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アロエベラによるメタボリック症候群改善作用 [2012年10月08日(月)]
今月の内分泌代謝病学の専門ジャーナル(電子版)に、アロエベラ抽出物によるメタボリック症候群関連症状の改善作用を示した臨床研究が、米国のグループ(Baylor College of Medicine)から報告されていました。
(Metab Syndr Relat Disord. 2012 Oct 4.)



アロエベラに関する基礎研究では、糖尿病改善作用が示唆されています。


そこで今回の研究では、

糖尿病予備軍・メタボリック症候群における糖代謝・脂質代謝、抗酸化障害に対するアロエベラの効果が検証されました。


具体的には、

耐糖能障害を有するメタボリック症候群患者45名を対象に、

アロエベラ製品2種類(UP780、AC952)あるいは偽薬のいずれかを8週間投与する介入試験が行われています。(n=15/群)

(二重盲検偽薬対照試験)



アウトカムとして、糖代謝・脂質代謝・炎症・抗酸化関連指標が測定されました。



解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

アロエベラ製品(AC952)投与群では、

総コレステロール値およびLDL、血糖値、フルクトサミンの有意な低下が認められたということです。


もう1種類のアロエベラ製品(UP780、2%アロエシン)投与群では、

HbA1c、フルクトサミン、空腹時血糖値、インスリン、HOMAの有意な低下が見出されています。



抗酸化ストレスマーカー(F2-isoprostane)については、

2%アロエシン含有アロエベラ製品投与群においてのみ、

偽薬と比べて有意な低下が認められました。





以上のデータから、
耐糖能障害を有するメタボリック症候群患者における、アロエベラ(2%アロエシン)による糖代謝改善作用が示唆されます。





今後、さらに質の高い研究による臨床的意義の検証が期待されます。




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