昨日のブログでは、スイカのリコピンを増やす保管法を紹介しました。
今日は、リコピンの一般的な情報をみておきたいと思います。
リコピン(あるいはリコペン)は、カロテノイド系ファイトケミカル(=植物由来の抗酸化栄養素)の一種で、赤い色の色素成分です。
リコピンは、トマトやピンクグレープフルーツ、ピンクグァバ、スイカなどに含まれます。
疫学研究によって、トマトを多く摂取する地域では、前立腺がんや肺がんが少ないことが報告され、有効成分としてのリコピンが注目されるようになりました。
トマトは、夏野菜の中ではビタミンCの含有量が多いことで知られています。
トマトには、ビタミンCやカリウムなどが豊富に存在するので、健康のために好んで摂取されます。
トマトは、ビタミンやミネラルといった従来から知られている栄養素を含むだけではなく、強力な抗酸化成分であるリコピンの供給源でもあります。
トマトを多く摂取する人々の間では、がんにかかるリスクが低いことがわかっています。たとえば、トマトやトマト製品の摂取量が非常に多い北イタリアでは、口腔がん、食道がん、胃がん、大腸がんの罹患率が最大60%低いということが疫学データで示されています。
他の地域での調査によっても、トマトを多く摂取するグループは、そうでないグループに比べて、胃がん、肺がん、前立腺がんに罹る率が低いと報告されました。
トマトやスイカなど、今が旬の野菜や果物からリコピンをたくさんとることがベストです。
一方、手軽に、かつコンスタントに摂るために、必要に応じてサプリメント(
リコピンや
マルチカロチン)を利用することもできます。
次の機会に、リコピンについての基礎研究や臨床試験をみてみたいと思います。
本日、日本経済新聞の記事を見ました。
『アロエベラ』にWHOが定める基準の約7倍の発がん性物質ベンゼンを検出した。
とゆう記事の件です。
日経新聞に掲載された記事ですので、当然の事先生もご確認されている事と思います。
まず、『DHC研究顧問』としての今回の『アロエベラ』の件をどのようにお考えでしょうか?
また、DHCさんのホームページを拝見していても、この件について全く触れる文面もないことに怒りを感じています。
そしてこのブログでも、この件に対してふれるどころか、平然と通常記事を書かれています。
『研究顧問』とゆう肩書きがある以上、関係がない。 では済まされない事だと思っていますが、どのように今回の件を受け止めているのでしょうか?
納得のいく回答を求めたいと思っております。