サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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赤ワインポリフェノールの免疫調節作用 [2010年06月30日(水)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに,赤ワインによる免疫調節作用に関する総説論文が,イタリアのグループ(University of Bari)から報告されていました。
(Proc Nutr Soc. 2010 Jun 4:1-7.)



これまでの多くの研究によって,ポリフェノール/ファイトケミカルの摂取は,心血管疾患や炎症性疾患,神経変性疾患などの慢性疾患の予防やリスク低減に有用であることが知られています。


今回の研究では,赤ワインポリフェノールによる免疫系への作用に関するレビューが行われています。


(赤ワインポリフェノールは,フレンチパラドックスが有名ですし,最近の研究ではレスベラトロールの機能性も注目されています。)


特に,イタリア産赤ワイン(Negroamaro)について,健常者の末梢血単核球におけるNO産生作用,抗炎症サイトカイン類,炎症惹起サイトカイン類への作用を解析し,免疫系ホメオスターシスに関する働きがまとめられました。


検証の結果,赤ワインNegroamaro由来のポリフェノールは,p38キナーゼ活性を調節し,NF-κBの経路を抑制することが見出されています。



これらのメカニズムにより,炎症惹起サイトカイン類の阻害と動脈硬化の抑制が生じると考察されています。


論文著者らは,現時点の文献レビュー(および彼らの研究データの解析)の結果,赤ワインの機能性/疾病予防効果は,免疫調節作用がその一因であると考察しています。



DHCでは,ワインも取り扱っています。



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大豆イソフラボンの高血圧改善作用 [2010年06月29日(火)]
今月の循環器病学の専門ジャーナル(電子版)に,大豆イソフラボンの血圧への影響を調べた総説が報告されていました。
(J Hypertens. 2010 Jun 23.)



今回の研究では,ヒト(成人)における大豆イソフラボンの収縮期血圧および拡張期血圧への影響を検証する目的で,主なデータベース(PubMed, CENTRAL, ICHUSHI, CNKI)から2009年6月までの論文が解析されています。



3740報の論文,14報のRCT(789名の被験者)が抽出され,解析が行われた結果,

偽薬群に比べて,大豆イソフラボン投与群(25-375mgのアグリコン相当量/日)では,

2-24週間の投与によって,収縮期血圧が1.92 mmHg (95% CI; -3.45 to -0.39; P = 0.01)低下したということです。


サブグループ解析では,3ヵ月以上の投与によって,より大きな降圧効果が示されています。


ただし,用量依存性は明確ではありません。


また,拡張期血圧については,低下傾向が示唆されますが,有意差は認められていません。
(-0.13 (95% CI; -1.03 to 0.78) mmHg, P = 0.78)



以上のデータから,大豆イソフラボンの摂取は,収縮期血圧の低下作用を有することが示唆されます。




一般に,今回のようなレビューでは,対象となる研究において被験者の特性や用法用量の不均一性が高いのに対して,介入の大きさが比較的小さくかつ緩徐であるため,顕著な有意差は認められにくい傾向があります。


この点を考慮すると,大豆イソフラボンによる降圧効果は確からしいと考えられます。



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ニガウリの糖代謝調節作用 [2010年06月28日(月)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに,ニガウリ(苦瓜)による糖代謝と脂質代謝への影響を調べた基礎研究が報告されていました。
(J Med Food. 2010 Jun;13(3):520-7.)



