サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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母親の豆乳摂取により母乳中のイソフラボン量が増加する [2017年04月20日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、母親の豆乳あるいは紅茶のポリフェノールの多い飲料の摂取と、母乳中のイソフラボン量との関連を調べた予備的な臨床研究が、ドイツのグループ(Ernst-Moritz-Arndt University)から報告されていました。
(Ann Nutr Metab. 2017 Apr 8;70(2):147-153.)


さて、
今回の研究では、

授乳中の母親がポリフェノールの豊富な飲料として、豆乳あるいは紅茶(カフェイン抜きの紅茶)を摂取した際に、

母乳中のフラボノイド類、抗酸化物質への影響が検証されました。



具体的には、

健康な授乳婦を対象に、

・豆乳250mL(イソフラボン12mg含有)摂取群:18名、

・カフェインレスの紅茶300mL(カテキン67mg含有)摂取群:18名

・水300mL(対照)摂取群:8名

の3群について、

6日間の介入が行われ、

母乳中のフラボノイド含有量及び抗酸化能が測定されました。



解析の結果、

まず、
豆乳摂取群では、

母乳中のイソフラボン(ゲニステインとダイゼイン)量が、12 nmol/Lまで増加しました。


一方、
カフェインレスの紅茶摂取群では、

主なフラボノイド(カテキン、エピカテキンなど)は、母乳中には検出されませんでした。


その他、

総抗酸化能に関しては、両群とも母乳への影響は見いだされていません。



以上のデータから、

ポリフェノールの豊富な飲料としての豆乳と紅茶の摂取に関して、

母乳中への移行は、豆乳のほうが有意に高値であり、

4ヵ月の乳児の場合、1日当たり9.6 nmolのイソフラボン類の摂取に相当する、

と推計されています。

また、紅茶(カフェインレス)の摂取は、母乳中への移行は非常に低値であると考えられています。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。




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