もよく選択されていたのは、

総合病院やクリニックでした。

ついで、柔道整復(いわゆるほねつぎ)が選ばれていました。

それらに続いて、

鍼、カイロプラクティック、マッサージのクリニック/施術院となっていました。


なお、
肩こりや日常の疲労については、いずれの施設にもかかっていませんでした。

以上、今回の調査から、

日本での地域居住高齢者では、筋骨格系の症状や疾病に対して、医療機関(病院やクリニック)、柔道整復、鍼、カイロプラクティック、マッサージにかかっていることが示唆されます。

医療機関では保険対象になること、
また、(療養費の不正請求が社会問題になっていますが)まだまだ柔道整復(ほねつぎ)も利用されている現状が示唆されます。

鍼治療は、健康保険の対象になるにはいろいろな条件があり、自費が多いと考えられます。

また、カイロプラクティックは、欧米では法制化された補完療法として確立していますが、日本では、そうではなく、玉石混淆が問題になります。


カイロプラクティックは、米国発祥であり、欧米やオセアニア諸国では法制化されています。

頸部痛や腰痛といった筋骨格系の症状に対する介入が中心です。

また、スポーツ選手/アスリートのコンディションの維持のために、スポーツカイロプラクティックがあり、

小児や妊婦など、幅広い対象があります。



来年の東京オリンピックでも、ポリクリニックには、カイロプラクティックが導入されると聞いています。

(ちなみに、前回のリオ五輪では、アメリカの選手団に同行した医療チームの責任者は、整形外科医ではなく、カイロプラクター/ドクターオブカイロプラクティック、DCでした。)



下記のような研究を見ると、健康寿命延伸にも貢献すると考えられます。

カイロプラクティックは感覚運動機能の改善を介して高齢者の転倒リスクを低減する




カイロプラクティックは、米国をはじめ、欧米主要国では公的資格が確立しています。


ただし、日本では、国際基準に相当するカイロプラクター(カイロプラクティックの施術者)は1,000名ほどです。


(これに対して、街中のカイロプラクティック/いわゆる整体などの看板は、1万から3万とされています。)



国際基準を満たすカイロプラクターの名簿は、登録機構を介して、厚労省の医事課に提出されています。



(日本でのカイロプラクターは

「日本カイロプラクティック登録機構」

で検索できます。



ちなみに私は、

カイロプラクティック新橋外来センター

で受けています。)





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:56 | この記事のURL
適度なアルコール摂取が大腿骨骨折リスクを減らす@米国女性 [2019年08月19日(月)]
臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、米国の大規模な疫学研究に基づいて、アルコールの摂取と大腿骨骨折との関連を検証した研究が報告されていました。
(Am J Clin Nutr. 2019 Jul 9.)


先行研究では、

アルコールの摂取と、大腿骨骨折との関連が示唆されてきました。


今回の研究では、

米国の男女を対象にした2つの大規模なコホート研究において、

アルコールの摂取と、大腿骨骨折との関連が検証されました。


具体的には、

Nurses' Health Studyの一環として、

1980年と2014年の間の間に、閉経後の女性75,180名を調査した研究と、

Health Professionals Follow-Up Studyの一環として、

1986年から2014年の間に、50歳以上の男性38,398名を対象に、


約4年ごとに食事調査が行われ、

大腿骨骨折との関連が調べられました。


解析の結果、


女性では2360名、

男性では709名

において、大腿骨骨折が見出されました。


女性では、

アルコール非飲酒者の群に比べて、

1日あたり5グラム未満の群では、11%のリスク低下、
(RR; 0.89, 95% CI: 0.80, 0.99)

5gから10グラムの摂取群では、
19%のリスク低下
(RR; 0.81, 95% CI: 0.70, 0.94)

10gのから20gの摂取群では、
17%のリスク低下
(RR; 0.83, 95% CI: 0.71, 0.96)

20g以上の摂取群では、
7%のリスク低下傾向
(RR: 0.93, 95% CI: 0.78, 1.10)

という相関が見出されました。


一方、男性では、

大腿骨骨折リスクは、
アルコール摂取との間に線形のリスク低減の相関が見出されました。
(P-trend = 0.002)