ニガウリ(学名Momordica charantia,英名bitter gourd)は,アジアの伝統医療で糖尿病対策に用いられてきた食品です。


近年の研究によって,その働きが明らかにされ,機能性食品素材・サプリメントとしても利用されています。


さて,今回の研究では,ショ糖負荷時の糖尿病モデルラットにおけるニガウリの作用が検証されました。


具体的には,正常ラット(対照群)(n=5)と糖尿病モデルラット(n=20)を用いて,

糖尿病ラットは4群:ショ糖負荷(4 g/kg体重)+ニガウリの各用量,あるいは糖尿病対照群
として比較が行われています。


30日間の介入試験の結果,ニガウリ投与群では,

中性脂肪値,LDLコレステロール値が低下し,

血糖値が正常範囲内に維持され,HDLコレステロール値が増加したということです。


また,酸化ストレスマーカーの改善も示されています。



以上のデータから,糖尿病におけるニガウリの糖代謝・脂質代謝改善作用が示唆されます。



今後,臨床的意義の検証が期待される分野です。


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食習慣の特徴 [2010年06月27日(日)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に,食習慣に関する主成分分析(PCA)を行った研究が,イギリスのグループ(University of Bristol)から報告されていました。
(Eur J Clin Nutr. 2010 Jun 23.)


具体的には4681名を対象に,コホート研究の手法で食事摂取状況が調査されています。


解析の結果,次の4種類の類型化が行われました。

-健康志向型

-伝統型

-加工食/菓子類型

-セミベジタリアン型


男女とも,健康志向型とセミベジタリアン型との間には強い相関が認められています(P<0.001)。



その他,食事パターンと各種の栄養素の摂取状況に関する解析も示されています。



(各国で示されている食事摂取ガイドラインが最大公約数的な指針であるのに対して,この種類の研究は,個別の栄養指導における基礎データとなります。)



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喘息患者のCAM利用状況 [2010年06月26日(土)]
今月の喘息の専門ジャーナルに,成人喘息患者におけるCAM(補完代替医療)の利用状況を調べた研究が,米国のグループ(CDC)から報告されていました。
(J Asthma. 2010 Jun;47(5):521-5.)


今回の研究では,2006年の時点において,喘息患者(成人)におけるCAM利用状況およびその特徴が検証されています。

(2006 BRFSS;Behavioral Risk Factor Surveillance Systemのデータで25州を対象。)


まず,過去1年間において何らかのCAMを利用した喘息患者は,39.6% (95%CI = 36.9-42.3)でした。


CAM利用と,性別,年齢,人種,教育水準,居住地域との間には有意な相関は見出されていません。


次に,地域差の補正後では,CAM利用の高い層の特徴として,

・CAM治療に対する経済的な障害(OR = 2.8, 95% CI = 1.9-4.1)

・喘息による救急外来受診(OR = 1.7 95% CI = 1.1-2.6)

・前年に14日以上の喘息による欠勤/障害休業(OR = 2.1, 95% CI = 1.4-3.1)

といった項目が挙げられています。



これまでに,喘息に限らず,あらゆる疾患の有病者でのCAM利用状況が調査されており,受診時の十分なコミュニケーションの必要性が指摘されています。


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ロンガンポリフェノールの作用 [2010年06月25日(金)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に,ロンガン(龍眼)ポリフェノールの抗がん作用を示した基礎研究が,台湾のグループから報告されていました。
(Eur J Clin Invest. 2010 Jun 14.)



ロンガンの種子にはポリフェノールが豊富に含まれており,フリーラジカルスカベンジャー作用,抗酸化作用を有しています。


今回の研究では,大腸がん細胞に対するロンガン種子ポリフェノールの作用が検証されました。


具体的には,4種類のヒト大腸がん細胞系(Colo 320DM,SW480,HT-29,LoVo)を用いて,細胞周期,アポトーシスなどの指標が測定されています。



ロンガン種子のポリフェノール含有量は695mg/gであり,フラボノイド総量は150mg/gです。


ロンガン種子ポリフェノールは,Colo 320DM,SW480,HT-29の3種類の大腸がん細胞系において,25-200マイクログラム/mLの濃度で,細胞増殖を抑制した一方,LoVoでは有意な変化は示されていません。


ロンガン種子ポリフェノールは,DNA合成期を抑制して細胞増殖を抑制し,アポトーシスを誘導しました。
(cyclin A とcyclin D1の発現を抑制)



以上のデータから,ロンガン種子ポリフェノールによる抗がん作用が示唆されます。


今後,臨床的意義の検証が期待される分野です。


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関節リウマチにおけるビタミンB6の抗炎症作用 [2010年06月24日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に,関節リウマチにおけるビタミンB6の抗炎症作用を示した臨床研究が,台湾のグループ(Chung Shan Medical University)から報告されていました。
(Eur J Clin Nutr. 2010 Jun 23.)


