PROFIL

和気在貫
Comments

宵夜鍋 [2013年01月08日(火)]

朝食:あんかけ豆腐、焼餅2、紅茶(牛乳)
昼食:湯豆腐、宵夜鍋(豚肉・菠薐草)、キムチ、酎ハイ
夕食:食パン1/8(マーマイト)、ビール、白葡萄酒、生姜湯
間食:



 

宵夜鍋についての魯山人の文を見つけたので御紹介します。

『主婦之友』の大正12年1月号。
「手軽で美味しい鍋物料理 寒き日のための暖かい御馳走の拵え方」と
『婦人世界』大正12年3月号。
「味のよい料理を作るには」の記事で、現行の魯山人本には未収録のようです。
したがって例の「酢豆腐本」にも当然載っておりません。

わずか2ヶ月ですが『主婦之友』と『婦人世界』の記事とでは大きな違いがあります。
できれば双方とも全文を揚げたいのですが、あまりにも長くなりますので『婦人世界』の記事のみ紹介します。

宵夜鍋(支那料理)
支那では、冬になってこの鍋を突いていると、宵から夜半まで食べ続けても飽きないという料理です。材料は、豚肉と菠薐草だけです。酒を少し煮立たせて、酒と同じ分量の醤油をいれて出汁を作り、豚と菠薐草をほんの食べるだけづつ入れて、醤油に生姜の搾り汁を入れたものを入れて食べます。豚肉は、濃厚な物を好きな人は、脂肪の多いところを用います。軽い味のよい人は赤味のところがいいでしょう。菠薐草はゆでないで入れます。」

下線部分の出汁が『主婦之友』では
「酒と水を等分にして鍋五六分目ほど入れます」そして「皿の醤油をつけて食べる」となっております(生姜の搾り汁はありません)。
おそらく『婦人世界』に載せる際に、『主婦之友』の原稿を思いつきで書き直したのだと思います。
次に宵夜鍋をする際には『主婦之友』の記事を全文揚げたいと思います。
記事の感想をクリック タメになる
おもしろい
ほしい!
おうえん!

最近の評価状況


コメントする

名前


Email


URL


クッキーに保存
※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
captcha
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク


コメント