非飲酒者群に比べて、

10 g/d to <20 g/dの摂取群では、
0.77 (95% CI: 0.59, 1.01)

20 g/d to <30 g/d,
0.69 (0.49, 0.96),

30.0 g/d or more
0.67 (0.48, 0.95)
という相関でした。


女性において、

大腿骨骨折リスク低減と最も有意に相関していたアルコール飲料は、

赤ワインであり、

41%のリスク低下が見出されました。
(RR per serving = 0.59; 95% CI: 0.45, 0.79)

一方、男性では、
特定のアルコール飲料との相関は認められませんでした。


以上、米国での2つの大規模コホート研究から、

アルコール飲料の非摂取群に比べて、

適度のアルコールの摂取は、大腿骨骨折リスク低下との関連が示唆されます。


特に、女性では赤ワインの摂取と、大腿骨骨折リスク低下との相関が見出されました。


ビールで認知症を予防する!?


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65歳以上の日本人女性が要介護となる原因の1位は認知症、2位は骨折・転倒です。

そのため、女性の健康寿命の延伸には、認知症と骨折・転倒対策が最も重要と考えられます。


転倒・骨折リスクの低減については、たんぱく質の摂取とともに、カルシウムやマグネシウム、ビタミンD、ビタミンKといった栄養素の補給も重要です。



マグネシウムが女性の健康寿命を延長する


ビタミンDサプリメントによる健康寿命の延伸


高齢者では、ビタミンDの不足や欠乏が高率に認められ、フレイルやプレフレイルのリスクとなります。

このフレイルのリスク状態を改善するには、食事摂取基準に示されたビタミンD (800 IU/day)よりも多くの量を摂取する必要があります。


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用



人生100年時代に必要なフレイル対策


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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:58 | この記事のURL
ビタミンDサプリメントが軍隊の女性隊員における疲労骨折を減少:系統的レビュー [2019年07月06日(土)]
今月のスポーツ健康に関する専門ジャーナル(電子版)に、軍隊において、ビタミンDサプリメントの有用性を検証した系統的レビューが、カナダのグループ(University of Western Ontario)から報告されていました。
(Sports Health. 2019 Jul 3)



ビタミンDは、筋骨格系への働きのため、軍隊での研究においても重要な栄養素です。




今回の系統的レビューでは、

軍隊の隊員において、

ビタミンDサプリメントによる血中ビタミンD値(25(OH)D)および筋骨格系の機能への作用が検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて関連論文が検索され、
(MEDLINE, EMBASE, CINAHL, SportDiscus, Cochrane Library databases)

4報のRCTが質的解析の対象となりました。


まず、

1日あたり2,000IUのビタミンDサプリメントの投与により、

血中ビタミンD値の有意な増加が認められました。
(mean difference = 3.90 ng/mL; 95% CI, 0.22-7.58)

また、
海軍の女性新兵では、

1日あたり800 IUのビタミンDと2,000mgのカルシウムサプリメントの投与によって、

疲労骨折が23%有意に減少したということです。
(risk ratio, 0.77; 95% CI, 0.62-0.95)

(特に、脛骨骨折が減少しました。)



以上の系統的レビューにより、

軍隊の隊員において、

ビタミンDサプリメントによる血中ビタミンD値の上昇の効果
(特に、潜水艦の隊員)


ビタミンDとカルシウムの併用による女性隊員での疲労骨折のリスク低減効果が示唆されます。



以上のデータから、自衛隊員や機動隊、警察、消防など身体的負荷の大きな現場では、

ビタミンDサプリメントは必須といえるでしょう。


まあ、健康寿命の延伸の視点からもビタミンDサプリメントは重要です。

65歳以上の日本人女性が要介護となる原因の1位は認知症、2位は骨折・転倒です。

そのため、女性の健康寿命の延伸には、認知症と骨折・転倒対策が最も重要と考えられます。


転倒・骨折リスクの低減については、たんぱく質の摂取とともに、カルシウムやマグネシウム、ビタミンD、ビタミンKといった栄養素の補給も重要です。



マグネシウムが女性の健康寿命を延長する


ビタミンDサプリメントによる健康寿命の延伸


高齢者では、ビタミンDの不足や欠乏が高率に認められ、フレイルやプレフレイルのリスクとなります。

このフレイルのリスク状態を改善するには、食事摂取基準に示されたビタミンD (800 IU/day)よりも多くの量を摂取する必要があります。


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


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posted at 23:56 | この記事のURL
HMBが高齢者のサルコペニアを予防する:系統的レビュー [2019年06月18日(火)]
栄養学の専門ジャーナルに、HMBによる高齢者のフレイル/サルコペニアへの有用性を検証した系統的レビューが、オーストラリアのグループ(University of Melbourne and Western Health)から報告されていました。
(J Nutr Health Aging. 2019;23(2):145-150.)




