今月の周産期医学の専門ジャーナル(電子版)に、妊娠を計画している女性での葉酸サプリメントの利用状況に関する調査が、イタリアのグループ(Università Cattolica del Sacro Cuore)から報告されていました。
葉酸は、ビタミンB類の1種であり、妊娠初期に不足すると、小児の発達障害を生じ神経管欠損症のリスクを高めることから、日本でも
葉酸サプリメントの利用が推奨されています。
葉酸は、妊娠初期において重要ですので、妊娠がわかってから摂取するのではなく、妊娠を計画している時点で摂り始めるのがポイントです。
さて、今回の研究では、妊娠を計画している/妊娠前後の女性における、葉酸摂取に関する意識・実態が調査されています。
具体的には、イタリアにおける2年間の観察研究として、女性500名が対象となった結果、
217名 (43.4 %)が葉酸サプリメントを摂取しており、
283 (56.6 %) は摂取していない、
ということが見いだされました。
解析によると、
妊娠の前に計画的に葉酸を摂取していた女性は、高学歴であり、周産期においてカウンセリングを受けていたということです。
以上の調査データから、
半数弱のイタリア人女性は、計画妊娠の前に葉酸サプリメントを摂取していること、
依然として半数以上の女性は葉酸を摂取していないことから、更なる啓発が必要であること、
が示唆されます。
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