サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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歯周病を有する2型糖尿病でのレスベラトロールの有用性 [2019年08月25日(日)]
今月の糖尿病研究の専門ジャーナルに、歯周病を有する2型糖尿病患者において、レスベラトロールの作用を検証した臨床研究が、イランのグループから報告されていました。
(Diabetes Metab Syndr. 2019 Jul - Aug;13(4):2769-2774.)


歯周病とは、口の中の細菌の感染によって慢性炎症が生じ、
歯肉が腫れたり、出血したりといった症状を呈します。

最終的には歯が抜けてしまうこともあり、日本人の成人でも罹患率が高い感染症です。

最近の研究によって、
歯周病は、単に歯や歯肉の疾患ではなく、

全身に影響を及ぼすことが分かっています。

特に、
歯周病と関連する生活習慣病として、糖尿病があります。

糖尿病患者において、
歯周病の治療をすることで、血糖コントロールが改善した、という報告も知られています。

その他に、
歯周病菌が血管内に侵入することで、心臓病や脳梗塞といった心血管疾患のリスクを高めるとも考えられています。

さて、今回の研究では、

歯周病を有する2型糖尿病患者を対象に、

レスベラトロールサプリメントの投与による炎症や酸化障害、歯周病関連指標への作用が検証されました。

具体的には、

ランダム化比較試験として、

歯周病を有する2型糖尿病患者43名を対象に、

・レスベラトロールサプリメント投与群

・対照群

の2群について、

4週間の投与が行われ、

介入の前後で、
炎症関連マーカー(IL-6, TNFα)、酸化関連マーカー(TAC)、歯周病の指標(CAL)が測定されました。

解析の結果、

レスベラトロールサプリメント投与群では、

介入後に、IL6の有意な低下が見出されました。
(P = 0.039, 2.19 ± 1.09 and 1.58 ± 1.06)

その他の指標では有意な変化は検出されませんでした。


以上のデータから、

歯周病を有する2型糖尿病患者において、

レスベラトロールサプリメント投与による抗炎症作用が示唆されます。


今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待されます。



歯周病の対策としては、

まず、セルフケアとして、正しい歯磨きが大切です。

その他に、
歯科医でのプラークコントロール、かかりつけ医での生活習慣病の改善も必要です。


DHCでは、
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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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posted at 23:52 | この記事のURL
ケナログの代替品「DHC口内炎軟膏」発売されました。 [2019年06月06日(木)]
ケナログの代替品「DHC口内炎軟膏」発売されました。


先週、知人からメールがあり、

「生まれて初めて口内炎ができて、痛いので、どうすればいいのか?」

と聞かれました。


「じゃあ、近くのドラッグストアで、ケナログを買って塗れば?」

とアドバイスをしたのですが、

すぐに、ケナログは、製造販売が中止になったことを思い出しました。


結局、その時は、夜遅くまで空いていたドラッグストアで、ケナログ類似の代替品と、「DHCビタミンBミックス」を買って対応したようです。




口内炎を繰り返す方もいますので、ケナログを常備していることもあると思います。

DHCでは、ケナログと同一成分の後発医薬品「DHC口内炎軟膏」をオンラインショップで販売していますので、ご利用ください。

「DHC口内炎軟膏」(有効成分トリアムシノロンアセトニド)
効能・効果 口内炎(アフタ性)

DHC口内炎軟膏<口内炎治療薬>[指定第2類医薬品]




また、予防のためには、粘膜の健康維持に働くビタミンB群をベーシックサプリメントとして毎日、摂るようにしましょう。


ビタミンBミックス 徳用90日分
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●ナイアシン及びビオチンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
●ビタミンB12及び葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
●葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。



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口内炎は、ストレスや疲労、睡眠不足などで免疫力が低下した時に生じやすくなります。

多くの場合、数日〜10日ほどで自然に治ります。

症状が軽い場合は生活習慣の改善に加え、ビタミン剤や市販薬(OTC医薬品)を利用して様子を見ましょう


2週間以上、治らないときや口全体に広がるような口内炎は、医療機関を受診しましょう。


口内炎には、アフタ性口内炎、外傷性口内炎、ヘルペス性口内炎、 カンジダ性口内炎などに分けられます。

これらのうち、最も多いのは、アフタ性口内炎です。


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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:56 | この記事のURL
歯と口の健康週間 [2019年06月04日(火)]
今日から「歯と口の健康週間」(6月4日から10日まで)です。

今年度のスローガンは、

「いつまでも 続くけんこう 歯の力」

となっています。


かつて、日本歯科医師会が、「6(む)4(し)」にちなんで6月4日に「虫歯予防デー」を実施していました。
そこで、現在でも、今日(6月4日)が虫歯予防デーとして啓発されることがあります。


8020(ハチマルニイマル)運動は、公衆衛生学の分野での成功事例となっています。

また、小児の虫歯も激減しました。


現在では、成人での歯周病予防、高齢者でのオーラルフレイルの対策が重視されています。


歯周病とは、口の中の細菌の感染によって慢性炎症が生じ、

歯肉が腫れたり、出血したりといった症状を呈します。


最終的には歯が抜けてしまうこともあり、日本人の成人でも罹患率が高い感染症です。


最近の研究によって、

歯周病は、単に歯や歯肉の疾患ではなく、

全身に影響を及ぼすことが分かっています。

特に、
歯周病と関連する生活習慣病として、糖尿病があります。

糖尿病患者において、
歯周病の治療をすることで、血糖コントロールが改善した、という報告も知られています。

その他に、
歯周病菌が血管内に侵入することで、心臓病や脳梗塞といった心血管疾患のリスクを高めるとも考えられています。

「オーラルフレイル」は、口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどを含み、身体の衰え(フレイル)の一つです。

健康寿命の延伸には、オーラルフレイルを含むフレイル対策が必要です。



健康の維持・増進や未病改善には、食事が基本であるのは当たり前で、サプリメントも有用です。

しかし、食事やサプリメントを摂るには、まず、口腔内の健康維持が必要です。




歯周病の対策としては、

まず、セルフケアとして、正しい歯磨きが大切です。

その他に、
歯科医でのプラークコントロール、かかりつけ医での生活習慣病の改善も必要です。


DHCでは、
デンタルケア製品を扱っています。


DHCデンタルブラシ(ふつう)

効率設計で、歯のすみずみまで磨き残しナシ!






DHC薬用デンタルペースト(薬用歯みがき)

「薬効成分」と「サポート成分」のパワフル処方で歯周炎・歯肉炎を予防する薬用歯みがき









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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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