要支援・要介護となる主な原因に、フレイル(高齢による虚弱)があります。

フレイルに関連した病態として、サルコペニア(筋肉減弱症)があげられます。

フレイル/サルコペニアは、高齢者での転倒/骨折の原因となることから、

健康寿命の延伸(要支援、要介護予防)のためには、サルコペニアの予防が重要です


HMB(エイチエムビー、β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸、β-Hydroxy-β-Methylbutyric acid)とは、分岐鎖アミノ酸(BCAA)の1つのロイシンの代謝産物です。

HMBは、体内でロイシンから産生され、筋肉の合成促進と分解抑制因子の作用を有し、筋力の亢進や筋肉量の増大の働きを有しています。

体内でのHMBの生成は、摂取したロイシンの数%ほどと少ないので、サプリメントとしてHMBを利用する方法があります。


今回の系統的レビューでは、

フレイル/サルコペニアを有する高齢者の筋肉量や筋力に対するHMBの有用性が検証されました。


具体的には、主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Medline, EMBASE, CINAHL, LILACS, Web of Science, Cochrane and Scopus databases)

60歳以上のフレイル/サルコペニア高齢者に、HMBを投与し、

体組成や筋力、筋肉量など関連指標を調べたランダム化比較試験(RCT)が検索され、

3報のRCT、

203名のデータが解析の対象となりました。


解析の結果、

HMBの投与により、

筋肉量(除脂肪体重)、筋力、機能の有意な改善が認められたということです。



フレイル/サルコペニアは、高齢者での転倒/骨折の原因となることから、

健康寿命の延伸(要支援、要介護予防)のためには、サルコペニアの予防が重要です

そのためには、適切な食事つと運動に加えて、たんぱく質、ビタミンD、HMBなどの食品成分を栄養補助食品として併用することが有用とされています。


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用



DHCでは、ロイシン由来HMBサプリメントや、ロイシン含有アミノ酸サプリメントを製品化しています。


HMB(エイチエムビー) 30日分

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高齢者のフレイル(虚弱)予防のためには、たんぱく質、BCAA(分岐鎖アミノ酸)、HMB、ビタミンDといった栄養素の摂取が推奨されます。




フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。





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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:57 | この記事のURL
大豆が乳がんサバイバーの骨折を予防@上海乳がんサバイバー研究 [2019年06月08日(土)]
今月のがん研究の専門ジャーナルに、乳がんサバイバーにおいて、大豆や大豆イソフラボンの摂取が多いと、骨折リスクが低下するという研究が、中国のグループから報告されていました。
(JNCI Cancer Spectr. 2019 Jun;3(2):pkz017.)


大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。


先行研究では,大豆製品の摂取による乳がんや前立腺がん、消化器がんのリスク低下作用が示されています。


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ


さて、今回の研究では、

乳がんサバイバーにおいて、

骨折の発症と、大豆食品の摂取、運動、BMIとの関連が検証されました。


(上海乳がんサバイバー研究Shanghai Breast Cancer Survival Studyというコホート研究の一環です。)

乳がんサバイバーと大豆食品の摂取:上海乳がんサバイバー研究



具体的には、
前向きコホート研究として、

乳がんサバイバー4139名を対象に、
(stage 0-III 、閉経前1,987名、閉経後 2,152名)

