サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ [2016年12月11日(日)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、大豆製品の摂取と、心血管疾患リスクとの関連を調べた疫学研究が、岐阜大学のグループから報告されていました。
(Am J Clin Nutr. 2016 Dec 7.)


大豆食品には、イソフラボン類が含まれており、エストロゲン様作用や抗酸化作用を介した生活習慣病のリスク低減効果が知られています。


多くの先行研究が知られています。

例えば、
大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ

などです。

また、大豆たんぱくおよびイソフラボンの摂取は、脂質代謝を改善することから、動脈硬化性疾患の予防も考えられます。

さらに、納豆には、フィブリン分解活性を有するナットウキナーゼが含まれており、脳梗塞や心筋梗塞といった動脈硬化性疾患リスク低減作用も想定されています。


そこで、今回の研究では、

納豆、大豆たんぱく質、大豆イソフラボンの摂取と、心血管リスクとの関連が検証されました。


具体的には、

コホート研究として、

1992年9月時点で、

35歳以上の
男性13,355 名と女性15,724名を対象に、

食事調査が行われ、

16年間にわたり、心血管死亡が調べられています。

(高山スタディTakayama studyというコホート研究です。)

フォローアップ中、

1678例の心血管死亡が見出されました。
(677名の脳卒中、308名の虚血性心疾患)



交絡因子で補正後、

納豆の摂取量について、

4分位で最高群は、

最低群に比べて、

心血管疾患による死亡率が、25%有意に低下していたということです。
(HR;0.75, 95% CI: 0.64, 0.88, P-trend = 0.0004)


一方、
総大豆たんぱく質摂取量、総大豆イソフラボン量、
あるいは、
納豆以外の大豆たんぱく質、大豆イソフラボンの摂取量と、

心血管疾患死亡との間には有意な相関は見出されていません。


なお、

総大豆たんぱくおよび納豆の摂取量が、4分位で最高群では、

最低群に比べて、

脳卒中による死亡率が、それぞれ25%、および32%有意に低下していました。
(HR = 0.75, 95% CI: 0.57, 0.99, P-trend = 0.03 and HR = 0.68, 95% CI: 0.52, 0.88, P-trend = 0.0004)

さらに、

納豆の摂取量について、4分位で最高群は、最低群に比べて、

虚血性脳卒中による死亡が33%、有意に低下していました。
(HR = 0.67, 95% CI:0.47, 0.95, P-trend = 0.03)



以上のデータから、


納豆の摂取により、

心血管疾患リスク低減効果(虚血性心疾患や脳卒中の予防効果)が示唆されます。


納豆の摂取は、1パック(40-50グラム)程度で十分です。

ナットウキナーゼは、一本鎖のポリペプチド(タンパク質)で、
特異的なペプチドの状態で吸収され、活性を有しています。

(タンパク質だから消化酵素で分解されて云々、ということではありません。

コラーゲンについてはこちら↓)
コラーゲンペプチドの経口摂取は軟骨の代謝・リモデリングに寄与する:まとめ




DHCのサプリメント製品を利用して、ナットウキナーゼを摂ることもできますので、

納豆を食べなかった日には、ナットウキナーゼサプリメントを晩御飯と一緒にとることがおすすめです。

(脳梗塞は、夜間/早朝に発症するので、ナットウキナーゼの作用を考えると、朝ごはんではなくて、晩御飯と一緒がおすすめです。)


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ナットウキナーゼに関する研究として、次の報告があります。



ナットウキナーゼによる高血圧改善作用



紅麹とナットウキナーゼによる脂質異常症改善作用



ナットウキナーゼによる抗凝固作用



ナットウキナーゼによる血圧への作用


ナットウキナーゼのヒト体内動態


ナットウキナーゼの作用メカニズム


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サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


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