研究の目的は,ビタミンB6の投与が,関節リウマチ患者の炎症や免疫系に何らかの効果があるかどうか検証することです。


具体的には,米国リウマチ学会の診断基準(1991年)によって確定診断された関節リウマチ患者を対象に,

対照群(n=15);葉酸(5mg/日)投与

あるいは

ビタミンB6群(n=20);葉酸(5mg/日)+ビタミンB6(100mg/日)の併用群

の2群に分けて,12週間の投与試験が行われました。



炎症および免疫の関連指標が測定された結果,
ビタミンB6投与群では,12週間後に,血中IL-6,TNFα値の有意な低下が認められたということです。


また,全リンパ球数の割合も,ビタミンB6投与群にて増加しています。


その他の指標には有意な変化は認められていません。



以上のデータから,高用量のビタミンB6投与は,関節リウマチ患者において,炎症惹起サイトカイン類(IL-6およびTNFα)を抑制することが示唆されます。



今後,RAにおけるビタミンB6の補完療法としての検証が期待されます。



ただし,関節リウマチは,医薬品による標準治療が最優先される疾患です。

一方,関節疾患のうち,変形性膝関節症は,グルコサミンやコンドロイチン,ボスウェリアといったサプリメント成分の有用性が示されています。



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玄米による2型糖尿病リスク低減効果 [2010年06月23日(水)]
今月の内科学の専門ジャーナルに,玄米による2型糖尿病リスク低減効果を示した研究が,米国のグループから報告されていました。
(Arch Intern Med. 2010 Jun 14;170(11):961-9)



玄米と白米では,精製度の違いから,糖代謝に及ぼす影響が異なると想定されます。

一般に,低グリセミック指数(GI)食である玄米のほうが,白米よりも2型糖尿病予防には好ましいと考えられます。



そこで,今回の研究では,2型糖尿病リスクに対する玄米と白米の相違が検証されました。


具体的には,男性39,765名,女性157,463名を対象にしたコホート研究として行われています。

(Health Professionals Follow-up Study and the Nurses' Health Study I and IIのデータです。)


年齢や生活習慣など各種の交絡因子で補正し,白米の摂取量に応じて5群に分けて解析した結果,

白米の摂取が多い群(5サービング/週)は,摂取が少ない群(1サービング未満/月)に比べて2型糖尿病のリスクが有意に高いという相関が認められています(相対リスク1.17,95%CI; 1.02-1.36)。


一方,玄米の摂取では,3群に分けて解析した結果,

玄米の摂取が多い群(2サービング/週)は,摂取が少ない群(1サービング未満/月)に比べて,2型糖尿病のリスクが有意に低いことが見出されました(相対リスク0.89,95%CI; 0.81-0.97)。



1日あたり50グラム(未調理で換算. 3分の1サービング/日に相当)の白米を同量の玄米に置き換えることで,

2型糖尿病のリスクを16%(95% CI, 9%-21%)低下させる効果があると推計されています。


さらに,同量の白米を全粒の穀類で置き換えると,リスクは36%(30%-42%)低下すると考えられます。



以上のデータから,2型糖尿病リスク低減のためには,白米の代わりに玄米を摂取することが有効であると示唆されます。




低GI食として,DHCでは米コンニャクを製品化しており,食後血糖値抑制効果を報告しています。




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スピルリナによる免疫賦活作用 [2010年06月22日(火)]
今月の生薬学の専門ジャーナル(電子版)に,スピルリナによる免疫賦活作用を示したヒト臨床研究が,デンマークのグループから報告されていました。
(Planta Med. 2010 Jun 17)


スピルリナとは,食用藻の一種であり,タンパク質,ビタミン・ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。