乳がん診断後の18ヵ月、3年、5年、10年の時点での骨折の評価が行われ、

大豆イソフラボンの摂取と運動が、がん診断6ヶ月後と18ヶ月後の時点で調べられました。

BMIは、開始時に調べられています。

解析の結果、
まず、

骨粗鬆症性骨折の罹患率は、

閉経前患者では2.9%
閉経後では4.4%

でした。

次に、

大豆イソフラボンの摂取との関連では、

閉経前の乳がんサバイバーにおいて、

イソフラボンの摂取が多いと、

骨折のリスクが78%低下していました。
(HR&#8201;=&#8201;0.22, 95%CI&#8201;=&#8201;0.09 to 0.53, 大豆イソフラボンの摂取量が56.06 mg/d 以上、vs 31.31未満; P trend < .001)


一方、

閉経後の女性では有意な変化は澪t目られませんでした。
(P interaction < .01)


次に、
BMIとの関連では、

過体重は、普通体重に比べて、

閉経後の女性では、骨折の有意なリスクでしたが、
(HR = 1.81, 95% CI = 1.04 to 3.14)

閉経後では、骨折リスクは低下傾向でした。
(HR&#8201;=&#8201;0.67, 95% CI&#8201;=&#8201;0.43 to 1.03; P interaction = .01)

運動は、

閉経後の女性において、

骨粗鬆症性骨折と、有意な負の相関が見出されました。

(HR = 0.56, 95% CI&#8201;=&#8201;0.33 to 0.97, for metabolic equivalents hours &#8805;12.6 vs <4.5)


以上のデータから、

乳がんサバイバーの女性において、

大豆イソフラボンの摂取が多いと、
骨折リスクが予防できることが示唆されます。



DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


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エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。




ただし、
エクオールの体内産生には、腸内細菌叢が関与するため、エクオールを産生できる人とそうではない人がいることがわかっています。

日本人でエクオールが産生できるのは、50-60%程度です。

また、食習慣の変化により、若年者では、エクオール産生者の割合が減少しており、

日本人の若年女性では、20-30%の人しか、エクオールを産生できていないと報告されています。

エクオール産生者は、非産生者に比べて、大豆イソフラボンの機能性/健康増進効果や未病対策効果を得られると考えられます。




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posted at 23:54 | この記事のURL
ビタミンDがアスリートの下肢筋力を強化する:メタ解析 [2019年05月08日(水)]


科学誌プロスワンに、ビタミンDサプリメントによるアスリートの上下肢の筋力への作用を検証したメタ解析が、中国のグループから報告されていました。
(PLoS One. 2019 Apr 30;14(4):e0215826.)


ビタミンDは、腸管からのカルシウム吸収を促進することから、骨の健康に有用であることが知られています。

一方、
骨格筋にも、ビタミンD受容体が存在することから、ビタミンDが、骨格筋に直接作用することが考えられています。

実際、ビタミンDサプリメントが転倒リスクを低減することが報告されています。


これまでの研究では、

運動選手/アスリートにおけるビタミンDサプリメントの筋力や筋機能への作用についてさまざまなデータが示されてきました。


そこで、今回の研究では、

ビタミンDサプリメントによるアスリートの筋力への作用についてメタ解析が行われました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて
(PubMed, EMBASE, Cochrane Library, Web of Science)

ランダム化比較試験(RCT)あるいは対照試験が検索され、

8報のRCTから、アスリート284名のデータが解析の対象となりました。

解析の結果、

まず、

全般的な筋力アウトカムでは、

ビタミンDサプリメントによる有意な影響は検出されませんでした。
(SMD 0.05, 95% CI: -0.39 to 0.48, p = 0.84)

次に、

サブグループ解析では、

ビタミンDサプリメント投与群において、

下肢筋力の有意な亢進が見出されました。
(SMD 0.55, 95% CI:0.12 to 0.98, p = 0.01)

一方、
上肢筋力や
(SMD -0.19, 95% CI:-0.73 to 0.36, p = 0.50)

筋の瞬発力では、
(SMD 0.05, 95% CI:-0.24 to 0.34, p = 0.73)

有意差は検出されませんでした。


ビタミンDサプリメントの効果は、

室内トレーニングのアスリートにおいて、

より顕著に見出されたということです。
(SMD 0.48, 95% CI:0.06 to 0.90, p = 0.02)



