今月の補完代替医療(CAM)の専門ジャーナルに、スリランカにおける2型糖尿病患者の補完代替医療(CAM)の利用状況が報告されていました。
(BMC Complement Altern Med. 2014 Oct 4;14(1):374)
2型糖尿病に対しては、アジアの伝統医療で用いられてきたハーブや植物由来成分が、サプリメントとしても利用されています。
具体的には、ギムネマ、苦瓜(にがうり)、バナバなどがあります。
さて、今回の研究では、
スリランカにおいて、2型糖尿病患者での補完代替医療の利用状況が調べられました。
スリランカでは、
伝統医療としてアーユルヴェーダが利用されているという風土です。
具体的には、横断研究として、
2012年に、研修病院にて、
2型糖尿病患者254名を対象に、
CAM利用と、低血糖の頻度がインタビュー形式で調べられています。
252名から有効な回答が得られました。
192名s(76%)が、
血糖低下を目的としてCAMを利用していました。
利用者が多い順に、
苦瓜128名、
ivy gourd 113名、
crepe ginger 92名、
という結果でした。
19%の被験者が単一成分を利用していたのに対して、
34%は2成分、
21%は3成分、
2.4%は4成分以上を利用していました。
CAM利用者での低血糖は、
21%であり、
非利用者の16.6%より高い傾向にありましたが、有意差はありませんでした。
(p = 0.57)
ただし、
Costus speciosus (Crepe ginger)の利用者では、低血糖頻度が有意に高値でした。
(P = 0.01)
以上のデータから、
スリランカでは、2型糖尿病患者の間でハーブや植物性食品が、血糖コントロール目的で広く用いられていることが示唆されます。
WHOによると、世界では伝統医療の利用者が70%という報告もあります。
機能性食品やハーブには、αグルコシダーゼ阻害作用を有する成分が含まれており、
食後血糖値の改善に有用です。
一方、医薬品との併用時には相加作用なども考えられるので、医療機関と相談することが必要です。
DHCでは、血糖対策の機能性食品・サプリメントとして下記の成分を製品化しています。
甘バランス
7つの成分が甘いものの食べすぎや、コンディションの乱れなどをバックアップ
桑の葉エキス
糖分アプローチで、気になる生活習慣対策!
バナバ
健康値に!毎日のすっきりに!健康茶葉のエキスを1粒に
ギムネマ
大好きな「甘いもの」をムダ肉にしない!我慢せずに余分な糖分をブロック!
DHCでは、
肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、
「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。
DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、
DHCプロティンダイエット
です。
DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、
コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、
ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。
その他、低GI食、低GL食として、
発芽玄米、
米こんにゃく、
があります。
------------------------------------------------------------------
医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】
業界最大手の責任として――ここまでやるのが、DHC品質
【DHC健康食品相談室】
【DHCの研究開発】
【健康食品FAQ】
DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)
------------------------------------------------------------------