栄養価が高い機能性食品素材として,サプリメント成分にも用いられており,ファイトケミカルや葉緑素の抗酸化作用を介した機能性が考えられます。



例えば,これまでの基礎研究では,スピルリナ(Arthrospira (Spirulina) platensisアースロスピラ・プラテンシス)によるTHP-1単球やCD4+T細胞の活性化作用が示されてきました。



今回の研究では,スピルリナ製品(Immulina)によるNK細胞活性に対する作用が検証されています。


まず,北米の健常者10名を対象に,1日あたり400mgのスピルリナ抽出物を7日間投与した結果,NK細胞による抗K562腫瘍細胞活性が有意に亢進したということです(p< 0.01)。



次に,偽薬対照クロスオーバー試験として,デンマークの健常者11名を対象に,1日あたり200mgあるいは400mgのスピルリナ製品を7日間投与した臨床試験では,NK細胞の表面マーカーであるNKG2DのmRNA発現が,37 % (p =0.02)と55 % (p = 0.0003)それぞれ有意に増加しました。


また,NK細胞顆粒中に存在するperforinの発現もスピルリナ400mgの投与によって75%(p= 0.008)有意に増加しています。


以上のデータから,7日間のスピルリナ投与による免疫調節作用が示唆されます。


今後,臨床的意義の検証が期待されます。


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グルコサミンは人工膝関節置換術を減らす [2010年06月21日(月)]
昨日のブログで少し言及しました,グルコサミンの投与によって,人工膝関節置換術の施術が減少したという臨床研究をご紹介いたします。
(Osteoarthritis Cartilage. 2008;16:254-60.)



研究の目的は,グルコサミンあるいは偽薬を摂取していた変形性膝関節症の患者において,人工膝関節置換術の施行率を評価することです。


具体的には,変形性膝関節症患者を対象に,グルコサミン硫酸塩あるいは偽薬が少なくとも1年間投与され,5年間のフォローアップが行われています。

(3年間のランダム化二重盲検偽薬対照試験として実施。)



被験者340名のうち275名(81%)が少なくとも12ヶ月間の投与を受けました。

(内訳は,グルコサミン投与群144名,偽薬群131名です。投与前の交絡因子において有意差は認められていません。)


約5年間のフォローアップ期間(2178患者年)中,人工膝関節置換術を受けた被験者の割合は,

偽薬投与群:131名中19名(14.5%)

グルコサミン投与群:144名中9名(6.3%)

という結果でした。

(有意差あり;P=0.024,RR:0.43 95%CI: 0.20-0.92)


つまり,グルコサミン投与群は,偽薬群に比べて,人工膝関節置換術の施行が57%減少というデータです。

(Kaplan Meier/Log-Rank testでもP=0.026と有意差あり)



以上のデータから,グルコサミンによる変形性膝関節症に対する有効性が示唆されます。



人工関節置換術の必要性を減らすことで,医療費節減という費用対効果からも,グルコサミンの利用が推奨できると思います。



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グルコサミンの費用対効果 [2010年06月20日(日)]
臨床医学系のジャーナルに,変形性膝関節症に対するグルコサミンの費用対効果を検証した研究が,ベルギーのグループから報告されていました。
(Int J Clin Pract. 2010;64(6):756-62.)


具体的には,グルコサミン硫酸塩,パラセタモール(アセトアミノフェン),偽薬を6ヶ月間投与し,WOMAC,QALY(質調整生存年)を指標に解析が行われています。


各群間での増分費用効果比(ICER)の比較の結果,グルコサミンは,パラセタモールと比べて-1376ユーロ/QALYの効果が示されました(79% probability)。



また,グルコサミンは,偽薬群に比べて,3617.47ユーロ(baseline)および4285ユーロ(bootstrapping)という結果でした。



以上のデータから,変形性膝関節症に対するグルコサミンは,費用対効果の点から優れた方法であることが示唆されます。



(費用対効果の分析の際,ICERが負となり効果が上がり費用が下がる場合には,効果的であり費用節減が期待されるので,薬剤・治療法として強く推奨されます。
効果が上がるが,費用も上がる場合には,従来の治療法を変更するかどうかの検討が必要です。また,bootstrappingを行うほうが,より正確とされています。)


