サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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循環器科の医師がコエンザイムQ10の効果を知らない理由 [2013年10月11日(金)]
コエンザイムQ10は、抗酸化作用やATP産生作用を有する機能性成分で、体内でも産生されます。

しかし、加齢とともに内在性コエンザイムQ10は減少し、生活習慣病や慢性疾患でも低下がみられることから、アンチエイジング分野で広く摂取が推奨されているベーシックサプリメントです。



コエンザイムQ10が、食薬区分の変更によって、サプリメントの成分として利用できるようになったとき、

知り合いの循環器科の医師から、

(医薬品のノイキノンである)コエンザイムQ10の効果は疑問である、

という話を聞きました。



医薬品のコエンザイムQ10は、うっ血性心不全症状の治療薬であり、

1日の投与量が30mgとして保険収載されています。



一方、近年の臨床研究におけるコエンザイムQ10の投与量は、

1日あたり100mg前後が一般的であり、

病気の改善目的では、200mg以上の投与も行われます。



そのため、日本の循環器科の医師が、

臨床的な経験からコエンザイムQ10製剤であるノイキノンの効果を実感しない理由は、

単に投与量が少なすぎることにあります。






先日、ある学会で聴講したプレゼンでは、

還元型コエンザイムQ10を1日あたり200mg含むサプリメントによって、

高齢者のQOLが顕著に改善したという複数の症例が提示されていました。




DHCの「コエンザイムQ10 還元型」は、

1日2粒あたり 還元型コエンザイムQ10を 110mg含む製品です。




DHCの「コエンザイムQ10 包接体」は、

ナノサイズまで小さくしたコエンザイムQ10を環状オリゴ糖で包み、「包接体」とすることで吸収力・持続力アップした製品であり、

1日あたりの目安量で、90mgのコエンザイムQ10を摂ることができます。



DHCプロティンダイエット・ドリンクには、コエンザイムQ10が35mg含まれていますので、併せて利用すると125mgとなります。





コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。









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