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フラボノイドの摂取と乳がんリスクとの関連:中国での症例対照研究 [2019年11月30日(土)]
今月のがん予防研究の専門ジャーナル(電子版)に、フラボノイドおよびフラボノイドサブクラスの摂取量、と乳がんリスクとの関連を調べた疫学研究が中国のグループから報告されていました。
(Eur J Cancer Prev. 2019 Nov 14.)


植物に含まれるファイトケミカルであるフラボノイド類は、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病予防効果が示されています。


先行研究では,大豆製品の摂取による乳がんや前立腺がん、消化器がんのリスク低下作用が示されています。


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ




今回の研究では、

中国人において、

フラボノイドの総摂取量およびサブクラスと、

乳がんリスクとの関連が検証されました。

具体的には、

症例対照研究として、

中国広東省において、

2007年6月から2018年7月までに

1522人の乳がん症例と、1547人の対照群について、

面接による食事調査が行われました。


潜在的な交絡因子の調整後、

総フラボノイド、アントシアニジン、プロアントシアニジン、フラバノン、フラボン、フラボノール、およびイソフラボンの摂取と、

乳がんリスクとの間に有意な負の相関が見出されました。


最高と最低の四分位を比較すると、

総フラボノイドでは、34%のリスク低下、
(OR;0.66,0.54-0.82)、

アントシアニジンでは39%のリスク低下、
(0.61、0.49-0.75)

プロアントシアニジンでは33%のリスク低下、
(OR; 0.67,0.54-0.83)、

フラバノンでは29%のリスク低下、
(0.71、0.57-0.88)

フラボンでは52%のリスク低下、
(0.48,0.39-0.60)

フラボノールでは49%のリスク低下、
(0.51,0.41-0.63)、

イソフラボンでは33%のリスク低下、
(0.67,0.54-0.83)。

という相関が見出されました。

なお、
フラバノール、フラバン-3-オールモノマー、テアフラビンの摂取と、

乳がんリスクの間には、有意な関連性は検出されませんでした。


閉経状態およびエストロゲン受容体/プロゲステロン受容体状態に関する層別解析では、

総フラボノイド、ほとんどのフラボノイドサブクラスの摂取と、

乳がんリスクとは、

閉経期またはエストロゲン受容体/プロゲステロン受容体の状態によっては影響されないことが示唆されました。


以上のデータから、

フラボノイドによる乳がんリスク低下作用が示唆されます。



大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。


先行研究では,大豆製品の摂取による乳がんや前立腺がん、消化器がんのリスク低下作用が示されています。


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


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エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。




ただし、
エクオールの体内産生には、腸内細菌叢が関与するため、エクオールを産生できる人とそうではない人がいることがわかっています。

日本人でエクオールが産生できるのは、50-60%程度です。

また、食習慣の変化により、若年者では、エクオール産生者の割合が減少しており、

日本人の若年女性では、20-30%の人しか、エクオールを産生できていないと報告されています。

エクオール産生者は、非産生者に比べて、大豆イソフラボンの機能性/健康増進効果や未病対策効果を得られると考えられます。




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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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