ちなみに,グルコサミンについては,人工関節置換術を施行する割合が少なくなる,ということを示し,費用対効果分析をしたデータもあることから,従来の消炎鎮痛薬よりははるかに優れたサプリメントといえるでしょう。


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グルコサミンと消炎鎮痛薬(セレコキシブ)は同程度の効果 [2010年06月19日(土)]
今月のリウマチ病学の専門ジャーナル(電子版)に,変形性膝関節症に対するグルコサミンと消炎鎮痛薬の効果を比較した臨床研究が,米国のグループ(University of Utah School of Medicine)から報告されていました。
(Ann Rheum Dis. 2010 Jun 4.)



グルコサミンは,変形性関節症の症状緩和を目的として広く利用されているサプリメントです。


高い許容性(安全性)が示されており,有効性に関する十分なエビデンスも構築されている機能性食品素材の一つです。


今回の研究では,2年間のランダム化二重盲検偽薬対照試験として,変形性膝関節症に対するグルコサミン,コンドロイチン硫酸塩の単独あるいは併用,celecoxib,(偽薬)の働きが検証されています。


具体的には,疼痛を伴う変形性膝関節症患者662名を対象に,グルコサミン1,500mg/日(分3),コンドロイチン1,200mg/日(分3),両者の併用,セレコキシブ200mg,偽薬の各群に関する比較が行われました。


(GAIT; Glucosamine/chondroitin Arthritis Intervention Trialの一環です。)

(対象者のクライテリアはKellgren/Lawrenceの分類(grade 2-3)およびbaseline joint space widthが少なくとも2 mm。)


WOMAC疼痛スコアの20%軽減(改善)を主アウトカムとして解析された結果,偽薬と比較したオッズ比は,

セレコキシブ:1.21,グルコサミン:1.16,併用群:0.83,コンドロイチン:0.69

となり,セレコキシブ群とグルコサミン群にて効果が示唆されました(いずれも有意差なし)。


このとき,副作用については各群において差はなく,また,重篤な副作用は認められていません。


以上のデータから,グルコサミンは,COX-2選択的阻害薬・非ステロイド性消炎鎮痛薬のセレコキシブと同程度の作用が示唆されます。



(なお,この研究は,GAIT研究の一連の報告です。GAIT研究では,全体での有効性は示されず,層別解析で特定の患者群での効果が示唆されています。
今回の研究でも,グルコサミン群の効果は示されていますが,併用群では明確ではないといったデータになっており,一定ではありません。
適正使用に関して層別解析のデータを集積する必要があると考えられます。)



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ウコン成分によるアルツハイマー病の症状改善作用 [2010年06月18日(金)]
今月の神経病学の専門ジャーナル(電子版)に,ウコン成分のクルクミンによるアルツハイマー病関連症状の改善作用を示した基礎研究が報告されていました。
(Neuroscience. 2010 Jun 9.)



アルツハイマー病は,脳内の異常タンパク質(Aβ:アミロイドβ)蓄積を特長とする神経変性疾患であり,認知症の1種です。


サプリメント研究の分野では,アルツハイマー病対策の機能性食品成分を探索する研究が行われてきました。


これまでの基礎研究では,ウコンの主成分であるクルクミンによる抗アルツハイマー病作用が示唆されています。


今回の研究では,アルツハイマー病モデル動物であるアミロイドβ(Aβ)ペプチド投与ラットにおける空間的学習・記憶に関するクルクミンの作用が調べられました。


(クルクミノイド類としてcurcumin,bisdemethoxycurcumin,demethoxycurcuminの3種類の混合体,および個別成分での検証が行われています。)



その結果,クルクミノイドは30 mg/kgの濃度にてアルツハイマー病様のニューロン喪失を示すラットにおいて,記憶能改善作用を示したということです。


(個別成分は,3-30 mg/kgの用量での有効性が示されています。)


このとき,クルクミン投与によって,PSD-95,synaptophysin,camkIVといったシナプス・神経細胞の情報伝達において作用する分子の発現が促進することも見出されています。

