小児看護学の専門ジャーナルに、小児の有病者におけるCAM(補完代替医療)の利用状況を調べた研究が、イギリスのグループから報告されていました。
(
Nurs Child Young People. 2011 May;23(4):31-4.)
今回の研究では、悪性疾患ではない小児有病者の家族を対象に、CAM利用に関する調査が行われています。
解析の結果、回答者の32%が、最大7種類のCAMを彼らの子供に用いており、43.4%は自分自身あるいは他の家族にも用いていることが見出されました。
両親の多くは、特定疾患の治療ではなく、一般的な健康増進を目的としてCAMを利用していました。
58.3%は、CAM療法を有用であると感じており、
50%は、通常療法(西洋医学)をまず利用しており、
63.9%は、CAM利用について、医師や看護師と相談している、
というデータです。
以上のデータから、論文著者らは、これまでの横断研究に比べて、悪性疾患ではない小児有病者におけるCAM利用は有意に高値であると考察しています。
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