以上のデータから、

アスリートにおいて、

ビタミンDサプリメントの投与による下肢筋力の強化作用が示唆されます。


アスリートでは、

ビタミンDやアミノ酸、HMBなどのサプリメントの利用が推奨されます。

また、
冬期の風邪の予防にも、免疫調節作用のあるビタミンDサプリメントの有用性が期待されます。


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要支援・要介護となる主な原因に、フレイル(高齢による虚弱)があります。

フレイルに関連した病態として、サルコペニア(筋肉減弱症)があげられます。

フレイル/サルコペニアは、高齢者での転倒/骨折の原因となることから、

健康寿命の延伸(要支援、要介護予防)のためには、サルコペニアの予防が重要です

そのためには、適切な食事つと運動に加えて、たんぱく質、ビタミンD、HMBなどの食品成分を栄養補助食品として併用することが有用とされています。


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

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高齢者の筋肉量の増大と筋力の向上にたんぱく質+抵抗性運動が有用:メタ解析 [2019年04月29日(月)]
老年栄養学の専門ジャーナルに、高齢者において、レジスタンス運動にたんぱく質の併用を行う場合の有用性を検証した系統的レビュー/メタ解析が、中国のグループ(Fourth Military Medical University)から報告されていました
(J Nutr Health Aging. 2019;23(5):451-458.)


要支援・要介護となる主な原因に、フレイル(高齢による虚弱)があります。

フレイルに関連した病態として、サルコペニア(筋肉減弱症)があげられます。

フレイル/サルコペニアは、高齢者での転倒/骨折の原因となることから、

健康寿命の延伸(要支援、要介護予防)のためには、サルコペニアの予防が重要です

そのためには、適切な食事つと運動に加えて、たんぱく質、ビタミンD、HMBなどの食品成分を栄養補助食品として併用することが有用とされています。


先行研究では、

加齢によるこれらの変化に対して、


たんぱく質の摂取と、レジスタンス運動が、それぞれ有用であることが示されています。


今回の系統的レビュー/メタ解析では、

高齢者において、

たんぱく質の摂取と、レジスタンス運動の組み合わせによる、

筋肉量の低下、筋力の低下、筋機能の低下の抑制に対する有用性が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて
(PubMed, MEDLINE, Embase)

2018年5月までの収載論文が検索され、

21報のRCTから、1,249名のデータが解析の対象となりました。



解析の結果、

高齢者において、
たんぱく質の摂取と、レジスタンス運動の組み合わせは、

筋肉量の有意な増大および筋力の有意な向上を示しました。



除脂肪体重の有意な増加、
0.23 kg (95% CI: 0.09, 0.38; P=0.002),

ASMM (appendicular skeletal muscle mass) の有意な増加、
0.39 kg (95% CI: 0.14, 0.64; P=0.002),

握力の有意な増大、
0.29 kg (95% CI: 0.08, 0.50; P=0.008)

膝伸展筋力の有意な増大
0.27 kg (95% CI: 0.06, 0.47; P=0.013)

レッグプレス力の有意な増大
0.33 kg (95% CI: 0.01, 0.64; P=0.04)

が認められした。

一方、

筋機能では有意な変化は見出されませんでした。


以上のデータから、

高齢者において、

レジスタンス運動の単独に比べて、

レジスタンス運動と、たんぱく質の摂取の併用群により、

筋肉量の有意な増加及び筋力の有意な向上が示唆されます。



サルコペニアの対策には、バランスの取れた食事と適切な運動、というのが定番です。

しかし、シニア層では、少食や長年の食習慣があり、食事からだけで、必要な機能性食品成分を摂るというのは非現実的と考えています。





フレイル(高齢による虚弱)というのは、単に、身体的な能力の低下だけではなく、心理的、社会的な側面も含めた概念です。

サルコペニアは、フレイルにおいて、主に身体機能に影響する病態であり、高齢者の低栄養が原因です。

低栄養といっても、エネルギー(カロリー)が足らないというよりは、たんぱく質、ビタミンD、HMBといった、筋肉の維持に必要な栄養素が不足していることが原因です。




高齢者のフレイル(虚弱)予防のためには、たんぱく質、BCAA(分岐鎖アミノ酸)、HMB、ビタミンDといった栄養素の摂取が推奨されます。




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フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


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臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

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『天然葉酸』サプリメントは虚偽の表示



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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