(脳内の部位や濃度依存性に関する解析が示されています。)



今回の研究以外にも,クルクミンによるアルツハイマー病の予防や改善効果を示唆する基礎研究は数多く知られています。

(例えば,Aβタンパク質蓄積抑制やタウタンパク質リン酸化抑制などです。)


一方,臨床研究ではまだ明確な効果は見出されておらず,今後,適正な用法用量の設定のためのエビデンス構築が期待されます。


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ベジタリアン食は良好な気分・感情と相関 [2010年06月17日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに,気分・感情プロフィールに関して,ベジタリアンと非ベジタリアンの比較を行った研究が報告されていました。
(Nutr J. 2010 Jun 1;9(1):26.)



ベジタリアンあるいはベジタリアン食の摂取が,生活習慣病の予防や改善に有用であるという臨床研究は数多く報告されています。


一方,ベジタリアンのメンタルヘルスに関する研究はあまり知られていません。



まず,研究の背景には,次のような考えがあります。

一般に,ベジタリアンは,魚類を一切摂取しないため,EPAやDHAの摂取量が少ないと考えられます。

EPAやDHAはオメガ3系必須脂肪酸であり,抗うつ作用などのメンタル面での働きが示されています。

植物性脂質に含まれるアルファリノレン酸ALAは,EPAとDHAの前駆体ですが,ヒト体内での転換効率は高くないとされています。

したがって,EPAやDHAの体内濃度が低いと想定されるベジタリアンにおいて,気分・感情プロフィールに関心が持たれています。




そこで,今回の研究では,健康なSDAの男女138名を対象に,ベジタリアン食と非ベジタリアン食の摂取,気分・感情プロフィール,不飽和脂肪酸の摂取との関連が検証されました。


食事調査票への記入,うつ状態や不安についてはDASS(Depression Anxiety Stress Scale),気分・感情プロフィールについてはPOMS(Profile of Mood States)が指標として用いられています。


解析の結果,ベジタリアン群(n=60)は,非ベジタリアン群(n=78)に比べて,ネガティブな気分・感情スコアが有意に少ないことが示されました。

(DASSスコア:8.32±0.88 vs. 17.51±1.88)

(POMSスコ:ア0.10±1.99 vs. 15.33±3.10)



また,非ベジタリアン群に比べて,ベジタリアン群では,EPA(p<.001)とDHA (p<.001)の平均摂取量が有意に少なく,オメガ6系脂肪酸やアラキドン酸(AA; p<.001)の平均摂取量も少ないという結果です。

一方,オメガ3系脂肪酸のアルファリノレン酸(p<.001),リノレン酸(p<.001)は,非ベジタリアン群よりもベジタリアン群にて摂取量が多くなっています。



DASSおよびPOMSの平均トータルスコアは,EPA(p<0.05), DHA (p<0.05), AA (p<0.05)の摂取量と正相関を示し,ALA (p<0.05)やLA (p<0.05)の摂取量と負の相関を示しています。

(つまり,EPA,DHA,AAの摂取が少ない,ALAとLAの摂取が多いと,気分・感情プロフィールが好ましいスコアということです。)



以上のデータから,ベジタリアンでは,オメガ3系脂肪酸の摂取量が少ないにもかかわらず,気分・感情プロフィールは,非ベジタリアンよりも良好であることが示唆されます。




非ベジタリアンでは,EPAとDHAの摂取量が少ないと,気分・感情プロフィールが好ましくない(障害されている)ことが,疫学調査や介入試験で示されています。


一方,今回の研究のベジタリアン群では,この相関が支持されないことから,食事あるいは環境におけるシナジーの関与も想定されます。


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プロバイオティクスの抗肥満作用 [2010年06月16日(水)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに,プロバイオティクス・乳酸菌による肥満改善作用を示した臨床研究が,日本のグループ(Snow Brand Milk Products Co)から報告されていました。
(Eur J Clin Nutr. 2010 Jun;64(6):636-43.)



