昨日、図書館で借りた、”
ダイエットやめたらヤセちゃった”(夏目祭子著 彩雲出版)
について、記事を書いたところ、たくさんのアクセスを頂いたので、
私と同様、内容が気になる方もいるかと(勝手に)思いまして、
内容について感想などを書いてみます。
感想、というのはあんまり内容詳しく写すのは法律上だめでしょうから(;´∀`)
まず、この本の、”
ダイエットをやめる”という部分ですが、
ここでいう
ダイエットとは、食事制限やカロリー計算、エステやマシンなど、
"人間の自然な欲求を意志の力で抑えようとする
ダイエット”の、
ほとんどのものを、”迷信だ!!”とぶった切っています(;´∀`)
というのも、人間には、”恒常性(ホメオスタシス)”という、生命を維持するため、
体内の環境を一定の状態に保ち続けようとする、
ものすごく高度で優秀な能力が、生まれつきあるから!とのこと。
ホメオスタシス、生物の授業で習いましたねー・・・あんま記憶ないけど(笑)
この恒常性という、人間の傾向によって、人間は寒いと震えることで熱を発生させ、体温を保ったり、
怪我をすると、皮膚が再生したりするんですねーー。
著者夏目さんは、
ダイエットにおいても、この恒常性によって、
本来体は、骨格に見合った適正な体重を維持するようにできている、んだそうです。
なので、特別なことをしなくても、心身ともに健康な状態を保っていれば、
その人の適正な体重を保つことは、自然なことだというわけです。
では、なんで今自分は適正体重以上なのかしら???
という問いへの回答としては、
体が本来の働きをできない、不健康な状態にあるのが原因だということだそう。
例えば、カロリーを厳しく制限して、基礎代謝量よりも低いくらいに設定していると、
これまた恒常性の働きによって、体は飢餓に備えて、
なるべく脂肪を溜め込んで温存しようとするそう。
ときには、生理をとめたり、筋肉や骨を削っても、
とにかく、飢餓状態にある中で生き延びようとする本能ですよね(´・ω・`)
だから、極端にカロリーを制限してても、なかなか痩せない、というような場合、
体の方は生命の危機を感じて、脂肪をなるべく溜め込み、
最小限のカロリーで生きていけるようなモードに入っているんですね・・・・
まぁ私は、そんな厳しいカロリー制限は、
もともとできないし、していないのですが、
もしも、これを読んでくださった方の中で、
生理不順や、低体温、疲れやすい、ネガティブになった・・・・など、
ダイエットによる体調のマイナスの異変を感じている方は、
ちょっと立ち止まって、
ダイエット法を見直してみるのが、
結果的に
ダイエットに有効かもしれません(^◇^)
この本は、
ダイエットのルールや、具体的な方法を説く本ではないですが、
私にとっては、とても
ダイエットの助けになる本でした(^◇^)
これからは、健康第一、自分の体を大切に労わる食事と、
生活習慣によって、
心身ともに健康で、自然な体の欲求に沿った生活を送りたいなぁー、と、
あらためて思いました!(^^)!
著者夏目さんは、拒食症経験者という事で、
私は、過去に過食症のような状態も経験しているので、
とても感情移入しやすく、テンポよく読めました。
自分の体は、大切な人生のパートナー。
いじめずに、丁寧に、大事に、育てていきたいですね(*^_^*)
体が気持ちいい、心も気持ちいいことをしていきたいものです(*^_^*)
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