サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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大豆イソフラボンによるほてりの改善作用 [2008年08月12日(火)]
大豆イソフラボンによる更年期障害の改善作用を示したヒト臨床研究が、ドイツのグループから報告されていました。
(Pl Med 74;928:2008, SL86)

大豆に含まれるファイトケミカルのイソフラボン類には、女性ホルモン様作用があることから、更年期障害などホルモンバランスに関係する病態の改善作用が示唆されています。

今回の研究では、白人女性192名を対象に、1日あたり100mgのイソフラボン・アグリコンあるいは偽薬が12週間投与され、更年期障害に伴う血管運動症状(ほてりなど)やGCS(Greene Climacteric Scale)等の指標が測定されました。

(被験者の食生活は欧州式であり、基本的には大豆や大豆製品を摂取していないとされています。)


12週間の大豆イソフラボン投与の結果、血管運動症状の有意な改善が認められたということです。

このとき、安全性については特に問題は認められていません。


以上のデータから、大豆イソフラボンが更年期障害に伴う血管運動症状を改善することが示唆されます。

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