乳酸菌に代表されるプロバイオティクスには,整腸作用や免疫調節作用など多彩な効果が知られています。


今回の研究では,肥満に対する乳酸菌(ガセリ菌SBT2055)の作用が検証されました。


具体的には,BMI高値(24.2-30.7)(内臓脂肪面積81.2-178.5 cm2)の87名を対象に,

実薬群:発酵乳+ LG2055(n=43)

対照群:発酵乳のみ(n=44)

の2群に分けて,1日あたり200gの用量で12週間の介入試験が行われています。

(ランダム化二重盲検偽薬対照試験)


その結果,乳酸菌投与群(実薬群)では,内臓脂肪と皮下脂肪の面積が,投与前に比べて有意な低下が認められたということです(P<0.01)。

(内臓脂肪面積;平均4.6%減少 CI: -5.8 (-10.0, -1.7) cm2, 皮下脂肪面積;平均3.3% 減少CI: -7.4 (-11.6, -3.1) cm2)


また,
体重は1.4% (-1.1 (-1.5, -0.7) kg)減少,
BMIは1.5% (-0.4 (-0.5, -0.2) kg/m(2))減少,
ウエスト周囲径1.8% (-1.7 (-2.1, -1.4) cm)減少
も認められています。


一方,偽薬群では,有意な変化は示されていません。

その他,高分子のアディポネクチン値も有意に増加しています。


以上のデータから,プロバイオティクス・乳酸菌(LG2055)による抗肥満作用が示唆されます。


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神経疾患患者におけるCAM利用状況調査 [2010年06月15日(火)]
今月の神経病学の専門ジャーナル(電子版)に,米国の神経疾患患者におけるCAM(補完代替医療)の利用状況調査が報告されていました。
(J Neurol. 2010 Jun 11.)


今回の研究では,頭痛・片頭痛,腰痛・座骨神経痛,脳卒中,認知症,てんかん,記憶障害といった神経疾患を有している人とそうでない人(対照群)との間で,CAMの利用状況が比較されています。



2007年の全国健康面接調査(2007 National Health Interview Survey)から23,393名を対象に解析が行われました。


その結果,神経疾患有病者では,対照群に比べてCAM利用率が有意に高値であることが見出されました(44.1 vs. 32.6%, p < 0.0001)。


交絡因子の補正後でもこの有意差は示されています。


また,個別のCAM療法に関しても,神経疾患有病者は,対照群に比べてCAM利用率が高いという結果でした。



腰痛・座骨神経痛,片頭痛,記憶障害の有病者では,半数近くが何らかのCAM療法を利用しています。


CAM療法別では,心身相関に関わる療法が最も多く,伝統医学/代替医療の体系が最も少ないというデータでした。


CAMを利用している神経疾患有病者の半数以上は,CAM利用について,医療機関の医療従事者と相談していない,という結果も示されました。


CAMを利用している神経疾患有病者は,(対照群に比べて)CAM利用の理由として,

--施術者の推奨

--通常治療/標準治療では効果がない,あるいは費用がかかりすぎる

という点をあげています。


神経疾患などの慢性疾患に対しては,標準治療を基本として,有効なCAMを組み合わせる統合医療的アプローチの確立が期待されます。


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クルクミンによる膵臓がん増殖抑制作用 [2010年06月14日(月)]
今月の基礎医学系の専門ジャーナル(電子版)に,クルクミンによる膵臓がん細胞抑制作用を示した研究が報告されていました。
(J Biol Chem. 2010 Jun 9.)



クルクミンは,ウコン(学名Curcuma longa)に含まれるファイトケミカルの1種で,抗炎症作用や抗がん作用が知られています。


生活習慣病対策の機能性食品素材として,サプリメントの成分にも広く利用されています。



クルクミンの抗がん作用として,アポトーシス誘導作用や血管新生抑制作用といった機序が示されてきました。


今回の研究では,膵臓がん細胞を用いて,クルクミンの抗がん作用に関与する細胞内情報伝達機構が検証されています。



まず,Panc,L3.6pLといった膵臓がん細胞系,およびL3.6pL膵がん細胞移植マウスにおいて,クルクミンによる細胞増殖抑制作用が見出されました。


次に,クルクミンは,p50/p60タンパク質の発現抑制によりNFκB依存性活性化を抑制し,膵臓がん細胞系に過剰発現している転写因子のSp1,Sp3,Sp4を抑制したということです。


Sp転写因子やNFκBは,cyclin D1, survivin,血管内皮細胞増殖因子といった遺伝子の制御に関与し,がん表現型に影響しています。


そこで,SpとNFκBの相互作用について調べた結果,RNA干渉によってSp1, Sp3, Sp4遺伝子を抑制すると,p50/p65もSpの制御を受ける遺伝子であることが示され,クルクミンによるTNFα誘導性NFκBの阻害作用は,Spタンパク質のダウンレギュレーション依存性であることが示唆されています。


さらに,クルクミンは,ミトコンドリア膜電位を抑制し,膵臓がん細胞において活性酸素種を導入することで,抗がん作用を発揮することも示唆されました。



以上のデータから,クルクミンによる膵臓がん抑制に関する分子メカニズム(の一部)が明らかにされました。



すでに,化学療法抵抗性/難治性膵臓がんに対して,高用量クルクミン製剤の投与が臨床試験として行われています。


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ナッツの摂取が脂質代謝を改善する [2010年06月13日(日)]
内科学の専門ジャーナルに,ナッツ類の摂取による脂質代謝改善作用を示した臨床研究が,米国のグループ(Loma Linda University)から報告されていました。
(Arch Intern Med. 2010;170(9):821-7.)



これまでの疫学研究では,ナッツ類(種実類)の摂取と,心血管疾患リスク低減との関連が示されています。


今回の研究では,ナッツ類の摂取と脂質代謝へ影響が検討されました。



具体的には,7ヶ国での25報の試験,583名の被験者(脂質異常のない被験者および脂質異常症患者で治療薬の投与を受けていない被験者)のデータについて解析が行われています。


1日あたり67gのナッツの摂取によって,

総コレステロールは10.9 mg/dL (5.1%)低下,

LDLコレステロールは10.2 mg/dL (7.4%)低下,

LDL/HDL比は0.22 (8.3%)低下,

総コレステロール/HDL比は0.24 (5.6%)低下,

という結果が示されました(すべてP < .001)。



また,投与前の中性脂肪が150 mg/dL以上の被験者では,20.6 mg/dL (10.2%)の低下が認められました(P < .05)。

(中性脂肪が低い群では有意な変化はなし。)



さらに,ナッツ摂取による脂質異常症改善効果は,用量依存的であり,いずれの種類のナッツも同程度の効果であったということです。



その他,ナッツ類による脂質代謝改善効果は,投与前に

--LDLが高値,

--BMIが低値,

--西洋型の食習慣

といった被験者でより顕著に示されています。



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DHC FOR MEDIC (DHCフォーメディック ) [2010年06月12日(土)]
DHCは,「DHC FOR MEDIC」(ディーエイチシー フォー メディック)シリーズを6月11日(金)より発売いたします。


「DHC FOR MEDIC」シリーズは,最新最良の科学的根拠に基づきEvidence Based Best Practiceの実践に利用できる機能性食品成分を製品化した,医療機関専用サプリメントです。



抗加齢医学や統合腫瘍学といった分野における統合医療的アプローチの選択肢の一つとして用いていただければ幸甚です。


(なお,DHCの健康食品シリーズは,セルフケアを想定していますが,DHC FOR MEDICは医療機関専用サプリメントですので,導入されている医療機関において,医師や歯科医師の判断により,適正に利用されるサプリメントです。)


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出講@第10回日本抗加齢医学会総会 [2010年06月11日(金)]
今日は,第10回日本抗加齢医学会総会@国立京都国際会館,1日目です。


「サプリメントの効果と課題」

というシンポジウムで,

「サプリメントの適正使用に向けた研究と課題」

として出講いたしました。


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